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みやぎの農業普及現場 NEWS LETTER No.116[PDFファイル
県内9カ所の農業改良普及センターからの新鮮な現地情報をお届けいたします。 みやぎの 9月号 農業普及現場 NEWS LETTER No.116 2016. 9 紹介内容(8/1~8/31) 魅力ある農業・農村 の再興 次代の農業を担う経営体の育成・支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 ○ 登 米 農 改 :「 女 性 農 業 者 キ ャ リ ア ア ッ プ 講 座 Ⅱ 」 で 農 村 女 性 に よ る 弁 当 ・総 菜 店 経 営 を 学 び ま し た ! ○ 石巻農改:浜風の中でゆったりと。女性農業者スキルアップ講座Ⅰを開催 ○ 本 吉 農 改 : 本 吉 地 区 4 H ク ラ ブ 連 絡 協 議 会 が 平 成 28 年 度 宮 城 県 農 村 青 年 の つ ど い に 参 加 し ま し た ○ 登 米 農 改 :「 平 成 28 年 度 宮 城 県 農 村 青 年 の つ ど い 」 が 開 催 さ れ ま し た ○ 登 米 農 改 :「 き ゅ う り 抑 制 作 型 現 地 研 修 会 」 を 開 催 し ま し た ○ 本吉農改:第3回気仙沼市畜産共進会,第13回南三陸畜産共進会が開催されました ○ 石巻農改:地域の宝研究開発事業オリーブ栽培現地検討会 ○ 石巻農改:第1回JAいしのまき農業法人会研修会 津波被災地域の営農確立支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ○ 石巻農改:平成28年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました 先進的農業に取り組 む経営体の支援 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ○ 栗原農改:ズッキーニ生産拡大と料理フェアについて知事を表敬訪問! ○ 栗原農改:JA栗っこズッキーニ部会が現地検討会を実施 ○ 石巻農改:高機能玄米「金のいぶき」の現地検討会が開催されました ○ 石 巻 農 改 : 平 成 28 年 度 石 巻 地 区 肉 用 牛 共 進 会 が 開 催 さ れ ま し た ! ○ 仙台農改:根白石果樹生産組合 現地検討会が開催されました! ○ 大崎農改:大豆栽培現地検討会を開催しました ○ 大河原農改:JAみやぎ仙南の干し柿部会が現地検討会を開催しました ○ 栗 原 農 改 : JA 栗 っ こ 花 き 部 会 の 輪 ギ ク 現 地 検 討 会 が 開 催 さ れ ま し た 。 ○ 大河原農改:特産「蔵王梨」の出荷はじまる ○ 大崎農改:平成29年産に向けたたまねぎ栽培研修会が開催されました ○ 大崎農改:TMRメニュー作成研究会を開催しました ○ 大河原農改:丸森地区果樹振興部会が,いちじく栽培講習会を開催しました ○ 仙台農改:富谷町ブルーベリー生産組合が視察研修会を開催~ラビットアイブルーベリーの 有望品種と先端技術の導入にむけて~ 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 ○ 栗原農改:農産物直売所「あぐりっこ金成」で店づくり・商品づくり研修会(第1回)が開催されました。 安全で安心できる農畜産物の生産に取り組む経営体の支援・・・・・・・・・・・・・・9 ○ 大崎農改:今年もおいしいりんごを!加美郡りんご協議会 現地検討会開催 ○ 石巻農改:ミニトマトの現地指導会を開催しました みやぎの農業普及現場 NO.116 2016.9 このニュースレターは,ホームページ(カラー版)でご覧になれます。http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/gennba.html このニュースレターに掲載している情報を一足早く紹介するブログもあります。http://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu 地域農業の振興に向 けた取組に対する支援 地域農業を支える経営意欲の高い担い手の確保・育成に向けた支援・・・・・・・・・・9 ○ 栗原農改:栗原での園芸振興の一助に~「栗原農業士会」先進事例視察研修会開催 ○ 大河原農改:仙南水稲直播勉強会は「ほ場見学会」を開催しました ○ 仙台農改:新規就農者向けキャベツ・はくさい栽培講習会を開催 ○ 栗原農改:農業簿記の基礎を学ぶ ○ 仙台農改:みやぎ未来塾ポップアップスクールを開催しました ○ 亘理農改:身近なところでがんばってます!~みやぎ農業未来塾~ ○ 栗原農改:大豆栽培現地検討会が開催されました 農村地域の振興に向けた取組に対する支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ○ 大河原農改:仙南地区生活研究グループが丸森町で研修会開催 ○ 大河原農改:旬の市七ヶ宿出荷組合が視察研修会を開催しました ○ 大河原農改:角田市農村生活研究グループ連絡協議会が料理講習会を開催しました ○ 大河原農改:村田町生活研究グループ連絡協議会が料理講習会を開催しました ○ 大河原農改:白石産ササニシキの復活を支援しています ○ 大河原農改:旬の市七ヶ宿が「夏の幸祭り」を開催しました ○ 仙 台 農 改 :「 泣 い て ま い て , 笑 っ て 刈 れ 」 そ ば の 季 節 が や っ て き ま し た 。 みやぎの農業普及現場 NO.116 2016.9 このニュースレターは,ホームページ(カラー版)でご覧になれます。http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/gennba.html このニュースレターに掲載している情報を一足早く紹介するブログもあります。http://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu や人とのつながりの大切さについてお話しを聞 きました。 八 木 氏 か ら は ,子 育 て 中 で も や り た い こ と を や ら ず に 後 悔 す る よ り や っ て 勉 強・反 省 し た ほ う が 得 る も の は 大 き い ,椅 子 に 座 っ て 雑 誌 を み る だ け でもアイディア収集はできるとアドバイスをい ただきました。 会 員 の 多 く は ,子 育 て 真 っ 最 中 で あ り 農 業 生 産 に 集 中 で き る 時 間 は 限 ら れ ま す が ,今 回 参 加 し た 会 員 か ら は「 家 で も で き る こ と を や っ て み る 」 「今 ある農産物を見直し付加価値をつけて販売した い」などの声がありました。 ベ ジ ☆ Hope は 農 家 の お 嫁 さ ん が 外 に 出 る き っ か け を と 始 ま っ た 会 で す 。会 員 の 状 況 は 様 々 で す が ,今 後 は よ り 動 き や す い グ ル ー プ 体 制 を 整 え て いきます。 次代の農業を担う経営体の育成・支援 登米農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 3 日 「 女 性農 業者 キ ャリ アア ッ プ講 座Ⅱ 」で 農 村 女 性 に よ る 弁 当 ・総 菜 店 経 営 を 学 び ま し た! 登 米 普 及 セ ン タ ー で は ,先 に 開 催 し た 女 性 農 業 者キャリアアップ講座Ⅰに続き,直売所等で総 菜 ・弁 当 等 を 販 売 し て い る 女 性 農 業 者 を 対 象 に ,7 月 21 日 に 講 座 Ⅱ を「 農 村 女 性 に よ る 弁 当 ・総 菜 店 の 経 営 」 を テ ー マ に 開 催 し , 実 際 に 弁 当 ・総 菜 店 を経営している先進的な女性の経営を学びまし た。 講 座 Ⅱ で は , JA 仙 台 農 産 物 直 売 所 た な ば た け を 見 学 後 ,農 事 組 合 法 人 仙 台 イ ー ス ト カ ン ト リ ー が 営 む「 お に ぎ り 茶 屋 ち か ち ゃ ん 」で 専 務 の 佐 々 木 千 賀 子 さ ん か ら ,お に ぎ り を メ イ ン と し た ラ ン チ や 弁 当 の 販 売 で ,工 夫 し て い る 点 を 中 心 に お 話 を聞きました。 ど こ に も 負 け な い お い し い お に ぎ り は ,米 の 品 種やサイズの他,握り方一つにも工夫が見られ, 米 に 付 加 価 値 を 付 け る た め ,米 粉 の 利 用 に よ る お 菓 子 や カ レ ー の 開 発 秘 話 も あ り ,人 気 の 秘 密 は 日 頃の努力の賜と感じました。 2 回の講座を通して,今後の新商品開発に向け て ,意 欲 的 に 参 加 者 同 士 で 意 見 交 換 し ,互 い に 刺 激を受けたようです。 本吉農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 9 日 本 吉 地 区 4 H ク ラ ブ 連 絡 協 議 会 が 平 成 28 年度宮城県農村青年のつどいに参加しま した 平 成 28 年 7 月 30 日 か ら 31 日 に か け て 宮 城 県 農 村 青 年 の つ ど い が 登 米 市 で 開 催 さ れ ,本 吉 地 区 4H ク ラ ブ 連 絡 協 議 会 の メ ン バ ー 3 名 が 参 加 し ま した。 本 年 度 は 本 吉・栗 原・登 米 地 区 が 合 同 で 担 当 地 区 と な り ,朝 か ら 準 備 等 に 勤 し み ま し た 。開 会 式 と 技 術 競 技 で あ る ク イ ズ ラ リ ー ,レ ク リ エ ー シ ョ ン は 登 米 市 南 方 定 住 促 進 セ ン タ ー で 行 わ れ ,そ の 後の野外青年交流会は長沼フートピア公園で行 われました。 