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平成22年度 事 業 報 告 書

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平成22年度 事 業 報 告 書
平成22年度 事 業 報 告 書
学校法人 獨 協 学 園
(目 次)
頁
Ⅰ 獨協学園の沿革
1
Ⅱ 平成22年度事業報告
1 獨協学園の概要
(1) 設置する学校(学部)及び学生数
3
(2) 役員・評議員数
4
(3) 教職員数
4
2 学園全体及び部門別事業の概要
(1) 学園全体
5
(2) 学園本部
5
(3) 獨協大学
6
(4) 獨協医科大学
9
(5) 姫路獨協大学
12
(6) 獨協中学高等学校
14
(7) 獨協埼玉中学高等学校
15
3 財務の概要
(1) 貸借対照表
17
(2) 資金収支計算書
17
(3) 消費収支計算書
18
(4) 主な財務比率
18
(5) 有価証券の状況
19
(6) 借入金の状況
19
Ⅰ.獨協学園の沿革
獨協学園は、明治のはじめドイツ文化を中心とする西欧文化の粋を摂取して、わが国
文教の興隆をはかる目的で設立された獨逸学協会学校(明治14年・西暦1881年)に、そ
の端を発しています。当時の文明開化の先端を拓こうとしたこの協会が、人材を養成する
ために設けた学校が獨逸学協会学校でした。
明治14年
明治16年
明治20年
明治23年
昭和22年
(1881)
(1883)
(1887)
(1890)
(1947)
昭和23年
昭和26年
昭和27年
昭和39年
(1948)
(1951)
(1952)
(1964)
昭和41年 (1966)
昭和42年 (1967)
昭和48年 (1973)
昭和49年 (1974)
昭和52年
昭和54年
昭和55年
昭和58年
昭和59年
昭和61年
昭和62年
(1977)
(1981)
(1980)
(1983)
(1984)
(1986)
(1987)
平成元年 (1989)
平成2年
(1990)
平成3年
(1991)
平成5年
(1993)
平成6年 (1994)
平成11年 (1999)
平成12年 (2000)
西周、桂太郎、加藤弘之ら獨逸学協会学校を設立準備開始
獨逸学協会学校設立 初代校長に西周(後の学士院会長)就任
第2代校長に桂太郎(後の内閣総理大臣)就任
第3代校長に加藤弘之(後の東京帝国大学総長)就任
「獨逸学協会」の名称を『財団法人獨協学園』に変更 校名を「獨協中学校」に改称
新制の「獨協中学・高等学校」発足
『学校法人獨協学園』として認可
第13代校長に天野貞祐(元文部大臣)就任
獨協大学を埼玉県草加市に開学(外国語学部ドイツ語学科、
英語学科、経済学部経済学科)
初代学長に天野貞祐就任
獨協大学経済学部に経営学科を新設
獨協大学外国語学部フランス語学科新設
獨協大学法学部法律学科新設
獨協学園理事長に関湊就任
獨協医科大学を栃木県壬生町に開学
獨協医科大学附属高等看護学院(現「看護専門学校」)開学
獨協医科大学病院開院
獨協大学大学院法学研究科新設
獨協医科大学大学院医学研究科新設
獨協埼玉高等学校を埼玉県越谷市に開校
獨協学園創立100周年(記念式典挙行)
獨協医科大学越谷病院開院
獨協大学大学院外国語研究科新設
姫路獨協大学を兵庫県姫路市に開学(外国語学部ドイツ語学科、
英語学科、中国語学科、日本語学科、法学部法律学科)
法人事務所所在地を「埼玉県草加市学園町1番1号」に変更
獨協大学大学院法学研究科博士課程新設
姫路獨協大学経済情報学部新設
獨協大学大学院経済研究科(経済・経営情報専攻修士課程)新設
獨協大学大学院外国語研究科(フランス語専攻修士課程、英語学
専攻博士課程、ドイツ語学専攻博士課程)新設
姫路獨協大学大学院言語教育研究科修士課程および法学研究科
修士課程新設
獨協大学大学院経済学研究科博士課程新設
姫路獨協大学大学院経済情報研究科修士課程新設
獨協大学大学院外国語学科研究科フランス語専攻博士課程新設
獨協大学外国語学部言語文化学科、法学部国際関係法学科新設
姫路獨協大学経済情報学部経営情報学科新設
1
平成13年 (2001) 獨協埼玉中学校を埼玉県越谷市に開校
平成16年 (2004) 獨協大学法科大学院新設
姫路獨協大学法科大学院新設
平成17年 (2005) 獨協大学大学院外国語研究科日本語教育専攻修士課程新設
姫路獨協大学大学外国語学部スペイン語学科・韓国語学科新設
平成18年 (2006) 姫路獨協大学医療保健学部新設
獨協医科大学日光医療センター開院
平成19年 (2007) 獨協大学国際教養学部言語文化学科新設
獨協医科大学看護学部新設
姫路獨協大学薬学部新設
平成20年 (2008) 獨協大学法学部総合政策学科新設
姫路獨協大学外国語学部外国語学科新設
平成21年 (2009) 獨協大学外国語学部交流文化学科新設
平成23年 (2011) 獨協医科大学助産学専攻科新設
2
Ⅱ.平成22年度事業報告
1 獨協学園の概要
(1) 設置する学校(学部等)及び学生数
学校および学部・学科
獨協大学
大学院
獨協医科大学
大学院
医学部
看護学部
(開設年度)
法学研究科
外国語研究科
経済学研究科
法務研究科(専門職大学院)
外国語学部
ドイツ語学科
英語学科
フランス語学科
言語文化学科
交流文科学科
国際教養学部 言語文化学科
経済学部
経済学科
経営学科
法学部
法律学科
国際関係法学科
総合政策学科
医学研究科
医学科
看護学科
獨協医科大学附属看護専門学校
姫路獨協大学
大学院
言語教育研究科
法学研究科
経済情報研究科
法務研究科(専門職大学院)
外国語学部
ドイツ語学科
英語学科
中国語学科
日本語学科
スペイン語学科
韓国語学科
外国語学科
法学部
法律学科
経済情報学部 経済情報学科
経営情報学科
経済情報学科
医療保健学部 理学療法学科
作業療法学科
言語聴覚療法学科
こども保健学科
臨床工学科
薬学部
医療薬学科
獨協中学高等学校
獨協埼玉
中学高等学校
中学
高校
中学
高校
全日制課程
(昭和52年)
(昭和61年)
(平成 2年)
(平成16年)
(昭和39年)
(昭和39年)
(昭和42年)
(平成11年)
(平成21年)
(平成19年)
(昭和39年)
(昭和41年)
(昭和42年)
(平成11年)
(平成20年)
計
(昭和54年)
(昭和48年)
(平成19年)
計
(昭和49年)
(平成 3年)
(平成 3年)
(平成 5年)
(平成16年)
(昭和62年)
(昭和62年)
(昭和62年)
(昭和62年)
(平成17年)
(平成17年)
(平成20年)
(昭和62年)
(平成元年)
(平成12年)
(平成20年)
(平成18年)
(平成18年)
(平成18年)
(平成18年)
(平成18年)
(平成19年)
計
(昭和23年)
(昭和23年)
計
(平成13年)
(昭和55年)
計
総 計
全日制課程
3
平成22年5月1日基準
平成22年度
平成21年度
収容定員
在籍者数
収容定員
在籍者数
29
6
29
9
52
39
52
47
45
15
45
23
150
141
140
107
520
695
500
673
1,215
1,585
1,140
1,499
385
492
