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みやぎの農業普及現場 NEWS LETTER No.118 [PDFファイル

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みやぎの農業普及現場 NEWS LETTER No.118 [PDFファイル
NEWS LETTER No.118 2016.11
紹介内容(10/1~10/31)
魅力ある農業・農村の再興
次代の農業を担う経営体の育成・支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
○ 本吉農改:宮城県総合畜産共進会で南三陸町入谷の菅原俊光さんの出品牛が入賞しました。
○ 亘理農改:法人等経営体の継続的な維持発展のための人材育成 ~地域営農推進研修会~
○ 亘理農改:山元町園芸作物用出荷調製貯蔵施設が完成しました
○ 亘理農改:いちごワイン製造施設等を公開!
○ 農 業 振 興 課 農 業 革 新 支 援 セ ン タ ー :「 平 成 28 年 度 水 稲 直 播 栽 培 第 2 回 現 地 検 討 会 」 が 開 催 さ れ ま し た 。
先進的農業に取り組む経営体の支援
先進的技術に取り組む経営体の育成・支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
○ 大河原農改:丸森地区花卉部会菊類出荷反省会開催
○ 登 米 農 改 :「 水 田 フ ル 活 用 に よ る 土 地 利 用 型 経 営 体 の 育 成 」 を テ ー マ に 検 討 し ま し た
○ 石巻農改:麦の栽培が始まります~麦の栽培講習会を実施~
○ 栗 原 農 改 : 栗 原 の ね ぎ が 宮 城 県 知 事 賞 1 等 (農 林 水 産 省 生 産 局 長 賞 )受 賞 ! ~ 平 成 28 年 度 宮 城 県 農 林
産物・花き品評会~
○ 石巻農改:愛・ある・野菜を,北上から。次世代施設園芸石巻拠点竣工式が開催
競争力のあるアグリビジネス経営体の育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
○ 登米農改:平成28年度宮城県総合畜産共進会祝賀会が開催されました!
安全で安心できる農畜産物の生産に取り組む経営体の支援・・・・・・・・・・・・・・5
○ 本吉農改:宮城県米づくり推進気仙沼地方本部の現地調査を開催しました
○ 石巻農改:加工業務用キャベツ現地検討会の開催
○ 石巻農改:いちじく加工販売研修会を開催しました
○ 石巻農改:県農林産物品評会で農林水産大臣賞をダブル受賞
○ 登 米 農 改 : JA み や ぎ 登 米 米 山 イ チ ゴ 部 会 現 地 検 討 会 が 開 催 さ れ ま し た 。
地域農業の振興に向けた取組に対する支援
地域農業を支える経営意欲の高い担い手の確保・育成に向けた支援・・・・・・・・・・6
○ 栗原農改:栗原農業未来塾を開催 ~高校生が栗原市瀬峰で循環型農業を学ぶ~
○ 亘理農改:身近なところでがんばっています! ~みやぎ農業未来塾(2回目)~
○ 仙台農改:仙台管内で農業大学校先進農業体験学習が行われました
○ 登米農改:登米市4Hクラブ、そば収穫
○ 仙 台 農 改 :「 仙 台 地 域 ね ぎ ブ ラ ン ド 化 研 修 会 ~ ね ぎ の 生 産 拡 大 と ブ ラ ン ド 化 を 目 指 し て ~ 」
を開催しました!
みやぎの農業普及現場 NO.118 2016.11
このニュースレターは,ホームページ(カラー版)でご覧になれます。http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/gennba.html
このニュースレターに掲載している情報を一足早く紹介するブログもあります。http://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu
農村地域の振興に向けた取組に対する支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
○ 本吉農改:宮城県オリジナルりんご品種「サワールージュ」の加工研修会が開催されました!
○ 亘 理 農 改 : 産 直 活 動 に 活 か す POP 研 修 を 開 催 し ま し た ! ~ 名 取 市 の 女 性 農 業 者 支 援 ~
○ 大 河 原 農 改 :「 サ ワ ー ル ー ジ ュ 果 実 販 売 キ ャ ン ペ ー ン 」 小 十 郎 の 郷 で 開 催
○ 本吉農改:民泊研修会~安全についてのワークショップ~を開催しました
○ 栗原農改:金成末野の農業者と仙台市旭ヶ丘の消費者との交流会が開催されました
○ 大 河 原 農 改 :「 み や ぎ ま る ご と フ ェ ス テ ィ バ ル 2 0 1 6 」 農 林 産 物 品 評 会 ・ 花 き 品 評 会 で 2 名 が
農林水産大臣賞を受賞! おめでとうございます。
みやぎの農業普及現場 NO.118 2016.11
このニュースレターは,ホームページ(カラー版)でご覧になれます。http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/gennba.html
このニュースレターに掲載している情報を一足早く紹介するブログもあります。http://blog.goo.ne.jp/miyagifukyu
パ ー ト ナ ー ズ 』の 農 業 経 営 ア ド バ イ ザ ー 川 本 氏 を
お 招 き し「 必 要 な 人 材 を い か に 育 て 引 き 継 い で い
く の か 」を 解 決 す べ き 課 題 と し て『 農 業 経 営 体 に
お け る 人 材 育 成 の ポ イ ン ト 』と 題 し た ご 講 演 を い
ただきました。
次代の農業を担う経営体の育成・支援
本吉農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 4 日
宮城県総合畜産共進会で南三陸町入谷の
菅 原 俊光 さん の 出品 牛が 入 賞し まし た 。
平 成 28 年 9 月 9 日 ,10 日 に 開 催 さ れ た 宮 城 県
総 合 畜 産 共 進 会( 肉 用 牛 の 部 )の 第 3 区( 経 産 牛
単 品 出 品 の 区 分 )で ,南 三 陸 町 入 谷 の 菅 原 俊 光( し
ゅ ん こ う )さ ん が 出 品 し た「 な つ き 号 」が 最 優 秀
賞 3 席 で 入 賞 し ま し た 。同 時 に ,繁 殖 雌 牛 と し て
の 性 質 が 優 れ て い る こ と が 評 価 さ れ ,特 別 賞 の 種
牛性賞も受賞しました。
なつき号は前年も未経産の区分で南三陸の代
表 と し て 出 品 さ れ ま し た が ,惜 し く も 入 賞 に 至 り
ま せ ん で し た 。こ の 1 年 間 で な つ き 号 は 分 娩 を 経
て ,菅 原 さ ん の 丁 寧 な 飼 養 管 理 の も と ,素 晴 ら し
い 母 牛 と な り ,最 優 秀 賞 3 席 入 賞 と 言 う 快 挙 を 成
し遂げました。
こ の 快 挙 に 菅 原 さ ん を は じ め ,応 援 に 来 て い た
生産者の皆さんや関係機関の皆で喜びを分かち
合いました。
普 及 セ ン タ ー で も 菅 原 さ ん ,な つ き 号 の 今 後 の
更 な る ご 活 躍 を 祈 念 し て お り ま す 。お め で と う ご
ざいます!
