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設備別 省エネルギー効果計算の手引き 高効率空調

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設備別 省エネルギー効果計算の手引き 高効率空調
平成27年度補正予算
中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
高効率空調
ガスヒートポンプエアコン
平成28年2月 1.0版
ガスヒートポンプエアコン
高効率空調各種別の省エネルギー効果計算について説明します
ガスヒートポンプエアコンの
省エネルギー効果計算について説明します
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
この章では「ガスヒートポンプエアコン」の導入を例に作業の流れ・方法を説明します。当該設備と異なる設備の導
入についての詳細は別冊「設備別 省エネルギー効果計算の手引き」をご覧ください。
エネルギー使用量の計算
計算方法の
検討
指定・簡易・独自から選択
更新範囲の
登録
設備の更新前後で共通の
情報を登録
既存設備
導入予定設備
省エネ量の
確認
計算裕度の
設定
既存設備/導入予定設備それぞれ 設備の更新前後のエネルギー 計算結果に対する裕度の登録
の仕様情報等の登録
量を差し引いた省エネ量の確認
■ガスヒートポンプエアコンの指定計算に関する基本的な考え方について
<既存設備・導入予定設備問わない>
中間性能を考慮したガス使用量に負荷率と稼働時間を乗じてエネルギー使用量を算出します。
ガスヒートポンプエアコンの計算ロジック
負荷率は事業所の住所と建物用途(事務所or店舗)、運転種別(冷房or暖房)から自動選択されます。
中間性能を考慮したガス使用量は定格値を平均COPで割ることにより求めます。
平均COPは、定格COPに平均COP比を乗じることにより求めます。
平均COP比は年代別の平均値と負荷率から自動選択されます。
■計算方法の選び方
区分
計算方法
選択基準
省エネルギー効果計算入力項目
指定計算
定格能力・定格ガス消費量・定格消費電
力・稼働時間を利用して年間値を計算す
る方法
・定格能力 冷房/暖房(既存)
・定格ガス消費量 冷房/暖房(既存)
・定格消費電力 冷房/暖房(既存)
・建物用途
・エネルギー種別
・稼働時間
独自計算
既存設備の実ガス使用量から計算する方
法や上記以外の方法で計算する方法
・エネルギー使用量(月間ガス使用量)
指定計算
既存設備で指定計算を採用した場合
・定格能力 冷房/暖房(導入予定)
・定格ガス消費量 冷房/暖房(導入予定)
・定格消費電力 冷房/暖房(導入予定)
・エネルギー種別
独自計算
導入予定設備の実ガス使用量から計算す
・エネルギー使用量(月間ガス使用量)
る方法や上記以外の方法で計算する方法
既存設備
導入予定設備
3
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■既存・導入予定設備の計算方法の変更について
ガスヒートポンプエアコンの省エネルギー効果計算において、設備の更新前後で異なる計算方法を用いることは
できません。
既存設備の計算に「指定計算」を用いた場合は、導入予定設備の計算にも「指定計算」を、
既存設備の計算に「独自計算」を用いた場合は、導入予定設備の計算にも「独自計算」を用いることとします。
既存設備の計算
導入予定設備の計算
指定計算
指定計算
独自計算
独自計算
■計算時の注意事項
 稼働時間は、計算方法に関わらず「設備の更新前後で同じ」という前提で計算してください。
 指定計算の「建物用途」は、負荷率設定に用いている選択肢となりますが、選択した「建物用途」が実際の建物用途
とは一致しなくても構いません。たとえば、実際の建物用途が 「事務所」でも実態が下表の「店舗」に近い場合は、
「店舗」を選択することができます。
<事務所・店舗の負荷率計算方法(JIS B 8616より抜粋)>
項目
店舗
事務所
週間の運転日数
7日
6日
開始時刻
8時
8時
終了時刻
21時
20時
日間の運転時間
注記 週間の運転日数とは1週間における運転日をいい、日間の運転時間とは1日間における運転時間をいう。
4
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
エネルギー使用量の計算
計算方法の
検討
更新範囲の
登録
既存設備
導入予定設備
省エネ量の確認
計算裕度
の設定
■更新範囲登録画面の表示
省エネルギー効果計算を行うために、更新範囲を登録します。
省エネルギー効果計算は、補助事業者情報、導入設備情報等を登録した後で、「省エネルギー効果計算(総括)」欄か
ら画面を開きます。計算を行う設備区分の「詳細」をクリックして「設備情報一覧」画面に進み、そこから更新範囲の登録
画面に進みます。
<申請書詳細 画面>
<設備情報一覧 画面>
更新範囲追加
「更新範囲追加」
をクリック
「申請書詳細 画面」を下部までスクロール
し、計算を行う設備区分の「詳細」をクリック
5
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■更新範囲登録画面イメージと項目説明
計算時に使用する統一条件(設備情報、更新範囲名、稼働時間等)を登録します。
<更新範囲登録 画面>
1
2
3
「更新範囲」入力画面
イメージ画像
1 ~ 5 までを登録し、 6 「確定」をクリックします。
続けて更新範囲(グループ)を登録します。
→ 「グループ情報」が表示されます。
4
5
6
更新範囲
7
更新範囲
8
9
7 ~ 9 までを登録し、10 「保存する」を
クリックします。
入力した条件で更新範囲が登録されます。
10
以下の説明を参考に、更新範囲情報をポータルへ入力してください。
No.
