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2013 年度(平成 25 年度)事業報告 Ⅰ 公益事業部門
2013 年度(平成 25 年度)事業報告 Ⅰ 公益事業部門 1. テニスの普及事業(公益目的事業 1) 総括 2013 年度予算 151,703 千円に対して、実績が 145,201 千円で 6,502 千円の未達となった。 内アダルト部門は、予算 106,881 千円に対し実績 94,766 千円と 12,115 千円の未達とな り初めて大台の 1 億円を割り込んでしまった。春先から客足は伸びず、秋のキャンペーン や細かいイベントでカバーしたものの挽回するまでには至らなかった。 それに対し、ジュニア部門が好調に推移し普及部門を支えた。 予算計画 44,822 千円に対し、実績 50,435 千円と目標を 5,613 千円上回った。 要因としては、対前年比在籍人数を増やしたほか、各イベントの集客が伸びたことが上 げられる。 【アダルト】 (1)実績 ①売上目標 106,881 千円 (2012 年度 ②目標月平均人数 921 名 (2012 年度 実績 94,766 千円 達成率 88.7%、目標比△12,115 千円 実績 102,000 千円 対前年比△7,234 千円) 実績 823 名 達成率 89%、目標比△98 名 実績 889 名 対前年比△66 名) ◇アダルトレギュラー月平均在籍者数 目標 756 名 (2012 年度 実績 652 名 目標比 86% 実績 720 名 対前年比△68 名) ◇フリーチケット・プライベートレッスン 目標 165 名 (2012 年度 実績 170 名 達成率 103%、目標比+5名 実績 168 名 対前年比+2 名) (2)クラスの新設 ①テニスエクスプレスの新設 ◇シニア層の在籍が平均 197 名で推移している。早朝レッスンを計画実行したが、開催 時間がニーズに合わず、シニア体験者 0 名、実際には壮年者 3 名の体験で 1 名の入会 と 1 名の賛助会員の獲得に終わり低調であった。 ◇東京大学の柏の葉キャンパスにて出帳レッスンを実施した。 前期 12 名、後期 17 名参加。テニスエクスプレスを取り入れたレッスンを前期実施 し結果好評だったため、後期はプロジェクトとして 2 月までにまとめ、TTC 内部で 情報を共有し検証を進めた。テニスエクスプレスをスクールスケジュールに織り込む ことを将来の目標とし、オプションクラスとしての増設を計画してきたが、来期に 持ち越しとなった。 1 ②在日外国人向けクラスの新設 外国人スタッフ・コーチによる新たなマーケット開拓を計画したが、体制整備が 出来ず翌期に持越しとなった。 ③競技活動者向けクラスの新設 レディーストーナメントクラスを新設した。 4 クラスで 20 名(内2クラスは受講基準が各県レディース AB 級以上)。 主に全国レディース大会・全日本ベテラン出場を目指す。 今後もフィットネスとの連携をはかり、向上思考の強い新規顧客層をターゲット にテニスとフィットネスが一体になったプログラムを提供する。 (3)イベント・トーナメント ◇定期・定期予定イベント 5/6 チャンピオンシップ 120 名(前年度 中止) 6/3,4 レディースチーム 116 名(前年度 179 名) 8/31 全国スクール大会 TTC 予選 48 名(新規企画開催) 10/12 初心者ダブルス 14 名(前年度 14 名) 4~3 月 M-1 ダブルス (10 回) 63 組 (前年度 10 回内 2 回中止 65 組) 12/2~5 KAZUKO 杯 84 名(前年度 102 名) 12/2 初心者ダブルス(追加開催) 8名 2/11 初心者ダブルス(追加開催) 12 名(雨天中止) ◇コーチ別 SP レッスンを実施及び実施予定。 7/17 黒野 ビデオレッスン 6名 7/22 古澤 サマースクール 12 名 9/24,10/1 稲葉 東レ・楽天オープン観戦ツアー 9/27,10/6 小林 サービス強化レッスン 10/6 碇谷 倍返しプライベートレッスン 8名 10/17 古谷 エアロビテニス 3名 3/23 岩見 岩見塾 PL 5名 3/23,25 古中 ガット張り体験講座 3名 3/25 土屋 ボレー力アップ 2名 3/28 山田 ネットプレーの極意 7名 3/28 高橋 English Tennis 9名 3/29 Jason 柏商工会青年部 25 名 3/30 大高 車いす大会 3/31 森 プライベート DAY 9名 12 名 雨天中止(次回 6/28) 2名 既存のお客様と更なるコミュニケーション強化とニーズを探った。 2 (4)その他 ①レッスンのクオリティを上げるとともに全レッスンの情報共有と簡略化 サービスエースの個人カルテと各コーチのレッスン報告シートを利用しレッスン内容 を共有化し、お客様の要望をいち早く察知するシステムを活用し出した。2014 年 9 月 に向けて具現化する。 ②体験者へのフォローアップ強化を図り、入会率を上げた。 来校時のエスコートを徹底、スタッフ間の情報伝達に『WELCOME NOTE』を活用し、顧 客情報を共有することで接客密度を上げ秋のキャンペーンに効果を発揮した。67 名の 体験者に対し入会率 94.5%を記録した。 【ジュニア】 (1)実績 ①売上目標 45,429 千円 実績 50,435 千円 (2012 年度 実績 47,800 千円 ②目標月平均在籍者 575 名 (2012 年度 対前年比+2,635 千円) 実績 545 名 実績 528 名 目標比 111% 目標対比 94.8% 対前年比+17 名) 内訳:K クラス 69 名、Y クラス 173 名、C クラス 183 名、H クラス 160 名) ≪解説≫ K クラス:6 才以下 4 才~小学 1 年生 Y クラス:8 才以下 小学 1 年生~小学 3 年生 (レッド、オレンジボール使用) (レッドボール使用) C クラス:10 才以下 小学 3 年生~小学 6 年生(オレンジ・グリーンボール使用) H クラス:12 才~18 才 小学 6 年生~高校 3 年生(グリーン・ノーマルボール使用) (2)ウェイティング者の整理 新規の方を 3 ヶ月以上待たせないように努め、各クラスの人数の把握や進級調整に より、新規の方を 41 名入会に結び付けた。 カテゴリー変更においても、①各カテゴリーの手続き時期をずらした事、②平日の クラスに在籍する方は席を確保した事で、例年よりカテゴリー変更によるウエイ ティング者を減らす要因となった。 (3)保護者のフォローアップ KYC クラス対象の保護者会を開催した。 期間:6 月 10 日~16 日 参加人数:のべ参加者数 139 名(KYC 在籍者数 294) ①オープンスキルに必要な予測や判断をトレーニングするために、PLAY+STAY を使 ってラリーやゲームでレッスンを実施 ②ラケットは身長に合った長さのものを選択 ③進級を焦らせない ④保護者の 3 つのサポート【支える】【励ます】【敬う】の 4 つを情報発信したことで 3 明確なプランで保護者の不安を解消することで安心感に繋げた。 質疑応答では、フォームを教えてはくれないのか、上達度合いを知りたいといった質 問が多く出た。 TTC からの情報発信の場として、また、保護者とのコミュニケーションの場として、 このような保護会を定期的に行っていくことの必要性を改めて認識した。 (4)キャンペーン フリーチケットキャンペーンの展開 期間:7 月 22 日~9 月 30 日 販売枚数:26 枚(K3 枚/Y5 枚/C5 枚/H13 枚) 売上金額:¥149,800 円 (5)イベント ○ピヨピヨ 年 3 回実施。平均参加人数 84 名 各回定員を上回る募集があり定員の 80 名を超えて受け入れを行った。 ○PLAY+STAY ゲーム大会 年 8 回実施 年間総売上 513,550 円 2013 年度は昨年度より実施回数を増やすことができた。 