...

一般的な家庭用および農家用物品および物品に含有されたアレルゲンに

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

一般的な家庭用および農家用物品および物品に含有されたアレルゲンに
JP 2007-505911 A 2007.3.15
(57)【 要 約 】
一般的な家庭用および農家用物品および物品に含有されたアレルゲンに動物を暴露する
ことによって、脊椎動物におけるアレルギーを予防する装置および方法を開示する。
(2)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)哺乳動物を、前記哺乳動物において治療反応を生じるのに十分な量のアレルゲンに
、暴露すること
を含む方法であって、前記アレルゲンが哺乳動物を暴露するための一般的な物品によって
運ばれる方法。
【請求項2】
一般的な物品が、哺乳動物の局所環境にアレルゲンを放出する、請求項1に記載の方法
。
【請求項3】
10
哺乳動物がヒトである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
一般的な物品が衣類である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
一般的な物品が寝具である、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
一般的な物品が玩具である、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
アレルゲンが散布剤に含有され、一般的な物品が前記散布剤を散布されている、請求項
3に記載の方法。
20
【請求項8】
一般的な物品がオムツである、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
哺乳動物が、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌおよびネコからなる群から選択さ
れる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
一般的な物品が寝具である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
アレルゲンが徐放形態で供給される請求項1に記載の方法。
【請求項12】
30
アレルゲンが被覆物内に封入される請求項11に記載の方法。
【請求項13】
被覆物がポリマー被覆物である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
a)一般的な物品と、
b)前記一般的な物品により運ばれる、哺乳動物を暴露させるアレルゲンと
を含む物品であって、前記一般的な物品および前記アレルゲンに哺乳動物を暴露すること
によって哺乳動物における治療反応を生じるのに十分な用量のアレルゲンを哺乳動物に与
える物品。
【請求項15】
40
一般的な物品が、哺乳動物の局所環境にアレルゲンを放出する、請求項14に記載の物
品。
【請求項16】
哺乳動物がヒトである、請求項14に記載の物品。
【請求項17】
一般的な物品が衣類である、請求項16に記載の物品。
【請求項18】
一般的な物品が寝具である、請求項16に記載の物品。
【請求項19】
一般的な物品が玩具である、請求項16に記載の物品。
50
(3)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
【請求項20】
アレルゲンが散布剤に含有され、一般的な物品が前記散布剤を散布されている、請求項
16に記載の物品。
【請求項21】
一般的な物品がオムツである、請求項17に記載の物品。
【請求項22】
哺乳動物が、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌおよびネコからなる群から選択さ
れる、請求項14に記載の物品。
【請求項23】
一般的な物品が寝具である、請求項22に記載の物品。
10
【請求項24】
アレルゲンが徐放形態で供給される、請求項14に記載の物品。
【請求項25】
アレルゲンが被覆物内に封入される、請求項24に記載の物品。
【請求項26】
被覆物がポリマー被覆物である、請求項25に記載の物品。
【請求項27】
a)新生児脊椎動物を、前記新生児脊椎動物における治療反応を生じるのに十分な量の
アレルゲンに暴露すること
ことを含む方法であって、前記アレルゲンが新生児脊椎動物を暴露するための一般的な物
20
品によって運ばれる方法。
【請求項28】
一般的な物品が、新生児脊椎動物の局所環境にアレルゲンを放出する、請求項27に記
載の方法。
【請求項29】
新生児脊椎動物がヒトである、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
一般的な物品が衣類である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
一般的な物品が寝具である、請求項29に記載の方法。
30
【請求項32】
一般的な物品が玩具である、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
アレルゲンが散布剤に含有され、一般的な物品が前記散布剤を散布されている、請求項
29に記載の方法。
【請求項34】
一般的な物品がオムツである、請求項30に記載の方法。
【請求項35】
新生児脊椎動物が、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ヒツジ、イヌおよびネコからなる群から
選択される、請求項27に記載の方法。
40
【請求項36】
一般的な物品が寝具である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
アレルゲンが徐放形態で提供される請求項27に記載の方法。
【請求項38】
アレルゲンが被覆物内に封入される、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
被覆物がポリマー被覆物である、請求項38に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
50
(4)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、35 U.S.C.119(e)により、2003年9月17日に出願され
た米国仮出願第60/503799号の優先権を主張し、同出願は、それに組み込まれて
いる資料を含んで全体として参照により本明細書に組み入れられる。
【0002】
[発明の分野]
本発明の分野は、アレルギー予防および抑制の分野である。
【0003】
[発明の目的]
10
本発明の目的は、哺乳動物がアレルギー反応を示す前に、そのアレルギー反応を予防お
よび抑制する方法、物品、装置およびシステムを提供することである。
【0004】
本発明の目的は、抗原を送達するために一般的な家庭用および農家用物品を使用してア
レルギーを予防および抑制する方法、物品、装置およびシステムを提供することである。
【背景技術】
【0005】
一般にアレルギー性疾患、特に喘息は、西洋社会において増加している。1980年か
ら1994年にかけて、U.S.Center for Disease Contro
l and Preventionは、米国における喘息罹患率が75%増加しているこ
20
とを報告している。International Study of Asthma a
nd Allergy in Childhood(ISAAC)および成人呼吸器疾患
を調査しているEuropean Community Respiratory He
alth Survey(ECRHS)は、アレルギー疾患が主に工業社会において見ら
れ、農業社会であるロシア、中国、インドおよびエチオピアにおいては極めて少ないこと
を最近確認した。
【0006】
アレルギー性疾患は、一般的なアレルゲンまたは抗原への過敏性反応または過剰反応を
特徴とする炎症過程の結果であると考えられている。自己免疫性疾患として既知の他の種
類の不適正炎症過程も、西洋社会において増加している。例えば、クローン病、I型糖尿
30
病、慢性関節リウマチおよび全身性エリテマトーデスは全て、この20年間に有意な増加