項目名
入力方法
説明
1
計算方法
プルダウン
「計算方法の選び方」を参考に、「指定計算」、又
は「独自計算」を選択
「独自計算」を選択した場合は、独自計算の
根拠となる資料の添付が必要。
2
種別
プルダウン
該当の種別を選択する
更新前後で種別が異なる場合は、導入予定設備
の種別を選択すること
更新前後で種別が異なる場合は吸収式冷
凍機3機種を除き「独自計算」で登録するこ
と。
3
建物用途
プルダウン
「事務所」「店舗」から選択する
負荷率選択用の建物用途のため、実際の用途が
「事務所」でも「店舗」を選択することが可能
店舗⇒週7日稼働の負荷率
事務所⇒週6日稼働の負荷率
4
運転種別
プルダウン
各月の運転種別「冷房」、又は「暖房」を選択する
双方ある場合は当該月で主たる運転状態の
ものとする。
5
稼働時間
手入力
月別の想定稼働時間を入力する
既存・導入予定設備で同じ時間を使用する
6
備考
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
エネルギー使用量の計算
既存設備
更新範囲の
登録
計算方法の
検討
省エネ量の確認
導入予定設備
計算裕度
の設定
■既存設備情報の登録(指定計算)
省エネルギー効果計算を行う既存設備の基本情報や稼働台数等の情報を登録します。
ポータル入力画面へ差し替え予定
2-6 省エネルギー効果計算書(設備毎)
■計算方法・更新範囲、台数
1
計算方法
標準計算
更新範囲
3
2
フロア1
既存/導入予定 既存
4
導入台数
1台
機器種別
GHP/マルチ
■設備情報
設備区分
空調
製造メーカー ○○株式会社
5
設備情報
製品名
古いGHPエアコン
6
設置年
2005年
8
性能区分 基準要件
7
-
性能値1
-
基準値2
-
性能値2
-
基準値3
-
性能値3
-
備考
-
定格能力
56.0 kW
定格ガス量
39.0 kW
11 定格消費電力
地域
東京
15
0.97 kW
10
運転条件
16
OLD-123
基準値1
冷房
9
その他仕様
型番
組合せ有無 -
建物用途
店舗
暖房
12
定格能力
63.0 kW
13
定格ガス量
43.0 kW
14
定格消費電力
1.07 kW
17
エネルギー種別 低カロリー
ガス発熱量 21
MJ/㎥
■エネルギー使用量
月
運転種別
18
12月
暖房
暖房
暖房
暖房
冷房
冷房
冷房
冷房
冷房
冷房
暖房
暖房
合計
-
月
運転種別
1月
12月
暖房
暖房
暖房
暖房
冷房
冷房
冷房
冷房
冷房
冷房
暖房
暖房
合計
-
1月
2月
3月
4月
ガ
ス
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
2月
3月
4月
電
気
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
定格能力
(kW)
平均負荷率
(%)
稼働時間
(h)
平均COP
エネルギー使用量
(kWh)
原油換算量
(kl)
63.0
44.6%
19
1.36
150
3,098.3
0.29
63.0
43.3%
1.36
150
3,009.9
0.28
63.0
32.5%
1.34
150
2,297.6
0.21
63.0
15.1%
1.18
50
404.3
0.04
56.0
17.6%
1.27
1,010.2
0.09
56.0
21.6%
1.33
130
260
2,376.5
0.22
56.0
52.6%
1.40
260
5,489.1
0.51
56.0
52.9%
1.40
260
5,519.1
0.51
56.0
39.9%
1.39
260
4,187.9
0.39
56.0
15.2%
1.23
130
899.2
0.08
63.0
17.2%
1.21
447.6
0.04
63.0
31.2%
1.34
50
150
2,000
2,209.9
0.21
30,949.5
2.87
-
-
-
定格能力
平均負荷率
(%)
平均COP
(kW)
稼働時間
(h)
エネルギー使用量
(kWh)
原油換算量
(kl)
63.0
44.6%
20.19
150
208.9
0.02
63.0
43.3%
20.15
150
203.0
0.02
63.0
32.5%
19.85
150
154.9
0.01
63.0
15.1%
17.47
50
27.3
0.00
56.0
17.6%
18.81
130
68.1
0.01
56.0
21.6%
19.67
260
160.2
0.01
56.0
52.6%
20.72
260
370.0
0.03
56.0
52.9%
20.72
260
372.0
0.03
56.0
39.9%
20.56
260
282.3
0.03
56.0
15.2%
18.31
130
60.6
0.01
63.0
17.2%
17.92
30.2
0.00
63.0
31.2%
19.81
50
150
2,000
149.0
0.01
2,086.5
0.19
-
-
-
7
エネルギー使用量合計
(原油換算)
3.07 kl
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■既存設備情報の入力(指定計算)
以下の説明を参考に、既存設備情報をポータルへ入力します。
No.
