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プログレスレポート3号 - トップページ|第55回日本SF大会 いせしまこん

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プログレスレポート3号 - トップページ|第55回日本SF大会 いせしまこん
REPORT
PROGRESS
プログレスレポート
特集
3
vol.
……の巻
4ページには
テキストの記事もあるのね
3ページには
一本木蛮先生の
戸田家下見レポートマンガが掲載だ!
ト
ー
ポ
レ
見
下
)
場
会
(
家
戸田
第55回
日本SF大会
N o v . 2 015
目 次
● 実行委員会活動案内・お知らせ
2
● 特集:戸田家下見レポート
マンガ版
3
テキスト版
4
5
● 伊勢志摩マニアック案内 第3回
「日和山山頂、無線電話発祥記念碑」
● 伊勢志摩マニアックじゃない案内 第2回
6
● グランドタイムテーブル 2015年11月版
7
2016年
7月9日
(土)
〜10日(日)
イラスト:一本木蛮
第55回日本SF大会
第55回日本SF大会 いせしまこんのプログレスレポート第3号をお届けします。
参加登録は今年のうちに!
活動報告
実行委員会では11月7日(土)に、いせしまこんでのサブ会場となる「万協フィギュア博物館」があ
る多気町でのイベント「おいない!多気 コスプレまつり(おたコス4)」にブースを出させていた
だき、告知活動を行いました。
今年も残すところ、あとひと月あまりとなりましたね。年末年始はみなさん色々いそがしいと思い
ます。
そこで、忘れないうちに「いせしまこん」のお申込をすませてしまうことをお勧めします!!
大事なことなので何度も言いますが、
「戸田家」はただでさえ人気が高く、大会の開かれる初夏と
もなれば一般客の申し込みも多いと思われます。
参加登録は簡単
オンライン申込で!
http://www.sf55.jp/ja/registration.html
ステージ上でいせしまこんを熱くアピールする
実行委員長の雄姿!
大会で使える客室を確実に確保するためにも、この機にお申込みをして新年を迎えましょう!!
そういえば、お勤めの方には、近々、なにやら嬉しいものが出るというお話もあるとか……ごにょご
「おたコス」は、多気町の協力で町内の施設(小学校、体育館、お寺など)でのコスプレ撮影が可
能な、三重県内外からコスプレイヤーや痛車が参加する、屋外コスプレ撮影イベントということ
です。
PROGRESS REPORT vol. 3
2
にょ
スタッフ一同、皆さまの参加登録をお待ちしています∼。
第55回日本SF大会
※
※戸田屋は、2時間推理ドラマ撮影隊の定宿です。
キミも TV の中で何度も見てるかも!
館内には撮影隊の記念写真パネルがたくさん!
PROGRESS REPORT vol. 3
3
今回は、大会会場の﹁戸田家﹂レポート第一回!
いせしまこん下見レポー
トマ
ンガ
1
第55回日本SF大会
●南館の大宴会場は200畳オーバー、嬉春亭はさらに……。
戸田家下見レポート
第55回日本SF大会いせしまこん実行委員会では、前号でお
伝えしましたとおり、10月11日(土)、12日(日)の2日間にわ
たって、第四回の現地下見を行いました。
この下見では、サブ会場となる「万協フィギュア博物館」をは
じめとする周辺スポットから会場となる戸田家まで、多岐に
わたって訪問、確認を行いました。
その中から、今回はメイン会場である温泉旅館・戸田家のレ
ポートをお送りします。
その館内で気になるのは、やは
り、主に企画が行われる宴会場
エリアでしょう。
南館の大宴会場は、6分割のう
ち使用できない1部屋を除いた
5部屋をぶち抜くと、200畳以
鳥羽駅を降りると、ロータリーの向こうに
戸田家が見えます。
はじめに戸田家の立地ですが、なんといっても駅から近い!