技 術 競 技 及 び レ ク リ エ ー シ ョ ン で は ,本 吉 地 区 は 残 念 な が ら 入 賞 に は 至 り ま せ ん で し た が ,ク ラ ブ 員 同 士 で 楽 し く 取 り 組 む こ と が で き ,本 行 事 の 大 き な 目 的 で あ る ,ク ラ ブ 員 同 士 の 連 携 や 仲 間 作 りが行われ,充実した内容となりました。 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 4 日 浜 風 の中 でゆ っ たり と。女性 農業 者 スキ ル ア ッ プ講 座Ⅰ を 開催 石 巻 管 内 で は 平 成 24 年 に 若 手 女 性 農 業 者 グ ル ー プ「 ベ ジ ☆ Hope」 ( 会 員 数 は 15 名 )を 立 ち 上 げ , これまで農産加工や先進地視察を行ってきまし た。 今 年 で 結 成 5 年 目 ,メ ン バ ー の 農 業 生 産・経 営 へ の 参 画 が 進 ん で き た こ と か ら ,少 し ス テ ッ プ ア ッ プ し て み よ う と 7 月 12 日 女 川 町 「 果 樹 園 カ フ ェ ゆ め ハ ウ ス 」に て 平 成 2 8 年 度 女 性 農 業 者 ス キ ル ア ッ プ 講 座 < ベ ジ ☆ Hope 魅 力 発 見 > を 開 催 し ま し た 。参 加 者 は 5 名 ,お 子 さ ん 連 れ で の 参 加 も 見られました。 今 回 は ,( 一 社 ) コ ミ ュ ニ テ ィ ス ペ ー ス う み ね こ 代 表 八 木 純 子 氏 を 講 師 に ,地 域 資 源 の 生 か し 方 1 抑 制 作 型 現 地 研 修 会 ~ 良 品・多 収 生 産 に 向 け た 基 本技術とは~」を開催しました。 こ れ は ,新 規 就 農 者 が 比 較 的 多 い き ゅ う り に お い て ,栽 培 技 術 の 平 準 化 が 課 題 と な っ て い る た め で ,新 規 就 農 者 の 早 期 の 技 術 習 得 を 目 的 に 登 米 地 域園芸特産振興推進会議及びJAみやぎ登米き ゅうり生産者連絡協議会が主催となり開催した ものです。 研 修 会 で は , 三 菱 樹 脂 ア グ リ ド リ ー ム (株 )技 術 顧 問 稲 山 光 男 氏 を 講 師 に 迎 え ,若 手 生 産 者 を 中 心 に 4 か 所 の ほ 場 を 巡 回 し ま し た 。各 ほ 場 ご と に 樹 勢 の 評 価 ,栽 培 管 理 の 良 い 点 や 今 後 改 善 す べ き 点 などを個別に指導を受けました。 続 く 屋 内 検 討 で は ,講 師 及 び 生 産 者 連 絡 協 議 会 の 役 員 7 名 を 含 め ,「 販 売 額 1 0 億 円 達 成 に 向 け て 」を テ ー マ に 意 見 交 換 を 行 い ま し た 。作 型 の 検 討,選果機の利用推進,新規就農者の確保など, 生産量拡大に向けた様々な意見が出されました。 当 日 参 加 し た 若 手 生 産 者 1 2 名 は ,ほ 場 巡 回 で の技術指導や意見交換に熱心に耳を傾けていま した。 普 及 セ ン タ ー で は ,引 き 続 き 若 手 生 産 者 の 栽 培 技 術 支 援 を 行 う と と も に ,意 見 交 換 で 出 さ れ た 内 容 を 取 り ま と め ,生 産 者 連 絡 協 議 会 及 び 関 係 機 関 と 共 有・検 討 し な が ら 販 売 額 拡 大 に 向 け た 取 組 を 推進してまいります。 登米農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 17 日 「 平 成 28 年度 宮城 県農 村 青年 のつ ど い」 が 開 催さ れま し た 去 る 7 月 30 日( 土 )~ 7 月 31 日 (日 )の 二 日 間 , 登 米 市 を 会 場 に 「 平 成 28 年 度 宮 城 県 農 村 青 年 の つ ど い( 第 62 回 宮 城 県 農 村 青 少 年 技 術 交 換 大 会 )」 が ,県 内 各 地 の 4 H ク ラ ブ 員 や 農 業 大 学 校 生 ら 80 名 ( う ち 登 米 地 区 か ら は 13 名 ) の 参 加 に よ り 開 催 さ れ ま し た 。( 主 催 : 宮 城 県 農 村 青 少 年 ク ラ ブ 連絡協議会,宮城県) 本年は梅雨明け直後の厳しい日差しの下での 開 催 と な り ま し た が ,会 場 の 南 方 定 住 促 進 セ ン タ ー に 加 え ,隣 接 す る 大 岳 山 興 福 寺 の ご 厚 意 に よ り 境 内 の 自 然 公 園 を 借 用 ,手 入 れ の 行 き 届 い た 木 陰 の 遊 歩 道 を 利 用 で き た こ と で ,参 加 者 は 良 好 な コ ン デ ィ シ ョ ン の 下 ,技 術 競 技 に 知 恵 を 絞 り ,レ ク リエーションに汗を流すことができました。 結果は以下のとおり石巻地区連の圧勝に終わ り ,他 地 区 連 は 来 年 の 雪 辱 を 心 中 密 か に 誓 う 結 果 となりました。 ○技術競技 チ ー ム 別 : ① 石 巻 A, ② 栗 原 A, ③ 石 巻 B 総 合 :①石巻,②栗原,③美里 ○ レ ク リ エ ー シ ョ ン ( キ ッ ク ベ ー ス ボ ー ル ): ①石巻,②大崎,③仙南 そ の 晩 は 会 場 を 長 沼 フ ー ト ピ ア 公 園 に 移 動 ,バ ー ベ キ ュ ー イ ン ス ト ラ ク タ ー の 指 導 の 下 ,キ ャ ン プ フ ァ イ ヤ ー を 囲 み な が ら ,ク ラ ブ 員 同 士 親 睦 を 深め合いました。 翌 日 は ,登 米 市 4 H ク ラ ブ の ク ラ ブ 員 が 構 成 員 と な っ て い る (株 )I LOVE フ ァ ー ム 登 米 を 視 察 , 大型鉄骨ハウスでのパプリカ栽培に関するお話 を 伺 い ま し た 。特 に ,紆 余 曲 折 を 経 た 上 で の 経 営 立 て 直 し に 至 る ア ッ プ ダ ウ ン ス ト ー リ ー を ,同 年 代 の ク ラ ブ 員 の 口 か ら 直 接 聞 け た こ と で ,な お 一 層の感銘を受けていたようでした。 本吉農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 23 日 第 3 回気 仙沼 市 畜産 共進 会,第1 3 回南 三 陸 畜 産共 進会 が 開催 され ま した 第 3 回 気 仙 沼 市 畜 産 共 進 会 が 平 成 28 年 7 月 29 日 に , 第 13 回 南 三 陸 畜 産 共 進 会 が 8 月 9 日 に 開 催されました。 気 仙 沼 市 畜 産 共 進 会 は ,気 仙 沼 市 と 本 吉 町 の 改 良 組 合 に よ る 合 同 開 催 が 3 回 目 と な り ,本 吉 公 共 牧 場 を 会 場 に 開 催 さ れ ,25 頭 が 出 品 さ れ ま し た 。 南 三 陸 畜 産 共 進 会 は ,昨 年 に 続 き 震 災 以 来 2 回 目 の 開 催 と な り ,南 三 陸 町 入 谷 に 特 設 会 場 を 設 け , 17 頭 が 出 品 さ れ ま し た 。 増 体・資 質・種 牛 性 に 富 む 牛 が 数 多 く 出 品 さ れ , 出品者たちの日頃の改良と飼養管理の成果を競 い 合 う 機 会 と な り ま し た 。ど の 牛 も 大 変 素 晴 ら し い も の で し た が ,そ の 中 で も 特 に 発 育 や 種 牛 性 の 優れた牛が各部門のチャンピオン牛として選出 登米農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 23 日 「 き ゅう り抑 制 作型 現地 研 修会 」を 開催 し ました 去 る 8 月 9 日 に ,J A み や ぎ 登 米 き ゅ う り 生 産 者 連 絡 協 議 会 の 若 手 生 産 者 を 対 象 に ,「 き ゅ う り 2 されました。 ま た 上 位 入 賞 牛 の 中 か ら ,9 月 9,10 日 に 開 催 される宮城県総合家畜共進会へ出品される代表 牛 が 選 定 さ れ ま す 。県 の 共 進 会 で も ,気 仙 沼・南 三陸の代表として上位入賞することが期待され ます。 普 及 セ ン タ ー は ,今 後 も 家 畜 の 改 良 と 飼 養 管 理 技術の向上について支援して行きます。 オ リ ー ブ の 花 ( 平 成 28 年 6 月 10 日 撮 影 ) 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 29 日 J A いし のま き 農業 法人 会 研修 会 石巻地域では津波による被災農地の復旧が進 ん で お り ,現 在 ,約 9 割 が 復 旧 し て い ま す 。農 地 復旧と平行して新たな法人の設立や農地集積が 進 み ,今 後 ,地 域 農 業 の 担 い 手 と し て 重 要 な 役 割 を 担 う こ と が 期 待 さ れ て い ま す が ,多 く の 法 人 は 設立後間もなく,組織運営能力の向上や担い手, 後 継 者 の 確 保 ,育 成 が 重 要 な 課 題 と な っ て い ま す 。 J A い し の ま き で は ,法 人 が 抱 え る 諸 課 題 の 解 決 を 支 援 す る た め ,平 成 26 年 5 月 14 日 に「 い し の ま き 農 業 協 同 組 合 農 業 法 人 会 」を 設 立 し ,毎 年 研修会を開催しています。 8月9日に開催された今年度第1回目の研修 会 で は ,社 会 保 険 労 務 士 で 中 小 企 業 診 断 士 の 鈴 木 大 輔 氏 を 講 師 に 招 き「 農 業 生 産 法 人 の 組 織 運 営 と 労 務 管 理 」と 題 し た 講 演 が 行 わ れ ,企 業 統 治 の ル ールづくりや労働関係法令についてのお話があ り ま し た 。現 在 の 法 人 運 営 に お い て 見 直 す べ き と ころや今後取り組んでいかなければならないこ と な ど が わ か り や す く 解 説 さ れ ,今 回 出 席 し た 16 法 人 の 役 員 30 名 に と っ て 大 変 参 考 と な る 内 容 で した。 