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サンシティ写真クラブ会報 No. 153

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サンシティ写真クラブ会報 No. 153
サンシティ写真クラブ会報
No. 153
2010年
4月 21日
<総会報告4/3>
総会は参加者10名で開催され、2009年度の活動報告、会計報告、会計監査報告、2010年度の役員
体制等が満場一致で承認された。会長は河本さんが担当、副会長は折笠さんが担当、会計の大野さん、幹事の
植田先生及び監査の神藤さんは留任、2年間会長を担当した山崎さんは幹事を担当します。
河本会長から「若い力を入れながら、この一年を頑張っていこう」との挨拶があった。
2010 年度の役員体制
会 長
河本 真介
副会長
折笠 邦子
会 計
大野 惠子
幹 事
植田 孝雄
幹 事
山崎 浩道
監 査
神藤 茂
<サロン・幹事会報告4/3>
サロン(参加者10名)では5月に行う撮影会等について歓談した。
幹事会では、2010年度の活動計画予定を決定し、サロンの運営法について話し合い、撮影会は5月30
(日)~31(月)日に伊那方面に行くことを決定し、こども祭の際の写真コンテストの詳細について検討した。
また暫定的に1300円とした会費の額を今後どうするかにつき検討し、下記例会報告に記載の如く決定した。
<例会報告4/17>
例会の参加者は10名。名簿と2010年度活動計画予定表を配布し、さらに、伊那方面撮影旅行の旅程表
案を配布した。会長より次に記載の会費についての幹事会決定事項を伝えた。
1.こども祭やサンシティ祭の際の打上げ等に要する費用は、個人負担とする。
2.現在財政的に余裕がなく、留保金を貯めておきたいから、4~7月の会費は1300円/月とする。
3.撮影会で徴収する費用の残金は、実費計算で返金せずに、適宜の額をクラブの会計に算入する。
合評会は自由作品が30点(10名)でした。
河本さんの講評
自由作品 「雪の日に」 駒澤 正
自宅の窓からの雪景色をバックに仕立て、雪だるま人形と鉢植の花がお雛様のようにならんでいる。
この雪だるま人形が作者自身のようにも見える。四季折々の背景のシリーズ写真が楽しみである。
自由作品 「新府桃の里 南アルプス」 内藤 正平
きれいな形に整列した桃の花と後方に雪をいただいた南アルプスが美しい。作者は美しい時期と場所を心得て
いて感心する。この場所は、新府駅からすぐ近くでありながら、富士山、八ヶ岳も望むことができるそうだ。
来年の撮影会候補にと紹介を兼ねての発表であった。
「雪の日に」 駒澤 正
「新府桃の里 南アルプス」 内藤 正平
<5月の行事予定>
サロン
: 5月 1日(土) pm 1:00~3:00
於第9集会室
幹事会
: 5月 1日(土) pm 3:00~5:00
於第9集会室
例 会
: 5月15日(土) pm 1:00~5:00
於第9集会室
撮影会
: 5月30~31日 自家用車にて長野県伊那方面 詳細は配布旅程表案参照
季題:
「春」
作品発表は6月のサロン時
(5月1日(土)のサロンの時に撮影会への出欠を伺いますので、欠席の方は事前に河本さん迄撮影会への出欠を連絡のこと)
以上
サンシティ写真クラブ会報
No. 154
2010年5月18日
<サロン・幹事会報告5/1>
サロン(参加者7名)では5月30~31日の撮影会の説明をし、歓談した。
幹事会では、伊那方面撮影会の詳細を検討し、こども祭に行う写真コンテストの詳細を検討、ポスタ
ー記載事項を決定した。また別に作成するビラを、サンシティ祭の際に記帳した人、女性だけの写真撮
影会に参加した人等に配布することとした。次回の季題についても検討した。
<例会報告5/15>
例会の参加者は10名。伊那方面撮影旅行の修正旅程表を配布し、当日集合時に取り敢えず2万円ず
つ徴収することを伝え、こども祭の際の写真コンテストの趣旨及び具体的内容を説明した。
植田先生より次回の季題について下記の説明があった。
いにしえ
1.次回の季題を「 古 をたずねて」とし、この季題による作品がサンシティ祭の展示作品となる。
2.日本の美、日本人の精神風土、日本人が作り上げて来た文化等をもう一度見直してみようという趣
旨である。
3.単なる懐古趣味とは違う。想像力と創造力を駆使して新しいWONDER(驚き)を捉えて欲しい。
4.オリジナリティのある作品を期待する。表現の仕方は人それぞれでよい。
合評会は季題作品が30点(10名)でした。
植田先生の講評
季題「春」
「つり雛」 坂本 敏
この写真の良さはモデルの女性がチャーミングなことである。そしてどこにも記述がないが、彼女は韓
国からの留学生だということである。着物を着て日本のひな祭りを楽しんでいる訳だが、この屈託のな
い笑顔がなんともいい。作者は彼女のその魅力をやんわりと、とてもいいアングルで捉えている。
季題「春」
「春到来 1」 折笠 邦子
象徴的な黒の世界に、そこだけスポットライトが当たり色鮮やかなチューリップが咲いている。都会と
いうのは不思議なものだ。生命が感じられないコンクリートの空間に、生物ではあるがこれまた人工的
な草花。人間が造り出した偽物の春。美しい写真が語るものは非人間的世界?
