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1 仕様書 1.件名 平成 25~27 年度チケット代金のクレジットカード決済

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1 仕様書 1.件名 平成 25~27 年度チケット代金のクレジットカード決済
仕様書
1.件名
平成 25~27 年度チケット代金のクレジットカード決済収納代行業務の委託
2.目的
独立行政法人日本芸術文化振興会(以下、
「振興会」という。
)が主催する各公演について、
一般の利用者(以下、「利用者」という。)は、電話及びインターネットにより、チケットを
購入する。その購入の際に受け取り方法及び決済方法を選択するが、電話での購入方法のう
ち、チケット売場窓口において直接チケットを受け取り、クレジットカード決済をする方法
がある。本件は、窓口におけるチケット代金のクレジットカード決済に係わる収納代行業務
を一括して委託するものである。
3.業務概要
(1)チケット売場窓口におけるクレジットカード決済対応
(2)チケット代金の入金
(3)クレジットカード決済端末の設置
4.委託期間 平成 26 年 3 月 25 日~平成 28 年 3 月 31 日
5.包括的要求要件
(1)決済の包括対応
クレジットカード会社と振興会は個別に契約を行わないので、決済処理、決済キャンセ
ル処理、入金処理及び問い合わせ等、クレジットカード会社が関与する全ての実施事項を
受託者が一括して対応すること。
(2)運用スケジュール
本業務の運用スケジュールを遵守すること。
(3)精算項目の指定
①入金等精算の項目は、別紙 1 のとおりとする。
②振興会側での精算処理に係わる仕様の変更を行わないこと。やむを得ず項目の変更を行う場
合は、事前に振興会と協議を行い、了解を得たうえで実施すること。なお、変更に係る費用
は、すべて受託者が負担すること。
(4)情報管理の厳格化
1
①個人情報の取扱いについて適切な保護措置を講ずる体制を整備しており、情報セキュリティ
マネジメントシステム【JIS Q 27001(ISO/IEC 27001)】認証、プライバシーマーク又は PCI
DSS 認証を取得済みであること。
②個人情報漏えい等が発生しないよう防止措置を講ずること。
③作成されたデータを本件目的以外に別途利用しないこと。
④機密保持(契約終了後も含む)を厳守すること。
⑤明細書控え等、個人情報を含むデータ及び帳票は細心の注意を払って管理し、不要となった
データ及び帳票は速やかに適切に廃棄すること。
(5)運用体制
①業務の運用にあたり、問題が生じた場合の問い合わせ窓口を持つこと。
②決済端末に障害が発生した場合には、状況を確認の上、修理・交換等の対応を早急に行い、
業務に支障がでないようにすること。
③振興会の求めに応じて各種データの提出、協力及び提案を行うこと。
④運用方法の詳細については、振興会の指示に従うこと。
6.詳細要件
(1)チケット売場窓口におけるクレジットカード決済対応
①振興会の各チケット売場にてクレジットカードによる決済を行えるようにすること。チケッ
ト売場及び窓口の数は次の通りとする。
a.本館チケット売場
窓口数 3
b.演芸場チケット売場
窓口数 2
c.能楽堂チケット売場
窓口数 2
d.文楽劇場チケット売場 窓口数 2
②次のカードブランドを利用して決済を行えること。
a.VISA
b.MASTER
c.JCB
d.AMERICAN EXPRESS
e.DINERS
③クレジットカード決済対応は、24 時間 365 日の対応とする。
④各チケット売場では、利用者から受け取ったクレジットカードをクレジットカード決済端末
でスキャニングすることにより、その読み取り情報を基に各クレジットカード会社に対して
与信処理をリアルタイムに行うこと。
⑤決済時及び決済の取り消し時には明細書を発行できること。明細書には、クレジットカード
会社用、お客様控え用、加盟店控え用の 3 種があり、それぞれ、金額、名称、クレジットカ
ード番号の一部等を表示すること。
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⑥与信の結果、決済が行われた場合、同時に売上計上の処理をクレジットカード会社に対して
行うこと。決済の取り消しが行われた場合も同様の処理を行うこと。
⑦決済のキャンセルを振興会が要求した場合は、必要な処理を実施すること。キャンセルの要
求は、FAX 及びメールにより受け付け、後に確認できるようにすること。利用者のクレジッ
トカード番号等が不明な場合にも対応すること。
⑧回線の障害等により、全てまたは一部の売場においてクレジットカード決済端末の利用がで
きなくなった場合、オフラインでクレジットカードの与信及び売上処理を行えるように手段
を提供すること。
(2)チケット代金の入金
①振興会への入金に先立ち、受託者は各クレジットカード会社からチケット代金の収納を適切
に行うこと。
②収納したチケット代金を振興会に入金すること。代金は毎月末締めでまとめ、振興会が指定
する口座へ期日までに振込にて入金すること。
③全てのカードブランドからの代金を一括で入金すること。
④上記③の入金額は、振興会が受託者に対して支払うべき手数料を差し引いた金額とする。
⑤入金に先立ち、入金対象となる受付、金額及び手数料等について書面にて報告すること。な
お、振興会が入金額の明細の提供を依頼した場合は対応すること。
(3)クレジットカード決済端末の設置
①振興会の各チケット売場にてクレジットカードによる決済を行えるようにするため、決済を
行う窓口に 1 台ずつクレジットカード決済端末を導入・設置すること。
②クレジットカード決済端末の寸法は 140mm(W)×250mm(D)×90mm(H)程度とすること。
③クレジットカード決済端末の通信は振興会が提供する ISDN 回線によって行えるようにする
こと。
④クレジットカード決済端末は最低限次の機能をもつこと。
a.JIS I 第 1,2 トラック及び JIS-Ⅱの読み取りが可能なこと。また、IC カードの読み取りに
も対応が可能であること。
b.明細書を印刷できること。再印字も可能なこと。印字にあたり消耗品が不要なこと。
c.明細書のクレジットカード番号の一部を非表示にできること。
d.中間計及び日計を集計・印刷できること。
e.既に成立した決済の取り消しを行えること。
⑤業務開始に先立ち、利用に際して必要な設置、設定及び動作確認を入念に行うこと。
7.その他の要件
(1)受託者は、落札決定後、速やかに「平成 24~29 年度総合チケットシステム開発及びシス
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テム一式賃貸借」請負業者との打合せを開始すること。受託期間開始に先立ち、全ての事
前整備を完了するために、必要な協議、テストを綿密に行うこと。その実施にあたり、振
興会の通常業務への影響がないようにすること。
(2)費用には、本仕様書の要件を満たすために必要な全ての費用を含めること。
(3)委託期間中に、法規の改正等により、導入した機器やシステムに変更等の必要が生じた場
合は、振興会と対応について協議をし、善処すること。
(4)機器マニュアルを提供すること。必要に応じて、担当者に説明を行うこと。
(5)受託者は、振興会の服務規程及び情報セキュリティーポリシーを遵守し本作業を実施すること。
(6)本件業務に瑕疵があった場合は、速やかに振興会に連絡し、振興会の指示に従って善処す
ること。
(7)その他、本仕様書に定めていない事柄が発生した場合、振興会と誠実に協議のうえ、解決
を図ること。
以上
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○精算項目
項目
① チケット代金
② 手数料
別紙1
内容
チケットの代金
クレジット決済に関わる全経費
※②は受付毎に計上される。
※相殺項目は、入金額から相殺される費用である。
※決済キャンセルも正常な決済に含めて計上される。
※手数料率は、固定とすること。また、各ブランド共通の料率とすること。
備考
相殺項目
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