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CSR 報告書 第 21 号 2015 年 データ
CSR 報告書 第 21 号 目 2015 年 データ 次 1.2014 年度目標及び実績/2015 年度環境活動計画 …………………………………………… 1 2.エコロジー・ミッション …………………………………………… 2 2.1 算定基準 …………………………………………… 2 2.2 省エネルギービルの推進 …………………………………………… 3 2.3 工事の省資源とグリーン施工 …………………………………………… 3 2.4 省エネリニューアルとビルマネジメント …………………………………………… 4 2.5 新エネルギーの導入推進及びオフィスの省エネ …………………………………………… 4 2.6 排出権の確保と活用 …………………………………………… 4 3.省資源・資源循環 建設副産物の減量化・再資源化 …………………………………………… 5 4.フロン類回収量 …………………………………………… 6 5.水使用量及び排水量 …………………………………………… 7 6.環境会計 …………………………………………… 7 6.1 環境保全コスト …………………………………………… 7 6.2 環境保全効果 …………………………………………… 9 6.3 環境保全対策に伴う経済効果 …………………………………………… 9 6.4 環境会計要約情報の直近3期間の推移表 …………………………………………… 9 6.5 環境経営指標 …………………………………………… 10 6.6 グループ企業の環境保全コスト …………………………………………… 10 7.社外顕彰受賞一覧 …………………………………………… 11 8.CSRに関する当社の主な動き …………………………………………… 12 1.2014 年度目標及び実績/2015 年度環境活動計画 2014 年度は全ての項目で目標を達成しました。 2014 年度目標 地球温暖化防止 建設副産物の減量 化、資源化 2014 年度実績 エコロジー・ミッション対応 3,701,700 t-CO2以上削減 (1990 年度比-17%) 最終処分率の低減(建設汚泥、一般廃棄物、特別管理廃棄物は除く)4.1%以下 建設副産物総量原単位の削減(建築新築工事) 15.8 kg/㎡以下 3,895,042 t-CO2 (1990年度比-22%) 3.4% 15.1 kg/㎡ (建設汚泥、伐根・伐採材、一般廃棄物、特別管理廃棄物は除く) 生物多様性の保全 プロジェクトにおける生物多様性に関わるお客様への提案件数 環境配慮設計の推進 EMS の継続的改善 活動 2000 ㎡以上の建築設計案件 水質汚濁防止の管理状況に対する 建築・土木事業部門の内部監査での確認 14 件以上 CASBEE 評価Aランク以上 100% 2015 年度目標 地球温暖化防止 建設副産物の減量 化、資源化 環境配慮設計の推進 100% 2015年度目的 エコロジー・ミッション対応 4,232,800 t-CO2以上削減 (1990 年度比-23%) 最終処分率の低減(建設汚泥、一般廃棄物、特別管理廃棄物は除く)4.0%以下 建設副産物総量原単位の削減(建築新築工事) 15.8 kg/㎡以下 (建設汚泥、伐根・伐採材、一般廃棄物、特別管理廃棄物は除く) 生物多様性の保全 17 件 Aランク プロジェクトにおける生物多様性に関わるお客様への提案件数 14 件以上 CASBEE 評価Aランク以上 2000 ㎡以上の建築設計案件 注)2015 年度は3ヶ年目標の最終年度のため、目標=目的となります。 EMS の継続的改善活動は 2015 年度より日常活動に移行しました。 1 同左 同左 同左 同左 同左 2.エコロジー・ミッション 2.1 算定基準 算定方法の概要及び項目別の詳細データを以下に示します。 【算定期間】 ► 基準年は 1990 年度、2014 年度は 2014 年 4 月 1 日~2015 年 3 月 31 日 【基準年(1990 年度)排出量】 ► 全床面積(1990 年初)×建物排出原単位(1990 年度)+建設工事消化高(1990 年度)×建設時排出原単位(1990 年度)+建設資材調達数量(1990 年度)×資材排出原単位(1990 年度) 【標準的な建物に置き換えた場合の 2014 年度排出量】 ► 基準年(1990 年度)排出量算定と同様。