普 及 セ ン タ ー で は ,今 後 も J A 等 の 関 係 機 関 と 協 力 し ,研 修 会 の 開 催 な ど を 通 じ て 農 業 法 人 の 経 営管理の改善を支援していきます。 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 29 日 地域の宝研究開発事業オリーブ栽培現地 検討会 石巻市は地域の宝研究開発事業でオリーブの 試 験 栽 培 を 実 施 し て お り , 平 成 26 年 に 旧 牡 鹿 町 と 旧 雄 勝 町 ,平 成 27 年 に 旧 北 上 町 ,平 成 28 年 に は 旧 河 北 町 内 に 試 験 ほ 場 を 設 け ,生 育 や 病 害 虫 の 調査を行っています。 8月8日にオリーブ栽培日本一の香川県から ( 株 )ア ラ イ オ リ ー ブ 代 表 荒 井 信 雅 氏 を 講 師 に 招 き ,現 地 検 討 会 を 開 催 し ま し た 。市 内 4 ほ 場 を 巡 回 し ,樹 の 生 育 や 障 害 の 発 生 状 況 ,今 後 の 管 理 方 法 に つ い て ア ド バ イ ス を い た だ き ま し た 。40a に 100 本 植 栽 し た 旧 北 上 町 の 試 験 ほ 場 は 新 梢 の 生 育 も 順 調 で ,樹 高 も 既 に 2 m を 超 し た 樹 も あ り ,良 好な生育でした。 各試験ほ場とも果実の収穫ができる結果樹齢 に は 達 し て い ま せ ん が ,冬 の 寒 さ に よ り 枯 死 し た 樹 は 1 本 も 無 く ,一 部 の 樹 で は 今 年 初 の 結 実 が 認 められています。 産地化が可能かどうかの判断はまだ数年先に な り ま す が ,普 及 セ ン タ ー で は ,今 後 も 石 巻 市 の 取組に対し技術支援を行っていきます。 3 と へ の 期 待 に つ い て 話 さ れ ,終 始 和 や か な 雰 囲 気 での表敬訪問となりました。 この表敬訪問は2つのテレビ局のニュース番 組 と 1 社 の 新 聞 記 事 に て 報 道 さ れ ,栗 原 産 ズ ッ キ ー ニ と「 く り は ら ズ ッ キ ー ニ ウ ィ ー ク 」を 県 内 に 広 く PR す る こ と が で き ま し た 。 津波被災地域の営農確立支援 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 31 日 平成28年度第1回石巻地域普及活動検 討 会 を開 催し ま した 普 及 活 動 の 方 法 や 内 容 な ど ,今 後 の 普 及 活 動 の 効 率 化 と 効 果 的 な 方 法 を 探 る た め , 去 る 8 月 10 日 , 外 部 検 討 委 員 7 名 を 招 き 「 平 成 28 年 度 第 1 回石巻地域普及活動検討会」を開催しました。 本 年 度 は ,東 日 本 大 震 災 後 に 設 立 さ れ た 東 松 島 市大曲地区の大規模土地利用型経営体の現況を 視 察 し た 後 ,東 松 島 市 大 曲 市 民 セ ン タ ー で 総 合 検 討 を 行 い ,出 席 委 員 の 方 々 か ら 震 災 後 に 設 立 さ れ た 法 人 等 の 経 営 体 育 成 の ポ イ ン ト に つ い て ,こ れ までの進捗状況や課題等を踏まえながら忌憚の ない御意見を頂きました。 特 に 今 後 の 普 及 活 動 に 対 し て は ,「 社 員 へ の 指 示 系 統 , 労 働 配 分 の 改 善 」「 事 業 収 益 の 留 保 に 向 けた対応」 「法人の経営が継続発展していく対応」 などの御意見がありました。 当 普 及 セ ン タ ー は ,今 回 の 検 討 会 の 御 意 見 等 も 参 考 に し な が ら ,一 日 も 早 い 震 災 か ら の 復 旧・復 興に向けて,今後も活動を継続していきます。 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 1 日 JA栗っこズッキーニ部会が現地検討会 を実施 平 成 2 8 年 7 月 6 日 ,7 日 ,8 日 の 3 日 間 ,JA 栗っこズッキーニ部会による現地検討会が行わ れました。 ズ ッ キ ー ニ の 生 産 拡 大 を 図 り ,今 後 5 年 間 で 販 売 額 1 億 円 の 産 地 化 を 目 指 し て い る JA 栗 っ こ の 管 内 で は ,平 成 2 7 年 に 生 産 者 が 前 年 の 5 0 人 か ら 7 0 人 へ と 増 え ま し た が ,そ れ に 伴 い 新 規 栽 培 者 の 栽 培 技 術 向 上 や ,出 荷 規 格 の 順 守 な ど の 課 題 も出てきています。 今回の現地検討会は部会員の栽培技術や選別 の向上を目的に,3地区で実施されました。 参 加 者 は 各 地 区 の 集 荷 場 に 集 ま り ,A 品 と B 品 の 出 荷 規 格 に つ い て 確 認 し た 後 ,現 地 ほ 場 へ 移 動 し ,収 穫 開 始 か ら 中 盤 ま で の ほ 場 を 見 な が ら 生 育 状 況 や 栽 培 管 理 に つ い て 検 討 し ま し た 。現 地 検 討 では普及センターや地元の農業資材販売会社か ら 栽 培 管 理 の 指 導 を 行 う と と も に ,追 肥 の タ イ ミ ン グ や ,強 風 対 策 で あ る 支 柱 の 立 て 方 な ど の 情 報 交換が行われました。 現 在 ,栗 原 市 内 で は ズ ッ キ ー ニ の 出 荷 が 最 盛 期 を 迎 え て い ま す 。皆 様 も お 近 く の ス ー パ ー や 栗 原 市内の農産物直売所にてぜひ栗原産ズッキーニ を お 買 い 求 め い た だ き ,ご 家 庭 で 召 し 上 が っ て み てください。 な お ,“ ズ ッ キ ー ニ は ど ん な ふ う に 料 理 す る の ? ”と い う こ と を 知 り た い 方 は ,普 及 セ ン タ ー の ホ ー ム ペ ー ジ に「 ズ ッ キ ー ニ レ シ ピ 集 」を 掲 載 していますのでぜひご覧ください。 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 1 日 ズッキーニ生産拡大と料理フェアについ て 知 事を 表敬 訪 問! 平 成 2 8 年 7 月 4 日( 月 )に 栗 原 市 長 並 び に 栗 っこ農業協同組合組合長が県庁に村井知事を表 敬 訪 問 し ,販 売 額 1 億 円 を 目 指 す 栗 原 市 の ズ ッ キ ー ニ 生 産 拡 大 の 取 組 と ,こ の 日 か ら 栗 原 市 内 飲 食 店 及 び 県 庁 2 階 食 堂 で 実 施 す る「 く り は ら ズ ッ キ ー ニ ウ ィ ー ク 」( ズ ッ キ ー ニ を 使 用 し た 料 理 フ ェ ア)について紹介しました。 こ の 表 敬 訪 問 で は ,ズ ッ キ ー ニ の 特 徴 や 栽 培 に つ い て の 説 明 ,ズ ッ キ ー ニ 創 作 ダ ン ス の 披 露 ,ズ ッキーニ料理の試食提供も行われました。 村 井 知 事 か ら は ,自 分 も ズ ッ キ ー ニ が 好 き で 家 庭 で も 食 べ て い る こ と や ,ズ ッ キ ー ニ の 産 地 化 を 通して栗原地域の園芸の競争力が強化されるこ 4 石 巻 地 域 畜 産 振 興 協 議 会 主 催 に よ る 「平 成 28 年 度 石 巻 地 域 肉 用 牛 共 進 会 」が , 7 月 1 日 に 美 里 町 の 「み や ぎ 総 合 家 畜 市 場 」で 開 催 さ れ ま し た 。 東 日 本 大 震 災 前 ま で は ,石 巻 市 追 波 川 河 川 運 動 公 園 で 開 催 さ れ て い ま し た が ,震 災 の 影 響 に よ り 仮 設 住 宅 が 建 設 さ れ て お り ,ま た ,石 巻 管 内 で の 代 替 地 の 確 保 も 難 し い た め ,昨 年 に 続 き 管 外 で の 開 催 と な り ま し た 。し か し ,会 場 が 遠 距 離 に も か か わ ら ず , 6 部 門 に 延 べ 29 頭 の 肉 用 繁 殖 牛 が 出 品 さ れ , 約 100 名 の 方 々 が 来 場 し ま し た 。 出 品 さ れ た 繁 殖 牛 は ,日 頃 の 改 良・飼 養 管 理 の 成 果 に よ り 状 態 も 良 く ,ハ イ レ ベ ル な 審 査 と な り ま し た 。本 共 進 会 の 上 位 入 賞 牛 は ,石 巻 地 域 の 代 表 と し て 「宮 城 県 総 合 畜 産 共 進 会 」(9 月 9 日 ・ 10 日 )へ の 出 品 を 予 定 し て お り , 上 位 入 賞 を 目 指 し て飼養者の一層の研鑽が期待されます。 ま た ,今 年 の 宮 城 県 総 合 畜 産 共 進 会 は ,平 成 29 年 9 月 に 行 わ れ る 「第 11 回 全 国 和 牛 能 力 共 進 会 宮 城 大 会 」の プ レ 大 会 と 位 置 付 け ら れ , 共 進 会 の ほ か に も 仙 台 牛 の P R コ ー ナ ー 等 ,様 々 な イ ベ ン ト が 企 画 さ れ て い ま す 。こ の ブ ロ グ を ご 覧 に な っ た 皆 さ ん も ,是 非 ,足 を お 運 び い た だ き ,石 巻 地 区 代表牛を応援してください。 「ズッキーニ レシピ集 」 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-khs gsin-n/zukkinirecipes.html 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 2 日 高 機 能玄 米「 金の い ぶき 」の 現 地検 討会 が 開 催 され まし た 平 成 28 年 7 月 8 日 に JA い し の ま き 主 催 に よ る 高 機 能 玄 米「 金 の い ぶ き 」の 現 地 検 討 会 が 開 催 さ れ ま し た 。