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衣服の放射能汚染調査
2012/11/28 No,1 衣服の放射能汚染調査 安心安全プロジェクト 衣服から放射線が確認されました。洗濯後に計測したものです。 洗濯機、乾燥機の汚染はないようです。測定器を使い確認 測定器:Thermo RadEye B20-ER、POLIMASTER PM1710A 水道水はゲルマニウム半導体で検査 ND<0.44Bq/Kg以下> 洗濯機の下0.20Bq/c㎡ 洗濯機の外160cps 中 0.15Bq/c㎡ 133cps 男性長袖Tシャツ測定結果(サイズLL) 去年も着ていた長袖Tシャツを洗濯後、乾燥機で乾かし測定。結果Cs合算130.7Bq/シャツ1枚あたり 昨年から使用していたTシャツ 1枚あたり約130Bq=1秒間に130発の放射線が出ていることになります。1 分では7,800発となり、1時間では468,000発です。更にガンマ線のみの測 定値ですので、一つのガンマ線が出るということは最低でも一つのベータ 線は出ることになり、通常地面にある場合の影響は少ないためベータ線 の影響は考えなくても良いのですが、肌に密着させた場合は内部被ばくに 近い状況なるのではないかと思われる。したがって、1時間このTシャツを 着るとベータ線を加えると最低でも倍の936,000発の放射線が出ている結 果となる。ただし、すべての放射線が内側に発しているとは考えられない ため単純に考えると内側と外側の2方向と考えると1/2となり 468,000発。 No,2 このTシャツを朝8時から夜6時まで着たとするとどうなのか? 468,000発×10時間=4,680,000発の放射線を浴びることになる。 この計算はセシウムだけの計算で、他の放射線各種は計算に入っていません。 測定はできませんが、ストロンチウムもプルトニウムもウランも全部含めた計算をしないと正しい数字には なりません。 セシウムのガンマ線1本の放射線が1万個の分子切断を行うと仮定すると、10時間でベータ線を抜いても 468億個の分子切断が行われることになります。 1mの空間線量が0.24μSv/hの時に130cps cps=130Bq(一秒間に130本の放射線)程度の測定となる。 cps (アロカ値) この服を着ているだけで空間線量プラス0.24μSv/hを加算しなければならないのではないか。(ベータ線を 含んでいない)) ズボン、スカートも加算が必要だし、頭髪からも120Bq/kgも検出されているので髪の長い女性は更に加 算が必要になる(頭髪は南相馬市民・主に男性を測定) ↓前回測定後、通常に使用、洗濯を3回繰り返したTシャツの変化↓ シャツがフィルター代わりに! !1枚あたりCs合算で152.13Bqと測定結果が出た。前回よりも21.43Bq増えた 冬なのでこのシャツは下着のように使っていたが、1日使用し洗濯し、また使用し洗濯を3回繰り返した後 の数値です。すべて乾燥機で乾燥させたもので、乾燥機の中を測定しても数値に異常は確認されなかった。 この下着のように使ったTシャツの数値が上がった要因としては、ズボンや靴下などと一緒に洗濯し、Tシャ ツがフィルター役割をし再付着したことで数値が上昇したのではないかと思われます。 このようにならないため原子力発電所の管理区域(0.6μSv/h以上)では、防護服を着てその管理された区 域から出るときに防護服を脱ぎ放射性物質を外に持ち出さないように着ているのです。防護服は外部被曝 を防ぐものではありません。 更にそのエリアでは、高性能マスクの着用が義務付けられ、内部被ばくをすることから、食事、喫煙などは 絶対に許されません。宿泊もダメ、未成年の立ち入りは許されません。妊娠する可能性のある女性も放射 線業務従事者以外は立ち入り禁止です。 No,3 郡山市の子供の服や下着計測 小学校高学年外で干しているパーカー セシウム合算で40.76Bq/1枚あたり 上の測定は小学生高学年の子供服 セシウム合算で40.76Bq/一枚あたり 前回と同様に、ガンマ線、ベータ線合算すると81.52Bq(シャツ1枚あたり)×6 0(分)×60(時間)÷2(内、外)=146,736発/1時間あたり 学校に来ていくと7:30~15:30までと計算し8時間。 146,736発×8時間=1,173,888発 ガンマー線とベータ線を加算して双方の影 響を同じと仮定し分子の切断を考えると、1,173,888発×10,000個=約117億 個の分子の切断となる。これにはセシウム以外の放射線は含まれていない。 室内と室外で洗濯物を干した違い 室外で干していたもの↓ 室外干し肌着の小学生低学年のシャツ。直接放射線物質が付着するとは考えずらい肌着で、更に、室内干 しにして注意していてもこのような数値が出る。他のものから移動したのではないか。 6.93Bq/シャツ1 室内で干していたもの↓ 室内干し肌着の小学生低学年のシャツ。上記の室外で干したものより高い数値となった。やはり、何と一緒 に洗うかによって違いが出るのではないでしょうか。 8.5Bq/シャツ1枚あたり どう考えても、汚染された衣服と一緒に洗うことによって、セシウムが移動しているとしか思えない。 対策としては、ズボンや靴下などと一緒に洗うことは止めたほうが良いと思います。 更に、ズボンや靴下はよりセシウム以外の放射性物質が、付着している可能性が高いのです。 このような環境に住まされていることに抗議をしないと、それで良いと東電や政府は思ってしまいます。 声をあげろ!フクシマの市民!