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平成22年度 授業概要(シラバス)

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平成22年度 授業概要(シラバス)
平成22年度 授業概要
S Y L L A B U S
聖園学園短期大学
保育科
目 次
1年次
◆基礎教養科目
◆教科に関する専門科目
◆教職に関する専門科目
キリスト教人間学Ⅰ…………… 1
音楽の理論と合奏……………… 13
教育原理………………………… 22
くらしと憲法…………………… 2
声楽Ⅰ…………………………… 14
保育の基礎理論Ⅰ……………… 23
日本語の表現…………………… 3
器楽Ⅰ(ピアノ)………………… 15
養護原理Ⅰ……………………… 24
文学……………………………… 4
幼児造形Ⅰ……………………… 16
発達心理学Ⅰ…………………… 25
子ども文化……………………… 5
福祉基礎理論…………………… 17
保育内容の指導法 人間関係… ………
26
ボランティア活動……………… 6
児童福祉と家庭………………… 18
保育内容の指導法 言葉… ……………
27
子どもと自然…………………… 7
小児保健Ⅰ……………………… 19
幼児指導法……………………… 28
保育の英語……………………… 8
小児保健実習…………………… 20
乳児保育Ⅰ……………………… 29
健康・スポーツ論……………… 9
小児栄養………………………… 21
障害と保育支援………………… 30
教育・保育実習………………… 31
体育実技………………………… 10
情報処理(初心者)……………… 11
情報処理(経験者)……………… 12
2年次
◆基礎教養科目
◆教科に関する専門科目
◆教職に関する専門科目
キリスト教人間学……………… 33
声楽……………………………… 34
保育者論………………………… 48
器楽(ピアノ)…………………… 35
保育の基礎理論………………… 49
哲学……………………………… 2
幼児造形Ⅰ……………………… 36
発達心理学Ⅱ…………………… 50
文学……………………………… 3
幼児造形Ⅱ……………………… 37
教育心理学……………………… 51
日本国憲法……………………… 4
幼児体育………………………… 38
教育制度………………………… 52
歴史学…………………………… 5
運動表現………………………… 39
保育内容総論…………………… 53
生物学…………………………… 6
児童文学………………………… 40
教育・保育課程総論…………… 54
物理学…………………………… 7
数論……………………………… 41
保育内容の指導法 健康… ……………
55
数学……………………………… 8
生活科の研究…………………… 42
保育内容の指導法 表現… ……………
56
英語コミュニケーション……… 9
社会福祉援助技術……………… 43
乳児保育Ⅱ……………………… 57
体育実技………………………… 11
家族援助論……………………… 44
援助に生かす心理学…………… 58
情報処理入門…………………… 12
子育て支援……………………… 45
保育総合演習…………………… 59
小児保健………………………… 46
教育・保育実習………………… 69
心と体の健康…………………… 47
注.今年度開講しない科目については省略
授業と科目の履修について
●出欠席等
① 出欠席については、授業科目毎に科目担当者が確認する。
② やむを得ない理由により欠席する場合は、科目担当者に「欠席届」を提出すること。緊急を要する場合は、
学生部・教務課(018-862-0337)に連絡をすること。
③ 病気等やむを得ない理由により長期欠席(2週間以上)をする場合は、医師の診断書等を添えて「欠席届」
を教務課に提出する。
④ 遅刻は授業開始 10 分以内とし、科目担当者に申し出ること。早退は科目担当者および担任に申し出ること。
遅刻、早退は2回につき1時間分の欠席として扱う。
⑤ 本学には公認欠席や忌引の扱いはない。ただし、やむを得ない理由(災害、就職試験、実習オリエンテーショ
ン等)による遅刻・欠席については考慮される場合がある。
⑥ 単位認定についての内規⑵「授業の出席時数が、基準の3分の2(実習、実技は5分の4)にみたない者
は受験資格を失い、単位は修得できない。」にもとづき、出席時数が規定にみたない場合は、単位の修得はで
きない。
●科目の履修
① 科目には必修・選択の別がある。
② 選択科目は更に選択必修と自由選択の科目に分けられる。
これらについては、時間割表やシラバス等を参考に、学生自身が自らの責任において決定し、指定の期日
までに教務課に「履修届」を提出しなければならない。
③ 「履修届」は、単位算定と成績評価の基礎となり、卒業及び教育職員免許状申請・保育士資格取得の要件に
つながるものである。履修の具体的な説明については、次の時期に行う。
1年次履修科目:4月のオリエンテーション
2年次 〃 :2月上旬 ④ 科目によっては、授業内容上、受講者数を制限したり、受講者数が極めて少ない場合は開講しないこともある。
⑤ 履修科目の変更は、原則として指定期間内のみとする。
⑥ 届出以外の科目の授業及び試験は受けられない。
⑦ 自由選択科目について
⑴ 自由選択科目を途中放棄する場合は、学長が定める日まで、学生部・教務課に申し出ること。
⑵ 指定された期日までに途中放棄の申し出をしない場合、原則として、その後の放棄は認められない。
⑶ 自由選択科目を途中放棄した場合、成績表には/線で表示され、
『/線は、自由選択科目の履修辞退』
と記する。
⑧ 実習について
学内における学習内容を基礎とし、これらを総合的に実践し応用する力を養うことを目的に、幼稚園・保
育所・その他の児童福祉施設において「教育実習・保育実習」を行う。
「実習」は、保育科の教育課程でも特に重要な意味を持つものであるので、これらは「教育・保育実習の手
引き」に基づいて履習する。
●成 績
① 各科目の成績については、試験・レポート・作品・実技・実習・平素の学習状況・出席状況等により、総
合的に評価する。
② 評点と評価基準は、次のとおりとする。
(学則第 12 条)
評 点
100 〜 90
89 〜 80
79 〜 70
69 〜 60
59 以下
S
A
B
C
F
評 価
合 格
不 合 格
(学生便覧より抜枠)
1 年 次
新約聖書
参考文献
フランシスコ会聖書研究所
サンパウロ ¥1,365
通
年
必
修
講義2単位
旧約聖書
百瀬文晃
「キリストを知るために」
中央出版
備 考
授業の
ねらい
著者・書名
単位数
1 年
教科書名
国枝 幸子
期 間
科目名 担当者 学 年
キリスト教人間学Ⅰ
キリスト教は人間をどのように理解しているのかを学び、人間のすばらしさ、偉大さを知り、真に人
を愛し、正しい倫理観をもって生活することを学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
聖書の思想を中心としながら、哲学における人間理解、また、現代的生命倫理問題にも触れ
たい。人間とは何か、人生の目的とは、真の愛とは?など自ら疑問をもって参加してほしい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
キリスト教、聖書、人間
2
ギリシャ思想における人間理解⑴
ソクラテス、プラトン
3
ギリシャ思想における人間理解⑵
アリストテレス、「不動の動者」「第1原因」
4
ギリシャ思想における愛
エロス、フィリア、アガペー
5
恋愛、愛と性
エロスの愛
6
真の愛とは
アガペーの愛
7
友情
フィリアの愛
8
結婚の意味
愛と永続性
9
聖心の意味
神の愛、聖心、ミサ
10
ミサに参加、講和を聞く
11
講和についてレポートを書く
12
命についての講和
13
精子、卵子提供について
生命倫理、市場原理
14
人工授精、体外受精
人工受胎と生命倫理
15
代理出産
代理母と母性
16
出生前診断
命の選択
17
旧約聖書、天地創造
世界、被造物、自然、地球環境
18
人間の創造
神の似姿としての人間、罪と悪
19
ヨゼフ物語
神の導き
20
モーセ
神の十戒
21
告知、死、
インフォームドコンセント、死の準備、死の受容
22
安楽死、尊厳死、自死
緩和ケア、ホスピス、自殺予防、命の電話
23
グリーフケア
悲嘆処理のプロセスと援助
24
新約聖書、イエス・キリスト
歴史的背景と終末思想、救い主・イエス・キリスト
25
待降節とクリスマス
リース、ツリー、マリアとヨセフ
26
イエス・キリストの誕生
最初のクリスマス、羊飼い、グローリア
27
クリスマスミサ
クリスマスの意味 喜び 28
イエスのメッセージ
29
十字架と復活、
受難物語、十字架、復活、ハレルヤ
30
卒業感謝ミサ
1年の感謝、2年生への感謝と祈り
「神の国は近づいた」
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況、平常の提出物
〔評価の観点〕
キリスト教の理解と正しい倫理観の理解、真剣な取り組み
−1−
)
期
岩波書店 ¥1,365
憲 法 第四版
な し
岩波書店 ¥3,150
必
修
講義2単位
備 考
前 岩波セレクト六法
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
山本 尚子
教科書名
科目名 担当者 学 年
くらしと憲法
憲法の内容と基本的考え方を自らの社会生活に根ざしたものとして理解する。
授業の特色と
学習者への期待
具体的事例を取り上げて、自分の生活経験に照らして、考えたり、感じてもらう講義としたい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
憲法の意義
憲法の規定する内容を確認し、各法律との関係について理解を深
める。
2
憲法の歴史
日本国憲法の成り立ちやその位置づけについて説明する。
3
幸福追求権
幸福追求権とは何かということについて具体的事例を取り上げな
がら理解を深める。
4
法の下の平等 法の下の平等が意味する平等について、具体的事例を通して考え
る。
5
内心の自由
内心が制約されていた歴史を踏まえ、内心の自由の不可侵性を理
解する。
6
表現の自由
表現の自由の重要性を理解し、さらに、現代社会においては、送り
手としてだけではなく受け手として保障されていることを理解する。
7
経済的自由権
経済的自由権はどのような権利を保障しているかということを説
明する。
8
人身の自由
刑事手続の流れについて説明をし、被告人等に関する基本的人権
を保障する意味について考える。
9
社会権
昨今の生存権や労働権についての具体的事例を取り上げながら、
社会権が保障する内容を説明する。
10
国民主権
国民主権の意義について説明し、国民主権が我々の生活をどのよ
うに保障するのかということを理解する。
11
国会・内閣・裁判所
国会、内閣、裁判所のそれぞれの権能、そして三者間の関係につ
いて説明し、統治機構の理解を深める。
12
地方自治
地方自治の意義について理解を深める。
13
平和主義
具体的事例を取り上げながら、憲法9条の意味について考える。
14
憲法の保障
違憲立法審査権について、具体的事例を取り上げ、説明する。
15
最高法規性
憲法が国内において最高法規であることの意味を説明する。
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
−2−
)
田上貞一郎著
「
〈新訂〉
就職に役立つ日本語表現法」
萌文書林 ¥1,680
な し
「えんぴつで書いて読む日本の名作」
年
ポプラ社 ¥945
必
修
講義2単位
備 考
通
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
寺田 和子
教科書名
科目名 担当者 学 年
日本語の表現
日本語の特質を知り、様々な文章表現の基礎を学び、豊かな自己表現の向上をめざす。
授業の特色と
学習者への期待
相手にきちんと伝わる文章の書き方、話し方を身につけられるよう演習 ( 実作・発表 ) を多
くする。ノート、テキスト、国語辞典他指示された物を必ず持参すること。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
・概要説明とアンケート(記述式)
2
日本語の特色について
・文字、重複表現、接続詞・副詞・形容詞を減らす、文末表現、
3
文章表現の基礎について
原稿用紙の使い方、現代かなづかい、表記法、送りがな、
4
〃
句読点・符号の使い方など
5 (書写)
・名作を読み味わい、丁寧に書写する
6 (スピーチの実施)
※ 5 分間…年間を通じて、毎時間 2 名ずつ
7
報告書を書こう
・何を誰にどう報告するのか
8
〃
9
手紙・はがきの書き方
・基本を知る…便箋の書き方、封筒の書き方、はがきの書き方
10
〃
・礼状の書き方
11
〃
12 (書写)
13
実習日誌や記録の書き方
・参考例から学ぶこと
14
〃
・基本のスタイル・用語・表記ほか
15
〃
〃
16
敬語表現について
〃
17 (書写)
18
小論文への挑戦
・メッセージの重要性、文章の構成(内容面・形式面)
19
〃
20
〃
〃
21
〃
・校正の仕方を学ぼう
22
〃
・発表
(グループ活動と個別活動の組み合わせ)
23 (書写)
24
実習日誌を実際に書いてみて
・反省、課題の発見、今後に向けて
25
〃
26
履歴書をどう書くか
・履歴書とは…書く前に
27
〃
・実際に書いてみよう
28
〃
・留意点に沿って直してみよう
学習のまとめ
※アンケート実施(記述式)
(グループ活動と個別活動の組み合わせ)
29
30
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(
)
〔評価の観点〕
出席点(参加態度)、提出課題の内容・表記、提出状況、5 分間スピーチでの発表態度・聞く態度など
5 分間スピーチでは、最近読んだ本の書名・著者・出版社を紹介し、簡単な内容紹介と自分の感想を発表する。
(自席から登壇するまで、挨拶、発表時の声の調子、聞き手に届けようとする発表であるかどうかなど)
−3−
年
参考文献
通
選 択 必 修
講義2単位
高橋順子著
「日本の現代詩 101」
な し
備 考
期 間
1 年
授業の
ねらい
新書館 定価 ¥1,680
プリント使用。参考図書等は授業内で随
時指示する。
明治・大正・昭和から現代に至る詩の流れを、作品の鑑賞を通して見る。また、北東北の詩人たちの
作品にも触れ、その風土性を探ってみたい。
授業の特色と
学習者への期待
様々な詩人の作品の鑑賞を通して、豊かな情感を育み、言葉に対する鋭敏な感覚を養ってほ
しい。
回
1
教科書名
寺田 和子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
文 学
授業項目
Ⅰ 明治時代
内容事項・重要語句等
1 新体詩…浅香社、「新体詩抄」、「於母影」
2
2 浪漫詩…北村透谷、島崎藤村、土井晩翠
3
3 象徴詩…上田敏、北原白秋、三木露風
4
4 口語自由詩の始まり…川路柳紅、石川啄木
5
Ⅱ 大正時代
1 口語自由詩の完成…高村光太郎、萩原朔太郎
6
2 その他…室生犀星、堀口大学、佐藤春夫
7
3 詩壇の外で…宮沢賢治、八木重吉
8
☆ CDを聴く(島崎藤村、北原白秋、土井晩翠ほか)
9
Ⅲ 昭和時代―現代詩の展開
1 モダニズム…西脇順三郎、安西冬衛、北川冬彦
10
2 詩誌「四季」…三好達治、中原中也、立原道造、丸山薫
11
2 詩誌「四季」…伊東静雄
12
3 詩誌「歴程」…草野心平、村野四郎
13
14
15
4 抵抗詩…小野十三郎、金子光晴
学習のまとめ
16 (夏休みの課題)
5 詩誌「荒地」…鮎川信夫、黒田三郎、田村隆一
6 詩誌「櫂」…川崎洋、茨木のり子、吉野弘、谷川俊太郎
17
18
7 ほかに…石垣りん、吉原幸子、新川和江
19
8 北東北の詩人から
20
21
9 詩と詩人の研究
22
23
24
25
26
10 詩と詩人の研究発表
27
28
11 歌われる詩(歌詞)について
29
30
学習のまとめ
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
知識・理解:時代と作品の関連に思いをいたせるか。
興味・関心:親しみやすい作品の暗誦などへの意欲があるか。
書く:自身の思いを詩作品として創作してみたり、作品の鑑賞を文章で表現してみたりする意欲があるか。
発表:自身で調べたことを人前で発表してみようとする意欲があるか。
−4−
)
保育実践力を高める
講談社、梅原猛、
日本文化論
春風社 ¥2,900
後
期
選 択 必 修
講義2単位
備 考
授業の
ねらい
期 間
1 年
腰山 豊
参考文献
教科書名
腰山 豊
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
子ども文化
¥470
出身地の民話の採録を課す
乳幼児が生育過程でふれる様々な文化や文化財の概要について学び、保育専門科目履修にあたって
の基礎的知識と技能を、実技や演習を含めて身につける。
授業の特色と
学習者への期待
子どもに関わる文化や文化財は広範囲である。保育に直接関係する童話・絵本・遊びなどを
中心に学習し、放送番組の視聴体験・子どもの遊び・玩具などの知識も含めて理解を深める。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
子ども文化とは何か
子ども文化の意義と移り変わり、児童文化から子ども文化
へのとらえ方の変換
2
秋田の子ども文化
秋田の地域性と子ども、秋田のこども文化、伝承民話と秋
田弁の昔ばなし
3
童話・おはなしの世界(東洋・西洋・北欧)
種類と意義、お話と創造性、インド児童文学の影響、ストー
リーテリング、朗読と素話
4
童話の実演(DVD、模範生実演)
お話を聞く体験、郷土の口演童話家塩野谷羊友、秋田の民
話と方言昔話
5