「 金 の い ぶ き 」 は 古 川 試 験 場 で 「 た き た て 」と「 め ば え も ち 」を 交 配 し て で き た 新 し い 品 種 で す 。最 大 の 特 徴 は ,GABA( γ -ア ミ ノ 酪 酸 )な ど の 栄 養 を 多 く 含 む 胚 芽 が 大 き い こ と で す 。 そ の た め 「 金 の い ぶ き 」 の GABA 含 量 は 「 ひ と めぼれ」の約3.5倍もあります。 さ ら に ,従 来 品 種 の 玄 米 食 で は ぼ そ ぼ そ 感 が あ り ,通 常 と 同 様 に 炊 飯 で き な い と い う 難 点 が あ り ま し た が ,「 金 の い ぶ き 」 は 通 常 の 白 米 モ ー ド で の 炊 飯 が 可 能 で ,食 味 も も っ ち り 感 が あ り ,胚 芽 がプチプチしていて食感が良い特徴があります。 一 方 ,栽 培 面 で は 県 内 で 広 く 作 付 け さ れ て い る 品 種 と 異 な る 点 も 多 い こ と か ら ,今 後 の 作 付 け 拡 大 に 合 わ せ て ,普 及 セ ン タ ー か ら も 技 術 情 報 の 発 信を積極的に行っていきます。 仙台農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 3 日 根白石果樹生産組合 さ れ まし た 現地検討会が開催 根 白 石 果 樹 生 産 組 合 で は ,7 月 2 9 日 に 普 及 セ ンター職員を講師に現地検討会を開催しました。 当日は参加者7人のほ場を全員で巡回しながら 各々の管理状況や病害虫の発生状況の確認を行 いました。 普及センターからは, ・これまでの生育状況について ・病害虫に対するこれからの防除について ・夏期管理や落果防止剤の使用について 等の説明を行いました。 今年は開花期間の低温の影響や降雨の影響で 結実量の確保や果実肥大の遅れが心配されまし た が ,全 体 的 に 十 分 な 結 実 が 確 保 さ れ て お り ,果 実 肥 大 も 良 好 と な っ て い ま す 。今 後 も 適 切 な 防 除 や 管 理 を す る こ と で ,秋 に は お い し い り ん ご の 収 穫が期待できそうです。 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 3 日 平 成 28 年 度 石巻 地域肉 用 牛共 進会 が 開催 さ れ まし た! 石 巻 管 内 の 市・J A・畜 産 関 係 団 体 で 構 成 す る 5 干 し 柿 部 会 員 は ,白 石 市 特 産 の 干 し 柿 に 適 し て い る 品 種「 蜂 屋 」を 中 心 に 栽 培 し て お り ,収 穫 し た柿は干し柿に加工して全国に出荷しています。 干 し 柿 部 会 員 ら は 2 箇 所 の 柿 園 を 訪 問 し ,今 年 の 柿 の 生 育 状 況 や 病 害 虫 の 発 生 状 況 に つ い て ,営 農指導員の説明を聞き意見交換を行いました。 昨年の豊作の影響から裏年となる今年は着果 数 の 少 な い 樹 が 多 い こ と ,重 要 病 害 の ひ と つ で あ る炭疽病の発生が平年に比べて少ないことなど が確認できました。 部 会 員 ら は 病 害 の 発 生 が 少 な い こ と か ら ,秋 の 収穫に期待を膨らませています。 大崎農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 8 日 大 豆 栽培 現地 検 討会 を開 催 しま した 大崎地域は県内最大の面積を誇る大豆産地で す が ,雑 草 の 繁 茂 や 蔓 化・倒 伏 に よ る 汚 粒 が 発 生 し ,品 質 低 下 が 課 題 と な っ て い ま す 。そ こ で ,大 崎 地 域 の 大 豆 生 産 者 等 を 対 象 に ,平 成 2 8 年 7 月 1 9 日 ,大 崎 市 古 川 桜 ノ 目 の 大 豆 ほ 場 に お い て 平 成28年度大豆栽培現地検討会を古川農業協同 組合と大崎農業改良普及センターが共同で開催 しました。 は じ め に ,普 及 セ ン タ ー か ら 品 質 向 上 に 向 け て , 今 後 の 栽 培 管 理 の 留 意 点 に つ い て 説 明 を 行 い ,古 川 農 業 試 験 場 か ら ,摘 心 技 術 と 株 間・畦 間 散 布 技 術について情報提供を行いました。本検討会は, 全国システム化研究会の実証研究の一環として 開 催 し て お り ,ク ボ タ ア グ リ サ ー ビ ス 株 式 会 社 の 大 豆 摘 心 機 ,大 豆 万 能 散 布 バ ー 及 び 丸 山 製 作 所 株 式会社の大豆摘心機の展示を行いました。 当 日 は 大 豆 の 生 育 が 遅 れ て お り ,残 念 な が ら 実 際 の 摘 心 作 業 と 畦 間 散 布 作 業 は 実 施 で き ず ,後 日 行 う こ と と な り ま し た が ,出 席 し た 生 産 者 か ら は , 「 蔓 化 防 止 の た め に 摘 心 を 実 施 し て み た い 」と の 声や「株間・畦間散布について詳しく聞きたい」 と の 声 が 聞 か れ ,今 後 の 大 豆 摘 心 技 術 や 株 間・畦 間散布の普及へ向けた啓発を行うことができま した。 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 18 日 JA 栗 っ こ 花 き 部 会 の 輪 ギ ク 現 地 検 討 会 が 開 催 され まし た 。 平 成 28 年 7 月 21 日 に , JA 栗 っ こ 花 き 部 会 の 輪ギク現地検討会が栗原市一迫地区で開催され, 約 10 名 が 参 加 し ま し た 。 JA 栗 っ こ 花 き 部 会 は ,生 産 技 術 の 高 位 平 準 化 , 品 質 の 均 一 化 を 図 る た め ,今 年 3 月 に 新 た に 設 立 さ れ ま し た 。部 会 員 は 一 迫 地 区 の 輪 ギ ク 生 産 農 家 が 多 く ,現 地 検 討 会 で は 各 部 会 員 の ほ 場 で 輪 ギ ク の 生 育 状 況 を 確 認 し つ つ ,栽 培 技 術 等 に つ い て 活 発 に 意 見 交 換 が 行 わ れ ま し た 。 ま た , JA 担 当 者 か ら 全 国 及 び 宮 城 県 で の 花 き 販 売 の 情 勢 や ,県 外 の 輪 ギ ク 産 地 の 情 報 に つ い て ,普 及 セ ン タ ー か ら は ,キ ク 白 さ び 病 の 県 内 の 発 生 状 況 と 適 期 防 除 に ついて説明しました。 今 後 , JA 栗 っ こ 花 き 部 会 で は 視 察 研 修 会 や 現 地 検 討 会 を 通 じ て 栽 培 技 術 を 向 上 さ せ ,高 品 質 な 切り花の生産に取り組んでいく予定です。 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 10 日 JAみやぎ仙南の干し柿部会が現地検討 会 を 開催 しま し た 平 成 28 年 8 月 4 日 J A み や ぎ 仙 南 白 石 地 区 干 し 柿 部 会 は ,干 し 柿 の 材 料 と な る 柿 園 の 現 地 検 討 会 を 開 催 し ,今 年 の 生 育 状 況 に つ い て 情 報 交 換 を 行いました。 6 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 23 日 特 産 「蔵 王梨 」 の出 荷は じ まる 8 月 19 日 J A み や ぎ 仙 南 蔵 王 地 区 梨 選 果 場 に お い て ,生 産 者 や 関 係 者 が 集 ま り 選 果 場 の 稼 動 式 が行われ,梨の出荷がはじまりました。 こ の 日 出 荷 さ れ た 早 生 品 種 の「 幸 水 」は ,甘 味 が 多 く 酸 味 が 少 な い の が 特 徴 で す 。今 年 は 天 候 に 恵 ま れ た た め ,玉 の 張 り と 言 わ れ る 果 実 肥 大 は と て も 良 好 で す 。ま た ,甘 さ も 申 し 分 な く ,非 常 に おいしい梨ができあがりました。 光センサーによって選別され品質が保証され た 梨 は ,県 内 青 果 市 場 の ほ か 関 東 や 関 西 市 場 に も 出 荷 さ れ ,全 国 に「 蔵 王 産 」の お い し い 梨 が 届 け られます。 大崎農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 25 日 TMRメニュー作成研究会を開催しまし た 現 在 ,飼 料 価 格 が 高 騰 し て い る 中 ,飼 料 費 が 畜 産 経 営 コ ス ト に 占 め る 割 合 は 酪 農・肉 用 牛 で 4 割 ~ 6 割 と な っ て い ま す 。ま た ,高 齢 化 等 に よ る 酪 農・肉 用 牛 農 家 戸 数 の 減 少 が 進 ん で お り ,経 営 体 質強化が求められています。 J A 加 美 よ つ ば で は T M R (total mixed rations: 混 合 飼 料 )セ ン タ ー に よ る 地 域 内 , 県 内 の 未 利 用 資 源 を 活 用 し た 飼 料 を 調 製・供 給 す る こ と で 管 内 の 酪 農・肉 用 牛 農 家 の 飼 料 コ ス ト の 低 減 , 飼 料 自 給 率 の 向 上 ,産 業 廃 棄 物 の 削 減 を 目 指 し て います。 そ こ で ,普 及 セ ン タ ー で は「 T M R メ ニ ュ ー 作 成 研 究 会 」を 設 置 し ,大 学 ,企 業 ,管 内 関 係 機 関 等を構成員として広く有識者から意見を聴取し ながらTMRメニューを作するとともにTMR センターの設立・運営について支援しています。 