を示している。
【0007】
アレルギー性疾患の現在の療法は、症状の軽減および炎症媒介物の減少に限定されてい
る。例えば、喘息の場合、一般的な療法は、吸入コルチコステロイド、抗ロイコトリエン
薬、または受容体アンタゴニストを必要とする。疾患の第一症状が生じる前に、アレルギ
ー性および自己免疫性の疾患の発症を予防するように設計された療法が明らかに欠如して
いる。
【発明の開示】
【0008】
40
アレルギー性疾患および自己免疫性疾患の一次予防(疾患の症状が生じる前)のために
、いくつかの方法が提案されており、該方法は、アレルゲンを皮下的に(脱感作のための
免疫療法の場合)または経口的に(経口寛容誘発の場合)投与することによって寛容を誘
発しようとするものである。皮下免疫療法については、Warner et al.(W
arner,JO et al.,Lancet 2:912,1978)は、濃厚抗原
の調製物で患者を脱感作することによって、吸入濃厚抗原への遅延喘息反応を抑制し得る
ことを示している。他の研究は、ブタクサ花粉の調製物で患者を脱感作することによって
、開花期における過敏性反応を抑制できることも示している。
【0009】
経口寛容誘発は、アメリカンインディアンの初期風習にまでさかのぼる。Dakin(
50
(5)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
Dakin,R,Am.J.Med.Sci,4:98,1829)は、どのように、イ
ンディアンの漆職人が少量のラッカーを彼らの子供たちに長期間にわたって与えて、その
後の一生のうちに毒で害される可能性を減少させたかを報告している。Patricia
et al.(Patricia,G et al.,Food Allergy,p
.131,1979)は、牛乳、卵または果物アレルギーの患者に、これらの食品を、極
めて少量から開始して、時間とともにその量を徐々に増加させて与える方法を開示してい
る。それ以来、他の者は、他の食品を使用する経口寛容誘発の有効性を実証している。
【0010】
食品アレルギーにつては、一般に、極めて少量のアレルゲンによって重篤な症状が生じ
、従って、多くの食品は、Patricia et al.によって処方された方法を適
10
用できない。他の者は、寛容誘発に使用されているアレルゲンにアレルギー反応を誘発せ
ずに、経口寛容を誘発させる方法を開発している。米国特許第5863561号は、重篤
な過敏性反応を生じずに寛容原性保護を与える形態のアレルゲンを含有する牛乳の製造法
を教示している。寛容を誘発するために経口投与された多くのアレルゲンの能力は、消化
酵素および消化管の機能によって失われる。この制限を克服するために、他の者は、アレ
ルゲンの免疫原性を保ちながら消化管にアレルゲンを送達する方法を見出した。米国特許
公開第20030003133号は、牛乳を介してアレルゲンを消化管粘膜に送達するこ
とによって、一般的なアレルゲンに関して免疫寛容を誘発する方法を教示している。おそ
らく、牛乳が、消化管の分解環境からアレルゲンを保護すると考えられる。この方法の制
限は、アレルゲンの送達に牛乳を必要とすることである。米国特許公開第2003018
20
0272号は、出生前および出生後に小児に共生細菌を投与する方法を教示している。
【0011】
経口寛容は、食品アレルゲンに限定される必要はない。Wells et al.(W
ells,HG et al,J.Infect.Dis.,8:566,1991)は
、卵白アルブミンを与えた場合、正常モルモットが卵白アルブミンに免疫学的寛容を生じ
得ることを示している。他の研究者は、アレルゲンを経口投与した場合、それらも免疫学
的寛容を誘発することを示している(Aramaki,Y et et,Immunol
.Lett.,40:21,1994)。
【0012】
自己免疫疾患について、経口寛容の誘発は、過攻撃免疫系の症状を軽減することができ
30
る。Trentham et al.(Trentham,DE et al,Scie
nce,261:1727,1993)は、Fowl IIコラーゲンの調製物を慢性関
節リウマチ患者に経口投与することによって、多くの患者において症状が軽減しただけで
なく、多くの患者がその疾患から完全に回復した。米国特許公開第2003003966
6号は、自己免疫疾患の予防および抑制用の寄生生物薬(parasitic biol
ogical agents)の使用を教示している。
【0013】
これまでに記載された方法は、皮下的、非経口的または経口的な被験者へのアレルゲン
の事前(proactive)投与によって、寛容を誘発している。これらの方法は、寛
容を獲得するために、被験者にかなりの行動変化を必要とするので、適用が限定されてい
40
る。即ち、被験者は、寛容を獲得するまでの期間にわたって、正確に処方されたアレルゲ
ン用量を用心深く摂取しなければならない。
【0014】
最近の証拠は、ある環境がアレルギー性および自己免疫性疾患の一次発症から保護する
ことを示唆している。Strachan(Strachan,DP,British M
edical Journal,1989)は、母集団における衛生レベルの増加が、枯
草熱の高発症率に相関するという疫学的データを示している。この観察は、1989年の
再統一後のドイツにおいて、一連の裏付け研究を開始させた。例えば、von Muti
us et al.は、遺伝学的に類似した集団において、喘息およびアレルギーの罹患
率が、旧西ドイツ(ミュンヘン)居住の学童において、旧東ドイツ(ライプツィヒおよび
50
(6)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
ハレ)の子供達より164%高いことを示した。それ以来、この東−西勾配を立証し、汚
染およびタバコ使用のような明らかな要因を除外する他の研究が発表され、L.C.vo
n HertzenおよびT.Haahtela(Hertzen,LC and Ha
ahtela,T,Allergy 2004:59:124−137)によって調査さ
れている。
【0015】
これらの疫学的調査結果を説明するために、ますます多くの科学者達は、西洋の生活様
式が人生初期において感染の発生を顕著に減少させ、これらの感染が後のアレルギーの発
生に対する保護作用を有し得ることを提案している。従って、感染数の減少が、後の人生
における喘息、アレルギーおよび多くの自己免疫疾患のリスクを増加させている。この調
10
査は、感染症の発生とアレルギーとの反比例関係を説明する「衛生仮説」という熟語を生
み出した。
【0016】
より最近の調査結果は、アレルギーの減少における早期小児期感染の役割に異論を唱え
ている。2000∼2002年の研究は、種々の感染率を有する小児集団における喘息と
アレルギーの比率を比較している。その結果は、矛盾するものであった。ある研究者は、
麻疹のような接触伝染病が、アレルギー症状発生可能性の減少に関連づけられたと報告し
、他の研究は、このような観測を確認することができなかった。同様の矛盾した結果が、
他の早期小児感染病に関しても報告された。寛容が感染によって誘発されるという考えは
、これらの調査結果により一般に信用できないものであった。
20
【0017】
しかし、農業環境に焦点を当てた新たな領域は、衛生仮説を修正提示している。感染は
決定要因としては除外されているが、研究は、農家で育つことが喘息およびアレルギーの
発症と逆相関関係にあることを一貫して見出している。これらの研究のいくつかは、農家
に住む小児および農家ではないが同じ農村に住む小児のアレルギー発症における最大の相
関要因が、家畜によって生じた物質との接触であることを示している(Von Ehre
nstein et al.,Braun−Fahrlander et al.,Ri
edler et al.,Ernst et al.)。現在、これらの物質が、細菌
細胞壁からのリポ多糖類から、ネコ、ウシおよびニワトリの主要アレルゲンまで及ぶタン
パク質(これらもアレルゲンである)の混合物であることは分子分析から既知である。こ
30
れらのタンパク質が、交差反応性によって種々の一般的なアレルゲンに対して寛容を誘発
するか、または2型ヘルパーT細胞反応(2型ヘルパーT細胞はアレルギー感作に関与し
ている)を抑制する独特の能力を有することも現在既知である。換言すれば、これらのタ
