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成果報告概要 - BLP - 株式会社ベストライフ・プロモーション

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成果報告概要 - BLP - 株式会社ベストライフ・プロモーション
健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
「健康情報活用基盤構築に向けた標準化及び実証事業」
平成21年度成果報告 '概要(
ホームヘルスケア創造コンソーシアム
2010年3月
《第1.0版》
© 2010 ホームヘルスケア創造コンソーシアム
健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
1.事業の概要
© 2010 ホームヘルスケア創造コンソーシアム
健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
1ー1.事業の概要
モデルA
PHRのポータビリティ/コネクタビリティ標準化モデル
・複数のPHRサービスプロバイダでのデータ形式、およびデータ交換規約標準化仕様での実証
・複数のPHRサービスプロバイダでの個人認証を共通化したポータル統合での実証
モデルB
企業における「健康会計」のための健康増進モデル
・事業者ごとに異なった方法での健康増進への費用対効果、および評価指標を実証
・上記をもとに「健康会計」導入に向けた評価指標を実証
モデルC
家族間での健康情報共有によるコミュニケーション機会提供モデル
・健康情報の共有による親子間でのコミュニケーション機会を提供し、健康増進への効果を実証
・離れて暮らす高齢者(親)をセルフモニタリング機器を活用し、健康増進への効果を実証
モデルD
医療機関連携による疾病管理・二次予防モデル
・かかりつけ医の診療情報と患者の健康情報を利活用した疾病管理の効果を実証
・かかりつけ医への診療情報提供ツールを提供し、費用対効果を実証
1
© 2010 ホームヘルスケア創造コンソーシアム
健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
1ー2.事業の目標
【モデルA】
PHRのポータビリティ/コネクタビ
リティ標準化モデル
標準化によるポータビリティ
/コネクタビリティの方策の検証
セキュリティ確保の方策の検証
【モデルB】
企業における「健康会計」のための
健康増進モデル
データ収集時における
利便性確保の方策の検証
【モデルC】
家族間での健康情報共有による
コミニュケーション機会提供モデル
「健康会計」導入に向けた
評価指標と課題の明確化
【モデルD】
医療機関連携による疾病管理・
二次予防モデル
各サービスモデルの
事業性の検証
2
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
1ー3.実施体制
■委員会構成
■コンソーシアム体制
'株(ベストライフ・プロモーション
代表幹事会社
'株(NTTデータ
富士通'株(
ケイエムユー
システム'株(
PHRのインターオペラビリティに
関する共同検討・開発・評価
PHRのインターオペラビリティに
関する基本技術開発・評価
健康増進プログラムの開発
と監修・評価
'株(ユウシュウ
ケアサービス
企業向け保健指導業務と
結果評価
倫理委員会
モデルA
推進委員会
モデルB
推進委員会
協力団体
'株(富士通
'株(富士通
'株(富士通
'株(富士通
関西システムズ 中部システムズ 北陸システムズ 中国システムズ
実証事業フィールドの提供・評価支援'モデルB・C(
富士通
健康保健組合
従業員向け保健
指導計画と評価
関西医科大学
附属枚方病院
健康増進プログラム
開発支援・評価
'株(タニタ他
家庭内健康増進
機器の提供
モデルC
推進委員会
医療機関
'モデルD(
インテル'株(
'株(ルネサンス
健康データの標準化検討・協力
3
モデルD
推進委員会
評価委員会
© 2010 ホームヘルスケア創造コンソーシアム
健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
1ー4.スケジュール概要
H20年度
H21年度
H22年度
データ標準化検討
ポータビリティ実証・評価
実証モデルでの評価
モデルA
PHRの
ポータビリティ・コネク
タビリティ
標準化モデル
データ標準化
コネクタビリティ
モデルB
企業における
「健康会計」のための健康増
進モデル
実証事業
基盤整備
実証事業
中間
評価
実証事業
'サービス拡大(
最終
評価
モデルC
実証事業
基盤準備
家族間での健康情報