380
484
105
152
0
40
100
156
200
287
455
573
610
758
1,390
1,748
1,380
1,803
1,390
1,757
1,380
1,729
955
1,242
885
1,204
365
439
335
447
140
187
210
266
7,296
9,227
7,286
9,376
164
85
164
101
610
652
625
654
290
313
400
433
1,050
1,189
1,188
1,064
300
302
300
292
30
23
30
31
20
23
20
21
20
17
20
22
110
24
90
17
60
24
30
14
300
145
150
71
60
31
30
21
60
66
30
27
60
21
30
12
60
24
30
14
300
176
450
242
840
562
720
506
300
269
150
148
200
148
100
63
400
160
160
80
260
160
360
338
201
161
87
116
117
282
600
160
160
80
260
160
480
485
198
163
96
116
110
340
4,000
600
900
2,855
627
560
3,780
600
900
2,717
626
574
1,500
480
960
1,440
15,600
1,187
538
1,002
1,540
16,161
1,500
480
960
1,440
15,495
1,200
530
982
1,512
16,285
(2) 役員・評議員数
理 事
監 事
評議員
平成22年5月1日基準
22年度
27 名
3名
58 名
(3) 教職員数について
専任教員数
平成22年5月1日基準
専任職員数
平成21年度 平成22年度 平成21年度 平成22年度
学園本部
9
10
獨協大学
220
221
156
155
獨協医科大学
728
746
2,882
2,981
(医科大学)
510
516
147
152
(看護専門学校)
15
16
3
3
(大学病院)
0
0
1,611
1,665
(越谷病院)
180
185
929
957
23
29
192
204
(日光医療センター)
姫路獨協大学
206
200
77
78
獨協中学高等学校
53
55
8
8
65
獨協埼玉中学高等学校
67
10
10
合 計
1,272
1,289
3,142
3,232
4
2 学園全体及び部門別事業の概要
(1)学園全体の事業概要
獨協学園は、明治のはじめドイツ文化を中心とする西欧文化の粋を摂取して、わが国文教の興隆を図る
目的で設立された獨逸学協会(明治14年、1881年)にその端を発しています。 その後、獨逸学協会学
校が設立され、獨協中学・高等学校の母体となりました。 以降、獨協大学、獨協医科大学、姫路獨協大
学及び獨協埼玉中学高等学校を設立いたしました。
なお、獨協医科大学は附属の3病院と看護専門学校を有しています。
学園は「各学校の自主性、独自性を尊重しつつ、一つの法人として整合性をもって経営する」等の
経営方針のもと運営されています。そして、学園並びに各校が連携し、中長期計画としての基本計画を
平成10年より策定し、2年毎に見直しを実施しております。 昨今、私立学校を取り巻く環境が一段と厳しさを増す中にあって、時代的、社会的ニーズに応じ、それ
ぞれの学校の自主性を活かしながら、特色ある学校経営を更に進めるため、平成22年8月、基本計画
(第6次見直し)を策定し、9月の理事会・評議員会で承認されました。
平成22年度、各学校においては、次のとおり教育・研究・医療の充実を更に推進いたしました。
獨協大学では、教育研究支援センターが発足し、最先端の教育機能を備えた東棟の竣工とともに、
ソフト・ハード両面での教育研究支援体制を整え、学士課程教育の向上に大きく貢献しました。
また、文部科学省GPに基づいて、職業カウンセリングと就職活動支援を充実させました。
獨協医科大学では、地域医療の拠点病院としての体制整備を行い、平成21年度に運航を開始した
栃木県初のドクターヘリは、平成22年度には順調な運用となりました。
姫路獨協大学では、特待生制度を平成22年度から全学部で実施しました。
なお獨協医科大学及び姫路獨協大学は、財団法人大学基準協会による大学評価において、適合の
認定を受けました。
獨協中学高等学校では、非常勤講師を含む全教員の授業評価を昨年に引き続き実施しました。また、
実力試験等の分析を行い、生徒の学力向上を図りました。なお、環境教育の実践やポータルサイトを利用した
広報により、中学受験生からの評価が高まりました。
獨協埼玉中学高等学校では、教科毎の教員による研究授業や生徒に対する授業アンケートの実施により、
授業の質的向上を目指しました。また、スクールWEB監視及び緊急メールシステムにより、生徒の安全確保等を
図りました。
学園本部では、中長期計画の策定や学園各校の今後のあり方についての検討を重ねました。
また、学園内の諸規則について検討し、整備を行いました。
(2)学園本部及び学校別事業の概要
学園本部
学園本部では、新設学部新設学科に係る履行状況を文部科学省に報告しました。学園全体の管理運営に
関わる諸課題を理事会・評議員会、学園運営会議の議案としました。更に、理事会による「学園の今後の基本的な
方向について」の承認議決に基づき、学園のあり方等を検討するため、基本計画策定委員会の下に作業部会
として小委員会を設置し議論を重ね、中間報告を行いました。
また、学園内の諸規則について検討を行い、平成23年度の整備に向けての準備を行いました。
一方、内部監査室では、内部監査計画に基づき学園内各校への内部監査を行いました。
5
【学園本部】
(単位:百万円)
22年度事業内容
結果・備考等
22年度予算
実 績
差 異
1 新学部等の設置関係
1)
新設学部の履行状況報告
1) 平成18年4月~平成21年4月に開設の新学
-
-
-
部・新学科に係る履行状況を文部科学省へ
報告しました。
2 管理運営関係
1)
理事会・評議員会、学園運営会議
の運営
2)
基本計画(第6次見直し)の策定
1) 理事会を7回、評議員会を6回、学園運営会
0.8
0.8
0
0.9
1.0
-0.1
議を10回開催しました。
2) 基本計画策定委員会夏季集中討議を開催し
基本計画(第6次見直し、平成23~28年度)
を策定しました。
3)
諸規則の整備検討
3) 平成22年度は平成23年度整備に向けての
-
-
-
整備検討を行いました。
4)
業務担当者会議の開催
4) 学園内の業務連携及び情報共有等の為、
0.2
0.1
0.1
0.7
0.6
0.1
5.1
3.9
1.2
事務局長等あるいは財務、補助金等事務
担当者の会議等を適宜開催しました。
5)
内部監査の充実
5) 内部監査室では、内部監査計画に基づき、
学園各校における各種業務の実施状況等
について内部監査を行いました。
6)
獨協学園資料センターの運営
6) 研究成果の発表として『研究年報』第3号
の発行及び第2回企画展の開催、資料の
収集等を行いました。
獨協大学