項目名
入力方法
説明
1
計算方法
自動表示
事前に「更新範囲」で登録した情報が反
映される
2
既存/導入予定
プルダウン
「既存設備」を選択する
3
更新範囲
プルダウン
事前に登録した更新範囲から該当の範囲を
選択する
4
台数
手入力
【3】で選択した更新範囲内の、既存設備の
台数を入力する
5
製造メーカー
手入力
既存設備の製造メーカー名を入力する
設備銘板等参照。
6
製品名
手入力
既存設備の製品名を入力する
設備銘板等参照。
既存設備の製品型番を入力する
設備銘板等参照。
セット型番(複数の設備により構
成されるセット販売品の型番)があ
る場合はセット型番を、ない場合は
室外機の型番を入力する。
7
型番(品番)
手入力
8
設置年
プルダウン
固定資産台帳に記載されている、既存設備
の設置年(取得年)を選択する
手入力
製品カタログ、仕様書に記載の既存設備の仕
様情報を入力する
※能力は単位を「kW」、又は「kcal」を選択
する。
ガス使用量は「kW」、又は「㎥/h」を選択
する。
備考
冷房定格能力
冷房定格ガス消費量
9~
14
冷房定格消費電力
暖房定格能力
暖房定格ガス消費量
暖房定格消費電力
15
地域
自動選択
実施場所住所から自動選択される
16
建物用途
自動表示
事前に「更新範囲」で登録した情報が反映さ
れる
17
エネルギー種別
プルダウン
既存設備のエネルギー種別を選択する
※「その他」を選んだ場合は、熱量換算係数
を入力する
18
運転種別
自動表示
事前に「更新範囲」で登録した情報が反映さ
れる
19
稼働時間
自動表示
事前に「更新範囲」で登録した情報が反映さ
れる
8
製品カタログ、仕様書から転記する。
冷房定格能力、暖房定格能力
の単位はカタログ、仕様書の記載に
合わせ「kW」、又は「kcal/h」を選
択する。
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
エネルギー使用量の計算
既存設備
更新範囲の
登録
計算方法の
検討
省エネ量の確認
導入予定設備
計算裕度
の設定
■導入予定設備情報の登録(指定計算)
省エネルギー効果計算を行う導入予定設備の基本情報や導入台数等の情報を登録します。
ポータル入力画面へ差し替え予定
2-7 エネルギー使用量計算書(設備毎/導入予定設備)
■基本情報
2
計算方法
指定計算
1
更新範囲
フロア1
3
既存/導入予定 導入予定設備
台数
1台
種別
ガスヒートポンプエアコン
■設備情報
設備区分
高効率空調
4 製造メーカー ○○株式会社
5
設備情報
製品名
GHPエコエアコンW
6
型番
NEW-GHP335
7
8
基準要件
設置年
2016年
性能区分
冷房能力が56kW以上
基準値1
APFp 1.7 以上
基準値2
-
備考
-
9
性能値1
1.2
性能値2
-
冷房
暖房
定格能力
10
その他仕様
11 定格ガス消費量
56.0 kW
13
39.0 kW
14 定格ガス消費量
43.0 kW
12 定格消費電力
0.97 kW
15 定格消費電力
1.07 kW
運転条件
地域
東京
建物用途
店舗
定格能力
63.0 kW
16 エネルギー種別 13A(12A含む)
熱量換算係数
45
MJ/㎥
■原油換算使用量
ガ
ス
電
気
定格能力
平均負荷率 稼働時間
原油換算使用量
(kWh)
(kl)
運転種別
1月
暖房
63.0
2.05
44.6%
150
2,053.2
0.190
2月
暖房
63.0
2.07
43.3%
150
1,977.1
0.183
3月
暖房
63.0
2.18
32.5%
150
1,409.1
0.130
4月
暖房
63.0
2.12
15.1%
50
224.9
0.020
5月
冷房
56.0
3.33
17.6%
130
384.6
0.035
6月
冷房
56.0
3.39
21.6%
260
930.0
0.086
7月
冷房
56.0
2.70
52.6%
260
2,839.7
0.263
8月
冷房
56.0
2.69
52.9%
260
2,864.2
0.266
9月
冷房
56.0
3.04
39.9%
260
1,908.8
0.177
10月
冷房
56.0
3.30
15.2%
130
336.6
0.031
11月
暖房
63.0
2.15
17.2%
251.8
0.023
12月
暖房
63.0
2.20
31.2%
1,344.4
0.124
合計
-
50
150
2,000
(kW)
平均 COP
エネルギー使用量
月
定格能力
(%)
-
(h)
-
平均負荷率 稼働時間
1.528
エネルギー使用量
原油換算使用量
(kWh)
(kl)
月
運転種別
1月
暖房
63.0
30.46
44.6%
150
138.4
0.012
2月
暖房
63.0
30.67
43.3%
150
133.3
0.012
3月
暖房
63.0
32.37
32.5%
150
95.0
0.008
4月
暖房
63.0
31.40
15.1%
50
15.1
0.001
5月
冷房
56.0
49.40
17.6%
130
25.9
0.002
6月
冷房
56.0
50.26
21.6%
260
62.6
0.005
7月
冷房
56.0
40.05
52.6%
260
191.4
0.017
8月
冷房
56.0
39.93
52.9%