ただし、全床面積は年毎に 1/40 が滅失、新築分が増加と仮定。 【2014 年度排出削減量の算定方法】 区分 削減量の算定基準、算定方法 排出係数 データ集計範囲 ①省エネルギー ビルの推進 ► 建物環境性能向上による排出量の削減:新 築床面積×(1990 年度-2014 年度建物排 出原単位) ► 緑化の推進:(緑化面積)×CO2 吸収量原 単位 [kg-CO2/年・緑化面積] ► 自然・新エネルギー活用推進:新築建物の 太陽光発電・昼光利用・自然換気床面積等× 排出削減原単位 ► 建設時の CO2 削減:(1990 年度-2014 年度建設排出原単位)×(2014 年度建設工 事消化高) ► 環境配慮資材の採用による排出量削減:電 炉鋼材・再生コンクリート等調達量×標準資 材比排出削減量原単位 1990 年と 2014 年度実績は省エ ネ法基準 清 水 建 設の 建 築 し た国内ビル ②工事の省資源 とグリーン施工 ③省エネリニュ ーアルとビルマ ネジメント ► 構工法の採用による排出量削減:資材削減 量×排出原単位+建設残土削減量×輸送排 出原単位(ロジスティクス分野における CO2 排出量算定方法) ► (リニューアルによるエネルギー削減量+ ビルマネジメント強化によるエネルギー削 減量)×排出係数 ④オフィスの省 エネ ► 1990 年比本支店のエネルギー使用削減量 ×排出係数 ⑤新エネルギー の導入推進 ► 新規新エネルギー発電施設の発電量×電力 排出係数の 1990 年度からの累計 ⑥排出権の確保 と活用 ► 海外で建設した CDM プロジェクトの施設 から排出権の取得(CDM の排出権認証手法) 2 実績データ等に基づく自社算定シス テム 1990 年と 2014 年の原単位は (社)日本建設業連合会 国土交通省国土技術政策総合研究 所・公益社団法人土木学会と環境省 のサプライチェーンを通じた温室効 果ガス排出量算定に関する基本ガイ ドラインの原単位 実績データに基づく自社算定システ ム 温対法「平成 24 年度の電気事業者 毎の実排出係数・調整後排出係数等 の公表について」 温対法「平成 24 年度の電気事業者 毎の実排出係数・調整後排出係数等 の公表について」 温対法「平成 24 年度の電気事業者 毎の実排出係数・調整後排出係数等 の公表について」 CDM の基準 清 水 建 設の 国 内 の 建設現場、清水建設 の 現 場 で使 用 し た 建築資材 清 水 建 設の 改 修 工 事、清水建設と株式 会社 シミズ・ビル ラ イ フ ケア の 管 理 対象ビル 清 水 建 設の 国 内 の 本支店、国内の研究 所 清 水 建 設が 建 設 す る 国 内 の新 エ ネ ル ギー施設 清 水 建 設が 海 外 に 建設する CDM 対 象の施設 2.2 省エネルギービルの推進 建築設計では、非住宅建物の一次エネルギー消費量や、住宅建物の Q 値(熱損失係数)、μ値(夏期 日射取得係数)に対して、CO2 排出量換算で 1990 年比 40%以上削減する目標を設定し、省エネル ギー設計に取り組み、45.9%の削減となりました。 2.2.1 省エネルギービルの推進 建築設計における CO2 排出量削減 2014 年度実績 1990 年 排出量※1 用途 非住宅建 物 単位:千 t-CO2/年 削減量 (削減率) 2014 年 排出量 ホテル 6.9 4.0 2.9 病院等 11.3 8.1 3.2 物販店舗 16.0 7.7 8.3 事務所 20.9 13.9 7.0 学校等 2.7 2.1 0.6 25.2 9.0 16.3 83.0 44.7 38.3 2.2 1.4 0.8 85.2 46.0 39.1 工場研究施設等 小計 集合住宅 合計 (45.9%) ※1:非住宅建物は「非住宅建築物環境関連公開データベース」/(一社)日本サステナブル建築協会 により一次エネルギー消費量より算出。