亘理農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 7 日
山元町園芸作物用出荷調製貯蔵施設が完
成 し まし た
平 成 28 年 10 月 3 日( 月 )に 山 元 町 が 事 業 主 体
と な り 平 成 27 年 度 被 災 地 域 農 業 復 興 総 合 支 援 事
業 に よ り 建 設 が 進 め ら れ て い た「 山 元 町 園 芸 作 物
用出荷調製貯蔵施設」の落成式が行われました。
山 元 町 の 津 波 被 災 エ リ ア で は ,100ha を 超 え る
大 規 模 な 露 地 畑 の ほ 場 整 備 が 進 め ら れ て お り ,担
い手である法人が生産する園芸作物の出荷調製
や貯蔵等を行う拠点として整備していたもので
す。
施 設 は 出 荷 調 製 貯 蔵 施 設 ,農 業 機 械 格 納 庫 ,残
渣 処 理 棟 か ら な り , 貸 与 先 で あ る (株 )や ま も と フ
ァームみらい野(代表取締役社長:島田孝雄氏)
が 生 産 す る 長 ね ぎ の 調 製 機 械 や 甘 藷 の 選 別 機 ,キ
ュアリング室などが設置されています。
島 田 社 長 か ら は「 施 設 が 整 備 さ れ ,や っ と ス タ
ー ト 地 点 に 立 っ た よ う な 思 い で あ る 。山 元 町 の 野
菜 生 産 振 興 に 貢 献 し て い き た い 」と の 話 が あ り ま
した。
亘理農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 5 日
法 人 等経 営体 の 継続 的な 維 持発 展の た め
の 人 材育 成 ~地 域営 農推 進 研修 会~
亘 理 普 及 セ ン タ ー で は ,平 成 28 年 8 月 22 日 に
岩 沼 市 の ホ テ ル 桃 幸 を 会 場 に『 人 を 育 て 未 来 を 創
る - 求 め る 人 材 の 育 成 に 向 け て - 』と い う テ ー マ
で管内農業法人等の経営体を対象とした地域営
農推進研修会を開催しました。
現 在 ,管 内 各 地 域 の 中 心 的 な 担 い 手 と し て 活 動
し て い る 組 織 経 営 体 で は ,5 年 後 10 年 後 の 継 続 的
な 維 持 発 展 に 際 し て は ,構 成 員 の 高 齢 化 や 将 来 の
経 営 規 模 の 拡 大 を 考 え る と ,新 た な 人 材 の 確 保 育
成は不可避な課題です。
そ こ で 今 回 の 研 修 会 は ,北 海 道 を 中 心 と し て 多
くの企業的農業経営体の経営支援を実践してい
る 経 営 コ ン サ ル タ ン ト 会 社『 株 式 会 社 オ ー レ ン ス
1
水 田 セ ン サ ー の 活 用 等 に つ い て ,古 川 農 業 試 験 場 ,
農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー ,農 業 革 新 支 援 専 門 員 か ら
説明を行いました。
ま た ,各 組 合 長 か ら 今 後 の 取 組 に つ い て 紹 介 い
た だ い た と こ ろ ,「 昨 年 に 比 較 し , 雑 草 害 は 大 幅
に 軽 減 さ れ ,収 量 性 も 向 上 す る 見 込 み で あ り ,次
年 度 以 降 も 積 極 的 に 取 り 組 み た い 」と の こ と で し
た。
当日は収穫作業の合間にも関わらず70名を
超 え る 参 加 者 が 集 ま り ,省 力・低 コ ス ト 技 術 や 先
行 事 例 の 説 明 に 熱 心 に 耳 を 傾 け ,関 心 が 高 い こ と
がうかがえました。
農地中間管理事業の活用や津波被災地域での
大 規 模 土 地 利 用 型 法 人 が 設 立 さ れ て い ま す 。経 営
の 安 定 化 ,効 率 化 を 図 る た め に は ,省 力・低 コ ス
ト技術である直播栽培の導入は必要な技術とな
っ て い る こ と か ら ,今 後 も ,試 験 研 究 の 成 果 や 先
進事例等の情報発信に努めていきます。
亘理農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 11 日
い ち ごワ イン 製 造施 設等 を 公開 !
平 成 28 年 10 月 5 日 ,山 元 町 の「 山 元 い ち ご 農
園 株 式 会 社 」( 代 表 取 締 役 岩 佐 隆 氏 従 業 員
数 47 名 )が 関 係 機 関 約 60 名 を 集 め ,ワ イ ン 製 造
施設やいちご加工施設等の内覧会を開催しまし
た 。復 興 途 中 の 山 元 町 の 新 た な 拠 点 施 設 と し て 注
目されています。
山 元 い ち ご 農 園 ㈱ は ,震 災 後 に 設 立 し た 法 人 で ,
主 に い ち ご の 生 産・直 売 ,い ち ご 摘 み 取 り ,加 工
品の販売で年間約 2 億円の売り上げを達成してい
る 法 人 で す 。山 元 い ち ご 農 園 ㈱ で は 6 次 産 業 化 の
取 り 組 み を さ ら に 進 め た い と ,国 の 事 業 を 活 用 し
いちごワインなどを醸造する施設「ワイナリー
棟 」, い ち ご の 乾 燥 品 や 菓 子 用 の 一 次 加 工 品 等 を
製 造 す る 「 い ち ご 加 工 棟 」, 薬 草 や ハ ー ブ を 使 っ
たお茶などを製造する「薬草加工棟」を建設し,
9 月末に完成したことから今回のお披露目となり
ました。
醸造担当者 4 名からワインの製造工程の説明が
あ っ た ほ か ,大 学 と 連 携 し て 試 験 醸 造 さ れ た い ち
ごワインの試作品が出席した関係者に振る舞わ
れ ま し た 。10 月 7 日 に は 1 ト ン 超 の い ち ご を 使 っ
た ワ イ ン 醸 造 に 着 手 し , 12 月 10 日 の 常 磐 線 「 山
下 駅 」の 営 業 再 開 時 に あ わ せ て 販 売 を 開 始 し た い
とのことでした。
普 及 セ ン タ ー で は ,専 門 家 派 遣 や 山 梨 県 へ の ワ
イ ナ リ ー 視 察 な ど ,ワ イ ン 製 造 や 加 工 品 の 開 発 に
支 援 を 続 け て き ま し た 。今 後 は ワ イ ナ リ ー 隣 に 建
設 さ れ る 約 1ha の い ち ご 栽 培 施 設 の 栽 培 管 理・運
営 を 支 援 す る と と も に ,引 き 続 き 6 次 産 業 化 へ の
支援を続けていきます。
先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
大河原農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 13 日
丸 森 地区 花卉 部 会菊 類出 荷 反省 会開 催
普 平 成 28 年 10 月 6 日 (木 )J A み や ぎ 仙 南 丸 森
地 区 花 卉 部 会 は ,丸 森 町 の あ ぶ く ま 荘 で 菊 類 出 荷
反省会を開催しました。
出 荷 反 省 会 に は , 小 ギ ク 生 産 者 20 名 が 出 席 し
ま し た 。 は じ め に , (株 )仙 花 か ら 市 場 の 情 勢 や 市
場 か ら の 要 望 ,J A 事 務 局 は 今 年 度 の 販 売 実 績 に
つ い て ,普 及 セ ン タ ー は 今 年 度 の 試 験 ほ の 成 績 と
これからの作業について説明をしました。
ま た 部 会 長 か ら ,今 年 度 の 栽 培 の 総 括 や 来 年 度
の 生 産 拡 大 ,新 規 栽 培 者 勧 誘 ,物 日 出 荷 へ の 取 り
組 み に つ い て 説 明 が あ っ た ほ か ,来 年 度 作 付 品 種
の検討が行われました。
今 年 は 昨 年 よ り 出 荷 本 数 ,出 荷 額 と も に 増 加 し ,
