緊急輸送道路とのアクセスを強化する安全なまちづくり

（様式第2） 社会資本総合整備計画（地域活力基盤創造計画） 事後評価書
計画の名称
計画の期間
計画の目標
平成27年3月25日
緊急輸送道路とのアクセスを強化する安全なまちづくり
平成２１年度 ∼ 平成２５年度（５年間）
交付対象
さいたま市
緊急輸送道路及び避難場所へのアクセスを強化することで、安全で良好なまちづくりを推進する。
計画の成果目標（定量的指標）
緊急輸送道路から避難場所への物資輸送路及び避難路を確保するために、都市計画道路や沿線宅地等、防災空間の整備を推進する。
広域ネットワークである埼玉県緊急輸送道路及び鉄道や高速道路を跨ぐ耐震補強対象橋梁の整備率の向上を図る。
鉄道駅やＩＣへのアクセス道路を含む地区の整備を推進し、良好な都市空間を創造する。
定量的指標の定義及び算定式
避難場所及び防災関連施設までのアクセス路線の拡張及び拡幅。
定量的指標の現況値及び目標値
当初現況値
中間目標値
最終目標値
（H21当初）
（H23末）
（H25末）
① 都市計画道路、沿線街区形成の整備率
(整備済面積／対象面積)
34%
45%
67%
② 対象橋梁の耐震補強の整備率
（完了橋梁数／対象橋梁数）
③ 鉄道駅やＩＣへのアクセス道路を含む地区の整備率
（整備済事業費／総事業費）
52%
65%
72%
47%
56%
68%
合計
（Ａ＋Ｂ＋Ｃ）
全体事業費
百万円
Ａ
49,999百万円
Ｂ
0百万円
Ｃ
備考
効果促進事業費の割合
Ｃ／（Ａ＋Ｂ＋Ｃ）
20百万円
0.04%
事 後 評 価 （中 間 評 価）
○事後評価（中間評価）の実施体制、実施時期
事後評価（中間評価）の実施体制
事後評価（中間評価）の実施時期
【実施体制】さいたま市都市局まちづくり推進部市街地整備課が事後評価を実施
【評価値の確認方法】さいたま市役所内関係各課に聞き取りを実施
事後評価：平成26年度
公表の方法
１．交付対象事業の進捗状況
交付対象事業
Ａ 地方道路整備事業
番号
事業
地域
交付
種別
種別
対象
2-A1
街路
一般
市
2-A2
街路
一般
市
2-A3
街路
一般
市
2-A4
街路
一般
市
2-A5
街路
一般
市
2-A6
街路
一般
市
2-A7
街路
一般
市
2-A8
街路
一般
市
2-A9
街路
一般
市
2-A10
街路
一般
市
2-A11
街路
一般
市
2-A12
街路
一般
市
2-A13
街路
一般
市
2-A14
街路
一般
市
2-A15
街路
一般
市
2-A16
街路
一般
市
2-A17
街路
一般
市
2-A18
街路
一般
市
2-A19
街路
一般
市
2-A20
街路
一般
市
2-A21
街路
一般
市
2-A22
街路
一般
市
2-A23
道路
一般
市
2-A24
道路
一般
市
2-A25
道路
一般
市
直接
間接
直接
直接
直接
直接
直接
直接
直接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
直接
直接
直接
事業者
さいたま市大間木水深特定土地区画整理組
さいたま市大門第二特定土地区画整理組合
さいたま市風渡野南特定土地区画整理組合
さいたま市蓮沼下特定土地区画整理組合
さいたま市大和田特定土地区画整理組合
さいたま市内谷・会ノ谷特定土地区画整理
さいたま市大門上・下野田特定土地区画整理組合
さいたま市大谷口・太田窪土地区画整理組
さいたま市台・一ノ久保特定土地区画整理
さいたま市中川第一特定土地区画整理組合
独立行政法人都市再生機構
独立行政法人都市再生機構
独立行政法人都市再生機構
武蔵浦和駅第３街区市街地再開発組合
準備組合
さいたま市ホームページに掲載
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
修繕
修繕
修繕
要素となる事業名
事業内容
（事業箇所）
（延長・面積等）
与野駅西口地区（与野西口駅前通線、外） 区画整理A＝ 8.3 ha
南与野駅西口地区（南与野駅西通り線、外） 区画整理A＝14.7 ha
大宮駅西口第四地区(上落合桜木線、外)
区画整理A＝ 9.7 ha
東浦和第二地区(田島大牧線、外)
区画整理A＝76.7 ha
浦和東部第一特定地区(美園２号線、外） 区画整理A＝55.9 ha
岩槻駅西口地区(岩槻駅西口駅前通り線、外） 区画整理A＝11.6 ha
指扇地区(指扇宮ヶ谷塔線、外）
区画整理A＝29.9 ha
大間木水深特定地区(水深１号線、外)
区画整理A＝28.1 ha
大門第二特定地区（大門中野田線、外）
区画整理A＝76.3 ha
風渡野南特定地区（大間木丸ヶ崎線、外） 区画整理A＝13.6 ha
蓮沼下特定地区（蓮沼中央通線、外）
区画整理A＝23.6 ha
大和田特定地区（大宮岩槻線、外）
区画整理A＝50.6 ha
内谷・会ノ谷特定地区（水深内谷線、外） 区画整理A＝13.5 ha
大門上・下野田特定地区（大門中野田線、外） 区画整理A＝36.3 ha
大谷口・太田窪地区（太田窪明花線、外） 区画整理A＝28.2 ha