マンネリ化しないよう、チーム戦にしたり個人戦にしたりと各回工夫した。 ○H クラス強化試合 年 9 回実施 年間総売上 204,000 円 2013 年度は地域の高校や大学にも呼びかけ、中央学院大学からの参加があった。 ○サマースクール 期間:前期 7 月 22 日~26 日/後期 8 月 26 日~30 日 参加人数:前期 13 名/後期 11 名 初の試みだったが、保護者・子どもたち双方のニーズにあった企画となった。 5 日間通しての参加者が多く、参加者ひとりひとりと向き合え、子どもたちが様々 な経験を通じて成長できるイベントにできた。 【イベント】 総括 猛暑、強風、大雪、豪雨など、近年の極端な天候が予想される中、ディレクターの好判 断、スタッフの臨機応変な対応などで各イベントとも、大きな事故もなく順調に進行・ 運営が出来た。また、総務主導の中、柏市や近隣町会と連携し地域との関わりを深めイ ベントの内容・来場者数も増え地域一体型の展開が進んだ。 (1)実績 売上目標 24,262 千円 実績 25,544 千円 (2)アダルト・クラブ(LCT) 4 目標対比 105%(対前年比+1,282 千円) ①イベントの事前準備、進捗状況をスタッフ間で共有し、質の向上を図った。 ②イベントの目的・意義・採算性の見直しを図り、方向を明確にした。 ③参加者を増やすべく以下の施策を展開した。 ◇TTC ホームページや Face book を活用し広範囲に告知・募集を図った。 ◇他イベントや他部門と連携し、お客さまに大会趣旨や要項を丁寧・わかり易く伝え 全員でイベントを支えた。 (3)ジュニアトーナメント ブロッホカップ 6 大会 377 名 【対前年比△159 名】 関東ジュニアツアー 594 名 【対前年比△18 名】 ピーナッツカップは 1743 名 【対前年比△211 名】 *以上 3 大会は計画比約 143 万円の未達に対し、TTCジュニア 6 大会で、定員の 増員、全国選抜ジュニアの参加費増額を合わせて 132 万円の増収、かしわ国際オ -プンの大幅増収を含めると、プラス 128 万円の予算達成となった。 (4)その他 ①TTC ホームページ・Face book を有効に活用し、外部へ発信。 ◇イベント内容の告知、大会要項、仮ドローの発表等をスピーディーに公開。 ◇開催されたイベントの雰囲気や結果を掲載し、普及に繋げた。 ◇ジュニア大会の大会結果をホームページに掲載してきているが、参加数が大幅に 多くなる冬の大会も含め、全大会の結果を掲載できた。 ②ルールの確認と徹底 ◇2014 年 3 月 2 日(日)に、審判・レフェリー講習会に参加し変更点等の確認をした。 ◇年 3 回ルールの講習会を行った 対象者:ジュニアチーム 4 月、スタッフ 6 月、LCT(ル クラブ TTC)10 月に実施 ◇2014 年 2 月 22 日(土) 、千葉県郡市交流中学生テニス大会に運営委員として参加 し、千葉県テニス協会との交流が図れた。 【プロジェクト】 (1)指定管理制度等への参入に向け、テニスの普及拡大の可能性を探り、チャンスを狙い タイムリーな提案を図った結果、下請けながら一部自主事業の参入が図れた。 ①施設の調査 ◇柏市内 12 ヶ所/55 面の公営コートの実地調査を進めた。 ◇市内の施設利用状況から稼働率(空き状況)の分析を図りプレゼンに繋げた ◇自主事業の企画・プレゼンテーションを行った ②プロジェクト遂行に伴う体制の整備 ◇業務委託契約書に基づき、人員の配置と新体制に移行した。 5 (2)P&S プロジェクト Tennis Express を使った東京大学レッスンでの上達度・運動量・満足度を 調査した。 ①上達度調査 被験者のスイングを撮影しレッスン 2 回目と 4 回目で比較した。結果は、主な テクニックの変化は見られなかった。 ②運動量調査 活動量を用いレッスン中の異動距離、およびカロリーを計測した。1 時間のレ ッスンにおいて平均 2.4Km 動いており、361Kcal の消費があった。 ③満足度調査 昨年度までの従来通りのレッスンと Tennis Express でのアンケートを比較した。 満足度に変化は無かった。テニス経験者に Tennis Express を行っても十分満足 を得る結果であった。今後の、シニア層の活性化に繋げていきたい。 2.選手育成事業(公益目的事業 2) 【レベルアップ】(低年齢育成) 総括 最大の目標であった、人数の増加は当初の 14 人から最終 19 人と競技力向上のための土台が 出来上がったといえる。キャパシティー的にはまだ余裕があるので引き続き人数確保に務め る。その他の目標事項であったラダーマッチの実現や、海外とのコネクション作りについて は満足のいく結果には至らず、次年度への持ち越しとなった。この年代の選手にはコーチン グの前段階のティーチングをメインに、お泊りキャンプや北軽井沢キャンプなど通してアウ トプットしてきた。同時に浮かび上がった課題としては、選手だけでなく、保護者への長期 的なプランの一環であるという理解をさらに促す必要があると確信させられた 1 年であった。 (1)実績 在籍人数(年度末) 目標 14 名 在籍者数 実績 17 名(前年比△1 名) (2)イベント・キャンプ ①ジュニアキャンプ(レベルアップ、Y、C クラス)6 月 8 日 ②マッチ練習会 7 月 6 日 参加:29 名 実施せず ③筑波山登山トレーニング(Futures と合同) ④北軽井沢キャンプ ・レベルアップからの参加者 11 名 ・キャンプの目的:自立心を持たせる一歩とする (3)全体ミーティング(年 4 回) 6 参加:18 名 ①4 月13日:指導方針、年間スケジュール、大会出場について 参加:11 名 ②9 月 7 日:指導方針、食事、フィットネス 参加:18 名 ③全国選抜のミーティングへの参加 ④スポーツ科学セミナー講師による TTC 選手と父母向けのセミナー (4)ヴォランティア活動への参加(ボールキッズとして) ①全国選抜ジュニア 25 名(1 日) ②かしわ国際オープンテニストーナメント 25 名(2 日) (5) PLAY&STAYについて 引き続き「Tennis10」に基づきレッスンを行った。先駆けてこのシステムを進めている 経験を活かし、TTC 内だけに留まらずに、外部への情報発信をしていける内容にした。 昨年度よりフューチャーズ入会のテストが新しく導入されたことにより、選手コースへ のステップアップが明確になったため、より今までよりも幅の広い年代に対応することが 可能になった。 ※Tennis 10(テニステン) ITF(国際テニス連盟)が考案した、初心者でも簡単にゲームを楽しむことが できるジュニア 10 才以下のプログラム。 【フューチャーズ・ハイパフォーマンス】 総括 プログラムに参加する選手の人数を維持した。個々のスケジュール・練習・トレーニン グプランが違う際に上手く調整していく必要がある。今後はコーチも補充しながら指導 力強化も図る必要がある。戦績は伸びていないので再度の技術・体力のアプローチが必 要である。 (1)実績 売上目標 35,853 千円 在籍者数 34(前年比 実績 40,361 千円 目標対比 113% △3 名) (2)国内ジュニアトーナメント プログラムでは、全国チャンピオンの輩出を目指すべく準備を進めた。 ①全日本ジュニア出場選手(のべ総数) シングルス 7 名 ダブルス 8 ペア U16・18 7名 U12・14 5名 計12名 *目標人数を達成。タイトルも3つ(U18GS,U16GD,U14GD)獲ることができた。 ②関東ジュニア出場選手(のべ総数) シングルス 20 名 ダブルス 15 ペア U16・18 11名 7 U12・14 12名 計23名 *全日本ジュニア出場権を獲得した選手が他クラブと比較して最も多かった。 ③ITF ジュニアポイント取得者 (年度末ランキング) 男子 1名 奈良部駿(1143 位) 女子 5名 村松千裕(195 位) 、荒川晴菜(430 位) 、千村もも花(683 位) 、 竹内菜々花(870 位) 、藤岡佑(1332 位) *WTA ランキングポイント取得 女子 1名 千村夏実(895 位) *男女とも目標には1名とどかなかった。 *下半期に ITF ジュニアランキングポイントを3名の選手(奈良部、千村、 藤岡)が初取得した。 (3)教育スケジュール ①選手の教育と保護者との連携 ◇全体ミーティング(年 3 回実施 4 月、9 月、1 月) *4月13日 選手31名、父母35名参加 *9月16日 選手33名、父母30名参加 *1月18日 選手30名、父母25名参加 ◇全国選抜ジュニアのシンポジウム(5月18日 18 時 30 分~) *実施日:5月18日 *参加者:18名 ◇11月スポーツ科学セミナー講師によるセミナーを実施(11月) *実施日:11月12日。 ◇雨の日を活用したレクチャー (随時) *レインスケジュール時に40分から1時間実施。 3月末までに約50回実施。 内容:テニスの知識(ルール/フェアプレー/スポーツマンシップ)、試合分析、 目標設定、自己表現、ビジョントレーニング、ロジカルシンキングなど ◇個別面談(4,9 月)を実施する。 *すべてのご家庭と担当コーチが実施。 (4)キャンプ、強化練習会について ◇白子キャンプ(年間2回=6月は夏の大会向け、2月は県ジュニア向け) 実施日:4月26日、27日 参加者:27名 *外部クラブとの対抗戦実施(JITC、CSJ、グリーンテニスプラザ、エスト) 。 実施日:11月16日、17日 *選抜ジュニア予選出場者(U12/14)対象 参加者:22名(TTC12名、CSJ12名、新潟ジャンボ8名) 8 *今年度実施予定ではなかったが選抜千葉予選に向けて必要性を感じたため実施。 実施予定日:2月15日16日 *2月の白子キャンプは雪のため中止。 ◇北信越交流会(年間2回) 実施日:4月26日、27日 参加者:北信越ジュニア5名 *26日は Futuers 練習参加、27日は対抗戦実施。 *27日対抗戦参加者:TTC12名、北海道 POTA6名、北信越ジュニア5名 実施日12月20日、21日 参加者:北信越ジュニア4名 *20日は Futuers 練習参加、21日は対抗戦実施。 *21日対抗戦参加者:TTC14名、志津5名、北信越ジュニア4名 ◇上海キャンプ (低年齢対象海外キャンプ) 実施日:4月30日~5月9日 参加者:4名 ◇北軽井沢キャンプ 実施日:8月21日~24日 参加者:41名(TTC10名、外部31名) ◇TTC主催によるITFジュニア海外遠征(年間1回=6月) ITFJr Tailand 遠征 日 程:6月19日~7月7日 帯 同:Jason コーチ 参加者:3名(村松千裕、竹内菜々花、立山里菜) *シングルスは村松の1週目ベスト4が最高戦績。 ITF Jr G4 Philippines 遠征 日 程:11月15日~12月2日 帯 同:Jason コーチ 参加者:4名(村松千裕、荒川晴菜、藤岡佑、竹内菜々花) *今年度1回の予定であったがトライさせたい選手が多かったため実施した。 *村松2週連続ダブルス優勝、シングルスは村松の1週目ベスト4が最高戦績。 *藤岡が初めて ITF Jr ランキングポイントを取得した。 ITF Jr G4 Philippines 遠征 *千葉県テニス協会主催 日 程:1月23日~2月16日 帯 同:稲葉コーチ 参加者:4名(村松千裕、荒川晴菜、千村もも花、竹内菜々花) *シングルスは千村が1週目優勝、村松が2週目準優勝であった。 9 *千村が初めて ITF Jr ランキングポイントを取得した。 ◇筑波山トレーニングキャンプ(9月) 実施日:9月22日 参加者:38名、ご父母:16名、スタッフ:7名 ◇フィットネスキャンプ(年間2回=4月、9月) (5)協会との連携、その他 *協力 ・ドイツ親善国別対抗戦(デュッセルドルフ) 5月19~26日 ・U12 関東合宿(天台) 6月29、30日 ・U14~16 関東合宿(白子) 7月6、7日 ・ニュージーランド選考会(TTC) 10月12日 ・KTA 杯千葉選考会(天台) 10月14日 ・ジュニア委員会会議(白井) 6月、9月 ・U18 チャンピオンシップス(天台) 2014年2月2日 森 (6)トーナメント帯同等 *ITF G2 Japan Open Jr 日 程:10月14日~10月20日 帯 同:大高コーチ 参加者:2名(村松千裕、荒川晴菜) 結 果:シングルスで村松がベスト4、荒川はベスト16。 *村松はノーシードからベスト4進出。 *ITF GA World Super Jr 2名出場(村松千裕、荒川晴菜) 日 程:10月21日~10月27日 帯 同:大高コーチ 参加者:2名(村松千裕、荒川晴菜) 結 果:シングルスで村松がベスト16、荒川は1R。 *村松はノーシードからベスト16。Japan Open Jr と World Super Jr の 2大会で大きくランキングアップした。 (7) プレイヤーズプログラム ◇既存のプレイヤーズ(ATP500 位、WTA300 位以内)・トランジションプログラム(18~ 21 歳の世界ランキング保有者)に加え、新たにトレーニングベースを追加。プレイ ヤーズ・トランジションプログラムに参加資格の無い選手が上記のプログラムにい ち早く参加出来るようサポートするプログラム。 プレイヤーズ ・松井俊英 463 位(3/31 付) ・美濃越舞 609 位(3/31 付) トランジション 10 ・藤岡希 856 位(3/31 付) ・千村夏実 895 位(3/31 付) トレーニングベース ・小野誠佳 ランク無し ・吉川雄介 ランク無し 各プログラムにおいて勝つために必要な技術・戦術の再構築が必要。 また、プロとしての振る舞い・意識付けを若手選手に学ばせる。 ツアーを回る際に技術レベルを落とさない練習法を提案中。 特にフィットネスレベルで差が開いている選手にはトレーニング量を増やす。 2014 年度よりプログラム専用の時間を設け、更なる技術力向上を目指す。 トーナメント帯同実施 ・10 月 浜名湖国際オープン 千村選手 S1R ・11 月 全日本選手権 千村選手 S1R 藤岡選手 S 予選 1R 【車いすテニス】 総括 リオデジャネイロへ向けての 1 年目。プレイヤーズプログラムの全選手が 2016 年リオデ ジャネイロパラリンピックを大きな目標にスタートした。 個々の年間計画に基づき各自のペースでトレーニングや遠征に取り組み、成果を出すこ とができた。国枝選手が世界マスターズに優勝し年間 1 位を獲得、齋田、藤本、眞田の 3 選手もダブルス世界マスターズに出場し活躍した。 他選手も遠征の数は抑えながら、国内外の大会において好成績を上げることができた。 また、2020 年東京オリンピック・パラリンピックが決定し、車いすテニスの注目度もよ り一層高まってきている。 (1)戦績 ①プレイヤーズプログラム 参加選手 Aカテゴリー: 男子:■国枝慎吾(S1/D2) フレンチオープン(SS) 、US オープン(SS)優勝 オーストラリアンオープン(GS) 優勝 ■眞田卓(S13/D14) テグオープン(G1)優勝、Japan オープン(SS)ベスト 8 ■齋田悟司(S11/D11) 釜山オープン(G2) 、Peace cup(G2)優勝 ■藤本佳伸(S22/D22) Korea オープン(G1) 、釜山オープン(G2)ベスト 4 女子:■堂森佳南子(S12/D33) Japan オープン(SS)ベスト 8、大阪オープン(G3)優勝 以上 5 名 11 Bカテゴリー: 男子:■本間正広(S44/D83) 大阪オープン(G3)ベスト 8、 釜山オープン(G2)ベスト 4 女子:■深山知美(S30/D23) 仙台オープン(F)、三沢オープン(F)優勝 クァード:■古賀貴裕(S36/D38) テグオープン(G1)ベスト 4、 大阪オープン(G3)準優勝 以上 3 名 (2)普及プログラム(総在籍者数:36名) 人数に大きな変化はないが、初心者の体験が少しずつ増えてきている。 ①ジュニアプログラムレッスン (H-Class) 在籍 11 名 選手志向の 18 歳の女の子や 6 歳の初心者の男の子が入会し、更に年齢とレベルに 差が出てきた。そのためコーチ補充をし、コーチ 3 名体制で行うことになった。 東京オリンピック・パラリンピックが決定してから体験者や入会者が一段と増 えてきた。新年度からは W-1H、W-2H、WY の 3 つのクラス編成で、年齢とレベル に応じたグルーピングとレッスンを提供していく。 (3)キャンプ・トーナメント関係 ①強化キャンプ 日 程:5 月 13 日~15 日(TTC)WTC 直前練習 実施せず。代わりに 4/23-25 ビーンズドームにて JWTA 合宿が行われた。 ※WTC ワールドチームカップ :5 月 27 日~28 日(福岡)ジャパンオープン直前 WTC の日程が重なったため実施せず。 ②トーナメント 日 程:3 月 3 日 第 1 回の TTC 車いすテニストーナメントを企画した。20 名の参加の申し込み があったが、雨天のため残念ながら中止となった。近年車いす大会が減少し ている中、普段の練習の成果を試せる場として、今後も継続して行えるよう 企画していく。 (4)ツアーへの同行 ①ワールドチームカップ(トルコ) :5 月 20 日~26 日 帯同コーチ:大髙 男子チームコーチとして、国枝、眞田、三木の 3 選手と同行。予選リーグを突破 し、フランス、オランダ、スウェーデンに次ぐ 4 位の成績であった。詳細は出張 12 報告書に記載。 ②ジャパンオープン(福岡) : 5 月 29 日~6 月 2 日 帯同コーチ:大髙 TTC から 7 名の選手が参加。主な結果は、齋田、眞田、堂森のシングルス べスト 8、齋田ペアーのダブルス準優勝。詳細は報告書に記載。 ③ジュニアパラリンピック:10 月 実施されず。 ④シドニーインターナショナル(オーストラリア) :1 月 8 日~15 日 帯同コーチ:大髙 TTC から 6 名の選手が参加。主な結果は、国枝のシングルスベスト 4、 国枝ペアのダブルス準優勝、齋田/眞田のダブルスベスト 4。 個々の課題や詳細は報告書に記載。 (6)スタッフ資格取得計画 ◇TTCスタッフ障害者スポーツ指導員資格取得者 3名 大高 優:スポーツコーチ指導員 12年度取得 佐藤孝一:中級指導員 12年度取得 山倉昭男:初級指導員 11年度取得 森 寛志:初級指導員 13年度取得予定 今年度は予定なし。 山田 翔:初級指導員 13年度取得予定 講習会申し込み済み。 *車いすを担当するコーチはこの資格を取得し、障害の知識や車いすテニスのみ ならず他の障害者スポーツを学び、指導やお客様とのコミュニケーションに役 立てていく。今年度は、森、山田両コーチが初級の資格を取得予定。 (7)スタッフ研修:講師大高 2013年6月19日(水)7:45~8:45 テーマ:障害者スポーツについて(予定) 3.指導者育成事業(公益目的事業 3) 【研修】 総括 テニスやスポーツの分野における教育施設として運営することができた。各種のセミナー(ス ポーツ科学セミナー、スポーツセミナー、施設外 Play & Stay セミナー等)を通して、 地域や全国のコーチ達の教育に貢献することができた。また、当初の計画されていたセミ ナー以外にも、リチャード・ショーンボーン氏を招き、特別にコーチクリニックを開催し た。その他には、東京リゾート&スポーツ専門学校から 2 名の生徒の 6 週間に渡るインタ ーンシップを受け入れた。引き続き、年間 10 回のセミナーを通して、TTC のコーチやス タッフの知識の向上と仕事の質えお上げていきたい。 (1)実績 13 売上目標 1,949 千円 実績 2,133 千円 目標対比 109% (2)スポーツ科学セミナーとスポーツセミナー ①第 27 回スポーツ科学セミナー 日 程:2013 年 11 月 9 日~17 日(関西、北信越、関東、東北、九州) テーマ:フランステニス成功の道 講 師:Marc Barbier (マルク・バービエ)氏 通 訳:稲葉洋祐コーチ 参加人数:11 月 9 日 関西 11 月 10 日 (40 名) 北信越 (78 名) 11 月 13・14 日 関東 (TTC 会場・13 日/64 名、14 日/61 名) 11 月 16 日 東北 (37 名) 11 月 17 日 九州 (32 名) ②第 46 回スポーツセミナー 日程 :2013 年 6 月 2 日 テーマ :Play&Stay でテニスを習得する利点と現状の問題点 講師 :古澤貴子氏 参加人数:20 名 ③第 47 回スポーツセミナー 日程 :2014 年 3 月 16 日 テーマ :ジュニア選手のメンタルプレパレーション 講師 :田中先生(明治大学) 参加人数:21 名 (3)クリニック/キャンプ/シンポジウム ①全国選抜期間中教育プログラム テーマ :将来、世界のトップスタンダードに近づく為に現在の日本のジュニア 選手に必要なこと 対象者 :コーチ、選手、保護者 日程 :2013 年 5 月 17 日(金) 講師またはパネラー:中山コーチ(JTA) 、高橋コーチ(aim-service) Dr ホルスト・ギュンツェル(TTC) 参加人数:150 名 ②JWTAマスターズ期間中のクリニック 日程 :2013 年 11 月 31 日(土) 担当 :ホルスト・ギュンツェル、山田翔、川﨑亮人 ③リチャード・ショーンボーンコーチングクリニック 14 日程 :2013 年 9 月 18 日~21 日 テーマ :現代テニスのトレーニングにおけるセオリーと方法論 通訳 :稲葉洋祐、大高優、宇治野藍 参加人数:14 名 (4)インターンシップ及び講師派遣 ①外部への講師派遣 Dr ホルスト・ギュンツェル、穂積コーチ、古澤コーチ ②スタッフ個別の外部セミナー参加 宇治野、川﨑、穂積、大竹山、岩見、黒野、森、古澤、大高 ③インターンシップ受け入れ 東京リゾート&スポーツ専門学校より 2 名の生徒が 2014 年 2 月 24 日~3 月 23 日 の期間 TTC にて研修を行った。 総務部門コントロールにより、現場のスケジュールと価格表に基づいて受け入れ 決定。 ◇TTC での経験を形式知化させてプレゼンテーションの形にまとめ講習会形式 の商品にた。 ◇専門単元の担当者養成を行った。 ◇商品の体系化を行った。 (5)その他 ①MFA…TTC 開催は 5 回/年。 2013 年 2014 年 4 月 7 日(日) 7名 6 月 16 日(日) 7名 9 月 14 日(土) 4名 9 月 26 日(木) 4名 12 月 15 日(日) 9名 2 月 22 日(土) 12 名 ※MFA Medic First Aid(応急処置法) (6)スタッフディベロップメント ①2012 年シリーズの残り 2013.4.10 ゲームベースドドリル紹介 森 寛志(26 名) 2013.5.10 応急処置練習会 川崎亮人(全スタッフ) 2013.6.3~ 応急処置実技試験 2013.6.12 障害者スポーツの理解 大高 優(29 名) 15 ②2013 年シリーズ 2013.9.25 シチュエーションテニスについて ションボーン氏(28 名) 2013.10.16 TTC のゴールセッティング 吉田 AGM(27 名) 2013.11.12 若手選手のメンタルトレーニング バービエ氏(29 名) 2013.12.11 レッスンオペレーション 岩見 亮(27 名) 2014.1.15 アメリカの普及・育成レッスンの現況 JASON YUE(29 名) 2014.2.12 小笠原流作法 板谷 智美(32 名) 2014.3.12 運動力学 穂積 善行(25 名) 4.フィットネス・ケア事業(公益目的事業 4) 【フィットネス】 総括 例年同様、プロ選手、車いす選手、ジュニア、一般のお客様など、全ての方のニーズに適 したプログラムを展開した。