ンパク質への早期および持続暴露は、免疫系をより強固にし、その環境に寛容にする。
【0018】
アレルギー疾患に対する保護を与えるのは、おそらく、人生の早期において、感染では
なく動物性タンパク質、および多分、他の非動物起源タンパク質に暴露することであろう
とする調査結果は、衛生仮説の理解に完全に新しい枠組みを与える。該調査結果は、誘発
寛容を、アレルゲンの事前投与に限定されない新たな用途に適用する可能性も本発明に与
える。
40
【0019】
具体的には、本発明は、既存の方法を改良して、寛容を誘発するように低投与量のタン
パク質を環境に放出させるために一般的な家庭用または農家用製品および物品を使用する
ことによって、アレルギー性または自己免疫性疾患の一次発症を予防する。そのような家
庭用または農家用製品を使用することによって、疾患リスク減少に有意に相関する農業環
境を模倣するように小児ヒトまたは家畜哺乳動物の生活環境を変えることができる。
【0020】
ヒトのような脊椎哺乳動物の免疫系は、2つの細胞系、T細胞およびB細胞を有する。
一般に、T細胞は微生物を殺し、B細胞は抗体を産生し、これらの抗体は微生物または異
物を中和する。本出願において、本発明者らは、動物の体の自然部分でないあらゆるもの
50
(7)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
を呼ぶのに抗原という用語を使用する。従って、抗原は免疫反応を誘発する。
【0021】
どの1つのT細胞またはB細胞も、抗原上の特異的パターンだけを認識することができ
る。従って、ヘビ毒に対する抗体は細菌を中和しない。同様に、特定のインフルエンザ株
を認識するT細胞は、別のインフルエンザ株を認識しない。体は、毎日、新しいT細胞お
よびB細胞を産生する。特定の新しいT細胞またはB細胞が認識できるパターンは、約6
0億のパターンから1つのパターンを新しい細胞のために選択するランダム過程によって
決定される。60億のパターンのいくつかは自己パターンである。自己パターンは、正常
動物組織または動物の体の部分のパターンであり、従って、免疫系細胞がそのような細胞
を認識した場合、該免疫系細胞はその細胞を攻撃し、ある種の自己免疫疾患を生じ得る。
10
【0022】
自己免疫を予防するために、偶然に自己パターンを獲得して体の自然部分を認識する未
熟免疫細胞は、それらが未熟な間に体によって殺される。そのような未熟細胞を殺すこと
によって、体に免疫反応を生じない。毎日、1日の終わりに、自己および非自己を認識す
る免疫系細胞が産生され、自己認識細胞は大部分が殺されて、非自己認識細胞だけが残る
。
【0023】
体によって自然に産生されないが、しばしば、吸入されそして/または摂取される多く
の物質が存在する。物質の量が十分に多い場合、それらを認識する免疫系細胞は、自己を
認識する細胞が殺されるのと同様に殺される。そのような物質は、免疫反応を誘発しない
20
。
【0024】
めったに摂取されないかまたは時たま不十分な量で摂取される物質は、認識する免疫系
細胞が該物質と出会う前に成熟する機会を有するので、そのような物質は、成熟した細胞
が侵入者を認識した場合に体によって殺されず、該成熟細胞から免疫反応を誘発し、アレ
ルギー反応として特徴付けられる炎症反応を誘発し得る。
【0025】
家畜、特にヒトが、以前よりかなり清潔な環境に住むようになり、それによって、変わ
ったパターンを認識するより多くのタイプの未熟免疫系細胞が生き残って成熟するものと
推測されている。そのようなアレルギーを予防する方法は、体がアレルゲンに対して「ア
30
レルギー性になる」前に、体が、治療用量の一般的なアレルギー誘発アレルゲンを摂取す
るのを確実にすることである。
【0026】
特に、本発明者らは、ヒト、家畜および魚のような新生児脊椎動物を、それらの免疫系
が発生する前にアレルゲンに暴露させることを薦める。本発明者らは、本明細書において
、「新生児」動物を、動物の誕生から動物の免疫系が十分に発達する時までの動物として
定義する。例えばヒトの場合、新生児は、彼ら自身の抗体をほとんど持たずに生まれ、生
まれて最初の6週間ほどは母親の抗体を使用する。ヒト乳児の臨界期は生まれて最初の3
年間であるが、免疫系は10年間にわたって発達し続け成熟する。
【0027】
40
抗原の治療投与量は、未熟免疫系細胞が成熟する前に抗原におそらくは出会い認識し、
従って免疫系の一部にまで成熟する前に、体から除去されるのに十分な体内抗原密度を生
じる投与量である。
【0028】
本発明の最も好ましい実施形態は、最も一般的なかつ危険なアレルギーに対する抗原を
提供することである。特に、ピーナツアレルギーは、1歳程度のヒト乳児期の極めて早期
に現れる。1歳未満の乳児がピーナツ抗原を定期的に投与された場合、そのようなアレル
ギーは避けられる。
【0029】
食物アレルギーの中で、ピーナツ(Arachis hypogaea)アレルギーは
50
(8)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
一般的なであり、重症である。一般集団の疫学的研究は有病率0.5%を推定し、ピーナ
ツアレルギーは食物誘発アナフィラキシー反応の10∼47%を占める。症状は重篤度に
おいて様々であり、軽度蕁麻疹または局限性口腔症状から、致死的にもなり得る重度全身
性反応にまで及び得る。反応は、一般に、摂取後数分以内に起こる。ピーナツ過敏症は、
一般に早期小児期に始まり、一般に一生続き、極僅かなパーセントの小児が寛容を得る。
【0030】
アレルギーから保護するのに十分な治療投与量の抗原を与える新規方法は、抗原を有す
る衣類、寝具、玩具または食品のような一般的な物品を提供することである。特に、乳児
服、寝具および玩具は、そのような抗原の担体として推奨される。その他に、ベビーパウ
ダーおよび配合乳のような一般的な物質が、抗原を認識する免疫系細胞が成熟するまで生
10
き残れないようにするのに十分に規則正しく乳児に治療投与量を与えるのに十分な抗原と
混合される。
【0031】
抗原を保持するマトリックスを含む材料のストリップを、好ましくは、皮膚と緊密に接
触するようにデザインされる衣類または毛布に縫い込み、それによって、被験者は、皮膚
からまたは呼吸によって抗原を摂取する。ストリップは、好ましくは、連続的かつ制御さ
れた方法で抗原を放出する。抗原物品は、好ましくは、被覆物に封入され、該被覆物は、
徐々におよび/または物品の洗濯もしくは摩擦のような特定事象の際に、抗原を放出する
。そのような被覆物は、例えば、制御放出薬の分野において既知である。好ましい例にお
いて、封入材料は高分子材料である。例えば、物品および不随するストリップの洗浄の度
20
に新しい抗原が露出するように、ストリップを構成する。
【0032】
または、寝具または衣類の材料を、ネコの毛のような抗原と混合して織ってもよい。動
物のぬいぐるみおよび他の軟質玩具は、抗原の輸送手段として特に好ましい。
【0033】
提示に好ましい抗原は、以下のリストから選択される材料から誘導される抗原である。
【0034】
穀類
オオムギ(Hordeum vulgare)
ソバ(Fagopyrum esculentum)
30
グルテン
トウモロコシ(Zea mays)
カラスムギ(Avena sativa)
イネ(Oryza sativa)
ライムギ(Secale cereale)
コムギ(Triticum aestivum)
【0035】
薬剤
ウシインスリン
ヒトインスリン
40
ブタインスリン
ペニシロイルG
ペニシロイルV
スキサメトニウム(スクシニルコリン)
【0036】
卵および家禽
ニワトリ肉(Gallus spp
卵白
卵黄
ニワトリ卵白(Gallus domesticus)
50
(9)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
ニワトリ卵白:オボムコイド
オボアルブミン
オボムコイド
シチメンチョウ肉(Meleagris gallopavo)
【0037】
上皮および羽
セキセイインコ糞
セキセイインコ羽
セキセイインコ血清蛋白
ネコ雲脂
10
ネコ雲脂/ネコ唾液(Felis domesticus)
ネコ血清アルブミン
ニワトリ羽
ウシ雲脂
ウシ雲脂
イヌ(Canis familiaris)
イヌ血清アルブミン
イヌ雲脂
イヌ上皮
アヒル羽
20
ヤギ上皮
ガチョウ羽
モルモット上皮
ハムスター上皮
