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事業計画
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1 本市が目指すべき観光地像
○歴史・伝統・文化などを活用した、
人を惹きつける賑わいのある観光地
本市は武⽥時代の中世城下町(古府中)と江⼾時代の近世城下町(新府中)とい
う異なる⼆つのまちづくりの歴史を持ち、政治・経済・交通・文化の中心として発
展してきました。本計画の計画期間内の平成 31 年(2019 年)は、開府から 500
年(※1)という大きな節目にあたり、甲府の歴史が普段以上にクローズアップされ
ることが想定されます。この機を活かし、歴史・伝統・文化などを活用した人を惹
きつける賑わいのある観光地を目指します。
○豊富な地域資源を組み合わせた回遊・
滞在型の「都市観光」ができる観光地
本市においては、その歴史の中で、宝飾・印伝などの「産業・文化」、ワインや煮
貝、ほうとうなどの「食」、古来より続く伝統芸能や信玄公祭りといった「祭り・イ
ベント」など、多様な地域資源が形成されてきました。また、昇仙峡をはじめ四季
の移り変わりが美しい山岳景観などの豊富な「自然」や「温泉」もあります。これ
らの地域の特⾊を活かし、新たな地域資源を⾒出すことで、回遊・滞在型の「都市
観光」ができる観光地を目指します。
----------------------------------------------------------------------------------------------※1:開府 500 年は、信⽞の⽗信⻁が躑躅ヶ崎館に移り住んだ 1519 年からの年数
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事業計画
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都市観光とは
その⾔葉の印象から「都会を中⼼とした観光」と考えてしまうかもしれま
せん。
しかしその意味は、これまでの名所・旧跡を⾒るといった観光形態だけで
なく、芸術や買物、飲食などを楽しんだり、都市のまちなみや文化遺産、地
場産業などに触れたり、地域の⼈と交流するなど、まちの魅⼒を体験する観
光のことです。本市では「歴史」、
「産業・文化」、
「自然」、
「食」
、
「祭り」、
「温
泉」などの地域資源を活かし、本市のさまざまな魅⼒を感じていただく観光
スタイルとして考えています。
▲都市観光のイメージ
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