鳥羽駅のホームからほんとうに目の前に見えます。徒歩5分もかかりません。
南館大宴会場
そして館内ですが、まず建物の全貌をお伝えしようと思います。
戸田家はとにかく広いので、気をつけないと迷子になります(笑)
南館
しんわダイニング
上の広さがあります。部屋に沿って40メートルもある畳廊下
は、思わず走りたくなるかも知れませんが、大人は自重しま
しょう。
嬉春亭
さらに隣の嬉春亭は、ぶち抜いた場合350畳以上にもなる3
部屋続きの宴会場を有しています。
宴会場の総数は全館で38室。全て
を使うかはまだ未定ですが、いっ
たいどれだけの企画ができるか、
考えただけでもわくわくしますね。
湯亭
温泉村
展望サロン
スカイラウンジ
嬉 春 亭 には他 にも 、吹き抜 けに
なっている多目的イベント広場「四
季の広場」もあります。もちろんこ
こでの企画も進行中です。
ロビー
宴会場フロア
(2F・主に企画を行う部屋です)
宴会場フロア
(2F奥側、3F・主に企画を行う部屋です)
次号ではその他の施設をご案内し
ます。
お楽しみに。
水中ミュージックプール・子供プール
戸田家概要
PROGRESS REPORT vol. 3
南館大宴会場横の畳廊下
4
多目的イベント広場「四季の広場」
第55回日本SF大会
志摩
伊 勢 ック 案 内
マニア
「電波で音声等をのせて送受信する事」
を
「無線電話」
と言います。
より正確にはもっと色々あるのですが…発振器だの搬送波だの検
波器だのと言う専門用語や数式や関数グラフの世界になりますの
で割愛しますネ。
現代では、携帯電話はもちろんのこと、業務無線やラジオ放送な
無線電話説明板
ど、電波で音声を送受信することに応用されていますが、当時はま
だトランジスタなどの半導体はおろか、真空管すら存在しない時代で、今のような安定した電波
を使える様な時代ではありませんでした。無線で通信する、ということは、明治29年(1896年)に
マルコーニが実用化させた
「無線電信」
、
つまりモールス信号で通信することだけだった時代です。
第3回
日和山山頂、
無線電話発祥記念碑
無線電話発祥記念碑
鳥羽の駅前、会場の戸田家とは反対側のJR側に降りる
と、目の前に小さな山があります。この山は日和山と言っ
て、昔は山頂へのエレベーターがありました。
頂上(標高59m)まで登ると、鳥羽湾を一望できる観光ス
ポットだったのですが、昭和49年国鉄鳥羽駅の大火災で
この日和山エレベーターも類焼により焼失し、それ以来
観光拠点としては衰退してし
まいました。
もちろん、今でも登ることは出
日和山からの眺望
来ます。
登山道は途中まで舗装されているので、そこまでならタクシー等で
行くことも出来ます。歩いて登るとちょっとシンドイです(笑)。
日和山登山道
さて、山頂の展望台近くに、広場風の場所があります。ここにはいくつかの石碑があります。一つ
は芭蕉の句碑、一つは方位石、そしてもうひとつが「無線電話発祥記念碑」です。
今から100年ほど前の大正3年(1914年)に、鳥羽の日和山山頂から鳥羽湾の答志島と神島(三島
由紀夫『潮騒』の舞台)との間で、世界初の無線電話による通信が実用化されたことを記念した
ものがこの石碑です。
無線電話と言えば今では携帯電話の事かと思われるかもしれませんが、今の携帯電話はあくま
でその無線電話技術が応用されたもの。
PROGRESS REPORT vol. 3
5
閑話休題、モールス信号による電信とはつまり、人間の手によって文字を符号化して、トン・ツー
で通信することです。
その後、本題の無線電話の発明によって音声や音楽などのアナログ信号を電波(搬送波)に乗せ
て送受信したことが、通信界における一大センセーションだった訳ですが、いま主流のWi-Fiや
各種業務無線のデジタル通信などは、機械によって情報を符号化したものを送受信しているわ
けで、ある意味では無線電信に近くなっているというのがなんだか不思議な気がします。
(実際
には搬送波への乗せ方とか色々違う技術ですが)
話を元に戻します。
そんな時代に秋田県出身の鳥潟右一氏
(この鳥潟氏、
検波器に使う鉱石を自分で鉱山まで掘りに
いって、色々ためしてしまうようなバイタリティの塊)が、合資会社石杉社(アンリツの前身の1つ)
にいた横山英太郎氏、北村政治郎氏と共同研究で
TYK
(鳥潟・横山・北村の頭文字)
無線電話機を開発。
日和山山頂、
そんな努力が実って、世界で初めて鳥羽にて実用化を
無線電話発祥記念碑
成功させたわけですね。
所在地 三重県鳥羽市鳥羽一丁目
鳥羽駅JR側出口より徒歩約10∼15分
そしてそれからは皆様ご存じの通りです。その後真空
管が発明され、安定した電波を出せるようになり、ラ
ジオ放送や航空・消防・警察他の業務無線、アマチュ
ア無線などなど、いまの人類になくてはならない技術
の礎となっています。
現代にあらゆる分野で応用活用されている「無線電
話」の技術は、すべてここ鳥羽から始まった、と考える
と、なんだかすごくありませんか?
第55回日本SF大会
摩
伊 勢 志 ク案 内 第2回 伊勢志摩のたべもの
マニアッ
●伊勢うどん●
い
な
ゃ
じ
あの、モチモチした柔らかいうどんに真っ黒
いタレがかかってるヤツです。
名前自体はわりとメジャーなので伊勢志摩
地方をはじめて訪れるかたが珍しがって食
べる確率が高く、また残念なことに「なんだ
これは」とガッカリ感を味わってしまう確率
もそこそこ高い食べ物です。
少なくともわたしは数人からジカに「がっか
り名物」呼ばわりされたことがあります。ネッ
トで検索してもそういう話がわりとヒットし
ます。
いちいち注文ごとに対応していたら手間と時間がかかって仕方がない。そこで「延々と釜ゆでし
続けて注文が入ったら必要なだけ上げて出す」というスタイルが形成されました。これを可能に
したのが伊勢うどんのあの太いうどんです。
つゆもたまり醤油ベースの、いわゆるぶっかけうどんのタレに近いものをかけるだけなので調理
は非常に楽かつスピーディ。
つまり手抜きです。
ただし、コレを実現するためにはまず「長時間ゆでてもイケるうどん」が必要不可欠であり、普通
のうどんでコレをやったら悲惨なことになります。また、長時間ゆでてもイケる」ということは「長
時間ゆでる必要がある」ということなので、そういう意味ではすさまじく面倒です。
つまり手の込んだ手抜きです。
手の込んだ手抜きと言えば『包丁人味平』の荒磯勝負(激流うずまく海で船上の焼き魚勝負だ!