加 美 地 域 に お け る「 第 1 回 T M R メ ニ ュ ー 作 成 研 究 会 」( 7 月 2 8 日 に 開 催 ) で は , 加 美 管 内 で 作付けが増加している飼料用米及び稲WCSと 食 品 製 造 副 産 物( 豆 腐 粕 や ウ ィ ス キ ー 粕 な ど )を 活 用 し た 加 美 型 の T M R メ ニ ュ ー を 作 成・検 討 す ることになりました。 今 後 ,研 究 会 は 3 回 開 催 す る 予 定 で す が ,作 成 し た T M R メ ニ ュ ー を 乳 牛 ,肉 用 牛 の 給 与 試 験 も 実 施 し ,よ り 実 用 性 を 高 め る た め に 支 援 し て き ま す。 大崎農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 24 日 平成29年産に向けたまねぎ栽培研修会 が 開 催さ れま し た。 8 月 12 日 に JA 加 美 よ つ ば に お い て ,生 産 者 約 30 名 を 対 象 に ,平 成 29 年 産 の 生 産 に 向 け た た ま ねぎの栽培研修会が開催されました。 研 修 会 で は 平 成 28 年 産 の た ま ね ぎ で 問 題 と な っ た 抽 苔 に つ い て ,渡 辺 採 種 場 講 師 よ り 大 苗 で の 冬越しと後半の肥料切れ等が原因となっていた こ と や ,対 策 と し て 播 種 時 期 の 分 散 の 提 案 や 管 理 方 法 に つ い て 研 修 を 受 け ま し た 。抽 苔 に 対 す る 関 心 は 高 く ,部 会 員 は 熱 心 に 説 明 を 聞 い て い ま し た 。 ま た ,本 年 収 穫 時 に 問 題 に な っ た ベ と 病 や 腐 敗 病 の特徴と対策についても学びました。 普 及 セ ン タ ー か ら は ,定 植 後 に 欠 株 の 原 因 と な るタネバエの生態と耕種的な防除方法について 情 報 提 供 を 行 い ま し た 。今 年 か ら 取 組 を は じ め た 春 ま き た ま ね ぎ の 栽 培 に つ い て も ,地 域 に 適 し た 品 種 ,管 理 の ポ イ ン ト に つ い て ,活 動 の 中 で 集 め たデータをもとに説明を行いました。 盛 り だ く さ ん の 内 容 で し た が ,研 修 会 で 生 産 者 ら は そ れ ぞ れ の 反 省 点 や 疑 問 点 を 解 決 し ,来 月 か ら始まる播種に向けて意欲を新たにしていたよ うです。 7 大河原農業改良普及センター るし,近年では良食味の有望な品種も出てきた」 と い う 説 明 が あ り ま し た 。い く つ か の 品 種 を 試 食 さ せ て も ら い , 生 産 者 か ら は 「美 味 し い し , 粒 も 大 き い 。 栽 培 も 簡 単 そ う だ 」な ど の 声 が 聞 か れ ま し た 。ま た ,自 動 か ん 水 装 置 に よ る 試 験 樹 や 芽 傷 処 理 し た 樹 の 生 育 状 況 も 見 学 し ,試 験 さ れ て い る 樹 の 生 育 の 良 さ に 驚 き の 声 も 聞 か れ ,早 速 技 術 を 取り入れたいといった前向きな姿も見られまし た。 今回学んだ知識や技術を現場で活用できるよ う ,普 及 セ ン タ ー は 今 後 も ブ ル ー ベ リ ー 栽 培 を 支 援していきます。 平 成 28 年 8 月 30 日 丸 森 地区 果樹 振 興部 会が ,い ちじ く 栽培 講 習 会 を開 催し ま した 8 月 24 日 J A み や ぎ 仙 南 丸 森 地 区 果 樹 振 興 部 会 ( 会 員 37 名 ) は , い ち じ く 栽 培 講 習 会 を 開 催 しました。 果樹振興部会は丸森町特産の加工用いちじく 生 産 の 拡 大 を 狙 い , 平 成 27 年 春 に 新 規 栽 培 者 を 募 り , 14 名 が 新 た に 栽 培 を は じ め て い ま す 。 果 樹 振 興 部 会 で は 新 規 栽 培 者 に 対 し ,育 成 し た い ち じ く の 苗 木 を 配 布 し 生 産 拡 大 を 図 り ま し た 。生 育 3 年目を迎える今秋,収穫が本格化することもあ っ て ,受 講 者 は い ち じ く の 熟 し 方 や 植 物 調 整 剤 を 用いた熟期促進処理方法について学びました。 一 方 ,ベ テ ラ ン の 部 会 員 か ら 新 規 栽 培 者 に 対 し , 「 収 穫 は 果 実 の 口 で 判 断 す る 。わ か ら な い と き は 果 実 を 割 っ て み る 。」,「 樹 に 目 印 を 付 け て , 植 物 調 整 剤 を 計 画 的 に 処 理 す る 」と い っ た ア ド バ イ ス もありました。 果樹振興部会は,9 月 6 日に出荷目揃い会を開 催 し 品 質 向 上 を 図 り , 10 月 末 ま で の 丸 森 町 産 い ちじくの出荷に備えることにしました。 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 18 日 「 農 産物 直売 所「 あ ぐり っ こ金 成」で店 づ く り・商 品づ くり 研 修会( 第1 回)が開 催 さ れ まし た。 平 成 28 年 7 月 6 日 に , 農 産 物 直 売 所 「 あ ぐ り っ こ 金 成 」で ,施 設 を 運 営 す る 金 成 農 産 加 工 施 設 利 用 組 合 の 役 員 を 対 象 に ,魅 力 あ る 店 づ く り や 商 品づくりについて学ぶ研修会を開催しました。 「 あ ぐ り っ こ 金 成 」 は 平 成 13 年 に 農 産 加 工 施 設 と 直 売 所 を 併 設 し て オ ー プ ン , 今 年 で 15 年 目 に な り ま す 。農 産 物 の 生 産 振 興 や 地 域 活 性 化 に 向 け た 拠 点 と し て 欠 か せ な い 施 設 で す が ,近 年 の 集 客 は 伸 び 悩 ん で い ま す 。そ こ で ,普 及 セ ン タ ー で は ,岩 手 志 援 株 式 会 社 の 鈴 木 勝 美 代 表 取 締 役 を 講 師 と し て お 招 き し ,よ り 魅 力 あ る 店 づ く り・商 品 づくりを目指すための研修会を今年度3回開催 することとしました。 今 回 の 研 修 会 は ,「 コ ン セ プ ト を 大 切 に し た , 店づくり・商品づくり」を主題に開催しました。 鈴 木 講 師 か ら は ,産 直 施 設 が 抱 え る「 お 客 様 や 生 産 者 の 高 齢 化 」,「 売 り 上 げ の 減 少 」 と い っ た 問 題 ・ 課 題 と 対 応 策 に つ い て の 説 明 と 合 わ せ ,「 あ ぐ り っ こ 金 成 」に 対 す る 具 体 的 な 助 言 を い た だ き ました。 今 後 は ,講 師 の 提 言 を 受 け て ,店 舗 や 商 品 を ど のように改善していくか役員会等を通じて話し 合っていく予定です。 仙台農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 30 日 富谷町ブルーベリー生産組合が視察研修 会を開催~ラビットアイブルーベリーの 有 望 品種 と先 端 技術 の導 入 に向 けて ~ 平 成 28 年 8 月 22 日 に 富 谷 町 ブ ル ー ベ リ ー 生 産 組 合 が , 農 業 ・ 園 芸 総 合 研 究 所 (名 取 市 )で ブ ル ー ベ リ ー の 視 察 研 修 会 を 開 催 し ま し た 。富 谷 町 ブ ル ー ベ リ ー 生 産 組 合 は , 現 在 23 人 の 生 産 者 で 構 成 さ れ て お り ,せ ん 定 講 習 会 や 視 察 研 修 会 な ど 高 品 質なブルーベリー生産を目的に活動しています。 当 日 は 10 人 の 生 産 者 が 参 加 し ,「ラ ビ ッ ト ア イ ブ ル ー ベ リ ー (以 下 「ラ ビ ッ ト ア イ 」と い う )」の 有 望 品 種 や 自 動 か ん 水 装 置 ,芽 傷 処 理 な ど の 技 術 に ついて学びました。 「ラ ビ ッ ト ア イ 」は ,土 壌 適 応 性 が 広 く 排 水 の 悪 いほ場でも比較的栽培しやすいと言われている タ イ プ の ブ ル ー ベ リ ー で す 。収 穫 期 間 が 8 月 上 旬 ~ 9 月 中 旬 頃 ま で で あ り ,富 谷 町 で 主 に 栽 培 さ れ て い る「 ハ イ ブ ッ シ ュ ブ ル ー ベ リ ー 」(収 穫 期 間 : 6 月 中 旬 ~ 7 月 下 旬 頃 ま で )の 後 に 収 穫 期 を 迎 え ま す 。講 師 の 柴 田 研 究 員 か ら は , 「ラビットアイ」 に つ い て , 「寒 さ に 弱 い と い う 特 性 や 食 味 が 良 く なかったことからあまり普及してこなかったが, 農 業・園 芸 総 合 研 究 所 で も 問 題 な く 栽 培 で き て い 8 石巻農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 10 日 ミニトマトの現地指導会が開催されまし た JAいしのまきミニトマト部会は県内一の産 地 で ,4 地 区 の 支 部 で 構 成 さ れ て お り ,講 習 会 や 現地検討会を開催し会員相互の栽培技術向上を 図 っ て い ま す 。平 成 28 年 7 月 21 日 河 北 北 上 支 部 の現地指導会が開催されました。 出 荷 は 5 月 下 旬 か ら 始 ま っ て お り ,収 穫 作 業 が 追いつかず穫り負け気味のほ場もありましたが, 全体的に生育状況は順調でした。 アザミウマやコナジラミ等の害虫が発生しは じ め て お り ,葉 か び 病 や う ど ん こ 病 が 散 見 さ れ た た め ,必 要 に 応 じ て 薬 剤 防 除 を 徹 底 す る よ う に 指 導 し ま し た 。 収 穫 は 10 月 中 旬 頃 ま で 続 き ま す 。 普 及 セ ン タ ー で は 関 係 機 関 と 連 携 し て ,今 後 も 安定生産に向けて支援していきます。 