平成22年度は、本学がこれまで進めてきた教育研究支援と教育環境整備を更に充実させた年となりました。
その象徴が「教育研究支援センター」の設立と新教室棟「東棟」の竣工です。両者のシナジー効果により、本学
の教育研究支援体制がソフト・ハードの両面で進化するとともに、学士課程教育の向上にも大きく貢献すること
になりました。また19年度に開設した国際教養学部言語文化学科が完成年度を迎え、今年3月に151名の卒
業生を送り出しました。
教学関係では、9月に教育研究支援業務を担う「教育研究支援センター」が発足し、平成23年4月の本格稼
働に向けてサービスを開始しました。また学部・大学院活性化予算により、学生教育と学生満足度の向上に資
する様々な企画や事業が行われました。新たな展開として、外国語教育と情報教育の強化のため、23年4月の
開設に向けて「外国語教育研究所」と「情報学研究所」の設立準備に入りました。さらに25年4月の経済学部新
学科開設をめざして、新学科増設準備委員会がスタートしました。新学科は環境科学と情報科学の融合を掲げ
ており、24年4月の申請予定です。また教育研究支援活動の新たな大動脈として、学生・教職員向け情報サー
ビス「学習ポータルサイト」の準備を進め、23年1月に試作版が完成しました。本年5月からサービス開始の予
定です。全学共通カリキュラム英語教育の充実のため、文科省GP「学士力育成に資するEGAP英語力の充
実」を推進するサポートルームを中央棟1階にオープンし、学習カウンセリングを開始しました。22年度は、この
ように教育研究支援と関連した施策や事業を連続して進めました。
学生サービス関係で特筆すべきは、文科省GP「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」
に基づいて、就職未決定者の職業カウンセリングと就職活動サポートに取り組んだことです。また「父母の会」の
ご寄付を受けて奨学金事業の拡充を図りました。本学の学部生奨学金は、経済支援を目的とした分野でトップ
となっており(全国同規模大学比較)、今後も2位校を引き離す勢いです。22年2月にさくら橋前に完成した新
「敬和館」は、新入生88名を迎え、162室が満室になりました。また学生の心身の健康管理と関連して、抗体検
査の補助を前年度に引き続き行いました。
6
施設・設備関係では、平成22年7月に、最先端の教育機能を備えた新教室棟「東棟」が竣工しました。「東
棟」は環境対応にも優れているため、23年1月に「第2回埼玉県環境建築住宅賞優秀賞」に選ばれました。そ
の他の施設・設備関係事業を列挙すると、まず第5棟のPC教室を一般教室化して施設の有効活用を図りまし
た。次に第3棟を解体し、キャンパス・ランドスケープ計画に基づいて跡地の庭園化を進めました。完成は23年
9月予定です。また「学生センター(仮称)」の建設用地を確保するため、第1棟の解体に着手しました。「学生セ
ンター」は学友会活動と学生サービスの充実を目的としており、24年10月に完成予定です。前年の23年11月
には、大型シャワー室・休憩所と弓道場を備えた「学生センター」別館(仮称)がオープンします。この他、入試
広報強化と業務効率化のため、入試部の拡張工事(1・2階のメゾネット化)を進め、23年5月に完成予定です。
本学の情報インフラであるICT整備にも取り組み、DAINETⅢ等の基幹システムの再構築を図りました。なお3
月11日の東日本大震災の影響ですが、教室棟は建替えや耐震工事を既に終えているため、被害は軽微であ
りました。しかし学友会部室棟、旧図書館棟、旧敬和館(竹ノ塚)など、取壊し予定の旧建物が残っており、一部
はまだ使用していることから、23年度に全般的な点検を行います。
地域貢献他では、オープンカレッジの講座数が140講座を超え、受講者も順調に増加しました。また「地域と
子どもリーガルサービスセンター」の「敬和会館」移転に伴い、地域に向けて新たな広報展開を行いました。地
域総合研究所が特別企画上映会『「海岸通団地物語」に綴られた暮らしの記憶』を、環境共生研究所が「ロー
カルに学ぶ生物多様性」をテーマにシンポジウムを開催し、多くの研究者や市民が来場しました。さらにドイツ
連邦共和国コルネリア・ピーパー国務大臣への学位授与式典、獨協インターナショナルフォーラムでのアル
ベール・カミュ没後50周年記念シンポジウムなど、大規模な国際イベントが行われて好評を博しました。
【獨協大学】
22年度事業内容
(単位:百万円)
結果・備考等
1 教学関係
1) 「教育研究支援センター」の設立準 1) 各部署に分散する教育、研究支援業務の
統合と施設の改修等、ソフト・ハード両
備費
面での更なる教育研究活動充実に向けて
支援強化を図りました。
2)
新研究所支援(外国語教育研究
所、情報学研究所)
2) 教育研究支援センターの設立に伴い、研
究の拠点となる施設を改修し、新たなス
タートを切る両研究所の運営支援を行い
ました。
3)
学部・学科の教育研究の活性化
4)
新学科(交流文化学科)支援
22年度予算
2.0
実 績
14.8
差 異
-12.8
1.0
17.0
-16.0
3) 各学部・学科が様々な視点、発想により、独
自の裁量で執行できる活性化促進費の有効
活用と教育研究の充実に努めました。
19.0
9.0
10.0
4) 開設2年目となる交流文化学科の、学習
環境や教育活動に資する運営支援を行い
ました。
3.0
3.2
-0.2
5)
全学共通カリキュラムの教育効果向 5) Webサイトの充実を図るとともに、FD
上のための活性化
の推進、講座開発の研究等により、カリ
キュラムの充実に取り組みました。
2.3
1.6
0.7
6)
e-learningコミュニティーを媒介とし
た英語教育プログラムの開発等
6) 授業教材「Criterion」等の活用に加
え、新たな英語教育プログラムの開発に
取り組みました。
3.8
4.4
-0.6
7)
教育GP関連支援
7) 文部科学省「平成21年度大学教育・学
生支援推進事業」に採択された「学士力
に資するEGAP英語教育の充実」を助
成額を超えて推進しました。
7.5
2.5
5.0
8)
自己点検評価とFD、SD活動の推進 8) 「授業評価アンケート」、「教育環境改善
アンケート」を実施するとともに、F
D、SDを推し進め、さらなる教育・環
境改善に努めました。
18.4
6.8
11.6
9)
魅力ある大学院教育のデザインと
志願者増加対策
9) 魅力ある大学院のあり方を調査・検討し
ました。併せて、大学院学生募集広告を
強化しました。
2.7
3.4
-0.7
10) ホームページをさらに見やすく、利用し
やすい内容に改善しました。また、入試
広報では紙媒体による広報のほか、Web
等多様な媒体を活用し、より効果的な広
報展開を行いました。
7.0
25.4
-18.4
10) 全学広報、入試広報の整備と活性
化
7
11) 国際交流活動の推進と学習の促進 11) 国際的な教育の交流の場であるNAFSA
総会に参加し、獨協大学を世界に向けて
アピールするとともに、交流先となる他
大学の情報も入手し、国際交流の機会を
広げました。
2.2
1.5
0.7
12) 海外提携校の拡充と学内英語授業 12) 前年度の実績を踏まえ、継続して新規協
プログラムの検討
