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第4委員会

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第4委員会
第 4委 員 会
【質問 1】
大阪といえば、笑顔が多くノリが良いなどプラスイメージがたくさんあります。しかし、その分
マイナスイメージがあるのも事実です。例えば、治安が悪いことや通天閣や海遊館などの名所の
活性化が足りないなど多くの問題点があると思います。そこで、私達は良いイメージを持っても
らう為に、
「笑顔プロジェクト」を企画しました。
まず、一つ目は新しい粉物料理を大阪市民で考えるイベントを行うこと。二つ目は、子ども市
会のメンバーが、人の多く集まる場所で「あいさつ運動」を行うこと。この二つのイベントは、
大阪のイメージアップにつながり、大阪に来る人が増え、大阪活性化の小さな一歩になると思い
ます。
そこで、市長に質問です。このような大阪を活性化し人を集めるためのイベントを企画してい
ますか。また、中学生でも参加できる取組はありますか。ぜひ教えてください。
【市長答弁要旨】
○人を呼び込むためにはイベントを考えていかなければならない。大阪市においては、府と
協力しながら平成 24 年 12 月に作った大阪都市魅力創造戦略の 3 つの基本方針、①都市
魅力創造の基盤づくり②効果的なイベントの展開③戦略的なプロモーションのもとに、今
後 3 年間でさまざまな事業・施策を展開していく。
○イベントの展開としては、約 300 万人を集める「大阪光のルネサンス」や「大阪マラソ
ン」など、夢や感動を与えてくれる国際的なイベントを開催していきたい。
○「大阪光のルネサンス」は 2015 年をめざして世界的な光の祭典に広げていきたい。フラ
ンスのリヨンのリュミエール祭に負けないぐらいの光のイベントにしていきたい。大阪市
内全体で光のイベントが行われるように今年からやっていく。
○2015 年は大阪のイベントのシンボルイヤーとしている。道頓堀の遊歩道整備など改良が
進んでおり、2015 年水都大阪では、道頓堀の水質が泳ぐことができるくらい良くなって
いる。また、道頓堀開削から 400 周年、大阪冬の陣から 400 年、大阪城街づくり 400 年
となるこの年に、いろいろなイベントをして盛り上げていこうとしているので、皆さんも
ぜひとも参加してほしい。
【質問2】
私達は、今の大阪の現状について、夢洲・咲洲・舞洲の開発と商業地のオーバーストアを解決
することが大阪をより良くすることにつながると考えました。
まず、商業地のオーバーストアを解決するためには、大阪の人口を増やし、外国の富裕層を呼
び込むことが一番だと考えました。その為には、ベイエリアで国際的なイベント、例えばオリン
ピックや万国博覧会などを招致し、大阪の知名度をあげることが重要です。ただし、世界中から
たくさんの人に来てもらうためには、交通網の整備が必要です。
具体的には、新大阪駅にリニアモーターカーを通すことを国に訴え、梅キタからベイエリアを
通る「大阪湾岸モノレール」を新設します。これらが実現すると大阪の経済は活性化され、商業
地のオーバーストアも解決され、大阪の知名度もあがり、海外からの集客も増え、国際色豊かな
都市になるでしょう。
このように、国際的イベントを招致し、交通網を整備することについてどのようにお考えでし
ょうか。教えてください。
【市長答弁要旨】
○夢洲・咲洲・舞洲の開発は、大阪の活性化策として重要である。この地域に特区を設けて、
いろんな企業を呼び込んできたり、リゾートホテルなどと合わせた楽しい施設としてのカ
ジノを誘致していきたい。
○オーバーストアの解消策として、大阪の人口増と外国の富裕層を呼び込むという視点はと
てもいい。まさに外国人観光客を呼んでこようというのは、大阪市の大きな方針の1つで
ある。2020 年、平成 32 年に来阪外国人旅行者数 650 万人、外国人延べ宿泊者数 900 万