近年のテニスではフィジカル面の強化が必須であり、我々フ ィットネス部門が果たすべき内容も多義にわたる。フィジカル面を強化し、また障害が発 生しないようケア、コンディショニングを行った。選手のベストパフォーマンスをサポー トできるよう、次年度も取り組んでいきたい。また一般のお客様へのフィットネスの普及 も進んでおり、トレーニング収益は過去最高であった。怪我をしにくい身体、パフォーマ ンスを上げたいなど、お客様のご要望に沿ったプログラムを展開し、更なる普及に努めた い。 (1)実績 売上目標 2,190 千円 実績 3,220 千円 目標対比 147% (2)フィットネストレーニング ①プレイヤーズプログラム サーキット転戦中はトレーニング器具が使用できない環境が多いため、自体重にて 行えるトレーニングプログラムを指導した。 ②フューチャーズプログラム 9 月に行ったフィットネステストの結果は、平均評価値 4.0 以上の選手が男子では 12 名中 2 名、女子では 24 名中 6 名であった。全体における平均評価値 4.0 以上の選手の 16 割合は 22.2%であった。 ③車いすプレイヤーズプログラム 選手ごとの改善したいポイントや目的の違いに対してアプローチを行った。例えば体 幹の強化や肩甲骨の可動性の獲得、チェアワークの向上などの要望があり、個別にア プローチ出来た。今後も各アプローチの質を更に向上させていきたい。 ④一般に対して ◇フューチャーズに入会を希望している選手に対してフィットネステストの記録向上 を目的としてプライベートトレーニングを行った。 ◇グループトレーニングを行い、より多くのお客様に対してフィットネスの認知度を 上げるイベントを開催した。また、31 名の顧客に対して 437 回のプライベートトレ ーニングを行った。 ◇目標売上の 80.7%と低調であった。固定顧客は存在しているが、まだ潜在的な顧客 を拾いきれていない。昨年行ったコーディネーションの重要性を喚起するような資 料を作成し、コーディネーションに関する認知を広げる必要がある。 【ケア】 総括 6 月に着任後、引き継ぎと選手達のケアを主に行った。ジュニア選手に対しては、怪 我予防の一環として身体機能評価を行い、その結果に基づいたコンディショニングメ ニューを実施した。一般に対しては、徐々に利用者を増やし、売上目標の達成ができ た。 (1)実績 売上目標 390 千円 実績 408 千円 目標対比 105% (2)プレイヤーズプログラム 利用件数 108 件 【帯同トーナメント】 ◇全日本選手権大会 ※11/1~11/6 小野澤新選手、藤岡希選手、千村夏実選手の帯同。 (3)ジュニアプログラム 利用件数 533 件 ◇コーチ陣とのコミュニケーション強化。特に体の使い方についての情報共有。 ※怪我の報告等は、ミーティングを通してや担当コーチに直接報告をしている。身体 機能評価の結果を踏まえて、各選手の体の弱点や、強化が必要な部分をまとめてそ れぞれの担当コーチに報告と改善策の提案をした。 ◇引き続きフィットネストレーニングに障害予防の要素を組み込む。 ※10 月に各選手の身体機能評価を行い、姿勢、関節可動域、筋肉の柔軟性を測り、そ れぞれの怪我の原因となり得る体の制限を見つけ出すことができた。その結果を基 17 に、それぞれの選手の体の特徴にあった障害予防のコンディショニングメニューを 作成した。週に一度、コンディショニングの時間を設け、それぞれのトレーニングの仕 方の確認の時間にしている。 ◇個々のウォーミングアップメニューに障害予防プログラムを組み込む。 ※9 月より新しくダイナミックストレッチを取り入れたウォーミングアップメニューを 開始。選手達が、練習前や遠征先での試合前に各自ウォーミングアップをしっかりと行 う姿が見られるようになった。一方で、慣れにより、ウォーミングアップメニューを適 当にこなす姿も見られるようになった為、一つ一つの動きの意味を理解させ、より効果 的なウォーミングアップを徹底する必要がある。 ◇外部医療機関利用の選手父母とのコミュニケーションを強化し、情報の把握と受け 渡しの明確化を行う。 ※選手の怪我をきっかけに、選手父母ともコミュニケーションを密にし、また外部の整形 外科医と連携を図り、選手の早期復帰に努めることができた。選手父母とのコミュニケ ーションを通してより一層深い信頼関係を築くと共に、さらなる外部医療機関との連携 が必要である。 【帯同トーナメント】 関東ジュニア帯同 7/20~7/25、全日本ジュニア選手権帯同 8/8~8/17 ※各大会帯同中、大きな怪我はなく、日々の試合後の選手のケアや体調管理の面でのサポー トに努めた。 (4)車いすテニスプログラム 利用件数 192 件 ◇Aクラスの 1/週のケアは、障害の早期発見・早期対応に効果を上げているので引き 続き行う。B クラスにはプライベートの半額で対応する。 ※車いす選手の間で相次いで頸椎ヘルニアが発覚。原因の解明と共に、リハビリエクササイ ズにより症状の軽減を試みた。 ◇アンチドーピングセミナー参加義務付け。 ※昨年度は、福林先生が体調不良の為、日本アンチドーピング機構より講師の方をお招きし てセミナーを行った。 ◇JWTA のナショナルチームトレーナー業務。 ※9/1 に JWTA 主催のトレーナー養成講習会に参加。 (5)一般に対して スポーツケア利用件数 61 件(内、スクール生応急処置件数 13 件) ◇スポーツケアをプライベートとはせず、30 分 3150 円、1 時間 5250 円で対応する。(ス タッフ、フューチャーズ 12 歳以下、デイタイム参加者、車いすテニス選手Bカテゴリー は半額) 。年間 240 人の許容を可能にする。 売り上げ目標 1,000,000 円/年 18 ※ケア売り上げ目標は、上記の 1,000,000 円ではなく、390,000 円であったため、年間売上 目標達成(407,900 円)。一般のお客様も徐々に増えつつあるが、プロ・ジュニア選手の ケアのスケジュールに影響が出ないようスケジュールの調整をしながらさらなる売上貢献 を目指したい。 ◇体の使い方教室の試験的な開始 ※故・安見トレーナーの企画であったため実施せず。 ◇コーチ陣に対する応急処置スキル維持・向上の徹底。 ※6/6 にスタッフに対する応急処置講習・テストが古澤コーチと川﨑コーチにより行われた。 (6)メディカル・バックアップ体制の維持 早稲田大学福林徹先生、キッコーマン総合病院田中先生、阿部小児科阿部正視先生、蒔 田理療院蒔田昌彦先生、日本テニス協会医事委員会と実質的な連携が取れる体制を維持 していく。 ※外部の先生方や日本テニス協会医事委員会と交わる機会がなかなか持てず、未だ連携が取 れる体制は整っていない。2014 年度は、外部とのパイプ作りが必要。 Ⅱ収益事業部門 1.プロショップ事業(収益事業 1) 【プロショップ】 総括 4 月よりバボラシューズの販売は、各コーチの協力もあり下期に入る前に昨年の半分以 上を販売できた。年間販売数では、ヨネックスが 112 足でトップであった。売上金額では、 バボラがトップである。 今期売上予算を下回る月がほとんどであった。主力のラケット、シューズ、ウェアの 販売不振が影響している。また安定販売をしていた試打会は、上期目標未達であったが 下期で上期分の本数も取り戻せた。 ガット張り替えキャンペーンは、張り替え目標を年 3 回とも達成することができた。 また売上予算の中でもガット関連のみ予算達成できた。 10 月以降メーカーフェア商品(デモラケットやシューズ)をインドアコートに常設を 始め、試打会にも良い影響が出た。 (1)実績 売上目標 24,000 千円 実績 20,650 千円 目標対比 86% ※試打会協賛金 30 万円は除外 売上内訳 (ラケット 556 万予算比 85%・シューズ 329 万予算比 76%・ガット+加工代 504 万予算比 100% ウェア 263 万予算比 84%・アクセサリー 208 万予算比 80% その他 223 万予算比 89%) (2)目標に対する施策 ①店頭商品の特徴やどのコーチが使用しているか表記をする 19 ショーカードの活用で特徴や価格を一部見やすく改善した。