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営 体の支援 大崎農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 2 日 今年もおいしいりんごを!加美郡りんご 協 議 会 現地 検 討会 開催 平 成 28 年 7 月 19 日 に 加 美 郡 り ん ご 協 議 会 現 地 検 討 会 が 各 会 員 の ほ 場 に て 開 催 さ れ ,11 名 の 会 員 が参加しました。 加 美 郡 り ん ご 協 議 会 は 昭 和 50 年 に 結 成 さ れ て 以来,加美郡内のりんご生産振興を目的に掲げ, 各 町 ,J A 等 の 支 援 を 受 け な が ら 活 動 し て い ま す 。 毎 年 ,現 地 検 討 会 ,せ ん 定 研 修 会 ,防 除 検 討 会 な ど を 開 催 し ,高 品 質 な り ん ご の 生 産 に 向 け て 会 員 の技術向上を図っています。 現 地 検 討 会 で は ,農 業・園 芸 総 合 研 究 所 の 鵜 飼 上 席 主 任 研 究 員 を 講 師 に 迎 え ,参 加 者 の ほ 場 を 巡 回 し ,栽 培 管 理 状 況 や 病 害 虫 の 発 生 状 況 に つ い て 検 討 を 行 い ま し た 。今 年 は 開 花 初 期 に 一 時 低 温 に 遭 遇 し ま し た が ,果 実 肥 大 は 平 年 よ り や や 進 ん で います。 巡 回 後 ,農 業・園 芸 総 合 研 究 所 か ら は 今 後 の 栽 培 管 理 に つ い て ,普 及 セ ン タ ー か ら は 作 況 調 査 ほ の 果 実 肥 大 状 況 等 に つ い て 情 報 提 供 し ま し た 。会 員 か ら は 病 害 虫 防 除 や 摘 果・剪 定 の 効 果 的 な 方 法 等 に つ い て 多 く の 質 問 が 出 さ れ ,有 意 義 な 検 討 会 となりました。 地域農業を支える経営意欲の高い担い手の 確保・育成に向けた支援 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 1 日 栗 原 での 園芸 振 興の 一助 に ~「栗 原 農業 士 会 」 先進 事例 視 察研 修会 開 催~ 平 成 2 8 年 7 月 1 2 日( 火 )~ 1 3 日( 水 )に , 栗 原 農 業 士 会 (会 長 : 大 内 一 也 , 会 員 2 4 名 ) に よる平成28年度先進事例視察研修会が開催さ れました。 本 研 修 会 は ,農 業 経 営 の 優 良 事 例 や 先 進 技 術 な ど を 学 習 し ,会 員 の 資 質 向 上 を 図 る こ と を 目 的 に 開 催 し て お り ,今 回 は 栗 原 地 域 で の 園 芸 振 興 も 念 頭に最新の種苗情報やトマトでの体験型観光の 取組事例について研修しました。 1 日 目 は ,株 式 会 社 J R と ま と ラ ン ド い わ き フ ァ ー ム の ト マ ト 栽 培 ハ ウ ス ,株 式 会 社 ワ ン ダ ー フ ァ ー ム の ト マ ト 加 工 工 場( 福 島 県 い わ き 市 )を 視 察しました。 養 液 栽 培 や 今 後 本 格 化 す る 収 穫 体 験 の 取 組 ,加 工 販 売 の 状 況 に つ い て 話 を 伺 い ,直 売 所 や レ ス ト ラン事業なども含め体験型観光による交流人口 拡大を目指す取組を学びました。 2日目は,タキイ種苗株式会社茨城研究農場 9 ( 茨 城 県 稲 敷 郡 河 内 町 ) を 訪 問 し ,「 農 場 研 修 会 ( オ ー プ ン デ ー 形 式 )」 に 参 加 し ま し た 。 タキイ創業180周年を記念した野菜種苗等 に関する研修会で,野菜品種展示や室内講習会, 試 食 ,資 材 展 示 な ど が 行 わ れ ,農 業 士 は 各 自 興 味 の あ る 展 示 ブ ー ス を 見 学 し ,品 種 の 特 徴 や 栽 培 方 法などについて説明を受けました。 ま た ,室 内 講 習 会 で は「 形 」 「色」 「大きさ」 「美 味 し さ 」で 特 徴 の あ る 野 菜 品 種 と そ の 栽 培 の ポ イ ン ト に つ い て 紹 介 が あ り ,栗 原 で の 園 芸 振 興 の 素 材やヒントを見聞する良い機会となりました。 地域での園芸振興や農業と観光の連携を考え て い く 上 で 参 考 に な る と と も に ,農 業 士 間 の 懇 親 もさらに深まる研修となりました。 仙台農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 8 日 新 規 就農 者向 け キャ ベツ・は くさ い 栽培 講 習 会 を開 催 平 成 28 年 7 月 27 日 に ,新 規 就 農 者 の 基 礎 的 な 知 識 や 技 術 の レ ベ ル ア ッ プ を 目 的 と し て ,「 新 規 就農者のためのキャベツ・はくさい栽培講習会」 を開催しました。 昨 年 度 は ,各 品 目 に 共 通 す る ,土 づ く り・施 肥 , 病 害 虫 防 除 に つ い て の 講 座 を 開 催 し ま し た が ,新 規 就 農 者 か ら の 要 望 が あ り ,品 目 毎 の 栽 培 講 習 会 も開催することにしました。 今 回 の 講 習 会 に は , 認 定 新 規 就 農 者 等 12 名 が 参 加 し ,講 義 で は ,キ ャ ベ ツ と は く さ い を 取 り 上 げ ,普 及 セ ン タ ー か ら ,秋 冬 ど り キ ャ ベ ツ と は く さ い の 基 本 的 な 栽 培 技 術 に つ い て 説 明 ,株 式 会 社 渡辺採種場からは品種特性や選定のポイントに ついて講義していただきました。 参 加 者 か ら は ,播 種・育 苗 管 理 や 品 種 特 性 に つ い て の 質 問 が 出 さ れ ,「 前 作 よ り も 収 量 ・ 品 質 と も に ア ッ プ さ せ る ぞ 」と い う 意 気 込 み が 感 じ ら れ ました。 今 後 も ,新 規 就 農 者 の 基 礎 的 な 知 識・技 術 向 上 の 一 助 と し て ,他 の 品 目 に つ い て も 栽 培 講 習 会 を 開催する予定です。 <タキイ種苗農場研修会(茨城研究農場)> 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 3 日 仙 南 水稲 直播 勉 強会 は「 ほ場 見 学会 」を 開 催 し まし た。 7 月 19 日 仙 南 水 稲 直 播 勉 強 会 は , 「ほ場見学会」 を 開 催 し ま し た 。勉 強 会 は 近 年 関 心 の 高 ま っ て い る 乾 田 直 播 栽 培 に 取 り 組 む た め ,今 年 3 月 に 設 立 し た も の で す 。1 ~ 2 年 と 栽 培 経 験 の 浅 い 生 産 者 が ,お 互 い に 情 報 交 換 し な が ら 技 術 向 上 を 図 る こ とを目的としています。 ほ 場 見 学 会 は ,丸 森 町・村 田 町・川 崎 町 で 直 播 栽 培 に 取 り 組 む 生 産 者 が ,互 い の ほ 場 を 見 学 し 合 い ,こ れ ま で の 栽 培 管 理 や 生 育 状 況 に つ い て 議 論 しました。 ま た ,乾 田 直 播 栽 培 に 取 り 組 み た い 生 産 者 や 町 役 場 ,J A や 農 薬 メ ー カ ー ら も 加 わ り ,関 心 の 高 さを伺わせるものでした。 優 良 事 例 を 見 学 し た こ と に よ り ,今 後 取 り 組 む べ き 対 策 を 認 識 し た り ,高 収 量 へ の 意 欲 の 高 ま り などが参加者から感じとれました。 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 18 日 農 業 簿記 の基 礎 を学 ぶ 平 成 2 8 年 7 月 4 日 ,8 日 ,1 1 日 ,1 5 日 の 4回にわたり,栗原農業改良普及センターでは, 新規就農者等を対象にした農業簿記基礎講座を 開催しました。 10 こ の 講 座 は ,経 営 管 理 を 完 成 す る 上 で 必 要 な 複 式 簿 記 に 基 づ い た 決 算 書 を 作 成 す る た め ,日 々 の 仕 訳 や 勘 定 科 目 の 考 え 方 ,そ し て 決 算 に 至 る 手 順 に つ い て 手 書 き に よ る 帳 票 作 成 の 実 習 を 行 い ,複 式簿記の基礎を学ぶものです。 受 講 者 は ,代 表 的 な 仕 訳 に つ い て 用 意 さ れ た 例 題 を 見 な が ら ,振 替 伝 票 綴 り に カ ー ボ ン 用 紙 を 挟 ん で 記 入 し ,元 帳 へ の 転 記 を 繰 り 返 し て ,残 高 試 算 表 の 作 成 へ と 進 み ,さ ら に は 決 算 修 正 を 経 て 精 算表を作るといった作業を根気強く行いました。 受 講 者 は ,貸 方 と 借 方 の 区 別 が つ か ず 悩 ん だ り , 伝票の記入する箇所がわからずに普及センター の 職 員 に 聞 い た り す る 場 面 も あ り ま し た が ,参 加 し た 約 3 0 名 の ほ と ん ど 全 員 が 毎 回 出 席 し て ,決 算書の作成までを体験しています。 受 講 者 か ら は さ ら に ,パ ソ コ ン 簿 記 に も 挑 戦 し た い と い う 声 も 出 て お り ,よ り 良 い 経 営 管 理 に 向 けた意欲が伺われました。 亘理農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 23 日 身近なところでがんばっています!