集合住宅は省エネ法 1990 年基準値 2.3 工事の省資源とグリーン施工 作業所は下表の CO2 削減策の中から、6 項目以上(昼休み一斉消灯・アイドリングストップ・建設機 械の適正整備・高効率仮設電気機器の使用促進・省燃費運転は必須)採用して、CO2 削減に取り組み ました。サンプリングで 80 作業所の削減量調査を実施し、調査結果から施工高 1 億円当たりの CO2 排出量を算出、2014 年度の建築及び土木工事の消化高を乗じて CO2 排出量を推定しました。 2.3.1 工事の省資源とグリーン施工による CO2 排出量の 2014 年度実績 単 位 1990 年度 2014 年度 施工高 1 億円当たりの CO2 のみ (t-CO2/億円) 36.2 20.1 CO2 排出量 (t-CO2/億円) 36.3 20.2 施工時 CO2 排出量 (千 t-CO2) 630 226 施工時 CO2 削減量※2 (千 t-CO2) - 169 環境配慮資材の採用による CO2 削減量 (千 t-CO2) - 219 構工法の採用による CO2 削減量 (千 t-CO2) - 26 CH4、N2O 含 ※2:排出量の差分ではなく、施工高当たりの排出量の差分に当該年度の施工高を乗じて算出 3 2.3.2 部門別 施工時 CO2 排出量の 2014 年度実績 部門名 施工時 CO2 排出量 (千 t-CO2) 建築事業本部 69 関西事業本部 30 北海道支店 6 東北支店 17 北陸支店 10 関東支店 29 名古屋支店 26 広島支店 8 九州支店 16 土木東京支店 15 合計 226 2.4 省エネリニューアルとビルマネジメント 高効率設備機器へ交換、断熱性能のアップなど省エネルギー改修や設備の運転状況や施設の使われ方を モニタリングし最適な施設運転を行うビルマネジメント事業を推進しています。 2.4.1 省エネリニューアルとビルマネジメントによる CO2 排出削減量の 2014 年度実績 省エネリニューアルによる CO2 排出削減量 (t-CO2) 37,369 ビルマネジメントによる CO2 排出削減量 (t-CO2) 39,324 2.5 新エネルギーの導入推進及びオフィスの省エネ 建設技術とエンジニアリング技術の融合により、自然エネルギー、未利用エネルギー等の新エネルギー 施設建設を推進しています。 また、本支店社屋の省エネ活動を推進しています。 2.5.1 新エネルギーの導入推進及びオフィスの省エネによる CO2 排出削減量の 2014 年度実績 新エネルギーの導入推進による CO2 排出削減量 (t-CO2) 477,309 オフィスの省エネによる CO2 排出削減量 (t-CO2) 7,649 2.6 排出権の確保と活用 海外での温室効果ガス排出削減を目指したCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクトを創出し、 地球温暖化防止と途上国の持続的発展に貢献するとともに、プロジェクト運用で得られる排出削減量 (排出権)を確保・活用しています。 2.6.1 CDM(クリーン開発メカニズム)による CO2 排出削減量の 2014 年度実績 CDMによるCO2排出削減量 (t-CO2) 4 46,370 3.省資源・資源循環 建設副産物の減量化・再資源化 建設副産物データ管理システム「Kanたす」を活用し、作業所から排出される建設廃棄物の年度実績を 集計しています。 3.1 建設廃棄物排出量の推移 単位:万 t 年度 汚泥 2005 51 2006 がれき類 混合廃棄物 木くず 他品目 合計 134 8 3 13 209 63 150 9 4 12 238 2007 64 135 8 3 14 224 2008 62 114 5 3 11 195 2009 58 96 6 4 9 172 2010 54 132 4 4 10 204 2011 54 130 5 3 9 201 2012 74 146 7 4 7 238 2013 80 145 7 5 7 244 2014 71 136 5 5 13 230 3.2 部門別建設廃棄物排出量、最終処分率及び副産物総量原単位の 2014 年度実績 建設廃棄物排出量 最終処分率(*) 副産物総量原単位 (万t) (%) (kg/㎡) 建築事業本部 44 2.0 14.1 関西事業本部 25 3.2 15.4 7 3.5 16.0 東北支店 12 3.5 17.4 北陸支店 16 2.1 14.8 関東支店 21 5.1 15.4 名古屋支店 33 2.1 12.9 広島支店 6 4.4 14.5 九州支店 10 11.5 17.6 土木東京支店 55 1.4 - - - 3.4 15.1 北海道支店 エンジニアリング事業本部 合計 (*)対象:新設、新築工事 1 230 対象品目:建設汚泥及び特別管理廃棄物等は除く。 