とかそんな)で「お伊勢さん」とかいう手の込んだ手抜き焼き魚料理が紹介されてたんです
が、これ実際にあるんでしょうか。先に魚ゆでておいて、焼けた火箸で焼きアトだけつける、とい
う。伊勢で調理師をやっていたわたしの父も「知らん。食ったことないけど絶対まずい」と言って
おりました。戦後すぐのころならそんなんあった可能性はある、とは言ってましたが。
伊勢地元民が語る、
伊勢うどんの極意!
※現在のうどん店ではたぶんこの「ゆで続けスタイル」はやってません。製麺所でゆでておいたの
を仕入れてきて店舗で規定時間ゆがくのがスタンダードなはずです。
コシ至上主義のうどん感とは真っ向から対
立し、また当然ながら「松阪牛のすき焼き」
伊勢うどんにゴージャスな具はいらない。
とか「伊勢エビのお造り」とかそういうのに 「カケに始まりカケに終わる。具の少なきは更なり」である。
あるようなゴージャス感もない。
「まずい、とまでは言わないけども、期待して食ったわりにはアレだった」
そのような意見をチラチラと目にします。
わたしはここに時代の悲しさを見ます。
ガッカリしたというかたは、いったい伊勢うどんに何を期待していたのでしょうか。
由緒ある郷土料理? たしかにそういう側面もあります。しかしそれは一面に過ぎません。
では伊勢うどんの本質とは何か。それは「立ち食いイズム」です。
なお、現在では、というかもう4、50年くらい前からパックに入った「ゆでた状態の伊勢うどん」が
出回り、普通にそのへんのスーパーで
売ってますので、それを買ってきてサッ
とゆがくだけで誰でも伊勢うどんが作
れます。子供でも作れます。ゆで時間
が自分量でいいのでぶっちゃけインス
タントの袋麺作るより楽です。タレも
売ってるのをそのまんまかけるだけで
いいし。
●立ち食いイズム
立ち食いそば・うどん店において「客回転率の高さ」は非常に重要なパラメータとなります。
客の側のほぼ全員も、まずは「すぐ食える」ことを求めて立ち食うのです。
伊勢うどんが何故あのような(よそから見たら)奇妙ないでたちに進化したのか。そのルーツを解
くカギも「客回転率」というキーワードに集約されます。
誌面の都合上、詳しくはググっていただくなりなんなりしていただくとして、江戸時代のころ、伊勢神宮を
訪れる「お伊勢まいり」の参拝客で近隣の飲食店は戦場のような様相を呈していたようです。たぶん。
PROGRESS REPORT vol. 3
6
本会場の戸田家での夕食にはセルフ
式の伊勢うどんも提供されます。ぜひ
ご自分でその手軽感、立ち食いイズム
を含めて味わってみてください。
戸田家のセルフ式伊勢うどん。
調理過程を自ら体験してこそ伊勢うどんを味わったと言えよう。
第55回日本SF大会
月版
状況により、予告なく変更になる場合があります。
※
グランドタイムテーブル
2015年
11
戸田家
メイン会場
サブ会場
万協フィギュア博物館
2016年7月9日(土)
9:00
開館 ※1
参加者入場開始(部屋には入れません)
ファングループ連合会議
13:00
常設企画 逐次開始
13:00∼14:00
公開企画1コマ目
13:00∼14:00
公開企画1コマ目
14:30∼15:30
公開企画2コマ目
14:30∼15:30
公開企画2コマ目
16:00∼18:00
星雲賞授与式
17:00
閉館
17:00∼21:00
20:00∼21:30
夜企画1コマ目
22:00∼23:30
夜企画2コマ目
24:00∼25:30
夜企画3コマ目
26:00∼27:30
夜企画4コマ目
夕食
2016年7月10日
(日)
7:00∼9:00
朝食
9:30∼11:00
クロージング
9:00
17:00
開館
※2
おたコス5
閉館
※1 万協フィギュア博物館は通常、土曜日はお休みですが、2016年7月9日の土曜日、SF大会初日は特別営業致します。
※2 屋外コスプレ撮影イベント。SF大会の企画ではありません。
PROGRESS REPORT vol. 3
7
第55回
日本SF大会
PROGRESS REPORT vol. 3
N o v . 2 015
第55回日本SF大会実行委員会
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-27-2 日本生命笹島ビル16F 近畿日本ツーリスト内
連絡先:[email protected] FAX:052-586-8415
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