絵話・絵本の世界
6
絵本の観察と体験
7
紙芝居の世界
紙芝居の源流、絵巻物、教育紙芝居・教育画劇、教材性、
種類と意義
8
紙芝居の演出と利用
保育現場での利用の姿、演出の観察と体験、パソコンでの
制作可能性「デジタル絵本、デジタル紙芝居」
9
人形劇の世界と指人形の操作法
人形芝居、影絵、ぺープサート、エプロン・パネル・テー
ブルシアター、世界の人形文化
10
遊び文化
文化としての遊び、子どもの生活と遊び、手づくり簡易お
もちゃ
11
伝承遊びの世界
地域社会と遊び伝承、様々な伝承遊び、 現代に伝えたい遊
びと温もり
12
マスコミ文化と子どもの生活
テレビ放送、市販ビデオ、幼児用放送番組、アニメ文化と
ごっこ遊び
13
漫画とキャラクター
子どもの遊びとヒーローごっこ、秋田キャラクターの超人
ネーガーなど、漫画のたのしみ
14
遊びとおもちゃ
玩具の分類、乳児や幼児・学童期のおもちゃ、民族と玩具、
郷土玩具
15
その他の子ども文化
童謡、東西古今の子守歌、児童演劇、児童舞踊、遊び歌、
手遊び、絵かき歌
子どもの発達と絵本の意義・役割、絵本の種類とその特色
図書館蔵書を用いた読み聞かせ体験、簡易絵本づくり
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(制作、実技
〔評価の観点〕
ノートの記述内容と課題提出率等を総合評価。
−5−
)
授業項目
活動の意義と歴史
活動の種類と苦労・困難
自分の置かれた立場でできる無償の行為
困っている人を助ける快さ、充実感
様々な活動の種類と特長、苦労や困難点
5
〃
災害ボランティア
7
国内の事例と困難
国内の事例と困難・安全
環境ボランティア
9
10
内容事項・重要語句等
ボランティア活動の歴史と社会的役割
4
8
選 択 必 修
講義2単位
子どもに関する活動にも理解を深め、保育科学生としての参加によって実習等に役立つ用に
活動体験を蓄えて欲しい。休日や長期休業中などに積極的に参加することを期待する。
2
6
参考文献
回
3
いちばんはじめの
ボランティア
国内外を問わず、様々なボランティア活動が行われている。それらの活動の意義と社会生活上の役割
などについて学び、自らも参加できるよう積極的な態度と意欲を培う。
授業の特色と
学習者への期待
1
年
な し
松藤・小倉編著、樹村房
備 考
授業の
ねらい
通
著者・書名
単位数
1 年
教科書名
腰山 豊
期 間
科目名 担当者 学 年
ボランティア活動
ゴミ減量作戦と協力体制、分別収集、自治体・町内会
自然体験案内人、学校や保育での自然観察の補佐
歴史史跡案内人
11
郷土史に精通して見学者や観光客に解説同行
〃
12
活動のための研修
研修会への参加と資格取得など
13
相談窓口と人材登録
自治体等での世話、相談活動、研修の実施(有料・無料)、
14
地方市町村でも福祉会館や市民プラザに窓口を開き、活動を推奨
15
16
活動の希望を登録する制度
自己責任の原則と安全管理
17
18
生命の危険を冒して参加する場合のボランティア保険
海外災害ボランティア~要請による活動と出前出張サービスの場合の心得
個人活動とグループ活動
19
ボランティア活動のマナーと他人迷惑
WG秋田大会のマナー無視老人の事例
20
21
保育関連のボランティア活動
22
遊びボランティア
23
子供たちの遊びのお相手、昔の遊び(伝承遊び)の紹介役
ゲームや運動遊びほか、安全管理
24
絵本読み聞かせ
図書館などでの絵本や紙芝居の演出サービス
25
紙芝居実演
26
手遊びで幼児の預かり保育
27
その他の行動
保育関連イベントへの参加奉仕(子ども祭りなど)
29
仲間との交流と交歓
異種の仲間との相互交流の良さ
30
同上
自己充実感を長続きさせるために
学外ボランティア活動の見学
(別科目の「子ども文化」と密接に関連)
28
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(体験実習、演習
)
〔評価の観点〕
筆記試験は行わない。ノートをきちんと取って、学習の成果を残してもらいたい。6月と 12 月に点検をする
ので、その内容を成績に換算して総合評価する。講義科目ではあるが、体験授業も取り入れる。
※講義内容と演習の関係から受講者数の上限を 15 名以内とする。
−6−
期
選 択 必 修
講義2単位
な し
備 考
前 自作プリントを使用(A4)
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
佐藤 磯男
教科書名
科目名 担当者 学 年
子どもと自然
人と自然がより共存できるように生物学領域を中心に学ぶ。
自然の中で豊かな生活を楽しめることを目指して。
授業の特色と
学習者への期待
自然の中で、自由奔放に楽しみながら学ぶ幼い子どもたちを指導できる学習者になって欲し
い。そのために実践的な学習内容にしたい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
動物の行動
生得的行動・習得的行動
2
植物の生活と環境
水分調節 光合成と環境
3
生物の進化
生命の起源と進化 進化の証拠と進化のしくみ
4
生物の分類
生物の分類と系統
5
個体群とその維持
生物群集と個体群 個体群の相互作用
6
生態系とそのはたらき
生態系と物質収支 物質環境とエネルギーの流れ
7
地球環境の保全
地球温暖化 オゾン層の破壊 酸性雨
8
大気汚染
光化学オキシダント 窒素酸化物 ヒートアイランド現象
9
野外観察の方法⑴
野外観察の方法と危険防止
10
野外観察の方法⑵
観察記録の書き方
11
里山の植物
フィールドワーク
12
秋田県の鳥類⑴
海岸部と内陸部の鳥類層の特徴
13
秋田県の鳥類⑵
クマゲラの生態 バードウオッチングの方法
14
里山の鳥類
フィールドワーク
15
レポート作成
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
プリントの内容のテスト、レポート評価及び出席点
−7−
)
な し
萌文書林 ¥2,100
期
必
修
(演習)
2単位
備 考
後 赤松直子・久富陽子
「保育の英会話」
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
大西 絵理香
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育の英語
国際化が進み、日本の保育の場においても外国人親子の受け入れが増加している。この授業では社会
の変化に対応できる保育者を目指し、外国人の保護者との関わり方を学んでいく。
授業の特色と
学習者への期待
回
実際に外国人親子と接する場合の実用的な表現を学ぶので、積極的に授業に取り組んでほし
い。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
UNIT1 英語での簡単な応答
保育者の職業名、園舎内の場所
2
UNIT2 初対面のあいさつ
子ども・保護者との初対面のあいさつ、保育室にある物
3
UNIT3 登園時間や持ち物
登園時間の伝え方、持ち物お便りの作成
4
UNIT4 場所や道順の説明
保護者に場所や道順を伝える際の表現
5
UNIT5 園児の紹介、遊びに誘う
外国人園児の紹介のしかた、遊びに誘う際の表現
6
UNIT6 登園、降園時の会話
朝、帰りのあいさつ、子どもの様子を伝える際の表現
7
UNIT7 子ども達とのかかわり
1日の保育の流れを英語で表現
8
UNIT8 昼食時の会話
昼食時の子どもたちへの声がけ、献立表の英訳
9
UNIT9 排泄に関する表現
トイレの使わせ方、連絡帳に用いる表現
10
UNIT10 子どものけんか
けんかの際の声がけ、注意のしかた
11
UNIT11 子どものけが、病気
けがや病気の表現、救急処置に関する語句
12
UNIT12 電話の応対
電話による保護者との連絡の取り方
13
UNIT13 園行事
行事のお知らせ、日本の伝統行事の説明
14
UNIT14 0歳児の保育
赤ちゃんへの言葉かけ、毎日の園便りの作成
15
UNIT15 卒園
卒園時のお祝い、保護者とのあいさつ
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
毎回使うプリントの提出、レポート。定期試験(1回)の成績から総合的に評価する。
※ノートを準備する必要はありません
−8−
)
参考文献
期
な し
必
修
講義1単位
な し
備 考
授業の
ねらい
前
著者・書名
単位数
1 年
教科書名
内藤 裕子
期 間
科目名 担当者 学 年
健康・スポーツ論
身体の仕組みを知り、体育の意義を考察する。
授業の特色と
学習者への期待
回
健康な生活をおくるためには、何が必要なのかを理解する。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
ガイダンス
2
体育の意義
体育の意義
3
健康な生活
健康の意義
4
運動と基礎代謝の関係
運動が必要な訳
5
スポーツ
スポーツの意義
6
ダイエット
食事療法と運動療法
7
体 力
体力について考える 8
〃
〃 9
レクリエーション
レクリエーションの必要性
10
食物と栄養
食べる事と栄養の効果
11
生活リズム
人間と生活リズムの関係
12
病気と免疫
疾病が及びその原因
13
環境と健康
環境が人間に及ぼす影響
14
生活習慣
生活習慣と生活習慣病
15
まとめ
総括
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況・授業態度
〔評価の観点〕
平常点と試験、出席状況での評価
−9−
)
後
期
な し
必
修
(実技)
1単位
な し
備 考
授業の
ねらい
期 間
1 年
参考文献
教科書名
内藤 裕子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
体育実技
生涯にわたって、スポーツやレクリエーションに親しめる能力を身につける。
授業の特色と
学習者への期待
回
身体を動かすことの大切さと楽しさを理解する。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
ガイダンス
2
体力づくりのための運動
ストレッチ、柔軟運動など
3
リズム運動
ダンスの楽しさを知る
4
〃
〃
5
ラジオ体操
内容、指導法を理解する
7
球技
ドッジボール、バレーボール、バスケットボールなど
8
〃
〃
9
レクリエーション
集団遊びの必要性を理解する
10
〃
〃
11
〃
〃
12
〃
〃
13
ダンス
レクリエーションダンス・フォークダンス。リズムダンス
14
〃
〃
15
まとめ
6
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(出席状況・授業態度
〔評価の観点〕
平常点と試験、出席状況での評価
− 10 −
)
通
年
萌文書林 ¥2,100
必
修
講義2単位
IT リテラシーを習得するため、パソコンの基礎からインターネットの活用まで実習を通して学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
回
現代社会の必須技能である「読み・書き・パソコン」を基礎から学び、実社会に出てから
仕事に直結する技能を確実に身につける。
授業項目
内容事項・重要語句等
ガイダンス
本学パソコン室の機器の使用方法を説明。
キーボードとマウスからの入力
データ入力の仕組みを理解し、マウス操作に習熟する。「ペ
イント」ソフトを使い、イラストの作成・データの保管・
読み込みを習得する。
ワープロソフトの機能と操作を学ぶ
1「園おたより」を題材にワープロ文書の作成技法を学ぶ。
2W ord のオートシェープ機能を活用して簡単なイラスト
を短時間で作成できる技法を学ぶ。
3イラストの入った「園おたより」を作成し、印刷まで学
ぶ。
4クリップアートとワードアートの技法を習得する。
表計算ソフトの機能と操作を学ぶ
1「クラス表」の作成を通して簡単な表作成技術を学ぶ。
2「年間カレンダー」の作成を通して、オートフィル機能・
シートの複写技術を習得する。
3「児童台帳」の作成を通じて、入力規則を習得し卒園・
入園・進級の操作技法を習熟する。
4「身体計測記録台帳」の作成を通して、グラフの作成方
法を習得する。
メールソフトの機能と操作を学ぶ
アウトルックエクスプレスの基本操作を習得する。Web
メールとの機能の違いを理解する。
2
3
な し
備 考
期 間
1 年
「保育者のための
パソコン講座」
参考文献
杉舘 俊彦
授業の
ねらい
1
教科書名
(初心者)
著者・書名
阿部正平 阿部和子 ホソノヨーコ
単位数
科目名 担当者 学 年
情報処理
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
プレゼンテーションソフトの活用
28
簡単なホームページを作成し、情報共有を
29
体験する
プレゼンテーションソフトを活用した発表会の準備を行う。
ホームページの仕組みとリンクを理解する。
30
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 4.その他(
)
〔評価の観点〕
ワープロ・表計算ソフトの基本的操作ができることが最低基準とする。出席状況や普段の授業での反応等を
加味して総合的に評価します。
− 11 −
通
年
な し
萌文書林 ¥2,100
必
修
講義2単位
備 考
期 間
1 年
「保育者のための
パソコン講座」
参考文献
杉舘 俊彦
授業の
ねらい
IT リテラシーを習得するため、パソコンの基礎からインターネットの活用まで実習を通して学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
教科書名
(経験者)
著者・書名
阿部正平 阿部和子 ホソノヨーコ
単位数
科目名 担当者 学 年
情報処理
現代社会の必須技能である「読み・書き・パソコン」を基礎から学び、実社会に出てから
仕事に直結する技能を確実に身につける。
授業項目
内容事項・重要語句等
ガイダンス
本学パソコン室の機器の使用方法を説明。
キーボードとマウスからの入力
データ入力の仕組みを理解し、マウス操作に習熟する。「ペ
イント」ソフトを使い、イラストの作成・データの保管・
読み込みを習得する。
ワープロソフトの機能と操作を学ぶ
1「園おたより」を題材にワープロ文書の作成技法を学ぶ。
2W ord のオートシェープ機能を活用して簡単な、イラス
トを短時間で作成できる技法を学ぶ。
3イラストの入った「園おたより」を作成し、印刷まで学
ぶ。
4クリップアートとワードアートの技法を習得する。
5表を活用した「給食だより」を作成する。
表計算ソフトの機能と操作を学ぶ
1「クラス表」の作成を通して簡単な表作成技術を学ぶ。
2「年間カレンダー」の作成を通して、オートフィル機能・
シートの複写技術を習得する。
3「児童台帳」の作成を通じて、入力規則を習得し卒園・
入園・進級の操作技法を習熟する。
4「身体計測記録台帳」の作成を通して、グラフの作成方
法を習得する。
メールソフトの機能と操作を学ぶ
メールを使った、文書・画像のやり取りをおこなう。
27
プレゼンテーションソフトの活用
プレゼンテーションソフトを活用した発表の準備を行い、
28
簡単なホームページを作成し、情報共有を
動きも付ける。
29
体験する
ホームページの仕組みとリンクを理解する。
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
30
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 4.その他(
)
〔評価の観点〕
ワープロ・表計算ソフトの基本的操作ができることが最低基準とする。出席状況や普段の授業での反応等を
加味して総合的に評価します。
− 12 −
参考文献
年
な し
必
修
演習1単位
備 考
授業の
ねらい
通
著者・書名
単位数
1 年
教科書名
東海林 美代子
期 間
科目名 担当者 学 年
音楽の理論と合奏
「Piano Lesson 60 時間」
音楽教育研究協会
五線ノート
鍵盤ハーモニカの唄口は個人持ち
音楽の基礎理論を学び、楽譜がよくわかるようにさせる。
乳幼児に親しみやすい簡易楽器の基礎的奏法を習得し、合奏の喜びを感じられるようにする。
授業の特色と
学習者への期待
楽譜がわかると表現の世界が広がります。保育の中で工夫しながら音楽を取り入れ、子ど
もにも合奏の楽しさを与えられることを期待します。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
授業内容について
・保育における音楽と楽器、リズム遊び
2
譜表について
・音符・休符の長さの理解
3
①音符と休符
・カスタネット、すず、タンバリンの奏法
4
②音名と階名
5
③拍子記号と小節
6
音楽用語の理解
7
小曲の合奏Ⅰ
・木琴、鉄琴、打楽器を使った合奏
8
「おどろう楽しいポーレチケ」「思い出のアルバム」
9
「ミッキーマウスマーチ」
10
11
12
13
音程
14
①半音と全音
15
②完全・長・短・増・減音程
16
音階
17
18
・音程について図を使って理解する
・調・調号・主音を理解する
・音階が弾け、書ける
小曲の合奏Ⅱ
・トーンチャイム・ミュージックベルを中心とした合奏
19
20
21
22
クリスマス曲の合奏
23
24
25
クリスマス曲の発表会
26
和音とコードネーム
27
・主要三和音について
・コードネーム付きの旋律譜に伴奏をつける
28
29
30
まとめ
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(実技発表、演習テスト
〔評価の観点〕
①出席数と授業態度
②合奏の実技発表と演習テスト
− 13 −
)
通
年
聖園学園短期大学
必
修
演習1単位
備 考
授業の
ねらい
期 間
1 年
聖歌集「神をたたえて」
参考文献
教科書名