台・一ノ久保特定地区（御蔵中央通線、外） 区画整理A＝16.0 ha
中川第一特定地区（第二産業道路、外）
区画整理A＝38.4 ha
浦和東部第二特定地区（美園1号線、外） 区画整理A＝
183.2 ha
岩槻南部新和西特定地区（岩槻南部中央通り線、外） 区画整理A＝73.8 ha
武蔵浦和駅第１街区(西口駅前広場 外） 再開発 A＝ 3.0 ha
武蔵浦和駅第３街区（沼影白幡線、外）
再開発 A＝ 2.6 ha
浦和駅西口南高砂地区（浦和駅西口広場 外） 再開発 A＝ 1.8 ha
(国)１２２号・上戸井橋（下）
耐震補強
(国)１２２号・上戸井橋（上）
耐震補強
(国)１２２号・北原陸橋
耐震補強
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
道路
種別
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
再開発
再開発
再開発
国道
国道
国道
省略
工種
市町村名
2-A26
道路
一般
市
直接
国道
修繕
(国)４６３号・浅間橋
耐震補強
さいたま市
2-A27
道路
一般
市
直接
県道
修繕
(主)さいたま川口線・新大道橋
耐震補強
さいたま市
2-A29
道路
一般
市
直接
県道
修繕
(主)さいたま幸手線・慈恩寺橋
耐震補強
さいたま市
2-A30
2-A31
2-A32
2-A33
2-A34
2-A35
2-A36
2-A37
2-A38
2-A39
2-A40
2-A41
2-A42
2-A43
2-A44
2-A45
2-A46
2-A47
2-A48
2-A49
道路
道路
道路
道路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
街路
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
一般
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
直接
直接
直接
直接
直接
直接
直接
直接
直接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
間接
直接
市道
市道
国道
県道
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
区画
再開発
修繕
修繕
修繕
修繕
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
改築
(市)10528号線・砂本郷跨線橋
(市)30925号線・下内野橋
(国)４６３号・上峰
(主)さいたま川口線・南中野
南与野駅西口地区（南与野駅南通り線外）
東浦和第二地区（中尾３号線）
2-A50
道路
一般
市
直接
国道
改築
(国)122号蓮田∼岩槻バイパス
修繕
改築
修繕
修繕
改築
（主）川口上尾線・盆栽陸橋
島町西部地区（東大宮七里線、外）
（国）122号・平林寺橋
（市）2060号・町谷橋
2-A51
2-A52
2-A53
2-A54
2-A55
道路
街路
道路
道路
街路
一般
一般
一般
一般
一般
市
市
市
市
市
直接
間接
直接
直接
間接
さいたま市大門第二特定土地区画整理組合
さいたま市風渡野南特定土地区画整理組合
さいたま市蓮沼下特定土地区画整理組合
さいたま市大和田特定土地区画整理組合
さいたま市大門上・下野田特定土地区画整理組合
さいたま市大谷口・太田窪土地区画整理組
さいたま市台・一ノ久保特定土地区画整理
さいたま市中川第一特定土地区画整理組合
独立行政法人都市再生機構
独立行政法人都市再生機構
さいたま市島町西部土地区画整理組合
大門町２丁目中地区市街地再開発準備組合
県道
区画
国道
市道
再開発
浦和東部第一特定地区（浦和美園西口駅前通線外）
岩槻駅西口地区（岩槻駅西口駅前広場）
指扇地区（指扇中央通線）
大門第二特定地区（間宮大門線外）
風渡野南特定地区（大間木丸ヶ崎線）
蓮沼下特定地区（蓮沼御蔵線）
大和田特定地区（指扇宮ヶ谷塔線外）
大門上・下野田特定地区（大門東西線）
大谷口・太田窪地区（南浦和東口大間木線）
台・一ノ久保特定地区（第二産業道路）
中川第一特定地区（南大通東線外）
浦和東部第二特定地区（美園１号線）
岩槻南部新和西特定地区（岩槻南部中央通り線）
浦和駅東口駅前地区（浦和駅東口交通広場 外）
大宮駅東口大門町２丁目中地区（氷川緑道西通線）
耐震補強
耐震補強
沿道整備L＝ 1.4 ㎞
沿道整備L＝ 1.0 ㎞
区画整理A＝14.7 ha
区画整理A＝76.7 ha
区画整理A＝55.9 ha
区画整理A＝11.6 ha
区画整理A＝29.9 ha
区画整理A＝76.3 ha
区画整理A＝13.6 ha
区画整理A＝23.6 ha
区画整理A＝50.6 ha
区画整理A＝36.3 ha
区画整理A＝28.2 ha
区画整理A＝ 16 ha
区画整理A＝38.4 ha
区画整理A＝
183.2 ha
