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Premium 平成27年度の取組実績

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Premium 平成27年度の取組実績
青森県総合流通プラットフォーム A!Premium
平成27年度の取組実績
1
1.「A!Premium」のコンセプト
市場価格
現在の流通ボリューム
(クール宅急便)
A!Premium
希少性
高品質
ブランド
独自性
九州
四国
中国
関西
中部
信越
関東
東京
東北
県内
(千人)
地帯別人口
流通コスト
多
9,100
43,500
22,500
20,800
24,500
中
少
流通量
A! Premium
2
2.輸送サービス詳細
利用しやすい料金で、”スピード輸送+保冷一貫輸送“サービスを実現!
高付加価値商材を高鮮度で全国へ、東南アジアへ輸送!
◇A!Premiumが目指すサービス
通常の宅急便サービスレベル
プラットフォームのサービス
翌日午前中配達エリアを大幅に拡大し
西日本への販路構築を支援
翌日午前中エリア
翌日午後エリア
翌々日エリア
AOMORI
鮮度、品質を維持したスピード小口輸送の
365日運行により継続取引を支援
SENDAI
アジア圏への最短翌日配送
*クール対応は香港・台湾・シンガポール・マレーシア
ASIA
※翌日午前中配達が
可能なエリアの人口カバー率
7.5%
TOKYO
OSAKA
上海・香港・台湾
マレーシア
シンガポール
OKINAWA
84.7%
3
3.平成27年度の取組概要
4月
A!Premiumサービス開始
 4月27日 出発式
•
ヤマト運輸㈱青森主管支店にて、加藤東北支社長、三村知事
出席の下、出発式を開催
 九州でのプロモーション
•
出発式に合わせ、西鉄ストア(北九州市、福岡市)にて、活ホタ
テの対面販売を実施。
※協力:野辺地漁協
4
3.平成27年度の取組概要
5月~7月
県内サプライヤー掘り起こし
 県内企業訪問
•
ヤマト運輸㈱担当者と企業訪問を繰り返し、
サービス内容の説明、利用を働きかけ
 利用説明会の開催
•
•
5月~6月にかけて、八食センター入居事業者、弘
果弘前中央青果㈱関係事業者、南部達者村関係
者へ個別説明会を開催
7月には、弘前、八戸、青森の順に利用説明会を
開催
5
3.平成27年度の取組概要
7月~10月
•
•
•
海外見本市出展(沖縄県、ANA、ヤマト運輸との連携)
沖縄県シンガポール事務所開設に合わせたプロモーション・サンプル輸送(7月)
香港フードエキスポへの県内事業者出展支援(8月) ※3社
Oishii Japan(シンガポール)への県内事業者出展支援(10月) ※3社
沖縄県シンガポール事務所開設時の商談会
香港フードエキスポ
Oishii Japan(シンガポール)
6
3.平成27年度の取組概要
9月、10月、1月
•
•
西日本企業訪問
西日本飲食店、スーパー等への営業を集中的に実施
計20社訪問、約半数が取引希望有り、一部取引開始
NO
エリア
府県
市町村
【飲食店】
1 中国・四国
広島
東広島市
2 関西
大阪
大阪市北区
3 関西
兵庫
神戸市中央区
4 九州
福岡
福岡市中央区
5 九州
福岡
久留米市
6 九州
福岡
福岡市中央区
7 九州
福岡
福岡市中央区
8 中国・四国
広島
広島市中区
9 中国・四国
山口
宇部市
10 九州
福岡
福岡市中央区
11
福岡
三井郡大刀洗町
12 関西
京都
京都市中京区
13 関西
京都
京都市中京区
14 中国・四国
広島
広島市中区
15 関西
大阪
豊中市
16 関西
兵庫
神戸市兵庫区
17 関西
兵庫
神戸市中央区
【スーパー・百貨店】
1 九州
福岡
福岡市
2 九州