ショーカードを更に増加 し、売れ筋ランキングやコーチのお勧め商品の明示は不徹底であった。 ②様々な商品のキャンペーンにトライした バボラ/ウイルソン/ヨネックス/ミズノ/プリンスの試し履き実行・夏対策グッズ販売・ アシックス足型計測会開催・オーバーグリップの安売り開催・高機能ウェアベネクス 販売会(LPJ、かしわオープン、JWTA マスターズ、車いすプレーヤー機能説明会)・ ソフソール(インソールお試し販売会)・リプレイスメント巻き替えキャンペーンを 期末開催・ナチュラルガットお試しセール 12-1 月開催・ダンロップスウィングラボ 11 月開催となった。 ③安定した売上が見込める試打会やガット張り替えキャンペーン継続 ◇試打会年 2 回 80~96 本販売 5/3 試打会 36 本販売 11/23 試打会 67 本販売 ◇ガット張り替えキャンペーン年 3 回期間張替目標 900 本(張人4名体制・フルタイム スタッフ協力) 実績 1,093 本(第 1 回目 6 月 288 本・第 2 回目 10 月 371 本・第 3 回目 2-3 月 434 本) ④メーカーフェア月を一部移動 メーカーフェアを年1回から年 2 回へ変更し、上期と下期で販売時期に増やした。試 し履きなど上期に集中した部分は調整したい。 ⑤割引の案内 バーズデーカード及び年賀状の割引特典(ラケット、シューズ 30%割引) シューズを中心に安定して販売が進んでいる。 ⑥ショップイベント及びイベント協力 ◇年 2 回の試打会→年間目標 80~96 本(参加メーカー数によって変わる) 合計本数で目標達成できた。 5 月 3 日開催 36 本 11 月 23 日開催 67 本 ◇ピヨピヨショートテニス教室販売(年 3 回) 5 月売上¥25,300/10 月売上¥5,960/12 月売上¥24,399(午前開催のみ) 3 回の合計販売実績¥55,659 ◇在庫一掃セール及びブース販売(TTC フェスタなど) 柏オープン決勝の土日/スポーツフェスティバル(9/23)ウェア¥500 セール開催。 JWTA マスターズやピーナッツカップなどでの販売。3 月末にも開催しかなり在庫処分で きた。 ◇KAZUKO 杯 ブース販売 15 万販売できた。しかし仕入がかなり多くなり期末の 予算を圧迫した。 ◇ガット張り替えサービス(かしわオープン) 20 今回は、ストリンガー手配ができたのでサポートしなかった。 ◇初打ちでの福袋販売 ウイルソンの福袋を 7 月の展示会で 33 個オーダー。昨年の売れ残りを反省して数量 は抑えた。28 個販売(2 個は初打ち賞品) 売上をカバーできる魅力ある福袋を TTC の在庫にてセットを作ることも検討。 (3)メーカー契約の見直しについて スタッフの退社に伴い、ブリヂストンから契約コーチの後任依頼があった。プリンス からは依頼はないが、売上確保のためにも契約コーチの補充を考えたい。下期には、 新たなコーチ契約交渉が年度内でまとまらなかった。あとバボラ・ダンロップからは、 契約コーチ変更の依頼もあったが現状でいくことになった。 来年度は、一部契約コーチの追加と変更を検討する。正社員コーチが増え次第契約コ ーチの補充をする。しかしテニス市場の販売状況が厳しいので、契約が厳しくなるこ とが見込まれる。 2.賛助会(Le Club TTC)事業(収益事業 2) 【賛助会】(2013 年 4 月~3 月) 総括 2013年度(4 月~3 月)は個人賛助67名、法人賛助 1 社の新規入会を頂いた。目標 70 名には届かなかったが、今年度は継続率が88%に上がっており、ル・クラブのイベン トの見直し等の効果が出てきている。その結果入会、退会者数をみると、これまでは減少 傾向にあったが今年度は微増となった。また、会費収入が 25,570 千円と対前年比 960 千 円の増加に繋がった。 (1)活動計画・活動指針 ◇個人賛助会員 ①目標 アダルト・ジュニア 50人 その他、外部 20人 計 70人を目標 ②実績 (別表参照) アダルト・ジュニア 49名 その他、外部 18名 計 67名 ◇法人賛助会員 ①実績 1社 合同会社 司寿堂 21 (95.7% 3 名未達) (2)賛助会員数 ①総数 個人賛助会員 522名 法人賛助会員 33社 法人協賛企業総数 55社 地方会員総数 51名 (3)2013年度も賛助会による支援の結果、下記のようなことが実現できた。 ・リチャード・ションボーン氏を招きコーチ研修、ジュニアキャンプ等の実施。 ・国枝選手がフレンチオープン、USオープンで見事優勝、眞田選手がテグオープ ンで優勝、斎田選手がピースカップで優勝することが出来た。 ・関東ジュニアテニス選手大会に23名、全日本ジュニアテニス選手権大会に12 名出場することが出来た。 ・全日本ジュニアテニス選手権大会で 18 才以下女子 優勝、16 才以下女子準優勝、 ダブルス優勝、14 才以下女子ダブルス優勝をすることが出来た。 ・海外キャンプ、そして海外遠征(ITF ジュニアトーナメン)を行うことが出来た。 ・全国選抜ジュニアテニス選手権大会(34 回)、ピーナッツカップ(37 回)などジ ュニアトーナメントの開催が可能となっている。 (4)10年を越して賛助を頂いている方々へ、個人賛助22名の方に記念品をお送りした。 地方会員 個人賛助会員 法人賛助会員 2005 年 21 名 46 名 13 社 2006 年 6名 6名 0社 2007 年 5名 9名 3社 2008 年 1名 15 名 0社 2009 年 3名 13 名 0社 2010 年 2名 14 名 1社 2011 年 4名 14 名 0社 2012 年 0名 27 名 0社 2013 年 1名 22 名 0社 ※10年を越えて賛助会を継続された方々(個人、法人) (4)賛助会員対象イベントの実績 【今年度参加者 前年】 ・ゴルフ懇親会( 4 回) 【144 名 ・柏スポーツフェスティバル 【2100 名 ・Les Plus Jeunes(毎月 2回、年 21 回) 【322 名 ・Vent Vert 大会(年2回) 【27 チーム 22 147 名】 なし 】 290 名】 32 チーム】 (5)ヴォランティア活動 2013年度も下記のような内容で 141 名の方々の協力を頂いている。 ・ヴァンヴェールでの花の飾りつけ (年2回 4 月、9 月) 5名 ・チームジャルダンのガーデニング (随時) 6名 ・お早うキッズテニス (毎週) 16 名 ・ピヨピヨ親子ショートテニス教室 (2 回) 42 名 ・ジュニアトーナメント等の大会運営 (随時) 35 名 ・柏国際テニストーナメント (7月) 21 名 ・柏スポーツフェスティバル (9月) 80 名 ※各イベント、トーナメント等の終了後にヴォランティアの方々との意見交換をし、 改善するなどし、次回につなげている。 (6)2013年度 講習会 ① ヴォランティア講習会の実施 ・ピヨピヨ親子ヴォランティア講習会 【2013 年実績 42 名】 ② 活動の案内、報告 1.インフォメーションボードの活用 2.TTC ニュース等での報告 ※年間を通じて多くのイベント、トーナメントを始め色々な面でヴォランティアの 方々にご協力頂いているが上記のような講習会を定期的に繰り返すことで質の向上 に繫がっている。特に応急処置の実習については、夏の大会などに実際に役にたっ たなど保護者等からの意見が聞かれ今後も継続する。 【Le club TTC】 ル・クラブメンバーを対象とした練習会、各イベントの参加者がここ数年減少傾向に ある中、2013年度は内容の見直しを図った。 ・練習会のテーマのお知らせをする ・各イベント参加者のリスト整理を行う ・各イベントへ参加のご案内、丁寧なお誘いをする ・各イベントのゲーム内容の見直しをする その結果、2013年度後半から各練習会、イベントへの参加者が多くなり、また広 がり傾向にある。