築地 芳子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
声 楽 Ⅰ
な し
随時プリント配布
合奏曲をとおして、歌唱の基礎を学ぶことで、幼児教育者に必要な基礎技能を身につける
授業の特色と
「歌う」ことで音楽的感覚を養い、表現する楽しさを体験してもらいたい
学習者への期待
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
1.solfege
solfegeの基礎を学ぶ
2
リズムと視唱
・音符の長さ ・リズム練習
3
・音程(2度~6度) ・視唱練習
4
(1グループ3名でリズム課題と視唱課題に取り組む)
5
6
2.歌唱の基礎
7
・発声と呼吸
・共鳴とことば
8
9
10
11
12
3.アンサンブルを楽しむ
・音色の統一とハーモニー作り
13
合唱曲をうたう
・二部、三部合唱曲をうたう
14
・アンサンブルコンテスト(10 月)
15
16
17
4.季節の子どものうたを歌う
(4月、5月)
18
あくしゅでこんにちは、先生とおともだち、
19
こいのぼり、さんぽ
20
(6月、7月)
21
かたつむり、シャボンだま アイスクリームの歌
22
(9月、10 月)
23
どんぐりころころ、とんぼのめがね、まっかな秋
24
(11 月、12 月)
25
コンコンクシャンのうた、あわてんぼうのサンタクロース、
26
27
サンタクロースがやってくる
5.宗教行事・学校行事の曲を歌う
ミサ曲・入学式・卒業式のための曲をうたう
28
聖心のミサ(6月)、クリスマスミサ(12 月)、
29
卒業感謝のミサ(3月)、卒業式(3月)、
30
入学式(4月)
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
1.出席数と授業態度
2.solfege課題の取り組み結果
3.アンサンブルの実技発表
− 14 −
)
音楽教育研究協会
必
修
演習1単位
参考文献
年
Piano Lesson 60 時間
備 考
授業の
ねらい
通
著者・書名
単位数
1 年
教科書名
築地 芳子 他7名
期 間
科目名 担当者 学 年
器楽Ⅰ(ピアノ)
な し
テキスト以外に個々の進度・能力に応
じたものを使用する
幼児教育者として必要なピアノの基礎的なテクニックを習得させる
授業の特色と
学習者への期待
回
様々な作品・練習曲を通して、より高い音楽表現ができるようになることを期待します
授業項目
内容事項・重要語句等
1
2
1.個人の進度・能力に応じた練習曲と楽曲
3
を課し、レッスン形式で行う
・レッスン時間は1時間に5名程度
4
・レッスンの過程では、演奏及び練習のポイントについて
5
・レガート奏法、運指法等具体的に指導する
6
7
8
9
10
2.ピアノ経験者には、グループレッスンに
・ブルクミュラー「25 の練習曲」
・
「18 の練習曲」ギロック
11
より、より高い音楽表現のできる奏法を
・「こどものためのアルバム」などをテキストとして使用
12
習得させる。
13
14
・グループレッスンは1時間に5〜7名程度
15
16
17
18
3.実技試験
・進度に合った曲を指導者と話し合って選曲し、1曲を演
19
前 期( 1 回)
・奏する
20
後 期( 1 回)
・弾きうたいの課題を3曲以上練習し、1曲を指導者と話
21
・し合って選曲し、演奏する
22
23
24
25
26
27
28
29
30
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
実技試験および平常点で評価する
− 15 −
)
備 考
必
修
演習1単位
〇図工の基礎実技を中心とした制作活動。
〇制作をとおして、幼児期における表現のもつ意味を感じ取りながら、造形の基礎的な能力
を身に付けることを望む。
回
2
期
な し
つくりだす喜びを実技をとおして味わい、造形的な創造性を養うとともに、保育としての造形活動に
ついての関心を高める。
授業の特色と
学習者への期待
1
前
な し
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
小笠原 京子
教科書名
科目名 担当者 学 年
幼児造形Ⅰ
授業項目
内容事項・重要語句等
オリエンテーション
授業内容の見通し 各自準備するもの等
保育としての造形活動
幼児の表現
色遊び
描画素材のいろいろ
クレヨン パス パステル 水彩絵の具の特色
3
見て描く 想像して描く
実技制作
さまざまな技法の実際
[作品提出]
4
5
紙レリーフ
基礎トレーニング
構成練習
カッターの使い方 配色の工夫
実技制作
[作品提出]
〃
6
粘土とともだち
粘土の触感と表現 〃
7
紙粘土による立体・半立体表現
芯の有無 着色
飾る 幼児と楽しむ表現
8
使う [作品提出]
9
飛び出すカード
テーマの選択
10
実技制作
プレゼントできるカード
11
作品相互鑑賞
[作品提出]
13
幼児の絵について
発達段階における幼児画の特色
14
紙版画
版画の種類
種々の紙・布を使っての版づくり
凸版 凹版の実際 実技制作
[作品提出]
動くおもちゃ
ふりふりダンス
12
15
動きのポイント
年間授業のふりかえり
[作品提出]
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
・授業態度 ・作品 ・制作過程 ・提出期限 ・出席数
− 16 −
)
山縣文治・岡田忠克 編
よくわかる社会福祉
な し
ミネルヴァ書房 ¥2,520
期
必
修
講義2単位
備 考
前
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
藤原 法生
教科書名
科目名 担当者 学 年
福祉基礎理論
社会福祉の基本的な理念を理解し、各種制度等に関する知識を身につけることで、福祉サービスの
利用者、サービス提供者として必要な実践力を身につける。
授業の特色と
学習者への期待
社会福祉に関心をもって学び、幅広い知識を持つ者として頼られる存在になってほしい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
福祉とは何か、社会福祉の理念
2
現代社会の理解
少子高齢社会、家族・地域の変化
3
社会福祉の歴史
日本の社会福祉の歴史、海外の社会福祉の歴史
4
社会福祉行政
国と地方の行政機関
5
公的扶助⑴
公的扶助と社会保険、生活保護法(目的、原理・原則)
6
公的扶助⑵
生活保護法(保護の種類と内容)
7
公的扶助⑶
生活保護法(生活保護の実施体制、保護の動向)、低所得対策
8
高齢者福祉⑴
少子高齢社会の現状、高齢者の理解、高齢者福祉の理念
9
高齢者福祉⑵
高齢社会対策、老人福祉法(目的、基本理念)
10
高齢者福祉⑶
介護保険法(目的、基本理念、各種サービス)
11
障害者福祉⑴
障害者福祉の理念、障害分類
12
障害者福祉⑵
障害者福祉対策、法体系とその内容
13
障害者福祉⑶
障害者の自立支援
14
地域福祉⑴
地域福祉の理念、コミュニティ、コミュニティケア
15
地域福祉⑵
住民参加の地域福祉、地域福祉の将来展望
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
試験結果を主として出席状況も含めて総合的に評価する。
− 17 −
)
前
期
必
修
講義2単位
「社会福祉小六法」
2010 年
ミネルヴァ書房
備 考
授業の
ねらい
期 間
1 年
児童福祉
青踏社 ¥1,995
「社会福祉基本用語集」
ミネルヴァ書房 ¥1,680
参考文献
教科書名
国枝 幸子
著者・書名
生活事例からはじめる
単位数
科目名 担当者 学 年
児童福祉と家庭
子どもに関わる福祉の中心的な専門分野として、基礎から全体の主なポイントをしっかりと理解し、
よりよい子どもの幸せを家庭と社会全体で支える仕組みについて学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
子どもに身近な事柄をとりあげつつ、子ども家庭福祉の基礎を身に付けられるようにする。
学びの中であなたと社会全体がどのように、子どもたちと家庭を守り、よりよい福祉を実施
して行くべきか考えてほしい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
1保育所と児童家庭福祉
保育所と幼稚園 児童福祉と家庭
2
保育士資格
児童福祉施設 国家資格 名称独占 守秘義務
3
児童福祉の原理と理念
児童福祉法 児童憲章 児童の権利条約
4
児童福祉の仕組み
児童相談所 一時保護 措置 相談援助 児童家庭支援セ
ンターと児童家庭相談室
5
児童福祉の法制
日本国憲法 児童福祉六法
6
少子化対策と児童福祉
少子化の進行 少子化対策の流れ エンゼルプランなど
7
現在の児童福祉の動向
子ども子育て応援プラン 子育て支援
8
現代の家庭と社会的養護
愛着形成と家庭 児童虐待と児童の権利 子どもの権利ノ
ート
9
児童福祉施設の歴史
石井十次 石井亮一 高木憲次 糸賀一雄 留岡幸助 野口
幽香
10
児童養護施設と乳児院
入所施設 入所理由 ショートステイ トワイライト
11
児童自立支援施設と情緒障害児短期治療施設
施設の目的 対象児 援助 治療
12
母子生活支援施設
施設の目的 DV シェルター
13
障害児施設
肢体不自由児施設 知的障害児施設
14
児童福祉と専門職
保育士 社会福祉士 介護福祉士 心理療法士
15
児童福祉と地域
子育て支援 認定子ども園 〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
熱心な取り組み、課題の理解と関心
− 18 −
)
期
必
修
講義2単位
備 考
3
同文書院 ¥2,310
○小児の正常な成長発達について理解し、健康的な生活を支援できるようにする。
○小児が心身共に健やかに育つ養育環境及び社会支援のあり方を学び、自己の保育士として
の考え方を養う。
回
2
な し
小児の成長発達を理解し、小児が心身共に健やかに成長発達できるように保育士としての知識を習得
する。
授業の特色と
学習者への期待
1
後
西村 昂三 編著
「わかりやすい小児保健」
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
高橋 美砂子
教科書名
科目名 担当者 学 年
小児保健Ⅰ
授業項目
内容事項・重要語句等
我が国の子どもの動向
年少人口、合計特殊出生率、出生数、出生率、乳児死亡率
生命の誕生
月経周期中のホルモン変化
小児期の分類と健康問題
胎児期、新生児期、幼児期、学童期、思春期の健康問題
現代の健康問題
メディアと健康問題
小児の発達課題と接し方の基本
エリクソンの発達課題の考え方、第Ⅰ段階から第Ⅱ段階
第Ⅲ段階から第Ⅴ段階
4
子どもにとって家族とは
家族構成と人間関係、現代家族の特徴
児童虐待の予防対策
5
小児の成長発達とは
成長発達とは、成長発達の一般的な原則
身体発育の評価
形態発育(体重、身長)
パーセントタイル、カウプ指数、ローレル指数、肥満度
6
頭の成長発達、感覚器の発達
頭囲と大泉門、小泉門、脳の発達、原始反射
7
歯の成長と虫歯予防
歯の萌出と虫歯予防
8
生理機能、体温調節
子どもの体温の特徴
免疫機能
免疫機能
9
予防接種
予防接種法 定期予防接種、任意予防接種
10
胸郭と呼吸の成長発達
胸郭と呼吸の特徴
生理機能 循環
脈拍と血圧
生理機能 消化・吸収
消化・吸収、栄養
生理機能 排泄
排泄のメカニズム、便、尿、夜尿の対処
生理機能 水分代謝
体の水分調整、水分代謝の特徴
睡眠
小児の睡眠の特徴と意義
新生児
新生児の特徴、新生児対策
母乳栄養の意義 卒乳
母乳栄養の意義、母乳分泌促進、母乳禁忌 卒乳方法
小児の死亡統計 小児の不慮の事故
年齢別死亡順位
誤嚥・誤飲の対策
不慮の事故の実態と対策
まとめ
小児保健のめあてと社会的役割
11
12
13
14
15
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 19 −
)
編著:兼松百合子・荒木暁子他
新訂 小児保健実習
同文書院 ¥2,310
期
必
修
実習1単位
①山本恵子:写真でわかる小児
看護技術、 インターメティカ.
②榊原洋一:小児保健実習ノート
、 診断と治療社.
備 考
前
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
佐藤 ヨシ
教科書名
科目名 担当者 学 年
小児保健実習
発育・発達していく小児の健康が、日々の生活、環境と大きく関わっていることを理解し、小児の心
身の健全な育成を支援するための保育知識・技術を習得する。
授業の特色と
学習者への期待
回
グループでの実技体験学習が主であり、一人一人が確実に体験し正しい保育技術を身につけ
保育実習で実践できること、また、学んだ保育・養護技術を学生自身の子育てに活かすこと
を期待しています。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
子どもの保育と保健
保育における保健・養護、赤ちゃん誕生(VTR)
2
子どもの成長発達を知ろう
体重、身長、頭囲、胸囲の測定のしかた、評価(カウプ指数)
3
子どもの生理機能を知ろう
体温、脈拍、呼吸の観察・測定のしかた
4
精神・運動機能の発達を知ろう
運動機能の発達(VTR)、ことばの発達(VTR)
5
日常生活の養護技術
保育環境、育児マニュアル(VTR)、抱き方、おんぶのし
かた
6
日常生活の養護技術
おむつ交換、授乳の仕方、調乳・排気のさせ方
7
日常生活の養護技術
衣類の着脱、口腔の清潔、褒め方・しかり方
8
日常生活の養護技術 沐浴のしかた(沐浴実施)
9
よくかかる病気について知ろう
症状の観察のしかた、感染の予防対策
10
主な症状に関する対処方法
罨法、薬の与え方、浣腸など
11
事故防止について知ろう
事故の内容、誤嚥・誤飲防止、気道の異物除去法
12
救急時の応急処置
副木の作成、止血法、包帯の巻き方
13
集団保育における健康教育
保育所・幼稚園におけるリスクマネジメント・健康教育
14
現代における子育て上の問題を知ろう
親業、父親の育児支援、虐待など
15
救命救急(救命講習会)
心肺蘇生法・徐細動(秋田市消防本部救急隊救急救命士指導)
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(実習態度
〔評価の観点〕
試験の点数の他に実技時の服装、レポートの自分の考えを重視し評価する。
− 20 −
)
期
必
修
(演習)
2単位
参考文献
後
新編 小児栄養
理論と演習・実習
医歯薬出版株式会社 ¥2,520
な し
備 考
期 間
1 年
授業の
ねらい
小児には発育という成人と異なる大きな特徴があることを知る。小児期は味覚、食習慣の形成期であ
り、しつけを含めた適正な食生活習慣の土台作りの時期であることを理解する。講義、演習、実習を
通して乳児期、幼児期、学童期の成長と発達を学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
講義で各期の栄養と食生活の特徴を理解し、調乳法、離乳食、幼児期のお弁当、間食などの
実習を行い特性を知る。
回
1
教科書名
平澤 恵
著者・書名
〔編集〕大浦 敏博・廣野 治子
単位数
科目名 担当者 学 年
小児栄養
授業項目
子どもの健康と食生活
内容事項・重要語句等
・健康と栄養 ・授業内容説明
・小児栄養の意義と重要性
子どもの成長と発達
・小児期の区分
・発育の評価
2
栄養素の働き
・栄養素とその代謝
・消化と吸収
・食事摂取基準
3
食品について
4
献立・調理について
・植物性食品と動物性食品
・油脂類、甘味食品、特別用途食品、その他
・献立作成の手順
・調理の意義と調理法
5
授乳(乳汁)栄養
・乳児期の栄養と食生活の特徴
・母乳栄養、人工栄養、混合栄養
・授乳
6
離乳
・離乳の必要性と実際
・離乳食の献立作成
7
幼児期の栄養と食生活
・幼児期の特徴と栄養
・幼児の栄養および食生活の問題点
8
授乳期の栄養(実習)
・調乳法、授乳法(無菌殺菌法)
・人工栄養の種類と特徴
9
離乳期の栄養(実習)
・離乳食の調理(初期、中期、後期、完了期)
・ベビーフードの種類と特徴
10
幼児期の栄養(実習)
・幼児期(1〜2歳と3〜5歳の昼食)の調理実習
11
幼児期のお弁当(実習)
・幼児期のお弁当の調理実習
・お弁当作りの注意点
12
幼児期の間食(実習)
・幼児期の間食の必要性と調理実習
13
幼児期の食教育
・食育の必要性と幼児の食育のポイント
14
小児期の病気と食生活
・便秘、食物アレルギーなど
15
給食と子どもの食生活、試験について
・給食の役割と利点
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況、実習態度
〔評価の観点〕
出席状況、講義・実習態度、提出課題、定期試験などによって総合的に評価する。
− 21 −
)
保育者のための教育原理
岸井勇雄編著
幼児教育の原理
三恵社 ¥2,205
前
期
必
修
講義2単位
同文書院
備 考
授業の
ねらい
期 間
1 年
小林建一著
参考文献
教科書名
小林 建一
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
教育原理
保育に従事する者に必要とされる教育・保育についての適切な考え方や内容・方法などの原理を学ぶ
とともに、自らの関心・意欲・態度の形成を目指す。
授業の特色と
学習者への期待
テキスト・プリントにより体系的な学習を進めるとともに、関連する事項とくに時事的情報
を補充する。自らの関心・意欲・態度形成に努めるような学習を期待する。
回
授業項目
1
よき保育者を目指して
2
教育とは何か
3
発達と教育
内容事項・重要語句等
⑴目的をもって自ら学ぶ姿勢を大切に
⑵図書資料の利用を通しての自己成長
⑴教育の意義と目的
⑵素質と教育
⑴発達と学習
⑵生涯発達の中の幼児期
4
幼稚園教育と保育所保育
⑴幼稚園と保育所の歴史
⑵認定子ども園の制度