共有によるコミュニケーション
提供モデル
実証事業
評価
モデルD
医療機関連携による
疾病管理・二次予防
モデル
実証事業
基盤準備
4
実証事業
評価
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
2.モデルA事業
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
2ー1.モデルA事業概要
モデルA
PHRのポータビリティ/コネクタビリティ標準化モデル
指紋認証付
USBキー
①個人認証の共通化
インターネット
認証サーバ
PHR事業者'BLP(
携帯電話
FeliCa
PHR-DB
《家庭での健康データ収集》
専用GW
タイプ
②健康データ項目の標準化
移動通信網
収集サーバ
PHR事業者'NTTデータ(
携帯電話
タイプ
PHR-DB
④健康データ収集の利便性
5
③データ交換規約の標準化
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
2ー1.今年度実施内容
1(標準化・仕様検討
診療情報
診療情報明細書
HL7を中心としたコード規約
電子レセプトとMML'CLAIM(を中心とした規約
2(ポータビリティ実証
「実証システム仕様書」にそった「倉庫DB」概念の実装
・アップロード機能
・削除機能
・ダウンロード機能
・PHR-DBへの登録機能
「ポータビリティ実施検証手順書」にそったコンソーシアム間でのデータ交換
3(Webサービス間でのデータ交換'プロトタイプ開発(
BLPとNTTデータが提供するWebサービス間でのリアルデータ交換
H20年度標準化項目を対象に構築
4(携帯電話FeliCa認証
共通認証ポータル統合基盤への追加構築
5(データ収集の利便性検証
インターネット接続ゲートウェイ vs 携帯電話
6
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
2ー2.Webサービス間でのデータ交換
《データエクスポート画面例》
相手先システムへエク
スポートするデータの日
付範囲を指定する
相手先システムのIDと
パスワードを入力する
7
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
2ー3.携帯電話FeliCa認証
ユーザ
富士通
※事前にPHRサーバのID/PWを登録しておく
PAS認証サーバ
新規開発部分
①PCのPASアイコンをクリック
①PAS認証サーバ
で機器認証
BLP
PHR Webサーバ
②Felicaで認証
②認証OKであれば
PHRサーバのID/PWを
送信しメニュー表示
NTTデータ
⑤メニューからPHRサーバを選択
PHR Webサーバ
③各PHRサーハのWeb画面を表示
(未ログイン状態)゙
8
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
2ー4.課題
1(標準化の範囲とセキュリティレベルについて
PHRの範囲としては医療情報ももちろん入るが、情報の機微性について従来の
医療情報として扱うにはセキュリティのハードルが高い。
2(ポータビリティの確度について
今年度は、標準化された項目でデータポータビリティを行ったが、正確に細かく
標準化しないとデータの正確性が保てない。
3(携帯電話による個人認証について
Felica認証による個人認証は簡易であり実用性は高いが、セキュリティ面から
携帯電話付随のセキュリティ・ロック機能との併用が必頇である。
4(携帯電話を使用したデータ収集時における利便性について
携帯電話を利用したバイタル情報の収集はネットワークがない場所や公共の場所
などで有用であることが分かったが、操作性の面で利便性が低い。
5(Webサービス間でのポータビリティについて
SOAP通信においては、各システムのプラットフォーム(開発言語とバージョン)に
より、互換性の問題が存在した。実際には、名前空間の指定方法など、調整が
必要であった。
ファイルの通信には、ZIP形式のアーカイブファイルを使用したが、互換性に問題
があった。
9
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3.モデルB事業
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー1.モデルB事業概要
モデルB
企業における「健康会計」のための健康増進モデル
対象者への働きかけ
従業員宅
・保健指導
・メンタルケア
・ヘルプデスク
家庭
別居家族宅
《コンタクトセンター》
PHR-DB
①Webサービス
②保健指導サービス
保健指導
③セルフモニタリング 健康診断