5 4.フロン類回収量 4.1フロン類回収量推移 フロン・ハロン(t) 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 15.6 17.1 25.7 27.8 23.8 4.2部門別フロン類回収量の 2014 年度実積 部門名 フロン・ハロン(t) 建築事業本部 15.9 関西事業本部 2.1 北海道支店 0.9 東北支店 1.3 北陸支店 0.3 関東支店 1.0 名古屋支店 0.6 広島支店 0.5 九州支店 1.2 土木東京支店 0.0 技術研究所 0.0 合計 23.8 5.水使用量及び排水量推移 5.1作業所の水使用量及び排水量推移 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 3 水使用量(千 m ) 1,498 1,633 1,916 1,798 1,945 排水量(千 m3) 1,000 1,090 1,412 1,090 1,808 5.2 部門別 作業所水使用量の 2014 年度実績 部門名 作業所水使用量 (千 m3) 建築事業本部 506 関西事業本部 240 北海道支店 61 東北支店 192 北陸支店 87 関東支店 234 名古屋支店 211 広島支店 64 九州支店 130 土木東京支店 221 合計 1,945 6 6.環境会計 社会的責任として「企業活動と環境の調和」は不可欠と考え、当社における環境活動を効率良く推進し、 着実に事業活動へ取組むための有効な環境経営ツールとしての活用する事を目的に、1999 年度より環 境会計を導入しています。 ■環境会計の基本的事項 1)集計範囲:清水建設株式会社 国内建設事業 2)対象期間:2014 年4月1日~2015 年3月 31 日 3)集計方法 環境会計ガイドライン 2005 年版(環境省)、建設業における環境会計ガイドライン 2002 年版(旧 建設3団体)を参考として 7 分類-18 項目に分けて集計 4)項目ごとの保全コストの算出の根拠 ①各部署からの積上げとサンプリング※による推計により算出(各項目の保全コストは次表参照) ②複合コストは計上せず、環境に関するもののみ 100%計上 ③人件費については、従事した時間に人件費単価を乗じて算出 ④減価償却費は財務会計で適用した耐用年数に基づいて算出 ⑤グリーン調達コストは、保全コストから除外 ※サンプリング選定の基準に基づき、選定された 80 作業所(改修工事含む)で得たデータを基に、完成工事高 で全社ベースに換算 6.1 環境保全コスト 費用額 ( )内は 2013 年度の環境保全コスト 保全コスト区分 大項目 Ⅰ.事業エリア 内コスト Ⅱ.上・下流 コスト 項目計(単位百万円) 主な環境保全活動項目 中項目 中項目計 1. 公害防止コスト 作業所での公害防止対策費 2. 地球環境保全コスト CO2 排出量削減のためのコスト 3. 資源循環コスト 建設副産物の適正処理対策費 1. 環境保全対策対応追加コスト 環境配慮設計のため投入したコ スト 大項目計 5,946 21,128 314 (26,470) 14,868 94 94 (96) 1. 環境マネジメント運用維持費 ISO14001 の継続 維持費 422 1,292 2. 環境保全対策関連費 環境保全対策費 325 (2,012) 3. 環境負荷監視費 近隣周辺地盤沈下等計測監視 169 4. 美化、景観保護等のコスト 現場周辺環境保全対策費 5. 環境教育費 環境に関した教育、講演等参加 272 6. 環境情報の開示 環境フェア、環境保全の発表会 56 Ⅳ.研究開発 コスト 1. 環境ビジネスに関わる研究開発費 環境に関わる研究開発 331 609 2. 環境保全に関する技術研究費 環境保全技術研究 278 (610) Ⅴ.