ハリネズミ(Erinaceus europaeus)
ウマ上皮/雲脂(Equus caballus)
ウマ雲脂
マウス(混合物)
マウス上皮
マウス血清蛋白
30
マウス尿蛋白
ハト糞
ウサギ上皮
ラット(混合物)
ラット上皮
ラット血清蛋白
ラット尿蛋白
ヒツジ上皮
ブタ血清アルブミン
ブタ上皮
40
【0038】
果物
リンゴ(Malus domestica)
リンゴ
アンズ
バナナ
黒イチゴ(Rubus fruticosus)
ブルーベリー
ゴレンシ(Averrhoa carambola)
サクランボ
50
(10)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
クランベリー(Vaccinium oxycoccus、ツツジ科)
ナツメヤシ(Phoenix dactylifera)
ブドウ
グレープフルーツ
グアバ
キーウィフルーツ(Actinidia chinensis)
キーウィフルーツ
レモン
ライム
マンダリンミカン(タンジェリン、クレメンタイン、温州ミカン)
10
マンゴ
メロン
オレンジ
パパイア、ポーポー
パッションフルーツ、トケイソウ
モモ
西洋ナシ
カキ(カーキフルーツ、シャロン)(Diospyros kaki)
パイナップル
プラム
20
ストロベリー(Fragaria vesca)
【0039】
花粉
バヒアグラス(Bahia grass)(Paspalum notatum)
バヒアグラス(Paspalum notatum)
大麦花粉(Hordeum vulgare)
バミューダグラス(Cynodon dactylon)
バミューダグラス(Cynodon dactylon)
スズメノチャヒキ(Bromus inermis)
スズメノチャヒキ/イヌムギ(Bromus inermis)
30
バルバスカナリーグラス/トゥーンバカナリーグラス(Phalaris aquati
ca)
バニーテールグラス(Lagurus ovatus)
コショウソウ(Phalaris arundinacea)
カナリーグラス/リードカナリーグラス(Phalaris arundinacea)
ガマ(Typhaceae)
チックリングベッチ/ガラスマメ/ブルーベッチ(Lathyrus sativus)
チコリ(Cichorium intybus)
カモガヤ/オーチャード(Dactylis glomerata)
カモガヤ/オーチャード(Dactylis glomerata)
40
コックスフットグラス/ダクチリス/オーチャード(Dactylis glomera
ta)
コモンリード(Phragmites communis)
コモンリード(グラス)(Phragmites communis)
コモンワイルドオーツ
コモンワイルドソルガム(Sorghum bicolor)
コットンウールグラス(Imperata cylindrica)
栽培オートムギ(Avena sativa)
栽培オートムギ(Avena sativa)
栽培ライムギ(Secale cereale)
50
(11)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
栽培ライグラス(Secale cereale)
栽培コムギ(Triticum sativum)
イングリッシュバンチグラス(Cenchrus ciliaris)
フォールスオートグラス(Arrhenatherum elatius)
アワ(Setaria italica)
イネ科(Poaceae)
ヘアリーワイルドレタス(Hypochoeris radicata)
ジョンソングラス(Sorghum halepense)
ジョンソングラス(Sorghum halepense)
ジョンソングラス(Sorghum halepense)
10
キクユ(Pennisetum clandestinum)
メイズ花粉/コーン花粉/(Zea mays)
メドーフェスキュー(Festuca elatior)
メドーフェスキューグラス(Festuca elator)
メドーフォックステール(Alopecurus pratensis)
メドーフォックステイルグラス(Alopecurus pratensis)
メドーグラス(Poa pratensis)
メドーグラス/ケンタッキーブルー/ジュングラス(Poa pratensis)
コヌカグサ(Agrostis stolonifera)
コヌカグサ/ベントグラス/ウォーターベントグラス(Agrostis stolon
20
ifera/Agrostis lachnanthis)
ライグラス(Lolium perenne)
ライ−グラス(Lolium perenne)
塩生草類(Distichlis spicata)
カヤツリグサ科(Cyperaceae)
スゲ/ハマスゲ
ハルガヤ(Anthoxanthum odoratum)
ハルガヤ(Anthoxanthum odoratum)
オオアワガエリ(Phleum pratense)
オオアワガエリ(Phleum pratense)
30
オオアワガエリ(Phleum pratense)
ヘルベットグラス(Holcus lanatus)
ヘルベットグラス/ヨークシャーフォッグ(Holcus lanatus)
ワイルドライグラス(Elymus triticoides)
ワイルドライグラス(Elymus triticoides)
【0040】
動物毒
ハチミツガ(Galleria mellonella)
ベルリン甲虫(Trogoderma angustum(Solier))
アカボウフラ(Chironomus thummi (C
40
クロバエ類(Calliphora stygia/Lucilia cuprina)
ブラジルカミアリ(Solenopsis saevissima)
毛虫−シロバネドクガ(Euproctis edwardsi)
コチニールカイガラムシ(Dactylopius coccus)
ゴキブリ(Blatella germanica)
コロラドハムシ
コモンクローズモス(Tineola bisselliella)
コモンワスプ(Vespula sp)
ベイマツドクガ毛虫(Orgyia pseudotsugata McDonnoug
h)
50
(12)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
ヨーロッパスズメバチ(Vespa crabro)
カミアリ(Solenopsis invicta)
アジアオオスズメバチ(Vespa mandarina)
グラナリアコクゾウムシ(Sitophilus granarius)
グリーンニミッティフライ(Cladotanytarsus lewisi)
ミツバチ(Apis mellifera)
ウマバエ(Gasterophilus intestinalis)
ウジ/アスティコットマゴット(Calliphora vomitoria)
地中海ペーパーワスプ(Polistes dominulus)
小昆虫(Chironomus thummi thummi/Chironomus 10
kiiensis)
カ(Aedes communis)
ノーザンファウルマイト(Ornithonyssus sylvarium)
ペーパーワスプ(Polistes spp
ホスホリパーゼ
ハト羽ダニ(Diplaegidia columbae/Pterolichus)
熱帯カミアリ(Solenopsis geminata)
倉庫ガ(Ephestia cautella)
スズメバチ(Polistes metricus)
スズメバチ(Polistes annularis)
20
ホワイトフェースドホーネット(Dolichovespula maculata)
寄生虫(Ascaris suum)
イエローホーネット(Dolichovespula arenaria)
【0041】
マメ科植物
イナゴマメ(Ceratonia siliqua)
グアル、グアルゴム(Cyamopsis tetragonolobus)
レンズマメ(Lens esculenta)
エンドウ(Pisum sativum)
落花生(Arachis hypogaea)
30
赤インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)
ダイズ(Glycine max)
トラガカント(Astragalus spp)
白インゲン(Phaseolus vulgaris)
【0042】
肉および乳