「つり雛」
坂本 敏
<6月の行事予定>
サロン
: 6月 5日(土) pm
幹事会
: 6月 5日(土) pm
例 会
: 6月19日(土) pm
「春到来 1」 折笠 邦子
1:00~3:00
3:00~5:00
1:00~5:00
於第9集会室
於第9集会室
於第9集会室
伊那方面撮影会作品
自由作品
以上
サンシティ写真クラブ会報
No. 155
2010年6月24日
<サロン・幹事会報告6/5>
サロンの参加者は10名。伊那方面撮影会の作品24点(8名)を発表した。伊那方面撮影会の会計
報告をし、残金の内8307円をクラブの会計に参入することを決定した。クラブ各員にサンシティ祭
に行う写真コンテストのビラの配布をお願いした。なお、5月22日に各棟ピロティへのポスター貼り、
5月29日にサンシティ祭の際記帳した人および女性だけの写真撮影会に参加した人へのビラ配布を実
施した。
幹事会では、伊那方面撮影会の写真の中からアトリウムの架け替え作品を決定し、こども祭に行う写
真コンテストの詳細を検討した。
アトリウムの写真が、大野惠子「水生植物園」
、折笠邦子「奈良井に暮らす」
、内藤正平「奈良井宿」
および山崎浩道「開田高原の晩春」になりました。ご覧下さい。
<例会報告6/19>
例会の参加者は9名。7月24日(土)のこども祭に発表する作品を各自用意すること、またこども
祭に行う写真コンテストへの応募が現在12点(4名)あることを伝えた(6月23日現在25点(8名)です)。
写真コンテストの応募締切迄まだ少し時間があるので、再度の応募勧誘をお願いします。
例会終了後、こども祭の会場となる童の広場周辺の様子を皆で下見したが、土留めの丸太が新設され
ており、額の固定方法を工夫する必要があることが判明した。土留めの後方約60cm を見当に、各自額
の固定方法を工夫して下さい。
合評会は自由作品が24点(8名)でした。
植田先生の講評
自由作品 「中央高速」 山崎 浩道
羽を伸ばすように空いっぱいに広がる雲、広大な天空がダイナミックに捉えられている。そしてその下
に広がる山と街が、空の大きさをより引き立てている。これぞ信州の空であり、日本の空である。更に
「古」に通じる風景ではないかとも思う。
自由作品 「六月の夕日」 河本 真介
太陽の鮮やかな赤と暗く沈んだ背景、画面全体が赤系で統一されて、色彩的にとても美しい作品である。
しかしこの夕日の写真は叙情性よりも作者が得意とする天体観測の科学的視線上にあり、見るものをわ
れわれが棲む宇宙の神秘へと導いて行く。
「中央高速」
山崎 浩道
<7月の行事予定>
サロン
: 7月 3日(土) pm
幹事会
: 7月 3日(土) pm
例 会
: 7月17日(土) pm
「六月の夕日」 河本 真介
1:00~3:00
3:00~5:00
1:00~5:00
於第9集会室
於第9集会室
於第9集会室
季題作品
いにしえ
「 古 をたずねて」
こども祭
:
7月24日(土) am10:00~4:00
於童の広場周辺
以上
サンシティ写真クラブ会報
No. 156
2010年7月20 日
<サロン・幹事会報告7/3>
サロンの参加者は10名。こども祭に行う写真コンテストへの応募は最終的に60点(23名)であ
いにしえ
ったことを伝え、次回例会の季題「 古 をたずねて」について話し合ったが、色々な意見が出た。
幹事会では、写真コンテストの応募作品60点から優秀作品3点を選び、これらの作品の A4プリン
トを山崎さんと植田先生に依頼した。なお、7月9日と7月18日に応募作品(2L―60点)及び優
秀作品(A4―3点)のパネルへの貼付作業を行った。
<例会報告7/17>
例会の参加者は9名。
7月23日(金)10時からこども祭の展示場所である童の広場周辺の草の状況を下調べするので、
気になる方は参加下さい。
7月24日(土)のこども祭の展示は10~16時。2枚のパネルに貼った写真コンテストの作品を