社会活動 コスト 1. 環境保全団体等への寄付 NGO、環境関連団体への協賛 23 200 2. 地域住民等との社会的取組み 地域での環境教育協力費 177 (353) Ⅵ.環境損傷対 応コスト 1. 自然修復のためのコスト 自然修復のためのコスト 96 96 2. 環境保全での損害賠償のコスト 環境保全の賠償費 0 (132) 合計 23,419 Ⅲ.管理活動 コスト 48 Ⅰ~Ⅵ (29,673) 7 環境関連投資 Ⅶ.環境関連投 資コスト 1. 本・支店社屋設備投資 省エネ設備、中水道設備投資 4 4 2. ソフトウエア投資 環境関連ソフト投資 0 (82) 合計 4 Ⅶ (82) 成果 項 事業エリア内 活動 2013 年度 2014 年度 フロン、ハロン適正処理量 27.8 t 23.8 t 建設廃棄物処理総量 244 t 230 t 最終処分率(汚泥、有害物質除く) 3.2% 3.4% リサイクル率(汚泥、有害物含む) 91.7% 89.8% リサイクル率(新築、新設工事でがれき類、汚泥、有害物質除く) 84.2% 87.9% 15.2 kg/㎡ 15.1 kg/㎡ 建築新築工事 グリーン調達 目 副産物総量原単位(延床面積当り) 建設資材のグリーン調達 380 億円 190 億円 代替型枠材 146 億円 180 億円 型枠代替率 35.5% 38.3% グリーン調達率(工事部門)※参考値 16.8% 16.3% 国内建設完成工事高(億円) 2013 年度 2014 年度 建築 9,176 9,519 土木 2,028 2,317 11,204 11,836 計 ■集計結果の考察 1)費用総額は、国内の建設完成工事高の 1.98%(前年度は 2.65%)となり前年度比 0.67 ポイン ト減少しました。 2)資源循環コストは、国内の建設完成工事高の 1.26%(前年度は 1.21%)となり、前年度比 0.05 ポイント減少しました。 3)管理活動コストは、国内の建設完成工事高の 0.11%(前年度は 0.18%)となり、前年度比 0.07 ポイント減少しました。 8 6.2 環境保全効果(環境省環境会計ガイドライン 2005 年版本表②の項目) 環境保全効果 環境保全 効果の分類 3,863,619 3,398,052 基準期間と の差(環境保 全効果) -465,567 種類別エネルギー投入量(GJ) 電力 789,184 727,499 -61,685 種類別エネルギー投入量(GJ) 灯油 44,262 16,549 -27,713 種類別エネルギー投入量(GJ) 軽油 3,030,172 2,654,005 -376,167 CO2 排出量(万t-CO2) 28.9 22.6 -6.3 廃棄物総排出量(万t) 244 230 -14 20 23 3 53,711 39,108 -14,603 1,323 1,360 37 356 389 33 27.8 23.8 -4.0 3.2 3.4 0.2 リサイクル率(汚泥含む)(%) 91.7 89.8 -2 建築新築工事 15.1 15.1 0.0 建設資材のグリーン調達(億円) 377 190 -187 代替型枠材(億円) 146 180 34 グリーン調達率(工事部門)※参考値(%) 16.8 16.3 0.0 環境パフォーマンス指標(単位) 建設工事総エネルギー投入量(GJ) 事業活動に投入す る資源に関する環 境保全効果 事業活動から排出 する環境負荷及び 廃棄物に関する環 境保全効果 事業活動から産出 する財・サービス に関する環境保全 効果 廃棄物最終処分量(万t) 建物使用時の CO2 予測削減量(t-CO2/年) 1990 年法基準値との差 建物周辺緑化による CO2 吸収量(t-CO2/年) (単年度設計物件の数値) エコロジー・ミッションによる CO2 削減量 (万t-CO2/年) フロン、ハロン適正処理量(t) 前期 (基準期間) 当期 最終処分率(汚泥、有害物質除く)(%) その他の環境保全 効果 副産物総量(kg/㎡) 6.3 環境保全対策に伴う経済効果(環境省環境会計ガイドライン 2005 年版本表③の項目) 環境保全対策に伴う経済効果 金額(百万円) 主たる事業活動で生じた廃棄物のリサイクルによる事業収入 収益 341 