セ ル 苗 定 植 技 術 へ の 移 行 も ス ム ー ズ に 進 み ,生 産
者 の 意 欲 も 高 ま っ て い ま す 。丸 森 町 も 小 ぎ く の 生
産 振 興 に 力 を 入 れ て お り ,さ ら な る 生 産 拡 大 が 見
込まれます。
農業革新支援センター
平 成 28 年 10 月 19 日
「 平 成2 8年 度 水稲 直播 栽 培第 2回 現 地
検 討 会」 が開 催 され まし た 。
去 る 平 成 2 8 年 9 月 2 7 日( 木 ),
( 農 )井 土 生
産 組 合( 仙 台 市 )と( 農 )林 ラ イ ス( 岩 沼 市 )の
乾 田 直 播 栽 培 ほ 場 を 会 場 に ,乾 田 直 播 に 関 心 の あ
る 生 産 者 や JA 担 当 者 , 普 及 指 導 員 等 を 対 象 と す
る「 平 成 2 8 年 度 水 稲 直 播 栽 培 第 2 回 現 地 検 討 会 」
を開催しました。
農 業 革 新 支 援 専 門 員 チ ー ム で は ,各 農 業 改 良 普
及 セ ン タ ー と 連 携 し ,大 規 模 土 地 利 用 型 経 営 体 の
経 営 確 立 に 向 け ,水 稲 の 省 力・低 コ ス ト 技 術 で あ
る乾田直播栽培の導入を支援しています。
今 回 は ,収 穫 期 を 迎 え た ほ 場 で 生 育 状 況 を 確 認
し な が ら ,グ レ ー ン ド リ ル 播 種 や V 溝 播 種 乾 田 直
播の栽培技術,イネツトムシの発生予察と防除,
2
石巻農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 21 日
麦の栽培が始まります~麦の栽培講習会
を 実 施~
平 成 2 8 年 1 0 月 1 1 日 ( 火 ) に JA い し の ま
き 農 業 情 報 セ ン タ ー に お い て ,麦 を 作 付 す る 農 業
法 人 や 生 産 組 織 ,関 係 者 等 を 集 め 麦 栽 培 講 習 会 が
開 催 さ れ ま し た 。普 及 セ ン タ ー か ら は 平 成 2 8 年
産麦類の作柄と平成29年産麦類栽培に向けた
技術対策について説明しました。
石 巻 管 内 の 平 成 2 8 年 産 麦 類 は ,播 種 や 追 肥 な
ど が 適 期 に 行 わ れ た こ と や ,栽 培 期 間 中 に 天 候 に
恵 ま れ た こ と か ら 収 量 は 平 年 に 比 べ 多 く ,農 産 物
検 査 に お け る 1・2 等 の 割 合 が 大 麦・小 麦 と も 平
年を上回りました。
平 成 2 9 年 産 の 栽 培 の ポ イ ン ト と し て ,適 期 播
種 ,湿 害 対 策 ,施 肥 ,赤 か び 病 防 除 ,適 期 収 穫 等
について説明しました。
石巻管内では水稲-麦-大豆のブロックロー
テ ー シ ョ ン を 実 施 し て い る ほ 場 が 多 い で す が ,今
年 は 降 雨 の 影 響 で 稲 刈 り が 遅 れ て い る た め ,麦 播
種に向けて急ピッチで作業が進められています。
登米農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 17 日
「水田フル活用による土地利用型経営体
の 育 成」 をテ ー マに 検討 し まし た
10 月 5 日 , 登 米 市 津 山 町 に お い て 「 水 田 フ ル
活 用 に よ る 土 地 利 用 型 経 営 体 の 育 成 」を テ ー マ に
第1回普及活動検討会を開催しました。
現 地 視 察 は ,( 農 ) フ ォ レ ス ト ウ ィ ン ド 津 山 の
せ り ほ 場 と ね ぎ ほ 場 で 行 い ま し た 。せ り は 昨 年 か
ら 作 付 け 始 め ま し た が ,カ モ 等 の 鳥 害 に 遭 い 減 収
し た た め ,今 年 度 は 露 地 の 他 に ハ ウ ス で の 栽 培 も
始 め る 予 定 で す 。 ね ぎ も 昨 年 か ら 約 1 ha で 作 付
けており,今年度も順調に生育していました。
室 内 検 討 会 で は ,テ ー マ 関 連 の プ ロ ジ ェ ク ト 課
題 2 課 題 を 報 告 し ま し た 。 プ ロ 課 題 No.1「 生 産
組 織 の 経 営 改 善 に よ る 水 田 農 業 の 競 争 力 向 上 」で
は ,各 委 員 か ら「 土 地 利 用 型 の 経 営 は 農 地 集 積 が
課 題 」,
「 復 元 田 に お け る 直 播 栽 培 ,大 豆 の シ ス ト
セ ン チ ュ ウ 対 策 等 の 指 導 を 願 う 」な ど の 意 見 を い
た だ き ま し た 。 プ ロ 課 題 No.4「 土 地 利 用 型 野 菜
経 営 体 の 育 成 に よ る 地 域 農 業 の 再 編 」 で は ,「 経
営 評 価 の た め 数 値 化 が 必 要 」,
「園芸振興は登米市
の 重 要 課 題 。引 き 続 き 指 導 願 う 」な ど の 意 見 を い
た だ き ま し た 。こ れ ら の 意 見 を 踏 ま え ,今 年 度 後
半の活動に活かして行きます。
栗原農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 27 日
栗 原 の ね ぎ が 宮 城 県 知 事 賞 1 等 (農 林 水 産
省 生 産局 長賞 )受賞 !~平 成 28 年度 宮 城県
農 林 産物 ・花 き 品評 会~
平 成 28 年 10 月 15,16 日 に 県 庁 1 階 フ ロ ア で
平 成 28 年 度 宮 城 県 農 林 産 物 品 評 会 及 び 花 き 品 評
会 が 開 催 さ れ ま し た 。農 林 産 物 品 評 会 に 栗 原 か ら
41 点 が 出 品 さ れ , 野 菜 部 門 で は 片 倉 栄 治 氏 ( 瀬
峰 )の ね ぎ が 宮 城 県 知 事 賞 1 等( 農 林 水 産 省 生 産
局 長 賞 ), 岩 淵 幸 夫 氏 ( 若 柳 ) の ズ ッ キ ー ニ が 知
事 賞 2 等 ,普 通 作 物 部 門 で は 有 限 会 社 狩 野 農 友( 栗
駒 )の 水 稲( う る ち 玄 米 )が 知 事 賞 2 等( 農 林 水
産省政策統括官賞)を受賞されました。さらに,
林 産 物 部 門 で は 志 津 川 敏 美 氏( 瀬 峰 )の 生 し い た
けが知事賞 2 等を受賞するなど幅広い分野で合計
8 名の方々が入賞されました。
ま た , 花 き 品 評 会 に は 栗 原 か ら 24 点 が 出 品 さ
れ , 切 り 花 部 門 で 白 鳥 幸 彦 氏 (一 迫 )の 金 賞 ( 宮 城
県 議 会 議 長 賞 , 仙 台 生 花 (株 )代 表 取 締 役 社 長 賞 ),
花 壇 用 苗 物 部 門 で 千 田 律 子 氏 (金 成 )の 金 賞 (仙 台
市 長 賞 )を は じ め と し ,4 名 の 方 が 入 賞 さ れ ま し た 。
今年は 8 月中旬以降から台風の影響で曇りや雨
3
の日が多く,大雨となる日が度々ありましたが,
生 産 者 の 方 々 の た ゆ ま ぬ 努 力 に よ り ,す ば ら し い
農林産物が出品されました。
各 部 門 の 展 示 コ ー ナ ー で は ,多 く の 方 々 が 来 場
さ れ ,栗 原 産 農 林 産 物 の 質 の 高 さ を 知 っ て い た だ
く良い機会となりました。
受 賞 さ れ た 皆 様 ,本 当 に お め で と う ご ざ い ま し
た。
競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
登米農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 19 日
平成28年度宮城県総合畜産共進会祝賀
会 が 開催 され ま した !
