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り障範囲・原因箇所特定システム

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り障範囲・原因箇所特定システム
OpS
り障範囲・原因箇所特定システム
●り障範囲・原因箇所特定システムの実行イメージ
NGNなどIP網の大規模化・複雑化が進んでおり、障害がネットワーク・サー
ビスに及ぼす影響は大きくなっている。一方で、ネットワーク監視機能の大容
量化は進んでおらず、大規模網における障害に対して、その障害発生箇所・
影響範囲を把握することが難しくなっています。り障範囲・原因箇所特定シス
テムは、そのような大規模IP網における障害発生箇所、影響範囲を迅速に特
定することを実現するシステムです。
両情報を重ね合わせ
ることで、障害の原因
箇所、その影響範囲を
特定、提示する。
り障範囲・原因
箇所特定部
NG
NG
NG
OK
OK
OK
NWの全
ルータを
Ping監視
高速Ping
機能部
・・・
数万装置規模のIP網で、り障範囲・原因箇所を特定することを実現するには、
まずネットワークを構成する各機器の正常性(疎通性)を高速に確認できるこ
とが必要であり、次に障害発生時には、それがネットワーク構成上どのように
影響を及ぼしているかが把握できる必要があります。本成果では、ネットワー
ク機器数万装置の疎通を1分以内に確認する技術として、「高速多量導通試
験技術(高速Ping)」を確立、さらに数万装置のネットワーク構成を5分以内に
収集する「高速トポロジー収集技術(高速Traceroute)」を確立しました。り障
範囲・原因箇所特定システムは、両技術を連携させることで実現しており、高
速Tracerouteのトポロジー結果と高速Pingの障害情報を重ね合わせることで、
障害の原因箇所、その障害影響範囲を短時間で特定することを可能としてい
ます。
本技術は廉価な1台のWS上で実行可能であり、監視稼働コストを削減する
と同時に、監視システムの導入コスト削減が期待できます。
り障範囲・原因箇所特定システム
NWトポロ
ジー情報を
収集
高速
Traceroute
機能部
大規模IP網における
障害箇所・り障範囲
を迅速に特定
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