a−ラクトアルブミン
牛肉(Bos spp
b−ラクトグロブリン
ボイルドミルク
40
カゼイン
チェダーチーズ
牛乳(Bos domesticus)
牛乳
牛乳ホエー
ユーラシアヘラジカ/アメリカヘラジカ肉
ヤギの乳
雌ウマの乳
モールドチーズ
マトン(Ovis spp
50
(13)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
豚肉(Sus spp
ウサギ(Oryctolagus spp
【0043】
ダニ
コナダニ(Thyreophagus entomophagus)
Acarus siro(貯蔵ダニ)
Aleuroglyphus ovatus(貯蔵ダニ)
Blomia kulagini(貯蔵ダニ)
Blomia tjibodas Caloglyphus berlesei
Ceflacor
10
Chortoglyphus arcuatus
Dermatophagoides farinae(HDM)
Dermatophagoides microceras
(HDM)ヤケヒョウヒダニ(HDM)/Pharinae
(ヤケヒョウダニ)
Dermatophagoides siboney
(HDM)Euroglyphus maynei(HDM)
(Europlyphus maynei)
Glycyphagus domesticus(貯蔵ダニ)
Hemisarcoptes cooremani
20
ハウスダストダニ−D
ハウスダストダニ(HDM)
Lepidoglyphus destructor(貯蔵ダニ)
ダニ
捕食ダニ(Phytoseiulus persimilis/Hypoaspis m
iles)
ウサギ毛ダニ(Listrophorus gibbus)
鱗片穀類ダニ/Suidasia sp
貯蔵ダニ−Acarus siro(A
貯蔵ダニ−Glycophagus domesticus
30
(グリコファグス属)
貯蔵ダニ−Lepidoglyphus
destructor
貯蔵ダニ−Tyrophagus putrescens
【0044】
カビ
Alternaria alternata(tenuis)(Alternaria alternata(tenuis))
Alternaria alternata(tenuis)(Alternaria alternata(tenuis))
40
Alternaria alternata/tenuis(Alternaria a
lternata(A
Aspergillus candidus
Aspergillus fumigatus
Aspergillus niger
Aureobasidium pullulans
Botrytis cinera
カンジダアルビカンス(イースト)
Cephalosporium acremonium
Cladosporium conidia
50
(14)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
Cladosporium herbarum
コヒー葉さび病(Hemileia vastatrix)
Curvularea lunata
Epiccocum purpurascens
Epiccocum purpurascens/nigrum
Fusarium moniliforme(真菌)
Helminthosporium halodes
Micropolyspora faeni(Saccharopolyspora r
ectivirgula)
Mucor racemosus
10
マッシュルーム(ヒラタケ)
(Pleurotus ostreatus)
アオカビ
Phoma betae
Pityrosporum obiculare
Pityrosporum ovale/orbiculare
Rhizopus nigricans
Silver moss/Reindeer moss/Reindeer
lichen(Cladonia stellaris)
スピルリナ(Arthrospira platensis)
20
Stachybotrys atra
Stemphylium botryosum
Thermoactinomyces vulgaris
Trichoderma viride
紅色白癬菌
Ustilago nuda/tritici/maydis
【0045】
木の実、種子およびマメ
オークの実
アルファルファ/Lucerne/Medick
30
アーモンド(Prunus dulcis)
アーモンド(Prunus amygdalus)
アーモンド(Amygdalus communis)
Besan/ヒヨコマメ
ブラックビーン(Phaseolus vulgaris)
ブラックタートルビーン
ササゲ/ササゲ(Vigna sinensis)
ブラジルナット(Bertholletia excelsa)
ソラマメ/Vicia fava bean/Field bean
(Vicia faba)
40
ライマメ
(Phaseolus lunatus)
カシューナッツ
(Anacardium occidentale
ヒマの実
(Ricinus communis)
クリの実(Castanea sativa)
ヒヨコマメ(Cicer arietinus)
ヤシの実(Cocos nucifera)
ササゲ/Black−eyed peas/Vigna bean
50
(15)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
(Vigna senensis)
ウイキョウの種子
(Foeniculum vulgare)
インゲンマメ
ハシバミの実(Corylus avellana)
ヘーゼルナッツ(Corylus avellana)
ヘーゼルナッツ/フィルバート/バルセロナナット/セイヨウハシバミの実
(Corylus avellana)
レンズマメ(Lens culinaris/esculenta)
ライマメ(Phaseolus limensis)
10
アマニ/Flaxseed(Linum usitatissimum)
マカダミアナッツ(Macadamia integrifolia/Macadami
a tetraphylla)
リョクトウ(Vigna radiata)
ナンガイナット(Nangai nut)(Canarium indicum)
落花生(Arachis hypogaea)
ペカンの実(Carya illinoensis)
ペカンの実/ヒコリーの実/スイートピグナット
(Carya illinoensis)
松の実/Pinon Nut/Pignoles/Pignola
20
(Pinus edulis)
ピントビーン(Phaseolus vulgaris)
ピスタチオナッツ
(Pistachio vera)
ケシの実
(Papaver somniferum)
カボチャの種
(Cucurbita pepo)
カボチャの種
(Cucurbita pepo)
30
赤インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)
ゴマ/ゴマの実(Sesamum indicum)
大豆/Soya bean(Glycine max)
トラマメ
テンサイの種
(Beta vulgaris)
ヒマワリ種子(Helianthus annuus)
クルミ(Juglans spp
クルミ(Juglans regia/nigra)
クルミ−加工
40
【0046】
職業
アミラーゼ
トウゴマ
クロラミン−T/クロラミン T
エチレンオキシド
エチレンオキシド
ホルムアルデヒド/パラホルムアルデヒド
グリーンコーヒービーン
イソシアネートHDI
50
(16)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
イソシアネートMDI
イソシアネートTDI
オオバコ/Psillium/Psyllium
(Plantago psyllium)
イスファグラ(Isphagula)
ラテックス/ブラジルゴムの木(Hevea braziliensis)
リゾチーム
無水フタル酸
絹(カイコ)副蚕糸
副蚕糸
10
無水トリメリット酸/TMA
【0047】
寄生虫
アニサキス
アニサキス/Cod Worm
(Pseudoterranova)
回虫
回虫/Common Roundworm(Ascaris lumbricoides
)
ビルハルツ住血吸虫/住血吸虫(住血吸虫病/ビルハルチア病)
