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公益社団法人取手市医師会(PDF:4103KB)

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公益社団法人取手市医師会(PDF:4103KB)
公益社団法人 取手市医師会
H27年6月25日
茨城県市町村会館
事業の目標及び達成時の効果1
土台
H27年度時点
☆きっかけ作り
1.各種連携協議会の整備
○上記協議会等の目標
行政をはじめ取手市医師会管内の各種団体間において、事業計画や
進捗状況、課題等について情報共有を行い、一体的な取り組みを行う。
○上記協議会等の効果
取手市医師会管内の各種団体が一体的な取り組みを行うことにより、
行政、医療、介護等の職種間における共通認識を持つことができ、
在宅医療・介護の連携が図られるとともに市民への啓発及びサービスの
向上が図られる。
2.ボランティアの在宅参加のきっかけづくり
○茨城県がん地域医療を考える会、認知症サポータークラブ等と意見交換
をし、民生委 員や社会福祉協議会等と今後のボランティアのあり方に
ついて協議する。
○目標はボランティア組織等との定期協議の開催。
○効果は各種ボランティアの在宅参加の仕組みづくりにつなげること。
事業の目標及び達成時の効果2
土台
○実態調査
・在宅に係る医療・介護・福祉の現状を把握し、マップを作るためのアンケート調査を実
施。H26年度までに実施した調査で不充分なところを補充する。
○人づくり
・昨年に引き続き地域の実情に基づいて「地域リーダー研修会」を行う。
・今までに研修を終了した人を対象に「振り返り研修会」を行う
今回は希望者に対して「往診同行体験」「訪問看護同行体験」「ケアマネジャー同行体
験」を取り入れる。
✩効果は「地域包括ケア」に資する人材育成。「地域リーダー研修会」講師養成
・「在宅ケア事例検討会」「在宅学習会」を年10回開催。
6月18日グループワーク「多職種連携を目指して!皆で作ろう!!ホームページ
-こんな情報あったらいいな-」
✩効果は情報共有ツールの作成等
・休職中の看護師のための訪問看護研修。
取手市、守谷市、利根町で各1回、計3回開催する。
✩効果は訪問看護ステーションの充実。
・多職種連携フォーラム「認知症を生きる」を開催する。
✩効果は認知症ケア多職種連携の重要性を理解する。
事業の目標及び達成時の効果3
○人材育成に係るテキスト作り
昨年作成したテキストをさらに検討し、充実を図る。
「地域リーダー研修会」「在宅フォーラム」「在宅学習会」で使用した
テキストなどを参考に作成
✩効果は在宅医療・介護に対する理解を深めこと及び各分野での
レベルアップ。
○市民等に対する意識作り
1.市民公開在宅フォーラム「在宅で認知症を生きる」
(ビデオ上映・解説・シンポジウム)
取手市:H27年7月26日 守谷市:H28年3月27日
2.市民公開在宅シンポジウム「在宅で最後まで生きること(仮題)」
(多職種、市民等利根町、平成27年10月または11月予定)
✩効果は市民にとって在宅医療・介護が身近な存在になること。認知症
や末期ガンなど対応の困難な方でも在宅で過ごすことが出来ることを
周知すること。
土台
事業の目標及び達成時の効果4
仕組み
○「取手市医師会在宅ネットワーク」(通称「在宅いきいきネット」)
の充実に取り組む。また、医療・介護資源マップを含め
「在宅いきいきネット」などを周知するためホームページを作成する。
ホームページの一部を抜粋し市民啓発および医療介護従事
者にも有用なパンフレットを作成する。
○かかりつけ医の在宅療養支援診療所届け出を促し、(24時間
管理にこだわらず)在宅医療を行う医療機関を増やす。
○その中で「在宅いきいきネット」への参加を追求する。リーダー
研修会等でかかりつけ医の在宅医療研修(同行体験を含
む)を開催し、在宅医療参加への敷居を低くするとともに、レベル
アップを図る。
✩効果は地域で在宅医療に取り組む医療機関を増やす。
事業の目標及び達成時の効果5
仕組み
○在宅連携パスの構築
