...

青 いそよ風 - 所沢市立教育センター

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

青 いそよ風 - 所沢市立教育センター
学校教育目標
6・7月の生活目標
続
あ お
進んで学ぶ子ども 思いやりのある子ども たくましい子ども
よいしせいで学習をしよう
【昭和51年開校】
か ぜ
青いそよ風
たっぷりの愛情
いっぱいの情熱
平成26年7月1日
第 6 号
所沢市立林小学校
感謝と笑顔
世界の小学生は、どうやって通学しているのでしょう?
アルゼンチンのカルロス君。片道18kmの道のりを1時間30分かけて通学しています。
とても長い距離を通学しているのに、意外と早いですね。それもそのはず、カルロス君は妹と
いっしょに、馬に乗って通学しているのです!カルロス君は、獣医になって
自分の村の役に立ちたいと思っています。やがて上級の学校にカルロス君は
進みますが、そうすると、妹は一人で馬に乗って通学するそうです。
モロッコの12歳ザヒラさんは、片道22km(!)を4時間(!!)
かけて通学しています。村の女の子の中で、初めて学校へ行くのだそうです。
おばあちゃんからは、「あなたは幸せだ。勉強して未来を切り開くのだ。」と
応援してもらっています。ザヒラさんは、医者になりたいと思っています。
インドの13歳、サミュエル君は、片道4kmの道のりを1時間15分かけて通学していま
す。わりと近いのに、時間がかかっていますね。実は、サミュエル君は、手製の車いすで移動
しているのです。二人の弟が、力を合わせて車いすを押してくれています。時には、近道をし
ようとして川にはまったり、車いすが壊れて自転車屋さんに直して
もらったりしながら通学しています。だから、時間がかかるのです。
サミュエル君は、医者になって自分と同じような子どもの病気を治
してやるのだと決めています。弟たちもお兄さんを信じています。
ケニアのジャクソン君は、片道15kmを2時間かけて通学してい
ます。ジャクソン君の通学路は、アフリカの大草原です。林小にも「ぞうさんコース」があり
ますが、こちらは本物の「ぞうさんコース」です。妹と二人で走って
通学します。危険な動物がたくさんいます。なかでも、象が危険です。
1年に4~5人の子どもが犠牲になるそうです。お父さんは、無事に
通学できるよう、毎日祈っています。ジャクソン君はパイロットを目
指しています。妹を、動物から守りながらの通学です。
世界の子どもたちは、どうしてこんなに苦労しても学校へ行くのでしょう。
彼らは、信じているのです。
「学校は、未来につながっている。」
「勉強は、未来を拓くパスポートだ!」と。
そして、それは、林小学校で学ぶ私たちにとっても同じことなのです。(6月の全校朝会)
はみだし
感銘を受けた映画の内容を紹介しました。「世界の果ての通学路」というドキュメンタリー映画です。学校
に希望を見い出し、懸命に通学する子どもの姿が描かれていました。
「勉強は、未来を拓くパスポート!」
学校教育目標
6・7月の生活目標
進んで学ぶ子ども 思いやりのある子ども たくましい子ども
よいしせいで学習をしよう
【昭和51年開校】
朝の自主マラソン始まる!
6月9日(月)から、朝の自主マラソンが始まりました。
ねらいは2つ。①「体力の向上」②「脳の活性化」です。
新体力テストの結果を見てみると、林小学校の児童は、「ボール投げ」が得意です。市
や県の平均以上の力があります。これからも、ドッジボールや野球などに取り組み、遊び
の中でこの力を伸ばしてほしいと思います。
反面、走力や握力に課題があります。握力は、鉄棒やうんていで遊ぶことで鍛えること
ができます。走力を伸ばすには、まず、走ることです。そこで自主マラソンの取り組みと
なりました。
朝、走ることで、脳の活性化も期待しています。あくびをしながら登校し、1時間目の
授業の時は、まだ半分夢の中…なんていう児童も、決して尐なくありません。適度な運動
をすることで、脳も体も目覚めさせ、1時間目から冴えた頭で学習に取り組むことで、学
力の向上も期待しています。
自主マラソンカードを全児童に配付してあります。校庭を
1周走ると1マス色を塗ります。50周(約10km)走る
とカードが1枚塗り終わります。
塗り終わったカードを担任の先生に提出すると、翌日、完
走証が校長室で手渡されます。
6月30日現在で、62名の児童が完走証を受け取りました。
2枚目という人も13人います!
自主マラソンですから無理はしません。自分自身に気持ちの良いペースで取り組んでい
ます。
道徳の授業研究会が
開かれました!
児童の安全のためにがん
ばっています!
6月24日(火)4年2組で道徳の授業研究
会が開催されました。市内の小中学校から30
名以上の先生方が参観に来校されました。
4年2組の児童は、自分たちと同じぐらいの
人数の先生方に、びっくりしながらも集中して
学習に取り組んでいました。
「本当の友達なら、どう行動することがよい
のか。」一生懸命考え、自分の考えを発表して
いました。友だちの意見もしっかり聞いていま
した。
6月23日(月)PTA校外指導委員
会の保護者のみなさんが、三ヶ島防犯協
会のみなさんといっしょに、校区内パト
ロールを行いました。
実際に校区を歩いて、子どもの目線で
安全を確かめます。
「このミラーは登校時には有効だけど、
下校時には、向きが反対になるから役に
立たないね。」
等、細かいところまでていねいに確かめ
てくださいました。
パトロールの成果は、例年、1枚の地
図にまとめて、見やすい形で全家庭に配
布してくださいます。
地域のみなさんの地道な努力で、児童
の安全は守られているのだとあらため
て感じます。
ありがとうございます。
高学年の仲間入りをし、友だち関係が、今ま
で以上に大切になるこの時期です。真剣な学習
態度を心強く思うとともに、これからの4年生
に期待せずにはいられません。
はみだし
朝日を浴びると、頭のスイッチが入るそうです。頭のスイッチが入ってから、2時間以内にご飯を食べると
体のスイッチが入るそうです。そこにマラソンが加われば、間違いなくスイッチONで一日がスタート!!
Fly UP