260
193.0
0.017
9月
冷房
56.0
45.11
39.9%
260
128.6
0.011
10月
冷房
56.0
48.90
15.2%
130
22.6
0.002
11月
暖房
63.0
31.84
17.2%
16.9
0.001
12月
暖房
63.0
32.57
31.2%
90.6
0.008
合計
-
50
150
2,000
1,113.4
0.096
(kW)
-
平均 COP
16,524.4
(%)
-
(h)
-
原油換算使用量合計
(kl/年)
9
1.624 kl
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■導入予定設備情報の入力(指定計算)
以下の説明を参考に、導入予定設備情報をポータルへ入力します。
No.
項目名
入力方法
1
既存/導入予定
プルダウン
「導入予定設備」を選択する
2
更新範囲
プルダウン
事前に登録した更新範囲から該当の範
囲を選択する
3
台数
手入力
【2】で選択した更新範囲内の、導入予
定設備の台数を入力する
4
製造メーカー
手入力
導入予定設備の製造メーカー名を入力
する
5
製品名
手入力
導入予定設備の製品名を入力する
製品カタログ、仕様書から転記する。
導入予定設備の製品型番を入力する
製品カタログ、仕様書から転記する。
セット型番(複数の設備により構成さ
れるセット販売品の型番)がある場合
はセット型番を、ない場合は室外機の
型番を入力する。
6
型番(品番)
手入力
7
設置年
プルダウン
8
9
性能区分
基準値1
性能値1
説明
備考
導入予定設備の設置年を選択する
自動表
示
「別表1」で定められた性能区分基準
値が表示される
手入力
基準値1に示された基準値を満たすこと
製品カタログ、仕様書から転記する。
手入力
製品カタログ、仕様書に記載の既存設
備の仕様情報を入力する
製品カタログ、仕様書から転記する。
プルダウン
既存設備のエネルギー種別を選択する
※「その他」を選んだ場合は、熱量換算
係数を入力する
冷房定格能力
冷房定格ガス消費量
10
~
15
冷房定格消費電力
暖房定格能力
暖房定格ガス消費量
暖房定格消費電力
16
エネルギー種別
10
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
エネルギー使用量の計算
計算方法の
検討
既存設備
更新範囲の
登録
省エネ量の確認
導入予定設備
計算裕度
の設定
■登録情報の確認
「申請者詳細 画面」の[設備情報一覧] で、設備の計算漏れが無いか確認をしてください。
<申請者詳細 画面>-<導入設備一覧>
<申請者詳細 画面>
■事業全体での省エネルギー量の確認
計算された省エネルギー量の算出結果を確認します。
申請する補助事業の省エネルギー効果を必ずご確認ください。
<申請者詳細 画面>-<省エネルギー効果計算(総括)>
裕度
合計(裕度加味)
%
%
%
%
%
%
%
%
※マイナスの値でも可
※マイナスの値は不可
※裕度が加味された
合計値が表示される
<省エネルギー効果計算(総括)表でのマイナス表記について>
既存設備と導入予定設備で使用するエネルギー種別が異なる場合、エネルギー種別ごとの合計値にマイナスの値が
表示される場合がありますが問題はありません。
ただし、事業全体の省エネルギー量の合計が0またはマイナスとなる場合は、事業を通じて省エネルギー効果を得られて
いないため、交付申請を行うことが出来ませんのでご注意ください。
例)既存設備のエネルギー種別
:油 (原油換算での年間エネルギー使用量:1,000kl)
導入予定設備のエネルギー種別:ガス (原油換算での年間エネルギー使用量:-700kl)
このケースの場合、油の省エネルギー量が1000klになる一方、ガスは700kl増えるため、ガスだけを見た場合
はエネルギー使用量が増加したことになります(=省エネルギー量がマイナス表示になる)。
ただし、事業全体(油やガスも含めた全体のエネルギー使用量)を見た場合は、300klの省エネルギー量を
得たことになります。
11
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
エネルギー使用量の計算
計算方法の
検討
既存設備
更新範囲の
登録
省エネ量の確認
導入予定設備
計算裕度
の設定
■計算裕度設定画面の表示
「計算裕度」を設定する場合は、以下「裕度設定」画面にて登録を行います。
<申請書詳細 画面>
■申請書詳細
1
計算裕度登録
1 計算裕度登録クリックし、計算裕度
登録画面表示
同意確認
計算裕度登録
■裕度選択
2 裕度選択(プルダウン)
設備区分ごとに10~20%の裕度を選択する
最低でも10%の裕度設定は必須
計算裕度登録
裕度
2
%
|▼
%
|▼
%
|▼
%
|▼
%
|▼
%
|▼
%
|▼
%
|▼
■裕度登録
3 保存
内容を確認し、問題がなければ[保存]をクリック
保存
3
登録が完了すると、「申請者詳細 画面」に戻ります。
これで、すべての必要情報の登録、及び省エネルギー量計算は完了です。
12
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■「独自計算」を用いた場合の情報の登録について
「独自計算」で既存設備、導入予定設備のエネルギー使用量を算出した場合は、その結果を補助事業ポータルに登