童の広場の木製ベンチを中心に展示する予定なので、各自の写真はその周辺に展示して下さい。
当日は13~14時に写真コンテスト作品の講評を実施するので、出来るだけ参加下さい。
また、こども祭当日の14~14時50分に開催の鉄板料理教室を撮影対象とする、サンシティライ
フの表紙写真の撮影依頼がきているので、奮って撮影して下さい。
合評会は季題作品が27点(9名)でした。
植田先生の講評
いにしえ
季題「 古 をたずねて」 「通潤橋」 染次 美代子
1854 年(嘉永7年)に熊本県、阿蘇の南側の山都町の谷に架けられた用水の水路橋である。高さ 20m、
長さ 75m もあり、江戸時代に造られたアーチ式石橋としては国内最大級で、肥後の石工の技術力の高さ
を示すものである。写真は放水中の橋を写したものであるが、通潤橋(つうじゅんきょう)を紹介する
ものとして特にカメラアングルに優れる。
いにしえ
季題「 古 をたずねて」 「式年遷宮 2」 松野 日出男
伊勢神宮における、古殿地(こでんち)と呼ばれる前回の遷宮までお社が建っていた敷地を撮ったもの
である。全域が栗石という白い石で覆われ、ここが聖域であることを示している。作者はこの聖域をア
ンダー目の露光でトーンを省略することによって、より印象の強いイメージに仕上げている。
「通潤橋」
染次 美代子
<8月の行事予定>
サロン
: 8月 7日(土) pm
幹事会
: 8月 7日(土) pm
例 会
: 8月21日(土) pm
「式年遷宮 2」 松野 日出男
1:00~3:00
3:00~5:00
1:00~5:00
於第9集会室
於第9集会室
於第9集会室 自由作品
以上
サンシティ写真クラブ会報
No. 157
2010年8月26日
<サロン・幹事会報告8/7>
サロンの参加者は8名。サンシティライフ掲載用写真の候補を選び、こども祭写真コンテストの反省
を聞いた。熱心に見てくれる人が多く嬉しかった、コンテスト作品の展示でより身近に感じられた、講
評の方法を再検討する必要がある、優秀作品者に次年度に展示する機会を与えるのはどうか、池に水を
張って欲しい等の意見が出た。今月からJ-807佐藤康善さんが入会されました。
幹事会では、9月14日(火)に日帰りの撮影会を行うことを決定し、行き先については、浦和・大
宮・行田方面と鹿島神宮方面の2案について調査検討することにした。
いにしえ
サンシティ祭のテーマである季題「 古 をたずねて」の作品発表の機会が、後1回(9月の例会)のみ
いにしえ
では少なすぎるので、8月の例会は、季題「 古 をたずねて」の作品を主として発表することとし、自由
作品の発表も可能とした。
<例会報告8/21>
例会の参加者は7名。
9月14日(火)に日帰りの撮影会を行うこと、行き先は上記2案について検討中で、幹事会で決定
次第、詳細を知らせることを伝えた。浦和・大宮・行田方面について、担当の山崎さんが概要を説明し、
また、撮影会への参加可否を聞いた(例会参加者全員が参加可能)。
合評会は季題作品が12点(4名)及び自由作品が6点(2名)でした。今回は発表作品が少なかっ
たため、植田先生の講評作品は1点です。
植田先生の講評
いにしえ
季題「 古 をたずねて」 「参道を行く」 山崎 浩道
中学生であろうか、恐らく彼らはここが神社の参道であることなど意識していないであろう。日常生活
の一瞬に過ぎない訳である。このような経験は多くの日本人にとって心当たりのあることではないだろ
うか。神社にしろ寺院にしろ、いつの間にか自分達の生活の中にあって、心底から信じている訳でもな
いが、拒否もしない。いや、むしろ人生の節目には情緒的にしろ受け入れている訳である。現代人の神
とのつきあい方を象徴するような1枚だと思う。
「参道を行く」 山崎 浩道
<9月の行事予定>
サロン
: 9月 4日(土)
幹事会
: 9月 4日(土)
撮影会
: 9月14日(火)
例 会
: 9月18日(土)