全国和牛能力共進会が平成29年度に宮城県
を 会 場 に 開 催 す る こ と が 決 定 し ,県 内 で 出 品 候 補
牛づくりが計画的に行われております。
平 成 2 8 年 9 月 6 日 か ら 1 0 日 に か け ,大 会 本
番 を イ メ ー ジ し た プ レ 全 共 県 大 会 に お い て ,登 米
市 で 出 品 し た 2 4 ヶ 月 肥 育 牛 ,単 品 牛 ,群 出 品 牛
の 各 区 で 数 多 く 入 賞 し ,更 に は 名 誉 賞 や 総 合 優 勝
を 果 た す 等 ,地 道 な 努 力 が 実 を 結 び 輝 か し い 成 績
を 収 め ま し た 。肉 用 牛 の 先 進 地 と し て の 能 力 が 発
揮された大会でもありました。
こ れ ら 功 績 を 讃 え ,全 共 へ の 出 品 意 欲 を 鼓 舞 す
る 目 的 で 先 日 ,登 米 和 牛 育 種 組 合 主 催 に よ る 生 産
者 ,関 係 機 関 総 勢 8 3 名 が 一 堂 に 会 し て の 祝 賀 会
が市内で盛大に開催されました。
先 ず 高 橋 良 会 長 か ら ,労 い の 言 葉 に 続 い て 全 共
への抱負や取り組みのポイントを力強く表明し
ま し た 。市 を 始 め 関 係 機 関 か ら の 祝 辞 に 次 い で 事
務 局 か ら プ レ 全 共 の 概 要 や 活 動 報 告 の 後 ,名 誉 賞
を 受 賞 し た 方 々 に 対 し ,顕 賞 盾 の 授 与 や 記 念 品 の
贈呈が行われました。
最後の審査講評では厳しい戦いを制した要因
や 秘 訣 に 関 し て 説 明 が あ り ,皆 ,興 味 深 げ に 聞 き
入 り ,全 共 に お い て 全 区 上 位 入 賞 へ の 気 運 が 一 気
に加速した様子でした。
会場では今回の受賞の祝賀ムードで終始和や
か に 懇 談 が 続 き ,将 来 の 改 良 な ど に つ い て も 参 集
者 か ら 活 発 な 情 報 交 換 が 行 わ れ る 等 ,熱 い 思 い が
直に伝わる会でした。
目 標 と し て い る 日 本 一 獲 得 に 向 け ,き め 細 や か
な 指 導 会 ,研 修 会 ,選 抜 等 の 行 事 が 目 白 押 し と な
り ,こ れ か ら が 正 念 場 を 迎 え ま す 。普 及 セ ン タ ー
では多くの出品牛が選ばれるよう引き続き活動
を支援してまいります。
石巻農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 31 日
愛・あ る・野 菜を ,北上 か ら 。次 世代 施 設
園 芸 石巻 拠点 竣 工式 が開 催
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた石巻
市北上地区に次世代施設園芸導入加速化支援事
業によりオランダ型の大規模な園芸施設が完成
し , 株 式 会 社 デ ・ リ ー フ デ 北 上 が , ト マ ト 1.1ha
と パ プ リ カ 1.3ha の 栽 培 を 始 め ま し た 。
㈱ デ・リ ー フ デ 北 上 で は ,オ ラ ン ダ の 高 度 な 環
境 制 御 に よ る 野 菜 の 周 年 高 品 質・高 収 益 生 産 と 雇
用 の 創 出 ,さ ら に ,木 質 バ イ オ マ ス ボ イ ラ ー や 地
中 熱 ヒ ー ト ポ ン プ ,LPG ボ イ ラ ー を 活 用 し た 脱 化
石燃料エネルギーの次世代型施設園芸拠点を目
指 し て い ま す 。新 エ ネ ル ギ ー を 活 用 し た 次 世 代 型
農業と雇用創出による地域活性化の復興モデル
と し て ,普 及 セ ン タ ー で は 関 係 機 関 と 連 携 し て 支
援していきます。
4
発 生 も 見 ら れ ま し た 。天 候 不 順 が 続 き ,農 薬 の 散
布 ,追 肥 の タ イ ミ ン グ が 難 し い 状 況 で す が ,再 度
の農薬散布など収穫に向けてもうひと頑張りと
い う と こ ろ で す 。 収 穫 は , 10 月 末 か ら 本 格 的 に
開始される見込みです。
安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
体の支援
本吉農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 7 日
宮城県米づくり推進気仙沼地方本部の現
地 調 査を 開催 し まし た
平 成 28 年 9 月 15 日 に 宮 城 県 米 づ く り 推 進 気 仙
沼地方本部による現地調査を実施しました。
宮城県米づくり推進気仙沼地方本部は,県や
JA,市 町 村 な ど の 関 係 機 関 に よ っ て 構 成 さ れ て お
り ,地 域 の 実 態 に 沿 っ た 稲 作 の 振 興 を 図 る た め に
連携して活動しています。
現 地 調 査 で は ,鉄 コ ー テ ィ ン グ 直 播 展 示 ほ( 気
仙 沼 市 本 吉 町 ),新 品 種「 東 北 210 号 」展 示 ほ( 気
仙 沼 市 本 吉 町 ), 気 仙 沼 市 小 泉 地 区 復 旧 初 年 目 水
田,土壌改良プログラム実証ほ(南三陸町歌津)
を 巡 回 し ,こ れ ま で の 生 育 経 過 に つ い て 普 及 セ ン
タ ー が 解 説 し な が ら ,現 在 の 登 熟 状 況 を 確 認 し ま
した。
地 方 本 部 で は ,本 年 度 の 重 点 推 進 事 項 に「 南 三
陸 米 の 生 産 安 定 と 品 質 向 上 」「 客 土 に よ る 復 旧 農
地 の 適 切 な 肥 培 管 理 」「 省 力 ・ 低 コ ス ト 稲 作 の 推
進 」「 基 本 に 徹 し た 適 正 な 病 害 虫 防 除 の 実 施 と 防
除 体 制 づ く り の 推 進 」を 掲 げ て い ま す 。参 加 し た
本 部 員 は ,こ の 推 進 事 項 を 現 場 の 状 況 と 照 ら し 合
わ せ な が ら ,今 年 度 の 活 動 に つ い て 意 見 交 換 す る
ことが出来ました。
地方本部の活動で現地調査は久しぶりの開催
で し た が ,自 分 の 目 で 推 進 事 項 の 結 果 を 確 か め る
こ と は 活 動 の 振 り 返 り や 認 識 共 有 化 に も な り ,次
年度の米づくりに向けてさらに一致団結して推
進しようという気概が高まりました。
石巻農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 26 日
い ち じく 加工 販 売研 修会 を 開催 しま し た
石巻管内では以前からいちじく栽培が行われ
て お り , 8 ha ほ ど の 栽 培 面 積 が あ り ま す 。 ほ と
んどが甘露煮などの加工用としてJAの直売所
な ど で 販 売 さ れ て い ま す が ,宮 戸 地 区 で 大 規 模 栽
培が始まっていることなどから新たな販路の拡
大が必要となってきています。
そ こ で 平 成 28 年 10 月 18 日 に J A い し の ま き
情 報 セ ン タ ー に お い て ,J A と 共 催 で い ち じ く の
加 工 と 販 売 ,基 本 的 な 栽 培 技 術 に 関 す る 研 修 会 を
開催しました。
は じ め に 株 式 会 社 石 巻 青 果 の 職 員 か ら ,い ち じ
くは近隣に大産地がないため市場性が高いこと
や石巻市場では甘露煮用の品種が良く出ること,
比 較 的 高 値 で 取 引 さ れ て い る た め ,今 後 生 産 を 拡
大し市場に出荷してもらいたいとのお話があり
ました。
続いていちじく栽培の基礎的な技術について
普 及 セ ン タ ー 職 員 か ら 説 明 を 行 っ た 後 ,加 工 の 実
例紹介として甘露煮やいちじくを使ったケーキ
等の試食を行いました。
研修会には直売所に出荷している生産者を中