定校開拓を行いました。
3.8
0.7
3.1
13) 外部コンサルタントと協働で「大学教
育・学生支援推進事業」等の採択を目指
しました。
1.4
3.6
-2.2
1) 経済不況に伴う就職難に対応するため、
引き続きキャリアカウンセラーの増員、
各種講座・ガイダンス等の拡充、および
就職情報提供の強化等により、 多面的
支援を行いました。
12.8
14.4
-1.6
13) 新学部・新学科準備、競争的補助
金等 の外部資金の獲得
2 学生サービス・管理運営関係
1) キャリアセンターによる学生への多
面的就職支援
2)
キャリアGP関連支援
2) 文部科学省「平成21年度就職支援推進
プログラム事業」に採択された「キャリ
アカウンセリングの強化と地域の協力を
得た就職支援」を推進しました。
3.0
4.3
-1.3
3)
不況対応としての応急奨学金の拡
充
3) 学業継続が著しく困難な学生を対象に、
応急奨学金の拡充を図りました。
6.6
2.7
3.9
4)
父母の会から奨学金事業支援
4) 父母の会からの奨学支援を受けて、奨学
金の充実を図りました。
13.0
13.0
0.0
5)
父母の会から文化施設の無料
5) 父母の会支援により、国立美術館等の文
化施設の会員制度に加入し、学生が芸術
に触れる機会を提供しました。
2.5
2.3
0.2
6)
インフルエンザ対策と抗体検査の学 6) 感染症対策として、手指消毒液・マスク
生補助
の準備のほか、はしかなどの抗体検査補
助を拡充しました。
1.3
1.1
0.2
7)
図書館サービスの拡充
7) 開館時間の延長および土曜日や昼休み時
間等に人員を増員し、サービスの拡充を図り
ました。
6.7
6.3
0.4
8)
創立50年史の編纂準備
8) 編纂作業部会を中心に「獨協大学50年
史」の編纂準備を進めました。
2.5
0.7
1.8
9)
獨協大学敬和会館・新敬和館等の 9) 敬和会館に、旧女子寮「敬和館」と「地
域と子どもサービスセンター・付設法律
運営支援
事務所」「社会人向け大学院教室」が入
り、実質的な運営初年度となるため、
様々な運営支援を行いました。
(割引)利用制度加入支援
10) 旧敬和館等跡地の利用に関する調 10) 「敬和館等の跡地利用に関する専門部
査
会」より、「旧敬和館等の跡地(足立区
竹ノ塚)利用に関する答申」が出されま
した。
3 施設・設備関係
1) DAINETⅢ等大学基幹システムの 1) 教育研究系を中心とした全学ネットワー
再構築
クについての更新を行いました。なお、
リース会計基準による当該リース額は、1億1
900万円となっています。
8
13.7
6.4
7.3
1.0
0.0
1.0
40.6
128.9
-88.3
2)
「学習ポータルサイト」の開発
2) 学生・教職員向け情報サービス「学習
ポータルサイト」の開発に着手しまし
た。なお、リース会計基準による当該リース
額は、3014万円となっています。
25.3
18.1
7.2
3)
学生センター(仮称)建設計画準備 3) 学友会活動の活性化とサービス向上を促
し、学生の総合的な人間形成に寄与する
ことを目的とする「学生センター(仮
称)」の建設計画に着手しました。
20.0
29.4
-9.4
4)
キャンパス・ランドスケープ計画と
4) 国土交通省「住宅建築物・省CO2モデ
ル推進事業」に採択された内容を中心
に、事業計画を推進しました。
247.0
247.0
0.0
1,982.0
-166.0
省エネルギー事業の推進
5)
東棟の建設と活用
5) 東棟が竣工し、最新多様な教育設備を擁
した65教室の活用が始まるとともに、
教務課等の配置により、教育環境の向上
に努めました。
1,816.0
6)
第5棟の改修
6) 東棟竣工に際し、第5棟のPC教室を一般
教室に改修するほか、防水工事等を行い
ました。
178.0
221.5
-43.5
7)
中央棟の老朽化対策と利用改善を 7) 利用の利便性を考慮し、防水工事等優先
改修事項について修繕を行いました。
目的とした改修工事
50.0
96.4
-46.4
8)
第1棟、第3棟の取壊し
8) キャンパス・ランドスケープ計画、学生セン
ター(仮称)建設計画に基づき、両棟を
取り壊しました。
80.0
92.3
-12.3
5.2
-0.3
4 地域貢献関係等
1) オープンカレッジ通年・半期講座の 1) 受講者の様々なニーズに応えるべく、開
拡充、特別講座の企画
設講座を140講座以上とし拡充を図り
ました。
4.9
2)
地域と子どもリーガルサービスセン
ターの新設移転と広報
2) 松原団地駅前の敬和会館に移転し、さら
なる利用者の利便を図るとともに、新た
な広報展開を行いました。
1.0
1.1
-0.1
3)
地域総合、環境共生研究所シンポ
ジウム
3) 両研究所の研究テーマをもとに、シンポ
ジウム等を開催しました。
4.0
2.1
1.9
4)
自治体、UR並びに地域市民との連 4) 草加市文化交流事業として、青少年イベ
携(意見交換会の実施、グラウンド
ントや市民行事に積極的に関わり、交流
貸出等)
事業を展開しました。また、近隣住民と
の定期的な交流を行いました。
1.6
0.3
1.3
獨協医科大学
県内の救急医療体制の整備・充実、重症患者の搬送による救命率の向上を目的として、平成22年1月より
栃木県初となるドクターヘリ(救急医療用ヘリコプター)の運航を開始し、出動件数も順調に推移していま
す。その基地病院としての体制整備を行うため、平成22年度については、運行業務委託料として1億48百
万円の予算を計上し、1億88百万円を実施しました。
【獨協医科大学】
22年度事業内容
(単位:百万円)
結果・備考等
22年度予算
実 績
差 異
《医科大学》
1 教学関係
①医学部
1)全国共用試験
1) CBT:コンピューターによる医学知識
試験の実施
9
7.1
5.7
1.4
OSCE:「医療面接」「頭頚部」「胸
部」等6つのステーションでの模擬患者
を相手とする実技試験の実施
(H17年より実施)
1.0
1.1
-0.1
2)医学教育ワークショップ
2) 教員を対象にした合宿形式のワーク
ショップの実施
(H9年より実施)
1.2
1.3
-0.1
3)PBLテュートリアル
3) 第1~3学年対象必須科目「PBL
テュートリアル」の開設
(H15年より実施)
0.3
0.3
0.0
4)早期医学体験
4) 第1,2学年対象「コミュニティーヘル
スインターンシップ(CHI)Ⅰ・Ⅱ」
の開設。本学附属病院をはじめ学外の福
祉施設等での体験学習の実施
(H12年より実施)
1.9
1.6
0.3
5)学生の海外実習
5) 学内試験選抜の学生20名(5学年)の
海外大学病院における約2週間の見学実
習の実施[実習先:カリフォルニア大学
サンディエゴ校(アメリカ)、ミュンス
ター大学(ドイツ)](H13年より実
施)。他にシティー・オブ・ホープ(アメ
リカ)、フィリピンにて海外実習を実施
10.0
9.5
0.5
6)医師国家試験対策合宿
6) 卒業試験・医師国家試験の合格に向け
て、約1週間の短期集中合宿を実施
(H12年より実施)
3.5
2.6
0.9
1)領域別臨床看護学実習
1) 小児・母性・成人・老年・精神・地域の