■健康増進サービス
結果
健康記録
①Webサービス
②保健指導サービス
記録
歩数計
体重計
評価検証
■セルフモニタリング機器
■セルフモニタリング機器
血圧計
事業主'2社(
・健康への取組&費用
・メタボ改善率/欠勤率/健康度
・自己効力感
・従業員満足度/退職率 など
10
健保組合
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー1.今年度実施内容
1(健康増進計画の策定'2サイクル目(
1サイクル目実施分の見直し'進捗度合いや効果を考慮(
2(実証事業準備'2サイクル目(
参加者の追加募集'約400名(
セルフモニタリング機器の追加'約300台(
3(健康増進プログラムの開発'2サイクル目(
うつ病対策要素の追加
進捗に応じたポイント管理追加/運用コストを加味したインセンティブ内容検討
4(保健指導/フォローアップ'2サイクル目(
《個別面談実施風景》
Webサービス&保健指導の提供
特定保健指導の提供
5(評価'1サイクル目(
保健指導パターン毎/会社毎
事業性の検証 ・サービス提供コスト比較
・企業健保からみたニーズの検討
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー1.モデルB事業概要
【実証評価用の健康サービスグループ分け】
Aコース
Bコース
Cコース
Dコース
WebによるPHRサービスの提供
通信機能付き健康測定機器の配布
*内25名程度の方にはデータ収集機能の
ある携帯電話を配布
保健師などによる
初回面談実施
個別継続
支援実施
評価
699人
個別継続
支援実施
① ②
114人
保健師などによる
初回面談実施
88人
個別継続
個別継続
支援実施
支援実施
個別継続
支援実施
③ ④
⑤ ⑥
⑦ ⑧
86人
59人
59人
106人
12
82人
105人
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー2.実証事業の流れ
参加者募集
※
・ヘ
ル
ス
ア
ッ
プ
w
e
b
へ
の
登
録
・
対
象
者
の
コ
ー
ス
決
定
3
・
対
象
者
へ
決
定
Iコ
ー
Dス
・
P及
Wび
のロ
おグ
知イ
らン
せ
保健指導実施
・
初・
継・
ア
回続ン
面支ケ
接援ー
ト
実
施
評価
・
保
健
指
導
終
了
後
評
価
※
・会
社
経
及由
びで
基
健本
診情
結報
果
取
得
コース決定
※
・従 ・
㏋・
健・
同 ・ア
業康を 意ン
員セ 利取ケ
へ ミ 用得ー
会ナ し ト
社ー た 実
経開個2 施
由催人
で
情
案 報
内 保
書 護
類 ポ
一 リ
式 シ
配 ー
布 の
広
報
1
対象者登録
4
※
※1 実証事業のご案内
個人情報の取扱いについて
機器選択フローチャート
同意書
加療中の内容について
※2 A社はアンケートシステム
を利用して、同意を取得。
B社は専用用紙'同意書(を利
用して同意を取得。
※3 インターネット環境の有無・
年齢・性を考慮し、無作為抽出
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※4 健診結果
アンケート結果等
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー3.健康増進プログラム
BMI 、疾患の質問、禁煙の意識
BMI<25
疾患なし
BMI<25
疾患あり
BMI≧25
6か月以内の
禁煙の意思あり
+
疾患プログラム
健康増進
プログラム
・糖尿病
・高血圧
・高コレステロール
・高中性脂肪
・脳・心臓疾患
減量プログラム
禁煙プログラム
行動計画の決定
14
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー4.評価項目
測定指標
測定指標
取得方法
測定方法
個人の健康状態
個人の健康状態
•
体重・腹囲・検査値
•
健診結果
健康に対する意識
意識
•
•
•
•
•
•
行動変容ステージ
行動計画の選択の変化
保健指導の満足度
継続率'脱落率(
自己効力間
生活改善に対する自己評価
•
•
•
•
•
ヘルスアップWEB
アンケート
ヘルスアップWEB
ヘルスアップWEB
ヘルスアップWEB
企業としての成果
企業としての成果
•
•
•
•
•
従業員の満足度
欠勤率・退職率
ストレス軽減度
医療費
従業員の健康への取組、費用
•
•
•
•
•
アンケート
会社
アンケート
健保組合
会社
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー5.実証結果'中間評価(
●実証事業による健康意識と健康度の向上結果