練習会の目標の 77.3%で終了したが 2014 年度に繋がる準備が出来 た年となった。 (1)実績 ・新規会員67名(目標対比 80%) 23 (2012 年度 56 名) (2)練習会(午前:水・金曜日 午後:月・水・木・金曜日 夜:月・木・金・ 土曜日) 2012 年度 4,400 千円 月平均 370 千円 参加者数 3249 名 2013 年度 3,404 千円 月平均 290 千円 参加者数 2483 名 ※練習会は、会員入会目的の大きなウエイトをしめている。年々減少傾向にある。 対策として、女性会員・ビギナーレベルが夜の練習会に対応できるよう月に 1 回、 各曜日にレベル別のトーナメントを行い年間を通してポイントを集計し、年間 MVP を決めるべく取り組みを始めた。 (3)LPJ(ル・プルジューヌ:月 1 回の LCT メンバーのテニス交流&お茶会) レベル・地域・世代を超えて、テニスを通じた交流を行う。 土曜日(5・8・1 月を除く毎月) 試合とお茶会 7・12 月は外部との対 抗戦を行った。 水曜日(6・12・2・3 月に開催)全て外部クラブとの対抗戦を実施した。 2013 年度 水曜日:参加者数 80 名(昨年度 61 名) 収入 80 千円(昨年度 61 千円) 土曜日:参加者数 242 名(昨年度 227 名) 収入 242 千円(昨年度 227 千円) 合 計:参加者数 322 名(昨年度 288 名) 収入 322 千円(昨年度 288 千円) (4)イベント・トーナメント ① 4/27(土) 津幡交流会・パーティー 目標:30 名 参加:11 名(昨年度 20 名) ② 4/28(日)29(月・祝) ヴァンヴェール(年齢別団体戦) 目標:各 16 チーム 参加:27 チーム(昨年度 32 チーム) ※津幡チームの今回は、1 チーム ③5/30(木) ばらツアー 目標:40 名 参加:31 名(昨年度中止) ④6/11(月) 木更津ぽんぽこ大会ツアー 目標:12 名(2 チーム) 参加:6 名:1 チーム (昨年度 12 名:2 チーム) ⑤6/29(土) ミッドナイトバトルダブルス 目標:60 名 参加:38 名 (昨年度 43 名) ⑥7/20(土)21(日) サマーミックスダブルスチームトーナメント 目標:各 32 チーム 参加:26 チーム (昨年度 24 チーム) 24 ⑦9/30(月)・10/1(火)雨天の為 ヴァンヴェール(年齢別団体戦) ⑧12/21(金) 年忘れチャリティバトルダブルス大会 目標:60 名 参加:63 名 (昨年度 26 名) ⑨2/15(日)16(月) バレンタインミックスダブルスチームトーナメント 目標:各 16 チーム×2 参加:19 チーム (昨年度 28 チーム) Ⅲ総務部門 【経理】 ①会計事務に関しては、配賦機能・システムを仕上げ内閣府宛申請書形式に纏めるな ど合理化を進めた。 ②事務の合理化では、懸案の給与計算事務の外部委託の完全移行を実施した。 移行に伴う確認作業の負担も未だ大きく、合理化の効果は今後の課題である。 ③他部門と連携し、協賛企業や賛助企業との一層の円滑な関係構築を目指し、今年度 は期初より請求書の発行から入金までを各部門と連携して一括管理ができている。 ④消費税対応については、事前の準備も相応に進め大きな障害は無くクリアした。 Manager の異動もあり、新体制の強化を図り早期戦力化と事務負担の平準化が課題。 【広報】 (1)館内掲示物の維持管理および発行物の CI 管理 屋外掲示板やパートナーズショップの露出も含め、掲示スペースと掲示内容のタイムリ ーな更新が出来た。 特に、ジュニアの写真更新は、今回より時間の掛かるプレー中の写真掲示から、顔写真 に変更したことで編集がスピードアップした。 (2)TTC ロゴ 正しいロゴの使用については、かなり精度があがっている。 (3)PR 活動 ①イベントの申込み、スマートフォン対応、スクール入会の導線整備による新規入会者の 増加を図るべく6月末のリニューアルを目指してきたが、業者との連携が思うように進 まないことから開発を断念した。 再度、12月より改めて公募による業者選定を行い 2014 年3月に4社の中から1社を選出 し 2014 年度のリニューアルに向け準備を進め来期の大きな課題とした。 イベント PR について、館内掲示とホームページ上のズレが生じ、企画書の回付方法を改 善した結果修復ができた。 ②Facebook ページのフォロワーが1,369件となり、更新するスタッフ体制も整い順調 に来ている。 ③情報媒体との協調、プレスリリースの活用、JR 構内の掲示 25 メールや柏記者クラブへの投げ込み、JR や小中学校でのポスター掲示等実施してきてい るが、事後の記事の売り込みについて、更に強化した。 その他、パートナーズショップの拡充をはかりながら、柏商工会議所青年部や柏の飲食 店への PR、花野井町会を軸としながらふるさと協議会や隣接町会との協力関係も今年度 はかなりの前進があった。花野井町会においては、特に花野井町会祭りやかしわスポー ツフェスティバルでの協調活動は大きな成果であった。 ④TTC プログラム、イベント等におけるビジュアルサポート 15年永年継続表彰用の写真撮影は10月中に終了した。 ⑤TTC ニュースの発行 5月、9月、1月にニュースの発行。 旬な記事のアイディアを出しながら、総務全員体制で記事を集め制作してきた。 ⑥研修の窓口業務 10月 1 日(火)2・3時間目 花野井小学校3年生34名 『親子レクレーション』 内容: 2グループに分け、礼儀作法(教室)とショートテニス体験(体育館)を1時間 ずつ実施 10月24日(木)9時~11時30分 田中小学校6年生5名 10月28日(月)9時~9時45分 『職場体験』 花野井小学校2年生15名 『町はっけん』 11月27日(水)9時~11時30分 富勢東小学校6年生5名 『職場体験』 ⑦その他の活動 We Love Kashiwa への協力 ◇柏商工会議所青年部4月定例会で斎田選手プレゼンアシスト ◇かしわまるごとキッザニアへの協力 ◇ふるさと協議会でのプレゼン ◇柏商工会議所でのプレゼン ◇柏商工会議所青年部でのプレゼン ◇花野井町会まつりへの協力 ◇かしわスポーツフェスティバル開催 種類や規模など、今までに経験の無い初めてのスポーツイベントであったが、2,100 名の集客と参加者からの満足の声、また、プログラムを実施した各協力団体からも同 様の反響があり、概ね成功裏に終了することができた。次回は、更に協賛を募り、収 支を改善していきたい。 ◇かしわリレーマラソンへの協力 ◇2013 年 3 月 15 日よりチーパスのホームページにて情報公開 ◇朝マルシェの開催(2月・3月) ⑧キャンペーン ◇春の早朝特別レッスン 26 団塊の世代を中心に新規獲得を目指し、地域新聞3月29日号(柏エリア5万部)に広 告を掲載、4月1日~12日の平日の朝7:30~9:00の体験レッスン会+レッ スン後のコーヒーブレイクサービスで実施。広告からの体験者は無く、退会者への電 話フォローで2名再入会となった。 ◇その他の各キャンペーンについては、別紙のとおり ※秋のキャンペーンについては、ウェルカムノートの導入や、コーチ・フロントスタ ッフによるエスコートの質が格段に向上し、期間内では入会率64%となった。その 他、キャンペーン前に体験された方へのフォローを含めると、過去最高の入会率とす ることができた。引続き、ウェルカムノートのシステムを継続し、エスコートの質を スタッフ全員で上げていきたい。 【企画】 総括 期初にサービスエースのバックアップサーバを設置したほか、ウィンドウズXP問題への対 応としてXP機が未だ17台あり今年度6台入替、2台再利用となり台数と利用方法も検討 し2015年度までに全ての入れ替えが出来るよう進めている。 (1)コート管理 ◇コート稼働率の推移(現在の実働時間 6:00~24:00 で算出) 2011年(4月~3月)インドアコート 88.4% アウトドアコート 48.7% 全体 60.0% (雨天中止 5.1%) 2012年(4月~3月)インドアコート 83.6% アウトドアコート 45.5% 全体 56.4% (雨天中止 4.0%) 2013年(4月~3月)インドアコート 83.1% アウトドアコート 43.9% 全体 55.1%(雨天中止 5.2%) ◇レンタルコート売上推移(4月1日~3月31日) 2011年 \3,639,301-(前年比 △300,579) 2012年 (4月1日~1月31 日) \2,720,826- 前年比74,7% ) 2013年度 目標 ¥3,700,000 2013年度実績 ¥3.194.111-(対目標86.3%) ◇コート稼動率の向上 年度初めに予定されていた上智大学のソフィアオープンが都合により大幅な面数時間 の減少、また今年度は台風による中止の影響もあったが、予備日特別料金での稼働促進 を図り徐々に利用があり、最近では新規または復活の団体利用が入ってきているので、 丁寧な対応をしていくとともに平日特別料金カードなどの配布で近隣大学やテニスシ ョップ・企業などへのアプローチを引き続き実施する。 27 (2)備品消耗品などの削減 ◇電気料の削減で、照明の間引きや自動販売機のピークカット機能の継続を進めた。 月1回の状況報告を継続し、細かな節電を徹底させた。 電話は、NTT光ケーブルに切り替えたことで電話代の削減が図れ、対前年度比マイナ ス24万となった。 コピー料金も、機種の入替により対前年度比マイナス14万と削減が図れた。 (3)その他 ◇資産拡充計画の推進 ①第一駐車場の賃借料については、20 年以上に亘って改定がされていなかったが、 鋭意交渉の結果 10%の値引きに成功。次回更新時(26 年 9 月より)改定する。 ②隣接する土地の購入打診については、地主の運用計画もあり不調に終わった。 ③固定資産税の軽減交渉については、柏市資産税課に申請書を提出するも、公益性 の更なる追求が必要との指導から見送られた。 ◇理事会・評議員会の運営について ①理事会については、年 4 回(6,9,12,3 月)開催し、決算・事業報告・設備投資事案・ 事業計画と随時適切に対応できた。 ②評議員会については、基本 6 月開催の年一回の開催で特段の問題は無かった。 【メンテナンス】 総括 ナイター照明の LED 切替が大きな課題であったが、9 月以降他クラブの下見から、業者や 機種の選定と非常に精力的に対応した結果、満足の行く導入となった。 総体的な節電管理を含め、効果を確り確保して行きたい。 (1)コート補修について 5・6番コートの凹凸は変化のスピードが速くなってきており、1月、3月、9月、 10月と補修を行った。 また、4番コートも数か所膨れが出て、急きょ補修を行い、2番コートも以前に補修 したクラック部分のはがれが出てきたためこちらも急きょ補修を行った。 全体的に地下水の流れが震災の影響が徐々に出ている可能性も高いので、普段からメ ンテナンススタッフにも慎重に観察することを励行していく必要がある。 (2)アウトドアコートナイター照明 LEDへの切替は、2014年4月工事予定で全国選抜ジュニアやかしわ国際OPENで は非常に明るいコート照明となる予定で進めている。 (3)インドアコート 天井の断熱材の劣化による垂れ下がりを、定期的に補修実施した。 (4)その他 ◇設備機器の入替について 28 ・第一駐車場精算機入れ替えを実施済。 ・1・2番コートベンチアルミ製へ入れ替え済。 ・フィットネスルーム・ケアルームの改修工事に伴い、ケアルーム・トーナメント デスクエアコン入れ替え、メインラウンジエアコンの設置は非常に評判が良かっ た。今夏の猛暑対策設備は、総額 1,500 千円程度となった。 【フロント】 総括 フロントスタッフ全体のサービス評価は上向きといえる。新規入会キャンペーンが年2回 あったが、秋のキャンペーンについては、新たな試みとして体験のお客様専用のウェルカ ムノートが作成され、部署間での情報の管理と共有が強化された。結果、お客様へのフォ ローがしやすくなり、即入会につながった。 (1)教育プログラム・外部研修の参加と実行 教育面では4月・8月と勉強会を予定していたが、11月に P&S の研修を実施した。 外部研修も11月に参加。報告書を作成し、スタッフ全員に周知させた。 (2)TTCフィロソフィーの理解と実行 ◇コミュニケーションの強化 フロントと担当コーチが情報を共有し、更なるご案内やご提案ができるようになり、 入会率アップに繋がった ◇ホスピタリティ マスサービスとパーソナルサービスの意識が高まっており、お客様からも感謝のお言 葉を頂けた。 ◇チームワーク お客様に安心感を抱けて頂けるようなフロントの接客を目指し、スタッフ全体でお客 様に対してフォローし合い、スタッフ間の連携を強化する事ができた。 (3)安全管理・メディック・ファースト・エイドの継続と取得 猛暑の中、熱中症対策の一環で、WBGT を約3カ月間・1日3回測定し、コーチ並びに 総務部門にも注意を促した結果、救急搬送要請はなかった。 フロント前には熱中症注意ボードを設置し、お客様に分かりやすくイラストで 注意を促した。 (4)情報の共有と発信 報告や連絡内容に偏りがあり、また受けた連絡事項がフロント全体に共有しきれてい ない為、改善が求められた。対策として見落としがないようチェック箇所と何を伝え ていくかを明確にした。また遅番への引継ぎ事項でもブリーフィングノートも項目に 入れた。 ◇お客様チェックシート(スタッフが記入する情報シート) △2013年4月1日~10月31日までの集計トータル71件 29 ・レッスン中に怪我→32件(内2件は眼付近) ・体調不良 → 5件 ・クレーム →11件 ・要望・問合せ → 9件 ・サンキュウ → 1件 ・顧客情報 → 4件 ・その他 → 9件 怪我の件数が多い理由としては無理にボールを追いかけての転倒や捻挫、また自分の ラケットで自分の顔に当ててしまったなどがあげられる。 クレームではイベント関係・システムの変更・情報の遅さなどがあげられる。 昨年に引続き些細な事でもコーチの方々から、しっかり報告をして頂けている。 早急な対応と的確な判断で終結し、TTC全体でフォローをしていく。 ◇ユーザーズボイス (サービスエースシステム;会員のお客様が直接書き込むメッセージメール) △2013年4月1日~10月31日までの集計トータル16件 ・クレームメール →3件 ・要望・問合せメール→11件 ・サンキュウメール→2件 主にシステムの変更についての要望・問合せ・クレームでした。 編成に至った経緯など説明をフロントや担当コーチからしながら、理解して頂いた。 引き続き早急な対応と的確な判断で終結をして、TTC全体でフォローしていく。 ◇見える化ボード(全スタッフの意識が高まるツール) イベント・大会の集客数は毎日の更新し、最新情報を伝えている。 合宿の情報の表示モレなど、個々の情報開示に未だ改善が必要。 【その他活動】 ○各種団体への募金活動の推進 目標 総額 500,000 円 各イベント開催を通して理解を求め、社会還元及び地域への貢献活動を推進する。 ① 公益財団法人 日本ユニセフ協会 (2013 年度 63,000 円) ...KAZUKO 杯・JWTA マスターズ・年末時開催のTTCウェルフェアー ② アーサーアッシュ・エイズ撲滅財団 (2013 年度 63,000 円) ...クリスマスミックスダブルス・KAZUKO 杯・JWTA マスターズ 年末時のTTCウェルフェアー ③ 公益財団法人 世界自然保護基金(WWF) (2013 年度 63,000 円) ...年末時のTTCウェルフェアー ④ 乳癌撲滅啓蒙運動 ...レディースチームテニストーナメント開催時 ⑤ 千葉県テニス協会・ジュニア委員会ジュニア基金 (2013 年度 100,000 円) . . .ピーナッツカップ柏ジュニアテニス選手権大会 以上 30 〔 メ モ 〕 31