・在宅連携のための病院協議会や各WGを通して、主治医の決定、ケアマネジャー
の決定、訪問看護等必要な医療介護サービスの決定から退院次カンファランス、
サービス提供者会議、家庭でのケアカンファレンスの開催などの連携パスを作成
する。ホームページ上にも公開する。
✩効果は病院や施設から在宅への移行をスムーズに行うことができる。市民や各職
種の不安の軽減。
○市民ボランティアとの連携
・茨城県がん地域医療を考える会等と連携し、在宅ターミナルケアをサポートする市
民ボランティアの窓口を整備する。
・認知症サポータークラブ等と連携を図り家族負担軽減の仕組みを構築する。
・民生委員や社会福祉協議会等と今後のボランティアのあり方について協議し、
一定の方針を定めホームぺージや、パンフレットに掲載する。
✩効果は在宅医療・介護への市民参加を促す。
取り組み状況と本日の発表項目
事業項目
(H26年度)
取組
状況
(ア)地域の医療・介護資源の把握
○
(イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
○
(ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進
○
(エ)医療・介護関係者の情報共有の支援
(オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援
(カ)医療・介護関係者の研修
○
(キ)地域住民への普及啓発
○
(ク)在宅医療・介護連携に関する関係市区町村の連携
その他
○
ア)地域の医療・介護資源の把握
在宅いきいきネット(取手市医師会在宅ネットワーク)の取り
組みを通じて、往診・訪問診療を行っている医療機関を把
握(H25年、26年) 看取りのできる医療機関を把握
要請に応じて往診を行う医療機関を把握
訪問看護ステーション・居宅訪問介護事業所・高齢者施設
等は今年度以降の課題
病院協議会を設置して、各病院の地域の中での役割を確
認し退院支援・後方支援のあり方を検討
「在宅いきいきネット」
≪西チーム≫
取手西 まかべ内科
あおぞら診療所(有床)
堤医院
西間木病院
守谷 貝塚みずき野クリニック
≪東チーム≫
取手東 高安クリニック
とりで医院
有田内科整形リハビリクリニック
利根
利根町国保診療所
管内ほぼ全ての病院が後方支援病院、全ての訪問看護ステーションが連携ステーションに!
協力医療機関(特別会員)
内科
皮膚科
くろだ皮膚科
戸頭皮膚科クリニック
取手整形外科医院
椎貝クリニック
眼科
いとう眼科
寺田眼科医院
松本眼科
H26.3.31現在
吉岡医院(取手市)
椎貝クリニック(取手市)
戸田医院(取手市)
下村医院(守谷市)
カリオクリニック(守谷市)
小林医院(守谷市)
耳鼻科
耳鼻咽喉科櫻井医院
取手池松耳鼻咽喉科
大和田医院
整形外科
取手整形外科医院
在宅連携のための病院協議会
平成26年8月26日開催
参加病院(医師会加盟の一般病院全てが参加)
取手北相馬保健医療センター医師会病院、会田記念リハビリテーション病院、
JAとりで総合医療センター、総合守谷第一病院、宗仁会病院、東取手病院、
守谷慶友病院、西間木病院(在宅いきいきネット参加病院)
1 病院協議会の位置づけ、役割。各病院で検討。
2 在宅導入前
在宅療養環境整備に関して
在宅ネットワーク(在宅いきいきネット)への申請
後方支援病院としての登録
在宅いきいきネットの後方支援病院としてすべての病院が厚生局に登録済み
200床以上の病院は、独自に「後方支援病院」としての登録を検討。
200床未満の病院は在宅療養支援病院(強化型でなくてもよい)を検討。
退院時カンファレンスの実施促進
3 在宅導入後=後方支援の在り方
急性疾患の対応
病院看取りの場合のベットの確保に関する各病院での対応の確認
4 代表の選出
会長 鈴木武樹 医師会病院長 副会長 田中勲 宗仁会病院長
(イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
地域リーダー研修会 グループワークより
○医師との連携
・在宅を担う医師の情報不足。他科との連携(往診してくれる皮膚科医は?歯科医は?)