人にする目標を設定している。
○外国人の皆さんに来てもらうためには、安心・安全で、楽しくておいしいものを食べても
らえる、そういう大阪をめざしていかなければならないと考えている。
○統合型リゾート施設を大阪にと考えているが法律がなかなか成立しない。国に働きかけて
いきたい。
○また、築港ベイエリア地区開発では、赤レンガ倉庫の民間活用で新しい施設にする方針を
立てたり、大型客船がどんどん来るようにターミナルの改良も考えている。
○リニア中央新幹線は、大阪に来るのが平成 57 年になっている。もっと早くしてほしいが、
JR がお金を負担するということで、政治の方から意見を言っても、なかなかうまくいか
ない。
○大阪市内とベイエリアをモノレールでつなぐことはなかなかお金が都合つかなくて実現
に至ってないが、非常にいいアイデアである。
○今回考えてきてくれた「大阪 2030 年計画概要」は立派なもので、これを実現できたら大
阪は世界の中でも大都市になる。こういうものをみんなで考えて実現したいと思うなら、
ぜひ政治家や役所の職員になって夢を実現してほしい。
【質問3】
今、大阪で 2015 年に向けて道頓堀に巨大プールを造るという計画があるようです。私達は、最
初はプールを造るのに莫大なお金がかかることなどから、この計画に反対でしたが、話し合って
いくうちに、メリットの意見も多くでてきました。第一にプールを造ることで、その周辺の店を
活性化できること。第二に大阪の新しい名物として注目をあびることなどです。
しかし、あるホームページには「約7割の人がプールに入りたくない」と掲載されていました。
そこで次に、私達は、どうしたらたくさんの人がプールに来るかということについて考えました。
入りたくないという人達の意見として「あまり楽しくなさそう」と思っている人が多いので、ア
トラクションなどを作り、子どもも大人も楽しめるようにし、さらに、誰でも気軽に来られるよ
うに値段を安くした方が良いと思います。
そこで質問ですが、私たちの一番のデメリットと考えた、プールを造るための財源はどのよう
な方法で調達されるのですか。
また、その後の維持運営について、冬にはスケート場を開設するなど、夏季以外の活用方法な
どはどのようにお考えですか。教えてください。
【市長答弁要旨】
○道頓堀プールは税金を使わないやり方を検討している。
○地元の皆さんや企業の皆さんにお金を出してもらって会社を作ってもらうことを考えて
いる。人が集まってくれば地元の商売が繁盛するし、企業としても広告的な価値がある。
○大雨の時どうするかとか、現在通っている船はどうするかなど、課題はたくさんあるが現
在検討中である。
○きちんとプールを作って、水道水を入れるし、シャワーも設置して、周りのお店もいろい
ろと食べ物を食べられるコーナーをつくる予定である。
○大阪城でモトクロスをやったが、あれも税金は使っていない。反対に収入があった。大阪
市の職員が、文化庁に許可をとるためにいろんな調査をして手続きが大変だったが、また
来年もやりたいと思っている。
○皆さんの非常に貴重なご意見を踏まえて、しっかりと検討していきたい。
【都市経済委員長コメント要旨】
○集客イベントについて、「OSAKA光のルネサンス」等どんどん打ち出していきたい。
○皆さんが考えた「笑顔プロジェクト」はすばらしい。是非新しい「粉物料理」を考えてい
ただきたい。我々も皆さんの提案を参考に、今後も議論していきたい。
○リニア新幹線、大阪湾岸モノレールという壮大な計画は、大阪を活性化させたいとの気持
ちがよく伝わってきた。経済の活性化や国際色豊かな都市に向けて課題を解決していく。
○道頓堀プールについては、民間実施のプロジェクト例のひとつとして検討されている段階
で、委員会でもまだ具体の議論は進んでいない。具体案が市会に報告された時には、皆さ
んの意見も参考にしながら、メリット・デメリットなど様々な観点から議論していきたい。
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