Pivot Flash Drive 暗号化ソフトウェア Imation Encryption Manager
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Pivot Flash Drive 暗号化ソフトウェア Imation Encryption Manager
Pivot Flash Drive 暗号化ソフトウェア Imation Encryption Manager 取扱説明書 免責事項 ・本ソフトウェアの使用によるデータの喪失、破壊については弊社は一切の責任を負いません。 ・本ソフトウェアの使用による二次的な損失(利益機会の損失や復旧等にかかる損失など)については 責任を負いません。 ・すべてのパソコン、パソコン周辺機器での動作を保証するものではありません。 対応 OS Windows 2000、Windows XP 1.準備(インストールおよび初期設定) (1)ダウンロード 初めてご使用になる場合は、弊社 Web Page 「http://www.imation.co.jp/support/download」より Imation Encryption Manager インストーラファイル (Encryption Manager Install.exe)を適当な作業用 フォルダにダウンロードしてください。 (既に別のパソコン上で Imation Encryption Manager を実行した Pivot Flash Drive は、必要な設定が 完了していますので、改めて以下の手順を実行する必要はありません) (2)インストール Pivot Flash Drive をパソコンに接続してから、Encryption Manager Install.exe ファイルをダブルクリック して実行します。 ①下記、初期画面が表示されるので、「Setup」をクリックして次に進みます。 事前に Pivot Flash Drive がパソコンに接続されていないと下記警告が表示されますので、その場合 は Pivot Flash Drive を接続してから「OK」をクリックしてください。 ②自動的に Pivot Flash Drive が検出されますので、「Install」をクリックして次に進みます。 ③必用なファイルが検出された Pivot Flash Drive にコピーされます。その間、進行状況が表示されま す。 ④ファイルコピーが完了すると、下記メッセージが表示されますので、「OK」をクリックして完了します。 (3)初期設定 ①「マイコンピュータ」から Pivot Flash Drive に該当するドライブアイコンをダブルクリックして開きます。 ②「Run Encryption Manager.exe」ファイルをダブルクリックして起動します。下記「ライセンス契約」(本 ソフトウェアの使用許諾)が表示されますので、ご同意の上「I Accept」をクリックして先に進みます。(ご 同意いただけない場合は、本ソフトウェアをご使用いただくことはできません。「I Decline」をクリックして、 初期設定を中止してください。ライセンス契約の参考和訳は別紙をご参照ください) ③Pivot Flash Drive にパスワード等の設定を行います。 「Password」:パスワードを入力します。(半角英数字、6 文字以上) 「Confirm」:確認のため、「Password」と同じ内容を再度入力します。 パスワードの文字数が 6 文字以下の場合は再入力が要求され、設定を完了することはできません。 「Hint Question」:パスワードを忘れた際、「Hint Question」に対して正しく回答するとパスワードが表 示されます。標準では下記4つの質問をプルダウンで選ぶことができますが、日本語で自由に入力す ることもできます。(自由設定する場合は、半角の場合2文字以上の入力が必要です) 質問と答えは任意に設定できますが、第三者に容易に類推される設定を行いますと、パスワードが表 示されてしまいますので、設定の際は十分ご留意ください。 (標準の質問) What is the name of the city where your father was born? (ご尊父の生まれた都市の名前は何ですか?) What is the name of your high school? (ご使用者の高校の名前は何ですか?) What is your mother's maiden name? (ご尊母の旧姓は何ですか?) What was the name of your first pet? (ご使用者の最初のペットの名前は何でしたか?) 「Hint Answer」:設定したヒントの答えを入力します。(半角の場合 8 文字以上) ヒントの答えの文字数が半角で 8 文字以下の場合は再入力が要求され、設定を完了することはでき ません。 ④すべての入力が完了したら、「OK」をクリックして設定を終了します。 ⑤ファイル操作画面(下図)が表示されれば、設定は完了です。(設定完了移行は、ログイン後直ちに この画面が表示されるようになります。) 引き続きファイルの暗号化を行う場合は、「2.使用方法」の「(2)暗号化する」をご参照ください。 2.使用方法 (1)ログイン ① Pivot Flash Drive の「Run Encryption Manager.exe」をダブルクリックして実行します。 ②ログイン画面が現れるので、パスワードを入力して「OK」をクリックします。 「Recover Password」をクリックすると、Hint Question が表示されます。正しい Hint Answer(ヒントの答 え)を入力すると設定したパスワードが表示されるので、ログイン画面でそのパスワードを再入力してく ださい。 (2)暗号化保存する ログインすると、ファイル操作画面(下図)が表示されます。ファイルの暗号化保存や暗号化された ファイルの復元などのファイル操作は、すべてこの画面上で行います。 ・暗号化保存されたファイルは「エクスプローラ」等では表示されないため、「エクスプローラ」上でファ イル名を参照したり、コピーや移動を行うことはできません。 ・暗号化保存されたファイルはエクスプローラ上では表示されませんが、保存されている容量は「リ ムーバブルディスクのプロパティ」の「使用領域」に反映されます。 ①ファイルを暗号化保存する 「Drag and Drop files into this box or press 'Add Files'」と表示されているエリアに、暗号化保存したい ファイルまたはフォルダをドラッグアンドドロップするか、「File」→「Add File」を選択して、暗号化保存し たいファイルやフォルダを指定します。 ②暗号化保存(追加)されたファイルが画面上に表示されます。 注意:暗号化保存中は下記メッセージが表示されます。暗号化保存処理が完了して、下記メッセージ が消えるまで、Flash Drive Pivot をパソコンから取り除かないでください。 (3)復元する ファイル操作画面上から復元したいファイルまたはフォルダを復元したい場所にドラッグアンドドロップ するか、「File」→「Extract File」を選択して、暗号化保存したいファイルやフォルダを指定します。 注意:ファイル復元中は下記メッセージが表示されます。ファイル復元が完了して、下記メッセージが 消えるまで、Flash Drive Pivot をパソコンから取り除かないでください。 (4)直接編集する ①「関連付けされたプログラム」を起動する ファイル操作画面から直接編集したいファイルを選択してダブルクリックするか、「File」→「Open File」 を選択するか、「虫眼鏡」のアイコンをクリックすると、「関連付けされたプログラム」が起動し、ファイル を操作、編集することができます。(パソコン内に、ファイルに対応したプログラムがインストールされて いる必要があります。) 注意:「関連付けされたプログラム」が起動するまでの間、下記メッセージが表示されます。 ②編集を完了する。 「関連付けされたプログラム」を終了させると下記メッセージが表示され、暗号化保存されていたファ イルは自動的に更新されます。表示が消えるまでお待ちください。 重要:直接編集の実行中は、絶対に Pivot Flash Drive をパソコンから取り外さないでください。Pivot Flash Drive の誤動作や故障の原因となることがあります。編集中のファイルだけでなく、他の暗号化保 存ファイルや、暗号化していない通常データを含めてファイルの破損や喪失の恐れがあります。 (5)特定の暗号化保存ファイル、フォルダを削除する 特定のファイルまたはフォルダを削除する場合は、次の手順を実行します。 ①「Delete」 ファイル操作画面から削除したいファイルまたはフォルダを選択して「File」→「Delete」を選択するか、 「フォルダと×印」アイコンをクリックします。削除の確認画面が表示されますので、「Yes」をクリックして 「Delete」を完了させます。 「Delete」では、ファイル操作画面上には表示されなくなりますが、実際に暗号化保存ファイルは消去 されず、Pivot Flash Drive の使用容量は回復しません。「Delete」されたファイルは、「Audit」機能でパソ コン上に取り戻すことができます。(詳しくは「Audit」の節をご参照ください) ②「Purge」 「Delete」したファイルを Pivot Flash Drive から完全に消去します。消去に相当する使用容量が回復し ますが、「Purge」を実行すると、「Audit」機能でファイルを取り戻すことはできなくなります。 「File」→「Purge」→「Purge」を選択します。「Purge」操作の確認画面が表示されますので、「Purge Now」をクリックして、「Purge」を完了させます。 注意:「Purge」作業中は下記メッセージが表示されます。「Purge」作業が完了して、下記メッセージが 消えるまで、Flash Drive Pivot をパソコンから取り除かないでください。 (6)すべての暗号か保存ファイル、フォルダを削除する 暗号化保存ファイルをすべて削除する場合は、「File」→「Purge」→「Empty」を選択します。「Empty」 操作の確認画面が表示されますので、「Empty Now」をクリックします。 「Empty」操作を行った暗号化保存ファイルは、「Audit」機能で取り戻すことはできません。 (7)パスワードを変更する 「Tool」→「Password」をクリックして、パスワード変更画面(下図)を開きます。 「Old Password」にこれまでのパスワードを入力します。 「New Password」に新しいパスワードを入力します。 「Confirm Password」に、確認のため「New Password」と同じ内容を入力します。 「OK」をクリックして、完了します。 (8)「Hint Question」、「Hint Answer」の変更 「Tool」→「Hint」をクリックして、「Hint Question」、「Hint Answer」変更画面(下図)を開きます。 「New Hint Question」新しい Hint Question をプルダウン選択、または入力します。 「New Hint Answer」に新しいヒントの答えを入力します。 「OK」をクリックして、完了します。 (9)「Audit」 「Tool」→「Audit」を選択して、「Audit History」画面を開きます。 「Delete」されたファイルを選択 すると、「Extract」ボタンが有効になります。「Extract」をクリックすると、 「Delete」されたファイルの保存先を指定することができます。(再保存可能なファイルが存在しない場 合は、「Extract」ボタンは有効にはなりません) 3.Pivot Flash Drive の初期化 (Imation Encryption Manager 設定前の状態に戻す) パスワード等の設定を含め、Pivot Flash Drive を Imation Encryption Manager 設定前の状態に戻すた めには、Pivot Flash Drive を Windows 上でフォーマットします。 Pivot Flash Drive を Windows 上で再フォーマットする場合は「FAT」を選択してください。 (再フォーマット以外にパスワード設定を解除する方法はありません。パスワードを失念しますと、暗 号化保存ファイルを取り出すことは一切できません)