各領域における実習の実施
3.3
1.7
1.6
2)国家試験対策
2) 国家試験対策コーナーの設置等、国家試
験に向けた受験環境を整備・構築
(H22年より実施)
2.5
2.8
-0.3
3)新入生親睦会
3) 新入生全員を対象に学外施設を利用した
1泊2日の親睦会の実施
(H19年より実施)
2.2
1.7
0.5
4)ふれあい看護学実習Ⅰ・Ⅱ
4) 看護の役割等の習得や疾病障害を持つ
人々の心身の状況と生活等の学習のため
学外実習を実施
1.4
0.9
0.5
5)基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ
5) 病院において、患者の心理状態や良好な
人間関係の構築等の学習及び入院患者の
生活環境の理解や看護援助の必要性・重
要性を体験学習
1.0
0.8
0.2
6)地域看護学実習Ⅱ
6) 企業の健康管理、学校保健、産業保健活
動の実際を環境調整・安全管理の視点か
ら指導保健師と共に地域活動を実践
0.6
1.0
-0.4
1) 駐車場の新設及び整備工事
300.0
339.0
-39.0
2) 室内空調・給排水更新工事
155.0
100.2
54.8
110.0
104.0
6.0
56.0
47.9
8.1
54.5
53.9
0.6
40.0
39.7
0.3
256.4
217.5
38.9
②看護学部
2 施設・設備関係
1)駐車場整備工事
2)RI棟リニューアル工事(第2期)
3)発電機停止に伴う特高電気室改修 3) C-GIS (キュービクル型ガス絶縁
工事(第2期)
スイッチギヤ)トランス工事
4) 教室内改修工事、椅子・机更新
4)138・145教室改修工事(第1期)
5)雲雀館外壁・防水工事
5) 防水及び外壁の塗装工事
6) 第5職員寮給排水衛生設備更新工事 6) 給排水・衛生設備更新工事
(第1期)
7)教育研究・実習用機器備品
7) 教育研究・実習用機器備品の整備充実
(図書館リフォームによる機器備品の整
備を含む)
10
8)図書
3 管理運営関係
1)助産別科設置準備
8) 教育研究用図書の整備充実
64.2
57.4
6.8
1) 申請業務、学生募集、入試等を実施
37.7
35.9
1.8
2) 申請業務、学生募集、入試等を実施
27.7
0.9
26.8
3) パソコン・プリンタ・机・椅子等の環境整
備
12.3
12.0
0.3
4)教職員がん検診
4) 定期健康診断に併せて、大腸がん・前立
腺がん・乳がんの検診を実施
3.6
0.7
2.9
5)大学認証評価受審
5) 大学認証評価受審に係る評価手数料
3.5
3.7
-0.2
2)大学院看護学研究科設置準備
3)図書館リフォーム
《大学病院》
1 医療活動関係
1)PETセンター
1) PET(陽電子放射断層撮影装置)によ
るガンの早期発見、詳細な部位の特定
423.4
413.0
10.4
2)総合医療情報システム
2) メンテナンス等による電子カルテシステ
ム及びオーダリングシステムの維持管理
457.8
447.2
10.6
3)栃木県ドクターヘリ事業
3) ドクターヘリ運行業務の委託
148.8
188.9
-40.1
4)診療報酬改定システム変更
4) 診療報酬改定に伴う医事システム及び電
子カルテ他システムの変更
10.0
10.0
0.0
2 施設・設備関係
1) 本館1、2階のリニューアル工事
1)外来リニューアル工事
2)RI棟電源、給排水リニューアル 2) RI棟電源設備及び給排水配管の更新工
事
300.0
188.5
111.5
280.0
254.9
25.1
100.0
95.9
4.1
80.0
49.3
30.7
工事
3) 病室の改修工事
3)本館8階西病棟病室改修工事
4)地デジ対応院内アンテナ設備改修 4) ヘッドエンド装置、ブースター等の交換
工事
工事
5)医療設備機器整備
5) 大型医療設備、経年劣化による代替機
器、最新医療機器の整備
730.0
600.0
130.0
6)電子カルテ端末更新
6) 電子カルテ端末の更新
189.2
72.5
116.7
7)病理検査システム導入
7) 電子化した病理検査画像の管理及び保存
87.0
67.1
19.9
8)臨床研修機器備品
8) 臨床研修用機器、OA機器の導入
50.0
50.0
0.0
350.3
400.0
-49.7
《越谷病院》
1 医療活動関係
1)オーダリングシステム
1) 新規オーダリングシステムの構築、オー
ダリング端末及び高精細モニタの増設
2)診療報酬改定システム変更
2) 診療報酬改定に伴うシステムの変更
7.0
11.0
-4.0
3)透析センター機器保守
3) 透析センター開設に伴う機器の保守
5.0
0.0
5.0
4)レセプト支援システム導入
4) 保険請求時の返戻・減点の削減に繋がる
レセプト支援システムの導入
1.0
0.0
1.0
300.0
79.0
221.0
2)エレベータ(No.5・8・9)更新工事 2) 経年劣化したエレベータの更新、改造工
事
57.0
42.0
15.0
3) セキュリティー向上のため入退室管理シ
ステムの導入
50.0
0.0
50.0
2 施設・設備関係
1)透析センター改修工事
3)入退室管理システム導入
1) 透析センター開設のための改修工事
11
4)空調機・換気設備更新工事
4) 経年劣化した病棟の空調機・換気設備の
更新工事
30.0
0.0
30.0
5)給排水配管更新工事
5) 経年劣化した病棟の給排水配管の更新工
事
30.0
5.0
25.0
6)医療設備機器整備
6) 大型医療設備、経年劣化による代替機
器、最新医療機器の整備
440.0
432.0
8.0
7)オーダリングシステム更新
7) オーダリングシステムのリース機器導入
及び更新
364.0
211.0
153.0
8)透析センター機器整備
8) 透析センター開設に伴う透析医療設備の
整備
100.0
57.0
43.0
1) 施設管理、検体検査、医事業務、給食関
係等の外部委託
2) 電子カルテシステム及び各部門システム
の維持管理
3) 診療報酬改定に伴うシステムの変更
266.6
262.3
4.3
117.5
117.5
0.0
6.7
6.7
0.0
1)電気室改修工事(第1期)
1) 経年劣化した電気室の整備
100.0
89.3
10.7
2)外壁改修工事(第1期)
2) 経年劣化による1号館外壁・屋根の改修
工事
90.0
90.0
0.0
3)共同アンテナ地デジ化工事
4)駐車場増設工事
3) 共同アンテナ設置世帯の地デジ化工事
4) 駐車場の増設に伴う造成工事及び外灯整
備
16.0
10.0
0.0
0.0
16.0
10.0
5)医療整備機器整備
5) 大型医療整備、経年劣化による代替機
器、最新医療機器の整備
100.0
113.0
-13.0
6)新設診療科設備整備
6) 心臓血管外科・形成外科手術用機器類の
整備
100.0
85.0
15.0
7)DPCシステム導入
7) DPC開始に伴うシステムの導入
31.9
23.0
8.9
《日光医療センター》
1 医療活動関係
1)業務の外注化
2)医療情報システムの構築
3)診療報酬改定システム変更
2 施設・設備関係
《看護専門学校》
1 教学関係
1)体験学習