⑶子育て支援のセンター
5
教育課程(保育計画)の基本
⑴幼稚園教育要領と幼稚園教育の基本
⑵幼児が主体的に活動できる環境の構成
6
教育課程の編成
⑴幼稚園教育の目的と目標
⑵「領域」とその「ねらい」・「内容」
7
教育課程から指導計画へ
⑴指導計画を立てるポイント
⑵保育実践と指導計画の作成
8
環境を通して行う教育
⑴幼児にとっての物的環境と人的環境
⑵望ましい環境の構成
9
遊びを通して行う教育
10
保育の方法(指導法)
⑴遊びの教育的な意義
⑵遊びを指導するということ
⑴保育の形態
⑵保育における指導と援助
⑶ティーム保育
11
保育における評価
⑴評価の観点
⑵幼児を理解するということ
⑶反省と評価のための観察記録
12
保育者の望ましい役割
⑴幼児に対する保育者の態度・あり方
⑵幼児への具体的な援助のあり方
13
子ども観の歴史
⑴諸外国の幼児教育思想
⑵日本の幼児教育思想
14
幼児教育の課題
15
まとめ
⑴幼稚園・保育所と小学校の連携
⑵多文化教育・保育、知的早教育など
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
1.学習内容についての理解の有無・適否
2.授業参加態度
− 22 −
)
必
修
講義2単位
参考文献
期
①森上史朗「よくわかる保育原理」
②「保育用語辞典」
③幼稚園教育要領解説
④保育所保育指針開設
⑤森上史朗「保育方法指導法」
な し
備 考
授業の
ねらい
後
著者・書名
単位数
1 年
教科書名
安藤 節子
期 間
科目名 担当者 学 年
保育の基礎理論Ⅰ
保育の意義について、内容や方法を通して学ぶ。
子どもにとっての最善の利益となる保育のあり方を考える。
授業の特色と
学習者への期待
回
自分の生育暦を振り返り、実習体験を活かしながら、保育について様々な視点から考えてほ
しい。自分の考えを述べ、他者の意見に耳を傾け学びあう姿勢を大切に。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育の基本1
変化する社会と保育
2
保育の基本2
子どもの最善の利益とは
3
保育所保育指針の基本
子どもの最善の利益と保育
4
保育における子ども理解
子どもの行為の意味をさぐる
5
保育における子ども理解
発達の様々な捉え方
6
保育の基本3
環境による保育とは
7
養護と教育の一体的保育
8
保育の原理
保育の特性・目標
9
保育の原理
保育の環境・方法
10
保育の内容
ねらいと内容
11
保育の内容
遊びによる総合的な考え方
12
保育の計画
3歳未満児の保育内容と計画
13
保育の計画
3才以上児の保育内容と計画
14
保育の現代的課題
多様な保育ニーズへの対応
15
まとめ
まとめ
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
基本をきちんと捉えているか。保育や子どもを捉える視点が確かか。
− 23 −
)
授業の
ねらい
後
期
「養護原理」
「社会福祉基本用語集」
「社会福祉小六法」
全国社会福祉協議会 ¥1,890
必
修
講義2単位
備 考
期 間
1 年
改訂 4 版・保育士養成講座
第8巻
参考文献
教科書名
国枝 幸子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
養護原理Ⅰ
児童の社会的養護についての基本的な仕組みを理解し、保育士の役割を学ぶ。
社会的養護について、保育士としてどのように子どもたちの育ちを支援して行けるかを考えながら学
んでほしい。
授業の特色と
学習者への期待
回
施設実習に直接関連する科目であるので、「養護内容」と関連性を持たせながら、イメージ
のもてる授業にして行きたい。福祉の中でも、より子どもたちの生活に身近な科目として、
関心をもって臨んでほしい。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育における養護原理
児童養護、児童養護の基本原則、療育、施設養護
2
児童養護における子ども観
子どもの権利、発達過程、基本的ニーズ、アタッチメント
3
子どもと家庭をとりまく状況
子育て環境、児童養護問題
4
児童養護の歴史
日本における児童養護の歴史、他国における児童養護の歴史
5
施設における児童養護
対象児童、施設養護の特質、基本原理
6
児童養護の仕組み
児童福祉サービス利用の仕組み、児童相談所、措置と契約、障害者自立
支援法、児童福祉最低基準
7
児童養護の領域1・2・3
養育環境と児童、障害のある児童、情緒・行動に問題のある児童
8
児童養護の領域4
家庭的養護、里親、養子縁組、グループホーム
9
施設養護の実践と方法
日常生活および自立に向けての援助、リービングケア、アフターケア
10
治療的・支援的援助
虐待、障害、非行、親子関係、学校、地域、ネットワーク
11
児童養護の基本的実践
自立支援計画、ケースワーク、グループワーク、ケース会議、記録の書き方、
子ども参画の視点
12
児童養護サービス⑴
乳児院、児童養護施設、児童自立支援施設
13
児童養護サービス⑵
自立援助ホーム、母子生活支援施設、情緒障害児短期治療施設、重症心身
障害児施設、肢体不自由児施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設
14
児童養護サービス⑶
児童館、里親制度、養子縁組、児童家庭支援センター、地域子育て支援
15
被虐待児の養護、自立支援、 子ども虐待の現状、虐待防止法、子ども虐待と親権、被虐待児のケア
児童養護の課題
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
児童養護の理解と真剣な取り組み
− 24 −
)
福村出版 ¥2,100
回
波多野諠世夫 他著 「知的好奇心」
中公新書 ¥756
前
期
必
修
講義2単位
乳幼児期の子どもの発達の道筋や特徴を理解し、子どものよりよい発達のために、乳幼児の
保育はどのようにあったらよいか、自分なりに課題意識を持ちながら授業に臨んでほしい。
授業項目
発達のしくみと様相
内容事項・重要語句等
発達のしくみ
2
人間の発達の特殊性
3
発達の様相
自分をとりまく世界の認識-認知の発達
知覚の発達
記憶の発達
5
思考の発達
6
7
な し
主として乳幼児期の子どもの発達の道筋を知り、それぞれの時期における発達の特徴や援助のあり方
を理解する。
授業の特色と
学習者への期待
4
参考文献
繁多進編著
「乳幼児発達心理学」
備 考
期 間
1 年
授業の
ねらい
1
教科書名
青木 光子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
発達心理学Ⅰ
心理テスト-PCエゴグラム
自分をとりまく人々とのかかわり
8
-対人関係の発達
9
母子相互作用
愛着
愛着対象のひろがり
自己の知覚
10
自分自身を知る-自己の発達
自己意識の発達
自己制御
情緒とは何か
11
豊かな内的世界-情緒の発達
乳児期の情緒発達
幼児期の情緒発達
情緒の社会科
他者理解の発達
12
社会的認知と社会的行動の発達
愛他行動の発達
道徳性の発達
発達障害とは
13
さまざまな発達障害
14
精神機能の発達障害
ことばの障害
その他の発達障害
問題行動のとらえ方と対応
15
子どもの問題行動
育児相談の重要性
育児相談事例
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
前期試験、レポートおよび出席状況などを総合して評価する。
− 25 −
)
安藤 節子
必
修
(演習)
2単位
備 考
期
な し
領域「人間関係」のねらいと内容に基づいて、乳幼児の人間関係の育ちとそれを支える
保育の方法・内容・援助・環境について学びを深める。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
前
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
①森上史朗他著 最新保育講座8
保育内容「人間関係」②森上史朗・
柏女霊峰著・ 保育用語辞典 育
ての心 倉橋惣三③幼稚園教育要
領解説・保育所保育指針解説
参考文献
人間関係
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育内容の指導法
実習の体験を基に子どもの実際の姿から、人間関係の育ちを捉えるべく、ビデオ視聴
や絵本の活用など、理論と実際をつなげながら学んでいけるようにしたい。
授業項目
「領域・人間関係」 とは
内容事項・重要語句等
幼稚園の生活から
ある幼稚園の実践 ビデオ
2
遊びの中で育つ人とのかかわり
人とのかかわりと遊び
人とのかかわりの基礎を育てるとは
3
遊びの中のかかわり①
遊びの中のかかわり②
4
けんかやトラブルいざこざ
事例やビデオをみて
5
6
同上
想像的遊びと人とのかかわり
ごっこ遊びの構造
ごっこ遊びの発達
7
ごっこ遊びの教育的意義
ごっこ遊びの中で育つもの
8
ごっこ遊びの中の人とのかかわり
探索行動
9
探索行動の意義
子どもの探索行動のいろいろ
探索行動を支える環境と大人
10
11
探索行動を育てる
人とのかかわりが育つ道すじ
0歳から2歳児
3歳児
12
4歳児
5歳児
13
自立へのプロセス
依存と自立
自我の育ちと自己抑制
14
協働的活動
同上
15
人とのかかわりを育てる保育の実践
幼児理解について
同上
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況 他
)
〔評価の観点〕
単なる知識として暗記するのではなく、自分これまでの経験と重ね合わせて考え、自分の言葉で考え語ろうと
しているか
− 26 −
蛭田 一美
期
必
修
(演習)
2単位
保育用語辞典
子どもと保育を
見つめるキーワード
備 考
授業の
ねらい
後
保育所保育指針
幼稚園教育要領解説
単位数
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
言 葉
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育内容の指導法
・領域「言葉」のねらいと内容を学びながら幼児理解を深める。
・言葉の発達における集団生活の意義、言語環境としての保育者の役割と援助のあり方を学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
・言語を多面的に学ぶことにより、乳幼児が言語を獲得していく過程に関心を持つ。
・表現手段としての言葉の重要性を理解しながら、保育者としての感性を磨く。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
領域「言葉」の理解
保育所保育指針・幼稚園教育要領のねらいと内容の理解
2
言葉の特徴と発達
ことばの特性・機能
3
絵本・紙芝居
保育の展開・絵本から広がる世界
4
言葉の獲得
言葉の不思議さと獲得の経緯
5
言葉が育つ環境 Ⅰ
言葉が育つとは
6
言葉が育つ環境 Ⅱ
言葉が育つための環境的な条件
7
保育の展開と幼児理解 Ⅰ
乳幼児の言動から
8
保育の展開と幼児理解 Ⅱ
情動体験の中から育つもの
9
保育実技
表現活動としての実践 1
10
すばなし・ことばあそびとは
表現活動としての実践 2
11
保育者の役割と援助 Ⅰ
言語環境としての保育者とは
12
保育者の役割と援助 Ⅱ
通じ合う・聞き手・語りかけ・対話
13
保育者の役割と援助 Ⅲ
考える・確かめる・経験の共有・表現
14
言葉に関する領域の諸問題
保育の展開の中から~言葉遊び・文字指導・表現活動
15
まとめ
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 27 −
)
前
期
必
修
演習1単位
森上史朗 編
よくわかる保育原理
ミネルヴァ書房
備 考
授業の
ねらい
期 間
1 年
保育所保育指針
幼稚園教育要領解説
参考文献
教科書名
蛭田 一美
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
幼児指導法
保育方法の基本的な考え方を学び、自分なりに保育を工夫したり、挑戦する意欲や力を身につける。
授業の特色と
学習者への期待
子どもの楽しさやおもしろさを感じることができる感性を養い、今後の保育の学びに活かす。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育における遊びとは Ⅰ
遊びの多様性と魅力
2
保育における遊びとは Ⅱ
遊びとは何か
3
遊びで育つもの
4
遊びの展開 Ⅰ
5
遊びの展開 Ⅱ
6
集団と遊び
集団の育ちと個の育ち
7
遊びによる総合的指導とは
知的・情緒的・身体的・社会的側面から
8
工夫が求められる保育 保育の中の様々な子どもたち
9
行事と保育
行事のとらえ方とかかわり
10
安全と多様な子どもへの対応
健康と安全に関する留意事項
11
乳幼児の理解 子どもの内面的な理解と発達的な理解
12
保育の計画
指導案・保育記録・個人記録
13
保育の計画と実践 Ⅱ
保育実践
14
保育者の専門性
求められる専門性
15
省察
保育カンファレンス・カウンセリングマインド
遊びの展開と保育者の配慮
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 28 −
)
期
−子どもの豊かな育ちを求めて−
参考文献
前
乳児保育Ⅰ
な し
萌文書林 ¥1,835
必
修
(演習)
2単位
備 考
期 間
1 年
授業の
ねらい
人間形成の基礎時期である乳児保育の理論と知識を具体的事例を通して学び、乳児の理解を深める。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
教科書名
門戸 美智
著者・書名
阿部和子 編著
単位数
科目名 担当者 学 年
乳児保育Ⅰ
知識だけにとどまらず、子どもの豊かな育ちを心から願う保育士を目指す
授業項目
Ⅰ.乳幼児保育の基本
2
内容事項・重要語句等
人間発達における乳児保育の意義
新生児 乳児期前半の子どもの姿
Ⅱ.乳児期のこころと体の発達
3
乳児期後半の子どもの姿 1歳3ヶ月頃の子どもの姿
4
首がすわる 寝返り おすわり ハイハイ
Ⅲ.乳児保育の遊びと生活の内容
5
つかまり立ち つたい歩き
6
乳児の生活
《生活》
7
8
食事 排泄 睡眠 清潔
Ⅳ.社会性の芽生えと言葉の発達
泣く 笑う 喃語 表現 物とのかかわり 言語の理解
依存 してもらう したがる
9
Ⅴ.自立への道筋
10
自立へ向けての乳児保育の視点
聖園ベビー保育園
道具を使う イメージの共有 自己中心
11
Ⅵ.乳児期の環境の重要さ(人的 物的)
12
人との関わり 自立 自我意識 保育者の援助
遊び(歩き回る 見る 触れる まねる 玩具)
13
Ⅶ.生活習慣
言語の習得
14
Ⅷ.園と家庭との連携
しつけとは何か
指導と援助
15
Ⅸ.指導計画と記録
Ⅹ.これからの乳児保育
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 29 −
)
回
必
修
演習1単位
教育・保育実習での経験や課題を明らかにし、実践に結びつける。
具体的な事例をもとに小、中学校までの発達を見据えた保育のあり方を考える。
授業項目
障害のある子どもと保育
2
3
株式会社みらい ¥2,100
備 考
期
内容事項・重要語句等
障害児保育の理念
障害児保育の形態
対象別に見た障害理解
精神遅滞
4
広汎性発達障害
5
ADHDとLD
6
言語障害
7
運動障害
8
聴覚・視覚障害
9
てんかん他
10
旧約聖書
百瀬文晃「キリストを知る
ために」中央出版
乳幼児の障害についての基礎的理解と保育について考える
授業の特色と
学習者への期待
1
後 新・障害のある
子どもの保育
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
参考文献
永井 博敏
教科書名
科目名 担当者 学 年
障害と保育支援
障害のあるこどもの保育方法
保育者の基本姿勢
11
遊び集団活動への援助
12
基本的生活習慣の援助
13
障害のある子どもの保護者支援
障害のある子どもと家族
14
障害のある子どもの保育関連施策
福祉、医療、教育施策
15
就学に向けて
適正就学
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
自分なりの課題を持ち、基本的知識とともに、障害児の理解をすすめているか。
− 30 −
)
幼稚園実習保育所・施設実習
ミネルヴァ書房 ¥2,200+税
年
必
修
(事前・事後指導)
実習1単位
備 考
通
単位数
授業の
ねらい
期 間
1 年
著者・書名
森上史朗・大豆生田啓友 編
新・保育講座
参考文献
猿田 興子
教科書名
科目名 担当者 学 年
教育・保育実習
実習に向けての幼稚園・保育所・児童福祉施設の目的と内容について基本を理解し、実習を円滑に進
めていくための実際的知識や心構えを得る。
授業の特色と
学習者への期待
保育実践の体験を通して実習への関心を深め、主体的な学びとなるよう、学生間のディスカ
ッションを取り入れ保育士として人間性の豊かな成長を願う。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
教育・保育実習の位置づけ
2年間の実習の回数・期間・種類
2
実習園の選択についって
幼稚園実習園の希望についての諸注意
3
実習の方法と理解
ビデオ視聴
4
幼稚園教育要領について
環境による教育について
5
幼稚園教育要領について
遊びによる指導について
6
保育所保育指針について
幼稚園教育要領との比較から
7
保育所保育指針について
保育園の一日の流れから
8
実習園におけるオリエンテーションについて
連絡方法・態度・持ち物など
9
実習における基本的態度・マナー
生活習慣・健康維持
10
実習における基本的態度・マナー
実習生の社会性について
11
施設実習について
