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平成 27 年度 第1回 水戸市都市交通戦略会議 利用促進部会資料
平 成 27 年 度 第 1 回 水戸市都市交通戦略会議 利 用 促 進 部 会 資 料 平成 27 年9月 30 日 会 1 開 会 2 議 題 議 次 第 (1) 現状分析と課題の整理について (2) 施策体系及び重点施策の事業概要について (3) 意見交換 3 そ の 他 (1) 「水戸駅~大工町」共通回数券活用100円バス事業について 4 閉 会 2 議題 (1) 現状分析と課題の整理について 1 あ(2) 施策体系及び重点施策の事業概要について 昨年度,各専門部会において抽出した重点施策に基づき,水戸市公共交通基本計画における施策 体系を次項のとおり再編した。 2 水戸市公共交通基本計画における施策体系(案) 基本理念 目指す将来像 基本施策に基づく施策の具体例 基本施策 基本方針 重点施策 バス路線の再編 ~3エリア型の公共交通サービスで快適に移動できるまち~ 全ての人が安心して移動できる交通体系の実現 都市核と拠点間を結ぶ交通ネットワ ークの強化 1-1 公共交通体系の構築 ・バス路線の再編 ・都市核と拠点間を結ぶ交通ネットワークの強化 乗継ぎダイヤの調整 1 公共交通体系の構築 1 使いやすい 公共交通 2 公共交通相互の乗継ぎ円滑化 3 移動手段の確保 1-2 公共交通相互の乗継ぎ円滑化 ・交通結節点の整備 ・乗継ぎダイヤの調整 ・既存のバス専用レーンの規制徹底 ・バス専用(優先)レーンの新設 ・バスの走行空間の整備 ・優先信号システムの導入 ・パーク&ライド用駐車場等の整備 1-3 移動手段の確保 ・新たな移動手段の導入 ・モデル地区における実証実験 ・高齢者等に対する補助制度の充実 既存のバス専用レーンの規制徹底 優先信号システムの導入 新たな移動手段の導入 高齢者等に対する補助制度の充実 共通サインシステムの導入 1 情報提供 2 分かりやすい 公共交通 2-1 情報提供 ・共通サインシステムの導入 ・インフォメーション施設の整備 ・運行情報を提供するシステムの構築 ・路線図・時刻表等の配布 ・広報紙,ホームページ等の活用 2 バスサービスの充実 3 公共交通利用に対する意識・イメージ の改善 2-2 バスサービスの充実 ・バス停留所の見直し ・運行本数の増便 ・運行時刻の見直し ・運賃の見直し ・共通乗車券の導入 ・ICカードの導入 ・車両の高度化 インフォメーション施設の整備 2-3 公共交通利用に対する意識・イメージの改善 ・市民を交えたワークショップ ・モビリティマネジメントの実施 ・ノーマイカーデーの充実 ・駐車場環境の見直し ・デザイン性の高いラッピングバスの導入 ・ホスピタリティの向上 路線図・時刻表等の配布 バス停留所の見直し 運賃の見直し 共通乗車券の導入 車両の高度化 モビリティマネジメントの実施 3-1 人と環境にやさしい交通体系の構築 ・移動空間のバリアフリー化・ユニバーサルデザインの導入 ・快適な自転車利用環境の形成 ・交通の低炭素化に向けた意識啓発 3 まちづくりを 支える公共交通 1 人と環境にやさしい交通体系の構築 2 歩いて楽しめるまちなか交通の実現 3-2 歩いて楽しめるまちなか交通の実現 ・都市景観に配慮したバス停留所施設の改善 ・コミュニティサイクル等の整備 ・国道 50 号の有効活用の検討 ・商店街による運賃の一部助成 3 移動空間のバリアフリー化・ユニバー サルデザインの導入 都市景観に配慮したバス停留所施設 の改善 コミュニティサイクル等の整備 国道 50 号の有効活用の検討 【交通体系部会】 重点施策の事業概要について 基本方針 基本施策 重点施策 事業内容 既存の交通資源を活用し,地域の課題やニーズ等を踏まえ バス路線の再編 公共交通体系の構築 都市核と拠点間を結ぶ交通ネ ットワークの強化 乗継ぎダイヤの調整 使いやすい 1-2 公共交通 公共交通相互の乗継ぎ円滑化 都市核と拠点間を結ぶバスルートを創設し,公共交通ネッ 検討:交通会議 トワークの機能向上を図ることで,都市核と拠点間の有機的 実施:バス事業者,水戸市 な機能連携ネットワークの構築を目指す。 