福岡
北九州市
3 中部
愛知
名古屋
7
3.平成27年度の取組概要
10月
海外土産便の試行
販売日時
台湾人宿泊数
販売実績
今後に向けての改善点
ホテルグランメール山海荘
ホテル十和田荘
10月28日(水) 16:00-21:00
10月29日(木) 6:30- 8:30
10月29日(木) 16:00-21:00
10月30日(金) 6:30- 8:30
約70名
りんご(サンふじ9玉) 8箱
約200名
りんご(サンふじ9玉) 5箱
・クレジットカード利用ができる状態が望ましい。
・購入手続き(申込書記載、委任状への署名、IDまたはパスポート写し)のフォローが必要。
・海外側の旅行代理店との連携が必要。
・台湾向けりんご検疫等に協力いただける出荷者の調整。
※今後、ヤマト運輸㈱と連携し、県内事業者へ土産便導入を働きかけするほか、台湾側とも連携予定
購入手続き書類作成
ホテルグランメール山海荘
ホテル十和田荘
8
3.平成27年度の取組概要
11月~12月
ギフト販売試行(御歳暮)
9
3.今年度の取組概要
12月
沖縄国際物流ハブ活用A!Premium輸出商談会
沖縄県と共催での輸出商談会を開催(青森市)
※9月は事前相談会も実施、沖縄県物産公社、JCC(沖縄県商社)と連携
• 香港2社、シンガポール2社、台湾1社、計5社のバイヤーを招聘
• A!Premiumサプライヤー10社が参加
•
(9月)沖縄県共催の輸出相談会(青森市)
(12月)沖縄県共催の輸出商談会(青森市)
10
3.平成27年度の取組概要
1月
青森食材の浸透、マッチング促進
 大阪メニューフェア(青森FLOOR:グランフロント大阪)
•
•
1/18(月)~2/7(日)の3週間、18店舗が独自メニュー(28メニュー)を提供。
計1,121食(白魚、ホタテ、マダラ、白子、長いも、にんにく等13アイテム)、
約490kgの食材を提供。
→フェア終了後、複数の店舗親会社から継続取引意向あり。
 香港メニューフェア(最大の取引先:マキシムグループ)
•
1/13(水)~約2ヶ月間、香港の寿司店舗にてメニューフェア開
催(ホタテ、ホッキ、ヒラメ、イカ、タコ)
11
3.平成27年度の取組概要
2月
マッチング促進
 スーパーマーケットトレードショー(東京ビッグサイト)
•
2/10(水)~12(金)の3日間、エープレサプライヤー4社が出展。
[うち生鮮系2社] 弘前丸魚:鮮魚、ヒラメ昆布〆
平内漁協:半成貝(1年貝)、活ホタテ
 香港飲食店グループ訪問
•
2/15(火)~19(金)、本県職員とヤマト運輸㈱担当者で香港飲食店(7件)
を訪問
3月
マッチング促進
 西日本飲食店グループ産地訪問
•
平成27年度に訪問した飲食店グループ等のうち9社が産地訪問を実施。
飲食店グループ
店舗数等
その他
店舗数等
大阪A社
多業態13店舗
香港A社
香港・マカオ等への中卸
神戸B社
海鮮系14店舗
国内スーパー
西日本大手(鮮魚部門)
神戸C社
多業態19店舗
広島D社
多業態14店舗
広島E社
多業態17店舗
福岡F社
多業態20店舗
福岡G社
海鮮系5店舗
産地訪問実施状況
12
平成27年度利用実績
13
1.利用契約者・利用実績(2016.3月末)
H27年度実績(H27.4.27-H28.3.31)
利用契約者数
年度
年間個数
目標
実績
当初目標
目標値置換
(H27年度末)
実績
1 年目
H2 7
75
88
1 ,0 0 0
-
3 ,5 3 2
2年目
H28
150
-
3,000
5,000
-
3年目
H29
200
-
7,000-8,000
8,000
-
 利用契約者:当初目標75社 → 88社
 利用実績:当初目標1,000個 → 3,532個
(2年目の目標値としていた3,000個も達成)
 H27年度実績を踏まえ、H28年度以降の目標を上方修正