pm 1:00~3:00
於第9集会室
pm 3:00~5:00
於第9集会室
(詳細は後日決定し、お知らせします。
)
pm 1:00~5:00
於第9集会室 季題作品
いにしえ
「 古 をたずねて」
以上
サンシティ写真クラブ会報
No. 158
2010年9月23日
<サロン・幹事会報告9/4>
サロンの参加者は10名。浦和・大宮・行田方面撮影会の概要を説明し、参加可否を聞いた。サンシ
ティライフの表紙写真が坂本さんの作品に決定したこと、10月からC棟の伊能さんが入会されること
いにしえ
いにしえ
を伝えた。植田先生から季題「 古 をたずねて」の 古 については狭義の大昔という意味に限らず、各人
の解釈で広げて考えて欲しいとの話があった。
幹事会では、次の季題を「気」に決定し、11~12月に催行予定の撮影会の日取りや行き先につい
て検討した。10月2日のサロンは、4時まで延長してサンシティ祭の展示作品の最終選定と、浦和・
大宮・行田方面撮影会作品の合評の両方を行うことにした。
<浦和・大宮・行田方面撮影会報告9/14>
9名の参加で、好天の中、神社、堰、古墳群とバラエティに富んだ撮影ができた。
<例会報告9/18>
例会の参加者は9名。浦和・大宮・行田方面撮影会の決算報告をし、山崎さんにプロジェクタ立替代
金16584円を返金した。次の季題(11月と1月に発表)を「気」とすることを伝えた。
10月2日のサロンは、4時まで延長してサンシティ祭の展示作品の最終選定と、浦和・大宮・行田
方面撮影会作品の合評の両方を行います。サンシティ祭の展示作品については、候補作品(出来るだけ
多く)を入力した USB かポジフィルムを持参下さい。
合評会は季題作品が24点(8名)でした。
植田先生の講評
いにしえ
季題「 古 をたずねて」 「年の初めに」 折笠 邦子
初詣というものが、いつ頃から現在のような形になったのか調べてみたら、意外と新しくて明治時代中
期からだそうだ。有名な寺社に参拝するようになったのは、京阪神で電鉄会社が沿線の神社仏閣を宣伝
したことが始まりらしい。
作品は、仕事始めの日の神田明神の初詣だそうである。神前に押し寄せる人々の願いは、果たして何が
一番多いのであろうか。
いにしえ
季題「 古 をたずねて」 「御柱(メドテコ乗り)
」 佐藤 康善
諏訪大社の御柱は有名な祭礼であるが、街中を練り歩く状景を撮ったものは少ない。地上より数段高い
位置から撮影したことにより、御柱上の男たちがしっかり描写され、取り囲む群衆の表情や遠くの山々
まで見通せるスケールの大きな作品になった。一枚の写真に写された情報量の多さに、改めて写真の持
つ記録性の凄さをも感じる。
「年の初めに」 折笠
邦子
「御柱(メドテコ乗り)
」 佐藤
康善
<10月の行事予定>
サロン
:10月 2日(土)pm1:00~4:00 於第9集会室 展示作品選定・撮影会作品
幹事会
:10月 2日(土)pm4:00~5:00 於第9集会室
例 会
:10月16日(土)pm1:00~5:00 於第9集会室 自由作品
祭の準備
:10月30日(土)pm1:00~
於第2集会室
サンシティ祭:10月31日(日)am9:30~pm4:00 於第2集会室
以上
サンシティ写真クラブ会報
No. 159
2010年10月22日
<サロン・幹事会報告10/2>
サロンの参加者は10名。サンシティ祭の展示作品を選定した後、浦和・大宮・行田方面撮影会作品
の合評を4時頃まで行った。今月からC-1511伊能圭子さんが入会されました。
幹事会では、プロジェクタ立替代金の返済が終わったので、今後会費の額をどうするかについて検討
し、サンシティ祭について具体的な段取りを確認した。
12月5日(日)に鹿島神宮・工業地帯撮影会を行うことを決定し、浦和・大宮・行田方面撮影会の
作品からアトリウムの架け替え作品を決定した。
アトリウムの写真が、佐藤康善「大宮氷川神社」、河本真介「氷川神社」