実質的効果 費用削減 省資源又はリサイクルに伴う廃棄物処理費の節減(前年度からの節減額) -1,908 推定的効果* エコロジー・ミッションによる CO2 削減 766 *金額=エコロジー・ミッションによる CO2 削減量×単価(5890 円/t) 単価は「平成 21 年 5 月 地球温暖化交渉の最近の動向と中期目標の検討状況について」 経済産業省大臣官 房資料より算出 62$/t=95 円/$×62=5890 円/t 6.4 環境会計要約情報の直近3期間の推移表(環境省環境会計ガイドライン 2005 年版付属明細書④の項目) 前々期 ①環境保全コスト 投資額 (百万円) 費用額 (百万円) ②環境保全効果に関する環境パフォーマンス指標 建設工事総エネルギー投入量(GJ) 建設工事 CO2 排出量(万t-CO2) 建設工事廃棄物総排出量(万t) 建物使用時の CO2 予測削減量(t-CO2/年) 1990 年法基準値との差 前期 当期 2014 163 25,303 82 29,673 4 23,420 3,624,668 27.6 238 3,863,619 28.9 244 3,398,052 22.6 230 39,665 53,711 39,108 9 6.5 環境経営指標 前々期 売上高(億円) エコロジー・ミッション実績(万t) エコロジー・ミッション実績(t)/売上高(億円) 10,720 1,752 1,634 前期 当期 2014 11,836 1,623 1,371 11,204 1,700 1,517 次期目標 1,342 エコロジー・ミッション実績(万t):過去に建設した建物も含め、当社が建設したすべての建造物が排出するCO2排出量のことを言い、 この排出量にすべての事業領域でのCO2削減活動によるCO2削減量を減じたものをエコロジー・ミッ ション実績としています。 6.6 グループ企業の環境保全コスト シミズグループは、社会的責任として「企業活動と環境の調和」は不可欠と考え、グループにおける環 境活動を効率良く推進し着実に事業活動へ取組む為の有効な環境経営ツールとして活用することを目 的に 2007 年度より環境会計を導入しました。 ■基本的事項 1)集計範囲:シミズグループ SGEA21 参加 16 社 中 7 社 2)対象期間:2014 年4月1日~2015 年3月 31 日 3)集計方法:環境会計ガイドライン 2005 年版(環境省)を参考として工場と事務所に分けて集計 費用額 ( 保全コスト区分 大項目 Ⅰ.事業エリア内 コスト Ⅱ.管理活動コスト Ⅲ.研究開発コスト Ⅳ.社会活動コスト Ⅴ.環境損傷対応 コスト 中項目 ) 内は 2013 年度の環境保全コスト 項目計(単位百万円) 主な環境保全活動項目 中項目計 大項目計 16 1.公害防止コスト 工場での公害防止対策費 2.地球環境保全コスト CO2 削減及び省エネ設備維持費 3.資源循環コスト 廃棄物の適正処理対策費 1.環境負荷監視費 近隣周辺地盤沈下等計測監視 2.環境教育費 環境に関した教育、講演等参加 1.環境ビジネスに関わる研究開発費 環境に関わる研究開発 0 1.環境保全団体等への寄付 NGO、環境関連団体への協賛 0 2.地域住民等との社会的取組み 地域での環境教育協力費 9 1.自然修復のためのコスト 自然修復のためのコスト 1 2.環境保全での損害賠償のコスト 環境保全の賠償費 0 7 86 (150) 28 (25) 0 (0) 9 (5) 1 (7) 123 (188) 63 2 Ⅰ~Ⅴ 26 合計 環境関連投資 Ⅵ.環境関連投資 1.本・支店社屋設備投資 省エネ設備、中水道設備投資 コスト Ⅵ 0 0 (0) 合計 0 (0) 集計対象のグループ企業売上高(百万円) 2013 年度 2014 年度 224,678 235,789 集計結果の考察 1.7社の費用総額は、売上高の 0.05%となり前年度比 0.03 ポイント減少しました。 2.費用の中では事業エリア内コストが多く、全体の 70%を占めています。 10 7.