20
エキノコックス/エキノコックス症
赤痢アメーバ
【0048】
甲殻類
青色イガイ(Blue mussel)
(Mytilus edulis)
カニ(Cancer pagurus)
魚−混合
ヒソップ
ロブスター
30
(Homarus gammarus)
タコ(Octopus vulgaris)
カキ(Ostrea edulis)
タイヘイヨウイカ
(Todarodes pacificus)
小エビ(Natantia)
小エビ(Pandalus borealis)
シルバーフィッシュ(Silverfish)(Ctenolepisma longi
caudata/Lepisma saccharina)
カタツムリ(Helix aspersa)
40
イセエビ(Langouste)(Palinurus spp
イカ(Loligo spp
【0049】
香辛料
オールスパイス
(Pimenta dioica(syn
オールスパイス/クローブコショウ/ジャマイカコショウ
(Pimenta dioica/officinalis)
アンゼリカ/アンゲリカ酸(Angelica archangelica)
アニス(Pimpinella anisum)
50
(17)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
アニス/アニスの実(Pimpinella anisum)
バジル(Ocimum basilicum)
バジル/メボウキ(Ocimum basilicum)
ベイリーフ(Laurus nobilis)
ローリエ(Laurus nobilis)
ベルガモット/ベルガモットオレンジまたはレッド/
タイマツバナ
黒コショウ
黒コショウ/白コショウ(Piper nigrum)
カカオ−加工/ココア−加工
10
カプサンシン/パプリカ抽出物
カラウェー(Carum carvi)
カールム実(Carum carvi)
カルダモン/カルデモン(Elettaria cardamomum)
カルダモン(Elettaria cardamomum)
セロリ種子
トウガラシ
(Capsicum frutescens)
トウガラシ/チリペパー/Capsicum
(Capsicum genus)
20
チャイブ
(Allium schoenoprasum)
シナモン
(Cinnamomum zeylanicum)
クローブ
(Syzygium aromaticum)
コンフリー
(Symphytum officinale)
コリアンダー/コリアンダーの葉/イタリアンパセリ
(Coriandrum sativum)
30
クミン/クミン(Cummin)/クミン油(Cuminum cyminum)
カレー粉(Santa Maria)
カレーリーフ
(Murraya koenigii)
カレーパウダー/サンタマリア
ディル(Anethum graveolens)
フェンネル/イタリーウイキョウ(Foeniculum vulgare)
コロハ(Trigonella foenum−graecum)
コロハ/グリーク−ヘイ/グリークフェンネル
(Trigonella foenum−graecum)
40
ナツシロギク(Chrysanthemum parthenium)
アワ
(Setaria italica)
ガランガ根/リョウキョウ/イーストインディアンルート
ニンニク抽出物
ショウガ(Zingiber officinale)
ジンジャースパイス/ジンジャー(フレッシュ)
(Zingiber officinale)
ピーマン(若種)
ヒエ(Echinochloa crus−galli)
50
(18)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
ラベンダー
(Lavandula officinalis)
ラビジ
(Levisticum officinale)
メース(Myristica fragrans)
マージョラム
(Origanum majorana)
マスタード(Sinapis alba)
ナツメグ
(Myristica fragrans)
10
ニクズク/ニクズク油(Myristica fragrans)
オレガノ
(Origanum vulgare)
オリエンタルマスタード/BrajI(Brassica juncea)
パセリ
(Petroselinum crispum)
パセリ
ペニローヤル油/スクォーミント/ヘデオーマ
ペパーミント(Mentha x piperita)
ケシの実
20
(Papaver somniferum)
ローズマリー(Rosmarinus officinalis)
ヘンルーダ(Ruta graveolens/Ruta montana L
サフラン(Crocus sativus)
セージ(Salvia officinalis)
スペアミント/ガーデンミント/グリーンミント
(Mentha x spicata)
ダイウイキョウ/アニス
(Illicium verum)
ヨモギギク(Tanacetum vulgare)
30
タラゴン
(Artemisia dracunculus)
タラゴン/エストラゴル(Artemisia dracunculus)
タイム(Thymus vulgaris)
ターメリック/Tumeric(Curcuma longa)
バニラ(Vanilla planifolia)
ノコギリソウ/ミルフォイル
(Achillea millefolium)
【0050】
樹木花粉
40
アカシア(Acacia longifolia)
アカシアの木/ワットル/ポートジャクソンアロエベラ
アメリカブナ(Fagus grandifolia)
アメリカクリの木(Castanea dentata)
アメリカニレ(Ulmus americana)
リンゴの木(花粉)(Malus sylvestris)
Aroeira/Litre(Lithraea caustica)
Aroeira/Pao bugre(Lithraea brasiliensis)
オーストラリアマツの木/モクマオウ(Pinus nigra/Casuarina equisetifolia)
50
(19)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
ヤマモモ樹皮/ミリカ油
ブナ科(Fagaceae)
ブナ材/クレオソート
Bigonia Family(Bigononiaceae)
カバノキ科(Betualaceae)
クロトネリコ(Fraxinus nigra)
クログルミ
ブラックウッドの木(Acacia melanoxylon/
Dalbergia melanoxylon)
ボトルブラシの木(Callistemonand melaleuca)
10
トネリコバノカエデ(Acer negundo)
Cabreuva tree(Myrocarpus fastigiatus)
クスノキ油/樟脳油/ジャパニーズホワイトオイル
カナリア諸島ナツメヤシの木(Phoenix canariensis)
イナゴマメ/ローカストビーンゴム/セントジョンズブレッド
(Ceratonia siliqua/Aka algarroba)
ウルシ科(Anacardiaceae)
カシューの木(Anacardium occidentale)
カシア桂皮/チュウゴクシナモン(Cinnamomum cassia)
ヒマラヤスギの木/オニヒバ(Libocedrus decurrens)
20
中央アメリカクルミ(Juglans olanchana)
クリの木
チュウゴククリの木(Castanea mollissima)
シガーツリー(B
ココヤシ(A
コモンシラカバ(Betula verrucosa)
コモンシラカバの木(Betula verrucosa)
コルク
ハヒロハコヤナギ(Populus deltoides)
ハコヤナギ、ポプラ、およびアスペン(Populus)
30
ナツメヤシの木(Phoenix dactylifera)
ベイマツの木(Pseudotsuga taxifolia)
エンピツビャクシン(Juniperus virginiana)
イースタンホワイトシーダー(Thuja occidentalis)
ニレ科(Ulmaceae)
ユーカリ
ヨーロッパグリの木(Castanea sativa)
イチジク
フラットツリー/フォールスバナナツリー
(Platanus occidentalis)
40
インドソケイ/花束(Nosegay)
