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特定緊急輸送道路沿道 建築物耐震化の助成 (耐震改修等
特定緊急輸送道路沿道 建築物耐震化の助成 (耐震改修等助成) 東村山市まちづくり部都市計画課 -0- 特定緊急輸送道路沿道建築物の 耐震化支援について 東京都では、 「東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例」を施行し、地震時に救急救命・ 消火活動、物資輸送、復旧復興の活動を支えるため、沿道の建築物の倒壊による道路閉塞を防ぐために、緊急輸 送道路のうち、特に重要な道路を「特定緊急輸送道路」として、平成 23 年 6 月 28 日に指定し、特定緊急輸 送道路に敷地が接している沿道の建築物(沿道建築物)で、昭和 56 年 5 月 31 日以前に新築の工事に着手し た建築物で要件を満たす建築物について、耐震診断の実施を平成 24 年 4 月から義務化するなど耐震化を促進 するとともに、費用の助成や相談体制の充実、情報提供など、所有者等を支援するための施策に取り組んでいま す。 これにあわせて、東村山市では特定緊急輸送道路沿道建築物に対する耐震改修等(補強設計・耐震改修・ 建替え・除却)の実施に係る費用の一部の助成を行います。 沿道建築物 対象となる建築物は、次に掲げる要件を全て満たすものです。 ① 敷地が特定緊急輸送道路に接する建築物。 ② 昭和 56 年 5 月 31 日以前に新築の工事に着手した建築物。 (旧耐震基準) ③ 建築物のそれぞれの部分から特定緊急輸送道路の境界線までの水平距離に、道路幅員の2分の1に相 当する距離(幅員12m以下の場合は6m)を加えたものに相当する高さの建築物。 L≦12m の場合 L>12m の場合 ° 45° 45° ° 特定緊急輸送道路 特定緊急輸送道路 市内の特定緊急輸送道路 新青梅街道・府中街道・志木街道・所沢街道の一部 の4路線 助成の対象者 助成の対象者は、沿道建築物を所有する個人又は法人 ただし、分譲マンションの場合は、管理組合又は区分所有の代表者とします。その他複数の所有者が共有 する建築物の場合は、共有者全員によって合意された代表者とします。 (国又は地方公共団体の所有するもの を除く。 ) -1 - 特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化に関する助成制度 ◆補強設計の助成 適用期間 平成30年度末までに着手するもの ■助成の要件 ≪助成対象となる補強設計≫ 助成の対象となる補強設計は、次に掲げる要件を全て満たすものです。 (1) 沿道建築物であること。 (2) 東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例(以下「耐震化推進条例」とい う。)第6条第1項に規定する耐震化指針に適合するもの。 (3) 補強設計について他の補助金等の交付を受けていないこと。 (4) 耐震化推進条例第10条第 1 項各号に規定する者(建築士など)が行なうものであること 。 (5) 国土交通大臣が定めた建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方針別 添の指針に適合する水準の評定を受けた耐震改修計画に基づくものであること。 (6) 建築基準法等に重大な不適合があるときは、その是正を行なうものであること。 ■助成金の額 助成対象費用 助成金の額(千円未満切り捨て) A ・Bのうち低い額 A 実際に補強設計に要する費用(評定取得費用を含む) B 助成対象基準額 助成対象費用×1/3 (延べ面積×助成基準単価) 助成基準単価(1㎡当たりの上限額) 延べ面積のうち1,000㎡以内の部分 ・・・・・ 5,000円/㎡ 延べ面積のうち1,000㎡を超えて 2,000㎡以内の部分 ・・・・・ 3, 50 0円/㎡ ・・・・・ 2,000円/㎡ 延べ面積のうち2,000㎡を超える部分 -2 - ◆耐震改修・建替え・除却の助成 ■助成の要件 適用期間 平成30年度末までに着手するもの ≪助成対象となる耐震改修・建替え・除却≫ 助成の対象となる耐震改修・建替え・除却は、次に掲げる要件を全て満たすものです。 (1) 沿道建築物であること。 (2) 耐震化推進条例第6条第1項に規定する耐震化指針に適合するもの。 (3) 耐震改修について他の補助金等の交付を受けていないこと。 (4) 耐震診断の結果、Ⅰs(構造耐震指標)の値が0.6未満若しくはⅠw(構造耐震指標) の値 が1.0未満であること。 (5) Ⅰsの値が0.6以上 若しくはⅠwの値が1.0以上となるように計画された耐震改修である こと。 (6) 原則として、 建築物の耐震計画の評定を受けたものであること。 (7) 耐震改修は建築基準法等に重大な不適合があるときは、その是正を行なうものであること。 ■助成金の額 ●延べ面積が 5,000 ㎡以下の部分 助成対象費用 助成金の額(千円未満切り捨て) A ・Bのうち低い額 A 実際に耐震改修に要する費用(相当額) 助成対象費用×1/3 B 助成対象基準額 (延べ面積×助成基準単価) ●延べ面積が 5,000 ㎡を超える部分 助成対象費用 助成金の額(千円未満切り捨て) A ・Bのうち低い額 A 実際に耐震改修に要する費用(相当額) 助成対象費用×1/6 B 助成対象基準額 (延べ面積×助成基準単価) ●助成基準(1㎡当たりの上限額) A 住宅 ・・・・・ B マンション ・・・・・ C 建築物 ・・・・・ D マンション及び建築物 (特殊な免震工法) ・・・・・ -3 - 33,500円/㎡ (493,000,000円まで) 49,300円/㎡ (493,000,000円まで) 50,300円/㎡ (503,000,000円まで) 82,300円/㎡ (823,000,000円まで) ◆補強設計及び耐震改修等(耐震改修・建替え・除却)の 助成金申請・完了報告等 ■事前相談 補強設計及び耐震改修等(耐震改修・建替え・除却)の助成を受けようとする場合は、申請に係 る内容について、事前にご相談ください。 ※市に事前相談した場合は、同時に東京都多摩建築指導事務所に事前にご相談してください。 ■全体設計の承認 補強設計及び耐震改修等(耐震改修・建替え・除却)の開始から完了までに複数年度を要する場 合は、事前に全体設計承認申請書を提出し、補強設計及び耐震改修等(耐震改修・建替え・除却) に要する費用の総額、耐震改修等完了予定時期等の全体設計について承認を得る必要があります。 ■助成金の交付申請(交付申請書は、事前相談した後、申請してください。) *交付申請書の提出部数は正本1部・副本2部 添付書類 ●共通 (1) 建物全部事項証明書又は建物の所有権を証する書類 (2) 確認通知書(写)又は建築年月日を証する書類 (3) 代表者承諾書と共有者全員の同意書(建物の所有者が複数の場合) (4) 管理組合の規約と耐震改修等の実施を決議したことがわかる書類(分譲マンションの管理組合の場合) (5) 法人全部事項証明書(法人の場合) (6) 沿道建築物であることが確認できる書類 (7) 個人情報外部提供に関する同意書 (8) 消費税仕入税額控除確認書 (9) その他市長が必要と認めた書類 ●補強設計の場合 (1) 設計者が耐震化推進条例第10条第1項各号に掲げる者であることを証する書面(写) (2) 耐震診断結果報告書(概要書) (3) 設計見積書 (4) 設計工程表(概要) ●耐震改修の場合 (1) 土地の所有者の承諾書(借地の場合) (2) 工事に関する設計図書 -4 - (3) 補強設計結果報告書(概要書) (4) 補強計画に係る評定書 (5) 工事見積書 (6) 工事工程表(概要) ●建替えの場合 (1) 土地の所有者の承諾書(借地の場合) (2) 耐震診断結果報告書(概要版) (3) 工事に関する設計図書 (4) 耐震改修に要する費用を示す書類 (5) 工事見積書 (6) 工事工程表(概要) (7) 