1) 看護に必要な技術を習得するため、技術
演習や小グループによる体験学習を実施
1.4
1.1
0.3
2)基礎看護学実習
2) 看護に必要な基礎知識、技術、態度を看
護実践の場を通して段階的に習得を図る
ための実習を実施
1.2
1.2
0.0
3)専任教員の研修・研究
3) 看護教育内容、方法の改善や教員の質の
向上を図るため、学外の研修会や研究会
への参加
1.1
0.8
0.3
1) 機能向上を図るため、現有機器の更新
2.5
2.5
0.0
2) 教育研究・実習用機器備品の整備充実
1.0
1.0
0.0
2 施設・設備関係
1)4・5番教室ホワイトボード更新
2)シミュレーションモデル等整備
姫路獨協大学
① 特待生制度として、平成21年度では薬学部のみの実施でありましたが、平成22年度からは全学部で実施しました。
② 財団法人大学基準協会による平成22年度大学評価ならびに認証評価において、大学基準に適合している
との評価を受けました。
③ 講義棟3階303D教室を改修し、創立20周年記念ホールを設置しました。
12
【姫路獨協大学】
22年度事業内容
1 教学関係
1) 特待生制度
(単位:百万円)
結果・備考等
22年度予算
実 績
差 異
1) 入学予定者のうち、優秀な資質を有する者
に対し、①入学年度の年間授業料全額免
除、②2年次以降は、前年度の成績により、
年間授業料の半額を免除しました。
28.0
21.8
6.2
2)
認証評価
2) 大学基準協会から適合であるとの承認を受
けました。
10.5
9.5
1.0
3)
医療保健学部学外実習
3) 学外臨床実習として、知識・技術、態度を実
際の現場において検証しました。
58.1
54.7
3.4
4)
TOEICによる習熟度別少人数制クラ 4) TOEICのスコアをもとに英語能力の習熟度
スと英語学習の進捗状況の確認
別クラスを編成することによって、学生の学習
意欲を高め、入学後の英語能力の推移をカ
リキュラム評価に活用しました。
2.5
1.4
1.1
5)
薬学部早期体験学習
2.3
0.5
1.8
0.8
1.1
-0.3
9.5
9.4
0.1
4.7
1.6
3.1
0.9
0.1
0.8
1) 外部の調査機関を通して、入学直後の学生
及び本学合格者で他大学へ進学した学生を
対象に、アンケート調査を行い、本学入学へ
の決め手や他大学との競合状況を把握する
ことによって、今後の改善につなげます。
6.0
4.5
1.5
2) 新聞連合広告の時期に応じた出稿。本学の
取り組みを社会に知らせました。
81.9
96.4
-14.5
3) 大学案内
3) 姫路の地にある本学の教育環境(市街地近
郊の自然豊かな地の利)の中で学ぶ学生を
多数紹介するため、150頁前後の大学案内
を4月末に発行しました。
21.5
17.9
3.6
4) マスコットキャラクターによる広報戦
略
4) マスコットキャラクターによる広報戦略を行うと
共に、効果的かつ効率的な広報戦略を行い
ました。
4.2
4.2
0.0
5) 看板等
5) 地域に唯一存在する文理総合大学を市民へ
示しました。
3.2
8.0
-4.8
6) ホームページ
6) 22年度は作成に至りませんでした。
2.1
0.0
2.1
100.0
125.2
-25.2
5) 医療施設や製薬企業等の現場を実体験を
通じて、“生命の尊厳”や患者の気持ちに配
慮する思いやりなど、薬剤師として身につけ
るべき豊かな人間性を涵養しました。
シラバスを活用した効果的な履修登 6) 従来のwebを利用した履修登録システムにシ
録支援
ラバスを掲載することによって、さらに学生の
履修登録の効率化と教員による効果的な履
修指導を実現しました。
2 地域関係
1) 駅前サテライト教室
1) 市民を対象とした公開講座を開催するほか、
大学院の授業、就職活動の拠点としても活
用しました。
6)
2)
公開講座(語学講座、キッズ英会話
教室)の開催
3)
姫路市政策研究助成事業への申請 3) 官学連携のまちづくりを推進する姫路市の政
策に、本学の持つ知的資源や学生の力を活
用しました。
3 管理・運営関係
1) 大学診断パッケージ
2)
新聞広告費
4 施設関係
1) 20周年記念事業
2) 外国語の習得を推進し、国際社会に貢献し
ようとする人材の育成を支援しました。
1) 講義棟3階303D教室を改修し、創立20周年
記念ホールを設置しました。
13
5 設備関係
1) 講義棟用備品
2)
図書
1) 経年劣化による取替及び教育研究用機器備
品を購入しました。
2) 図書館用図書を購入しました。
3.8
1.2
2.6
11.3
6.0
5.3
獨協中学高等学校
1
2
授業評価の結果を受け、各教科・各学年において内容を分析し、次回授業評価に向けて対策と目標を策定
しました。その間、校長による面談を行い、より効果的なものにしました。
また、学力分析を基に教育課程表の整備、シラバスの見直しを行うと同時に、個々の教員が有機的につながる
よう組織改革に着手し、生徒の学力向上に努めました。種々の改革に努めた結果、環境教育の実践と相俟って
受験生の評価が高まり、中学受験も順調に受験生を集めています。
教員室の拡張工事については、来年度施行に変更になりました。
校舎の外壁塗装や日新寮工事に関しては、修繕内容を増やし予算超過したものの、人工芝張替において
値下げ交渉をしたことにより当初予算枠を超えない結果となりました。
【獨協中学高等学校】
【獨協中学高等学校】
22年度事業内容
1 教学関係
1) 授業評価・
自己点検・自己評価
(単位:百万円)
(単位:百万円)
結果・備考等
1) 非常勤講師を含む全教員の「授業評価」を
昨年に引き続き実施しました。
22年度予算
実 績
差 異
2.5
3
-0.5
2) 指導要領の改訂時期に向けて、中長期ビ
ジョンに即した本校の教育課程表を策定しま
した。本年度は高校の教育課程表を策定し
ました。
3) 前年度シラバスの見直しを行い、中長期ビ
ジョンを踏まえた実行力あるシラバスに策定
し直しました。
0.5
0
0.5
0.5
0.5
0.0
4) 中学実力試験、高校模擬試験を各関係部署
で緻密に分析し、必要な施策を講じることに
よって生徒の学力向上を図りました。
0.5
0.1
0.4
また、新たに、「目標管理および自己評価制
度の導入」、「強固な組織基盤をつくるため
のPDCAの確立」をコンサルタント会社の支
援を得ながら検討しました。
2)
教育課程表整備
3)
シラバスの見直し
4)
学力分析
なお、分析に当っては外部の教育関係機関
を有効に利用しました。
5)
環境教育
5) 従来の取り組みに加えて、校庭にシイ、タ
ブ、カシを含めた42種、300本の苗木を植樹
するなど、本校のサイエンス教育の柱である
環境教育をより発展させました。
4.3
2
2.3
6)
中学入試
6) 生徒募集対策をより強化するため、ポータル
サイトを利用して、学内における学校説明会
を1学期から開始し、学校紹介ビデオを作り
替えました。
2
2
0.0
2 施設・設備関係
1)
教員室の拡張
1) 教員室を全教員用に拡張するべく検討を開
始し、施行は来年度以降としました。
10
0
10.0
2)
校舎外壁塗装補修
2) 第2期工事として校舎北面の外壁塗装を行