心 に 20 名 の 参 加 が あ り ま し た が , 試 食 を 行 い な
がら今後の生産拡大や販売方法などについて活
発な意見交換が行われました。
石巻農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 20 日
加 工 業務 用キ ャ ベツ 現地 検 討会 の開 催
平 成 28 年 10 月 11 日 に JA い し の ま き 加 工 業
務用野菜生産部会のキャベツ現地検討会が開催
されました。
今年は 7 月の高温乾燥によりキャベツのは種・
育苗に苦労し,8 月は相次ぐ台風の襲来でほ場準
備や定植が遅れ,9 月は長雨で湿害による生育不
良 が 目 立 ち ま し た 。 今 回 巡 回 し た (農 )水 沼 フ ァ ー
ム , (株 )大 地 , (農 )た て フ ァ ー ム ・ 和 の 結 球 形 成
や玉の重さは比較的良好でした。
病 害 虫 で は ,コ ナ ガ や ウ ワ バ 類 な ど の チ ョ ウ 目
害 虫 の 食 害 及 び 寄 生 が 確 認 さ れ ,病 害 で は 黒 腐 病
が 散 見 さ れ た ほ か ,一 部 の ほ 場 で は 黒 斑 細 菌 病 の
5
イ チ ゴ の 生 育 は 概 ね 順 調 に 推 移 し ,頂 花 房 の 開
花 期 を 迎 え て お り ,11 月 下 旬 頃 か ら 収 穫 が 予 定 さ
れています。
石巻農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 26 日
県農林産物品評会で農林水産大臣賞をダ
ブ ル 受賞
み や ぎ ま る ご と フ ェ ス テ ィ バ ル 2016「 平 成 28
年度宮城県農林産物品評会・宮城県花き品評会」
が 10 月 15 日 ( 土 ) ~ 16 日 ( 日 ) に 開 催 さ れ ,
農 林 産 物 品 評 会 の 水 稲( う る ち 玄 米 )部 門 で 佐 々
木 文 彦 さ ん( 石 巻 市 )が ,野 菜 部 門 で は 奈 良 坂 博
光 さ ん( 東 松 島 市 )が ,そ れ ぞ れ 農 林 水 産 大 臣 賞
を受賞しました。
平 成 17 年 度 に 現 在 の う る ち 玄 米 の 出 品 規 格 と
なってから,当管内からの受賞は初めてであり,
野菜部門では 5 年ぶりの受賞となりました。
な お ,花 き 品 評 会 で は ,輪 ぎ く で 髙 橋 康 さ ん( 石
巻 市 )が 金 賞( 農 林 水 産 省 生 産 局 長 賞 )と な っ た
ほ か , 輪 ぎ く で 佐 々 木 恵 美 子 さ ん ( 石 巻 市 ), ガ
ーデンシクラメンで佐藤昇さんも金賞受賞とな
り ,今 年 度 は 両 品 評 会 を 通 じ 受 賞 者 が 多 い 年 と な
りました。
こ れ か ら も 品 質 が 良 く ,美 味 し い 農 産 物 の 生 産
に向けて御活躍を期待いたします。
地域農業を支える経営意欲の高い担い手の
確保・育成に向けた支援
栗原農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 11 日
栗原農業未来塾を開催
~高校生が栗原
市 瀬 峰で 循環 型 農業 を学 ぶ ~
8栗原市の次代の農業を担う青年農業者育成の
一 環 と し て ,平 成 2 8 年 9 月 7 日 に 迫 桜 高 等 学 校
総 合 学 科 の 2 ,3 年 生 2 3 人 を 対 象 に 栗 原 農 業 未
来塾「在学中コース」を開催しました。
生徒たちは循環型農業を実践している栗原市
瀬 峰 地 区 を 訪 れ , 瀬 峰 農 場 (瀬 峰 地 区 循 環 型 農 業
推 進 会 議 )に つ い て 学 び ま し た 。 瀬 峰 農 場 と は ,
旧瀬峰町全体を一つの農場と見立て,耕種農家
350 戸 ,畜 産 農 家 100 戸 が 取 り 組 ん で い る 循 環 型
農業です。
ま ず ,畜 産 農 家 と し て 参 加 し て い る 高 橋 博 文 さ
ん か ら ,瀬 峰 農 場 に お け る 循 環 型 農 業 の 取 組 ,畜
産 農 家 の 役 割 に つ い て の 講 義 を 受 け ま し た 。さ ら
に , そ の 理 念 や 歴 史 , 商 標 登 録 し た 「 エ コ ・せ み
ね 」の ロ ゴ マ ー ク を 活 用 し た 米 や 野 菜 の 有 利 販 売 ,
消 費 者 交 流 と し て の「 田 ん ぼ ア ー ト 」や「 体 験 ツ
ア ー 」な ど の 話 に ,生 徒 達 は 熱 心 に 耳 を 傾 け て い
ました。
講 義 の 後 は ,瀬 峰 農 場 の 会 長 大 内 一 也 さ ん の
ほ 場 で ,ミ ニ ト マ ト を 試 食 し な が ら 栽 培 ハ ウ ス な
ど を 見 学 し ,土 づ く り に た い 肥 を 使 う 目 的 に つ い
て の 説 明 を い た だ き ま し た 。生 徒 か ら は ,ハ ウ ス
の 土 を 触 っ て み て ,「 学 校 の 農 場 の 土 よ り さ ら さ
ら し て い る 」,
「 ト マ ト の 味 が 違 う 」な ど の 感 想 が
聞 か れ ,長 年 に わ た る 土 づ く り の 成 果 に 感 心 し た
様子でした。
参 加 し た 生 徒 た ち は ,今 回 の 視 察 研 修 を 通 し て ,
自分たちが日頃学習している農業への関心をよ
り一層高めてくれたと思われます。
登米農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 28 日
JA み や ぎ 登 米 米 山 イ チ ゴ 部 会 現 地 検 討 会
が 開 催さ れま し た。
登米市のイチゴ栽培は米山町及び南方町を中心
に , 生 産 者 約 30 名 , 栽 培 面 積 約 7ha で 取 り 組 ま
れ て い ま す 。地 域 別 に 見 る と ,米 山 町 で は 養 液 栽
培 に よ る 促 成 作 型( も う い っ こ )及 び 夏 秋 作 型( す
ず あ か ね ), 南 方 町 で は 土 耕 栽 培 に よ る 促 成 作 型
( と ち お と め )が 多 く ,特 色 あ る 生 産 活 動 が 行 わ
れています。
こ の よ う な 中 ,去 る 10 月 26 日 に JA み や ぎ 登
米米山イチゴ部会促成作型現地検討会が開催さ
れ ま し た 。 当 日 は 部 会 員 10 名 が 参 加 し , 各 ほ 場
を巡回しながら初期生育の状況及び病害虫の発
生 状 況 を 確 認 し ま し た 。普 及 セ ン タ ー か ら は ,生
育状況を踏まえた今後の栽培管理について情報
提 供 を 行 い ま し た 。ま た ,ア リ ス タ ラ イ フ サ イ エ
ン ス 株 式 会 社 担 当 者 か ら は ,天 敵 使 用 時 の 留 意 点
等について説明がありました。
6
初 め て 学 生 を 受 け 入 れ て い た だ い た 農 業 法 人 ,す
で に 十 数 回 も お 世 話 に な っ た 農 家 様 を は じ め ,ご
協力いただいた方々に改めて感謝を申し上げま
す。
普及センターからも時々訪問して様子をうか
が っ た と こ ろ ,学 生 の 様 子 は ,開 始 直 後 に は 不 安
や 緊 張 も 見 ら れ ま し た が ,研 修 後 半 で は 派 遣 先 の
方 々 と も す っ か り う ち と け て い た よ う で し た 。ま
た ,修 了 式 で 特 に 非 農 家 出 身 の 学 生 は ,農 業 に 対
す る 見 方 も 変 わ っ た よ う で ,「 充 実 し た 体 験 学 習
と な り ま し た 。」 と 農 家 に 感 謝 し ま し た 。
亘理農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 14 日
身近なところでがんばっています!