録する必要があります。
補助事業ポータルでは、入力されたエネルギー使用量を原油換算し、事業全体の省エネルギー効果を算出します。
■更新範囲の登録
「独自計算」を用いる際には、更新範囲登録画面の計算方法の欄で必ず「独自計算」を選択し、確定ボタンをクリック
してください。その後、更新範囲の名称を入力のうえ、登録してください。
※ 「独自計算」を選択した場合は、稼働条件(稼働時間や必要熱量 等)の登録は行いません。
■既存設備・導入予定設備の原油換算使用量の計算
「エネルギー使用量算出 画面」を開き、以下の手順に沿って各情報を登録し、設備の原油換算使用量を算出します。
2-6 省エネルギー効果計算書(設備毎/既存設備)
■計算方法・更新範囲、台数
計算方法
独自計算
更新範囲
フロア1
台数
1台
高効率空調
種別
(空調)ガスヒートポンプエアコン
1. 更新範囲を選択する
「独自計算」の結果を登録するために作成した更新範
囲を選択し、確定ボタンをクリックしてください。
既存/導入予定 既存設備
■設備情報
設備区分
製造メーカー
○○株式会社
製品名
カクメイエアコンG
H7-TMAK
設備情報
型番(品番)
設置年
基準要件
2. 設備の基本情報を入力する
1995年
性能区分
-
基準値1
-
性能値1
-
基準値2
-
性能値2
-
備考
-
種別1
昼間買電
種別2
その他の
燃料等
エネルギー
種別情報
<登録する設備が既存設備の場合>
製品名や型番等の情報を登録します。
熱量換算係数
1
熱量換算係数
2
<登録する設備が導入予定設備の場合>
予め登録をした該当設備をプルダウンから選択
してください。
9.97 千kWh
21 千㎥
■エネルギー使用量
原油換算使用量
(kl)
エネルギー使用量
月
kWh
電
気
1月
69.600
0.018
2月
67.700
0.017
3月
51.600
0.013
4月
9.100
0.002
5月
22.700
0.006
53.400
0.014
123.300
0.032
124.000
0.032
94.100
0.024
10月
20.200
0.005
11月
10.100
0.003
12月
49.700
0.013
6月
7月
8月
9月
様式サンプル
695.500
合計
月
千㎥
ガ
ス
0.179
原油換算使用量
(kl)
エネルギー使用量
1月
0.597
0.324
2月
0.583
0.316
3月
0.445
0.241
4月
0.078
0.042
5月
0.196
0.106
6月
0.460
0.249
7月
1.063
0.576
8月
1.069
0.579
9月
0.811
0.439
10月
0.174
0.094
11月
0.087
0.047
12月
0.428
0.232
合計
5.991
3.246
原油換算使用量合計
(kl)
3. エネルギー種別情報を入力する
該当の設備が使用するエネルギー種別を選択してくだ
さい。選択した種別に応じ、原油換算を行います。
4. エネルギー使用量を入力する
「独自計算」で算出した設備の月別のエネルギー使用
量を登録してください。
※原油換算する前のエネルギー使用量を登録します。
5. 原油換算量等計算ボタンをクリック
入力したエネルギー使用量の値を基に、各月の原油
換算を行います。
3.425 kl
13
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■【参考】ガスヒートポンプエアコンの簡易計算の計算手順と計算式
ガスヒートポンプエアコンの簡易計算については以下の考えに基づき、補助事業ポータルで計算を行っています。
凡
例
製品カタログ等から転記する値
実績又は計画に基づき入力する値
使用データや計算ロジックによって自動入力される値
1.平均負荷率の選択
事業所住所と運転種別から平均負荷率を求める(住所・運転種別から自動選択)。
平均負荷率
[%]
2.平均COP比の選択
設備の設置年、運転種別と1.で求めた平均負荷率から平均COP比を求める。
平均COP比
3.平均COP算出の計算
設備の定格能力から定格COPを求め、2.で求めた平均COP比を乗じて平均COPを計算する。
定格能力
(製品カタログ値)
[kW]
÷
定格ガス消費量
(製品カタログ値)
[kW]
+
定格消費電力
(製品カタログ値)
[kW]
定格COP
×
平均COP比
=
平均COP
÷
換算係数
(電力⇒ガス)
0.369
=
定格COP
※次頁に続く
14
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
4.エネルギー使用量算出の計算
定格能力と1.で求めた平均負荷率から平均ガス使用量を計算する。
平均ガス使用量を3.で求めた平均COPで除し、想定稼働時間、台数を乗じてガス使用量を計算する。
定格能力
(製品カタログ値)
[kW]
÷
平均COP
=
平均ガス使用量※
[kW]
平均ガス使用量※
[kW]
×
平均負荷率
[%]
×
想定稼働時間
[h/年]
×
台数
[台]
=
ガス使用量
[kWh/年]
ガス使用量
[kWh/年]
×
単位変更
1/1,000
[kWh⇒MWh]
×
熱量変換係数
3.6
[GJ/MWh]
×
原油換算係数
0.0258
[kl/GJ]
=
原油換算使用量
[kl/年]