(Frangipani(Plumeria rubra))
グレイアルダー(Grey alder)(Alnus incana)
グレイアルダーの木(Alnus incana/Alnus glutinosa)
グアユール(Parthenium argentatum)
ゴムの木/ユーカリ/カヤプテ t
ハックベリー
ハシバミ(Corylus avellana)
ヒノキの木/Finuchi tree
モチノキ属−モチノキ科(Ilex opaca)
50
(20)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
アメリカサイカチの木/メスキートの木(Prosopsis juliflora)
インブイアの木/Embuia tree/
ブラジルクルミの木(Phoebe Porosa)
イロコの木/ニシアフリカチーク(Milicia excelsa)
イタリアイトスギ(Cupressus sempervirens)
イタリアフューネラルイトスギの木(Cupressus sempervirens)
ジャカランダ(Jacaranda mimosifolia)
杉(Cryptomeria japonica)
杉の木/Sugi tree(Cryptomeria japonica)
栗(Castanea crenata)
10
杜松子/杜松子油(Juniperus communis)
シナノキ(Tilia cordata)
リンデン(Tiliaceae)
モミジバスズカケノキ(Platanus acerifolia)
ビワ/Japanese medlar(Eriobotrya japonica)
マンゴの木(Mangifera indica)
カエデ科(Acer)
カエデの木(Aceraceae)
カイガンショウ/Cluster pine(Pinus pinaster)
メラルーカ(Melaleuca leucadendron)
20
メラルーカティーツリー(Melaleuca alternifolia)
メスキート(Prosopis juliflora)
マイロウッド(Thespesia populnea)
ヤドリギ(Viscum album)
コショウボク(Lithraea molleoides)
ヤマヒマラヤスギの木/ヤマトショウの木(Juniperus sabinoides
)
ヤマトショウ(Juniperus sabinoides)
クワ(Morus alba)
クワ科(Moraceae)
30
クワの木(Morus Alba)
オーク(Quercus alba)
オバチェツリー(Obache tree)
オーバヤシャブシアルダーツリー(Ohbayasyabushi Alder tre
e)(Alnus sieboldiana Matsuma)
セイヨウキョウチクトウ/オレアンダーティー(Nerium oleander)
モクセイ科(Oleaceae)
ヤシ科(Palmae)
カジノキ
カユプテティーツリー(Melaleuca quinquenervia)
40
モモの木
ペカン(Carya pecan)
ベカンの木/ヒッコリーの木(Carya pecan/
Carya illinoinensis)
コショウボク(Schinus molle)
マツの木/ノルウェーマツの木(Pinus radiata)
ポプラの木/ハコヤナギの木/マッチ軸木用木材(Populus deltoides
/Alba)
ポプラ属(ハコヤナギ、ポプラおよびアスペン)
有棘トショウの木(Juniperus oxycedrus)
50
(21)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
セイヨウイボタの木(Ligustrum vulgare)
プロソピスツリー(Prosopis tree)
プトランジバツリー(Putranjiva tree)/インディアンアムレットツリ
ー(Indian amulet tree)(Putrajiva roxburgh
ii)
アメリカヤマナラシの木/ウエスタナスペンツリー
(Populus tremuloides)
ジョオウヤシ(Arecastrum romanzoffianum)
オレゴンハンノキ
ヘンピツビャクシン
10
アメリカハナノキ
レッドまたはリバーバーチ(Red or River Birch)
紫檀
ヨーロッパアカマツ
ヒッコリーの木(J
シチリアウルシの木(Rhus coriaria L)
ヤマモガシ(Grevillea robusta)
サトウカエデ(A Saccharinum)
トウヒの木(Picea excelsa)
サトウナツメヤシ(Phoenix sylvestris)
20
サトウカエデ(A Saccharinum)
シコンノボタン属の木/Princess−Flower/
Glory Bush(Tibouchina)
バージニアカシの木(Quercus virginiana)
クルミ(Juglans californica)
クルミ科(Juglandaceae)
クルミの木(Juglans californica)
シダレガジュマル(Ficus benjamina)
アメリカリョウブ
アメリカトネリコ(Fraxinus americana)
30
アメリカトネリコ(Fraxinus excelsior)
アメリカトネリコの木(Faxinus americana/
Fraxinus excelsior)
シラカバ
ホワイトサイプレスパイン(Callitris glaucophylla)
アメリカニレの木(Ulmus americana)
トウグワ(M
トウグワ
ホワイトオークの木(Quercus alba)
ストローブマツ(Pinus strobus)
40
ヤナギ(Salix caprea)
ヤナギ科(Salicaceae)
イエローウッドツリー(Podocarpus latifolius)
ケヤキ(Zelkova carpinifolia/Zelkova serrata
)
【0051】
野菜、サラダ用野菜、ベリーおよびいくつかの魚
アワビ/Perloemoen(Haliotis midae)
アスパラガス
ナスの実(Eggplant)
50
(22)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
アボカド(Persea americana)
タケノコ(Phyllostachys pubescens)
ツルアシ類(甲殻類)
ブルーベッチ(Blue Vetch)(軟体動物)(Lathyrus sativu
s)
ブロッコリー
ブラウンシュリンプ(甲殻類)(Penaeus aztecus)
芽キャベツ
キャベツ
ニンジン
10
カリフラワー
セロリ
セロリ(Apium graveolens)
カニ(甲殻類)(Cancer pagurus)
ザリガニ/Crawfish(甲殻類)
キュウリ
ウイキョウ、生(Foeniculum vulgare)
魚−カタクチイワシ/Ansjovis(Engraulis capensis)
魚−スズキ
魚−カツオ/Skipjack(Sarda sarda)
20
魚−マサバ(Scombridae japonicus)
魚−タラ(Gadus morhua)
魚−ウナギ(Anguilla anguilla)
魚−メルルーサ(Merluccius merluccius)
魚−オヒョウ(Hippoglossus hippoglossus)
魚−ニシン(Clupea harengus)
魚−マアジ/ニシンダマシ/ムロアジ(Trachurus japonicus)
魚−サバ(Scomber scombrus)
魚−カレイ/Whiff/White sole
(Lepidorhombus whiffiagonis)
30
魚−イワシ(Sardina pilchardus)
魚−ツノガレイ(Pleuronectes platessa)
魚−サケ(Salmo salar)
魚−サーディン(Sardinops melanosticta)
魚−フエダイ
魚−クロタチカマス
魚−ササウシノシタ(Solea solea)
魚−メカジキ(Xiphias gladius)
魚−トラウト(Oncorhynchus mykiss/
Salmo gairdneri)
40
魚−マグロ(Thunnus albacares/thynnus)
魚−西オーストラリアサケ(Arripis truttaceus)
魚−ヒラマサ(Seriola lalandii)