社外顕彰受賞一覧 顕 彰 名 受 賞 作 品 等 集合住宅【パークタワー東雲】 集合住宅【ザ・パークハウス渋谷美竹】 都市型研修施設のコミュニケーション空間【ナガセグローバル人財 開発センター】 東京スクエアガーデン【東京スクエアガーデン】 2014 年度グッドデザイン賞 保育所型認定こども園【京橋こども園】 大学【安田女子大学新 5 号館】 平成 26 年度土木学会特別表彰 平成 25 年度 プレストレストコンクリート工学会賞 品部門 平成 25 年 照明学会 照明普及賞 JV官南三陸震災廃棄物処理・東 作 各務ヶ原大橋 静岡ガス本社ビル 足利赤十字病院 医療福祉建築賞 2013 聖路加産科クリニック 医療福祉建築賞 2014 第 8 回キッズデザイン賞 優秀賞(少子化対策担当大臣賞) <子どもの産み育て支援デザイン 地域・社会部門> Building & Construction Authority (BCA) Construction Excellence Award IRED2014 Good Poster Award 3rd Prize 神戸市立医療センター中央市民病院 赤レンガ建築賞 「川のある駅 福島県建築文化賞優秀賞 いわき芸術文化交流館アリオス 同上 福島トヨタ自動車株式会社本社 復興賞 中央区立京橋こども園 Ardmore 7 Condominium Project アルバカーキ市の商業ビルにおけるスマートグリッド実証 JR 旭川駅」 千葉県建築文化賞(優秀賞) 成田高等学校 1 号館 千葉市都市文化賞(建築部門) 学校法人中村学園 (公社)発明協会 励賞 セメント系改良地盤の品質検査システム 平成 26 年度関東地方発明表彰 発明奨 N タワー 緩衝材を用いた炭素繊維シート接着工法 第 40 回東京建築賞 東京都知事賞 東京駅丸の内駅舎保存・復原 同上 一般二類部門 最優秀賞 山梨県立図書館 同上 優秀賞 明治大学創立 130 周年記念和泉図書館 2014 年度山梨県建築文化賞 生長の家 “森の中のオフィス” 第 48 回 SDA 賞(日本サインデザイン協会)中部地区賞 第 27 回 日経ニューオフィス賞 中部ニューオフィス推 進賞 SBS 静岡健康増進センター カリモク家具株式会社 本社ビル 第 46 回中部建築賞(特別賞) シンフォニアテクノロジー㈱ 豊橋製作所技術開発センター 尾張大国霊神社 儺追殿 CASBEE 大阪 プラウド南田辺 第 27 回豊橋商工会議所都市デザイン文化賞 OF THE YEAR 大阪サステナブル建築賞(大阪建築環境配慮賞)優秀賞 河内長野ガス本社・防災支援施設 BCAO アワード 2014 企業防災賞 河内長野ガス本社・防災支援施設 おおさか優良緑化賞 関西医科大学枚方キャンパス 総務省消防庁 順天堂醫院 B 棟高層棟 火災フェイズ管理型防災システム 平成 26 年度優良消防用設備等表彰 東日本旅客鉄道㈱ 東京消防庁 感謝状 感謝状 首都高速道路㈱西東京管理局 感謝状 JVJR宮城野こ線橋作業所 高層建築物における歩行困難者等に係る避難安全対策の指導基準に 適合した病棟施工と予防施策の推進に対する貢献 八重洲線架替工事 静岡ガス本社ビル 第 62 回日建設計優秀工事表彰 愛知時計電機 新事務所棟新築工事 愛知県立芸術大学 福岡市 工事成績優良業者 音楽学部校舎 諸岡第10雨水幹線築造工事 11 建設工事 顕 彰 名 土木学会 第 51 回環境工学研究フォーラム 環境技術・プ ロジェクト賞 第 68 回セメント技術学会 優秀講演者賞 平成 25 年度 日本緑化工学会賞 論文賞 アーバンインフラ・テクノロジー推進会議 第 26 回技術研 究発表会(環境・エネルギー・防災部門)優秀賞 同上 奨励賞 2014 年度日本建築学会大会(近畿)学術講演会 建築環境工学部門 若手優秀発表 第 49 回地盤工学研究発表会 優秀論文発表者賞 2014 年度建築・住宅技術アイデアコンペ(第 12 回) 最優秀賞 平成 25 年度地盤工学会賞 論文賞(英文部門) 平成 26 年度 3R 推進功労者表彰 3R 推進協議会会長賞 平成 26 年度(一財)エンジニアリング協会 エンジニアリ ング功労者賞(エンジニアリング振興) 受 賞 作 品 等 オマーンにおけるニーズを踏まえた石油随伴水処理と地域産業への 展開 セメントの初期水和発熱量と反応率および圧縮強度の関係性に関す る検討 都市緑地の保有する健康関連 QOL に関する研究 杭頭絶縁基礎の開発 大規模三次元津波解析による建物転倒被害メカニズムの考察 