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かまぼこ製品は健康長寿のマイナス因子である 体タンパク質や筋肉量の

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かまぼこ製品は健康長寿のマイナス因子である 体タンパク質や筋肉量の
かまぼこの健康機能性があきらかに
平成16年度 全国蒲鉾水産加工品協同組合連合会 研究助成事業による研究成果の概要
No.009
かまぼこ製品は健康長寿のマイナス因子である
体タンパク質や筋肉量の低下の予防に有益
研究タイトル;加齢に伴う基礎代謝低下、およびエネルギー代謝日内プロフィールの加齢
変化に対する蒲鉾製品の改善効果の研究
主任研究者;東京都老人総合研究所 宮坂京子
研究目的;高齢者では、身体活動量が低下するために身体の筋肉の量も減少し、その結果
エネルギー消費量も減少する。同時にエネルギー必要量も減少する。そのために
食欲や摂食量が低下し、時として栄養障害を生じることになる。従ってこの悪循
環をどこかでたちきることが必要である。蒲鉾製品の摂取が、この悪循環を切る
ことが可能となるかどうかを検討することを目的とした。
研究結果;蒲鉾飼料を投与すると、1日のエネルギー消費量が加齢に伴って減少すること
がなく、むしろ平均値では増加傾向がみられた。個体のエネルギー消費量は、体
タンパク量を反映するとされている。蒲鉾飼料は、体重を増加させずに、エネル
ギー代謝量を増加した。エネルギー代謝量の増加の理由は、肝臓や腎臓などの実
質臓器の重量が増加したためと考えられる。蒲鉾飼料と通常飼料とでは、消化吸
収率には有意差がなかったことから、蒲鉾飼料中にはタンパク含有量が多いため、
臓器重量が増加したと思われる。これらの結果をまとめると、
蒲鉾飼料の投与は、
加齢に伴って生じるエネルギー消費量の低下を抑制することで、
高齢者にありが
ちな栄養障害を来す悪循環を断ち切ることができると考えられる。従って蒲鉾は
健康長寿のマイナス因子である栄養障害とくに体タンパクや筋肉量の低下
(サル
コペニア)の予防に有益と結論された。
(図にしめした CRF1 は通常の飼育食)
。
図
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Graphics
QuickTimeý
êLí£ÉvÉçÉOÉâÉÄ
Dz
ÅB
総エネルギー消費
(kJ / kg b.wt.)
600
糖質由来エネルギー消費
(kJ / kg b.wt.)
600
*
400
200
400
*
200
0
0
6月齢 12月齢 6月齢 12
月齢
6月齢 12月齢 6月齢 12
月齢
蒲鉾食 CRF1
蒲鉾食 CRF1
脂質由来エネルギー消費
(kJ / kg b.wt.)
600
呼吸商・(RQ)
1
400
0.5
200
0
0
6月齢 12月齢 6月齢 12
月齢
6月齢 12月齢 6月齢 12
月齢
蒲鉾食 CRF1
蒲鉾食 CRF1
・グラフ
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