コース別セルフモニタリング継続率 <n=617>
①継続率にみる健康意識の変化
機器有無、面接有無、継続支援有無のサービス別に
セルフモニタリングの継続率を評価
⑧
⑦
⑥
6カ月以上
⑤
機器配布群の継続率が有意に高い
すべてのコースで有群のアクセス数増
3~5カ月
④
3カ月未満
③
②
①
0%
②運動および食事に関する意識の改善度
アンケート結果から、運動、食事それぞれに対して、
「無関心期」および「関心期」の対象者の意識が、
実証事業前後でどの程度改善したかを評価
20%
運動 : 36%が改善
食事 : 40%が改善
'288名中104名(
60%
80%
100%
関心期・無関心期の運動改善に関する意識調査
<n=288>
31.5%
リスクなし
55.1%
13.5%
改善
変化なし
悪化
38.2%
リスクあり
【リスクの有無】 特定健診項目の内で1つでも基準値
範囲外の結果があるかないかで判断
40%
46.7%
15.1%
関心期・無関心期の食事改善に関する意識調査
<n=351>
リスクなし
38.6%
50.9%
10.5%
'351名中139名(
改善
変化なし
悪化
リスクあり
16
40.1%
46.4%
13.5%
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー5.実証結果'中間評価(
●実証事業による健康意識と健康度の向上結果
③メタボ対象者の改善度
体重の変化率とモニタリング日数(BMI:25以上)
<n=154>
BMI:25以上対象者の減量割合と、その内
特定保健指導対象者の改善度を評価
週2日以下 10.6%
メタボ対象者:154名の内99名
'64%(が減量に成功
特定保健指導対象者:38名の内
20名の保健指導レベルが改善
40.4%
29.8%
19.1%
5%以上減
週3日以上
17.4%
43.5%
17.4%
21.7%
減量
変化なし
増加
週5日以上
29.5%
0%
47.5%
20%
40%
60%
16.4% 6.6%
80%
100%
※医療費の変化 'ご参考(
糖尿病と高血圧性疾患を病名に持つレセプト
の年間医療費をグループ別に集計し、2008
年度と2009年度の平均医療費を評価
'2009年度は10月までの実績値から年間医療費を推定(
一人当りの年間平均医療費
6,000
5,000
4,000
全従業員平均は増加したのに対し、
参加群平均は減少
グループ別での増減傾向は顕著な
傾向が確認されず
~今後詳細な分析を実施予定~
17
2008年度
2009年度
3,000
2,000
1,000
0
1
全従業員
<n=2,054>
参加群
2
<n=702>
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー5.実証結果'中間評価(
《参加者からのご意見》
『体重については継続的に計量・グラフでの状況確認など視覚的に
状況を確認でき有意義であった。』
『改善への意識向上から運動量を増やし健康増進に対する取り組み
の第一歩は踏み出せたと感じる。』
『メールの内容が画一的で個人別の状況にあっていない。』
『反強制でもよいので改善が進むようなプレッシャーがほしい。』
《事業主からのご意見》
『特定保健指導の結果には満足している。健康に対する意識が低い
人をどう救っていくかが課題。』
『現行の人事部門でこの事業を対応していこうとすると業務量的には
大変な気がする。』
18
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
3ー6.今後の課題
企業・健保への普及
個人への普及
●参加のしやすさ
●効果可視化
・「リスク低減」のための評価指標
・従業員「健康度」測定
・健常者対象プログラム
・既存サービスとの連携
●入力のしやすさ
・携帯電話の活用
・データ自動収集
●継続のしやすさ
●低価格化
・「楽しく無理なく」
・行動変容の可視化
・個別継続支援コスト
・健康測定機器価格
●活用のしやすさ
・活用シーン提案
・インセンティブ
技術面
●機器連携
●ネットワーク連携
・標準プロトコル対応
●認証基盤
・VPN+公開鍵暗号化
・他事業者認証/ID管理
・SSOポータル構築
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
4.モデルC事業
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
4ー1.モデルC事業概要
モデルC
家族間での健康情報共有によるコミュニケーション機会提供モデル
高齢者の親宅 (親側)
GW
PHR-DB
従業員宅(子側)
データセンター
コンタクトセンター
1(基盤システム改修