いました。
25
27
-2.0
3)
中庭人工芝張替
3) 中庭人工芝の張替更新工事を行いました。
20
8
12.0
14
4)
グランド万年塀改修
4) グランド南側(教会側)の万年塀を一部撤去
し、植樹帯に改修しました。
5.0
5)
日新寮内外装補修他
5) 校外教育施設「日新寮」の外壁塗装・内装補
修工事、設備家具等の更新を行いました。
20.0
26
-6.0
6)
海の家倉庫改修
6) 校外教育施設「海の家」の倉庫を改修しまし
た
3.0
2.4
0.6
3.5
1.5
獨協埼玉中学高等学校
1 主要な方針・施策
平成22年度は、①国際交流の推進、②研究授業の実施、③進路指導の充実、④学校評価への対応に
主眼を置き、これらを重点項目として事業を実施しました。
2 主要な事業の進捗状況
① 国際交流の推進
22年度予定していたニュージーランド及びオーストラリアへの交換留学(訪問)は、東日本大震災のため
中止となりましたが、同校からの受入及びアメリカへの語学研修は計画通り実施しました。また、吹奏楽部が
ウィーンで開催されたミッドヨーロッパ音楽祭に招聘され、演奏を行いました。
② 研究授業の実施
2月中旬にテーマを決めて研究授業を行い各教科毎その授業を全員で参観し、教科会で討論し、授業の
質的向上を目指しました。
③ 進路指導
今年度よりオンデマンドサテネットシステムを導入しました。
④ 学校評価
学校評価については、22年度結果について前年度と同様、自己評価、保護者等による関係者評価及び
第三者評価を実施、ホームページに公開の予定です。また、生徒による授業評価アンケートを実施し、 学習
指導委員会を立ち上げ、その指示のもとに教科会、学年会において分析を行いました。
【獨協埼玉中学高等学校】
22年度事業内容
(単位:百万円)
結果・備考等
22年度予算
実 績
差 異
1 教学関係
1)
国際交流
1) 中学校はニュージーランドLevin Inter
異文化の体験を通じ国際人の
mediate School校、高校はオーストラリア
養成
Penola Catholic College校、への訪問
3.0
2.1
0.9
は東日本大震災のため中止となりましたが、
同校からの受入は計画通り実施しました。
アメリカ San Rafael Dominican University
への語学研修は計画通り実施しました。
2) 研究授業の実施
2) テーマを決めて研究授業を実施しました。
-
-
-
-
-
-
教科毎教員一人が授業したものを教科
の全員が参観し、後に教科会で議論し、
授業の質的向上を目指しました。
3) 進路指導
補習・講習の充実
3) 長期休暇中に校内補習・講習を実施しまし
た。また受講時間の制限の少ないオンデマ
ンドサテネットシステムを導入実施しました。
4) 学校評価
4) 自己評価、保護者、生徒等による関係者
評価に加え第三者評価を実施の上、ホーム
ページに公開の予定です。また、生徒による
授業アンケートを実施しました。
15
2.0
0.9
1.1
2理運営関係
1)
インターネット関係
・ ホームページの充実
・ スクールWEB監視
・ 緊急連絡メールシステムの導入
1) 中学・高校のホームページを充実して、情報
をタイムリーに更新し、入試活動をより一層
推進する手順を整えるとともに、生徒のネット
1.0
0.6
0.4
いじめ、トラブル防止のためのスクールWEB
監視、また緊急メールシステムの活用により
学校から保護者へ緊急情報をより早く伝達す
ることに努めました。
3 施設関係
1)
高校校舎トイレ改修工事等
1) 今年度は、高校校舎B棟2F・3F東側部分
のトイレ改修工事、中学教員室・第1会議室
系統空調改修工事、中学棟壁面緑化ネット
設置工事等を実施しました。
17
19.8
-2.8
1) オンデマンドサテネットシステムの導入及び
9
6.6
2.4
5
3.3
1.7
4 設備関係
1)
教育用備品の購入
楽器等、教育用備品の購入。
2) 図書館の整備充実
2) 図書及び書架等の購入。
16
3 財務の概要
(1) 貸借対照表
固定資産
流動資産
資産の部合計
固定負債
流動負債
負債の部合計
基本金の部合計
消費収支差額の部合計
負債の部、基本金の部及
び消費収支差額の部合計
18年度末
122,481,382
31,321,512
153,802,894
21,365,574
14,610,566
35,976,140
185,637,035
△ 67,810,281
19年度末
122,141,891
28,855,150
150,997,042
21,080,558
13,147,874
34,228,432
192,558,393
△ 75,789,783
20年度末
124,271,605
27,666,061
151,937,666
22,076,784
12,867,086
34,943,869
197,398,939
△ 80,405,143
21年度末
125,480,018
31,477,121
156,957,139
24,182,802
13,181,751
37,364,553
201,634,544
△ 82,041,958
(単位:千円)
22年度末
128,746,520
33,074,300
161,820,820
24,364,864
13,866,722
38,231,586
204,870,448
△ 81,281,214
153,802,894
150,997,042
151,937,666
156,957,139
161,820,820
(2) 資金収支計算書
収入の部
学生生徒等納付金収入
手数料収入
寄付金収入
補助金収入
資産運用収入
資産売却収入
事業収入
医療収入
雑収入
借入金等収入
前受金収入
その他収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
18年度末
17,195,460
803,652
1,212,076
6,199,117
512,798
411,822
557,597
48,778,611
897,991
0
4,331,883
34,573,048
△ 12,821,601
17,605,158
120,257,611
19年度末
17,836,872
813,010
1,149,288
4,730,864
587,926
570,239
459,163
51,438,465
850,544
0
4,211,305
30,792,477
△ 13,560,841
20,956,074
120,835,387
20年度末
18,250,630
845,987
1,202,398
4,335,902
599,390
1,058,093
521,932
53,591,159
634,546
1,200,000
4,264,133
26,762,092
△ 13,812,105
17,794,113
117,248,270
21年度末
19,017,805
884,603
1,168,506
5,139,834
563,675
631,881
497,265
55,879,606
647,112
1,300,000
4,227,767
28,328,701
△ 14,517,612
