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グリーンタフの露頭
久米島文化スポットガイドマップ ろ とう グリーンタフの露頭 宇江城 仲村渠 242 比屋定 具志川 上阿嘉 久米島空港 北原 仲地 久間地 下阿嘉 上江洲 大原 242 山里 89 西銘 真謝 仲泊 島尻へ伸びる海岸線の道路沿いに青 鳥島 い安山岩の露頭が見えます。グリーンタフ GS 変動で中新世(2300万年前∼ 500 万年前)に形 宇根 久米島博物館 大田 兼城 謝名堂 嘉手苅 真泊 奥武島 比嘉 儀間 成された岩石です。 この地層をアーラ岳層といい、島の南東 泊 西奥武 GS 89 イーフ 山城 側にあるアーラ岳一帯に広がっています。島の人はこの安山岩をオー 真我里 ルー石 (青い石) と呼び、主に島の北西部に広がる宇江城岳層に産出する安 銭田 山岩をクルー石(黒石)と呼んで区別しています。外見は同じで、割ってみ ないと違いが分かりませんが、呼び名で区別されていることから、昔から 利用の仕方が違っていたことがわかります。このようなグリーンタフ変動を 受けた地質は、鉱床を含むことがあり、実際に銭田や儀間では金鉱があり採掘 島尻 されていました。 さらに島尻には銅鉱があったと言われています。 ●露頭:岩石、鉱物等の塊が地表に露出したところです。 ●グリーンタフ:海底に堆積した火山灰や溶岩が圧力と温度変化により変質(緑色に変わった)した鉱物です。 島尻のウティダ石 グリーンタフの露頭 島尻 島尻の石墓 島尻 柱状節理の安山岩(島尻) 平成 23 年度文化庁 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業 オーハ島 東オー