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「緑茶のシフォンケーキ」を (株)京都ブライトンホテルと伊達

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「緑茶のシフォンケーキ」を (株)京都ブライトンホテルと伊達
2010 年 5 月 31 日
龍谷大学男子学生プロデュース 大学オリジナル宇治茶「雫」を使用した
「緑茶のシフォンケーキ」を
(株)京都ブライトンホテルと伊達研究室が共同開発
龍谷大学経済学部・伊達浩憲研究室
1.企画の背景と趣旨
(1) 背景
龍谷大学経済学部・伊達浩憲研究室では、地域経済活性化の研究の一環として、2007 年
より、京都府唯一の村・南山城村を活性化するプロジェクトに取り組んできました。
南山城村は、人口減少や高齢化などの困難に直面していますが、全国・関西の茶品評会
で産地賞や農林水産大臣賞を受賞するほどの宇治茶の代表的産地でもあります。私達は、
ここに着目し、村の茶業活性化が村全体の活性化につながると考え、茶農家らが地域再生
を願って設立した NPO 法人「南山城村 茶 ECO プロジェクト」と共同で、2009 年、龍谷
大学オリジナル宇治茶「雫」(抹茶入り煎茶)を企画・製作しました。
この「雫」の最大の特徴は、地域再生への願いを込めて、龍谷大学の学生が、村の茶農
家と連携して、商品企画をはじめ栽培・摘採・製茶・検査・デザイン・販売など、お茶づ
くりの全プロセスに携わっていることです。
「雫」の煎茶も抹茶も南山城村産 100%の厳選
された一番茶のみを使用しており、抹茶は石臼で丁寧に挽かれています。
(2) 今回の企画趣旨
今年度、私達は、この「雫」の新たな・高付加価値の用途開拓を目的として、本格お茶
スイーツを企画しました。私達は、お茶を使用したスイーツの市場調査を重ね、
「茶農家の
お茶づくりに込めた思いを、若者にも共感できる新しい形で表現できないか」「食材用では
なく、
『ほんまもん』のお茶の味と香りを十二分に引き出した本格お茶スイーツはできない
か」と模索を続けてきました。そして、縁あって、(株)京都ブライトンホテルの、新進気鋭
の企画担当者やパティシエの方と出会うことができ、
「学生や茶農家の思いを新しいスイー
ツの形にする」ことを快諾してくださり、この困難な課題に真正面からとり組んでくださ
いました。
多くの方々の「思いの結晶」によって誕生したのが、
「緑茶シフォンケーキ」です。この
「緑茶シフォンケーキ」を多くの方々に味わっていただき、丹精込めてつくられた南山城
村のお茶の魅力を知ってほしいと思います。その結果、南山城村の茶業振興ひいては地域
再生につながっていくことを心から願っています。
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2.「緑茶シフォンケーキ」の概要
(1) 「京男スイーツ開発チーム」
今回の共同開発を進めるにあたり、伊達研究室では、京都で学ぶ・スイーツが大好きな
男子学生による「京男スイーツ開発チーム」を結成しました。私達は、「デコレーションに
こだわらず、南山城村産の『雫』の個性(味と香り)を最大限引き出すことに徹底的にこだわ
り、多くの男子が美味しいと感じ、大切な人と一緒にゆっくりと味わって食べたくなるよ
うな本格お茶スイーツ」を商品コンセプトにしました。
霧深い南山城村で栽培される煎茶の特徴は「まろやかな甘みと旨味」であり、抹茶は「上
品な香り」が特徴です。私達学生も、昨年 4 月から、村の茶畑に何度も足を運び、この「ま
ろやかな甘みと旨味」と「上品な香り」をつくるために様々な農作業を行ってきました。
上記の商品コンセプトをもとに、私達は、昨年 11 月以降、京都ブライトンホテルの新進
気鋭の企画担当や製菓担当の方々にお願いし、今日まで協議を重ねてきました。そして、
「京
男スイーツ開発チーム」の思いを「緑茶シフォンケーキ」という形に「翻訳」してくださ
いました。
(2) 「緑茶シフォンケーキ」の特徴
① 抹茶入り煎茶「雫」を使用した贅沢なシフォンケーキ
この「緑茶シフォンケーキ」の最大の特徴は、龍谷大学オリジナル宇治茶「雫」(抹茶入
り煎茶)の味と香りを引き出した本格的シフォンケーキだということです。