・主治医と早急に連絡を取りたい時にどうすればいいか。
・在宅主治医がカンファレンスに出れない。
・訪問リハでなにか起きた時に直ぐに医師に連絡が取れないと不安。
✩対策 医師・歯科医師・薬剤師等の在宅の取り組みをリスト化、連絡方法の確認。
病棟主治医や元のかかりつけ医に協力を仰ぐ。
○人材不足 訪問歯科医・訪問薬剤師・訪問看護師・訪問リハ
✩「地域リーダー研修会」等の継続的開催。休職中の看護師の発掘。
○情報共有不足 退院時・急変時
✩対策 連携の窓口が必要。連携の手順を定めたパスが必要。退院時カンファレンスの充実
医療・介護・福祉資源の情報共有(どの福祉施設でどこまでできるか等)
バックベットの確保
○その他 地域住民との連携、災害時の対策
高齢者の住まいと住まい方の把握
H26年11月9日
地域リーダー研修会
グループワーク
「医療・介護資源の抽出と検討」
・参加者 56名修了
医師3名、歯科医師4名、薬剤師13名、看護師9名、ケアマネ9名、リハ8名、介護5名
連携室・相談室2名、医療事務1名、行政9名、社協1名(重複有り)
・6グループに分かれてKJ法を用いて検討
目的
資源マップ作りに繋げる
2025地域包括ケアの姿を描く
来年度のマップ作りに活かす
修了証書授与
H26年12月24日
多職種連携フォーラム
グループワーク
「2025年わたしたちのまちを描く」
在宅でよかったという経験の積み重ねが必要
入院や短期入所で褥瘡や、認知症が悪くなって帰ってく
る人もいる
家の段差などが障害になる場合も
利根町では町ぐるみで「認知症」対策に取り組んでいる
2015.01.7毎日新聞
バックベットの必要性
医療依存度の高い人の住まいは?
取手市ではUR住宅の活用が問題
在宅医が不足している
平日に取り組んだため、
多職種の参加がやや少なかった」。
辻哲夫
東京大学高齢社会総合研究機構特任教授
実態調査(医療・介護従事者)
訪問看護師(52名)
*退院支援・調整は重要である(89%)が実際には十分ではない(86%)
*退院前に患者・家族について十分に説明を受け理解している(13.5%)
*退院時に主治医や病院スタッフと円滑な連携が取れている(23%)
*退院時にケアマネジャーと円滑な蓮介が取れている(61.6%)
*患者・家族に対する日常の療養支援で問題を感じることがある(69%)
*多職種連携に関する情報共有システムが必要(88.5%)
*急変時の受け入れ病院に困ったことがある(35%)
*在宅での看取りに問題を感じることがる(46%)
ケアマネジャー(51名)
*退院支援・調整は重要である(100%)が実際には十分ではない(63%)
*退院前に患者・家族について十分に説明を受け理解している(19.6%)
*退院時に主治医と円滑な連携が取れている(25%)
*入院早期の段階からケアマネジャーへの情報提供が重要である(78.5%)
*患者・家族に対する日常の療養支援で問題を感じることがある(78.4%)
*多職種連携に関する情報共有システムが必要(90%)
*急変時の受け入れ病院に困ったことがある(53%)
*在宅看取りに不安を感じる(43%)
各種医療・介護従事者向け取り組み
から見えてくるもの
・医師との連携不足
・人材不足(24時間をになる体制と人材)
・在宅導入時の情報共有の不足とあり方
・医療・介護・福祉資源の情報共有
・後方支援病院の問題
・災害時の対策
・ボランティアの係わり方
・旅行などアメニティの向上
・高齢者の住まいと住まい方
H26.11.9地域リーダー研修会
(ウ)切れ目のない在宅医療と
介護の提供体制の構築推進
○「在宅いきいきネット」での取り組み
✩医師会病院における退院次カンファレンスの常態化
(末期ガンのみ)
✩他の病院でも重症患者を中心にカンファレンスが行われている
○課題:都内等の病院からの紹介患者様では、ケアマネジャーが決
まっていない人や疼痛緩和が出来ていない場合も多い。
✩対策:医師会管内の病院にワンストップ入院(病院協議会で検討
中)
国立がんセンター東病院、筑波大学附属病院からは、在宅
を希望される患者様に対し、緩和目的で医師会病院に紹
介されることが多い。
✩リハビリ専門病院では、在宅復帰までシームレスなリハビリが実施
されている。
○介護まで切れ目のない連携には退院時カンファレンスが有効
在宅いきいきネット
申し込みの窓口一本化
患者様やご家族、病院、事業所の主治医探しの負担軽減
在宅医療への移行がスムーズに!