み や ぎ農 業未 来 塾( 2回 目 )~
~
平 成 2 8 年 9 月 2 7 日( 火 )に 亘 理 農 業 改 良 普
及 セ ン タ ー に お い て ,当 初 主 催 の 新 規 就 農 者 を 対
象とした研修会を開催しました。
亘 理 農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー で は ,就 農 し て お よ
そ 5 年 以 内 の ,主 に 葉 菜 類 等 の 栽 培 に 取 り 組 む 新
規 就 農 者( 岩 沼 市 内 3 名 ,山 元 町 内 2 名 )の 技 術
向上と交流を目的に情報交換会や研修会を平成
26年12月から定期的に開催しています。
今 回 は 8 月 に 続 く 2 回 目 の 研 修 会 で ,栽 培 技 術
の部として「作付け計画の考慮すべきポイント」
や「 育 苗 方 法 の 具 体 例 」,経 営 管 理 の 部 と し て「 資
金 繰 り 表 の 作 り 方 」に つ い て 講 義 と 演 習 に 取 り 組
みました。
参 加 者 か ら は「 苗 の 揃 え 方 が わ か っ て 良 か っ た 」
「ほ場の作付けは数年単位で考えることに気づ
い た 」「 お 金 が あ る と つ い 買 っ て し ま う , 資 金 繰
りの考え方がわかったので気を付けます」など,
早 速 ,経 営 に 活 か そ う と す る 感 想 が 聞 か れ ま し た 。
登米農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 26 日
登 米 市4 Hク ラ ブ , そば 収 穫
去 る 10 月 16 日 (日 ),登 米 市 4 H ク ラ ブ で は そ
ばの収穫を行いました。
こ れ は 同 ク ラ ブ の 恒 例 行 事 と し て ,毎 年 ,登 米
市 東 和 町 三 滝 堂 の 中 山 間 地 に あ る 未 利 用 畑 地( 約
20a )を 借 用 し ,そ ば の 栽 培 に 取 り 組 ん で い る も
のです。
当 日 は ,濃 い 朝 霧 に 見 舞 わ れ た も の の ,そ の 後
はさわやかな秋晴れに恵まれる絶好の収穫日和
の 下 ,ク ラ ブ 員 ら 6 名 が 参 加 ,J A よ り 借 り 受 け
た普通型コンバインにより約3時間ほどの作業
時間となりました。
作 柄 は 鳥 害( キ ジ バ ト )に よ る 欠 株 の た め ,や
や 物 足 り な い 生 育 量 で は あ り ま し た が ,適 期 の 収
穫 と な っ た こ と か ら ,昨 年 並 み 程 度 の 収 穫 量 が 見
込 ま れ て お り ,今 後 ,市 内 の 幼 稚 園 で の そ ば 打 ち
体験交流への利用を予定しています。
な お 収 穫 物 残 渣 は ,ア ッ プ カ ッ ト ロ ー タ リ ー に
よ り す き 込 み ま し た が ,こ の 際 大 型 特 殊 免 許 は 取
得 し て い て も ,農 機 作 業 経 験 の 少 な い ク ラ ブ 員 が
体 験 実 習 を 兼 ね て 作 業 を 行 い ,技 能 向 上 の 機 会 と
しています。
仙台農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 17 日
仙台管内で農業大学校先進農業体験学習
が 行 われ まし た
平成28年9月5日から10月7日までの3
3 日 間 ,農 業 大 学 校 の 1 年 生 が 農 家 の 農 作 業 や 農
村 生 活 を 体 験 す る た め の「 先 進 農 業 体 験 学 習 」が
仙台管内で実施されました。
今 年 度 は 7 名 の 学 生 が 派 遣 さ れ ,6 カ 所 の 大 規
模 農 業 法 人 や 先 進 農 家 で 研 修 を 行 い ま し た 。今 回
7
農村地域の振興に向けた取組に対する支援
本吉農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 5 日
宮 城 県オ リジ ナ ルり んご 品 種「サ ワ ール ー
ジ ュ 」の 加工 研 修会 が開 催 され まし た !
宮城県で育成された唯一のりんごを知ってい
ますか?それは,
「 サ ワ ー ル ー ジ ュ( 写 真 上 )」と
いう名前のりんごです。
宮 城 県 農 業・園 芸 総 合 研 究 所 で 育 成 さ れ ,ス イ
ー ツ の 材 料 と し て ,売 り 出 し 中 の り ん ご で す 。特
徴 は ,酸 っ ぱ い こ と 。ま た ,酸 っ ぱ い り ん ご の 代
名 詞 と な っ て い る「 紅 玉 」と 比 べ て ,収 穫 時 期 が
3 週間程度早い,病害虫や生理障害が出にくく栽
培しやすいことなども特徴となっています。
そ の「 サ ワ ー ル ー ジ ュ 」の 特 徴 を 活 か し た ス イ
ーツを考案するための第一段の取り組みとして,
平 成 28 年 9 月 27 日 に JA 南 三 陸 果 樹 生 産 部 会 主
催による加工研修会が開催されました。当日は,
宮城県で初めて野菜ソムリエの資格を取得され
た 斉 藤 緑 里 先 生 を 講 師 に 迎 え , JA 南 三 陸 農 産 物
直 売 所 「 菜 果 好 ( な か よ し )」 の 加 工 部 会 の 方 々
と と も に 3 種 類 の ジ ャ ム を 作 り ま し た( 写 真 左 下 )。
写 真 の 左 か ら ,「 皮 ご と す り お ろ し て 作 っ た ジ
ャ ム 」,「 皮 を 剥 い て 果 肉 だ け で 作 っ た ジ ャ ム 」,
「皮の煮汁と果肉で作ったジャム」になります。
参 加 者 全 員 で 試 食 し ,ど の ジ ャ ム が 1 番 サ ワ ー
ルージュの特徴が出ていたか話し合った結果,
「 皮 ご と す り お ろ し て 作 っ た ジ ャ ム 」に 決 ま り ま
し た ( 写 真 右 下 )。
こ の ジ ャ ム は , 10 月 8 日 (土 )に JA 南 三 陸 農 産
物 直 売 所「 菜 果 好 」で 開 催 さ れ る「 サ ワ ー ル ー ジ
ュ の 果 実 販 売 イ ベ ン ト 」で 試 食・販 売 さ れ る こ と
に な り ま す 。こ の イ ベ ン ト に は ,当 県 の 仙 台・宮
城 観 光 キ ャ ン ペ ー ン 推 進 協 議 会 事 務 局 仙 台・宮 城
観 光 PR 担 当 課 長 で あ る 「 む す び 丸 」 が 応 援 に 駆
け 付 け て く れ ま す 。「 サ ワ ー ル ー ジ ュ 」 を 使 っ た
アップルパイや生の果実も販売する予定となっ
ていますので是非お越しください。
仙台農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 31 日
「仙台地域ねぎブランド化研修会~ねぎ
の 生 産拡 大と ブ ラン ド化 を 目指 して ~」を
開 催 しま した !