鉄道とバス,バス事業者間相互のダイヤ調整等により,乗 検討:交通会議 継ぎの円滑化を図る。 実施:交通事業者,水戸市 既存のバス専用レーンの 制,速達性の確保を図る。また,路線バスの走行空間の確保 規制徹底 に向け,バス専用レーンの厳守,割り込み禁止等,運転マナ ーの向上に関する情報を発信する。 路線バスの定時制を確保し,利便性向上による利用促進を 優先信号システムの導入 図る。マイカーからバスへの利用転換を図ることにより,道 路における交通総量の制御による渋滞の緩和と走行時間の 短縮につなげる。 新たな移動手段の導入 1-3 移動手段の確保 高齢者等に対する補助制度の 充実 支える公共交通 都市景観に配慮した 観整備のため,民間事業者の事業を活用し,広告パネル付き バス停留所施設の改善 バスシェルターを設置する。また,建物内をバスの待合スペ ースとして活用する手法についても検討する。 3-2 歩いて楽しめる まちなか交通の実現 コミュニティサイクル等の 整備 国道 50 号の有効活用の検討 検討 第1次再編 全域 全域 50 号における歩行空間の有効な活用策を検討する。 4 H32 H32 検討 検討 エリアⅠ エリアⅡ 検討 実施:バス事業者,県警 全域 (モデル地区) 検討 実証実験の実施 全域 検討 検討:水戸市 全域 検討 新バリアフリー基本構想の策定 検討:交通会議 エリアⅠ 実施:バス事業者,水戸市 検討:交通会議,水戸市 エリアⅠ 検討 エリアⅠ H34 第2次再編 検討:交通会議 商店街,観光地の回遊性向上及び公共交通網の補完のた 検討:水戸市 め,既存のレンタサイクルの機能拡充やコミュニティサイク 実施:水戸市 ル等の整備について検討する。 歩道等のバリアフリー化等道路空間の整備に併せて,国道 H31 検討 道路管理者等 中心市街地におけるバス停留所の待合機能向上と都市景 まちづくりを H30 実施:道路管理者,県警 ー化を進めるとともに,ユニバーサルデザインの導入を図 実施:交通事業者, る。 3 H29 エリアⅠ エリアⅡ 自家用車の代替手段として公共交通を気軽に利用しても 検討:交通会議 らうため,既存の移動支援策の拡充や運賃の割引サービスの 実施:水戸市 導入等について検討する。 移動空間のバリアフリー化・ け,駅やバスターミナル等の旅客施設や歩道等のバリアフリ ユニバーサルデザインの導入 H28 検討:交通会議 公共交通空白地区等の中から,モデル地区を選定し,鉄道, 検討:交通会議 路線バス等の公共交通との連携を基本とする地域のニーズ 実施:水戸市 を踏まえた外出支援策を実証実験として実施する。 高齢者・障害者等全ての人にやさしい移動空間の創出に向 3-1 人と環境にやさしい 交通体系の構築 全域 実施時期 実施:バス事業者,水戸市 既存のバス専用レーンの規制徹底により,路線バスの定時 1 実施地域 検討:交通会議 ながら,利用者の視点に立った分かりやすいバス路線に再編 する。 1-1 実施主体 本格実施 H35 【利用促進部会】 重点施策の事業概要について 基本方針 基本施策 重点施策 インフォメーション施設の整備 水戸駅北口バスターミナル等に各バス事業者共通のイ 検討:交通会議 ンフォメーション施設を整備し,乗り場案内や行き先案 実施:交通事業者,水戸市 内等の情報案内を実施する。 エリアⅠ 路線図・時刻表等の配布 観光客にも分かりやすいバス路線図や時刻表を作成 し,公共交通を利用した回遊性の向上を図る。 