14
2.利用契約者の推移
 利用契約者は、サービス開始当初32社から88社へ約2.8倍増加
 地域別内訳は、東青21社、中南19社、三八20社、その他28社
利用契約者月別推移
利用契約者地域別内訳
(社)
100
90
80
H27年度目標:75
70
64
60
4/27
サービス開始
50
40
32
47
68
73
79
83 83
86 88
53
36
30
20
10
0
14
0
2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月
15
3.利用実績の推移
 利用実績は順調に推移。当初目標1,000個は9月末で達成
 品目別には、水産品(鮮魚、貝類等の生鮮品)が最も多い(約87%)
 加工品は水産加工品・菓子類等(約8%)、青果品はりんご等(約5%)
利用実績(月毎累積)
品目別内訳
(個)
H27年度目標:1,000
16
4.利用実績の詳細
 特に海外向け取引が好調(海外向け割合約65%、国内向け割合約35%)
 最大の仕向け先は香港(全体の約62%)
 国内のターゲットである西日本の更なる掘り起こしが必要
国内・海外内訳
仕向先内訳
17
5.平成27年度の総括
明らかになったA!Premiumのターゲット
A!Premiumの訴求力
国内サービス
(冷蔵のみ)
鮮度・スピード
海外サービス
(常温、冷蔵、冷凍)
鮮度・スピード
+輸出手段
目
利用実績
生鮮品
ターゲットマーケット
業務筋(BtoB)
活用可能性
Gift、EC
(飲食、ホテル、百貨店等)
(中ロット以下、直接取引)
項
ターゲット商材
生鮮品
+加工品、
+菓子類、酒類
業務筋(BtoB)
(飲食、ホテル)
+商社取引(BtoB)
Gift、EC
+土産便
現状・課題・改善策等
 海外向けの取引は好調
引き続き、ヤマト運輸㈱・ANA Cargo・沖縄県等と連携し、海外商談機会(見本市等)を積
極的に活用
 国内向け取引は海外と比較し少ない
西日本エリアにおける取組を強化するため、西日本展開拠点を大阪に設置
利用サプライヤー
 未利用のサプライヤーが半数存在
商材提案時のサンプル出荷、商談会・見本市等の積極活用を働きかけ
マーケットニーズ
 魚種のアソート(混載、詰め合わせ)、青果のアソートに対するニーズが多い
サプライヤーへニーズフィードバック、小口アソートの検討
 エープレ商材以外への波及
エープレミアムでの生鮮品提案をきっかけに、他商材(日持ちのするりんご、長いも、にん
にく等)へも波及。 ※エープレの実績とはならないが、積極的な取扱いを提案
18
6.平成28年度の予定
(1)利用促進の方向性
Ⅰ.サプライヤー掘り起し
(1)企業訪問の継続
(2)利用説明会開催
Ⅲ.マッチング(商談機会創出)
Ⅱ.マーケットニーズ掘り起し
【国内】
(1)飲食店訪問によるマッチング
(2)産地訪問によるマッチング
(3)見本市出展によるマッチング
【国内】
(1)西日本展開拠点(大阪)の活用
(2)見本市への出展支援
(3)ギフトトライアル
【海外】
(1)産地訪問によるマッチング
(2)見本市出展によるマッチング
(3)輸出商談会(青森市)開催
【海外】
(1)見本市への出展支援
(2)海外でのレストランフェア開催
(3)海外お土産便トライアル
(3)サプライヤー向け情報発信
(2)A!Premiumの推進体制
県土整備部 港湾空港課
【新設】ロジスティクス推進グループ
(GM以下3名)
※ロジスティクス戦略の推進全般を所管
農林水産部 総合販売戦略課
観光国際戦略局 国際経済課
西日本展開拠点
【新設】大阪分室
(県職員1名,ヤマト運輸㈱1名)
ヤマト運輸㈱青森主管支店
ほかヤマトグループ
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