申し込み方法
所定の様式を取手市医師会事務局へFAX
(カ)医療・介護関係者の研修
在宅学習会(9回うち2回は外部講師を招いて)
・【6月19日】「管理栄養士の居宅療養管理指導の実際」(43名)
講師:いばらき診療所管理栄養士 古賀奈保子
・【11月20日】「口腔粘膜病変について」(31名)
講師:東京医科大学口腔外科助教 虹川東嗣
【11月9日】在宅医療・介護連携のための地域リーダー研修会(56名)
・講演:日本医師会常任理事 鈴木邦彦
・各専門分野講師による講義
・グループワーク(在宅医療・介護資源マップ作りの為の現状と課題
の抽出)
【12月24日】多職種連携フォーラム(約100名)
・講演:東京大学特任教授 辻哲夫
・パネルディスカッション(辻教授、藤井取手市長、真壁医師会長)
・グループワーク
「地域包括ケアのあり方」「私たちのまちの絵」の作成
H25・26年度に作成したテキスト
1.2025年超高齢化社会に向けた「地域包括ケア」のあり方と在宅医療・介護連携の役割
2.在宅医療の役割と「在宅いきいきネット」(取手市医師会在宅ネットワーク)
3.訪問看護の役割
4.ケアマネジャーの役割
5.訪問歯科の役割
6.訪問薬剤師の役割
7.訪問リハビリの役割
8.地域課題の抽出と地域資源に関する情報共有(課題・情報の更新方法の検討を含む)
9.在宅緩和ケア
10.在宅での認知症対策
11.神経難病と在宅ケア
12.褥瘡の予防とケア
13.在宅における栄養管理
14.在宅酸素療法と人工呼吸器管理
15.在宅で頻度の高い疾患の管理(通院や入院との違いについて)
16.ストーマケアに関して
17.退院支援と在宅医療
11/9地域リーダー研修会
地域リーダー研修会
午前の部 講演
H26.11.9
1.地域リーダー研修会の目的に関して
竜ヶ崎保健所地域保健推進室 室長 岡田 正
2.「在宅いきいきネット」に関して
取手市医師会事務局 狩谷 佳子
挨拶する藤井取手市長
3.「地域包括ケア」に関して
利根町地域包括支援センター 所長 秋山 幸子
4.「在宅連携のための病院協議会」結成報告と位置づけ
協議会会長 鈴木 武樹
5.「訪問看護ステーションの役割 」 佐瀬トータルケアセンター 代表取締役 佐瀬 悦子
6.ケアマネジャーの役割
利根町ケアマネジャ-連絡協議会 会長 佐藤 二朗
7.「在宅医療」
利根町国保診療所 所長 中澤 義明
8.「苦痛と緩和ケア」
JAとりで総合医療センター 部長 谷畑 英一
9.「在宅リハビリテーション」
有田内科整形リハビリクリニック 院長 有田 元英
午後の部
1.3分間トーク 牧谷医師、杉山歯科医師、石塚薬剤師、久保田訪問看護師、片田ケアマネ
優勝:杉山 哲夫 歯科医師 準優勝:久保田 文子 訪問看護師
2.基調講演「2025年を見据えた地域包括ケアにおける医療の関わり」
講師:日本医師会 常任理事 志村大宮病院 院長 鈴木 邦彦
3.グループワーク「医療・介護資源の抽出と検討」 各地域包括支援センター
顔の見える多職種連携と継続的なリーダー養成
医療機関を中心とした街づくり計画
高齢者タウン
デイサービス・高齢者住宅・遊歩道公園
保育所・コンビニ・レストラン
鈴木邦彦先生の講演より
地域リーダー研修会
バリアフリー化
2025年に向けた国の社会保障審議会
医療保険部会・医療部会等審議会の議論
電柱埋設化
適切な在宅医療・介護の近未来像
日本と欧米の違い・日本のかかりつけ医の役割
地域にあった「包括ケア」の構築こそ少子化の歯止めになること
など
多岐にわたるご講演をしていただきました。
病院・老健・特養・コミュニティカフェ
23
多職種連携フォーラム
「地域包括ケアとまちづくり」
H26年12月24日
東京大学総合社会研究機構 辻哲夫教授
・住民が家に閉じこもらず社会に参加して、地域全体が見守りサービス