バス停留所の見直し 分かりやすい 公共交通 2-2 バスサービスの充実 運賃の見直し 意識・イメージの改善 全域 実施:交通事業者,水戸市 バス路線の再編後,特に乗換えの際に,利用しやすい 検討:交通会議 全域 実施:交通事業者,水戸市 エリアⅠ 車両の高度化 通勤・通学時の混雑解消,路線バスに対するイメージ 改善,輸送力の強化のための連節バス等の高機能な車両 検討:交通会議 の導入や,輸送需要に応じた小型バス等の導入を検討す る。 また,超低床ノンステップバスについても,引き続き, 実施:バス事業者,水戸市 導入を図る。 全域 「過度に自動車に頼る状態」から, 「公共交通や徒歩な 検討:交通会議 どを含めた多様な交通手段を適度に(かしこく)利用す る状態」への行動変容を促すため,環境や健康等に配慮 した交通行動を,大規模かつ個別的に呼びかけていく各 実施:水戸市 種コミュニケーション施策を実施する。 全域 5 H29 H30 H31 H32 H32 H34 検討 検討 全域 乗継ぎの円滑化,利便性向上のため,各バス事業者共 検討:交通会議 通の乗車券を導入する。 実施:バス事業者,水戸市 モビリティマネジメントの実施 H28 検討:交通会議 本市内は,複数のバス事業者が運行していることから, 利用者にとって分かりにくいバス停留所が存在している 検討:交通会議 ため,改善を図る。 また,バス停留所の待合機能を向上させるため,建物 内をバスの待合スペースとして活用する等,バス停留所 実施:バス事業者,水戸市 の環境改善にも取り組む。 料金体系の構築を図る。 実施時期 検討 共通乗車券の導入 2-3 公共交通利用に対する 実施地域 全域 2-1 2 実施主体 バス路線の再編後,各バス事業者共通の系統番号の整 理,路線のカラーリング等を行い,利用者の視点に立っ 検討:交通会議 た分かりやすい情報を提供する。 また,公共交通サインマニュアルを作成し,表示方法 実施:バス事業者,水戸市 を統一する。 共通サインシステムの導入 情報提供 事業内容 検討 検討 高機能な車両の導入 ノンステップバス H35 3 その他 その他 (1) 「水戸駅~大工町」共通回数券活用100円バス事業について ア 8月限定100円バス事業の結果について (ア) 回数券の販売冊数 3,731冊 (イ) 使用された回数券の枚数 13,587枚 (ウ) 回答のあったアンケート枚数 932枚 イ 「第2弾」100円バス事業の実施について (ア) 事業概要 ・ 公共交通の利用促進やまちなかのにぎわい創出を図るため,水戸駅~大工町間を利 用する場合に限り,路線バスの運賃を1回の乗車につき 100 円(通常片道 170 円)と するお得な共通回数券を発行する。 ・ 県央地域の9市町村長(水戸市,笠間市,ひたちなか市,那珂市,小美玉市,茨城 町,大洗町,城里町,東海村)で構成する県央地域首長懇話会において実施するノー マイカーウィークにタイアップする形で事業を実施する。 【ノーマイカーウィーク実施時期】 平成 27 年 11 月1日(日)~平成 27 年 11 月7日(土)の7日間 (イ) 利用期間 平成 27 年 10 月 24 日(土)~平成 27 年 11 月8日(日) ※ 当該期間中には,中心市街地において, 「水戸まちなかフェスティバル(10/25)」 や「水戸バー・バル・バール(11/6,11/7)」が開催され,公共交通の利用促進を図 る好機である。 (ウ) 販売期間 平成 27 年 10 月 15 日(木)~平成 27 年 11 月8日(日) ※ 売切れ次第販売終了 (エ) 販売価格 1冊 400 円(4枚綴り) (オ) 販売上限 販売枚数の上限は設けない。 (カ) 販売場所 ① 茨城交通 水戸駅前案内所 ② 関東鉄道 水戸駅前案内所 ③ ジェイアールバス関東 水戸駅北口きっぷ売り場 ④ 水戸バー・バル・バールのチケット販売所 (水戸駅構内観光案内所,VILLAGE310,まちなか情報交流センター ほか) 6