~み や ぎ 農業 未来 塾 ~ 平 成 2 8 年 8 月 3 日( 水 )に 山 元 町 ,岩 沼 市 及 び 亘 理 農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー に お い て ,亘 理 農 業 改良普及センター主催による新規就農者を対象 とした研修会を開催しました。 亘 理 農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー で は ,就 農 し て お よ そ 5 年 以 内 の ,主 に 葉 菜 類 等 の 栽 培 に 取 り 組 む 新 規 就 農 者( 岩 沼 市 内 3 名 ,山 元 町 内 2 名 )の 技 術 向上と交流を目的に情報交換会や研修会を平成 2 6 年 1 2 月 か ら 開 催 し て お り ,平 成 2 7 年 に は 相互視察研修会を開催しました。 今回の研修では午前の部では約1年ぶりとな る相互視察を行い,お互いの取組状況を視察し, 午後の部では自己の経営能力の評価と課題の掘 り起こしを行うとともに経営計画の作り方につ いて学習しました。 参 加 者 か ら は「 良 い 刺 激 に な っ た 。自 分 も き ち ん と し な く て は な ら な い 。」 「もっと技術を身につ け た い 」「 こ れ か ら は き ち ん と 記 録 を つ け よ う と 思 っ た 」な ど ,今 後 の 経 営 に 対 す る 意 欲 が 感 じ ら れる感想が聞かれました。 仙台農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 19 日 みやぎ未来塾ポップアップスクールを開 催 し まし た 平成28年8月9日に仙台農業改良普及セン ターと仙台地区4Hクラブ連絡協議会が共催し て「 み や ぎ 農 業 未 来 塾 ホ ッ プ ア ッ プ ス ク ー ル 」を 開 催 し ま し た 。当 日 ,講 師 に 青 年 農 業 士 の 遠 藤 耕 太 氏( 仙 台 市 若 林 区 )と 庄 子 さ お り 氏( 仙 台 市 太 白 区 )の 2 名 を お 願 い し ま し た 。4 H ク ラ ブ 員 や 若 手農業者等13名が参加しました。 遠 藤 耕 太 氏 か ら は 経 営 概 要 や ,ほ 場 づ く り に つ い て 講 義 を 受 け た 後 ,栽 培 ほ 場 を 案 内 し て も ら い な が ら ,品 目 毎 の 栽 培 ポ イ ン ト に つ い て お 話 い た だ き ま し た 。ま た ,野 菜 を 中 心 と し た 将 来 の 経 営 構 想や市場を見据えた品目の選定方法などを学ぶ ことができました。 庄 子 氏 の 講 義 で は ,地 下 鉄 富 沢 駅 前 周 辺 で の 営 農 や ,自 動 販 売 機 で の 野 菜 の 販 売 ,少 量・多 品 目 に 渡 る 栽 培 な ど ,都 市 近 郊 で の 農 業 経 営 の 展 開 に 注 目 が 集 ま り ま し た 。特 に レ ス ト ラ ン や 居 酒 屋 向 け の 少 量・多 品 目 の 栽 培 が 行 わ れ い る ほ 場 で は 活 発に質疑が行われました。 参 加 者 か ら も ,自 ら の 営 農 を 踏 ま え た 質 問 が 多 く ,そ れ ぞ れ が 将 来 の 経 営 構 想 の 参 考 と す る こ と ができた有意義な研修会となりました。 栗原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 31 日 大 豆 栽培 現地 検 討会 が開 催 され まし た 平 成 28 年 8 月 2 日( 火 )に 栗 原 市 内 で「 JA 栗 っ こ 転 作 大 豆 栽 培 現 地 検 討 会 」が 開 催 さ れ ま し た 。 本 検 討 会 は JA 栗 っ こ が 主 催 し , 市 内 の 大 豆 生 産 11 者 や JA 営 農 セ ン タ ー 職 員 , 農 薬 メ ー カ ー 等 25 名 ほ ど が 参 加 し ま し た 。若 柳 地 区 の ミ ヤ ギ シ ロ メ ほ場と志波姫地区のタンレイほ場各1か所で現 地 検 討 を 行 っ た あ と , JA 栗 っ こ 志 波 姫 支 店 で 総 合検討を行いました。 現地検討では,生育状況を見学するとともに, 耕種概要や今後の管理予定等について確認しま し た 。会 場 と な っ た ミ ヤ ギ シ ロ メ ほ 場 で は ,播 種 後 の 乾 燥 傾 向 に よ り 一 部 で 出 芽 ム ラ が 見 ら れ ,そ の影響で欠株や生育量のバラツキが見られまし た。タンレイほ場は播種後の出芽は概ね良好で, その後の生育も順調でした。 管 内 全 般 で は ,適 期 に 播 種 さ れ 初 期 生 育 が 良 好 だ っ た ほ 場 は ,そ の 後 の 生 育 も 概 ね 良 好 で し た が , 6 月 中 旬 以 降 は 多 雨・寡 照 傾 向 と な っ た こ と か ら , 播 種 が 遅 れ た ほ 場 も 多 く 見 ら れ ま す 。ま た ,適 期 に播種されたほ場でも播種後の乾燥による出芽 ムラや梅雨時期の湿害により生育がやや悪いほ 場が散見されます。 総 合 検 討 で は ,普 及 セ ン タ ー か ら 改 め て 今 後 の 栽培における注意点を説明しました。 特 に 雑 草 防 除 ,病 害 虫 防 除 に つ い て は ,ほ 場 に よ っ て 生 育 に バ ラ ツ キ が あ る 中 で ,大 豆 の 生 育 状 況に合わせた管理の徹底と病害虫の適期防除に つ い て 重 点 的 に 説 明 し ま し た 。ま た ,参 加 し た 農 薬 メ ー カ ー か ら は ,各 種 薬 剤 の 特 徴 や 注 意 点 等 に ついて情報提供が行われました。生産者からは, 昨年被害が多かった害虫の防除に関する質問や ミヤギシロメの倒伏防止を目的とした摘芯技術 に 関 す る 質 問 が 出 さ れ ,有 意 義 な 検 討 会 と な り ま した。 かすため,各市町の持ち回りで行われています。 今 年 は 丸 森 町 を 会 場 に 開 催 さ れ ,管 内 市 町 生 活 研 究 グ ル ー プ の 役 員 と 関 係 機 関 の 職 員 ,合 わ せ て 27 名が参加しました。 午 前 の 部 は ,米 粉 麺 を 製 造 す る マ ル コ ー 食 品 株 式 会 社 を 視 察 し ま し た 。同 社 は 宮 城 県 産 米 粉 を 原 料 と し た 米 粉 麺 を 製 造 し て お り ,そ の 特 徴 と 製 造 方 法 に つ い て 説 明 を 聞 き ,米 粉 麺 の 味 を 堪 能 し ま した。 午 後 の 部 は ,丸 森 町 生 活 研 究 グ ル ー プ が 取 り 組 む シ ル ク 和 紙 の 紙 漉 き と 工 作 を 体 験 し ま し た 。シ ル ク 和 紙 は ,丸 森 町 特 産 の シ ル ク と 桑 の 枝 を 活 用 したものです。 参 加 し た 会 員 か ら「 米 粉 の 利 用 に つ い て 今 後 の 活 動 の 参 考 に な っ た 」, 「シルク和紙の体験が新鮮 だ っ た 」等 の 意 見 が 聞 か れ ,充 実 し た 研 修 会 と な りました。 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 1 日 旬の市七ヶ宿出荷組合が視察研修会を開 催 し まし た 7 月 27 日 七 ヶ 宿 町 の 直 売 所 「 旬 の 市 七 ヶ 宿 」 の 出 荷 組 合 員 ら 20 名 が , 宮 城 県 農 業 ・ 園 芸 総 合 研 究 所 を 視 察 し ま し た 。野 菜・果 樹・花 き 研 究 チ ー ム の 試 験 ほ 場 を 見 学 し ,取 り 組 ん で い る 研 究 の 概要を聞きました。 午 後 は 普 及 セ ン タ ー が ,同 研 究 所 内 で「 旬 の 市 を も っ と 良 く す る た め の 研 修 会 」を 開 催 し ま し た 。 旬の市の月別農産物出荷品目のデータをもとに, 直売所の売上アップをめざした提案を行いまし た。 特 に お 客 様 へ 生 産 者 の 思 い を 伝 え る こ と ,そ の た め の ツ ー ル と し て P O P 等 を 活 用 し ,魅 力 あ る 売場づくりに出荷者一人ひとりが関わることが 重要であることを説明しました。 ま た ,ブ ラ ン ド 化 を 目 指 す「 雪 室 仕 込 み 」の じ ゃ が い も を 試 食 し た と こ ろ ,組 合 員 ら か ら 甘 み の 強 さ に 驚 き の 声 が 上 が り ま し た 。「 今 日 聞 い た こ と を 参 考 に P R を 進 め た い 」, 「できることから取 り 組 ん で い き た い 」と い う 感 想 が 寄 せ ら れ ま し た 。 普 及 セ ン タ ー は「 旬 の 市 七 ヶ 宿 」の 活 性 化 を 重 点 課 題 と し ,売 上 倍 増 や 雪 室 農 産 物 の ブ ラ ン ド 化 を支援しています。 農村地域の振興に向けた取組に対する支援 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 1 日 仙南地区生活研究グループが丸森町で研 修 会 開催 7 月 12 日 丸 森 町 を 会 場 に ,仙 南 地 区 生 活 研 究 グ ループ連絡協議会が移動研修会を開催しました。 移 動 研 修 会 は ,会 員 の 地 域 理 解 と 今 後 の 活 動 に 活 12 及センター職員が講師となり旬のトマトと梅に よ る「 ト マ ト ジ ャ ム「 梅 ジ ャ ム 」の 作 り 方 を 学 習 し ま し た 。今 回 ジ ャ ム の 基 本 的 な 製 造 方 法 を 学 習 することにより様々なジャムに応用が可能とな ります。 会員は和気藹々と下ごしらえから煮詰,瓶詰・ 殺菌と手際よく工程を進めて品質のよいジャム ができあがりました。試食の結果は大変好評で, 会としてジャムの製造販売をしたいといった声 も聞かれました。 