をするようなまちづくりが重要。
・75歳以上の巨大集団にどう対応するか⇒在宅医療・介護連携
・生活習慣病の予防⇒年を取っても笑顔で生活できる
(以上毎日新聞)
パネルディスカッション
辻 哲夫 教授
藤井 信吾 取手市長
・スマートウェルネス構想
・高齢者の生きがいづくりと社会参加
真壁 文敏 取手市医師会長
・取手市医師会の取り組みに関して
新谷 周三 JAとりで総合医療センター院長
・JAとりで総合医療センターの関わる地域在宅連携
(キ)地域住民への普及啓発
患者・家族の視点からの実態調査
【2月8日】市民公開講座
(守谷市中央公民館 420名)
・講演:元国立がんセンター総長 垣添忠生先生
【 3月25日】市民公開在宅フォーラム(利根町公民館 180名)
自主制作ビデオ「在宅で認知症を生きる」上映
・パネルディスカッション
H26年度事業 実態調査(患者・家族)
市民(601人)
性別 男性:33.1% 女性:64.6% 不明:2.3%
年齢 70歳以上:36.1% 60代:25.6% 50代:10.1%
40代:14.1% 30代:9.3% 20代:2.7%
住所 取手市:44.9% 守谷市:21.8% 利根町:15.8%
住まい 一人暮らし:12.0% 夫婦二人暮らし:36.9%
親子世代同居:42.8% 二世代同居:8%
リハビリの一コマ
守谷市市民公開シンポジウム
会田記念リハビリテーション病院
「患者・家族の視点から1」
最後を向けえる場所は?
3.0%
在宅医療を希望しますか
1.5%
0.7%
17.3%
21.5%
21.5%
19.3%
11.5%
46.8%
57.1%
1.医療機関(病院・診療所)
1.希望するし、実現可能だと思う
2.介護施設(特養・老健・介護療養施設)
2.希望するが、実現は難しい
3.自宅(有料老人ホーム・グループホーム等を含む)
3.希望しない
4.現在、在宅医療を受けている
不明
在宅医療を希望する
が実現は難しい。
4.その他もしくは、わからない
不明
半数近くの人が最後は自宅で
迎えたいと答えた!
なぜ自宅か!
最後は家族に看取られたい:17.1%
住み慣れた家がいい:46.3%
過剰な医療を受けたくない:23.8%
自宅ではないのか!
自宅で亡くなると家族に迷惑がかかる:40.9%
十分な医療・介護を受けたいから:40.9%
家族がいない:7.1%
啓蒙不足
*自宅でも必要な医療と介護は受けられる
*家族に迷惑をかけない方法の検討
*家族はいなくても在宅は可能
妻を看取る日
最後は家で迎えたい~
~
平成27年2月8日
国立がん研究センター名誉総長垣添忠生先生
・「妻と二人だけで過ごした最後の4日間」
生きることにとってかけがいのない4日間
・強さ、弱さを内包した人間(患者)の多様性を知る
人生はブラウン運動
人は極大の世界に漂い、極小の世界に漂う儚い存在
・がんと共に生きる人生
妻の死後(泣き尽くしたあと)死は怖いものではなくなった。
・「酒と歌と笑顔で、夜を飾ろう」 乾杯の歌
色即是空・空即是色
・今自分に課していること
がん検診・ガン登録を国の事業に
在宅医療、在宅死の環境づくり
ある日突然夫が認知症に
動揺する家族たち
専門医への受診は拒否
認知症の見れる在宅医が登場し周辺症状をコントロール
家族も次第に落ち着きを取り戻す
専門医による認知機能テストの(一部)解説を挿入
認知症の患者様の治療には
多職種連携が欠かせない
自主制作ビデオビデオ
「在宅で認知症を生きる」
会場からは多くの質問が寄せられた
好評だった自主制作ビデオ
(ク)在宅医療・介護連携に関する
関係市区町村の連携
○竜ケ崎保健所の指導のもと
✩取手市医師会と取手市・守谷市・利根町がタックを組んで
事業に取り組んだ。