16,088,563
119,857,705
(単位:千円)
22年度末
19,384,107
841,532
1,493,919
4,880,626
519,865
181,545
676,555
60,475,628
831,639
0
3,881,029
28,217,226
△ 15,348,911
19,274,851
125,309,612
支出の部
人件費支出
教育研究経費支出
管理経費支出
借入金等利息支出
借入金等返済支出
施設関係支出
設備関係支出
資産運用支出
その他の支出
資金支出調整勘定
次年度繰越支払資金
支出の部合計
18年度末
35,155,039
30,953,320
3,013,037
70,439
676,000
9,335,797
3,056,291
17,308,703
9,018,755
△ 9,285,844
20,956,074
120,257,611
19年度末
36,927,677
32,913,549
2,699,556
60,043
878,000
3,448,792
2,503,891
15,341,602
16,328,354
△ 8,060,192
17,794,113
120,835,387
20年度末
36,738,571
33,547,564
3,314,534
48,245
712,000
5,094,201
1,950,809
17,929,274
9,404,438
△ 7,579,928
16,088,563
117,248,270
21年度末
36,791,290
35,024,042
2,929,659
59,228
712,000
5,651,792
2,636,282
16,520,934
9,198,073
△ 8,940,446
19,274,851
119,857,705
22年度末
37,792,776
37,398,555
3,162,022
72,515
712,000
3,660,961
2,835,522
19,540,174
9,510,745
△ 9,450,557
20,074,899
125,309,612
17
(3) 消費収支計算書
消費収入の部
学生生徒等納付金
手数料
寄付金
補助金
資産運用収入
資産売却差額
事業収入
医療収入
雑収入
帰属収入合計
基本金組入額合計(△)
消費収入の部合計
消費支出の部
人件費
教育研究経費
管理経費
借入金等利息
資産処分差額
徴収不能引当金繰入額他
消費支出の部合計
当年度消費収支超過額
前年度繰越消費収支超過額
基本金取崩額
翌年度繰越消費収支超過額
(4) 主な財務比率
比率名
帰属収支差額比率
消費収支比率
学生生徒等納付金比率
人件費比率
教育研究経費比率
管理経費比率
流動比率
負債比率
自己資金構成比率
基本金比率
18年度末
17,195,460
803,652
1,361,218
6,199,117
512,798
17,566
557,597
48,778,611
897,991
76,324,009
△ 9,285,729
67,038,280
19年度末
17,836,872
813,010
1,260,643
4,730,864
587,926
2,826
459,163
51,438,465
848,309
77,978,078
△ 6,921,358
71,056,720
20年度末
18,250,630
845,987
1,281,716
4,335,902
599,390
4,136
521,932
53,591,159
632,550
80,063,401
△ 4,840,546
75,222,855
21年度末
19,017,805
884,603
1,324,404
5,139,834
563,675
1,911
497,265
55,879,606
645,719
83,954,821
△ 4,235,604
79,719,217
(単位:千円)
22年度末
19,384,107
841,532
1,552,692
4,880,626
519,865
1,222
676,555
60,475,628
831,545
89,163,774
△ 3,235,905
85,927,869
18年度末
35,586,320
36,214,005
3,362,290
70,439
136,548
211,832
75,581,434
△ 8,543,155
△ 59,267,126
0
△ 67,810,281
19年度末
37,331,865
38,466,900
3,050,859
60,043
72,215
54,340
79,036,222
△ 7,979,502
△ 67,810,281
0
△ 75,789,783
20年度末
37,228,102
38,643,293
3,646,746
48,245
173,525
98,304
79,838,215
△ 4,615,360
△ 75,789,783
0
△ 80,405,143
21年度末
37,339,677
40,418,318
3,321,668
59,228
156,753
60,389
81,356,032
△ 1,636,815
△ 80,405,143
0
△ 82,041,958
22年度末
38,377,190
42,689,519
3,618,975
72,515
320,621
88,306
85,167,126
760,744
△ 82,041,958
0
△ 81,281,214
18年度末
1.0
99.0
22.5
46.6
47.4
4.4
214.4
30.5
76.6
97.7
19年度末
-1.4
101.4
22.9
47.9
49.3
3.9
219.5
29.3
77.3
98.9
20年度末
0.3
99.7
22.8
46.5
48.3
4.6
215.0
29.9
77.0
98.6
21年度末
3.1
102.1
22.7
44.5
48.1
4.0
238.8
31.2
76.2
97.6
(単位:%)
22年度末
4.5
99.1
21.7
43.0
47.9
4.1
238.5
30.9
76.4
97.6
18
(5) 有価証券の状況
区 分
帳簿価格 (円)
時 価 (円)
摘 要
20,156,000
20,182,000
地方債
1,984,308,231
2,070,372,740
保有銘柄数: 18
政府関係機関債
1,896,415,000
1,967,810,000
保有銘柄数: 18
事業債
4,245,930,000
4,300,975,000
保有銘柄数: 43
国債
保有銘柄数: 1
(6) 借入金の状況
借入先
借入残高 (円)
利率(年)
返済期限
担保等
日本私立学校振興・共済事業団
1,050,000,000
1.90%
平成30年3月15日
土地・建物
日本私立学校振興・共済事業団
1,300,000,000
1.90%
平成31年3月15日
土地・建物
足利銀行
364,000,000
1.50%
平成27年6月10日
土地・建物
足利銀行
500,000,000
1.47%
平成25年4月1日
土地・建物
19
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