施設実習の選択についての諸注意
12
実習に必要な準備事項
ビデオ視聴
13
幼稚園実習記録の書き方
幼稚園の目的・機能について
14
幼稚園実習記録の書き方
保育の見方・子どもの見方・記録法
15
幼稚園とは
幼稚園の一日の生活から保育者と子どもを考える
16
幼稚園実習を終えて
学生同士の話し合い・省察
17
実習における子ども理解について
子どもを観ることからかかわりへ
18
実習園への礼状の書き方
19
保育所と幼稚園の違い
保育所の目的・機能について 低年齢児の保育について
20
保育園とは(環境)
保育所の一日の生活から保育者と子どもを考える
21
未満児保育における養護について
保育所実習の望ましい援助について
22
3 歳未満児について
23
0・1歳児の生活と遊び
24
2 歳児の生活と遊び
25
保育所実習における諸注意
実習の心構えと実習課題の明確化
26
保育所実習を終えて
学生同士の話し合い・省察
27
保育計画について
保育の中での計画の重要性
28
活動の考え方
保育における遊びのとらえ方
29
遊びと人間関係・環境
保育所における生活と遊び
30
遊びと言葉・健康
遊びをともに楽しみ、つくる存在として
ビデオ視聴
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 31 −
)
2 年 次
新約聖書
参考文献
年
フランシスコ会聖書研究所 訳
な し
サンパウロ ¥1,365
必
修
講義2単位
備 考
授業の
ねらい
通
著者・書名
単位数
2 年
教科書名
青木 光子
期 間
科目名 担当者 学 年
キリスト教人間学
新約聖書を中心に読み、イエス・キリストの生き方と教えから、自分と人を愛する生き方を学び、人
間の真の幸福を探求する。
授業の特色と
学習者への期待
聖書に基づいた価値観、人間観を探求し、キリスト教への理解を深めると同時に、自分の生
き方を考える視点にしてほしい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
荒れ野での試み
誘惑と戦うイエス
2
イエスの弟子
弟子の選び
イエスの教え
山上の垂訓
3
4
5
敵を愛せよ 人を裁くな
6
7
イエスのたとえ話
よいサマリア人のたとえ、金持ちとラザロ
8
種まきのたとえ
9
ぶどう園の労働者
10
11
イエスの態度
ナインのやもめ、罪の女のゆるし、幼い子どもたち
祈りについて
主の祈り
神のあわれみ
見失った羊 放蕩息子
イエスの奇跡
あらしを静める、エリコの盲人、重い皮膚病患者、
イエス時代のイスラエルの社会
差別されている人、貧しい人とのかかわり
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
権威者の反対
キリストの受難、十字架 死
最後の晩餐、新しい掟 ユダの裏切り
23
ゲッセマネの祈り、逮捕 裁判、ペトロの否み
24
十字架の刑 犯罪人の赦し
25
イエスの最後の言葉、
26
27
キリストの復活と昇天
キリストの復活、使徒たちへの現れ、昇天
29
聖霊降臨
聖霊降臨
30
キリストの教会
キリストの教会
28
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
前期・後期試験、レポートおよび出席状況などを総合して評価する。
− 33 −
)
聖歌集「神をたたえて」
な し
聖園学園短期大学
年
必
修
演習1単位
備 考
通
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
教科書名
築地 芳子
期 間
科目名 担当者 学 年
声 楽
授業の
「子どものうた」を核にした総合活動をする
ねらい
授業の特色と
学習者への期待
回
様々な作品・練習曲をとおして、より高い音楽表現ができるようになることを期待します。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
1.「子どものうた」の指導と実践
・1グループ(3名)で「子どものうた」を使った指導研
2
短大附属幼稚園児で実践をこころみる
究発表を行う
3
・指導課題を話し合い、まとめる
4
・学生同士で実践してみる
5
・附属幼稚園児を対象に実践してみる
6
・実践結果について検討する
7
8
2.「子どものうた」の表現活動
9
「子どものうた」を題材にして、楽器・絵本・朗読・手あ
そび・おどり等を使った表現活動を考え発表する
10
(つるのおんがえし…うたとおはなしなど)
11
12
13
14
15
16
17
3.宗教行事・学校行事の曲をうたう
ミサ曲・入学式・卒業式のための曲を歌う
18
聖心のミサ(6月) 卒業式(3月)
19
クリスマスミサ(12 月) 入学式(4月)
20
卒業感謝のミサ(3月)
21
22
23
24
4.アンサンブルコンテスト
クラスごとの課題曲と自由曲を発表する
25
26
27
28
29
30
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(実技
〔評価の観点〕
出席状況・授業への取り組み・発表の成果から総合的に判断する
− 34 −
)
年
音楽教育研究協会 ¥1,260
必
修
演習1単位
な し
テキスト以外に、個々の進度・能力に応
じたものを使用する
幼児教育者として必要なピアノの基礎的なテクニックを習得し、弾きうたいができるようにさせる
授業の特色と
学習者への期待
様々な作品・練習曲を通して、より高い音楽表現ができるようになることを期待します
回
授業項目
1
1.個 人の進度・能力に応じた練習曲と楽
2
備 考
授業の
ねらい
通
Piano Lesson 60 時間
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
教科書名
築地 芳子 他7名
期 間
科目名 担当者 学 年
器楽(ピアノ)
内容事項・重要語句等
・レッスンは1時間に5名程度
曲を課し、レッスン形式で行う
3
・レッスンの過程では、演奏及び練習のポイントについて
レガート奏法、運指法等具体的に指導する
4
5
6
7
8
9
10
2.ピ アノ経験者には、グループレッスン
11
により、より高い音楽表現のできる奏法
12
を習得させる
13
・ブ ルクミュラー「25 の練習曲」・「18 の練習曲」その他
の小品集などをテキストとして使用
・グループレッスンは1時間に5〜7名程度
14
15
16
17
18
19
3.弾きうたい
・弾きながら歌うという経験を多く積み重ねることで、保
育の現場で役立つようにする
20
21
22
23
24
25
4.ピアノ実技試験
26
・前期(1回)
弾きうたいの課題を3曲以上練習し、1曲を指導者と話し
あって選曲し、演奏する
27
28
29
・後期(1回)
自由曲を指導者と話しあって決め、1曲を演奏する
30
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
実技試験および平常点で評価する
− 35 −
)
必
修
演習1単位
備 考
期
回
〇多様な材料を体験したり、表現方法を工夫したりしながら制作活動する。
〇発想を大事にした豊かな表現活動や幼児期の表現に関心をもつことを望む。
授業項目
内容事項・重要語句等
オリエンテーション
授業計画 進め方
表現をとおして育てたいもの
理解と支援のありかた
2
表現を育てる保育者の役割
3
季節感を表す
さまざまな技法を使って~
カレンダーの作成
スパッタリング ブラッシング にじみ
実技制作
貼り絵 孔版 〃
〔作品提出〕
4
5
な し
造形に関する基本的な知識や技能を習得するとともに、幼児期の造形活動をとおして育てたいものや
保育者の役割について考え、指導のありかたを学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
1
後
な し
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
小笠原 京子
教科書名
科目名 担当者 学 年
幼児造形Ⅰ
〃
〃
6
線の構成
直線から生まれる構成
7
実技制作
〔作品提出〕
〃
8
9
お面をつくる
発表会を意識した立体的なお面をつくる
実技制作
顔の前面を覆うお面
〃
頭にのせるお面
〃
10
( 動物 花 登場人物の工夫 )
相互作品鑑賞
〔作品提出〕
11
季節感ある壁面構成
壁面、空間を想定した環境構成
12
実技制作
つるす
13
〃
つなぐ
〃
置く
指人形
さまざまな素材を使って
〃
〔作品提出〕
14
15
まとめと反省
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
・授業態度 ・作品 ・制作過程 ・提出期限 ・出席数
− 36 −
)
選
択
(演習)
1単位
備 考
期
な し
幼児の表現の特徴を生かした活動ができるような素材や用具の理解を深めるとともに、制作をとおし
て創造性や実践力を養う。
授業の特色と
学習者への期待
〇幼児の表現と結びつく実技を中心とした授業。
〇既習した内容を関連させ、幼児の表現における効果的な材料の選択やその応用力を身に付
けることを望む。
回
1
前
な し
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
小笠原 京子
教科書名
科目名 担当者 学 年
幼児造形Ⅱ
授業項目
オリエンテーション
内容事項・重要語句等
授業計画 進め方
幼児の表現の育ち
2
表現にかかわる指導と教材の課題
発達の理解と表現
身近な素材を使って
動くしくみ
つくって遊ぶ
素材を生かす工夫
〃
3
モビールをつくる
さまさまな素材から
4
実技制作
バランス 動き
〃
〔作品提出〕
5
子供の絵を見る
子供理解
6
万華鏡をつくる
万華鏡のしくみの理解
7
〃
形のおもしろさ 配色の工夫
8
模様 カッテング
〔作品提出〕
9
鑑賞会
10
ひものクラフト
編みの基本
11
実技制作
編みの手順
〃
形の工夫
〃
〔作品提出〕
12
折り紙 切り絵 ダンボール
13
選択表現
現場で使える折り紙や切り絵の活用
14
実技制作
ダンボールの活用
自由テーマ 制作
15
年間授業のまとめと反省
〔作品提出〕
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 ④.その他(作品
〔評価の観点〕
・授業態度 ・作品 ・制作過程 ・提出期限 ・出席数
− 37 −
)
年
参考文献
通
な し
必
修
(演習)
2単位
な し
備 考
期 間
2 年
授業の
ねらい
幼児の身体的特徴や発達を理解し、それに基づいた遊びや運動方法を学習する。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
教科書名
内藤 裕子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
幼児体育
実際に身体を動かすことにより、遊びの楽しさや必要性を理解する。
授業項目
内容事項・重要語句等
ガイダンス
2
3
伝承遊び
まりつき、おはじき、けんだま、鬼ごっこ、あやとりなど
4
〃
〃
5
〃
〃
6
〃
〃
7
〃
〃
8
〃
〃
9
ダンス
幼児向けのダンスを楽しむ
10
〃
〃
11
〃
〃
12
〃
〃
13
運動あそび
幼児向けの運動あそびを楽しむ
14
〃
〃
15
〃
〃
16
〃
〃
17
〃
〃
18
〃
〃
19
演習
手遊び、歌遊びを中心に
20
〃
〃
21
〃
〃
22
〃
〃
23
〃
〃
24
〃
〃
25
集団あそび
リズムあそび・言葉あそび・運動あそび
26
〃
〃
27
〃
〃
28
〃
〃
29
まとめ
30
〃
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
平常点と試験、出席状況での評価
− 38 −
)
前
期
な し
選
択
(演習)
1単位
な し
備 考
授業の
ねらい
期 間
2 年
参考文献
教科書名
内藤 裕子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
運動表現
運動表現に必要な基礎的表現法および自らの感性、経験を生かした表現する力を養う
授業の特色と
学習者への期待
内面にあるものを体を使って、外に出し、形どる楽しさを知ることを目標とする
回
授業項目
1
ガイダンス
内容事項・重要語句等
運動表現の定義、重要性等について、グループ分け、今後の授業
計画、試験についての説明、出欠、服装、講義についての心構え
2
仲間作りのための体育遊び
集団遊び、手遊び、伝承遊び等
3
リズムダンス1
ダンスのステップについての理論と実際、ジャズダンス、エアロ
ビクス、フォークダンスとは何かを理解する
4
リズムダンス2
いろいろな音楽に合わせて動き、内面にあるものを動きに乗せて
表現してみる
5
創作ダンスに挑む
創作の注意点、手順のヒントについての話し合い
6
創作ダンスの続き
プロセスにおいてアドバイスを促す
7
創作ダンスの続き
最終助言を促す
8
創作ダンス発表、感想、反省
行う側、観る側の注意点を認識する
9
演劇に挑む
グループで劇を作り出す。動きに対する説明、ステージの使い方、
構成、脚本、などアウトラインについて考える
10
演劇に挑む
立ち方、歩き方を含む、無意識の動作の演じ方、ナレーション、
言葉の発し方、声の出し方、効果音等について考える
11
演劇
調整
12
発表
感想、反省などの意見交換
13
発表
〃
14
試験
今までの授業をとおして、再認識度の高いものをピックアップし
行う
15
まとめ
今までの授業をとおしての感想、反省などについての意見交換
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート ③.提出課題 4.その他(出席状況・授業態度
〔評価の観点〕
平常点と試験、出席状況の評価
− 39 −
)
参考文献
鳥越 信編著
「はじめて学ぶ
日本児童文学史」
な し
ミネルヴァ書房 定価¥3,000+ 税
前
期
選 択 必 修
講義2単位
備 考
期 間
2 年
授業の
ねらい
プリント使用。参考図書等は授業内で随
時指示する。
明治時代から現代に至るまでの児童文学の流れを学んだ後、実際に作品と作家の研究に取り組み、児
童文学の魅力を探る。また、グリム童話や秋田むがしこ等を通して昔話の持つ魅力に触れる。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
教科書名
寺田 和子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
児童文学
明治以降現代に至る児童文学の歴史を踏まえて、お互いの経験を振り返り、楽しく学習する
中で、将来、幼い子どもたちのためによりよい接し方を身につけてほしい。
授業項目
Ⅰ 児童文学の歴史について
内容事項・重要語句等
1 日本の児童文学の流れ
a.明治時代…巖谷小波と国民童話
2
b.大正時代~昭和時代 ( 戦時中まで )
…小川未明
3
…鈴木三重吉
…著名な作家たちの活躍
4
…宮沢賢治、新美南吉、浜田広介
c.第二次大戦後 ( ~ 1960 年代まで )
5
…石井桃子、竹山道夫、壷井栄
…早大童話会《少年文学宣言》
6
…いぬいとみこ、神沢利子、中川李枝子
古田足日、佐藤さとる、松谷みよ子
7
2 そして今…昔話の世界:グリム童話・秋田むがしこ
…絵本・童話・ファンタジー
8
9
☆絵本の読み語りとコンサート
Ⅱ 作品・作家の研究
1 グループで絵本とその作家について調べる。
(グループ活動)
・絵にどんな特徴があるか(感じたことを大切に)
10
・絵本の構成(絵・ストーリー)はどのようになっているか
・作家のどのようなメッセージが込められているか
11
・読み聞かせるときにどんなことに気をつけたらよいか
・まとめ:調べてみて感じたこと、考えたことなどを整理し
てプリントを作る
12
Ⅲ 読み聞かせに挑戦
2 発表
13
14 (夏休みの課題)
15
まとめ
まとめ
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
知識・理解:児童文学の流れの概要を理解したか
興味・関心・聞く態度:意欲的に聞き、質問や意見を出し合っていけるか
書く:創作童話への挑戦の意欲があるか
話す:研究発表、読み聞かせ等への挑戦の意欲があるか
− 40 −
)
前
期
な し
選 択 必 修
講義2単位
講義時に必要に応じて挙げる
備 考
授業の
ねらい
期 間
2 年
参考文献
教科書名
小林 真人
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
数 論
数やかたちを身近に感じてもらう。
授業の特色と
学習者への期待
各回、簡単な解説に続いて、だれにでもできる手作業をしてもらう。基礎知識や技量の有無
は全く問わない。興味をもって楽しんでほしい。下欄にはなにやら難しげな語句があります
が、心配無用、中身は簡単。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
平均とバランス
数の平均、やじろべえ
2
2 つの点をブレンドする
点を足す、ブレンド
3
三つ巴つなひき
3角形、頂点、ブレンド
4
バランスとブレンドであそぶ
グループで遊具考案、発表をする
5
数の相性
円、玉突き(ビリヤード)、反射
6
悲しい無理数
無理数、ピタゴラス、ルート2のタブー
7
オクターブ
音、周波数、2 倍、スパイラル
8
9/8、5/4, 4/3, .・・・
整数倍、ハーモニー
9
K^12 = 2
平均律、対数のグラフ!
10
音であそぶ
グループで遊具考案、発表をする
11
サイン曲線を描く
ふりこ
12
サイン曲線であそぶ
合成(分解)、シンセサイザー、アナライザー
13
ふしぎなかたち
この世に収まらない曲面を作成する!?
14
総まくり
グループで、これまでの講義を振り返り、トピックを選び、
レポートをまとめてもらう
15
大団円?
