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特 長 適用雑草および使用方法
水田初・中期一発処理除草剤 カフェンストロール(PRTR・1 種) ……………………………………………………………………… 5.25% シハロホップブチル(PRTR・1 種) ………………………………………………………………………… 3.8% ピラゾスルフロンエチル………………………………………………………………………………… 0.525% 界面活性剤、木質微粉等……………………………………………………………………………… 90.425% 農林水産省登録 第 20943 号 毒性 普通物 有効年限 3 年 包装 (40g × 10 パック)× 20 ●特 長 1.畦畔からパックを投げ込むだけの簡単散布。散布器具も不要です。 2.ノビエなど各種水田雑草に安定した効果を示します。また、通常40 〜50日間の残効が期待出来ます。 ●適用雑草および使用方法 作物名 使用時期 適用 土壌 水田一年生雑草 及び マツバイ ホタルイ ヘラオモダカ (北海道、東北) ウリカワ ミズガヤツリ (北海道を除く) ヒルムシロ (北陸を除く) セリ アオミドロ・藻類による 表層はく離 (北陸を除く) 移植後5日〜 ノビエ2葉期 ただし、 移植後30日まで 壌土〜 埴土 移植後5日〜 ノビエ3葉期 ただし、 移植後30日まで 使用量 本剤の 使用 使用 方法 回数 小包装 (パック) 砂壌土〜 10個 1回 埴土 (400g) /10a 壌土〜 埴土 水田に小包装 (パック) のまま投げ入れる 移植水稲 適用雑草名 適用地帯 北海道 東北、九州の 普通期及び 早期栽培地帯 北陸、関東・東山・ 東海、近畿・中国・ 四国の普通期及び 早期栽培地帯 カフェンストロールを含む 農薬の総使用回数 シハロホップブチルを含む 農薬の総使用回数 ピラゾスルフロンエチルを含む 農薬の総使用回数 1回 3回以内 1回 (平成26年12月31日現在の登録内容) 121 ●効果・薬害等の注意 ●本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期まで(北 海道では2葉期まで)に時期を失しないように散布する。 ●多年生雑草は生育段階によっては効果にフレがでるので、必ず適期に 散布する。 各雑草の散布適期は以下の通り。 ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ……………………………2葉期まで ヘラオモダカ………………………………………………… 発生始期まで ヒルムシロ……………………………………………………… 発生期まで セリ …………………………………………………………… 再生始期まで アオミドロ、表層はく離…………………………………………… 発生前 ●浅 植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はて いねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除く。 未成熟有機物を使用した場合は特にていねいに行う。 ●散 布 に 当 っ て は、 水 の 出 入 り を 止 め て5〜6cmの 湛 水 状 態 に 保 つ。 散布後少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させ たり水を切らしたりしないように注意し、また散布後7日間は落水、か け流しはしない。 ●本剤は小包装 (パック)のまま10アール当たり10個の割合で水田に均等 に投げ入れる。 ●藻や浮草が多発している水田では拡散が不十分となり、効果の劣る可 能性があるので使用をさける。 ●梅雨期等、散布後に多量の降雨が予想される場合には除草効果が低下 することがあるので使用をさける(効果)。 ●パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業した り、降雨で破袋しないように注意する。 ●下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさける。 特に下記①〜③の条件と散布時または散布後数日以内の梅雨明けなど による異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意する。 ①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)。 ②軟弱な苗を移植した水田。 ③極端な浅植えや深植えをした水田、および浮き苗の多い水田。 122 ●活 着遅延を生じるような異常低温が予測されるときは、初期生育の抑 制などが生じるおそれがあるので、このような条件での使用に際して は、県の防除基準に基づき関係機関の指示を受けることが望ましい。 ●れ んこん、くわい、いぐさ、せりなどの生育を阻害するおそれがある ので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意する。 ●いぐさの栽培予定田では使用しない。 ●本剤散布後の田面水を他作物に灌水しない。 ●本 剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう に注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の 指導を受けることが望ましい。 ●安全使用上の注意 ●必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきる。 ●本 剤は水溶性フィルムに小包装化されているため、ぬれた手で触らな い。 ●水溶性フィルム包装が破裂した場合は以下の点に注意する。 本 剤は眼に対して強い刺激性があるので、眼に入らないように注意。 眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当てを受ける(強 い刺激性) 。 皮 ふに付着しないように注意。皮ふに付いた場合は直ちに石けんでよ く洗い落とす (刺激性) 。 ●漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収する。 ●移送取扱いは、ていねいに行う。 魚毒性等…養魚田では使用しない(魚類)。 河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意(藻類)。 散布後は河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意。 空 容器・空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処 理する。 123 保 管…密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼・乾燥した所。 水溶性フィルムは吸湿性があるので、湿気には十分注意し、 使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管する。また、強く加圧さ れると包装材フィルムが劣化するおそれがあるので、下積み にならないようにする。 火災時の…火災時は適切な保護具を着用し、消火剤で消火に努める。 措置 124