家族間での健康情報相互参照機能の実装
2(実証事業準備
参加者の募集'モデルB参加者の中から約40家族~募集中~(
セルフモニタリング機器の配布
3(家族間モニタリング&フォロー
Webサービス&定期監視フォローの提供
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
5.考察
© 2010 ホームヘルスケア創造コンソーシアム
健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
5ー1.目標とするサービスモデル
~PHR活用による従業員の健康増進と企業リスクの低減~
従業員宅
勤務意欲の
健康増進
向上
PHR事業者 サービス
医療機関
健診機関
業績向上
医療費削減
健診
健診
結果
結果
健
康
会
計
別居家族宅
企 業
健康サービス
事業者
PHR-DB
健康投資
'事業所内診療所(
健康保険組合
【訴求ポイント】 ① 従業員・家族の満足度向上と企業イメージ向上
② 個に応じた健康増進と対象者の拡大による医療費適正化
21
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
5ー2.ビジネスモデルの検討
《想定ビジネスモデル》
凡例
従業員
家 族
 健康度↑
 安心感↑
 勤務意欲↑
供
提
ス
提
ビ
健
ー
 事業収益↑
健
康
情
報
家
族
サ
ー
ビ
ス
提
供
サ
ビ
ス
契約料
健
診
情
報
サ
ー
ビ
ス
提
供
健
診
情
報
企 業
 従業員の健康増進による
ES・生産性↑
提
料
康
情
報
PHR事業者
 基盤の管理・安定運用に
よる収益↑
健 契
康 約
情 料
報
健
用
供
PHR事業者
健康情報
指導・健康情報
利
ー
)
健康サービス事業者
)
)
機器ベンダー
健
康
情
報
家
族
)
サ
オ
プ
シ
ョ
ン
利
用
料
サ
ー
ビ
ス
提
供
(
康
供
健
康
情
報
本
人
(
健
指
健
康
情
報
本
人
(
康
情
導
報
情
 安心感↑
(
器
機
報
カネ
サービス
データ
健康情報
PHR
指 契
導 約
情 料
報
利用料
 サービス収益↑
PHR
サ
ー
ビ
ス
提
供
健康保険組合
 組合員の健康改善による
医療費適正化↑
DB
22
DB
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
5ー2.ビジネスモデルの検討
《サービス提供コスト》
【グループ別の相対コスト】
Aコース
Bコース
Cコース
Dコース
WebによるPHRサービスの提供
通信機能付き健康測定機器の配布
*内25名程度の方にはデータ 収集機能の
ある携帯電話を 配布
保健師などによる
初回面談実施
個別継続
支援実施
専用GWタイプ→
保健師などによる
初回面談実施
個別継続
支援実施
① ②
17.0
21.0
個別継続
個別継続
支援実施
支援実施
③ ④
14.3
18.3
⑤ ⑥
7.7
携帯電話タイプ→
11.4
7.4
8.7
個別継続
支援実施
3.7
⑦ ⑧
5.0
1.0
4.7
14
23
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健康情報活用基盤構築のための標準化及び実証事業
5ー3.今後のPHR普及・定着に向けて
40
15
0
幼年期・少年期
青年期・壮年期
'年齢(
65
中年期
高年期
高
予 防
【関心】
親による子供の状
況把握と必要時
の伝達
【関心】自己の趣味・嗜好に沿った日常生活支援
【情報】各種健診結果・日々の活動記録など
【サービス】健診結果履歴・健康増進支援
【情報】
母子手帳、各種健
診結果、予防接種、
診療情報など
【関心】過去の検査結果参照による診療精度向上
治 療
【サービス】
予防と医療の情
報収集・蓄積・照
会
【情報】疾病・診療・入院履歴・処方履歴など
【サービス】過去の履歴(サマリ)の蓄積と提供
【情報】
介護情報、医療情
報など
【サービス】
予防・医療・介護の
各サービス事業者
間の情報連携
【関心】
子による親の状況把握
【情報】
親の日常生活情報
【サービス】
家族による情報の参照
フォロー
プラットフォーム提供
【関心】
自分や家族の
予防・医療・介護の健康に対する
連携、家族への状 関心度
況伝達
国・自治体による
住民向けサービス
企業による従業員'家族(向けサービス
保険者による被保険者向けサービス
国・自治体による
住民向けサービス
低
資料:「日本版PHRを活用した新たな健康サービス研究会」報告資料(2008年)を参考に一部修正
24
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