講義に関するグループ発表
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
)
〔評価の観点〕
講義に興味を持って主体的に取り組んだか。独創性を発揮する、きちんと調査する、主張を明確に伝える、な
どの個性を発揮したか。
− 41 −
文部科学省 小学校学習指導要領解説、生活編
内藤博愛
「子どもがハッとなる
ゆさぶり発問の作り方」
前
期
選 択 必 修
講義2単位
学事出版 定価¥945
備 考
腰山豊 保育実践力を高める
1.幼児の遊び等保育内容と関連が深い低学年「生活科」の概要について学ぶ。
2.幼小保連携の観点から内容・方法等を対比し、低学年教育との共通点や保育の独自性を理解する。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
腰山豊 幼小連携をめざす幼年期教育の内容・方法・技術
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
腰山 豊
教科書名
科目名 担当者 学 年
生活科の研究
○保育に接続する低学年教育の実情を理解し、社会や時代が求める保育の在り方を学ぶ。
○生活科の学習内容を意図的に追体験するので、演習への意欲的な参加を望む。
授業項目
生活科の新設と初等教育の改革
内容事項・重要語句等
生活科とはどんな教科か、保育との関連
新設の趣旨と理念、学校が変わり授業も変わる
2
低学年児童の特徴と生活科
幼児期と学童期の違い、発達に即した学習内容と方法
学習指導要領と幼稚園教育要領、保育と学校教育
3
生活科の「授業の実際1」
秋田大学附属小の公開授業から、DV映像で授業解説
公開授業 VTR 視聴後の所感発表と交換
4
生活科のカリキュラム
学習形態としての単元学習、学習活動のいろいろ
単元名一覧と活動群、活動類型と代表例
5
学習活動の「追体験演習1」
6
低学年教育と生活科の位置づけ
「果物の種飛ばしゲーム」、感覚教育の追体験
生活科視点からの保育観察
実習体験から生活科教育と保育を対比して理解
コアカリキュラム、中心教科と周辺教科
7
生活科と保育の共通性と独自性
経験主義教育・実践重視の教育論と影響・授業評価と保育評価
遊びや活動の比較、保育の良さと問題点
8
実践記録に学ぶ「授業の実際2」
秋田大学附属小学校の実践、研究資料等から学ぶ
幼・保・小の連携交流の実情、具体例解説
9
活動類型別の「授業展開事例1」
A.探検型の学習の授業展開
B.飼育栽培型の学習の授業展開
10
活動類型別の「授業展開事例2」
11
生活科教育による環境教育の展開
C.製作活動型の学習の授業展開
D.イベント企画参加型の学習の授業展開
E.実践奉仕型の学習活動と環境保護
生活科と環境活動、総合学習との関連
12
13
生活科と自然教育
スウェーデンのムッレ教育の写真紹介と解説、環境享受権
ムッレの自然保育と教育
国内ビオトープ学習園の設置と自然愛護、環境整備
学習活動の「追体験演習2」
環境カルタ製作の学習計画、学習活動の事前準備
標語やカルタの製作体験、ゲーム体験と学習指導法演習
14
授業のまとめ
初等教育との比較一覧表作成、授業所感の交換発表
15
授業評価
評価票の記入と回収、授業の総括
授業内容の補完、資料整理と考察
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(小テスト等
〔評価の観点〕
①試験は行わないが、日常の授業参加態度や課題提出物などの着実な提出を求める。
②連続欠席者には、補講に準ずる補充課題を出して総合的に評価査定して単位認定を行う。
− 42 −
)
参考文献
松本寿昭 編著
社会福祉援助技術
な し
同文書院 ¥2,205
後 期
必
修
(演習)
2単位
備 考
授業の
ねらい
著者・書名
単位数
2 年
教科書名
藤原 法生
期 間
科目名 担当者 学 年
社会福祉援助技術
社会福祉援助技術の基本的知識を身につけ、対人援助についての理解を深める。
授業の特色と
学習者への期待
講義と演習を組み合わせて授業をすすめる。
知識の習得だけでなく、他者と自己の理解を深めてほしい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育実践と社会福祉援助技術 ⑴
オリエンテーション、保育と社会福祉援助技術
2
保育実践と社会福祉援助技術 ⑵
援助者の基本姿勢、専門対人援助関係、援助者の自己実現
3
保育実践と社会福祉援助技術 ⑶
自己覚知
4
保育実践と社会福祉援助技術 ⑷
コミュニケーション①
5
保育実践と社会福祉援助技術 ⑸
コミュニケーション②
6
社会福祉援助技術の定義と体系
直接援助技術、間接援助技術、関連援助技術
7
個別援助技術 ⑴
歴史、個別援助技術の原理と原則①
8
個別援助技術 ⑵
個別援助技術の原理と原則②
9
個別援助技術 ⑶
個別援助技術の展開過程
10
個別援助技術 ⑷
個別援助技術の方法と技法
11
集団援助技術 ⑴
集団援助技術の定義と原則
12
集団援助技術 ⑵
集団援助技術の展開過程
13
集団援助技術 ⑶
集団援助技術の方法
14
地域援助技術 ⑴
地域援助技術の定義と原則
15
地域援助技術 ⑵
地域援助技術の展開過程と方法
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
試験結果を主として出席状況も含めて総合的に評価する。
− 43 −
)
「家族援助論」
「社会福祉基本用語集」
「社会福祉小六法」
全国社会福祉協議会 ¥1,890
前
期
必
修
講義2単位
備 考
授業の
ねらい
期 間
2 年
改訂4版・保育士養成講座第 11 巻
参考文献
教科書名
国枝 幸子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
家族援助論
保育における家族援助のあり方について、様々な現代的な児童と家庭の課題に対応しながらその援助
について深めて行く。
授業の特色と
学習者への期待
保育における現場において、大切で身近な課題であり、子どもの援助と家族に対する援助は
切り離せないことを踏まえて、しっかりと学んでほしい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育における家族援助
児童と家族、保育における家族援助
2
家族と家族援助
家族の意味、機能、子ども家庭福祉
3
家族をとりまく社会的状況
少子高齢化、結婚、子育て、子育て家庭の諸問題
4
家庭崩壊と子ども
一人親家庭への支援
5
家族援助論
子育て支援体制、家庭のニーズと援助、保育施設における
家族援助
6
家族援助の方法
家族援助技術の体系と方法
7
児童虐待と家族1.
虐待の予防と家族援助
8
児童虐待と家族2.
虐待と家族支援
9
障害のある児童と家族
療育、障害児への社会的サービス
10
家族援助の方法
家族援助の過程と方法
11
保育所における支援1.
子育て支援サービス1.
12
保育所における支援2.
子育て支援サービス2.
13
乳児院における家族支援
ショートステイと育児支援
14
児童養護施設における家族支援
入所時、入所中、退所後の家族援助
15
母子生活支援施設における家族支援
トワイライトサービスの利用
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
家族援助への理解と関心、真剣な取り組み
− 44 −
)
後
期
森上史朗 編
保育原理
必
修
演習1単位
保育所保育指針
幼稚園教育要領解説
保育用語辞典
備 考
授業の
ねらい
期 間
2 年
参考文献
教科書名
蛭田 一美
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
子育て支援
子育て支援の定義を理解しながら、実社会の現状を把握する。また健全な発達を促すための支援であ
ることを意識し現場を実体験する。
授業の特色と
学習者への期待
回
子育て支援の定義を理解し、健全な発達を促すための支援であることを意識し現場を実体験
する。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
子育て支援とは何か
子育て支援の定義
2
子育支援と保育者のかかわり
子どもの成長発達と保育者
3
国の子育て支援と次世代育成
子育て応援プランの理解
4
子育て環境の支援 Ⅰ
地域の子育て支援とは
5
子育て環境の支援 Ⅱ
自分で子育て支援事業を調べる
6
ネットワークと支援
地域における支援とは
7
園が親を支援するとは
親の悩みを受け止める実際とは
8
親が望む支援とは
家族形態、就労形態で異なる支援内容
9
多様性のある支援とは
支援の現状と求められる多様性
10
現場体験 Ⅰ
現場体験を通し、実社会の現状を把握する
11
現場体験 Ⅱ
12
現場体験 Ⅲ
13
現場体験発表
お互いの現場での体験を分かち合う
14
子育て支援と子育ちの課題
広げたい家庭・園・地域の協働性
15
まとめ
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 45 −
)
わかりやすい小児保健
な し
同文書院 ¥2,310
期
必
修
講義2単位
備 考
前
西村 昂三 編著
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
高橋 美砂子
教科書名
科目名 担当者 学 年
小児保健
小児の健康対策と小児保健の動向を把握し、小児のかかりやすい病気と事故を理解し、予防及び対処
する知識を習得する。
授業の特色と
学習者への期待
回
○小児の健康問題を小児保健の動向から全体的に理解する。
○小児の病気や事故を理解し、予防,対処できる知識を身につける。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
子どもの病気の理解
オレムの認知の発達と病気の理解
2
小児に関する施策
児童憲章、児童福祉法 健やか親子 21
子ども・子育て応援プラン
3
乳幼児健康診査
乳幼児健康診査の意義と内容
4
乳幼児突然死症候群
乳幼児突然死症候群とは、減少の背景
SIDSで子どもを亡くすとは
5
小児の感染症と看護
感染症の患児の看護、発熱、発疹、熱性けいれん、川崎病
6
遺伝子病
先天性代謝異常症、染色体異常、障害児を生んだ親の心理
7
呼吸器系の病気と看護
かぜの初期対処、扁桃炎、喉頭炎、気管支炎、肺炎
8
先天性心疾患と看護
気管支喘息と発作時の対処
心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、ファロー四徴症
心臓病の子どもの生活管理
9
消化器の病気と看護
乳幼児の下痢症、周期性嘔吐症、先天性肥厚性幽門狭窄
腸重積症 下痢・嘔吐時の対処
10
血液の病気と小児がん
血友病、紫斑病、白血病、小児がん
病気の子どもへの対応
11
腎、泌尿器の病気と看護
ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎
学校での問題
12
内分泌の異常による病気
甲状腺の病気、1型糖尿病、家庭、学校での対処
13
アレルギーによる病気と看護
アトピー性皮膚炎と対処
14
子どもの事故と対応
骨折、やけど、日射病、鼻血、溺水、異物による事故と対処
15
急病対策と保育士の役割
家庭でできる急病対策、発熱、嘔吐、下痢、腹痛、喘鳴、咳
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 46 −
)
な し
若林慎一郎・本城秀次偏
保育・看護・福祉プリマーズ9
精神保健
定価 ¥2,500
期
必
修
講義2単位
備 考
後
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
武田 留美
教科書名
科目名 担当者 学 年
心と体の健康
子どものみならず、人を取り巻く様々な心身の問題が近年取り上げられている。
その背景の理解や対応を学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
保育者として子どもだけでなく、その保護者にも対応することが求められている。自分自身
も含め、様々な「ひと」の健康を理解するために役立ててほしいと思う。
回
授業項目
1
オリエンテーション
授業の進め方・精神保健とは
2
子どもの成長と発達
成長と発達、運動発達・精神発達、環境との関係
3
4
内容事項・重要語句等
発達障害の理解と、保育・療育をどのように行うか
精神障害について
生活習慣、神経症、慢性疾患
5
統合失調症、うつ病
6
人格障害・摂食障害
7
アルコール・薬物依存症
8
心身症・不安障害
9
リストカット・習癖異常
10
ストレスについて
11
女性のメンタルヘルス
母子のメンタルヘルス~妊娠・出産・育児を行う母の心理状態と母子関係
12
自分らしさとは何か
13
DVについて考える
14
子どもを取り巻く状況とは
現在、問題となっていることを取り上げて考える
15
保育者のメンタルヘルス
自分自身の健康を考えよう
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
出席状況と試験結果との総合評価
− 47 −
)
授業の
ねらい
保育方法・指導法の研究
ミネルヴァ書房 ¥2,520
後
期
必
修
講義2単位
幼稚園教育要領解説
保育所保育指針解説
保育用語辞典
備 考
期 間
2 年
森上史朗・渡辺英則・大豆生田啓友
参考文献
教科書名
猿田 興子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
保育者論
保育者の意義および役割、職務内容等に関する知識・理解を深め、保育者に対する自らの適正を考察
するとともに、自分を振り返りながら保育者への意欲や自覚を養う。
授業の特色と
学習者への期待
回
保育や子どものおもしろさ、楽しさ、魅力を感じとりながらも、保育の厳しさも含め様々な
側面や役割を理解し、保育者を目指す者として課題に取り組みながら考えを深めてほしい。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育とは・
保育の目的・保育方法としての遊びの意味・子どもの遊びについて
2
保育者とは
さまざまな保育者の保育エピソードをさぐる。保育者の変化について
3
子どもを知る
エピソードを探る
4
乳幼児の理解と保育方法
子どもの内面的な理解と保育・子どもの発達的な理解と保育
5
保育者の仕事
幼稚園・保育所・児童福祉施設・・・生活の流れの中で
6
育つ、育ち合う保育者
保育者としての力量、保育における省察の重要性、園内研修の方法や
問題点
7
環境による保育とは
子どもにとって環境のもつ意味・環境を構成すること・環境の再構成
と保育の創造
8
遊びによる総合的指導とは
遊びとは何か・遊びを通した総合的指導・遊びの展開
9
保育における個と集団とは
集団の育ちと個の育ち・一人ひとりの良さが響きあう保育
10
子どもにふさわしい園生活
幼児にふさわしい生活の展開・柔軟で多様な保育形態
11
発達の時期に応じた保育
園の 1 年の流れから
12
保育の計画と実践
指導計画とは・指導計画の実際・明日の保育に生かされる記録
13
保育者の専門性
保育者の成長と保育実践の深まり・省察・研修
14
子育て支援とは
本当の支援を考える・家庭、地域、小学校との連携を生かした保育
15
まとめとして
保育者に求められること
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 48 −
)
必
修
講義2単位
備 考
期
保育の歴史・制度・内容・現状など広く保育全般について理解を進める。
回
授業項目
保育の方法
内容事項・重要語句等
保育の環境
2
ふさわしい生活の展開
3
遊びによる総合的な保育
4
発達の個人差に応じた保育
5
保育方法と形態
6
保育の制度と現状
保育所と幼稚園の現状
7
最低基準と保育施設環境
8
諸外国の保育制度
9
保育の歴史
10
11
西欧における保育施設の誕生と発展
日本における保育施設の誕生と発展
保育者の専門性
12
13
な し
保育の意義ついて、内容や方法を通して学ぶ。
子どもにとっての最善の利益となる保育のあり方を考える。
授業の特色と
学習者への期待
1
後
①森上史朗 「保育原理」
②幼稚園真諦 保育用語辞典
③幼稚園教育要領解説
④保育所保育指針開設
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
安藤 節子
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育の基礎理論
保育の質と評価
連携をめぐる課題
保育における子ども理解
保育者の成長と省察
14
ディスカッション
15
ディスカッション
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
基本をきちんと捉えているか。保育や子どもを捉える視点が確かか
− 49 −
)
期
選
択
講義1単位
馬場禮子・青木紀久代偏
保育に生かす心理臨床
定価 ¥2,500
備 考
後
な し
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
武田 留美
教科書名
科目名 担当者 学 年
発達心理学Ⅱ
幼稚園や保育所等で遭遇する諸問題に対応する方法を学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
体験を通して学んでもらう予定です。受講者の興味・関心・タイムリーな話題も取り入れな
がら、受講者と一緒に授業を作っていこうと考えていますので、シラバスは参考と考えてく
ださい。積極的な参加を期待します。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
授業の進め方
2
発達の基礎知識
愛着の発達・かかわりの発達
3
親子を支える保育者の心理臨床的かかわり
保育場面での「気になる」子ども
4
保育カウンセリングと保育
5
日々の保育実践の蓄積を生かす
6
話の聴き方トレーニング
7
「聴く」練習 ⑵
8
9
保護者に子どもの問題を伝えるとき
事例検討
10
11
「きく」とは?~「聴く」練習 ⑴
様々な事例 ⑴ ~あなたならどう考える?