、神藤茂「大宮氷川神社」お
よび坂本敏「調神社」になりました。ご覧下さい。
<例会報告10/16>
例会の参加者は9名。サンシティ祭の段取り(下記)を伝え、当日の会場当番を決定した。
10月30日(土)
:am10:00~ のぼり立て(第1集会室前集合)、 pm1:00~ 準備(於第2集会室)
10月31日(日):am 9:30~pm4:00 展示(於第2集会室)
サンシティライフの表紙及び挿入写真の撮影依頼がきているので祭当日に祭の様子を各自率先して撮
影のこと、また11月14日(日)pm1時からホームページ「サンシティ美術館」用にクラブ作品の撮
影を行うので出来るだけ参加のことを伝え、新しい会員名簿を配布した。
会費の額について経緯の説明、意見の聴取後、12月分から当面1000円/月とすることを全員一致
で決定した。12月5日(日)に行う鹿島神宮・工業地帯撮影会の予定表を配布して参加可否を聞いた。
合評会は自由作品が27点(9名)でした。
植田先生の講評
自由作品 「静寂の中の喧騒」 佐藤 康善
高山の池の畔に突然現われた若者の集団によって、いままでのしじまが一挙に破られてしまった瞬間だ
そうである。シンプルな画面からは喧騒など聞こえて来ないが、水平のラインの右端1/4 ほどに人影が
ないことによって、大自然の中の一瞬の喧騒であることを感じる。
自由作品 「里山の初秋」 内藤 正平
日本の農業の現在の姿を象徴する一枚。案山子も昔のように雀を脅していればよいという訳にはいかな
くなった。案山子が日本国民に訴えている!「どうする?日本の食!」
。美しい棚田を背景にしているだ
けに、その厳しさが増幅される。
「里山の初秋」という題名はさらりとしていて、奥が深い。
「静寂の中の喧騒」 佐藤 康善
<11月の行事予定>
サロン
:11月 6日(土)
幹事会
:11月 6日(土)
クラブ作品撮影:11月14日(日)
例 会
:11月20日(土)
「里山の初秋」
pm1:00~3:00
pm3:00~5:00
pm1:00~4:00
pm1:00~5:00
内藤
於第9集会室
於第9集会室
於第8集会室
於第9集会室
正平
季題「気」
以上
サンシティ写真クラブ会報 No.160
2010 年 11 月 26 日
<サンシティ祭報告 11/7>
台風接近により1週間延期して開催された。写真展には 336 名もの来場者があり、大変盛況でした。
<サロン・幹事会報告 11/13>
サロンの参加者は 11 名。サンシティライフ掲載用写真の候補を選んだ後、サンシティ祭の反省を聞
いた。祭全体については予め順延日を決定しておくべきであるとの意見が出た。写真クラブの展示につ
いては集客アップ法につき、展示室前のアトリウム空間や第 1 集会室との境界壁の利用、フォトフレー
ムの利用、ビラの活用、呼び込み、キャプションの利用などの色々な意見が出た。
幹事会では、新年会を 1 月 8 日に行うこととし、1 月の日程を下記のように決定した。また、サンシ
ティ祭の今後の有り方について色々と話し合った。
<例会報告 11/20>
例会の参加者は8名。1 月の日程(下記)を伝え、12 月 5 日の撮影会の参加可否を聞いた。
1 月 8 日(土)幹事会 : 13:00~15:00
於第9集会室
サロン : 15:00~17:00
於第9集会室
新年会 : 17:30~19:30
於満月(若木通りD棟下付近)
1 月 15 日(土)例会 : 13:00~17:00
於第9集会室
11 月 14 日(日)にホームページ用クラブ作品の撮影をし、
「サンシティ美術館」の展示作品を更新し
た旨を伝えた。写真クラブは、佐藤康善「諏訪大社御柱祭」、染次美代子「鏝絵の町」
、大野惠子「奈良
般若寺」および松野日出男「伊勢の神宮」になりました。ご覧下さい。
合評会は季題作品が 21 点(7 名)でした。
植田先生の講評
季題「気」 「スコールの後」 山崎 浩道