区画整理A＝73.8 ha
再開発 A＝ 2.8 ha
4.1kmバイパス整備
・0.7km環境施設帯整備
橋梁補修
区画整理A＝ 40 ha
橋梁補修
橋梁補修
再開発 A＝ 1.4 ha
H21
事業実施期間（年度）
H22
H23
H24
H25
直接
間接
事業者
省略
工種
要素となる事業名
事業内容
（延長・面積等）
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
911
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
さいたま市
市町村名
港湾・地区名
備考
119
263
3,915
1,203 H24：地域自主戦略交付金
7,782
471
398
22
1,774
689
190
1,371
43
569
992
83
602
5,773
3,261
4,838
933
5
80
70
90
H24：地域自主戦略交付金、
117
H25：防災・安全交付金
70
H24：地域自主戦略交付金、
240
H25：防災・安全交付金
40
80 H24：地域自主戦略交付金
86
61
363
152
7,782
322
74
202
46
170
255
116
1,229
5
413
103
603
145
40
819
9 H24：地域自主戦略交付金
10 H24：地域自主戦略交付金
0
49,999
49,999
小計（道路事業）
合計
Ｂ 関連社会資本整備事業
事業
地域
交付
番号
種別
種別
対象
全体事業費
（百万円）
H21
事業実施期間（年度）
H22
H23
H24
H25
全体事業費
（百万円）
備考
合計
番号
備考
Ｃ 効果促進事業
事業
地域
番号
種別
種別
1-C1-1
計画・調査
一般
交付
対象
市
直接
間接
直接
事業者
−
省略
工種
防災
要素となる事業名
防災計画策定事業
事業内容
市町村名
港湾・地区名
H21
事業実施期間（年度）
H22
H23
H24
防災安全まちづくり計画
さいたま市
防災リスク情報マップ作
全体事業費
（百万円）
備考
20
合計
番号
H25
20
備考
一体的に実施することにより期待される効果
※交付対象事業については、できるだけ個別路線ごとに記載すること。
２．事業効果の発現状況、目標値の達成状況
Ⅰ定量的指標に関連する
交付対象事業の効果の発現状況
Ⅱ定量的指標の達成状況
・土地区画整理事業及び市街地再開発事業の進展により、目標とした水準には及ばなかったが、都市計画道路の整備並びに沿道市街地の造成など、防災空間の整備を進めることができ
た。
・橋梁の耐震化が概ね計画通り順調に進み、安全性の確保に寄与した。
・土地区画整理事業等の実施地区では、駅やICを含む道路についても概ね計画通りに事業が進み、利便性の高い市街地の形成に寄与した。
最終目標値
66.7%
最終実績値
55.3%
最終目標値
72.7%
最終実績値
65.9%
最終目標値
67.8%
最終実績値
65.4%
指標①（都市計画道路、沿線街区形成の整備率）
指標②（対象橋梁の耐震補強の整備率）
指標③（鉄道駅やＩＣへのアクセス道路を含む地区
の整備率）
Ⅲ定量的指標以外の交付対象事業の効果の発現状況
（必要に応じて記述）
実施設計段階における計画内容の見直し、施行段階での遅延、移転補償の遅れ、地価下落による計画見直し、合意形成の難航
目標値と実績値 など事業実施段階でのスケジュール変更が生じたことで都市計画道路沿線の街区形成が遅れたことにより、最終目標値を下ま
に差が出た要因
わる結果となった。
対象橋梁44橋のうち耐震補強完了橋梁を23橋から32橋に増加することを目標としていたが、関係機関などとの調整により実施
目標値と実績値 設計段階で見直しが発生し3橋の耐震補強整備が事業期間内に完了しなかったため、Ｈ25時点の耐震補強完了橋梁数が29とな
に差が出た要因
り最終目標値を下まわる結果となった。
目標値と実績値 指標①と同様、事業実施段階でのスケジュール変更等が生じたため。
に差が出た要因
本計画の実施により、以下の効果が見られた。
・区画整理区域内の都市計画道路は、概ね目標通りに整備が進み、物資輸送路や避難路となる幹線道路網が形成されつつある。
・市が実施している｢さいたま市民意識調査（在住者）｣で、道路・輸送に関する市民の不満度（やや不満・不満と答えた割合）が、H20からH26で7.1%改善した（40.7%⇒32.9%）。また、
市街地整備についてはH20からH26で9.5%改善した（43.5%⇒34.0%）。
・緊急輸送道路ネットワークにおいて６橋の耐震補強整備が完了し、ネットワークの安全性が向上した。
３．特記事項（今後の方針等）
土地区画整理事業及び市街地再開発事業の推進継続により、交通結節点へのアクセス道路や駅前広場の整備を進めると同時に、無秩序な市街地を抑制する計画的で安全なまちづくりを行い、快適で活力ある都市活動を支える都市基盤の整備を行う。
（参考様式３） （参考図面）活力創出基盤整備（記載例）