※部分負荷特性を考慮した想定ガス使用量
5.省エネルギー量算出の計算
1.~4.までの計算を既存・導入予定設備で実施し、各々の原油換算使用量を求める。
既存・導入予定設備の差分を省エネルギー量とする。
既存設備
原油換算使用量
[kl/年]
-
導入予定設備
原油換算使用量
[kl/年]
=
省エネルギー量
[kl/年]
15
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■必要添付書類
交付申請書には選択した計算種別に応じて下記の書類を添付してください。
No.
1
2
3
計算パターン
必要証憑
証憑例
○
導入予定設備設備の仕様(定格能力、定
格ガス消費量、定格消費電力)の根拠
導入予定設備 製品カタログ・仕様書
※該当する箇所に蛍光マーカー等で印をつけ、
転記した箇所が判るようにする。
○
独自計算の計算過程および使用した値の証
憑
計算過程説明書(計算式含む)
計算したデータの根拠資料
指定 簡易 独自
○
熱量換算係数(発熱量)の根拠
(○) (独自計算を使用し、エネルギー種別「その
他」を選んだ場合のみ)
熱量換算係数の値が確認できる、燃料供給
業者により提供された資料
※独自計算の場合、上記必要証憑をすべて添付してください。
※既存設備の場合、添付する必要はないが、SIIの求めに応じ、迅速に対応できるよう準備してください。
※上記は、交付申請時の提出書類添付4(設備の製品カタログ/設備の仕様書)、又は添付8(省エネルギー効果
独自計算書)にあたります。
(「[別冊]交付申請の手引き」参照)
16
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■使用データ
<表1>平均負荷率
JIS B 8616に定められた代表12地域における冷房及び暖房負荷率を、
同JISに定められた想定負荷と外気温度発生データを用いて算出。
【店舗】 代表12地域別・月別平均負荷率
冷房
冷房
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
東京
0.0%
0.0%
7.1%
8.6%
17.6%
21.6%
52.6%
52.9%
39.9%
15.2%
4.9%
0.0%
大阪
0.0%
0.0%
0.0%
8.0%
19.2%
30.8%
58.0%
65.8%
45.4%
16.0%
4.9%
0.0%
名古屋
0.0%
0.0%
0.0%
10.4%
17.3%
28.4%
52.1%
59.1%
38.1%
16.2%
0.0%
0.0%
仙台
0.0%
0.0%
0.0%
11.0%
11.2%
14.8%
34.8%
34.8%
20.4%
5.0%
0.0%
0.0%
福岡
0.0%
0.0%
0.0%
9.6%
18.4%
27.0%
53.8%
60.5%
35.1%
11.9%
2.0%
0.0%
広島
0.0%
0.0%
0.0%
6.0%
17.1%
27.0%
55.2%
64.7%
39.7%
16.1%
0.8%
0.0%
高松
0.0%
0.0%
0.0%
11.4%
19.8%
29.9%
57.8%
63.8%
37.9%
11.2%
8.0%
0.0%
富山
0.0%
0.0%
0.0%
3.8%
20.0%
19.8%
40.5%
50.6%
25.4%
11.1%
3.6%
0.0%
前橋
0.0%
0.0%
0.0%
8.8%
20.0%
26.3%
51.0%
56.8%
34.6%
14.3%
5.4%
0.0%
盛岡
札幌
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
12.3%
6.3%
16.9%
3.6%
17.6%
19.2%
30.7%
19.4%
30.7%
21.8%
18.5%
8.3%
4.8%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
鹿児島
0.0%
0.0%
3.8%
11.1%
18.9%
32.0%
58.5%
62.7%
46.1%
19.3%
9.6%
0.0%
暖房
暖房
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
東京
44.6%
43.3%
32.5%
15.1%
13.3%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
6.2%
17.2%
31.2%
大阪
45.8%
46.4%
25.5%
15.1%
8.3%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
20.3%
32.9%
名古屋
53.4%
49.7%
30.4%
20.2%
6.8%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
8.1%
18.4%
39.9%
仙台
75.3%
68.5%
54.9%
28.5%
24.7%
9.9%
0.0%
0.0%
0.0%
14.0%
27.3%
59.3%
福岡
41.7%
42.0%
27.5%
8.9%
6.2%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
7.8%
22.5%
32.3%
広島