様々な事例 ⑵ ~チームで考えてみよう
発達援助の実際
臨床動作法とは
12
発達援助の実際~幼児動作法
13
リラクセーションを体験しよう
14
危機介入
ニュースのような事件・事故が起こったら
15
地域の中での保育の役割
保育者に求められていること
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
出席状況と授業への参加姿勢による総合評価
− 50 −
)
後
期
特に使用しない。
必
修
講義2単位
適宜、授業で紹介する。
備 考
授業の
ねらい
期 間
2 年
参考文献
教科書名
山名 裕子
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
教育心理学
幼児期・児童期の発達的特徴を把握し、心理学的なとらえ方ができるようになるとともに、教育・保
育の実践で活かすための基礎となる力を養う。
授業の特色と
学習者への期待
講義が中心となるが、ディスカッションや課題をすることもある。受け身的な態度ではなく、
授業への積極的な参加を望む。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
教育心理学とは/発達と教育
教育心理学を学ぶ意義/発達の過程と教育
2
思考の発達と教育 ⑴
ピアジェの思考の発達段階
3
思考の発達と教育 ⑵
ピアジェ以降の研究と教育への示唆
4
コミュニケーション・ことばの発達 ⑴
コミュニケーションの発達/ことばの獲得と発達
5
コミュニケーション・ことばの発達 ⑴
ことばにならないことばの理解
6
社会性の発達と教育 ⑴
対人関係の発達/社会性の諸側面
7
社会性の発達と教育 ⑵
道徳性の発達と教育
8
自己意識の形成
乳児期から青年期までの自己意識の発達と教育
9
学習の動機づけ ⑴
原因帰属と動機づけ
10
学習の動機づけ ⑵
「やる気」の質的変化
11
発達のつまずきと教育 ⑴
知的障碍と軽度発達障碍
12
発達のつまずきと教育 ⑵
発達的観点と援助・教育のあり方
13
個人差の理解
知能、パーソナリティの理解
14
保育者の専門性
保育者の役割とは
15
子どもを理解するということ
授業のまとめ
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(小テスト
〔評価の観点〕
小テスト 40%、定期試験 60%
− 51 −
)
保育に役立つ教育制度概説
三恵社 ¥2,205
通
年
回
授業項目
公教育制度と保育
法制はなぜ必要か
教育を受ける権利と法
就学前教育制度について
⑴幼稚園と保育所がある理由
義務教育制度について
⑴義務の意味を理解する
⑵幼稚園と保育所は統合できるのか
⑵小学校と中学校の教育制度を理解する
学校教育制度のあらまし
14
前期のまとめ
16
社会教育・生涯学習と幼児期
17
国民教育と市民教育
体罰と虐待の法律問題
保育者と労働問題
保育事故と法的な責任
⑴幼稚園・保育所の管理責任とはどういうものか
⑵幼稚園・保育所における事故と保育者の責任
学校経営と幼稚園・保育所経営
27
⑴学校経営と学級経営
⑵幼稚園・保育所経営とクラス経営
教育行財政
29
30
⑴保育者の労働権と服務
⑵保育者の勤務条件
25
28
⑴体罰についての規定
⑵虐待についての規定
23
26
⑴教育による国民の形成
⑵教育による市民の形成
21
24
⑴社会教育・生涯学習のあらまし
⑵幼児期の家庭と地域における教育
19
22
⑴高等学校以上の学校教育制度を理解する
⑵障害児教育制度と私立学校制度を理解する
15
20
⑴学校としての幼稚園
幼保二元体制から一元化へ
12
18
⑴憲法・条約はどんな役割をもっているか
⑵保育所の教育的役割
10
13
⑴法にはどんな種類があるか
⑵教育基本法はどんな役割をもっているか
8
11
⑴私事としての保育と公制度としての保育
⑵教育法の体系とは
6
9
内容事項・重要語句等
⑵幼稚園教諭の免許状と保育士の資格
4
7
北樹出版
テキスト・プリントにより体系的な学習を進めながら、関連する歴史的・法制的・時事的な
トピックを提供する。自ら意欲・関心を高め、学習することを期待する。
2
5
必
修
講義2単位
現代の幼児教育を
考える
教育制度について学び、広く保育者として必要な教養を身につけるとともに、保育実務に対応できる
基礎的な態度・能力の形成を目指す。
授業の特色と
学習者への期待
3
参考文献
小林建一著
伊藤良高他編著
備 考
期 間
2 年
授業の
ねらい
1
教科書名
小林 建一
著者・書名
単位数
科目名 担当者 学 年
教育制度
⑴民主社会と教育行政・教育財政
⑵中央教育行政組織と教育委員会制度
後期のまとめ
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(小論文
〔評価の観点〕
1.学習内容についての理解の有無・適否
2.授業参加態度
− 52 −
)
期
必
修
演習1単位
保育の内容について広い視野から学び、保育内容のあり方について考える。
さらに保育者の援助のあり方についても学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
保育の実践事例や実習体験を通して、保育内容について、実践や事例を通して考える。
保育カンファレンスなどをとりいれ、学生自身の一人ひとりの学びの実感を大切にする。
回
授業項目
1
保育における子ども理解 内容事項・重要語句等
子どもの行為の意味を知る
2
発達の捉え方
3
エピソード研究
4
な し
備 考
前
①森上史朗「保育原理」
「保育方法
指導法」「保育内容人間関係」
②保育用語辞典
③幼稚園教育要領解説
④保育所保育指針
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
安藤 節子
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育内容総論
保育の内容
保育内容の基本的な考え方
5
ねらいと内容領域の考え方
6
養護的な内容
7
遊びと生活
8
個と集団の育ち
9
活動の考え方
事例研究
10
保育内容の変遷
11
保育内容の変遷
12
3歳未満児の保育内容
ビデオ視聴と話し合い
13
3歳児の保育内容
同上
14
4歳児の保育内容
同上
15
5歳児の保育内容
同上
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
単なる知識の詰め込みではなく、実習や実体験の中で自分の考えや意見を述べることができるか。
− 53 −
)
参考文献
保育方法・指導法の研究
フレーベル館 ¥163
必
修
演習1単位
ミネルヴァ書房
幼児の実態に即応した指導計画のあり方を探りながら指導計画作成を実践し、創意工夫した日々の保
育で幼児が充実した園生活が送れる内容を学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
回
1
期
指導計画の作成と
保育の展開
森上史朗・渡辺英則
大豆生田啓友
備 考
授業の
ねらい
前
著者・書名
幼稚園教育指導資料第1集
単位数
2 年
教科書名
猿田 興子
期 間
科目名 担当者 学 年
教育・保育課程総論
多様な指導案の形式に触れ子ども理解と教育・指導計画の関係を具体的に理解することを望む
理論と実践がつながり、学生自ら保育をつくる喜びを感じてほしい。
授業項目
内容事項・重要語句等
幼稚園・保育園
幼稚園・保育園の役割について
の役割と指導計画
幼児の生活と幼稚園・保育園における指導について
幼児の生活する姿をとらえる
2
指導計画作成のポイント 1
3
指導計画作成のポイント2
指導計画と幼児理解との関係について
具体的な内容をおさえる
ねらい・内容・環境の構成について
指導計画作成の実際について
4
指導計画作成の手順
指導計画作成上の配慮点について
6 月保育実習用の指導案を実際に作成
5
指導計画作成Ⅰ
保育者の援助・配慮点の記述について
6
グループディスカッション
年齢別グループに分かれて指導案についてディスカッションする
7
指導計画と保育の実際
ビデオ視聴
8
長期の指導計画について
指導計画と保育そして子どもの関係を考える
幼児の生活する姿を見通す
指導の重点と長期の指導計画を知る
9
〃
幼稚園・保育園と地域の環境と長期指導計画
長期の指導計画と行事の位置づけを知る
10
短期の指導計画について
週などの生活の区切りを単位とした指導計画
事例を通して考える
11
短期の指導計画について
1 日の生活の流れを予想した指導計画
事例を通して考える
12
短期の指導計画と保育の展開
13
〃
日常の生活場面における保育の展開について探る
ビデオ視聴
保育の展開と適切な保育者の姿勢について探る
事例を通して考える
14
指導計画作成Ⅱ
11 月教育実習用の指導案を実際に作成
様々な指導計画例にふれる
15
まとめ
今までの学びから自分の保育デザインに期待と関心をもつ
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 54 −
)
蛭田 一美
期
保育内容 「健康」
保育所保育指針
幼稚園教育要領解説
ミネルヴァ書房 ¥2,310
必
修
(演習)
2単位
備 考
前
杉原隆・柴崎正行・河邉貴子 編
最新・保育講座 7
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
健 康
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育内容の指導法
領域「健康」のねらいと内容について理解する。
乳幼児期の心身の健康を育む保育者のあり方や、保育の内容について考える。
授業の特色と
学習者への期待
回
心と体の健康は相互に関連し合っていることを認識し、実践と理論の結びつきをはかりなが
ら、意欲的に保育者としての感性を磨いてほしい。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
領域「健康」の理解 保育所保育指針・幼稚園教育要領のねらいと内容の理解
2
保育の基本と「健康」
心身の健康に関する「健康」の位置付け
3
総合活動としてのとらえ方
遊びを通しての総合的指導
4
保育の行事と発達
保育の行事と運動あそびのかかわり
5
幼児のあそびと運動
運動を促す指導のあり方
6
生活とあそび
生活の中での捉え方
7
運動と安全性
安全性と管理
8
心身の発達 Ⅰ
発育と心身の発達の経緯
9
心身の発達 Ⅱ
生活リズムと生活習慣の発達
10
食育
乳幼児の食育
11
保育実践
総合活動の保育実践
12
保育実践
保育実践の振り返り
13
保育者の役割
心身ともに健康な幼児を育てるために
14 「健康」における問題点
15
スポーツ指導・管理的指導・安全指導
まとめ
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
− 55 −
)
長澤 妙子
光生館 ¥1,890
小林美実 こどものうた
通
年
200
チャイルド社 ¥1,680
必
修
(演習)
2単位
備 考
授業の
ねらい
期 間
2 年
参考文献
教科書名
表 現
著者・書名
野波健彦・板良敷敏 編著
新保育シリーズ 保育内容
「表現」
単位数
科目名 担当者 学 年
保育内容の指導法
領域「表現」のねらいと内容に基づいて幼児理解を深め、創造性豊かな子どもを育むための環境構成
や保育者の役割、援助などを実践を通し総合的に学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
回
・幼児の様々な表現活動について学び、幼児が表現を楽しめるような保育を構想し、実践で
きる感性豊かな保育者としての礎を築いてほしい。
・保育実践の場を想定した表現活動に自ら表現意欲を高め積極的な参加を望みます。
授業項目
1 「表現」についてのオリエンテーション
2 「豊かな感性と表現」について
内容事項・重要語句等
保育内容「表現」の意義と授業の概要について
「感性豊かな子ども」を育む土壌について
3
乳幼児の表現と発達(A)
表現の成り立ちや表現活動の育ちについて
4
乳幼児の〃現と発達(B)
〃
5
子どもの生活と表現活動 ①
園生活における表現の実際を映像や実践記録より学ぶ
6
乳幼児 の〃現 と発達 ②
幼稚園見学を通し、春の自然や望ましい環境の構成等を観察する
7
子どもの表現と保育者の関わり
表現を受け止め支える保育者の役割を事例から学ぶ
8
遊びの中で表現を作り出す ⑴
ストーリーや歌のイメージを共有し、表現を作り出す活動について
9
乳幼児 の〃現 と発達 ⑵
〃
10
題材による表現活動 ⑴
11
乳幼児の〃現と発達 ⑵
身近な素材のスタンプや染め紙遊びの展開例について
12
領域「表現」のねらいと内容 ①
領域「表現」のねらいについて
13
乳幼児 の〃現 と発達 ②
領域「表現」の内容と援助について
14
乳幼児 の〃現 と発達 ③
実践事例を基に季節や興味に沿った活動計画について学ぶ
15
子どもが楽しめる手作り教材について
手作り教材についての配慮やポイントを捉え、課題に取り組む
16
総合的表現活動について ①
他領域との総合活動としてグループ遊びの場を構成する
17
乳幼児 の〃現 と発達②
様々な素材の特質を生かして遊びの空間を創造する
18
乳幼児 の〃現 と 発達③
遊びの場の展開から子どもの表現を観察し援助する
19
幼稚園実習に向けて ①
秋の自然を生かした表現や活動を通した導入、展開、指導について
20
乳幼児の〃現と発達 ②
手作り遊具での手遊び、歌遊び、ごっこ遊びなどの模擬保育を演習
21
乳幼児の〃現と発達 ③
総合実習の遊びや活動の導入・環境構成について
22
幼稚園実習体験より ①
23
乳幼児の〃現と発達 ②
表現活動の実践例を通し展開や指導法を話し合う
24
乳幼児の〃現と発達 ③
〃
25
表現を支える環境づくりについて
スタートグッズ作り等の配慮について学び課題に取り組む
26
多様な表現活動について
子どもの発達を踏まえながら、幼児の絵、「表し」について
27
表現の現代的課題について
行事と表現(行事のための製作、発表会)幼小連携について
28
冬の表現活動について
自然現象の観察、雪の造形遊びの演習
29
感性豊かな子どもを育む
表現活動の楽しさを共有できる感性豊かな保育者をめざす
30
テストと総合評価
授業のまとめとしての総合評価
「木の葉」
「石や砂、貝」などの素材を生かした様々な表現を試みる
「表現」に視点をあて感性豊かな幼児を育むことの意義について
〔評価の方法〕
①.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
1.試験、出席状況、レポート及び提出物、提出期限、授業参加態度により総合評価する。
2.課題への取り組み(意欲や態度)など。
− 56 −
)
期
参考文献
後
「乳児保育(第2版)」
ミネルヴァ書房 ¥2,310
選
択
講義1単位
ちびっ子県民の健やかな
成長に向けて
秋田県0~2歳児の保育
秋田県教育委員会
備 考
期 間
2 年
授業の
ねらい
乳児保育にかかわる様々な視点からの学びを通し、望ましい保育を考察・実践していくための基礎と
なる力の涵養を図る。
授業の特色と
学習者への期待
事例を軸にした授業を展開することにより、一人ひとりの子どものその子らしい生活を手助
けしていこうとする保育者を目指してほしい。
回
1
教科書名
小島 昇子
著者・書名
阿部和子・大場幸夫 編
新保育講座 14
単位数
科目名 担当者 学 年
乳児保育Ⅱ
授業項目
乳児と育児文化
内容事項・重要語句等
・乳児保育とその移り変わり
・保育圏文化とは
・乳児の育ちをとらえるということ
2
3
環境による保育
・育ての基礎となる日々の意味深さを考える
・探索活動の世界、環境の多様性を考える
・環境による保育を経験する
4
5
6
乳児の日常:生活
:遊び
・子どもにとっての生活リズム
・生活場面ごとに見た子どもの姿と保育者のかかわり
(ビデオ視聴)
7
・子どもの動きを見つめる
8
9
10
乳児の日常の計画と評価
・まず記録することから
・指導計画は個人別にたてるのが原則
11
12
日常生活を通しての育ち
・誕生~6ヶ月未満のころ
・6ヶ月~1歳3ヶ月未満のころ
13
・1歳3ヶ月未満~2歳未満のころ
・2歳~3歳未満のころ
14
15
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
授業内容・テキストの関連内容についての理解度と出席状況を併せての評価とする。
− 57 −
)
参考文献
期
な し
必
修
講義2単位
野島 和彦 編著
臨床心理学への招待
定価 ¥2,500
備 考
授業の
ねらい
前
著者・書名
単位数
2 年
教科書名
武田 留美
期 間
科目名 担当者 学 年
援助に生かす心理学
心理学的援助の基礎・理論を学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
回
心理療法やカウンセリングの基礎となる臨床心理学の授業です。心理療法・カウンセリング
の考え方や理論を講義形式で行います。保育へ生かすための専門的な内容に関しては選択科
目の「発達心理学Ⅱ」で扱います。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
授業の進め方・発達心理学とは何か
2
心理アセスメント
心理テストと様々なアセスメント
3
臨床心理学の理論
精神分析とは
4
行動療法とは
5
クライエント中心療法とは
6
ブリーフセラピーとは
7
芸術療法とは
8
動作療法とは
9
乳幼児期のこころの諸問題
10
11
各発達段階の課題と問題 ⑴
各発達段階の課題と問題 ⑵
発達障害
12
発達障害の捉え方
様々な発達障害
13
虐待
虐待の定義、保育者としてできること
14
地域における子育ての連携と保育
子育てと保育の現状・地域との連携
15
子育て不安をどう支えるか
〔評価の方法〕
①.試験 2.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
出席状況と試験結果での総合評価
− 58 −
)
他9名
年
必
修
(演習)
2単位
備 考
授業の
ねらい
通
研究主題や指導教員別に指示
する。
単位数
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
代表 腰山 豊
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
研究主題や指導教員別に指
示する。
2年次進級前にガイダンスを実施し、研
究主題・教員の選択に役立てる
保育に関する諸問題や課題に関して、様々な体験活動をとおして総合的に研究を進めることによって、社会的な
諸問題と保育との関連を具体的かつ総合的に理解し、社会の一員として教養を広げて社会に貢献できるように素
地を培い、併せて課題解決能力を高める。
授業の特色と
学習者への期待
選択した研究主題に関する研究取材・見学参観・活動参加体験等をとおして、研究ゼミナールの形の演
習形式で主題の解明に努める。その成果を報告書にまとめたり発表したりするので、忍耐強く課題究明
に取り組んでほしい。
回
授業内容
1
2
総合主題「保育をめぐる諸問題」
3
4
5
6
7
以下の研究主題例と内容項目等を参考にして、二年次進級前に、担当者が具体的な展開計画を当該年度
のシラバスに概要を示した上で、ガイダンスを実施して学生の希望に沿って指導教員を決めて、演習形態
で研究指導を進めるものとする。
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
A.国際社会と保育問題
A.国際社会の諸問題と保育や幼児をめぐる問題
A.民族性、国民性の違いと協調精神
A.世界平和と相互理解の推進
B.幼児の人権と保育
A.こどもの権利条約と社会の現状
A.こどもの虐待問題や福祉と保育
A.保育現場の具体的な問題とその対策
C.異文化理解と保育
A.文化の違いや生活習慣の違いと保育
A.異文化の相互理解と平和のための連携
A.外国人子弟の保育問題と相互理解
D.芸術・表現活動と保育
A.保育における造形的活動や遊び
A.保育における音楽的活動や遊び
A.保育における体育的活動や遊び
E.保育活動の分析と実践演習
A.保育過程の分析と実践課題
A.模擬保育の展開と課題発見
A.保育実践力の内容と保育者の資質
29
30
〔評価の方法〕1.研究報告レポート 2.実技等の演習成果の発表(音楽発表会・展覧会等) 3.その他
〔評価の観点〕S、A、B、C、Fの5段階で評価する。成果が優れているもの~S、成果が良好なもの~A、普通
の成果が認められるもの~B、やや劣るが成果が認められるもの~C、成果が認められず不合格と
されるもの~F
〔成果の報告や発表〕研究のまとめとして、成果の報告記録・発表の機会を設け、卒業後の活動に役立てるよう
にする。
− 59 −