管理組合の規約及び建替えを行う旨が記載された書面(申請者が分譲マンション管理組合の場合) ●除却の場合 (1) 土地の所有者の承諾書(借地の場合) (2) 耐震診断結果報告書(概要版) (3) 耐震改修に要する費用を示す書類 (4) 工事見積書 (5) 工事工程表(概要) (6) 管理組合の規約及び除却を行う旨が記載された書面(申請者が分譲マンション管理組合の場合) ■助成金の完了報告 *完了報告書の提出部数は、正本1部・副本2部 添付書類 ●補強設計の場合 (1) 契約書(写) (2) 補強設計結果報告書(評定書がある場合は、概要版) (3) 補強計画に係る評定書 (4) 補強設計費用明細書 (5) 補強設計費用を証する書類 (6) その他市長が必要と認めた書類 ●耐震改修の場合 (1) 契約書(写) (2) 耐震改修費用明細書 (3) 耐震改修費用を証する書類 (4) 写真(着手前、中間時、完了時) (5) その他市長が必要と認めた書類 -5 - ●建替えの場合 (1) 契約書(写) (2) 建替え費用明細書 (3) 建替え費用を証する書類 (4) 写真(着手前、中間時、完了時) (5) その他市長が必要と認めた書類 ●除却の場合 (1) 契約書(写) (2) 除却費用明細書 (3) 除却費用を証する書類 (4) 写真(着手前、中間時、完了時) (5) その他市長が必要と認めた書類 ■助成金の請求 *請求書の提出部数は、正本1部・副本2部 市から助成金額の確定通知書を受理したときは、助成金請求書を提出し、助成金の請求をしてください。 ※助成金の受領を当該耐震改修等を実施した者に委任することができます。助成金の受領を委任すると きは、助成金請求書と委任状を提出してください。 -6- 補強設計及び耐震改修等の助成 手続きのながれ 申請者(建築物の所有者等) 事 前 東 村 山 市 相 談 (事前相談カードの提出) ※必ず事前にご相談下さい。(同時に東京都多摩建築指導事務所に事前にご相談下さい。) ※当該建築物の補強設計及び耐震改修等が複数年度に 耐震業者等 またがる場合は、あらかじめ、全体設計承認の手続 へ見積もり依頼・指示 きが必要です。 については二級建築士が行うことができま 耐震業者等の選定 ※耐震業者等との契約は助成金交付決定通知受理 す。 については二級建築士が行うことができま す。 後にして下さい。 助 成 金 の 交 付 申 請 申請内容の審査 申請内容の審査 については二級建築士が行うことができま す。 交付決定通知 交付決定通知 交付決定通知受理 交付決定通知受理 については二級建築士が行うことができま す。 耐震業者等と契約 耐震業者等と契約 耐震改修等の着手 耐震改修等の着手 完 了 報 告 完了報告内容の審査 完了報告内容の審査 については二級建築士が行うことができま す。 助成金額の確定通知 助成金額の確定通知 助成金額の確定通知受理 助成金額の確定通知受理 助 成 金 の 交 付 請 求 助成金の交付 助成金交付 助成金の受理 助成金の受理 指定金融機関に口座振込 -7 - 都条例や耐震診断等に関する相談窓口 都条例や耐震診断等に関する相談を下記で受け付けています。 緊急輸送道路沿道耐震化相談窓口までご連絡してください。 ■緊急輸送道路沿道耐震化相談窓口 財団法人 東京都防災・建築まちづくりセンター 電話 03-5466-2064 東京都耐震ポータルサイト 耐震化に関する情報を紹介・解説するホームページ「東京都耐震ポータルサイト」を開設して います。 条例や特定緊急輸送道路図・助成制度・相談窓口等耐震に関する情報を掲載しています。 【お問い合わせ先】 東京都 都市整備局 市街地建築部 建築企画課 電話 03-5388-3362 お問い合わせ先(東村山市) 東村山市 まちづくり部 都市計画課(市役所本庁舎 4 階) 電話 042-393-5111 内線 2712~2714 E-mail:[email protected] URL:http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/ -8-