虹を大胆に表現し、迫力のある景色を造り上げている。ハワイでの撮影だそうだが、大自然と密接した
暮らしが感じられていい。今回の季題に対しての「虹」という選択も面白いし、対象に対し独自の視線
で臨んでいる。
季題「気」 「気象の妙(たえ) 1」 松野 日出男
輝く曙光に染め上げられた雲を、空一面にダイナミックに捉えている。東京の朝も美しい、自然の造形
の妙はとても人の力の及ぶところではない。しかしその美を感じ取る力を持てたことはなんと幸せなこ
とか。
「スコールの後」 山崎 浩道
「気象の妙(たえ) 1」 松野 日出男
<12月の行事予定>
サロン
:12 月 4 日(土) 13:00~15:00
於第9集会室
幹事会
:12 月 4 日(土) 15:00~17:00
於第9集会室
撮影会
:12 月 5 日(日) 鹿島神宮・鹿嶋サッカースタジアム・鹿嶋工業地帯
7:20 グルメシティ都道側付近に集合
(当日会費 7000 円を徴収)
例 会
:12 月 18 日(土) 13:00~17:00
於第9集会室
自由作品
以上
サンシティ写真クラブ会報 No.161
2010 年 12 月 22 日
<サロン・幹事会報告 12/4>
サロンの参加者は 11 名。鹿島神宮方面撮影会の概要を説明後、佐藤さんから台湾旅行の写真発表が
あり、とても興味深いものでした。F-512 の都筑芳江さんがサロンを参観した。
幹事会では、サンシティ祭の展示テーマを、もっとじっくり取組むため 1~9 月の間取組む年度テー
マとすることとし、来年度のテーマを「わたし旅」に決定した。また次の季題を「音」に決定した。
<鹿島神宮方面撮影会報告 12/5>
8 名の参加で、晴天の中、神宮、スタジアム、工業地帯とバラエティに富んだ撮影ができました。
<例会報告 12/18>
例会の参加者は 11 名。サロン参観の都筑芳江さんが正式に入会されました。
サンシティ祭の展示テーマを、じっくり取組める年度テーマとし、来年度は「わたし旅」とすること
を伝えた。
年度テーマの取組みは 1~9 月、中間発表は 5、6 月頃、但し自由作品発表時に随時発表可とする。
コンパクトカメラで撮ることを推奨するが、一眼レフのように構えずに撮るとの意味で、機種に拘
ることではない。
「わたし旅」は、個人的な旅を意味し、ありとあらゆる旅が含まれる。
また、鹿島神宮方面撮影会の会計報告をし、次の季題(3 月と 5 月に発表)を「音」とすることを伝
えた。1 月 8 日のサロンは、下記の開始時間に注意し、撮影会作品の発表を行うので用意下さい。
合評会は自由作品が 30 点(10 名)でした。
合評会後の話合いで、今後組写真として発表するときは構成写真数を 4 点まで認めることに決定した。
植田先生の講評
自由作品 「大隈講堂の前で」 坂本 敏
6人のポーズといい、配置といい、宙に浮いている2人が着ているものの配色、シャッターのタイミン
グ、カメラの水平垂直、全てがぴしっと決まっている。他人が撮影していたのを横から割り込んで撮っ
たそうだが、作品にしたのは作者の力、よくぞここまで撮ったものと思う。
自由作品 「夜明け前」 河本 真介
この写真の面白い処は波打ち際のラインの上と下で、片や自然光、片や人工光の世界に分断されている
ことである。それを砂浜の闇の部分によって、あたかも舞台の表と裏のような場面を一つの状景にして
見せている。巧みな画面構成は非現実的な世界を感じさせる。上の鳥のような雲と、下の自転車はそれ
ぞれの世界を演出するのに効果的。鋭い感性を感じさせる作品だと思う。
「大隈講堂の前で」 坂本
敏
<1月の行事予定>
幹事会
:1 月 8 日(土)
サロン
:1 月 8 日(土)
新年会
:1 月 8 日(土)
例 会
:1 月 15 日(土)
「夜明け前」 河本 真介
13:00~15:00
15:00~17:00
17:30~19:30
13:00~17:00
於談話室?