冬期における 4 床室の湿度環境調査 杉板本実型枠コンクリートの木調色に関する研究 その 2 杉板から溶出する木調色の成分分析及び再現実験 MPM の盛土大変形解析への適用 集合住宅生活継続力評価(マンション LCP 評価)手法の開発 Construction of new runway from pier-type jacket structures with large-diameter long steel pipe piles 常磐自動車道山元工事作業所 パラビエンタの開発・展開 同上(中小規模プロジェクト枠) 扇島工場 TL22LNG 地下式貯槽建設プロジェクトチーム(東京ガ ス、IHI、IHI プラント建設、当社) 中部大学キャンパススマートグリット導入プロジェクトチーム 日本鋼構造協会 GINZAKABUKIZA の設計と施工 同上(環境貢献) 業績賞 (公社)地盤工学会 功労賞 多年にわたる地盤工学会の運営と発展への貢献 (一社)日本環境測定分析協会 協会功労者表彰 平成 26 年度 安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者 に対する厚生労働大臣表彰 優良賞(安全確保対策) 同上 安全衛生推進賞 多年にわたる事業運営への尽力と業界発展への寄与 清水・NIPPO 建設共同企業体 大崎駅西口南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事 安全環境本部長 白田廣一 地盤工学会 技術研究所 奥野哲夫 技術研究所 川口正人 功労賞 日本環境測定分析協会 協会功労者表彰 日本電気協会 第 59 回 日本ダム協会 第 34 回ダム建設功労者 澁澤賞 関東支店 山下哲朗 九州支店 12 大藪幹夫 8.CSRに関する当社の主な動き 年 1804 年(文化元年) 1887 年(明治 20 年) 1896 年(明治 29 年) 1904 年(明治 37 年) 1916 年(大正 5 年) 1938 年(昭和 13 年) 1982 年(昭和 57年) 1991 年(平成 3 年) 1998 年(平成 10 年) 1999 年(平成 11 年) 2004 年(平成 16 年) 2006 年(平成 18 年) 2007 年(平成 19 年) 2008 年(平成 20 年) 2009 年(平成 21 年) 2010 年(平成 22 年) 2011 年(平成 23 年) 2012 年(平成 24 年) 2013 年(平成 25 年) 2014 年(平成 26 年) 主な動き 江戸・神田鍛治町で創業 「論語と算盤」の考え方を経営に導入 「諭示」の提示 「営業規則・総則」の制定 「店務取扱に関する諭示」の提示 「営業規定附店員心得」の制定 「従業員心得(服務規程の内)」の制定 (1946 年,1948 年改定) 「経営理念」の制定(1991 年改定) 「地球環境室」の設置 「清水地球環境憲章」の制定 「企業倫理行動規範」の制定 「執行役員制度」の導入 「企業倫理行動規範」の改定 「内部統制システム整備の基本方針」の策定 CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)日本報告会への参画 「CSR 推進室」の設置 「内部統制推進グループ」の設置 「独占禁止法違反再発防止策」の策定と監査開始 「独占禁止法違反外部通報制度」の設置 「eラーニング」による「全社的コンプライアンス研修」の開始 「法務ニュース」の配信開始 取引業者との「調達基本方針」の策定 「ボランティア休暇制度」の開始 「リスク管理規程」の制定 「リスク管理委員会」および 「リスク管理主管部署(経営管理部)」の制定 「シミズ・オープン・アカデミー」の開校 「シミズ生物多様性ガイドライン」の制定 「ボランティアWEB」の開設 「中期経営方針 2010」の中で CSR 経営戦略を策定 「シミズ生物多様性アクションプラン」の制定 「ダイバーシティ推進方針」の策定 国連グローバル・コンパクト署名・参加 重要評価指標(KPI)の設定 「シミズ CSR 報告書第 19 号 2013」が環境コミュニケーション大賞 環境大臣賞受賞 「中期経営方針 2014」の中で CSR 推進戦略を策定 13