48.3%
47.5%
27.7%
11.6%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
10.3%
21.5%
34.5%
高松
49.6%
45.8%
29.2%
13.5%
8.1%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
12.4%
20.7%
33.6%
富山
68.3%
68.3%
43.5%
24.7%
9.3%
6.2%
0.0%
0.0%
0.0%
13.3%
29.1%
51.2%
前橋
56.5%
53.0%
39.0%
20.8%
14.5%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
14.9%
24.6%
45.0%
盛岡
札幌
95.2% 100.0%
90.4% 100.0%
66.1%
84.7%
33.9%
51.5%
19.9%
22.1%
11.6%
18.3%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
13.1%
6.8%
23.8%
25.7%
51.4%
58.0%
78.7%
92.8%
鹿児島
32.1%
28.9%
18.5%
11.5%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
14.2%
27.7%
【事務所】代表12地域別・月別平均負荷率
冷房
冷房
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
東京
0.0%
0.0%
11.8%
11.4%
24.2%
30.5%
56.9%
61.6%
48.5%
21.1%
10.4%
0.0%
大阪
0.0%
0.0%
2.8%
15.5%
28.8%
41.3%
65.7%
72.3%
54.3%
19.7%
10.9%
9.6%
名古屋
0.0%
0.0%
5.3%
14.8%
24.3%
38.0%
62.0%
67.3%
45.6%
22.7%
4.6%
0.0%
仙台
0.0%
0.0%
7.4%
15.0%
13.4%
22.4%
38.6%
43.4%
25.4%
8.8%
2.0%
0.0%
福岡
0.0%
0.0%
4.4%
11.0%
22.4%
37.4%
63.6%
68.7%
45.5%
20.7%
7.9%
9.6%
広島
0.0%
0.0%
1.5%
9.4%
27.5%
40.3%
64.4%
71.9%
48.4%
21.7%
7.2%
0.0%
高松
0.0%
0.0%
2.0%
14.4%
25.7%
38.2%
66.7%
70.7%
48.6%
15.9%
8.1%
0.0%
富山
0.0%
0.0%
2.9%
9.6%
21.2%
28.4%
51.9%
59.2%
33.9%
16.1%
6.2%
7.4%
前橋
0.0%
0.0%
1.8%
12.8%
25.1%
36.6%
58.8%
62.7%
43.2%
17.3%
10.4%
0.0%
盛岡
0.0%
0.0%
0.0%
13.4%
17.8%
25.5%
37.6%
41.7%
23.4%
6.0%
0.0%
0.0%
札幌
0.0%
0.0%
0.0%
10.6%
4.6%
20.3%
26.8%
30.1%
15.3%
4.4%
0.0%
0.0%
鹿児島
1.5%
0.0%
7.2%
16.4%
29.8%
41.7%
66.6%
70.4%
57.6%
29.0%
15.2%
5.6%
暖房
暖房
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
東京
19.5%
18.6%
12.7%
4.1%
0.8%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
4.3%
12.4%
大阪
21.7%
21.8%
9.9%
5.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
6.8%
14.2%
名古屋
26.1%
24.2%
12.1%
5.5%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
4.6%
16.8%
仙台
42.0%
36.7%
26.7%
11.2%
12.4%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
1.6%
12.0%
30.6%
福岡
19.3%
20.8%
11.7%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
7.8%
14.4%
広島
22.9%
22.1%
11.4%
1.1%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
8.8%
14.4%
高松
23.0%
20.0%
10.5%
2.6%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
7.2%
13.3%
富山
36.7%
35.2%
20.2%
13.2%
4.6%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