回
アスキー社
保育入門VTRや自作VTR教材の分析
的利用
保育に直接関係する動画映像や写真映像の保育研究上の意義と役割に気付いてもらう。
保育実践を客観的に見つめ、その科学的な見方や考え方の大切さに気付くことを期待する。
授業項目
演習・オリエンテーション
2
3
必
修
(演習)
2単位
教育工学入門
保育専門科目履修と並行して、保育実践の過程を具体的な映像を視聴しながら保育者のかかわりのあ
り方を考えたり、環境構成や準備等の諸問題に関して考察して、実践過程についての基礎的知識と技
能を身につける。
授業の特色と
学習者への期待
1
年
備 考
授業の
ねらい
通
腰山豊
幼年期教育の
内容・方法・技術
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
腰山 豊
教科書名
-保育の教育工学-
期 間
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
内容事項・重要語句等
演習の基本方針を聞く。
希望研究事項を出し合って協議し、年間研究活動計画を立てる。
対象映像の選定
教育工学的分析の可能な映像の内容を選択し、分析の視点を検討し合う。
映像視聴と記録化1
分析視点に即してVTR等を視聴し、観点別に記録に整理する。⑴
映像視聴と記録化2
分析視点に即してVTR等を視聴し、観点別に記録に整理する。⑵
映像視聴と記録化3
分析視点に即してVTR等を視聴し、観点別に記録に整理する。
保育実践上の課題の集約
A.記録の集約と課題発見
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22 (教育工学的アプローチ)
B.保育実践が抱える課題の発見
23
C.課題解決の方向と問題点
24
D.領域別内容からの課題
25
26
27
28
29
演習のまとめ発表
発表交換会の開催と他分野の研究との交流
30
反省評価
〃
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(制作、実技
〔評価の観点〕
ノートの作成と充実度、課題提出率、記述内容を総合評価。
− 60 −
)
年
必
修
(演習)
2単位
印刷資料を随時、配付する。
備 考
授業の
ねらい
通
な し
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
小林 建一
教科書名
-幼児期と地球市民教育-
期 間
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
グローバル化の進展に伴う、地球規模的視野や人類的立場で考え行動する「地球市民」教育の視点か
ら保育を見つめ直し、今後の保育の理論と実践の課題を探る。
授業の特色と
学習者への期待
回
国内外の文献や実態の調査をとおして、地球市民教育の意義を理解するとともに、保育実践
プログラムを作成する。自らの関心・意欲・態度形成に努めるような学習を期待する。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
演習の方針と年間計画について合意形成を図る。
2
先行の保育実践の研究 ⑴
国内外の文献の調査をとおして、多文化教育、開発教育、
3
〃 ⑵
環境教育、人権教育、平和教育などとの違いや交錯関係を
4
〃 ⑶
5
〃 ⑷
6
〃 ⑸
7
〃 ⑹
8
調査の内容と方法の研究 ⑴
県内の実態を調査するためのアンケートの内容と方法につ
9
〃 ⑵
いて検討し、アンケート用紙を作成する。
10
調査対象の選定 ⑴
アンケート調査の対象を選定し、アンケート用紙を発送す
11
〃 ⑵
る。
12
研究取材 ⑴
既に実践している園を訪問し、活動の見学とインタビュー
13
〃 ⑵
を行う。(パートⅠ) 14
調査結果の集計 ⑴
アンケートの回答結果を集計する。
15
〃 ⑵
16
〃 ⑶
17
調査結果の分析と考察 ⑴
18
〃 ⑵
19
〃 ⑶
20
研究取材 ⑶
既に実践している園を訪問し、活動の見学とインタビュー
21
〃 ⑷
を行う。(パートⅡ)
22
保育のシミュレーション ⑴
理論と実践の課題を整理し、実現可能な地球市民教育をシ
23
〃 ⑵
ミュレートする。
24
保育実践プログラムの作成 ⑴
具体的な保育実践のための具体的な指導計画を作成する。
25
〃 ⑵
26
〃 ⑶
27
〃 ⑷
28
成果の合同発表と交流 ⑴
29
〃 ⑵
30
評価と反省
明らかにしながら、地球市民教育の概念を整理し、保育実
践の課題を把握する。
集計したデータを分析し、傾向や問題、課題を把握する。
総合演習の他の分野と合同で成果の発表会を行う。
受講生と教師が相互評価をとおして反省する。
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
1.学習内容についての理解の有無・適否
2.授業参加態度
− 61 −
)
安藤 節子
年
必
修
(演習)
2単位
幼児理解と保育援助
(ミネルヴァ書房)
備 考
通
な し
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
-幼児理解-
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
絵本、ビデオ視聴、実習体験エピソードなどをとおして、幼児一人ひとりの内面理解にせまる。
授業の特色と
学習者への期待
回
自分自身の考えや他者の意見に耳を傾ける姿勢を大切にする。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
2
3
絵本をとおして子どもの気持ちを探る
カンファレンス(話し合い)
ビデオをとおして子どもの気持ちを考える
テレビ・ビデオ視聴後、カンファレンス
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
実習のエピソード記録から
14
エピソードの記録と省察
カンファレンス
15
16
17
18
さまざまな事例から
子どもにとっての遊びや生活の意味について
19
20
21
22
23
24
実習のエピソードから
保育見学
実際の場面から考える
25
26
27
28
幼児理解と保育者の援助のまとめ
学びのまとめ
29
30
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート 3.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
自分の考えをよく述べているか。
幼児理解・保育理解の視点が広がったか。
− 62 −
)
参考文献
必
修
(演習)
2単位
な し
二年間の音楽に関する学習の総括として、作品の研究を深める
授業の特色と
学習者への期待
合唱ミュージカルと器楽アンサンブルを中心とした内容で、優れた演奏になるよう練習に励
み、努力して良い作品を仕上げてもらいたい。
回
1
年
な し
備 考
授業の
ねらい
通
著者・書名
単位数
2 年
期 間
築 地 芳 子
東海林 美代子
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
授業項目
オリエンテーション
内容事項・重要語句等
概要の説明
2
・曲目の選定とアンサンブル形態の確認
3
・演出ノートの作成
4
5
譜読み・音取り
基礎練習
6
・準備運動、発声練習、ハーモニー作り
7
・パート練習と楽譜のアレンジ
8
9
10
11
12
13
14
15
合同練習
アンサンブル練習
16
・演出ノートに基づいての役割分担
17
①音楽稽古
18
②立ち稽古
19
③衣装・道具の準備
20
④通し稽古
21
22
23
24
25
26
27
リハーサル
28
29
本番
30
まとめ
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(出席状況
〔評価の観点〕
1 授業に意欲的に取り組んだか
2 出席状況
− 63 −
)
必
修
(演習)
2単位
備 考
年
その都度相談に応じる
子どもの命と福祉における現代社会の諸問題に関し、理解を深め、研究的態度と方法を身につける。
授業の特色と
学習者への期待
受身でなく、積極的にテーマを追い、目的意識を持って、取り組む態度を持ってほしい。同
時に学生同士、他の学生の研究にも関心をもち、共に理解を深める時間を設ける。
回
1
通
な し
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
国枝 幸子
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
授業項目
オリエンテーション
内容事項・重要語句等
テーマ、副題、主な内容、資料の有無など
2
3
テーマの決定
4
5
資料収集
資料収集方法、年間計画、進め方
経過発表と内容のポイント
参考書選びと話し合い
資料の収集と意見交換
施設の見学など具体的なものとの体験活動
理解の深めと発表
事例研究
目的達成の振り返り
まとめの骨組み検討
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
全体の見通しと補い
22
23
まとめ作成
下書き添削
26
下書きすべて提出
清書とファイリング
27
まとめの提出
28
まとめの分かち合い
29
全体の振り返り
30
作品展示と意見交換
24
25
意見交換
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート 3.提出課題 ④.その他(
〔評価の観点〕
出席状況、研究意欲、課題理解、内容
− 64 −
)
年
必
修
(演習)
2単位
な し
備 考
授業の
ねらい
通
な し
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
内藤 裕子
教科書名
-運動・スポーツを楽しむ-
期 間
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
ススポーツが心身に及ぼす影響について理解する。
授業の特色と
学習者への期待
回
スポーツの意義を理解し、その必要性などについて追求する。
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
年間計画についての説明
2
〃
〃
4
資料収集
資料収集の方法を考える
5
〃
収集計画を立てる
作品制作開始
作品を制作する
〃
〃
過程発表
作品の過程状況の発表
3
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
意見交換
16
17
資料収集および作品制作
レポート作成
18
下書き及び校正
19
作品についての意見交換
20
21
〃
22
〃
23
24
25
作品発表
26
作品の発表
意見交換
27
28
〃
〃
まとめ
反省・評価
29
30
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 ④.その他(研究態度
〔評価の観点〕
授業・演習へ意欲や態度、また出席状況により総合評価する。
− 65 −
)
岩波書店 定価 1,600円+税
通
年
必
修
(演習)
2単位
「絵本と私」中川 李枝子著
福音館書店¥1,500 +税
「絵本、子どもの本総解説」
第6版 自由国民社
赤木かん子著¥1,900+税
備 考
授業の
ねらい
脇 明子著
「物語が生きる力を育てる」
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
寺田 和子
教科書名
-昔話・絵本の力の研究-
期 間
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
ス子どもの心を育み、生きる力を育てる絵本や昔話について研究し、近い将来、幼い子どもたちを育
む保育者としての意識を高める。
授業の特色と
学習者への期待
テキストを読み進めながら、時に実際の昔話や絵本を取り上げ、その構成、表現、メッセー
ジ等について研究討議し、読み聞かせや語りに挑戦する。
積極的な参加を期待する。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
2
昔話の不思議な力
・昔話の多彩なイメージとユーモアの魅力について
3
〃
・読むことと聞くこと
4
昔話のメッセージ
・昔話とは何か
5
〃
・グリム童話と日本の昔話
6
〃
・「三びきの子ブタ」のメッセージ
7
〃
・昔話の残酷性について
8
昔話から物語へ
・昔話の強みと弱みについて
9
〃
・アンデルセンがはじめたこと
10
感情体験の大切さ
・喜怒哀楽と「情動の知性」について
11
〃
・不快感情の体験と物語の役割について
12
〃
・感情移入と作品の質
13
物語で味わう自然
・自然をとらえる言葉の力――「鹿踊りのはじまり」
14
〃
・小動物の視点とひとりぼっちの時間
15
〃
・人間らしい暮らしのイメージ
16 「耳からの物語体験」
・ゆっくりと、心にしみこむように
17
願いがかなうことと成長すること
・夢物語と現実認識
18
〃
・ひたすらな願いの魔法
19
〃
・成長という喜びに向かって
20
鳥の目と虫の心
・自分を見つめるもう一人の自分
21
〃
・物語が人間的知性を育てる
22
絵本の力について
・絵本と絵本作家の研究に取り組む
23
〃
・資料収集
24
〃
・研究討議
25
〃
・整理とまとめ
26
〃
27
研究発表
28
〃
29
絵本の読み聞かせ
30
まとめ
・互評
・互評
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
〔評価の観点〕
出席点、平常点(参加態度)、レポート点、課題点等
− 66 −
)
年
必
修
(演習)
2単位
な し
備 考
授業の
ねらい
通
な し
単位数
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
小笠原 京子
教科書名
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
制作活動を通じて、創造性を育む造形活動のについての関心を深め、保育の現場で実際に生かせる表
現力、実践力を身につける。
授業の特色と
学習者への期待
〇保育実践の場を想定した環境構成、表現活動について学ぶ。
〇自 己の制作活動をとおして、創造性、表現力、応用力を高めることができるよう計画的
で、粘り強い取り組みを期待する。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
オリエンテーション
演習の方針と年間計画
2
保育実践のなかの表現
幼児の表現について
3
発達段階における表現の特色
粘土の触感と表現 紙による表現
4
年間の制作の計画作成
絵の具による表現
5
制作のアイデアスケッチ
6
制作
必要な資料や参考資料収集
7
8
自分なりの工夫やアイデアを大切にした制作
9
素材の特徴を生かした制作
10
11
12
13
14
15
前期の振り返り
16
保育における環境構成の確認
17
制作
他の作品や制作過程、工夫の学び合い
よりよい表現となるための工夫の取り入れ
18
19
保育の場での生かし方の工夫
20
21
22
23
24
25
26
27
それぞれの成果のまとめと発表
28
29
相互評価 学び合い
評価と反省
30
〔評価の方法〕
1.試験 2.レポート ③.提出課題 ④.活動への意欲・参加
〔評価の観点〕
1 子どもの表現活動への理解の深度
2 制作過程や作品
− 67 −
年
必
修
(演習)
2単位
基本的には本人の持参した参
考文献を使用するが、必要に
応じて印刷資料を随時配布す
る。
備 考
授業の
ねらい
通
な し
単位数
2 年
著者・書名
参考文献
猿田 興子
教科書名
-保育における制作活動について-
期 間
科目名 担当者 学 年
保育総合演習
・保育の中で、保育者が身につけておきたいことを具体的な制作物(エプロンシアター・パネルシア
ター・ぺープサート・布おもちゃなど)の全過程をとおして学ぶ
・保育の現場で実際に生かせる技術・表現力・応用力を身につける
授業の特色と
学習者への期待
・自主的、積極的に授業に参加し、その中で実際に作る楽しさ、演じるポイントを理解して
ほしい
・子どもの発達や特性をとらえた総合的な活動として、制作を考え、実施する姿を望む
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
演習の概要・説明
制作物の紹介、その他材料について
2
子どもの生活、発達の特性について
保育の中での生かし方
3
年間の制作物の計画
調査した参考文献を持ちよる
4
〃
必要な材料、参考資料について
5
各自、おおまかなスケッチ
6
スケッチ
7
スケッチのチェック
幼児に対しての効果や影響を考える
8
制作開始
幼児がどのように関心を持つのか等を考え、安全性や
9
制作①
いかに楽しめるかを、工夫しながら作業を進める
10
制作②
11
制作③
12
制作④
13
制作⑤
14
制作⑥
15
前期の振り返り
16
個人、またはグループでの制作
17
作品内容を選ぶ
18
スケッチ
19
スケッチのチェック
20
制作開始
21
制作①
22
制作②
23
制作③
24
制作④
25
制作⑤
26
制作⑥
27
制作⑦
28
各自制作したものを紹介する
29
実践をとおして学んだこと
30
まとめのレポート
実践をとおして、自分の制作を振り返る
ディスカッション
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート 3.提出課題 ④.その他(作品
〔評価の観点〕
制作し演技したもの
出席状況及び参加態度
− 68 −
)
森上史朗・大豆生田啓友 編
新・保育講座
幼稚園実習保育所・施設実習
幼稚園教育要領解説
保育所保育指針解説
保育用語辞典
ミネルヴァ書房 定価¥2,200+税
年
必
修
(事前・事後指導)
実習1単位
備 考
通
単位数
授業の
ねらい
期 間
2 年
著者・書名
参考文献
猿田 興子
教科書名
科目名 担当者 学 年
教育・保育実習
幼稚園・保育所実習に向けて部分実習・総合実習の為の準備と指導計画の理解と作成から実習での学
びをより深め、施設実習の課題とともに実習実施後の反省と課題から学ぶ。
授業の特色と
学習者への期待
体験を通した学生間の話し合いや発表を中心として互いの学びあいを重視する。
実習経験をもとに、保育や子どもについて理論と実践をつなぐ学びとしたい。
回
授業項目
内容事項・重要語句等
1
保育計画・指導計画の理解
実践に生かす指導計画について
2
保育所の生活と遊び
養護と教育の一体とは
3
保育の形態と指導計画
保育計画・指導計画について
4
総合実習に向けて1
日の指導計画立案について
5
総合実習に向けて2
実際に指導計画案作成
6
活動の考え方
興味・関心・発達・季節・経験
7
活動の考え方
保育者の願いと子どもの願い
8
実習オリエンテーションについて
保育実習の自己課題を深める
9
実習日誌の記録の意義と諸注意
子ども観察の視点について
10
保育所実習の反省
総合実習の活動の省察
11
施設実習諸注意
児童福祉施設の養護内容
12
施設実習について
施設実習における態度について
13
施設実習オリエンテーション
諸注意再確認・特に個人のプライバシー保護と守秘義務
14
総合的発達とは
遊びや生活を領域でみる
15
領域の考え方
遊びや生活の中で発達を読み取ることを知る
16
活動のとらえ方
遊びや生活を領域で捉える
17
環境の構成と主体的遊びについて
子どもの視座から環境を捉えなおす
18
幼稚園総合実習について
実習の自己課題
19
日の指導計画の立案について
ビデオ視聴
20
日の指導計画作成
11 月の子どもの姿にふれる
21
幼稚園実習の反省
事例を通して考える
22
幼稚園実習の反省
話し合って問題に気づく
23
幼稚園実習の反省
保育カンファレンスを体験する
24
さまざまな保育課題について
幼児期に期待される保育施設を探る
25
保育制度の変化と課題について
これからの保育者に期待されること
26
幼保一体化施設・総合施設の課題
現代の保育事情と課題
27
子育て支援について
秋田県の保育の変遷と現状に伴う課題
28
保育における育ちとは
育ちを到達にとどめず、拡大につなげる
29
求められる保育者の専門性について
保育者としての職業倫理と専門性
30
二年間の学びにおける自分の変容
子どもを観る目がどう変わったか
〔評価の方法〕
1.試験 ②.レポート ③.提出課題 4.その他(
)
〔評価の観点〕
主体的に考え、自分らしく表現し行動しているか。保育の中に自分なりの課題や問題意識をどの程度持ってい
るか。
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