シフォンケーキにした理由は、他のケーキと違い、素材の味を最も活かすことができる
からです。
・通常のお茶スイーツは食用の粉末状の茶葉を用いますが、今回は、
「ほんまもん」とい
うことで「雫」を使用しているため、パティシエの方は、煎茶と抹茶を浸出させ生地に練
りこむ際の均一な色づけや、テイクアウトの際の品質保持に大変苦労されました。
・通常のシフォンケーキは植物油を使用することによって「しっとり」とした食感をだ
していますが、今回は、お茶の味と香りを最大限に引き出すために、一切使用していませ
ん。その代わり、煎茶と抹茶を浸出させ生地に練りこむことで「しっとり」とした食感を
だしています。
・通常のシフォンケーキは、グラニュー糖を使用しますが、今回は「三温糖」を使用し
上品な甘さにすることにより、お茶の味を最大限に引き出し工夫がほどこされています。
もちろん、甘さもひかえめになっています。
・
「米粉」を使用することにより、「もっちり」とした食感をだしています。
②「甘さ重視」の顧客には別途対応
アクセントとして、小豆を混ぜた生クリームを添え、その上には「雫」をまぶしてあり
ます。甘さを重視する方はこちらをお使いください。
③ 「価格も控えめ」
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学生の顧客へも配慮し、販売価格も抑えていただきました。
3. 販売の詳細
名 称:
龍谷大男子大学生プロデュース 大学オリジナル宇治茶「雫」を使用した「緑茶シフォン
ケーキ」
販売者:
京都ブライトンホテル株式会社 〒602-8071 京都市上京区新町通中立売(御所西)
http://www.brightonhotels.co.jp/kyoto/index.html/
販売方法:
京都ブライトンホテル 1 階「ラウンジ クー・オ・ミディ」にて、イートインおよびテ
イクアウト形式で販売。
ラウンジの営業時間は 8 時~21 時、スイーツ販売は 13 時~21 時。
※テイクアウトは、前日までに電話予約・ネット予約をしていただくと確実です。
販売価格:
ラウンジでのイートイン 550 円(サービス料+税込 577 円)
テイクアウト 1,000 円(税込 1,050 円)
※直径約 15cm のホールケーキのみ。
販売期間:
2010 年 6 月 1 日(火)~6 月 30 日(水) 1 ヶ月間の限定販売
PR 方法:
(ホテル側)
・客室やラウンジのメニューに記載し紹介。
・京都ブライトンホテルの HP 上での紹介。
(研究室側)
・大学 HP や研究室ブログでの紹介
・ラジオ番組「京男スイーツ物語」を自主制作し放送(京都三条ラジオカフェを予定)
※南山城村での学生の活動をブログで紹介しております。ぜひご笑覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/ryukoku-cha/
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問い合わせ先:
龍谷大学経済学部(伊達研究室直通)電話:075‐645‐8427 FAX:075‐643‐8510
京都ブライトンホテル企画部 西村 電話:075‐414‐9204 FAX:075‐431‐2360
以上
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■ 参考資料 (2010 年 5 月時点のもの)
出品茶の茶摘み 茶品評会の茶摘みは、村総出で行われます
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茶畑に覆いをかけ、茶の「旨み」を増加させる作業。覆下栽培は宇治茶の伝統製法。
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龍谷大学オリジナル宇治茶「雫」のチラシ (表面)
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龍谷大学オリジナル宇治茶「雫」のチラシ (裏面)
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