2.1%
16.0%
26.3%
前橋
27.4%
24.9%
16.8%
7.6%
3.3%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
3.3%
9.4%
21.0%
盛岡
56.1%
51.8%
34.4%
12.8%
6.8%
0.0%
0.0%
0.0%
2.3%
9.5%
23.8%
42.2%
札幌
66.7%
62.8%
48.3%
28.3%
6.5%
4.6%
0.0%
0.0%
0.0%
12.7%
29.9%
52.9%
鹿児島
14.0%
10.5%
4.5%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
1.9%
11.2%
17
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■使用データ
<表2>平均負荷率補足
※地域区分
(参考)JIS12都市への都道府県の分類方法
【分類方法】
1. 各都道府県の県庁所在地を、その都道府県の代表都市とした。
2. 各県庁所在地の外気温度データ※から、月別の最低、最高、平均気温を算出し、JIS12都市と比較指標とした。
3. 各県庁所在地と12都市の各指標を以下の基準で比較し最も気象条件が近いと思われるJIS12都市に分類した。
※ 1981年から2010年の30年平均値(気象庁)を利用。
※ 空調の平均負荷率変動に影響を与える「外気温度」のみを考慮。
【懸念事項】
都道府県内でエリア差が大きい場合は計算誤差が大きい(岐阜など)。
JIS12都市
左記の都市に分類した都道府県
都市名
都市名
札幌(北海道)
ー
盛岡(岩手)
青森
仙台(宮城)
秋田、山形、福島、長野
前橋(群馬)
埼玉、石川、滋賀、奈良、鳥取、島根
東京
富山(富山)
名古屋(愛知)
千葉、神奈川
茨城、栃木、新潟、福井、山梨
岐阜、三重、京都、山口
大阪(大阪)
兵庫、和歌山
広島(広島)
岡山
高松(香川)
愛媛、佐賀、熊本、大分
福岡(福岡)
静岡、徳島、高知、長崎、宮崎
鹿児島(鹿児
島)
沖縄
18
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■使用データ
<表2>平均負荷率補足
※地域区分
(参考)JIS12都市と分類した都市の年間外気温度の比較
JIS1
2都市
札幌
盛岡
仙台
前橋
東京
富山
名古屋
大阪
広島
高松
福岡
鹿児島
19
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■使用データ
<表3>部分負荷効率特性を考慮した平均COP比
部分負荷効率特性
■定格COPに対する中間性能の平均COP比を基に策定
3.0
冷房 (1995)
暖房 (1995)
2.5
冷房 (2005)
暖房 (2005)
定格COPp比
2.0
冷房 (2015)
暖房 (2015)
1.5
1.0
0.5
0.0
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
1.0
負荷率
(参考)中間性能(50%)時の定格COPに対する平均COP比率
■中間性能の定格COPに対する平均COP比
※メーカーが各年代に販売していた代表機種の平均値。
※25%時の値は50%時の値を基に直線補完し算出、25%以下は、0%時(25%時の値に0.75を乗じて算出)と25%時の値を直線補間し算出した。
設置年
1995
2005
2015
平均負荷率
冷房
暖房
冷房
暖房
冷房
暖房
1.00
0.50
0.25
0.00
1.000
1.000
1.000
1.000
1.000
1.000
1.025
0.955
0.971
0.936
1.929
1.363
1.037
0.932
0.957
0.903
2.393
1.544
0.787
0.682
0.707
0.653
2.143
1.294
<表4>熱量換算係数(発熱量)
ガス
エネルギー種別
熱量換算係数
単位
都市ガス13A(12A含む)
45
MJ/㎥
液化石油ガス(LPG)い号
100
MJ/㎥
液化石油ガス(LPG)ろ号
63
MJ/㎥
低カロリーガス
21
MJ/㎥
その他
手入力
手入力
20
設備別 省エネルギー効果計算の手引き
ガスヒートポンプエアコン
■基準エネルギー消費効率
種別
性能区分
基準値
冷房能力が7.1kW超 28kW未満
〈APFp〉 1.07 以上
冷房能力が28kW以上 35.5kW未満
〈APFp〉 1.22 以上
ガスヒートポンプエアコ
冷房能力が35.5kW以上 45kW未満
ン
冷房能力が45kW以上 56kW未満
冷房能力が56kW以上
対
象
範
囲
〈APFp〉 1.37 以上
〈APFp〉 1.59 以上
〈APFp〉 1.70 以上
室内機、室外機および一体で出荷される範囲
(室内機、室外機と一体で出荷される範囲の例)
リモコン、パネル、分岐管、水熱交換ユニット、冷温水ポンプ(チラー)
1. 冷媒にオゾン層を破壊する物質が使用されていないこと。
備
考
2. 期間成績係数〈APFp〉については、JIS B 8627 に規定する方法により算出するものとする。
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