○取手・守谷・利根地域在宅連携協議会のもとに事務局会議を設置
✩取手市医師会、竜ヶ崎保健所、取手市・守谷市・利根町各地域
包括支援センターが中心となった。
✩事務局会議が多職種連携WGを兼務
✩各種事業をスムーズに進める原動力となった。
取手・守谷・利根地域在宅連携協議会
(目的)
多職種連携による在宅医療支援体制の構築を図るとともに、包
括的かつ継続的な在宅医療について検討する
(構成メンバー)
20名程度
・医師 ・歯科医師 ・薬剤師 ・看護,訪問看護
・ケアマネジャー ・リハビリテーション
・病院協議会 ・介護事業者 ・社会福祉協議会
・民生委員
・行政(取手市,守谷市,利根町,竜ケ崎保健所)
事務局会議の設置
・取手市医師会 副会長(協議会会長) 医師会事務局
・竜ヶ崎保健所
・取手市、守谷市、利根町 各包括支援センター
推進母体
取手市医師会管内の在宅医療・介護連携の位置付け案
取手市医師会
取手市・守谷市・利根町
地域包括
ケア
各団体の長を含む
拡大協議会
取手市医師会在宅ネットワーク
(在宅いきいきネット)
取手・守谷・利根地域
在宅連携協議会
事務局会議
取手市医師会在宅委員会
在宅連携のための
病院協議会
取手・北相馬在宅ケア
事例検討会・学習会世話人会
WG
多職種連携WG
事務局会議が兼務
ケアマネジャー連携WG
訪問看護ステーションWG
4つの局面における課題
退院支援
・病院医師や病院連携室の在宅医療への理解不足
(→「病院協議会」を通して情報共有に努める。退院時カンファレンスの恒常化)
・「在宅いきいきネット」についての市民への啓発
日常の療養支援
・「在宅いきいきネット」についての市民への啓発
(→診療各科ごとに往診担当医がいることの周知等)
・歯科医、薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャーなど多職種の更なる連携及び周知
急変時の対応
・「在宅いきいきネット」についての市民への啓発
(→管内で医師会に加盟するすべての一般病院が後方支援病院であることを周知)
看取り
・「在宅いきいきネット」についての市民への啓発
・(→訪問看護ステーションが24時間対応している事。主治医・副主治医制を取って
おり複数の医師で在宅を支えていることを広く周知する。更に在宅療養支援診療所
以外にも連携医がいることを周知)
今年度の課題
在宅いきいきネット」の成否が決めて! ・連携パスの作成
・ホームページ・パンフレットの活用
その他
「いばらき安心ネット」iSNによる医療機関間の情報共有
医療機関の情報共有がスタート
在宅への応用が課題
ボランティアとの係わり
・在宅連携協議会に「取手市民生員協議会・児童福祉
協議会会長」「守谷市社会福祉協議会」が参加
・その他次年度へ持ち越し
まとめ
「取手・守谷・利根地域在宅連携協議会」を中心に在宅医療・介
護連携を推進する土台作りを行った。
上記に各種ワーキンググループを置き、地域リーダー育成のため
のテキスト作りに取り組んだ。
「地域リーダー研修会」「在宅連携フォーラム」等人材育成に取り
組んだ。
地域リーダー研修会における各職種による3分間トークは好評で
あった。
「市民公開フォーラム」等で市民啓発に取り組んだ。
自主制作ビデオは市民の関心が高く効果的であった。
「在宅いきいきネット」を中心に仕組みづくりに取り組んだ。
課題として、顔の見える連携作りが不足していること、情報共有が
不足していること、市民の在宅医療への理解が十分ではないこと
などが浮き彫りになった。ホームページ作りなど今」年度の取り組
みに活かして行きたい。
ご清聴ありがとうございました。
ノートパソコン並みの腹部エコー 在宅で利用が可能
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