仙 台 で は 、津 波 被 災 地 域 で の 加 工・業 務 用 ね ぎ
の 大 規 模 生 産 や ,仙 台・黒 川 地 域 で 曲 が り ね ぎ の
栽 培 が 行 わ れ て お り ,普 及 セ ン タ ー で は 産 地 化 を
目 指 し た ね ぎ の 生 産 振 興 に 取 り 組 ん で い ま す 。こ
の 度 ,更 な る ね ぎ の 生 産 拡 大 と ブ ラ ン ド 化 を 推 進
す る た め ,1 0 月 1 2 日 に 富 谷 市 成 田 公 民 館 を 会
場 と し て ,生 産 者 ら を 対 象 と し た ね ぎ の 研 修 会 を
開催しました。
JA 松 本 市 ね ぎ 部 会 長 の 青 木 秀 夫 さ ん を お 招 き
し ,「 伝 統 野 菜 ・ 松 本 一 本 ね ぎ 「 ま が り ち ゃ ん 」
の 栽 培 と 販 売 戦 略 」と 題 し て ,お い し い ね ぎ を つ
くるために手間を惜しまない丁寧な栽培管理や,
ブランド化にいたるまでの苦労話などユーモア
を 交 え て 楽 し く 講 演 い た だ き ま し た 。ま た ,野 菜
ソムリエのカワシマヨウコさんを講師に迎え,
「 商 談 会・販 売 戦 略 に 活 か す ! ね ぎ の お い し い 食
べ 方 」の 実 習 も 行 わ れ ,生 産 者 ら が 料 理 に 挑 戦 し ,
ねぎのクリーム煮などの料理4品が完成しまし
た。
参 加 者 か ら は「 ね ぎ 産 地 と し て 共 通 の 課 題 が 多
く 大 変 参 考 に な っ た 」,
「ねぎのおいしい食べ方も
知 る こ と が で き て 良 か っ た 」と い っ た 好 評 な 意 見
を 多 数 い た だ き ま し た 。こ の 研 修 会 を 機 に ,ね ぎ
の生産振興がより一層すすめられていくことが
期待されます。
8
亘理農業改良普及センター
大河原農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 6 日
平 成 28 年 10 月 12 日
産 直 活動 に活 かす POP 研 修を 開催 しま し
「サワールージュ果実販売キャンペーン」
た ! ~名 取市 の 女性 農業 者 支援 ~
小 十 郎の 郷で 開 催
9 月 1 2 日 に ,亘 理 農 業 改 良 普 及 セ ン タ ー 主 催
で 名 取 市 体 育 館 会 議 室 を 会 場 に ,女 性 農 業 者 の 起
業活動を支援するためのキャリアアップ講座を,
「 産 直 ネ ッ ト ワ ー ク な と り 」を 対 象 に 開 催 し ま し
た。
「 産 直 ネ ッ ト ワ ー ク な と り 」は 名 取 市 の 女 性 農
業 者 約 5 0 名 で 構 成 さ れ ,下 部 組 織 は 1 0 以 上 の
グ ル ー プ が あ り ,産 直 や 加 工 品 販 売 を 行 っ て い ま
す 。日 頃 か ら ,消 費 者 と 対 面 す る 機 会 が 多 く ,消
費者へのPRの重要性を強く意識している団体
です。
キ ャ リ ア ア ッ プ 講 座 は ,前 回 の 亘 理 に 続 き「 売
れ る 商 品 作 り の た め の P O P 作 成 」と 題 し て ,経
営コンサルティング波多野事務所の波多野ゆか
氏 を 講 師 に ,P O P を 活 用 す る た め の ポ イ ン ト の
講演と,POP作成の実習を行いました。
講 演 で は ,P O P の 目 的 や 活 用 方 法 な ど を 資 料
で 説 明 し た 後 に ,丸 ペ ン と 角 ペ ン の 使 い 方 に つ い
て学びました。通常の文字の書き方とは異なり,
同 じ 太 さ で 書 く た め の 書 き 順 や ,文 字 の 角 を 同 じ
太さにするための特殊な書き方があることを知
り ,色 々 な 筆 記 用 具 を 用 い な が ら ,参 加 者 全 員 で
練 習 し ま し た 。日 頃 と の 書 き 方 の 違 い に 苦 労 し た
も の の ,休 憩 時 間 に 練 習 す る 方 も み ら れ ,非 常 に
有意義な講義となりました。
続 い て ,オ リ ジ ナ ル の 手 書 き P O P 作 り に チ ャ
レ ン ジ し ま し た 。参 加 者 は 自 分 の 商 品 の 写 真 な ど
を も ち い る な ど 工 夫 が み ら れ ま し た 。1 時 間 弱 で
多 く の 方 が 1 枚 を 仕 上 げ ,中 に は 2 枚 を 仕 上 げ る
という方もおりました。
完 成 品 は ,ラ ミ ネ ー ト 加 工 し ,ホ ワ イ ト ボ ー ド
に貼り波多野先生からコメントや助言を頂きま
し た 。作 成 し た P O P に は ,具 体 的 な 商 品 を P R
し た も の や ,活 動 の 紹 介 を P R し た も の な ど が あ
り ,P O P が 幅 広 く 活 用 で き る と い う こ と の 理 解
ができたようです。
9 月 25 日 ,リ ン ゴ の 宮 城 県 オ リ ジ ナ ル 品 種「 サ
ワ ー ル ー ジ ュ 」の 販 売 キ ャ ン ペ ー ン が ,白 石 市 の
農産物直売所「小十郎の郷」で開催されました。
当日は宮城県観光PR担当係長のむすび丸も
駆 け 付 け ,県 内 3 箇 所 の キ ャ ン ペ ー ン の ト ッ プ を
切って開催となりました。
こ の 日 ,白 石 市 内 で 生 産 さ れ た「 サ ワ ー ル ー ジ
ュ 」の ほ か ,北 紅 や ひ め か み と い っ た 品 種 の り ん
ごも併せて試食販売されました。
試 食 品 し た 来 場 者 か ら「 や っ ぱ り 酸 っ ぱ い 。で
も ,加 工 す る の に 向 い て い る み た い 」と の 感 想 や ,
サワールージュを使ったアップルパイを試食し
「 こ れ は 買 え な い の ? 」と 質 問 さ れ た 来 場 者 い ま
した。
小 十 郎 の 郷 で は ,直 売 所 の 活 性 化 に 向 け「 白 石
三 白 野 菜 」と 銘 打 っ た 活 動 に 取 り 組 ん で お り ,普
及センターは栽培指導を中心に活動のお手伝い
をしています。
本吉農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 14 日
民泊研修会~安全についてのワークショ
ッ プ ~を 開催 し まし た
平 成 28 年 9 月 14 日 ,南 三 陸 町 入 谷 地 区 の ひ こ
ろ の 里 で ,「 民 泊 研 修 会 ~ 安 全 に つ い て の ワ ー ク
シ ョ ッ プ ~ 」が 開 催 さ れ ま し た 。一 般 財 団 法 人 都
市農山漁村交流活性化機構の花垣紀之氏を講師
に 迎 え ,気 仙 沼 市 と 南 三 陸 町 の 民 泊 受 け 入 れ 農 家
25 名 が 参 加 し ま し た 。
講 師 の 先 生 か ら は ,ア レ ル ギ ー を 持 っ た 子 供 も
多いため食事には気をつける必要があることな