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 1 日 角田市農村生活研究グループ連絡協議会 が 料 理講 習会 を 開催 しま し た 平 成 28 年 7 月 21 日 角 田 市 総 合 保 健 福 祉 セ ン タ ー に お い て ,角 田 市 農 村 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 協 議会は地域資源活用のための料理講習会を開催 し ま し た 。 会 員 と 事 務 局 , 合 わ せ て 12 名 が 参 加 しました。 普 及 セ ン タ ー 職 員 が 講 師 と な り ,旬 の ト マ ト に よる「トマトソース」の作り方を学習しました。 今 回 の ソ ー ス ベ ー ス は ,使 用 目 的 に 応 じ て 味 付 け で き る よ う に 塩 こ し ょ う の み と し た ,ト マ ト の 旨 味を重視したものです。 会員は和気あいあいと,下ごしらえから裏ご し・煮 詰 と 手 際 よ く 工 程 を 進 め 品 質 の よ い ソ ー ス が で き あ が り ま し た 。こ の ト マ ト ソ ー ス は ,仙 南 地 区 の 生 活 研 究 グ ル ー プ 活 動 交 流 会( あ ぐ り ロ マ ンレディース仙南)に出品する予定です。 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 10 日 白石産ササニシキの復活を支援していま す 昭 和 を 代 表 す る 銘 柄 米「 サ サ ニ シ キ 」を ,白 石 市が地域のコメとして復活させるプロジェクト を 始 め ま し た 。サ サ ニ シ キ は 作 付 面 積 こ そ 減 っ て い ま す が ,食 味 で 日 本 一 に な っ た こ と も あ る お い しいお米です。 今年は5名の生産者がこのプロジェクトに参 加 し て お り ,普 及 セ ン タ ー の 栽 培 指 導 の も と 栽 培 管 理 に 当 た っ て い ま す 。平 成 28 年 7 月 22 日 こ れ ま で の 生 育 経 過 を 確 認 し ,今 後 の 肥 料 の さ じ 加 減 や 病 害 虫 対 策 を 検 討 す る た め ,現 地 検 討 会 を 開 催 しました。 5 名 の 熱 意 あ ふ れ る 生 産 者 は ,ひ と 株 ご と に 丈 を 測 り ,茎 の 数 を 数 え ,稲 の 栄 養 状 態 を 知 る た め 葉 の 色 を 確 か め る な ど ,試 験 場 の 専 門 家 顔 負 け の 「 生 育 調 査 」を 行 い ,消 費 者 に 喜 ん で 食 べ て も ら えるコメをどう栽培すればよいか検討しました。 最 後 に ,間 も な く「 稲 穂 」と な る 幼 穂 と 呼 ば れ る 部 分 の 長 さ を 測 定 し ,「 穂 が 出 る ま で あ と 何 日 く らいかなあ」と顔をほころばせていました。 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 4 日 村田町生活研究グループ連絡協議会が料 理 講 習会 を開 催 しま した 村 田 町 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 協 議 会 は 平 成 28 年 7 月 29 日 ( 金 ) に 村 田 町 中 央 公 民 館 に お い て 地域資源活用のための料理講習会を開催しまし た 。 会 員 と 事 務 局 員 合 わ せ て 24 名 が 参 加 し , 普 13 開 催 さ れ ,講 師 の 株 式 会 社 ク ボ タ の 及 川 一 也 氏 が こ の よ う に 話 し て い ま し た 。ま た ,及 川 氏 は ,は 種 の 適 期 や 方 法 ,有 機 物 の 施 用 方 法 等 の ポ イ ン ト について生産者にわかりやすく説明してくださ いました。 平 成 27 年 9 月 関 東 ・ 東 北 豪 雨 に よ り そ ば 栽 培 は 大 き な 被 害 を 受 け ま し た 。JA あ さ ひ な 管 内 で は 今 年 200ha の 作 付 け を 予 定 し て お り ,今 秋 に は「 笑 って刈り取り」ができることを願っています。 大河原農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 12 日 旬 の 市七 ヶ宿 が「 夏 の幸 祭 り」を開 催し ま した 平 成 28 年 8 月 7 日 旬 の 市 七 ヶ 宿 は ,「 夏 の 幸 祭 り 」を 開 催 し ま し た 。旬 の 市 七 ヶ 宿 は ,こ れ ま で春と秋の2回イベントを開催してきましたが, お客さまにおいしい夏野菜を食べていただきた い と い う 想 い か ら ,今 年 は じ め て 夏 に イ ベ ン ト を 開催することにしました。 当 日 は お 天 気 に も 恵 ま れ ,多 く の お 客 様 に ト マ ト や き ゅ う り ,ト ウ モ ロ コ シ な ど の 新 鮮 な 夏 野 菜 を 買 い 求 め て い た だ き ま し た 。会 場 で は ,冷 た い 甘酒のサービスのほか果物が当たる福引き抽選 会 が 行 わ れ ,お 祭 り ム ー ド を 盛 り 上 げ て い ま し た 。 普 及 セ ン タ ー は こ の イ ベ ン ト に 合 わ せ て ,「 雪 室( ゆ き む ろ )仕 込 み 農 産 物 」の ブ ラ ン ド 化 の 支 援 を 行 い ま し た 。ひ と つ め は ,雪 室 体 験 ツ ア ー の 支 援 で す 。雪 室 は 冬 季 間 に 貯 蔵 し た 雪 に よ り ,農 産物を低温貯蔵するための設備で,真夏でも 2~6℃ に 保 た れ ま す 。 ツ ア ー 参 加 者 に , 実 際 に そ の 冷 気 を 体 感 し て 貰 い ,地 球 に 優 し い 冷 蔵 施 設 で あ る 雪 室 の 特 徴 や ,低 温・高 湿 度 の 雪 室 で 貯 蔵 し た農産物の品質について説明を行いました。 ふ た つ め は ,雪 室 で 貯 蔵 し た じ ゃ が い も を 使 っ た 試 食 会 で す 。じ ゃ が い も は ,雪 室 内 で 貯 蔵 す る こ と に よ っ て 糖 度 が 増 し 甘 く な り ま す 。来 場 し た お 客 様 に 食 べ 比 べ て い た だ い た と こ ろ ,そ の 甘 み の 差 に 驚 き の 声 が 上 が っ て い ま し た 。ま た ,今 後 のブランド化に向けたアンケート調査を行いま した。 旬 の 市 七 ヶ 宿 で は ,秋 の 幸 祭 り に お い て「 雪 室 仕 込 み じ ゃ が い も 」の 本 格 販 売 が は じ め ら れ る よ う準備を進めていきます。 仙台農業改良普及センター 平 成 28 年 8 月 16 日 「 泣 いて まい て,笑 って 刈 れ」そば の季 節 が や って きま し た。 7 月下旬から 8 月上旬にかけては,そばの種ま きの最盛期でした。 そ ば に は「 泣 い て ま い て 笑 っ て 刈 れ 」の 心 得 が あ り ,種 ま き は 猛 暑 で つ ら い が 刈 り 取 り の 季 節 に はさわやかな秋風が吹いているという意味です。 去 る 7 月 10 日 に , JA あ さ ひ な の そ ば 講 習 会 が 14 普及指導員が県内9ヵ所の普及センターで,農業者を支援します。 <大河原> 〒989-1243 大河原町字南 129-1 TEL:0224-53-3519 <亘 理> 〒989-2301 亘理町逢隈中泉字本木 9 TEL:0223-34-1141 <仙 台> 〒981-0914 仙台市青葉区堤通雨宮町 4-17 TEL:022-275-8320 <大 崎> 〒989-6117 大崎市古川旭四丁目 1-1 TEL:0229-91-0727 <美 里> 〒987-0005 美里町北浦字笹舘 5 TEL:0229-32-3115 <栗 原> 〒987-2251 栗原市築館藤木 5-1 TEL:0228-22-9404 <登 米> 〒987-0511 登米市迫町佐沼字西佐沼 150-5 TEL:0220-22-8603 <石 巻> 〒986-0812 石巻市東中里一丁目 4-32 TEL:0225-95-1435 <本 吉> 〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子 20-2 TEL:0226-29-6044 このニュースレターは,ホームページ(カラー版)に掲載されています。 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/gennba.html ~編集後記~ 台風 9 号,10 号と連続して宮城県に接近しました。被害を みやぎの農業普及現場 NEWS LETTER No.116 発行日:2016 年9月 10 日 発行:宮城県農林水産部農業振興課 編集:宮城県農林水産部農業振興課 普及支援班 情報チーム 〒980-8570 宮城県農林水産部農業振興課 TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839 E-mail:[email protected] 受けた皆様にお見舞い申し上げます。 さて,リオデジャネイロオリンピック 2016 では,日本選手 が大活躍しました。4 年後は,いよいよ東京でオリンピック・ パラリンピックが開催されます。現在も海外から多くの観光 客が訪れていますが,さらに多くの方が日本を訪れます (19,737 千人/2015,日本政府観光局)。和食も世界的に注目 を集めており,日本の農産物,食材の良さをアピールし,安 全,安心な農畜産物を提供していくためには,生産工程管理 (GAP)や衛生管理などの品質管理を実践することが重要です。 『食材王国みやぎ』として,美味しい農畜産物を提供し, 宮城の魅力を情報発信していきましょう!(木村) このニュースレターに掲載している情報を一足早く紹介する“ブログ”もあります。http://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu