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平成25年度 健康福祉部 運営目標
平成25年度 健康福祉部 運営目標 基本方向 1 府民安心の再構築 (4)医療・福祉の安心 (4)②病気やけがの不安や苦しみを軽減すること 中期計画 (5)長寿の安心 ③リハビリ患者の状況が改善されること ④認知症患者の状況が改善されること 使 命 (4)③医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること (5)①高齢者が自宅や地域で暮らし続けられるようにすること ①高齢者の希望に応じた医療・福祉サービスが受けやすくなること (5)②病気やけがの不安や苦しみを軽減すること ①高齢者を見守るしくみができること 京都式地域包括ケアシステムの推進 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる「あんしん社会」を構築するため、医療、介護、福祉のサー 1 ビスを一体的に提供する「地域包括ケア」の実現に向けて、京都地域包括ケア推進機構を中心に市町村や機 構の構成団体と連携し、オール京都体制で取組を強化・推進します。 地域包括ケアの3大プロジェクト 超高齢社会、その次に来る多死化社会に向け、京都地域包括ケア推進機構に「地域包括ケアの3大プロジェクト」として、 「認知症総合対策推進プロジェクト」、「地域におけるリハビリ支援プロジェクト」、「看取り対策プロジェクト」を設置し、高齢者が 安心して暮らしていける社会や安心して最期を迎えられる社会の構築をオール京都体制で取り組みます。 (1)認知症総合対策推進プロジェクト ◆早期発見・早期対応のために 運営目標 ❶ 認知症疾患医療センターを二次医療圏域に1箇所以上設置し、各医療圏で専門病院のネットワーク化などにより認知症の 早期発見・早期対応を推進するとともに、市町村が初期認知症の方やその家族に対し集中的に支援する「認知症初期集中支 援チーム」や初期認知症の方が集う「認知症初期対応型カフェ」を全ての医療圏域に設置できるよう支援します。 小 (認知症疾患医療センターの全医療圏への設置 25年度追加指定(山城南・南丹・丹後)) 【新規】 項 (認知症初期集中支援チームの設置 3市町村) 【新規】 目 (認知症初期対応型カフェの設置 14箇所) 【24目標:4箇所→実績:5箇所】 目標設定 の考え方 認知症疾患医療センター設置:全ての医療圏域に1箇所以上を設置 認知症初期集中支援チーム及び認知症初期対応型カフェの設置:全ての市町村設置に向け、設置箇所を拡大 ❷ 認知症高齢者が、住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、かかりつけ医の認知症対応力向上を図る研修を初めとし た地域の認知症医療ネットワークの構築を図るとともに、看護師等医療従事者に対する認知症対応力向上研修を実施し、一般 病院でも認知症患者の受入ができる体制構築を図ります。 (認知症サポート医養成数 10人(京都府内5人及び京都市内5人)) 【24目標:7人→実績:9人】 (かかりつけ医認知症対応力向上研修受講者数 100人) 【24目標:100人→実績:105人】 (看護師等医療従事者の認知症対応力向上研修受講者数 200人) 【新規】 目標設定 の考え方 認知症サポート医養成数:一般診療所25箇所に対し1人のサポート医を配置(厚生労働省「オレンジプラン」) 毎年度10~15名を養成することで、平成29年度までに100人を養成(現37人) かかりつけ医認知症対応力向上研修受講者数:認知症高齢者60人(高齢者600人)に1人のかかりつけ医を養成 (厚生労働省「オレンジプラン」)1,200人を養成予定(現985人) 看護師等医療従事者の認知症対応力向上研修受講者数:在宅療養あんしん病院の看護師及びその他医療従事者が2年間でそれぞれ1 名以上の受講 ❸ 介護保険施設・事業者等に従事する介護職員等に対して認知症介護の理念・知識・技術を習得させるとともに、さらに高い知識や技 術を習得した指導リーダーを育成します。(認知症介護実践者研修及び認知症介護実践リーダー研修修了者370人)【23~27年度5年間 の養成目標1850人→23・24年度の 実績:734人)】 目標設定 の考え方 認知症高齢者2人に対して1人の職員が対応できるよう、認知症介護職員を、5年間で1万人養成する計画に沿って、より高度な専門知識 を有した人材を養成するための実践者研修及びリーダー研修終了者数(5年間 1850人)を目標として設定。 ◆本人・家族への支援のために ④ 認知症本人やその家族が気軽に相談できる「認知症コールセンター」を設置し、認知症の症状があっても気づくことが遅れたり、 相談しないなどによる早期発見の遅れによる重度化の防止や、認知症の症状に応じた相談、地域の医療資源の情報提供等を行います。 (認知症コールセンターの設置 4月から開設) 【新規】 運営目標 小 項 目 目標設定 の考え方 認知症コールセンターの設置:府民が無料で、匿名の相談ができるコールセンターを開設 ❺ 若年性認知症対策を推進するため、府立洛南病院において、若年性認知症に特化した専門外来の開設及びデイケアの取組を 開始します。【新規】 目標設定 の考え方 府内の推計有病者数約550人を対象に専門外来の開設及びデイケアを実施 ❻若年性認知症の診断を受けた本人・家族は、今後の病状に対する不安から混乱したり、高齢者の介護サービスには馴染 みにくいことから、若年性認知症の人やその家族同士を対象とした交流の場の提供や若年性認知症の方が必要とする情報 が掲載されたガイドブックの作成など、本人・家族の支援に取り組みます。 (若年性認知症の相談会の実施 各保健所圏域で1回以上) 【新規】 目標設定 の考え方 全ての保健所で1回以上 ◆地域で見守るために ❼ 府民公開講座を実施し、認知症の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、広く府民への普及・啓発を積極的 に行い、認知症の理解向上を図ります。 (府民の初期認知症の方に対する理解促進・普及啓発のための府民公開講座の実施 4回) 【新規】 目標設定 の考え方 府民公開講座の実施:府内全域(北部1回、南部1回、京都市内2回) ❽ 高齢者が安心して暮らし続けられる地域づくりを推進するため、認知症巡回相談会の実施や地域で日常の業務を通して 認知症の方への対応や見守りに取り組む「高齢者あんしんサポート企業」の設置により、認知症の方と介護されている家族を、 サポートできる体制の構築を図る。 (認知症巡回相談会実施数 10箇所) 【24目標:10箇所→実績:10箇所】 (高齢者あんしんサポート企業・あんしんサポーター 500事業所・3,000人) 目標設定 の考え方 認知症巡回相談会実施数:各医療圏域1箇所以上 高齢者あんしんサポート企業:27年度までの5カ年で3,000事業所の設置を目指す。(現843事業所) ◆オール京都体制で認知症総合対策を進めるために ⑨ 認知症の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、京都地域包括ケア推進機構に設置した「認知症総合対策 推進プロジェクト」において「京都認知症総合対策推進計画(京都式オレンジプラン)」の策定に向けた審議を行い、認知症にな っても医療、介護、福祉の各サービスを一体的に受けながら地域で生活が継続できる仕組みの構築を図ります。 (京都認知症総合対策推進計画(京都式オレンジプラン)の策定 )【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 京都認知症総合対策推進計画を策定 小 項 (2)地域におけるリハビリ支援プロジェクト 目 地域リハビリテーションの推進 ⑩ リハビリ従事者の地域的な偏在や回復期、維持期に尐ないなどの施設間の偏在を解消するため、リハビリ専門職の確 保・育成等とともに、リハビリ提供施設の質・量両面の拡充や機関相互の連携体制の強化など、総合的なリハビリテー ション提供体制を推進するとともに、高齢化の更なる進展に伴うリハビリテーションニーズ等への対応や障害児・者等 のリハビリテーション提供体制の整備を推進するため、現行の総合リハビリテーション推進プランの後継プランを策定 します。【新規】 目標設定 の考え方 「保健医療計画」「総合リハビリテーション推進プラン」 ⓫ 府内のリハビリテーション従事者の確保を図るため、府内での就業を希望する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士養成施 設等の修学者に対し、修学資金を貸与するとともに、不足地域への誘導を推進します。 理学療法士等修学資金の貸与 80人 【24目標:80人 → 実績:80人】 理学療法士等修学資金貸与者の免許取得後の府内への就業率 100%【新規】 就業フェアの開催 5回 【24目標:4回 → 実績:5回】 目標設定 の考え方 「保健医療計画」成果指標 (理学療法士(人口10万対) 29年度56.3人、22年10月40.2)、作業療法士(人口10万対) 29年度4 0.9人、22年10月22.7人)、言語聴覚士(人口10万対) 29年度12.0人、22年10月6.3人) ⓬ 急性期から回復期、維持・生活期まで継続した総合リハビリテーションサービスを提供するため、府内全域でITを活用した地 域連携パスを導入するとともに、府内すべての脳卒中の急性期・回復期医療を担う医療機関の脳卒中地域連携パスへの参 加を推進します。 脳卒中地域連携パス参加病院の増 70病院(府内すべての脳卒中の急性期・回復期を担う病院数) 【24目標:55病院 → 実績:60病院】 目標設定 の考え方 「保健医療計画」成果指標 (リハビリテーションに係る脳卒中地域連携パス参加病院 29年度70機関(脳卒中の急性期・回復期医療を 担う医療機関数)、23年度44病院) ⓭ 施設の拡充 ・ 早期からの集中的な専門的リハビリを提供し、患者の社会復帰を実現するため、すべての医療圏で回復期リハビリテーショ ン病棟の整備を推進するとともに、通院が困難な在宅療養者が訪問リハビリサービスを受けられるようにするため、訪問リハ ビリテーション事業所の新規開設等の整備を推進します。 府内の回復期リハビリテーション病棟の増床 180床(H23~H25で400床整備) 【24目標:180床 → 実績:162床】 訪問リハビリテーション実施機関 20施設 【24目標:20施設 → 実績:10施設】 目標設定 の考え方 「保健医療計画」成果指標 (回復期リハビリテーション病棟を有する病院 29年度24病院、23年度17病院) 「保健医療計画」成果指標 (訪問リハビリテーション実施機関数 29年度156機関、23年度106機関) ⓮ 府民一人一人の需要や心身の状況等に応じたリハビリテーションを提供するため、地域リハビリコーディネーターが地域包 運営目標 小 括支援センター等が開催する連携会議等に出席し、地域のリハビリ資源の紹介及び活用に関する助言・相談を行います。 項 連携会議等でのコーディネート回数(6圏域+京都市) 280回 【24目標:280回 → 実績:296回】 目 目標設定 の考え方 「総合リハビリテーション推進プラン」 ⓯ 介護老人保健施設については、地域包括ケアシステムの中で在宅復帰に向けた支援、訪問・通所リハ等の在宅リハ 支援拠点としての役割が果たせるよう、府内全67施設の施設長及びリハ部門責任者等に対し、在宅リハ支援につい ての研修会を開催します。 (府内全施設参加 67施設)【24目標:67施設 → 実績:55施設】 目標設定 の考え方 「総合リハビリテーション推進プラン」 ⓰ 介護老人福祉施設に就業するリハビリ従事者に対し、利用者が持てる機能を維持し、その人らしくよりよい生活を送 れるよう、23年度からの3箇年間に府内全138施設に赴き巡回相談を行うとともに施設長及び機能訓練指導員に対 し、介護老人福祉施設におけるリハビリのあり方及び役割について機能訓練指導員等研修会を開催し指導します。 (巡回相談・指導 50施設)【24目標:50施設 → 実績:87施設】 目標設定 の考え方 「総合リハビリテーション推進プラン」 リハビリテーション医等の養成 ⓱ リハビリテーション医200名養成(2025年目標)を目指して、京都地域包括ケア推進機構に教育・医療関係団体等によるリハ 部会を創設し、新たに設置する「府リハ教育センター(仮称)」において、京都府でリハ医を養成するとともに、府外のリハ人材も呼 び込み、府内全域で均衡の取れたリハ医療を提供します。 ・府リハ教育センター(仮称)の創設 【新規】 ・京都式リハ医養成・研修システムの構築および研修の開始 【新規】 教育指定病院の指定 6施設 研修カリキュラムの作成、研修実施 目標設定 の考え方 「保健医療計画」成果指標 (リハビリテーション科医師(臨床認定医) 29年度163人、23年度108人) 先端的リハビリテーションの推進 ⓲ 先進的リハビリ治療法や最新鋭のリハビリ治療機器の導入を図り、最新治療法の効果をモデル的に実施、府内での導入を促 進することで、より効果的なリハビリを受けられる環境を整備します。 ・府立心身障害者福祉センター附属病院に経頭蓋磁気刺激装置を導入 【新規】 ・ロボットスーツなど、最新鋭リハビリ治療機器の府内全6圏域での導入 【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 最新鋭リハビリ治療機器の府内全圏域での導入 小 高次脳機能障害者が急性期医療終了時から訓練、社会参加までの必要なサービスを途切れることなく受けられるよ 項 う、平成23年度に策定したアクションプランに基づき、機能を拡充・強化 目 ⓳ 高次脳機能障害者が急性期医療終了時から訓練、社会参加までの必要なサービスを途切れることなく受けられるよう、平成23年度に 策定したアクションプランに基づき、機能を拡充・強化します。 ・心身障害者福祉センター附属病院に高次脳機能障害者の専門外来を設置するとともに、最新鋭の治療機器を導入し先進的治療を実 施します。【新規】 ・専門外来に隣接する形で高次脳機能障害者等の生活訓練を支援する拠点を整備します。【新規】 ・高次脳機能障害者が安心して地域生活を送れるよう、高次脳機能障害支援コーディネーターが中心となり、当事者間の交流や家族支 援の場を提供するためのグループワークや府リハビリテーション支援センターでの電話相談、来所相談、同行支援を実施します。 グループワーク実施回数 40回 【24目標20回→実績:21回】 電話・来所相談、同行支援実施件数 のべ750件 【24目標のべ700件→実績:700件】 ・高次脳機能障害者が在宅生活を円滑に送れるよう、府リハビリテーション支援センターに配置した「訪問支援員」が、高次脳機能障害 者の自宅を訪問し、アセスメントや個別支援等を実施するとともに、相談支援事業所や障害福祉サービス事業所向けの研修を通じ、相 談支援事業所等において、高次脳機能障害者の特性を踏まえた支援ができるよう、人材育成を行います。 訪問支援等の実施回数 のべ200回 【24目標20人(訪問支援利用者数)→実績:18人(訪問支援利用者数)】 目標設定 の考え方 京都府高次脳機能障害者支援プランの推進 (3)看取り対策プロジェクト ⓴ 超高齢・多死化社会の到来を見据え、京都地域包括ケア推進機構に看取り対策検討部会を設置し、高齢者が人生の最終 章に向けて、住み慣れた地域や施設、病院等を選択できる環境を整備し、老後の尊厳及び生活の質の向上・維持が図られ、 心の安らぎと安心ある社会基盤を構築するためのプランを策定します。 また、看取りに携わる多職種の連携特別チームを編成し、精神ケア・在宅ケアのあり方等の検証事業を実施します。 (京都式看取りプラン 策定 ) 【新規】 (看取り連携推進モデル事業の展開 2地域)【新規】 目標設定 の考え方 京都式看取りプログラム:看取りの事例を「振り返りカンファレンス」等により検討の上、課題抽出・事例発信を実施 在宅看取り連携推進モデル事業数:2形態による模範事例等による課題検証 看取りに関する様々な情報を提供するとともに、看取りを考えるきっかけづくりとなるみんなで在宅療養・看取りを考える府民啓発 キャンペーンとして「府民公開講座」を開催し、府民啓発を積極的に展開します。 (看取りとはどのようなものか等、広く府民に周知を図るキャンペーン 4回) 【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 府内全域(北部1回、南部1回、京都市内2回) 小 項 地域包括ケアの更なる充実 目 「京都式地域包括ケア」の実現には、これまでの成果を踏まえ、地域の実情に応じた地域包括ケアの更なる取組による浸透が 不可欠であり、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるように、地域の中で高齢者を支える仕組みの構築を図ります。 (1)在宅療養あんしん病院登録システム推進強化 ❶ 在宅療養中の高齢者が体調不良時に安心して入院できる病院を事前に登録する「在宅療養あんしん病院登録システム」の 更なる普及に向け、地域の実情に即したモデル事業を実施するとともに、「在宅療養あんしん病院登録システム」の周知に向け みんなで在宅療養・看取りを考えるキャンペーンとして「府民公開講座」を開催し、 更なる浸透により事業の普及・定着を図ります。 (在宅療養あんしん病院登録システム登録者数 25末累計10,000人) 【24目標:10,000人→実績:5,680人】 目標設定 の考え方 25年度4,000人:既存事業による普及定着数(3,000人)及びモデル事業・キャンペーンによる普及定着分(1,000人) ※ 累計数は約6,000人見込(23年度3,211人、24年度2,800人(見込)) ❷ 地域の実情に応じた地域包括ケアの推進のため、府内市町村が実施する「在宅療養コーディネーター」による多職種(医師、 歯科医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャー等)によるチームサポートの構築に向けた研修等の取組を支援します。 (地域で在宅チームに携わる在宅療養コーディネーターが中心となった研修等の取組支援 18地区)【新規】 目標設定 の考え方 24年度に医師会単位で、「在宅療養コーディネーター」を養成しており、京都府内(全11地区医師会)及び京都市内(7地区医師会※市内 地区医師会の半数) (2)北部地域における地域包括ケアの推進 ③ 高齢化率が府内で最も高い丹後地域において、地域の実情に応じた医療と介護・福祉の新たなネットワーク化を進めるため、 北部医療センターのあり方等を検討する協議会と連携しながら、地域包括ケアシステムの地域展開を進めます。 (推進機構「北部地域医療・介護連携プロジェクト」による「北部地域医療・介護連携部会」を設置し、推進策を検討)【新規】 目標設定 の考え方 北部地域の実状に応じた地域連携推進体制の構築 ❹ 特に人材確保が厳しい府北部地域における介護・福祉人材を確保するため、北部人材カフェの体制を強化(㉔5人→㉕7人)し、事業 所職員が研修講師を務め、地域一体となった福祉人材を養成するとともに、北部ハローワークと連携した「ミニ就職フェア」を通年開催す るほか、福祉人材養成校の誘致に向け北部一体となった取組を進めます。(離職者訓練受講生50人)【24目標:離職者訓練受講生50人 →実績:46人】、(北部ミニ就職フェア年間開催数30回、内定者数120人)【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 離職者訓練受講生50人(中丹25人、丹後25人)。養成校開設に向け、誘致手続着手の準備を進める必要。北部ハローワーク5か所(峰 山・宮津・福知山・舞鶴・綾部)×6回(2か月に1回)、内定者数30回×4人 小 (3)地域包括ケアの基盤整備 項 ❺ 特別養護老人ホーム等をはじめとする高齢者の介護施設や住まいを整備します。【新規】 目 (特別養護老人ホーム等:定員 500人以上) (高齢者あんしんサポートハウス:定員 100人以上) (地域密着型介護施設:定員 300人以上) 目標設定 の考え方 市町村における整備計画を踏まえた平成25年度における着工目標数 ❻ 「高齢者見守り活動強化事業」等地域住民による夏を中心とした見守り・助け合い活動等を支援し、ひとり暮らし高齢者等に対する見 守りを実施します。特に、夏を中心に見守りを強化します。 (ひとり暮らし高齢者等45,000人以上を訪問)【24目標:40,000人→実績見込み:41,408人】 目標設定 の考え方 明日の京都数値目標 45,000人 ❼ 訪問看護ステーションの新設・増設等を推進し、安心して在宅療養を行えるよう環境を整備します。 (新規6件)【24目標:6件→実績6件】 (増設18件)【24目標:18件→実績18件】 目標設定 の考え方 「京都府保健医療計画(訪問看護を実施する施設数」 数値目標数:230施設(平成23年4月204施設)。5年間で累計30施設増加 (4)総合的な地域包括ケア人材の確保・育成 ◆介護・福祉人材6,000人(㉔~㉖)の確保 ❽ 介護・福祉分野において安定したサービスが可能となるよう、市町村及びジョブパーク、ハローワーク等と連携し、就職フェアやマッチ ング事業等の総合的な対策を実施し、介護・福祉人材を確保します。(確保人材数2,000人(うち、府北部地域確保人材数300人)) 【24目標:2,000人(うち北部300人)→実績:2,120人(うち北部309人)】 (就職フェア 内定人数350人(㉔295人)) 【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 平成24~26年度の3年間で6,000人(うち、府北部地域で900人)確保 小 ◆福祉人材育成・定着・確保のための環境整備 項 ❾ 【福祉人材育成認証制度】 目 人材育成に取り組む事業所を認証する「福祉人材育成認証制度」を創設し、取組を宣言する事業所を募集するとともに、一定の基準を 満たした事業所を認証し、新卒者等の若者の業界参入を促す基準を整備します。(宣言事業所:100 認証:50)【新規】 目標設定 の考え方 宣言事業所:府内社会福祉法人(436法人)を3年間で全部宣言(初年度) 認証:宣言が2年間有効であり、初年度はその半分 ⑩ 【人にやさしい介護支援機器開発プロジェクト】 介護する人の負担軽減、職場環境の改善、新産業分野(介護福祉)、雇用の創出につなげるため、福祉現場の声をしっかりと聴き、徹 底して現場にこだわった「現場密着型」、「産学公オール京都体制」によりプロジェクトを結成。ユニバーサルデザインに配慮した介護支援 機器を開発し、京都発の新製品の試作化に取り組みます。【新規】 目標設定 の考え方 介護支援機器は、利用者ごとの個別性が強く、品目ごとの市場が小さいため、収益性が低く、開発のための投資が負担となっており、福祉 業界、産業界、大学等の連携により、京都発の新作品を開発し、実用化に向けて試作化を図るもの 基本方向 1 府民安心の再構築 中期計画 使命 (4)①病気になることを防ぐこと (5)③高齢者の生きがいづくりを応援すること (4)医療・福祉の安心 (5)長寿の安心 ①有病率が低下すること 基本目標 ③地域活動、趣味の活動等に参画する高齢者が増え ること 2 高齢者の健康奨励(プレミアム商品券の発行) 運営目標 ❶ 介護保険サービスを利用していない高齢者に対して、商店街等が発行する「プレミアム商品券」を9月の老人週間に交付することに 小 より、高齢者やその家族の長年にわたる健康維持の努力等に報いるとともに、併せて地域の活性化につなげます。 項 (全対象者(2,800人)に交付)(商工労働観光部と連携) 【24実績:交付対象者9,950人に対して、商品券との引換券を送付】 目 目標設定 の考え方 高齢者の健康維持の奨励 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)②子育て家庭の経済的な負担を軽減すること (1)③子育て家庭の精神的な負担を軽減すること 基本目標 (1)②子育て家庭の経済的負担が軽減されること (1)③子育て家庭の精神的負担が軽減されること 「きょうと子育て支援センター」を核とした子育て支援施策の積極的展開 3 複数の分野にまたがる子育て支援施策の総合的な実施やこども・子育て支援に係る新制度の円滑な施行を図るた -1 め、「きょうと子育て支援センター」を核にこども・子育てに関する施策を積極的に展開します。 運営目標 小 項 目 ❶複数の部局・部門に跨って執行しているこども・子育てに係る事業の実施を総合的にマネジメントし、事業を円滑かつ確実に執行していくた め、センターの関係課(こども未来課、家庭支援課、文教課、学校教育課等)が核となり、庁内の「こども・子育て支援事業」を積極的に展開し ます。【新規】 目標設定 の考え方 こども・子育て支援事業に関係する部局が連携して、総合的、計画的に事業を推進 ❷平成27年度からスタートする子ども・子育て支援新制度に適時適切に対応していくため、「京都府こども・子育て会議(仮称)」を京都府子育 て支援条例を改正して設置するとともに、きょうと子育て支援センターと市町村等で構成する「新制度準備プロジェクト」を始動します。また、 市町村版「こども・子育て会議(仮称)」への助言や、全市町村で実施される子ども・子育てに関するニーズ調査のマニュアルを作成する等積 極的に支援を行い、子育て支援施策等の充実強化に繋げます。 【新規】 目標設定 の考え方 内閣府等からの情報等を踏まえ、新制度の実施主体となる市町村の準備事務が効果的かつ効率的に進むよう「伴走型」で積極的に支援 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)②子育て家庭の経済的な負担を軽減すること (1)③子育て家庭の精神的な負担を軽減すること 基本目標 (1)②子育て家庭の経済的負担が軽減されること (1)③子育て家庭の精神的負担が軽減されること 3 保育所整備を始めとした子育て環境の充実 -2 待機児童解消と保育環境を充実するとともに、多様な保育サービスを積極的に推進します。 運営目標 ❸ 待機児童の解消と保育環境の充実のため、こども・子育て支援制度が開始される平成27年度の待機解消を目指し、市町村計画に基づ く保育所の緊急整備等を集中的に進めます。 小 項 (待機児童発生市町村数 3市町) 【24目標:4市町村→実績:3市町村】 目 (保育所緊急整備箇所数 22箇所) 【24目標:25箇所→実績:29箇所】 目標設定 の考え方 市町村数は24年度実績を目指す。整備箇所数は、待機児童発生市町村をはじめ、市町村とも連携し、事業実施の見込みのある目標値を 設定 ❹ 保育士を安定的に確保し保育の質を高めていくため、専門コーディネーターが潜在保育士や保育学生の就業支援等を行う「保育人材 マッチング支援センター(仮称)」を設置し、情報の提供や希望の擦り合わせを行うほか、保育士として常に向上心を持ち勤務を継続できるよ う大学等の養成施設と新任保育士との交流研修を開始するなど、質の高い保育士の安定的な確保を図るためのシステムづくりを関係団体 等とともに進めます。 (保育士等の求職登録者数 200名)【新規】 (保育所職員・学生交流研修の実施 2回 60名)【新規】 運営目標 小 目標設定 保育士養成校への情報提供 : 1大学40名×5大学(養成校12大学中、資格取得者が100人以上の大学) の考え方 保育所職員・学生交流研修 : 2大学で各30名の講座開催 項 目 ❺社会福祉施設等における事業所内保育所の整備に助成し、福祉人材の確保とワークライフバランスを支援するとともに、市町村と連携し て、医療機関における病児保育の整備に助成し、保護者の病児保育に対するニーズに対応します。 (事業所内保育所の増加 新規4箇所) 【24目標: 新規4箇所→実績:新規4箇所】 (病児保育施設整備箇所数 4箇所)【新規】 目標設定 の考え方 事業所内保育所は、事業実施要望に基づく25年度予算措置箇所数に加え、今後事業PRを行うことによる事業増を見込み、24年度実績 を目指す。 病児保育正接は、市町村がニーズに応じて病児保育に対する必要性等を踏まえ目標値を設定 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)②子育て家庭の経済的な負担を軽減すること (1)③子育て家庭の精神的な負担を軽減すること 基本目標 (1)②子育て家庭の経済的負担が軽減されること (1)③子育て家庭の精神的負担が軽減されること 3 総合的な子育て支援施策の実施 -3 子どもを育てる母親の不安や負担を軽減するため、総合的な子育て支援施策を推進します。 運営目標 ❶家庭で育児する母親等の精神的な不安や負担を軽減するため、関係課と連携し、総合的な子育て支援施策を推進します。 ○未入園児一時保育事業 (幼稚園)(文教課 再掲) ・地域の子育て力を強化するため、未入園児一時保育事業(子育て相談事業、子育て情報発信事業)を推進 【140園】 ・保護者のニーズに合わせ、正規の時間外に幼児教育の一環として行う預かり保育を促進 【140園】 小 (保育所)(こども未来課) ・事業(保護者を登録し、情報発信や子育て相談、子どもの一時預かり保育を実施)を地域のニーズに応じて実施箇所を増加します。 項 目 (実施保育所数 150箇所、実施市町村 26(京都市含む))【24目標:150箇所、26市町村→実績:85箇所、16市町村】 ○もうすぐ1年生体験入学事業(学校教育課 再掲) ・保育所や幼稚園、家庭と連携した「もうすぐ1年生体験入学事業」の実施 【100校】 目標設定 の考え方 全幼稚園(154園)の90%以上の園での実施。24年度実績を踏まえ目標値を設定。 ❷ 社会全体で子育てを応援する気運づくりのため、商店街等とタイアップしたイベントの開催や「きょうと育児の日」のサービス充実の取組 等により地域における子育て応援パスポートの一層の普及や活用を促進します。特に、「きょうと育児の日」をさらに普及するため、企業等に 働きかけるなど、啓発事業に取り組みます。また、利用者目線の事業展開を図るため、小中学校PTAや保育園等保護者団体、子育てNPO 等からパスポート事業に係る意見を取り入れて、身近な協賛店舗(特に協賛店舗の尐ない府中北部)の拡大など、利用者の利便性の向上を 小 図ります。 運営目標 項 目 (協賛店数 累計3,800店舗) 【24目標:3,600店舗→実績:累計3,620店舗】 (携帯電話登録者数 累計100,000人) 【24目標:70,000人 → 実績:91,759人】 (パスポート利用促進のための商店街等を範囲とした子育て(協賛店舗)エリアマップ作成 5箇所)【24目標:5箇所→実績:5箇所】 目標設定 の考え方 「明日の京都」数値目標値(協賛店舗数 26年度 4,000人、携帯登録者数 26年度末 50,000人) 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)③子育て家庭の精神的な負担を軽減されること 基本目標 (1)③子育て家庭の精神的負担が軽減されること 3- 新生児・母子保健対策の充実 4 安心して子ども産み育てられる環境を目指し、関係機関と連携・協働して在宅療養児への支援を展開します。 ❶ 総合周産期母子医療センターと周産期二次病院等との連携を深め、搬送や受入体制の強化を図り、リスクの高い妊産婦や新生児が適 切に医療が受けられる体制を整えると共に、医療的ケアが必要な児が、周産期医療から在宅療養に円滑に移行でき、適時・適切な福祉・医 療サービスが受けられるよう、保健所を核に関係機関と連携・協働した在宅療養児の支援体制を整備します。 (府レベルで「在宅療養児支援検討委員会(仮称)」を、地域ごとに「在宅療養支援チーム(仮称)」(7箇所)を立ち上げ【新規】 運営目標 小 項 目 目標設定 の考え方 赤ちゃん見守り事業などへの市町村支援に加え、保健所の専門性をさらに発揮するため、地域ネットワーク会議を設置し支援チームを立 ち上げ ❷ 保健所において地域におけるネットワーク会議を設置し、児童の在宅療養の情報を保護者・支援チームが共有するための連携手帳を作 成します。また、地域ごとの障害児サービスの内容をまとめた「医療・保健・福祉ガイドブック」を府保健所ごとに作成します。 (連携手帳の作成 1種類(府全域)、ガイドブックの作成 6種類(地域ごと)【新規】 目標設定 の考え方 連携手帳は府内統一で作成、地域の医療・保健・福祉に関する情報をまとめたガイドブックは保健所単位で作成(作成済みの山城北を除 く。) 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)③子育て家庭の精神的な負担を軽減されること 基本目標 (1)③子育て家庭の精神的負担が軽減されること 3- 児童虐待防止対策の充実 5 子ども達を社会全体で守るため、身近な地域において関係機関等と連携しながら虐待防止対策を推進します。 ❶虐待相談の増加が著しい南部地域に宇治児童相談所京田辺支所を設置し、相談に迅速に対応するとともに、市町村(要保護児童対策地 域協議会)での児童虐待における地域での対応力向上に向けて、専門家によるアドバイザーの派遣、家庭問題への対応力向上研修会の開 催、見守り支援マニュアルの活用などを実施します。 (市町村への助言者派遣回数 60回) (24目標:50回→実績:56回) (市町村職員等向けの家庭問題対応力向上の研修会を開催 10回)【新規】 (要保護児童対策地域協議会ごとに地域の実状に応じた見守り支援マニュアルの活用研修会を開催 全市町村【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 京都府児童虐待検証委員会による提言(平成24年3月)における施策の着実な推進 小 ❷府内の関係機関・団体からなる連携組織を強化し市町村域を越えた広域的な情報共有を図るとともに、産科などの医療機関から虐待に関 項 するハイリスク情報の積極的な提供を受けるなど、支援の必要な方の虐待未然防止・早期発見を推進します。 目 (京都府要保護児童対策地域協議会の設立)【新規】 (医療機関と市町村との連携に係る参加医療機関数の拡大 60医療機関) (24目標:5医療機関→実績:25医療機関) 目標設定 の考え方 京都市と連携し、京都市内の産科医療機関及び産科診療所に拡大<全ての保健所管内の病院・診療所などで実施> ❸新たに設置する「児童虐待・DV被害者支援チーム」による被虐待児の保護者指導プログラムを導入するとともに、新たな機能・体制の充 実を図る中で、一層の虐待防止施策を進めます。 (保護者指導の対象者 25名)【新規】 目標設定 の考え方 保護者や子どもに発達障害などがあり、親子の良好な関係性を持ちづらい家庭の中で、児童相談所が必要と認める保護者 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)③子育て家庭の精神的な負担を軽減されること 基本目標 (1)③子育て家庭の精神的負担が軽減されること 社会的養護の充実 3- 児童虐待などで家庭での養育が困難な子どもを社会的に養育する児童養護施設や里親と連携して児童の自立を支 6 援する取組を強化します。 ❶新たに設置する「児童虐待・DV被害者支援チーム」が児童養護施設と連携を図りながら、施設退所後に地域で不安・孤立感などを抱えた 者への相談・支援の実施や集える居場所を設置します。 (児童養護施設を退所する高校3年生・高校中退者等 20名)【新規】 (施設退所児童の地域での居場所(相談や仲間が集える所)を設置 2箇所)【新規】 運営目標 小 項 目 目標設定 運営目標 退所児童の多くが生活する地域からモデル的に居場所づくりなどを実施 小 の考え方 項 ❷家庭的養護を進めるために、「都道府県推進計画」の作成に着手するとともに、児童養護施設等に里親支援専門相談員を配置し、関係機 目 関と連携しながら積極的に里親の新規登録・委託を進めます。 (里親関係機関(里親会・施設・児童相談所など)が連携して登録促進方策を協議する場を設定し啓発や研修体制などを強化) 【新規】 (新規登録里親 10世帯)【新規】 (里親委託を推進するために週末里親制度やレスパイトケアの活用などの体制充実)【新規】 目標設定 の考え方 基本方向 中期計画 使命 平成25・26年度の2年間で家庭的養護のあり方に係る都道府県推進計画の作成 2 地域共生の実現 (4)男女共同参画 (4)①男女の人権問題の解決に取り組むこと 基本目標 (4)①ドメスティック・バイオレンス、セクシャルハラスメ ントなどの人権侵害の状況が改善されること ドメスティック・バイオレンス対策の充実 3- ドメスティック・バイオレンスの被害者の安全を確保し、自立を支援するため、関係機関・団体と連携し、総合的なDV 7 対策に取り組みます。 ❶新たに設置する「児童虐待・DV被害者支援チーム」がDV被害者への地域生活支援を行うとともに、併せて、一時保護所の同伴児童への 心理的ケアなどの社会的自立に向けた支援を一層充実します。 運営目標 (地域で生活支援(ステップハウス・地域生活サポーター・母子生活支援施設との連携等)を行うDV被害者 30名)【新規】 (同伴児童のうち、行動観察などにより心理的ケアが必要となる児童 35名)【新規】 小 目標設定 一時保護所の同伴児童のうち、これまでの傾向から導きだした支援者数 項 の考え方 目 ❷家庭支援総合センターにおいて、来所者からのDV相談等について、保護命令を始めとした離婚、親権、養育費などの法的問題に対応し 被害者の自立支援を進めるために、センター内に女性問題を専門とする弁護士による法律相談を実施します。 (法律相談による支援 毎月開催) 【新規】 目標設定 の考え方 法律相談を外部機関につなぐことに加え、家庭支援総合センターで弁護士相談を行うことにより、より総合的な支援が可能 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)⑤子どもや青尐年が健やかに育つようにすること 基本目標 (1)⑦尐年の非行の状況が改善されること 3- 総合的な尐年非行防止対策 8 関係機関と連携した総合的な尐年非行防止対策を実施します。(青尐年課)<再掲> ❶ 北部拠点設置、南部の支援コーディネーターを増員など「立ち直り支援チーム(ユース・アシスト)」の体制強化を図り、京都市、警察、学 校、家庭裁判所等と連携して、一人ひとりに適した立ち直り支援を実施することにより、再犯者数を減尐させます。 運営目標 小 (刑法犯検挙尐年の再犯者数前年対比 2%減尐) 【24目標:5%減尐 → 17%減尐】 ※減尐率は府警本部の目標数値を記載 (支援実施人数 200人) 【24目標:150人 → 160人】 項 (うち復学等の立ち直りに向けた変容が認められた割合 85%以上) 【24目標:75%以上 → 85%】 目 目標設定 の考え方 ・刑法犯検挙尐年の再犯者数前年対比減尐比については、府警本部の目標数値にあわせる ・北部拠点の設置及び南部支援体制の強化に伴い、支援実施人数を引き上げるとともに、変容割合についても前年度実績以上を目指す (寄り添い型支援:70人(支援コーディネーター7名×10人)+家庭裁判所連携支援:130人(前年実績(6月以降)+4・5月分)=200人) 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 中期計画 使命 (1)②子育て家庭の経済的な負担を軽減すること 基本目標 (1)②子育て家庭の経済的負担が軽減されること ひとり親家庭の自立促進等 3 ひとり親家庭が経済的に自立し、安定した生活が送れるよう、マザーズジョブカフェやジョブパークとの連携など、自立に向けた取組を進め 9 ます。 ❶母子家庭等自立支援センターを「ひとり親家庭自立支援センター」として機能強化し、父子家庭が利用しやすいよう専用電話・専用メール の設置や男性の支援員の配置など相談機能を充実し、ひとり親家庭の自立を促進します。【新規】 運営目標 (父子家庭からの相談者数 延100人) (ひとり親家庭自立支援センターへの来所者数 延2,100人) 小 (巡回相談の実施 100回) 【24目標:100回→実績:109回】 項 (就職内定者数 来所就業相談者数の75%) (就職準備セミナー・資格取得講習会の受講者数 400人) 目 目標設定 の考え方 ・父子家庭の相談者数は、24年度の母子家庭における相談者数の割合をベースとして、父子家庭における同割合で算出した数値 ・ひとり親家庭自立支援センターへの来所者数、巡回相談については、相談体制の充実を図ることにより、24年度の実績を上回る数値 ・就職内定者数の割合は、マザーズジョブカフェやジョブパークとの連携をより強化することにより、24年度実績を上回る数値 ・セミナー・講習会の受講者数は、更に参加できるようスキルアップや就職に繋がる講座を開講していくことにより、24年度実績を上回る数 値 ❷精神的・経済的な不安や悩みを持つひとり親家庭等の親と子各々が、気軽に交流し安心して集うことのできる居場所を提供する事業を実 施します。 (施箇所 通年型:2か所 夏休み短期型:10か所)【新規】 (参加世帯 130世帯)【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 通年型については、上記事業の実施が可能なNPO法人を選定して、業務を委託し実施。夏休み短期型については、各地域で適切に事業 を行える母子寡婦福祉連合会等において実施 小 ❸直ちに就労を目指すことが困難な母子家庭の母に対し、中間的就労の場として、就労準備支援と生活支援(心のケア等)を行う事業を実 項 施します。 目 (実施箇所 2か所)【新規】 (参加者・就業者 20人)【新規】 目標設定 の考え方 地域ごと(北部・南部)に、上記事業の実施が可能なNPO法人等を選定して、業務を委託し実施 ❹ひとり親家庭医療助成制度について、父子家庭に対象を拡大するにあたり、市町村・関係団体と連携し、府HP等はじめ多様な広報媒体を 活用して父子家庭へ周知します。【新規】 目標設定 の考え方 中期計画 「ひとり親家庭支援施策検討会」の意見を踏まえ制度を拡充 基本方向 1 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 使命 ① 子どもを授かることを応援すること 基本目標 ①妊娠、出産、不妊等の悩みが軽減されること 安心して産み育てられる環境づくり 4 安心して産み育てられるよう、平成22年度に策定した「きょうと不妊治療支援プラン」に基づき、妊娠・出産・不妊等の 悩みや経済的負担を軽減するための取組を進めます。 ❶ 不妊治療費の経費の一部を助成し、利用者の経済的負担の軽減を図ります。 (助成件数 6,500件) 【24目標:5,500件 → 実績:6,153件】 運営目標 目標設定 「明日の京都」数値目標値(26年度 6,000件、24年度 6,153件) 小 の考え方 項 ❷ 妊娠、出産、不妊等に悩む方への専門的な相談支援や専門医師によるセカンドオピニオン等の出張相談会(北部・南部各1回)を実施し 目 ます。また、リーフレット(不妊治療情報ガイド)やホームページを通じて、不妊治療に関する正しい知識を広報・啓発します。 (ホームページ「きょうとmamanaro」アクセス件数 25,000件)【新規】 目標設定 の考え方 「明日の京都」数値目標値(26年度 10,000件、24年度 27,516件) 中期計画 基本方向 2 地域共生の実現 (3)新たなコミュニティづくり 使命 基本目標 ①結婚を望む人の出会いの場が増えること ① 家庭や地域のコミュニティを拡充すること 地域で結婚支援活動に取り組む団体等の支援 5 労働団体や商工団体、市町村、NPO等と連携し、府民運動として府内各地域で婚活等の機会を創出、拡大していきま す。 運営目標 ❶結婚支援活動の府民運動としての展開 労働・商工団体や企業、地域団体等多様な主体の参画を得て、「京都府婚活支援連携協議会(仮称)」を設置し、オール京都体制で婚活支 援活動を府民運動として展開するとともに、各団体・地域の活動をつなぎ結びあわせるシステムや婚活支援の拠点づくりを進めます。 また、企業・団体、NPO法人等が実施する結婚支援の取組については、企画段階から婚活事業仕掛人(アドバイザー)を派遣し、きめ細かく 支援するとともに、各地域の取組等から得られた各種ノウハウ等の集積に努め様々な形で発信します。 小 さらに、「自分磨きセミナー」の開催や「婚活を成功に導く心得伝授会」など、個人を支援する取組も、府内各地域で実施される婚活支援事 業と連携し推進します。 項 目 (婚活事業仕掛人(アドバイザー)の事業企画段階からの派遣・事業検証 15例 <市町村との共同実施含む。>)【新規】 (京都版 婚活支援活動10箇条の作成・発信<地域の支援活動の効果を高める助言集等>【新規】 (「自分磨きセミナー」、「婚活を成功に導く心得伝授会」の開催 各5回)【新規】 目標設定 の考え方 中期計画 協議会への参画企業や団体等の数 きょうと婚活支援ネットワーク会議参加団体(19団体)+商工団体、企業等 「明日の京都」数値目標値(26年度 100回、24年度 (73回)):きょうと婚活支援ネットワーク会議参加団体(19団体)の半数の団体で自 分磨きセミナー等を併催 (4)医療・福祉の安心 基本方向 1 府民安心の再構築 病気やけがの不安や苦しみを軽減すること 使命 基本目標 ②がん患者の状況が改善されること 京都府がん対策推進条例及び京都府がん対策推進計画に基づき、がん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療 6 養生活の質の維持向上を目指すため、予防・早期発見、医療水準の向上、患者への相談支援・情報提供など、がん対 策を総合的に推進します。 予防・早期発見(がん教育の推進・がん検診受診率の向上) ❶医療従事者とがん経験者による教育実践チームを編制し、がん教育・啓発を学校・企業等で実施します。 100箇所 【新規】 運営目標 <学校向けがん教育> 小 ・医療関係団体、教育委員会等と協働した「がん教育推進プロジェクトチーム(仮称)」を設置【新規】 項 ・がん教育プロジェクトチーム(仮称)において、上半期にプログラムを作成し、実施校を公募した上で、下半期にがん教育を実施 目 ・中学校等におけるがん教育実施数 20校 【新規】 <企業・事業所向けがんセミナーなど> ・商工・労働関係団体等と協働し、企業・事業所の健康・労務担当者を対象としたがんセミナーや企業・事業所向け出前講座を実施【新規】 ・セミナー等の機会を活用し、がん検診の受診啓発や、きょうと健康づくり活動推進企業認証制度(仮称)の周知等を実施【新規】 ・健康・労務担当者向けがんセミナー参加企業・事業所数及び出前講座実施企業・事業所数 80箇所 【新規】 目標設定 の考え方 京都府がん対策推進計画 施策目標 (㉙目標値 小・中・高等学校におけるがん教育の実施数 200校、㉙目標値(累計) 従業員向け セミナー開催企業数 400件) ❷がん検診や健康づくり活動に取り組む府内企業を応援するため、きょうと健康づくり活動推進企業認証制度(仮称)を創設して、がん検診 等に積極的な企業を認証・表彰し、職域における受診率の向上、健康づくり活動の定着を推進します。 ・認証・表彰する府内企業・事業所数 30箇所 【新規】 目標設定 の考え方 5件(㉔山城北保健所の独自制度で5件認証済)×山城北以外の6保健所 がん検診の受診率向上を図り、がんによる死亡率を減尐させるため、受診率50%を目指した取り組みを推進します。 ❸100万人がん検診推進運動事業の実施 がんを検診により早期に発見するため、府民総参加の100万人がん検診推進運動事業を実施するとともに、啓発活動を行うNPO及び民 間団体等の取組みを支援します。 ・がん検診受診率50%(府民2人に1人が受診)【24目標:50%→実績:33%】 ・若い女性に罹患率の高い子宮頸がんの早期発見のため、NPO法人、大学、企業、婦人科医等によるプロジェクトを設置し、「美と健康を テーマに子宮頸がんを学ぶイベント」を実施するとともに、「京都発がん検診啓発ロゴ入り商品」を企画します。【新規】 ・「がん検診受診メッセージ」を活用したラジオワンスポット放送や啓発資材によるがん検診の啓発を実施します。【新規】 運営目標 小 ❹休日総合がん検診実施の推進 項 ・就労者が受診しやすい休日に総合がん検診を実施する市町村を支援し、受診しやすい体制づくりを推進します。【新規】 ・休日総合がん検診を実施する市町村数 ㉔4市町→10市町村【新規】 目 目標設定 の考え方 ・京都府がん対策推進計画施策目標 (㉙目標値50% ㉒実績胃がん30.6% 肺がん21.6% 大腸がん25.1% 乳がん36.8% 子宮がん 33.6%) ・府内市町村のおおよそ半数において休日総合がん検診を実施 医療水準の向上(連携体制の強化、緩和ケアの推進) ❺緩和ケアに係る地域連携パスの運用を開始するとともに、パスの普及に向けて周知を図ります。 また、がん治療についての地域連携クリティカルパスを充実させ、がん医療水準の向上及び連携体制の構築を促進します。 ・緩和ケアに係る地域連携パス説明会 2回(北部、南部) 【新規】 目標設定 の考え方 京都府がん対策推進計画 施策目標(㉙目標値 地域連携パスの適用件数/年 900件、㉔199件/8ヶ月) ❻緩和ケア病棟の整備を促進するため、医療施設に働きかけを行うとともに、必要に応じ病棟整備を支援します。 また、病院、診療所等で緩和ケアに従事する人材の育成に取り組みます。 ・府内緩和ケア病床数 ㉔142床→200床【新規】 ・病院、診療所等における緩和ケアに従事する人材(医師、看護師等)を養成 ㉔194人→250人 【新規】 目標設定 の考え方 ・京都府がん対策推進計画 施策目標(㉙目標値 府内緩和ケア病床数 280床、㉔142床) ・多職種協働により緩和ケアを推進するため、医師に加え、看護師等を含む目標値を設定(看護師等50人分を追加) ⑦小児がん医療の充実と患者・家族への支援の向上に資するため、小児がん拠点病院(府立医大、京大)を中核として、地域医療機関と の連携体制の構築を図ります。【新規】 目標設定 の考え方 小児がん拠点病院として府立医大、京大が選定されたことを受け、今後は拠点病院と各地域医療機関が連携を図るための体制づくりが必 要 総合相談支援・情報提供(総合相談窓口の設置) 運営目標 小 項 目 ❽がんの病態や治療法、がん患者等の療養生活上の悩みなどに対して、看護師等医療従事者及びピア相談員を配置し、ジョブパーク等と 連携した総合的で、利用しやすい寄り添い支援の相談体制を整備するとともに、拠点病院等の各相談支援センターとの連携を強化し、 基礎的データの把握や情報共有、相談員連絡会議を行うなど、各相談支援センターを支援します。 ・総合相談窓口の設置【新規】 ・寄り添い支援、相談件数 100件【新規】 ・拠点病院等の各相談支援センター相談員連絡会議の開催 2回【新規】 目標設定 の考え方 京都府がん対策推進計画 施策目標 総合的な相談体制の整備 ❾患者サロン、患者団体等の活動を支援するため、その担い手の養成を推進するとともに、各団体等の交流を促進します。 ・患者サロン等の担い手養成研修修了者数 40人 【新規】 目標設定 の考え方 中期計画 京都府がん対策推進計画 施策目標(㉙目標値 患者サロン等の担い手養成研修終了者数 200人) 基本方向 1 府民安心の再構築 ① 病気になることを防ぐ 使命 (4) 医療・福祉の安心 基本目標 ① 有病率が低下すること 健康長寿日本一対策 7 府民が住み慣れた地域において、健やかで充実した生活を送ることができるよう、健康長寿日本一を目指し、疾患の 予防・早期発見や正しい食習慣の獲得、歯科口腔保健対策などの取組を推進し、病気になることを防ぎます。 予防 運営目標 小 項 目 ❶ 健康づくりのための正しい食習慣や運動を推進するための啓発キャンペーンを実施します。 ・野菜たっぷりや減塩などの正しい食生活や健康づくりのための運動習慣の定着など、生活習慣予防の啓発キャンペーンを、商業 施設や運動施設など府民の集まる場や機会を活用して啓発します。 ( 10回 5,000人) 【新規】 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画(京都府健康増進計画と一体的に策定)に生活習慣病の予防・早期発見を位置付け ❷ 健康教育を実施し、健康づくりのための知識の普及を図ります。 ・農林水産部と協働して、「京の食文化ミュージアム・あじわい館」で、こどもの元気なからだづくり食やアレルギー除去食などの体験教 室を実施し、正しい食習慣の普及啓発を図ります。(2回)【新規】 ・学校・NPO・地区医師会等と連携し、児童生徒等を対象とした、タバコの健康への影響に関する防煙教育を実施します。 (15回 3,000人 ) 【新規】 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画(京都府健康増進計画と一体的に策定)に生活習慣病の予防・早期発見を位置付け ❸ 企業・保険者・住民団体等と協働し、生活習慣病予防のための保健指導プログラムの普及を推進します。 ・24年度実施した生活習慣病予防事業(高血圧対策)で作成した生活習慣病を予防するための効果的な指導プログラムを、民間 企業や住民団体等で実施できるよう、研修会、広報、企業への出前講座等を行い普及・啓発を推進します。 (研修会・出前講座等 5回)【新規】 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画(京都府健康増進計画と一体的に策定)に生活習慣病の予防・早期発見を位置付け ④ 生活習慣改善の実践的な取組を「見える化」し、府民の健康づくり運動の機運醸成等を図ります。 ・健康福祉部職員が率先して創意工夫を生かした健康づくり(生活習慣の改善)活動を実践し、その内容を広く府民にPRすることで、 府民や府内の事業所等、地域・職域における健康づくり運動の機運の醸成を図ります。 → 部内若手職員による健康づくり推進チ ームを設置し、課別健康づくり大作戦を実施【新規】 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画(京都府健康増進計画と一体的に策定)に生活習慣病の予防・早期発見を位置付け 早期発見(特定健診・特定保健指導の取組支援) 運営目標 ❺ 特定健診・特定保健指導の取組支援 生活習慣病の発症を早期に予防するため、国保や被用者保険、国保連などあらゆる機関と連携し、保険者による特定健診・特定保健 小 指導の取組を支援します。 (参考)保健医療計画に定める目標 特定健診実施率 H22:41.5%→H29:70%、特定保健指導実施率 H22:12.0%→H29:45% 項 目 ・市町村国保が行う健診未受診者に対する個別の受診勧奨を促進するため、市町村との共同研究会議を開催し、他市町村の取組事例の共 有や課題解決方策の研究など、保険者の支援を行います。(共同研究会議:参加市町村26、開催回数4回(北・中・南部各1回、全体会1 回))【新規】 目標設定 の考え方 全市町村で個別の受診勧奨を実施 ・将来的な学校教育への導入も見据えながら、医療保険者と連携し、地域・職域で開催される健康フェスタ等の場において、直接、子ども と親を対象とした生活習慣病の予防や特定健診・特定保健指導に関する理解促進のための出展等を実施します。 (実施回数 5回)【新規】 目標設定 の考え方 子から親への働きかけ(短期的勧奨)のみならず、子自身の生活習慣病に対する理解を促進し(中長期的勧奨)、疾病予防の意識を醸成 ・薬局の薬剤師等が顧客等に対して特定健診・特定保健指導の意義を直接・個別に説明する「京都ブラウンバッグ運動」の普及・定着を図 り、薬局等の健診受診勧奨拠点を拡大します。(受診勧奨拠点数 150か所)【H24目標:100か所→実績:118か所】 目標設定 の考え方 協力薬局のエリアを拡大 ・薬局等と連携し、レシート等を活用した特定健診・特定保健指導の啓発を実施します。 (実施回数 1,000,000回) 【H24目標:300,000回→実績:755,199回】 目標設定 の考え方 レシート等による啓発を実施する月数の増(4か月→5か月) 重症化予防 ❻ 高齢者を対象に、健診受診率等から選定した重点的な取組が必要な地域において、後期高齢者医療広域連合や市町村等と連携し て、幅広く健康の動機づけを図る参加・体験型の健康づくり教室等の開催や、健診結果に基づいた個別の保健指導等を実施します。 (健康づくり教室・保健指導等参加者数 1,000名) 【新規】 目標設定 の考え方 地域の実情に応じた高齢者の健康づくりを展開 健康づくりのための環境整備 ❼ 子どもの健康と将来にわたる安心を確保するため、子どもの健康に関する情報の発信、予防接種履歴や健診結果等を自ら管理できる 「こども健康情報管理システム」を構築し、子育て家庭の健康管理を支援します。 目標設定 の考え方 妊婦、子どもを中心に府民の主体的な健康管理につながるシステムを構築 ❽ 正しい食習慣の啓発と健康な体をつくる食の環境整備を行います。 ・食情報提供店や健康ばんざい京のおばんざい弁当で、塩分ひかえめや野菜たっぷり等の食事メニュー・店舗を拡大し、健康によい食 小 事を食べる環境の整備に努めます。 (京のおばんざい弁当販売数 累計 100万食突破)【新規】 運営目標 項 目 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画(京都府健康増進計画と一体的に策定)に栄養・食生活の推進を位置付け ❾ きょうと健康づくり活動推進企業認証制度(仮称)を創設し、企業におけるがん検診や健康づくり活動を推進します。【新規】 ・きょうと健康づくり活動推進企業認証制度(仮称)を創設して、がん検診等健診受診率の向上や健康づくりに積極的な企業を認証・表彰 し、表彰企業のインタビューや活動内容をHP等で紹介することにより、企業における健康づくり活動を推進します。 (認証・表彰する府内企業・事業所数 30件)【新規】 目標設定 の考え方 5件(㉔山城北保健所の独自制度で5件認証済)×山城北以外の6保健所 ❿ 健康づくりに関わる人材を育成し、資質の向上を図ります。 ・府民の健康づくりを企画・実施する保健師・管理栄養士等の資質向上のため、体系的な人材育成研修を実施し、効果的な健康づくり施 策の企画・実施を支援します。 (新人保健師研修会6回、中堅期保健師研修2回)【新規】 ・中堅期・管理期保健師研修ガイドラインの検討プロジェクト会議を開催し、ガイドラインを作成します。【新規】 ・特定健診・特定保健指導に従事する保険者・NPO等事業者等の指導者に専門的研修を実施し、質の高い保健指導技術の提供を支援 します。(研修会3回)【新規】 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画(京都府健康増進計画と一体的に策定)に人材育成を位置付け 食物アレルギー対策 ⑪ 食物アレルギーのある子どもが安心して、修学旅行など京都観光を楽しめる仕組みづくりに取り組みます。【新規】 ・旅館・ホテル団体・医療関係団体・京都市・NPO・企業等と連携し、「食物アレルギーの子 京都おこしやすプロジェクト」を設置し、食 物アレルギーに関する研修会や事業者等の対応について実態調査を行うなど、オール京都で食物アレルギー対応の仕組みを構築 ・また、相談窓口を設置し、修学旅行での対応等について宿泊施設等の相談や問い合わせに対応します。 ⓬ アレルギー物質含有食品の監視指導 ・食品製造施設に対して立入検査を実施し、原材料取扱状況を確認するとともに、製品のアレルギー表示に問題がないか確認します。 (100施設)【新規】 目標設定 の考え方 ・京都府保健医療計画のアレルギー対策の中で、新規施策として位置付け(食物アレルギーのある子どもを対象とした安心・安全の取組) ・麺類製造施設及び大規模総菜製造施設の全数を目標値に設定 受動喫煙防止対策 ⑬ 子どもや妊産婦等が安心して暮らせる受動喫煙ゼロ社会を目指し、たばこ対策部会や事業者団体と連携して、受動喫煙防止憲章に 基づく取組を推進します。 目標設定 の考え方 運営目標 平成24年3月に策定した「京都府受動喫煙防止憲章」に基づく取組展開 小 歯科口腔保健対策 項 目 ⓮ 「京都府歯と口の健康づくり推進条例」に基づき、乳幼児期から高齢期までの各世代の歯科疾患の特性に応じた歯と口の健康づくりを 推進します。 ○ 乳幼児期から高齢期までの各世代の歯科疾患の特性に応じた歯と口の健康づくり ・歯と口の健康づくりに関する基本的な計画の策定 【新規】 ・12歳児の一人平均むし歯数を減尐させるため、幼児期のフッ化物塗布及び学齢期のフッ化物洗口の実施を推進します。 (小学生フッ化物洗口実施率60%)【新規】 【24実績54.6%】 ・8020(80歳になっても自分の歯を20本以上保つ)運動を推進するため、事業所健診を実施している商工会等で歯科健診・保健指導 を実施します。(商工会3か所で実施(平成19~25年度で事業所健診を実施している全12商工会で実施)) 【24目標3か所→実績4か所】 ○ 口腔保健支援センターを新たに設置し、医科・歯科・調剤連携を推進するとともに、障害(児)者の歯科保健医療に対応 できる歯科医師や歯科衛生士を育成【新規】 ・要介護者の誤嚥性肺炎を予防し、生活の質を向上させるため、介護施設等に歯科医師や歯科衛生士を派遣して歯科健診・口腔ケア を実施します。 ・北部地域における障害(児)者の歯科医療を推進するため、歯科診療拠点体制の整備を進めます。 目標設定 の考え方 「明日の京都」数値目標:12歳児の一人平均むし歯数1本以下 (㉓実績1.01) 京都府保健医療計画の歯科保健対策の中で、口腔保健支援センターを新たに位置付け 中期計画 (6)暮らしの安心 基本方向 1 府民安心の再構築 ④ 感染症等から人々の生命や暮らしを守ること 使命 基本目標 ①感染症の被害が抑えられること 感染症対策の推進 8 新たな新型インフルエンザ等の発生に備えるとともに、肝炎やエイズ等の従来からの感染症についても、引き続きま ん延の防止を図ります。 新型インフルエンザ対策 ①特別措置法に基づく国の行動計画の改定を踏まえ、有識者会議を設置し、府の計画を改定し、新計画に基づく図上訓練を実施します。 また、発生初期からの医療体制を整備するとともに、指定地方公共機関の指定や、特定接種の登録準備等を行います。【新規】 (危機管理監と共管) ②中国における鳥インフルエンザ(H7N9)事案を踏まえ、新たな新型インフルエンザの発生など有事に備えて、医療関係者等との情報共有 及び連携を図るとともに、抗インフルエンザ薬の備蓄を更新するなど、有事に迅速に対応できる体制を構築します。【新規】 運営目標 小 目標設定 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく対応 項 の考え方 目 その他の感染症対策 ❸新たに肝炎対策協議会を設置。肝炎患者をはじめ、医療関係者や行政機関などが、一体となって対策を進めます。 また、保健所や市町村等の担当者に肝炎の研修を行い、相談等が可能な人材を育成します。(新規30名)【新規】 ❹エイズに関するフォーラムを開催するほか全保健所で青尐年向けの予防啓発を行います。(参加者数 3,000名) 【24目標2,000名→実績2,693名】 目標設定 の考え方 中期計画 京都府保健医療計画に位置づけ(平24累積52名、平29目標200名) 目標値は、計画(5年間)の単年度分である1/5設定 (4)医療・福祉の安心 基本方向 府民安心の再構築 ③医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること 使命 難病対策の推進 9 難病患者の在宅生活に対する支援を充実し、難病患者や家族の負担軽減を図るとともに、安心して療養生活を送る ことができるよう、在宅療養支援体制の充実や就労支援等に取り組みます。 ❶難病患者を支援する人材育成を含めた在宅療養支援体制の充実を図ります。 ・重症難病患者一時入院事業について、制度を周知徹底し、利用促進を図ります。(一時入院事業の利用者数 240人) 【24目標200人→実績221人】 ・重症難病患者のニーズに対応できるよう貸し出し機器の利用促進を図ります。(利用者数 60人)【24目標60人→実績50人】 ・難病の病態や患者の実態を正しく理解する社会人を育成し、地域の在宅療養患者への理解と支援を醸成するため、主に大学生に 働きかけ、ボランティアとして、難病相談・支援センター事業のサポートや患者の方との交流促進を図ります。(ボランティア登録10 名、現在:⑱~累計57名)【新規】 ・訪問看護ステーションにおける神経難病の専門看護研修受講者数(割合37.5%)を増やし、在宅患者に接する看護師のレベルアップ を図ります。【新規】 ・難病医療や介護に関わる従事者(保健師、介護士等)に対する研修の受講を促進します。(平成25年度延べ人員 600人) 【新規】 運営目標 小 項 目 目標設定 の考え方 ・一時入院事業利用者数:前年比20人増、 貸出機器利用者数:24年度目標値設定 ・ボランティア育成事業登録者数:年間10名の新規増を目指す ・訪問看護ステーションにおける神経難病の専門看護研修受講者の割合及び難病医療や介護の関わる従事者に対する研修 受講者数は、京都府保健医療計画の数値目標(5年間)の単年度分である1/5設定 (受講者の割合 29年度 50% 25年度37.5% )、(研修受講者数 29年度700人 25年度600人) ❷難病にかかっても服薬や通院等、療養を続けながら就労できるよう、公共職業安定所専門相談窓口、京都ジョブパーク、京都障害者職業 センター、保健所などの関係機関と連携し、必要な相談・援助・情報提供を行うなど、難病相談・支援センターにおける就労支援の取組の充 実を図ります。 ・難病相談・支援センターへの新規就労支援相談人数(80人)【新規】 (平成24年度 新規就労支援相談人数 60人) ・難病患者への、保健師による療養指導、病状管理等の援助を行いながら、労働部門と連携(職業紹介・適応訓練等も含む)し、 個々の難病患者の病状に合った就業支援を行います。 目標設定 の考え方 「難病対策の改革について(提言)<厚生労働省難病対策委員会>平成25年1月25日」に基づき、就労支援の充実を図る ③難病患者(特定疾患患者以外の希尐難病患者を含む)の災害時対応充実のため、安否確認リスト作成、行動計画策定等を進め、各市町 村の災害要援護者対策に組み込まれるよう、市町村との連携・協議を更に推進します。 目標設定 の考え方 中期計画 ・災害、緊急時対応の推進 基本方向 1 府民安心の再構築 ①求職者が安定的に働けるようにすること 使命 (3)働きの安心 基本目標 求職者の就業率が向上すること 働く意欲のある生活保護受給者や長期の離職者等の自立を促進する仕組みづくりを目指して、寄り添い支援の強化、 10 サポート拠点の拡充、きめ細やかな段階的支援の実施等を通じ、3年間で5,000人(H25目標2,000人)への支援を実現 します。 自立支援のサポート体制の強化 ❶ 一人ひとりの状況に応じた寄り添い支援を目指す「京都自立就労サポートセンター」を機能強化し、離職者や働く意欲のある生活保護受 給者等への総合的な支援を行います。 ・来所者数 1,600人(うち北部サテライト 80人)、寄り添い支援 400人(うち北部サテライト 20人)、就労(中間的就労含む) 200人(うち北部サテライト 20人) 【24目標:来所者数1,200人、寄り添い支援300人→実績:来所者数1,340人、寄り添い支援340人】 ※北部は【新規】 ・自立就労サポートセンター 北部サテライトの設置 【新規】 目標設定 の考え方 24年度実績の10%増加に加え、北部サテライト新設による増加を見込み設定。 個々の状況に応じて支援を行う「サポート拠点」の拡充 ❷ 府内の福祉事務所や生活・就労支援を行う関係機関との連携を深めるとともに、地域の資源も有効に活用しながら、集中的な自立支援 が可能となる地域拠点の拡充等を行います。 ・生活環境を変えて短期集中的に日常生活改善に取り組む「宿泊型支援の拠点」を府北部地域に2箇所を設置 【新規】 ・就労意欲喚起のためのカウンセリングや日常生活改善に取り組む「通所型支援の拠点」を4箇所、農業等の「就労体験の拠点」を 3箇所、合計7箇所を運営 【24目標:通所支援の拠点4箇所、就労体験の拠点3箇所→実績:通所支援の拠点4箇所、 就労体験の拠点3箇所】 ・京都自立就労サポートセンターにおいてワンストップで効果的な支援を行う、新たな就労体験等の拠点を京都市内(京都テルサ)に 小 設置 【新規】 運営目標 項 目 目標設定 の考え方 府内の生活困窮者支援団体等と協働し、新たに宿泊型の地域拠点を設置するとともに、通所型の地域拠点4箇所と就労体験の拠点3箇 所、合計7箇所を継続して運営。また、新たに京都自立就労サポートセンターが就労体験等の拠点を設置。 きめ細やかな段階的支援として「中間的就労の場」を創出 ❸ 直ちには一般就労をすることが難しい方にも対応し、一般就労に至るまでの段階的な訓練をきめ細やかに行う「中間的就労の場」を創出 します。 ・一般就労に向けた段階的な訓練の機会を提供する「中間的就労の場」2箇所を設置 【新規】 ・中間的就労・就労体験の場や社会的居場所等を提供する「きょうと生活・就労おうえん団」の加入を促進 200団体を登録 【24目標:200団体→実績:143】 ・「きょうと生活・就労おうえん団」の活動を通じて、中間的就労協力事業所(有給雇用型) 20団体を開拓【新規】 ・社会貢献に取り組む企業での中間的就労やジョブトライ事業を通じ、長期離職者等の経済的な自立を支援 自立支援60人 【24目標:60人→実績:68人】 目標設定 の考え方 府内の民間企業や生活困窮者支援団体等と協働し、きめ細やかな段階的支援として中間的就労の場を創出。 また、きょうと生活・就労おうえん団については、引き続き、200団体の加入を目指すとともに、全体の10%の団体から中間的就労(有給 雇用型)の場の提供を得る。長期離職者等の経済的自立支援は、昨年度に引き続き60人の支援を目指す。 貧困の連鎖防止に向けた子どもへの支援 ❹ 子どもの居場所づくりを行う事業を実施し、生活保護世帯の中学生を受け入れ、高校入学を目指します。 ・中学生30人を受け入れて進学を希望する者100%の高校入学【24目標:30人100%→実績:16人100%】 目標設定 の考え方 モデル事業として実施している木津川市と亀岡市における生活保護世帯の中学生に対して、社会性の育成や学習支援を行い、進学を希 望する者全員の高校入学を目指す。 中期計画 基本方向 1 府民安心の再構築 (6)暮らしの安心 ⑥ 自殺を予防すること 使命 基本目標 ① 自殺者が減尐すること 引き続き自殺率全国最低水準を目指して、市町村や様々な団体と連携して、オール京都で包括的な生きる支援を実施 11 します。 京都府いのちを守る条例(仮称)の制定 ①自死・自殺者を一人でも減らしていくため、「京都府いのちを守る条例(仮称)」を制定し、府の責務や府民の役割等を明らかにするととも に、府民の自死・自殺に対する意識を変えていきます。また、条例制定に向け、市町村首長を対象としたトップセミナーを開催するなど、条例 制定に向けた機運の醸成を図ります。【新規】 目標設定 の考え方 都道府県初の条例制定 府民運動の展開 運営目標 ❷身近なところで悩みや気持ちを受けとめる人づくりや居場所づくりのほか、うつ病についての普及啓発や早期発見・早期対応に取り組みま す。 ・悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守るゲートキーパーの養成 4,000人(1万人を達成) 【24目標3,000人→実績1万人】 ・市町村や保健所等と連携して、3月に設置した「居場所カフェ」(6カ所)を継続し、悩みのある人が弱音を吐ける場を提供 【24目標:5箇所→実績6箇所】 ・特定検診の機会などを利用して、うつ病の懸念がある人を早期に発見し、適切な相談等につなげる取組を市町村等と連携してモデル的 小 に実施【新規】 項 目 目標設定 の考え方 ・ゲートキーパーの養成:H24から3年間で1万人養成(H24実績5,993人) ・居場所の運営:H25設置した居場所(6カ所)の継続運営と活用促進 ③市町村や関係機関・団体等と連携し、9月の自殺予防週間や3月の自殺対策強化月間を中心にシンポジウムの開催や相談窓口の周 知等、年間を通じて自殺予防の広報啓発を展開します。【新規】 目標設定 の考え方 予防週間や強化月間を中心に年間を通じて広報啓発を実施 寄り添い支援の充実 ④府内の相談機関からなるネットワーク「京のいのち支え隊」を結成し、情報共有を進めていきます。また、自死・自殺の様々な原因に包括的 に対応するため、京都府自殺ストップセンターと「京のいのち支え隊」とが連携し、死にたいほどの悩みを抱える方への寄り添い支援を行いま す。 ・「京のいのち支え隊」を結成し、情報共有や連携を進めるための会議及び研修会の随時開催【新規】 ・弁護士や司法書士等専門家からなる「いのちのサポートチーム」を中心とした寄り添い支援 100人【新規】 目標設定 の考え方 自殺で亡くなる前に専門機関(法律専門家、公的相談機関、民間相談機関)に相談していた人の割合は16%(2013ライフリンク自殺実態白 書)であることから、京都府での推定相談者数(平成24年の自殺者数464人×16%=74人)を参考に目標数を設定した。 自死・自殺のリスクの高い層を対象としたきめ細かな支援 運営目標 小 項 目 ⑤市町村やNPO等関係団体と連携し、自死・自殺の危険性が高いといわれる自殺未遂者、自死遺児・遺族などへの対策に取り組みます。 【新規】 ・自殺未遂者の再度の自殺を防ぐため、救急病院と連携して適切な支援機関につなぐ取組のモデル実施 ・心の傷を抱えた自死遺児が気持ちを分かち合い生きる力を取り戻していくための居場所づくり【再掲】 など 目標設定 の考え方 中期計画 ハイリスク者対策の重点実施 基本方向 府民の安心の再構築(6)暮らしの安心 ③災害から人々を守ること 基本目標 ①災害時の被害が軽減されること 使命 災害時の医療提供体制及び要配慮者避難支援体制の充実 12 災害医療体制の充実強化を図るとともに、高齢者や障害者、子ども等の要配慮者支援の充実を図ります。 原子力災害 ① 府地域防災計画(原子力発電所防災対策計画編)の緊急被ばく医療に関する部分を早急に策定し、府緊急被ばく医療マニュアルにつ いては臨機に改訂を実施するとともに、全ての被ばく医療機関が参加する実地訓練を実施します。【新規】 目標設定 の考え方 国の緊急被ばく医療に対する具体的方針が明確になり次第、地域防災計画(緊急被ばく医療部分)の早急な作成とそのマニュアルへの迅 速な反映を目指す。計画やマニュアルの改定をふまえ、実地の訓練を実施することで、災害時の迅速な実働に繋げる。 ② 病院等入院患者や社会福祉施設入所者等の要配慮者に係る避難先の確保、受入先調整のため、「京都府災害時要配慮者避難支援 センター」で基準・ルールづくりを行った上で、避難計画を策定します。【新規】 運営目標 目標設定 の考え方 特段の配慮が必要な重度の要配慮者の広域避難調整について、府の役割が求められているもの 目標設定 の考え方 特段の配慮が必要な重度の要配慮者の広域避難調整について、府の役割が求められているもの。 小 項 ③ 京都府災害時要配慮者避難支援センターにおいて、市町村を通じ、UPZ圏域における特段の配慮が必要な「重度の要配慮者」の様態 目 別人数等を把握し、UPZ圏域市町村の重度要配慮者避難支援プラン(個別計画)の策定が進むよう、支援します。【新規】 ④ 安定ヨウ素剤について、UPZ圏内の市町へ配備します。また、原子力災害対策指針を踏まえて、関係市町と連携し、PAZ(5km)圏内の 住民への説明会を開催の上、安定ヨウ素剤の事前配布を行います。【新規】 目標設定 の考え方 国の原子力災害対策指針を踏まえた対応 ❺ 加工食品や子どもが口にする食品などを中心として放射性物質検査を引き続き実施します。(300検体) 【24目標:300検体→実績300検体】 目標設定 の考え方 食品の流通状況や検査体制を基に、最大限可能な数を目標値として設定 備蓄計画 ⑥ 関西広域連合の備蓄計画(平成25年度策定予定)と整合性を図った京都府内の備蓄計画の策定を行い、東南海地震や原子力災害等に 対応できるよう、計画に定めた品目・数量の備蓄を進めます。(危機管理監と連携) 目標設定 の考え方 関西広域連合の備蓄計画と整合性を図った京都府内の備蓄体制の検討、整備 災害時の医療提供体制 ⑦ 災害拠点病院、緊急災害医療チーム指定医療機関、関係機関等で構成する「京都府災害拠点病院連絡協議会」を新たに設置し、災害 拠点病院の機能や各医療圏における役割を確立し、災害時の医療体制の強化を図ります。【新規】 目標設定 の考え方 概ね医療圏域ごとに1箇所の指定受けた災害拠点病院が、圏域を超える広域災害等を想定し、府域全体での災害医療に対する取り組み を行うために、府及び関係機関が参集する協議会組織が必要。 ❽ 災害発生時に、被災者や避難所、医療救護所等の状況を的確に把握し、医療ニーズを踏まえた適切な配置・分配等の総括・調整を行 う「災害医療コーディネーター」及び連絡調整員を配置し、災害時の医療体制を確保します。 (全ての災害拠点病院(8病院)にコーディネーター及び連絡調整員を各1名配置 16名)【新規】 運営目標 被災地の医療を統括・調整するコーディネーターを指名することは、活動の具体化に必要 小 目標設定 の考え方 ・コーディネーター及び連絡調整員を指名:8災害拠点病院×2名 項 目 ⑨ 大規模な事故や多数傷病者の発生等の事態に備え、地域の消防、警察、自衛隊等と連携した訓練を府域全体で年1回実施し、また、 研修により救急医療体制の強化を図ります。【新規】 目標設定 の考え方 災害や大規模事故の発生時に、関係機関と連携して地域の医療資源と医療ニーズを調整し、迅速かつ円滑に医療が提供できる体制を維 持・確保するためには、平時における訓練・研修が不可欠 災害時要配慮者の避難支援 ❿ 「福祉避難コーナー設置ガイドライン」を配布し、ホームページ掲載等により普及・啓発を図るとともに、災害時の避難所において、高齢者 や障害者などの要配慮者を支援できるボランティアリーダーを養成する。 (府内全避難所へ配布 1,576箇所)【新規】 (福祉的なトリアージができる「研修プログラム」を開発)【新規】 (要配慮者ボランティアリーダー養成 100人)【新規】 目標設定 の考え方 ボランティアリーダー養成最終目標 1,500人(府内の避難所数 1,576カ所) ⓫ 土砂災害警戒区域に立地する全ての福祉施設で避難計画策定を目指し、マニュアルを提示することにより、各施設の警戒避難体制の 整備を促進します。(避難計画策定率100%)【24目標:80%→実績82%】 目標設定 の考え方 24年度の状況 116/141施設(82%) 中期計画 基本方向 1 府民安心の再構築(4)医療・福祉の安心 使命 ③ 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 基本目標 ①健康保険・介護保険制度が安定して運営されること あんしん医療制度の構築 13 市町村国保の都道府県単位での一元化など、医療保険の運営への都道府県の積極的な関与を進めます。 ① 市町村国保の運営に関し、運営主体や保険料の平準化、事業運営の役割分担など具体的な課題について協議し、 市町村の理解を促進するとともに、制度改正に向けた国への政策提案を行い、都道府県単位での一元化を進めます。 目標設定 の考え方 国保一元化を着実に進めるとともに、制度改正後に即座に対応できる体制を確立 ② 「京都府国民健康保険広域化等支援方針」に基づき、市町村国保の都道府県単位での一元化に向けて、京都府と 市町村による協議会・作業部会において調整し、以下の取組を実施します。 ・ 平成27年度からの市町村国保の財政運営の都道府県単位化に向け、都道府県調整交付金を基本とする財政調整に係る具体的な交付 基準を市町村とともにつくり上げます。 運営目標 目標設定 の考え方 平成27年度からの市町村国保の財政運営の都道府県単位化の円滑な実施を図るもの 小 ・ 市町村国保の保健事業の充実を図るため、市町村との共同研究会議を開催し、有効と考えられる全国の先進事例を大学研究者等と連携 項 して市町村に提案し、事業化を支援します。(共同研究会議:参加市町村26、開催回数4回(北・中・南部各1回、全体会1回))【新規】 目 目標設定 の考え方 地域疾病構造等の分析に対応した事業の実施 ・ 市町村国保の保険料収納率向上に効果がある口座振替納付の促進を図るため、各市町村では取組が困難である広域的な広報を、府内 金融機関等と連携して府内全域で展開します。(連携する金融機関等:全市町村区域、500店舗) 目標設定 の考え方 口座振替手続きの窓口である金融機関等において、保険料収納率の向上に効果がある口座振替の広報を実施し、その促進を図るもの (市町村:窓口等での勧奨、広報の実施、府:広域的な広報の実施) ③ 後期高齢者医療制度の安定的な運営を確保し、後期高齢者の健康の保持・向上を図るため、後期高齢者医療広域 連合と京都府との連携を強化し、保険者機能の充実に向けた取組みを進めます。 ・ 京都府、広域連合、市町村による後期高齢者保健医療対策推進協議会(仮称)を設置して、健康づくり事業を一層推進し、その効果を実 証するとともに、こうした取組を通して、参画にあたっての理解を促進し、できるだけ早い時期の広域連合への参画を目指します。 目標設定 の考え方 後期高齢者医療広域連合への運営参画に、多くの都道府県が消極的な状況の中、市町村国保の都道府県単位化も見据えて、全国的な 動きにつなげる。 中期計画 基本方向 府民安心の再構築 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 使命 (4)医療・福祉の安全 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること 医師確保の推進 14 「京都府地域医療支援センター(KMCC)」により、府内の大学、病院、医療関係団体と連携したオール京都体制での 総合的な医師確保対策の取組を充実・強化します。 ≪研修医の確保≫ ① 平成26年度に府内病院を臨床研修先に選ぶ研修医の募集定員に対する充足率100%(フルマッチング)を目指し、病院就職説明会に府 内研修病院と協働して取り組みます。 また、平成26年度に府内病院を後期研修先に選ぶ研修医を確保するため、新たに府独自の取組として「後期研修プログラム合同説明 会」を開催し、府内病院と連携して診療科ごとに研修プログラムのプレゼンや個別相談等を実施します。【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 平成24年度の充足率96.5%(全国1位)を更に向上させることで、必要な医師を確保 ≪女性医師確保≫ ❷ 増加傾向にある一方で、出産や育児等により仕事と家庭の両立が困難な女性医師の離職防止や再就業の促進を図るため、仕事と家庭 の両立ができる働きやすい勤務環境の改善を支援します。【新規】 ・病院が女性医師の再就業に必要な研修を実施するよう支援します。 ・病院が短時間勤務や宿日直免除など女性医師が働きやすい職場環境の整備を行うよう支援します。 (女性医師の離職防止・再就業に取り組む病院 10病院) 目標設定 の考え方 医師確保困難地域における事業活用のため、広報を積極的に行うとともに、個別相談等にも対応 目標設定 の考え方 地域医療を担う専門医の育成及び医師確保困難地域における医療体制の構築 小 ≪小児整形外科医確保≫ 項 ③ 府立医科大学と連携して、肢体不自由児等の成長を支える小児整形外科医を養成するとともに、府内病院間でのローテーションができ 目 るシステムを構築します。【新規】 ≪地域医療従事医師の育成≫ ❹ 将来地域医療に従事する医師を育成するため、府内の医学生に対して、地域医療への理解、認識を深められるよう、医師確保困難地域 の病院における実習の拡大に向けて取り組みます。 (地域実習参加学生比率:80%) 【23:79.7% 24:75.3%】【新規】 ・平成26年度から京都大学においても地域医療実習が実施できるよう京都大学ブランチ事業と連携して取り組み、地域医療に従事す る医師を安定的に確保します。【新規】 目標設定 の考え方 府立医科大学で実施している地域医療実習が、京都大学でも実施できるよう、実習先病院との調整などにKMCCとして協力 ❺ 保健所長など行政に従事する医師を計画的に確保するために、新たに構築した行政従事医師確保システムに基づき、府立医大での公 募を継続するとともに、全国公募により医師確保を図ります。 (新たな行政従事医師の採用 1人) 【24目標:2人→実績:1人】 目標設定 の考え方 保健所長など行政に従事する医師を計画的に確保 中期計画 基本方向 府民安心の再構築 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 使命 看護職員等確保の推進 15 必要な保健医療従事者を確保します。 (4)医療・福祉の安全 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること ≪看護師確保・登録推進≫ ❶ ナースセンターに就業アドバイザーを配置し、就業相談の充実を図ることにより、就業者数を増やします。 (ナースセンターからの就業者数(北部看護職支援センターでの相談経由も含む) 600人) 【24目標:600人→実績:441人(H25.3末)】 (潜在看護人材登録数(つながりネット) 300人)【24目標250人→実績203人】 (府内看護職員養成所卒業者府内就業率 大卒55% 、その他90%) 【24目標 大卒55% 、その他90%→大卒51.9% 、その他86.7%】 目標設定 の考え方 運営目標 就業アドバイザーの配置により就業相談の充実等により目標達成に向け取組む ≪離職防止対策≫ ❷ 看護職員確保対策をより積極的に推進展開するため、各医療圏ごとにワーキンググループを設置し、地域別の原因を明らかにして対策 を進めるとともに、特に離職率の高い(離職率が12%以上かつ退職者が20人以上)17病院全てを保健所等とともに個別に訪問し、離職者 数の減尐に取り組みます。【新規】 小 (京都府全体の離職率を(H23:11.8%→)11.0%に減尐、 離職率の高い病院の離職者数を60人減尐(H23:600人→540人)) 項 目 目標設定 の考え方 看護職離職率について、京都府全体の離職率を11.0%(0.8%=約160人)に減尐。特にハイリスク病院については10%(60人)を減 尐。(23年度全国10.9%、京都11.8%) その後は、100万都市の存在する都道府県でのトップ広島県9.3%を目標とします(H25:11.0%、H26:10.4%、H27:9.8%、H28:9.3%) ≪職場の環境改善対策≫ ❸ 看護職員の働きやすい環境づくりのため、病院内保育所の取組を推進します。 (運営支援60施設) 【24目標:55施設 → 実績:58施設】 目標設定 の考え方 前年実績の更なる上積 ≪医療関係従事者の確保≫ ❹ 府内のリハビリテーション従事者の確保を図るため、府内での就業を希望する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士養成施 設等の修学者に対し、修学資金を貸与するとともに、不足地域への誘導を推進します。【再掲】 (理学療法士等修学資金の貸与 80人) 【24目標:80人 → 実績:80人】 目標設定 の考え方 「保健医療計画」成果指標 (理学療法士(人口10万対) 29年度56.3人、22年10月40.2)、作業療法士(人口10万対) 29年度4 0.9人、22年10月22.7人)、言語聴覚士(人口10万対) 29年度12.0人、22年10月6.3人) 中期計画 基本方向 府民安心の再構築 (1)子育て・子育ちの安心 子育て家庭の精神的な負担を軽減すること 基本目標 ①子育て家庭の精神的負担が軽減されること 使命 小児救急の充実 16 府民の健やかな子育てを支えるため、府全域で関係医療機関と連携し、地域の実情を踏まえた小児救急医療体制を 充実します。 ① 山城南医療圏における平日夜間の小児救急医療体制を確保するため、輪番制に参画する病院を確保し、連携体制を構築します。 目標設定 の考え方 運営目標 山城南医療圏は府内で唯一、平日夜間(連日)の小児救急医療の体制が整備途上。これに対応するため、(輪番制)病院を確保。 ❷ 総合周産期母子医療センターと周産期医療2次病院等との連携を深め、搬送や受入体制の強化を図り、リスクの高い妊産婦や新生児 が 適切に医療が受けられる体制を整えると共に、医療的ケアが必要な児が、周産期医療から在宅療養に円滑に移行でき、適時・適切な 小 福祉・医療サービスが受けられるよう、保健所を核に関係機関と連携・協働した在宅療養児の支援体制を整備します。 (府レベルで「在宅療養児支援検討委員会(仮称)」を、地域ごとに「在宅療養支援チーム(仮称)」(7箇所)を立ち上げ)【新規】(再掲) 項 目 目標設定 の考え方 現在の周産期医療システムを構築してから15年が経過し、総合周産期母子医療センターと周産期医療2次病院等を取りまく環境も変わっ てきており、状況の変化に応じた対応をとるために、関係医療機関の連携協力体制が必要。 赤ちゃん見守り事業などへの市町村支援に加え、保健所の専門性をさらに発揮するため、地域ネットワーク会議を設置し支援チームを立 ち上げ ❸ 小児救急電話相談事業(#8000)の相談時間を拡充し、子育て世代の保護者の安心を図るとともに、適切な小児救急受診を推進します。 (♯8000(小児救急電話相談事業)の相談件数 10,000件)【24目標:7,000件 → 実績:7,000件】 目標設定 の考え方 延長時間帯の需要調査では、23時から翌8時は約2500件と予測。24年度実績+予測≒10,000件 基本方向 府民安心の再構築 中期計画 使命 病気やけがの不安や苦しみを軽減すること 17 運営目標 (4)医療・福祉の安心 基本目標 ①24時間医療サービスがより安心して受けられるよう になること 救急医療の充実 二次・三次の救急医療機関の機能を強化・拡充します。 ❶地域高度救急医療体制の整備と併せて、災害時に救急病院機能を維持できるよう、各医療圏の二次救急医療機関の対応能力強化 小 を図ります。 項 (整備する医療機関:50機関)【新規】 目 目標設定 の考え方 全二次救急医療機関104機関のうち、24年度に54機関において整備済み。今年度は残る50機関で整備を目指します。 運営目標 ② 府内のドクターヘリ運航について、京丹波町以南をカバーする南部ヘリは年間50回程度、北部ヘリは年間200回程度の運航を見込み、 小 救急現場や災害現場に迅速に医療を投入できる体制を維持する一方、過去の運航事案の検証を通じて、有効なドクターヘリの活用体制を 項 構築します。 目 目標設定 の考え方 中期計画 ドクターヘリの出動要請の平準化、救命救急センター(6病院)への迅速・円滑な搬送体制の構築 基本方向 府民安心の再構築 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 使命 18 (4)医療・福祉の安心 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること 地域医療再生計画 地域医療再生計画に基づく中丹医療圏の医療提供体制の充実・強化に取り組みます。 ① 中丹医療圏全体の医療水準の向上を図るため、整備が始まる舞鶴市域の公的病院の整備の進捗を管理し、計画の着実な実施を支援 するとともに、福知山市、綾部市における救急医療等の向上を図ります。 運営目標 目標設定 の考え方 「明日の京都」中丹地域医療再生計画に基づき、中丹医療圏における医療提供体制の充実・強化を図ります。 小 項 ②舞鶴医療センターとの連携を強化し、小児医療充実を図るため、平成28年4月の開所を目指し、舞鶴こども療育センターの舞 目 鶴医療センター敷地内への移転新築に係る建物設計を実施するとともに、建設工事を発注します。 〔H24目標:舞鶴市内3病院の7月までに設計業務着手、今年度後半からの着工を目指す →実績:設計業務着手、着工はH25〕 目標設定 の考え方 「明日の京都」中丹地域医療再生計画に基づき、中丹医療圏における医療提供体制の充実・強化を図ります <舞鶴こども療育センターの充実強化を促進> 平成25年度:基本設計・実施設計、建設工事発注 平成26年度~27年度:建設工事、設備工事、移転 平成28年4月:開所 基本方向 府民安心の再構築 中期計画 使命 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 19 (4)医療・福祉の安心 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること 北部地域の医療提供体制を充実するため、京都府立医科大学附属北部医療センター(与謝の海病院)と連携を進める とともに、地域医療再生基金も活用して同センターに必要な設備整備等について支援を行います。 ① 北部地域において、広域振興局と連携し、地元の医療機関や地区医師会等をメンバーとして連携協議会を設置し、府立医大附属北部医 療センターを核とした病病連携や病診連携の取組を推進するとともに、高齢化率が府内で最も高い丹後地域において、地域の実状に応じた 医療と介護・福祉の新たなネットワーク化を進めます。【新規】 運営目標 小 項 目 目標設定 の考え方 北部地域の実状に応じた地域連携推進体制の構築 ② 北部地域の医師派遣機能の拠点となる北部医療センターの充実を図るため、公立大学法人(京都府立医科大学)を支援します。【新規】 目標設定 の考え方 医師確保が困難な丹後・中丹地域への病院等へ北部医療センター(与謝の海病院)を核とした医師派遣を充実・強化 運営目標 ③ 北部地域の中核病院として、その役割を発揮できるよう、重篤な患者や複数の患者に対し、より安全で迅速かつ的確な救急医療を実施 小 するための救急室拡張、手術室改修等を行うとともに、災害時の全停電回避と電源確保を図るための、電源設備の強化を実施します。【新 項 規】 目 目標設定 の考え方 中期計画 北部の中核病院の役割を安定的に発揮するため、救急体制の強化と災害に備えた電源設備の整備等を推進 基本方向 府民安心の再構築 (4)医療・福祉の安心 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとすること 使命 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること 洛南病院の運営 20 精神科医療へのニーズの変化に対応し、「精神科総合病院」として府民の心のケア(医療)の拠り所とする。(洛南病 院) ❶ 精神科医療へのニーズの変化に対応した医療提供体制の充実に取り組み、府民の精神保健の向上を図ります。 ・認知症プロジェクトの一つである若年性認知症対策を推進するため、若年性認知症に特化した専門外来の開設及びデイケアの取組を開 始します。【新規】(再掲) ・重症うつ病対策として、薬物療法だけでは治療困難な重症うつ病患者に対して、磁気刺激治療装置や光トポグラフィ装置等の先進機器を 用いた治療を開始します。【新規】 ・府南部圏域における精神救急医療システムの基幹病院として救急患者の積極的な受け入れとともに、併せて経営改善を図り、赤字額を 前年比5%減尐させます。 (救急患者の入院受入 232件) 【新規】 (救急病棟の病床利用率 83%)【新規】 (経常収支比率 98%)【24目標:98%→実績:97.4%】 運営目標 小 項 目 目標設定 の考え方 ・若年性認知症専門外来:府内の推計有病者数約550人を対象に専門外来の開設及びデイケアを実施 ・重症うつ病対策:薬物療法だけでは治療困難な重症うつ病の患者に対して、磁気刺激治療や光トポグラフィ検査装置等の先進 機器を用いた治療を秋から開始 ・救急患者の積極的な受け入れ: (救急患者の入院)南部精神科救急情報センターや診療所から要請のあった全ての患者の受け入れ <【実績:23年度 222件】精神科救急情報センターから152件、診療所から80件> (救急病棟の病床利用率)24実績 81.8% ② 京都府保健医療計画を実現するため、有識者等で構成される検討会議を設置し、洛南病院が目指すべき方向性を議論します。【新規】 目標設定 の考え方 京都府保健医療計画への対応が必要であるため。 基本方向 2 地域共生の実現 中期計画 使命 (1)人権尊重 ② ユニバーサルデザインの考え方に基づく社会をつくる こと 21 基本目標 ①ユニバーサルデザインの考え方によるまちづくりや 施設、商品等が増えること ユニバーサル社会・京都の実現に向けて、地域や企業等社会を構成する多様な個人・団体と協働した取組を推進し ていきます。 ①ユニバーサルデザインの考え方の普及啓発 ・高齢者や障害者など特定の人への配慮がなされているだけでなく、誰もが互いの特性、多様性を認め合い、尊重し合いながら安心・安 全に自分らしく生活できるよう、「ユニバーサルデザイン推進府民フォーラム」の開催や出前講座など様々な機会を通じて、ユニバーサルデザ インの考え方の普及啓発に努めます。【新規】 目標設定 の考え方 ・制度の普及を図るための効果的な方策として設定 ❷パーキングパーミット制度の普及を図るため、企業や大学等と協働して一層の推進を図ります。 ・協力施設数の拡大 1,100施設 【24目標 1,000施設 →実績 902施設 】 ・大学と協働したパーキングパーミット啓発用教材の作成 【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 ・協力施設の新規開拓数 23実績:777施設 24実績:125施設 ・制度の普及を図るための効果的な方策として設定 ③障害当事者をはじめとする府民の意見を十分に聴きながら検討を進め、「障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らせる京都づ 小 くり条例(仮称)を今年度中に制定します。 項 目 また、条例について府民に周知・啓発を図るため、タウンミーティングを実施(3回)します。【新規】 目標設定 の考え方 「明日の京都」の測定指標:ノーマライゼーションの推進に向けた条例の制定 ❹災害時要避難者の避難支援 「福祉避難コーナー設置ガイドライン」を配布し、ホームページ掲載等により普及・啓発を図るとともに、災害時の避難所においてボランティ アリーダーを養成する。【再掲】 ・府内全避難所へ配布 1,576箇所【新規】 ・福祉的なトリアージができる「研修プログラム」の開発【新規】 ・要配慮者ボランティアリーダー養成 100人【新規】 目標設定 の考え方 ボランティアリーダー養成最終目標 1,500人(府内の避難所数 1,576箇所) ⑤人にやさしい介護支援機器開発プロジェクト ・介護する人の負担軽減、職場環境の改善、新産業分野(介護福祉)、雇用創出につなげるため、福祉現場の声をしっかりと聴き、徹底し て現場にこだわった「現場密着型」、「産学公オール京都体制」によりプロジェクトを結成。ユニバーサルデザインに配慮した介護支援機器を 開発し、京都発の新製品の試作化に取り組みます。【新規】【再掲】 目標設定 の考え方 中期計画 介護支援機器は、利用者ごとの個別性が強く、品目ごとの市場が小さいため収益性が低く、開発のための投資が負担となって おり、福祉業界、産業界、大学等の連携により、京都発の新製品を開発し、実用化に向けて試作化を図るもの 基本方向 府民安心の再構築 (4)医療・福祉の安心 障害のある人を孤立させないこと 使命 基本目標 ①障害のある人の社会参加や交流が拡大すること 障害者の社会参画への支援 22 ◆「障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らせる京都づくり条例」(仮称)を制定します。 ◆障害のある人のスポーツ、文化・芸術やレクリーエーション活動への参加促進を図ります。 ① 障害当事者をはじめとする府民の意見を十分に聴きながら検討を進め、「障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らせる京都 づくり条例(仮称)」を今年度中に制定します。【新規】【再掲】 また、条例について府民に周知・啓発を図るため、タウンミーティングを実施(3回)します。 運営目標 目標設定 「明日の京都」の測定指標:ノーマライゼーションの推進に向けた条例の制定 小 の考え方 項 目 ❷ 障害者のアート作品の展示やアートを活かした製品を販売するギャラリーを設置するとともに、全京都障者スポーツ大会や障害者ふれ あい広場の開催などによる障害のある人のスポーツ、レクリエーションなどの社会参加を促進します。 スポーツ、文化芸術、レクリエーション活動への障害がある人の参画数 9,500人 【新規】 目標設定 の考え方 「明日の京都」の測定指標:スポーツ、文化・芸術、レクリエーション活動への障害がある人の参画数 基本方向 府民安心の再構築 (3)働きの安心 中期計画 使命 障害のある人が働きやすい環境をつくること 基本目標 障害のある人が働く環境や、障害のある人の経済状 況が改善されること 障害者の就労支援 ◆就労継続支援事業所で働く障害者の一般就労への移行を促進します。 23 ◆府庁舎等を活用した障害のある人の就労を推進します。 ◆「ほっとはあと製品」の販売・受注拡大を支援する等、事業所で働く障害者の工賃向上を支援します。 ❶ 障害者の法定雇用率2%を達成するため、商工労働観光部と連携して、以下の取り組みを実施します。 ・就労継続支援事業所で働く障害者の能力向上等を図り、一般就労への移行を促進するため、就労継続支援A型事業所に「共働推 進員」(10名)を配置し、障害者と健常者が共働する環境をつくり、障害者の一般就労支援につなげるとともに、京都ほっとはあとセン ターに「障害者働き支援隊」(「就労移行支援員」4名、「スーパーバイザー」2名)を設置し、就労継続支援B型事業所等の障害者を個 別伴走支援し、一般就労支援につなげます。【新規】 一般就労支援機関への登録人数 110名 ・京都ジョブパークに配置された障害者雇用支援員による法定雇用率未達成企業の集中訪問を実施し、積極的な障害者雇用を勧奨 します。【新規】 運営目標 小 項 ❷ 府庁ゆめこうばで新たに精神障害者の直接雇用(2名)を行うとともに、これまでの知的障害者の雇用や一般就労への移行実績を踏ま 目 えてマニュアルを作成し、市町村での直接雇用を働きかける。また、喫茶ほっとはあと府庁店などでの就労支援を進めるとともに、はあと ふるジョブカフェの就労準備セミナー等を積極的に活用し、一般就労への移行を支援します。 直接雇用障害者数 6名 【24実績:2人】 目標設定 の考え方 障害者法定雇用率2%を達成するため、福祉的就労から一般就労の移行を一層促進 ❸ 障害者優先調達推進法に基づく調達方針を作成し、市町村に提示することで官公庁の優先調達による需要の拡大を図るとともに、大 型施設の清掃業務など共同受注の促進、企業と連携したほっとはあとブランドの新商品開発やイベント等への出店先の拡大により、「京 都ほっとはあとセンター」の売上額の増加を目指します。 売上額 103,500千円 【24目標:103,500千円 → 実績:82,472千円】 目標設定 の考え方 工賃向上計画に基づき、就労継続支援事業所で働く障害者の工賃向上を図る。 基本方向 1 府民安心の再構築 中期計画 使命 子育て家庭の精神的な負担を軽減すること 障害のある人が地域で安心して暮らせるようにすること (1)子育て・子育ちの安心 (4) 医療福祉の安心 ①子育て家庭の精神的負担が軽減されること 基本目標 ①障害のある人に対する医療・福祉サービスの機能 が拡充されること 障害者の医療・福祉サービスの機能の拡充 ◆舞鶴こども療育センターを整備します。 24 ◆高次脳機能障害者への支援を拡充・強化します。 ◆発達障害児者へのライフステージ(幼児期~成人期)を通じて支援します。 ◆精神科救急医療体制を強化します。 ① 舞鶴医療センターとの連携を強化し、小児医療充実を図るため、舞鶴こども療育センターの舞鶴医療センター敷地内への移転新築に係 る建物設計を実施するとともに、建設工事を発注します。 目標設定 の考え方 「明日の京都」具体方策:発達障害児療育などの拠点施設として舞鶴こども療育センターの充実強化を促進 平成25年度:基本設計・実施設計、建設工事発注 平成26年度~27年度:建設工事、設備工事、移転 平成28年4月:開所 ❷ 高次脳機能障害者が急性期医療終了時から訓練、社会参加までの必要なサービスを途切れることなく受けられるよう、平成23年度に 策定したアクションプランに基づき、機能を拡充・強化します。【再掲】 ・心身障害者福祉センター附属病院に高次脳機能障害者の専門外来を設置するとともに、最新鋭の治療機器を導入し先進的治療を実 施します。【新規】 ・専門外来に隣接する形で高次脳機能障害者等の生活訓練を支援する拠点を整備します。【新規】 ・高次脳機能障害者が安心して地域生活を送れるよう、高次脳機能障害支援コーディネーターが中心となり、当事者間の交流や家族支 援の場を提供するためのグループワークや府リハビリテーション支援センターでの電話相談、来所相談、同行支援を実施します。 グループワーク実施回数 40回 【24目標:20回→実績:21回】 電話・来所相談、同行支援実施件数 のべ750件 【24目標:のべ700件→実績:700件】 運営目標 ・高次脳機能障害者が在宅生活を円滑に送れるよう、府リハビリテーション支援センターに配置した「訪問支援員」が、高次脳機能障害 者の自宅を訪問し、アセスメントや個別支援等を実施するとともに、相談支援事業所や障害福祉サービス事業所向けの研修を通じ、相 小 談支援事業所等において、高次脳機能障害者の特性を踏まえた支援ができるよう、人材育成を行います。 項 訪問支援等の実施回数 のべ200回 【24目標20人(訪問支援利用者数)→実績:18人(訪問支援利用者数)】 目 目標設定 の考え方 京都府高次脳機能障害者支援プランの推進 ❸ 発達障害児者の自立と社会参加のため、幼児期から学齢期、成人期までのライフステージを通じて支援を実施します。 ・初診待ち期間が2箇月以内になるよう、こども発達支援センターの発達外来の診療体制を拡充します。 【24実績:3~4箇月】 ・子どもの生活技能訓練(SST)・保護者のペアレントトレーニングを行う専門職を養成し、SSTを行う市町村が拡大するような環境を整え 幼児期の障害児、保護者等に対する支援を充実します。 SST・ペアレントトレーニングの利用者数 800人 【24目標730人→実績744人】 ・小学生を対象とした就学後SSTサポートクラスを地域単位で社会福祉法人が行えるようモデル事業を実施し、マニュアルを作成すると ともに、将来、放課後等デイサービスの中でSSTを取り入れた療育をされることを目指します。【新規】 サポートクラス利用者数 10人 ・発達障害者支援センター「はばたき」、圏域支援センターでの就労講座の実施や京都障害者高等技術専門校、はあとふるジョブカフェ 等関係機関との連携強化により、発達障害者の就労支援を充実します。 就労支援実施人数 80人 【24目標80人→24実績72人】 ・「はばたき」において、圏域支援センター、相談支援事業所の相談員に対する専門研修を実施することにより、府内全域での発達障害 の相談支援体制を整えます。【新規】 目標設定 の考え方 発達障害者支援法に基づき、市町村が行う早期発見・早期療育を支援するとともに、発達障害者の特性に応じた相談支援、就労支援等を 充実 ④ 身体疾患と精神疾患が合併する精神障害者(身体合併症患者)や府北部の精神科救急患者の医療体制を確保します。【新規】 運営目標 小 ・身体合併症患者が迅速・適切に医療を受けられるよう、精神科病院と一般病院の連携モデルを南部地域で構築します。 項 目 ・夜間・休日の精神科救急患者の診療体制の充実を図るため、府北部地域の3つの精神科病院(舞鶴医療センター、もみじヶ丘病院、 東舞鶴病院)で輪番制により医師、病床等を確保します。 目標設定 の考え方 中期計画 精神疾患対策を強化するため、精神科救急医療体制を強化 基本方向 3 京都力の発揮 ⑦ 生物多様性を保全すること 使命 25 (2)環境の「みやこ」 基本目標 多様な生き物の生命が大切にされること 動物愛護の推進 人と動物とのよりよい共生社会の実現を目指します。 動物愛護の精神を府民に広く普及啓発し、取組を拡充していきます。 ①京都府動物愛護管理推進計画(平成20年3月策定)を、新たな施策の展開に向けて拡充・強化します。 ・昨年度策定した災害時における動物救護対策マニュアルに基づいて市町村、獣医師会等と図上訓練を行います。【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 動物愛護管理推進計画に動物救護対策を追加 ②京都市との連携強化を上記計画に位置付け、動物愛護事業を府内全域で進めます。 ・京都動物愛護センター(仮称)に係る運営指針及び各種マニュアルを府市共同で作成します。【新規】 ・京都の動物愛護及び適正飼養をより積極的に推進するため、京都動物愛護センター(仮称)の付帯施設を整備します。 小 (ふれあい広場、ドッグランなど) ・動物愛護事業を府市共同で実施します。(動物愛護週間事業、ボランティアの養成(30名))【新規】 項 目 目標設定 の考え方 全国初となる府市共同による動物愛護事業の推進 ③殺処分頭数ゼロを目指して、窓口で犬猫の飼い主から引取事由を確認し個別事情を聞くなどして、終生飼養をアドバイスし、引取頭数の 削減を進めます。 ・引取頭数 犬:220頭 猫1,700匹 (平成24年度見込み 犬:280頭 猫1,850匹)【新規】 ・府動物愛護管理センターで譲渡するすべての犬猫にマイクロチップを装着します。(24実績 173頭)【新規】 目標設定 の考え方 犬猫の引取頭数は、近年の減尐数に加え一層の削減 中期計画 基本方向 1 府民安心の再構築 ⑦ 食品の安心・安全やおいしさを確保すること 使命 (6)暮らしの安心 基本目標 ①食品に起因する健康被害の発生が抑止されること 専門家の意見を反映し策定した食品衛生監視指導計画に基づき、食品関係事業者に対して食品の安心・安全対策を 26 実施 ①食の安心・安全対策 ・食中毒注意報を、夏季に加えて食中毒の増加する冬季にも発令します。また、手洗いの重要性を伝えるため、検査キットを活用した出前 語らいを実施します。(30回) 【新規】 ・浅漬けの大規模製造施設(8施設)に立入検査を実施します。(全施設年1回以上) 【新規】 ・生食用食肉届出制度に基づき届出のあった飲食店などの施設(11施設)に対して立入検査を実施します。(全施設年1回以上) ・食品衛生推進員(京の食”安全見張り番”)の協力を得て、飲食店等を対象として自主衛生管理推進のための巡回指導等を実施します。 (5700件)【24目標:5,500件→実績:5,500件】 運営目標 目標設定 の考え方 生食用食肉、浅漬けの立入検査数は対象となる施設の全数を目標値として設定。食品衛生推進員の指導件数については24年度活動実 績に府民向け食中毒予防の啓発件数を加えて目標値を設定 小 項 ②食品検査の充実強化 目 ・加工食品や子どもが口にする食品などを中心として放射性物質検査を引き続き実施します。(300検体)【再掲】 【24目標:300検体→実績300検体】 ・残留農薬検査を引き続き充実して実施します。(1検体当たりの項目数240項目)【24目標:240項目→実績240項目】 目標設定 の考え方 食品の流通状況や検査体制を基に、最大限可能な数を目標値として設定 ③アレルギー物質含有食品の監視指導 【再掲】 ・食品製造施設に対して立入検査を実施し、原材料取扱状況を確認するとともに、製品のアレルギー表示に問題がないか確認します。 (100施設) 【新規】 目標設定 の考え方 中期計画 食品の製造実態や流通状況を勘案して目標値を設定(麺類製造施設や大規模総菜製造施設の全数を想定) 基本方向 1 府民安心の再構築(6)暮らしの安心 ⑧医薬品等の安全と適正使用を確保すること 使命 基本目標 ①医薬品等に起因する健康被害の発生が防止されること 27 青尐年の薬物乱用ゼロを目指した取組を中心に『薬物乱用のない社会づくり きょうとふプラン』を推進します。 運営目標 【未然防止対策】 「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」を核に、オール京都体制で薬物乱用の未然防止に努め、特に大学生や中高生 小 への予防教育・啓発を重点的に取り組むことにより府民の薬物乱用ゼロを目指します。 項 目 ❶ 「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」の参加団体等を拡大します。(参加団体150団体)【新規】 目標設定 の考え方 ㉔年度:参加団体116団体⇒30%増(150団体) ❷ 中学校、高等学校における薬物乱用防止教室実施を推進するため、「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」にワーキングループを設置 し、教育委員会等の関係機関とも連携し、教材の作成をはじめとする薬物乱用防止教室のモデルづくりを行うとともに、講師を育成します。 《中・高校》(学校薬剤師等講師養成40人、累計110人)【24目標:30人→実績70人】 《中学校》(薬物乱用防止教室実施率85%)【新規】、《高等学校》(薬物乱用防止教室実施率85%)【24目標:80%→実績:81.9%】 目標設定 の考え方 《中学校》㉓年度:教室未実施校数(40校)に対応する講師養成、㉓年度:教室実施率80%(159/199校))⇒5ポイント増(新規11校) 《高等学校》㉓年度:教室実施率75%(71/94校)) ⇒10ポイント増(新規9校) ❸ 「薬物乱用防止指導員(大学関係)」や「学生啓発リーダー」を組織化し、薬物乱用防止に向けた大学の自主的な体制づくりを支援しま す。 (大学等関係者連絡協議会の設立)【新規】、(指導員設置校62校) (学生啓発リーダーによる自主組織「(仮称)ドラッグ・バスターズ」の設置、参加学生数50名)【新規】 目標設定 の考え方 運営目標 《指導員》組織化により自主的な体制づくりを推進、㉔年度:指導員設置率60%(53/88校)⇒10ポイント増(新規9校) 《学生啓発リーダー》組織化により自主的な体制づくりを推進 小 【再乱用防止対策】 項 目 ❹ 不登校、家庭・借金・就業問題等、様々な背景を抱える薬物依存者やその家族からの相談にワンストップで応える寄り添い型支援を実施 するため、医療、福祉、法律等の各分野のアドバイザーや関係機関とも連携し、「きょう-薬物をやめたい人-のホッとライン」(通称:薬物依 存ホッとライン)を開設します。 (「きょう-薬物をやめたい人-のホッとライン」(通称:薬物依存ホッとライン)の開設)【新規】、(相談支援件数300件、寄り添い型支援 件数30件)【新規】 目標設定 の考え方 全国初のワンストップ相談センターの開設、寄り添い型支援件数2件/月目途 【監視・取締対策】 ❺ 「合法ドラッグ」と称しハーブ等を販売している全店舗に対し、京都府警と合同で立入調査を実施し、店舗の根絶を目指します。 (全店舗立入 月1回) 【24目標:月1回→実績:月1回】 目標設定 の考え方 中期計画 基本方向 使命 運営目標 ㉔年度:販売店舗7→3に減尐。引き続き監視・取締を強化 1 府民安心の再構築 (6)暮らしの安心 ⑧ 医薬品等の安全と適正使用を確保すること ①医薬品等に起因する健康被害の発生が防止されるこ 基本目標 と 若年層の献血者数の増加に向けた取組を推進し、将来にわたり血液の安定供給を行える体制を確保するとともに、骨 28 髄バンク登録の推進を図ります。 ❶若年層が、献血や骨髄移植の意義や重要性を理解し、献血や骨髄ドナー登録に向けた意識の向上を図るため、その必要性についての啓 小 発を行います。(府内全高校2、3年生(49,000人)への啓発PR誌の配付)【新規】 項 目 目標設定 の考え方 400ml献血対象年齢(高校2、3年生) の全高校生 ➋高校の養護教諭に、献血や骨髄移植の意義や重要性を理解していただき、学校と連携して、生徒の献血や骨髄ドナー登録に向けた意識 向上を図るための教育を実施します。 (高校養護教諭に対する研修会の開催 北・南部各1回)【新規】、学校での献血出前講座の実施 10校) 目標設定 の考え方 全高校養護教諭に対する研修、㉔年度:学校への出前講座5校→倍増(10校) ❸医療関係団体やボランティア団体、報道関係機関等から成る「京都府造血幹細胞移植対策連絡協議会」の参加団体等を拡大し、オール 運営目標 小 京都で骨髄バンク事業の普及やドナー確保に向けた取組を推進します。 項 (商・工・農等関係団体の参画 3団体)【新規】 目 目標設定 の考え方 ㉔年度:協議会への商・工・農等関係団体参画なし→3団体 ❹骨髄バンクドナー登録の必要性を府民、特に若年層に理解いただくため、骨髄バンク推進月間(10月)を中心として、ボランティア団体や 企業等と連携・協働した広報啓発活動を実施します。(大学生向け広報誌等による広報活動 6回) 【新規】 目標設定 の考え方 基本方向 中期計画 使命 ㉔年度:広報誌等広報活動4回→50%増(6回) 1 府民安心の再構築 (4)医療・福祉の安心 医療・福祉の提供システムを持続可能なものとするこ 基本目標 ②医療・福祉サービスの機能が拡充されること ③ と 29 京都府保健環境研究所の機能充実 運営目標 ① 府民の健康増進・保持の拠点施設である保健環境研究所の機能強化を図るため、京都市衛生環境研究所とのソフト面での更なる連携 を推進するとともに、建物の合築に向けてワーキングを開始し、共同化できる内容等の洗い出しを行います。 小 <両研究所での連携事業> ・小中学生へのサイエンスセミナーの共催 項 ・検査機器等の共同利用 目 ・研究職員の技術交流 目標設定 の考え方 府・市が協同・連携して、地方衛生研究所の効率化と機能強化を図る。