ど ,子 供 た ち を 受 け 入 れ る 際 の 注 意 点 を 学 び ま し
た 。ま た ,草 取 り や 障 子 張 り な ど ,農 家 の 何 気 な
い 日 常 で も 都 会 の 子 に と っ て は“ 体 験 ”に な る と
いうお話もいただきました。
その後,4 つのグループに分かれ,子供たちに
滞在中どのような体験をしてもらうかを話し合
っ て 決 め ,そ の 際 に 起 こ り う る 事 故 を 予 想 し ま し
た 。そ し て ,ど の よ う な 対 策 を し た ら そ の 事 故 を
防ぐことができるのかを考えました。参加者は,
魚 釣 り や 夕 食 作 り な ど ,子 供 た ち に 喜 ん で も ら え
る 体 験 を 楽 し く 話 し 合 い な が ら も ,海 へ の 落 下 や
火 傷 な ど ,あ ら ゆ る 危 険 性 を 真 剣 に 考 え て い ま し
た。
9
大河原農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 27 日
栗原農業改良普及センター
平 成 28 年 10 月 25 日
「 み や ぎ ま る ご と フ ェ ス テ ィ バ ル 2016」
金成末野の農業者と仙台市旭ヶ丘の消費
農 林 産物 品評 会・花き品 評 会で 2名 が 農林
者 と の交 流会 が 開催 され ま した
水産大臣賞を受賞!おめでとうございま
平 成 2 8 年 1 0 月 8 日( 土 )に ,金 成 末 野 地 区( 栗
原 市 )の 農 業 者 が 仙 台 市 泉 区 旭 ヶ 丘 の 消 費 者 と 農
業 体 験 を 通 し た 交 流 会 を 開 催 し ま し た 。末 野 地 区
で は 1 0 年 以 上 前 か ら ,旭 ヶ 丘 に 出 向 い て 農 産 物
や 餅 菓 子 の 販 売 交 流 会 を 行 っ て き ま し た が ,今 回
は旭ヶ丘から約20名の子供達を含む58名が
末野地区に来て,交流を深めました 。
当 日 は あ い に く の 雨 で ,予 定 し て い た 稲 刈 り や
り ん ご の 収 穫 体 験 は で き ま せ ん で し た が ,代 わ り
に し め 縄 作 り と 餅 つ き ,花 の 寄 せ 植 え を 行 い ま し
た。
し め 縄 作 り で は ,「 ご ぼ う 締 め 」 と い う 細 い し
め 縄 の 作 り 方 を 末 野 地 区 の 農 業 者 に 教 わ り ,手 際
の 良 さ に 驚 き な が ら も 丁 寧 に 作 っ て い ま し た 。旭
ヶ 丘 か ら 参 加 し た 子 供 か ら は ,難 し い け れ ど 楽 し
い と い う 声 が 聞 か れ ,家 で も し め 縄 を 作 る た め に
わらを持ち帰る人もいました。
そ の 後 ,石 臼 を 使 っ て 自 分 た ち で つ い た 餅 料 理
を 味 わ い ,地 域 に 伝 わ る 餅 文 化 に 触 れ ま し た 。農
業者はつきたての餅をおいしそうにほおばる子
供 た ち を 見 て ,餅 文 化 を 伝 え て い き た い と い う 思
いを新たにしたようです。
花 の 寄 せ 植 え 体 験 で は ,色 と り ど り の パ ン ジ ー
やビオラを楽しみながら選び,植えていました。
末 野 地 区 で は ,旭 ヶ 丘 で の 農 産 物 販 売 会 と ,農
業体験を通した相互交流会を今後も続けていく
予定です。
す。
平 成 2 8 年 1 0 月 1 5・1 6 日 に 行 わ れ た「 み
や ぎ ま る ご と フ ェ ス テ ィ バ ル 2 0 1 6 」農 林 産 物
品 評 会・花 き 品 評 会 で ,2 名 の 方 が 農 林 水 産 大 臣
賞 を 受 賞 さ れ ま し た 。受 賞 さ れ た 方 に お 祝 い 申 し
上げます。おめでとうございます。
宮城県農林産物品評会
果実部門 日本なし
宮城県知事賞(1等)
佐 藤 功 様( 蔵 王 町 )
農林水産大臣賞
宮城県花き品評会
鉢物部門 ポットマム
大沼 耕一 様(柴田町)金賞一席
宮城県知事賞(1等)農林水産大臣賞
今 年 は ,4 月 か ら 気 温 が 高 く 経 過 す る と と も に ,
8 月・9 月 は 台 風 の 影 響 も 重 な り 降 水 量 が 多 く な
り ,日 照 不 足 に も 見 舞 わ れ ま し た 。そ ん な 厳 し い
栽培環境にもかかわらず高品質に仕上げられて
おり,栽培技術の高さが伺われる出品でした。
10
普及指導員が県内9ヵ所の普及センターで,農業者を支援します。
<大河原>
〒989-1243
大河原町字南 129-1
TEL:0224-53-3519
<亘 理>
〒989-2301
亘理町逢隈中泉字本木 9
TEL:0223-34-1141
<仙 台>
〒981-0914
仙台市青葉区堤通雨宮町 4-17
TEL:022-275-8320
<大 崎>
〒989-6117
大崎市古川旭四丁目 1-1
TEL:0229-91-0727
<美 里>
〒987-0005
美里町北浦字笹舘 5
TEL:0229-32-3115
<栗 原>
〒987-2251
栗原市築館藤木 5-1
TEL:0228-22-9404
<登 米>
〒987-0511
登米市迫町佐沼字西佐沼 150-5
TEL:0220-22-8603
<石 巻>
〒986-0812
石巻市東中里一丁目 4-32
TEL:0225-95-1435
<本 吉>
〒988-0341
気仙沼市本吉町津谷桜子 20-2
TEL:0226-29-6044
このニュースレターは,ホームページ(カラー版)に掲載されています。
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/gennba.html
~編集後記~
早いものでもう11月,朝晩もすっかり肌寒くなり,紅葉
みやぎの農業普及現場 NEWS LETTER No.118 の美しい時期であると同時に,白菜や大根,長ネギなど
発行日:2016 年 11月 10 日
鍋には欠かせない農産物の旬を迎える時期ともなりまし
発行:宮城県農林水産部農業振興課
た。
編集:宮城県農林水産部農業振興課
さて,10月15日,16日に開催した「みやぎまるごとフェ
普及支援班 情報チーム
スティバル」農林産物品評会は,好天にも恵まれ,多数
〒980-8570 宮城県農林水産部農業振興課 の方々にご来場いただき,盛況のうちに閉幕しました。
TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839
今年は,夏の高温や稲刈り頃の台風など,農作物の管
E-mail:[email protected]
理には厳しい年でしたが,それでも県内選りすぐりの農
林産物が多数出品され,厳正な審査を行い,農林水産
大臣賞や宮城県知事賞などを決定させていただきまし
た。受賞された皆様,本当におめでとうございました。
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