於第9集会室
鹿島神宮方面撮影会作品
於満月(若木通りD棟下付近)、予算 3000 円
於第9集会室
季題作品「気」
以上
サンシティ写真クラブ会報 No.162
2011 年 1 月 20 日
<幹事会・サロン報告 1/8>
サロンの前に行った幹事会では、次のアトリウム掲載作品を鹿島神宮方面撮影会の作品から選定する
こととし、クラブ運営方法についての反省点を話合い、作品投影時の席の配置を変更し、抽選により席
を決定することにした。また、次年度の役員体制や暗室用品の処分法等について話し合った。
サロンの参加者は 12 名。早速、席の配置を従来と変え、抽選により席を決定した。鹿島神宮方面撮
影会の作品25点(8 名)の合評を行った後、歓談した。
<新年会報告 1/8>
満月で開かれた新年会には 12 名が参加し、新しい年を楽しく迎えることができました。
<例会報告 1/15>
例会の参加者は 8 名。2 月の例会では自由作品の合評を行い、3 月の例会では季題作品(季題「音」
)
の合評を行います。なお、年度テーマ「わたし旅」の作品は、自由作品発表時に随時発表可(会報No.
161 参照)なので、2月の例会でも発表可です。
合評会は季題作品が 25 点(8 名)でした。
植田先生の講評
季題「気」 「羅漢さん 2」 大野 惠子
同じ題名の作品3点の中の1点である。2点目のこの作品に作者の意図が集約されていると思う。後ろ
姿の羅漢の横顔に冬の陽射しが当たり、暖かで優しい空気を感じる。奥に続く木漏れ日がそれを増幅し
て効果的である。作者は羅漢に限らず仏像の類をよく撮っているが、その心根が解る一枚である。
季題「気」 「香る」 伊能 圭子
黄色とブルーの配色がとても綺麗だ。香りを表現するのにこんな鮮やかな色の組み合わせがあることに
新鮮な驚きを覚える。例会の大画面では見え難かったブルーの煙が、同色の背景に溶け込んでいく様が
パソコンのモニターでは鮮明に見える。香気が漂う感じがよくイメージ化されていると思う。
「羅漢さん 2」 大野 惠子
<2 月の行事予定>
サロン
:2 月 5 日(土) 13:00~15:00
幹事会
:2 月 5 日(土) 15:00~17:00
例 会
:2 月 19 日(土) 13:00~17:00
「香る」 伊能
於第9集会室
於第9集会室
於第9集会室
圭子
自由作品
以上
サンシティ写真クラブ会報 No.163
2011 年 2 月 24 日
<サロン・幹事会報告 2/5>
サロンの参加者は 10 名。アトリウム写真を下記の作品に架け替えたことを報告し、山崎さんがデジ
タル作品の提出方法を説明した。ファイル名称は発表順を示すアラビヤ数字のみとし、拡張子(.jpg 又
は.JPG)を消さないで、例えば 01.jpg、02.jpg、03.jpg とすることを決定した。詳しくは 2 月 6 日
にメール送信した「デジタル作品提出方法(配布用修正版)」をご覧下さい。
また、都筑さんからペルー旅行の写真発表があり、とても興味深いものでした。有難うございました。
幹事会では、現在アトリウムの展示作品を撮影会作品から選定しているが、撮影会に不参加の会員の
存在を考慮に入れたアトリウム展示の回数・仕方について検討した。年 4 回の展示とし、内 1 回を撮影
会以外の作品とする案が出た。春の撮影旅行について時期や行き先について検討し、サンシティライフ
118 号の表紙撮影依頼についても検討した。暗室については、当面現状維持の状態とすることとした。
アトリウムの写真が、大野惠子「手すりの滑り台」
、松野日出男「戦い終って」
、内藤正平「鹿島神宮」
および折笠邦子「鹿島臨海工業地帯」になりました。ご覧下さい。
<例会報告 2/19>
例会の参加者は 10 名。
合評会は自由作品が 25 点(8 名)でした。
合評会後、サンシティライフ 118 号の表紙用写真(山崎さん撮影)について検討した。
植田先生の講評
今月はスカイツリーを別々の視点で捉えた2点の作品です。
自由作品 「業平界隈」組写真 山崎 浩道
4枚構成の組写真である。それぞれが別の状景であり且つ4枚とも状景の部分という構成で、その積み
重ねが効果的である。ここに上げた1枚はスカイツリーの建設に湧く墨田区業平という土地柄を象徴的
に捉えたものと言え、批評的な視線を感じる。
自由作品 「隅田川公園」 河本 真介
日常的な状景が高速シャッターで止められたことで子供の笑顔やカモメの羽ばたきが非現実的な世界に
変った。それが背景のスカイツリーの異様な形体とマッチする。時間が止まってしまった光景はポンペ
イの遺跡へと想いを飛ばす。面白い作品である。
「業平界隈」 山崎 浩道
<3 月の行事予定>
サロン
:3 月 5 日(土) 13:00~15:00
幹事会
:3 月 5 日(土) 15:00~17:00
例 会
:3 月 19 日(土) 13:00~17:00
「隅田川公園」
於第9集会室
於第9集会室
於第9集会室
河本 真介
季題作品「音」
以上
サンシティ写真クラブ会報 No.164
2011 年 3 月 23 日
<サロン・幹事会報告 3/5>
サロンの参加者は 10 名。入会後、日の浅い会員にサンシティ写真クラブの過去の活動を伝えるため、
クラウドコンピュータから 10 周年記念作品集をダウンロードして、集合写真・記念写真と、植田、大
野、松野および山崎の作品を投影した。
幹事会では、4 月 2 日の総会へ向けて次年度の役員体制を確認し、次年度からの会報の様式について
検討した。アトリウム展示については、従来通り年3回(6 月、10 月、2 月に架け替え)の展示とし、
展示作品を撮影会作品および例会作品の全ての中から選定することにした。春の撮影旅行については、
5月末に一泊で福島方面へ行く案の詳細を検討することにした。
<例会報告 3/19>
例会の参加者は 7 名。3 月 11 日に起きた東北関東大震災の被害状況を各人報告したが、より高層の
階に住む会員程大きな被害を受けたようでした。春の撮影旅行は、5 月末に一泊で福島方面へ行く案を
検討中でしたが、地震および原発問題を考慮してこの一泊旅行を実施しないことを伝えた。
4 月 2 日に総会を行います。
欠席の方は委任状を前日迄に河本会長のポスト(E-1503)に投函下さい。
合評会は季題作品が 20 点(6 名)でした。今回は発表作品が少ないため、講評作品は 1 点です。
<臨時幹事会報告 3/19>
例会後、臨時幹事会を開き、春の撮影旅行について再検討し、5 月末頃、日帰りで、近場で行う予定
とし、詳細は諸般の事情をみて決定することにした。総会における会計報告についても検討した。
植田先生の講評
季題「音」 「浅草でポロロン」 河本 真介
浅草は東京の中でひときわ情感豊かな土地柄である。この界隈では他所ではお目に掛かれないような独
特の雰囲気を持ち合わせた人たちによく出くわす。この写真の男性の哀愁を帯びた表情も浅草的である。
同時に、画面を支配する赤紫系の色彩や現代的な背景は、今の浅草が表れていて面白い。
「浅草でポロロン」 河本 真介
<4 月の行事予定>
総会・サロン :4 月 2 日(土) 13:00~15:00
幹事会
:4 月 2 日(土) 15:00~17:00
例 会
:4 月 16 日(土) 13:00~17:00
於第9集会室
於第9集会室
於第9集会室
自由作品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 切り取り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
委任状
私は都合により定期総会欠席のため、下記の議案の決定を議長に一任します。
議案
1.新年度役員改選承認の件
2.平成 22 年度会計報告承認の件
サンシティ写真クラブ会長殿
2011 年
月
日
氏名(自署)
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