ニンニク(Allium sativum)
アラビアゴム(Acacia spp
レタス
ロブスター(甲殻類)(Homarus garnmarus)
麦芽
タマネギ
ジャガイモ
50
(23)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
カボチャ
ホタテガイ(軟体動物)(Pecten grandis)
クルマエビ(Nephrops norvegicus)
小エビ(甲殻類)(Pandalus borealis)
カタツムリ/エスカルゴ(Helix aspersa)
ホウレンソウ
イセエビ/Langouste(甲殻類)(Panulirus vulgaris)
イカ(軟体動物)
サツマイモ
トマト
10
【0052】
雑草花粉
オールスケール(Allscale)
アメリカブナ
アメリカニレ
アメリカスズカケノキ
1年生ヤマアイ/1年生Dog’s Mercury
(Mercurialis annua)
キク科(Asteraceae)
ビショップホウフウ(Ammi majus)
20
ブラックオーク
バーウィードマーシェルダー(Burweed marshelder)
ケアレスウィード(Careless Weed)
キクspp
オナモミ
オナモミ(Xanthium commune)
オナモミ(Xanthium commune)
オナモミ(雑草)(Xanthium commune)
コモンアカゲイトウ(Amaranthus retroflexus)
コモンクワモドキ(Ambrosia elatior)
30
コモンヨモギ/ニガヨモギ(Artemisia absinthium)
タンポポ(Taraxacum vulgare)
ディプロタキシスエルコイデス(Diplotaxis erucoides)
ヘラオオバコ(Plantago lanceolata)
ヘラオオバコ(Plantago lanceolata)
フォールスラッグウィード(False ragweed)
(Franseria acanthicarpa)
ファイヤーブッシュ(Firebush)(Kochia scoparia)
ヨウシュハクセン/Burning bush(Dictamnus albus)
オオブタクサ(Ambrosia trifida)
40
オトギリソウ
アキノキリンソウ/アワダチソウ(雑草)(Solidago virgaurea)
アカザ/シロアカザ(Chenopodium album)
アカザ科(Chenopodiaceae)
タイマ(Cannabaceae)
ジャパニーズホップ花粉/ジャパニーズホップ(Humulus japonicus/
Humulus scandens)
ワルナスビ/Bull nettle/Radical weed(Solanum c
arolinense)
シロザ(Chenopodium)
50
(24)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
レザーリーフファーン(Leatherleaf fern)/レザーファーン/ベーカ
ーズファーン(Rumohra adiantiformis)
マラムジャー(Cnidoscolus angustidens)
マンドレーク(Mandragora officinarum/Mandragora
autumnalis)
マーガレット(Chrysanthemum leucanthemum)
ヨモギ(Artemisia vulgaris)
アブラナ科(Brassicaceae)
イラクサ/トゲイラクサ(Urtica dioica)
オーチャードグラス
10
ドクニンジン(Conium maculatum)
ツタウルシ(Toxicodendron radicans)
ラビットブッシュ(Rubbit Bush)
ニセブタクサ(Franseria acanthicarpa)
オオブタクサ(Ambrosia trifida)
コブタクサ/コモンブタクサ
セイヨウブタクサ(Ambrosia psilostachya)
ラマト/ガーデンマム/キバナスズシロ(Eruca sativa)
ラフマーシュエルダー(雑草)/1年生テマリカンボク(Iva ciliata)
ラフマーシュエルダー(Iva ciliata)
20
オカヒジキ(Salsola kali(pestifer))
ヤマヨモギ
ヤマヨモギ/セージ/ヨモギ(Artemisia)
オカヒジキ/Russian Thistle(Salsola kali(pesti
fer))
スケール(Scale)(Atriplex lentiformis)
スケール/アカザ/レンスケール(Lenscale)(Atriplex lenti
formis)
シャスタデージー(Chrysanthemum maximum)
ヒメスイバ(Rumex acetosella)
30
トゲノゲシ(Sonchus oleraceus)
ヒマワリ
チョウセンアサガオ/ヨウシュチョウセンアサガオ/Jamestown weed(D
atura stramonium)
ヒカゲミズ(Parietaria judaica)
ロボウガラシ(Diplotaxis erucoides)
セイヨウブタクサ(Ambrosia psilostachya)
マルバフジバカマ(Eupatorium rugosum)
ヨモギ(Artemisia absinthium)
イエロードック(Yellow Dock)
【0053】
前記の米国特許、米国特許公開および他の刊行物は、参照することにより全体としてそ
れらに組み入れられている資料を含んで本明細書に組み入れられる。
【0054】
前記教示に鑑みて、多くの本発明の変更および異形も明らかに可能である。従って、添
付の特許請求の範囲内において、本発明は、具体的に記載した以外の方法で実施し得るも
のと理解される。特に、1つの物品種から選択された抗原が他の種類の抗原に対するアレ
ルギーを予防し、このような交差保護物品は当業者に既知の通常実験において見出される
ものと本発明者らは推測する。
40
(25)
【国際調査報告】
JP 2007-505911 A 2007.3.15
(26)
JP 2007-505911 A 2007.3.15
フロントページの続き
(51)Int.Cl.
FI
テーマコード(参考)
A63H 33/30
A41D 13/00
(2006.01)
(2006.01)
A63H 33/30
F
A41D 13/00
Z
A61F 13/15
(2006.01)
A41B 13/02
N
A61F 13/49
(2006.01)
(81)指定国 AP(BW,GH,GM,KE,LS,MW,MZ,NA,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),
EP(AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HU,IE,IT,LU,MC,NL,PL,PT,RO,SE,SI,SK,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,
CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,
DE,DK,DM,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M
A,MD,MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NA,NI,NO,NZ,OM,PG,PH,PL,PT,RO,RU,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SY,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG
,US,UZ,VC,VN,YU,ZA,ZM,ZW
(72)発明者 ダオ,ゴン
アメリカ合衆国マサチューセッツ州02472,ウォータータウン,メイプルウッド 129
(72)発明者 ドンブロウスキー,ジュディス
アメリカ合衆国マサチューセッツ州02116,ボストン,ヤーマス・プレイス 5,#1
(72)発明者 ハカ,アビゲイル
アメリカ合衆国マサチューセッツ州02141,ケンブリッジ,ソーンダイク・プレイス 218
,#202
Fターム(参考) 2C150 FB60
3B011 AC00
3B200 AA01 BB21
4C085 AA02 BB03 GG10
Fly UP