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PDFファイル - 五しの里さじ地域協議会
広報紙 佐治地区公民館だより 2015.4.1 さじ 佐治町中央公民館まつり 5年生がさじ谷話発表、まち協活動の総展示 まちづくり協議会も佐治町中央公民館まつりを大いに盛り上 げました。まちづくりを広く知ってもらおうと、26年度の活 動を写真と合わせて事業活動などの展示を行い、これまでに まち協会長看板も登場 グラウンドゴルフ大会 (まち協・グラウンドゴルフ協会共催) 「みょうがのこ」 ありがとうございました 「たいのだしがら」 104 まちづくり協議会(健康・ 福祉部)では、昨年4月から3月にわたり、 保育園、小学校でボランティアのみなさんと あいさつ運動を実施しました。 最終日の3月24日(火)は、雪の降るとて も寒い日でしたが、やってくる子どもたちを 笑顔で見送っていただきました。 「海しらず」 名 まちづくり協議会広報紙発行 “ええさじかげん” 平成26年度のまちづくりのまとめとし て、広報紙“ええさじかげん”(第5 号)を発行 します。 支所だより 4月号に折 り込みます のでご覧く ださい。 4 まち協(地域・環境部)が2年以上 にわたり整備を行ってきた植物公園 でグラウンドゴルフで交流しましょう。 どなたでもご参加いただけます。 ■ 日時 4月18日(土) ごご1時30分~3時30分頃 3月7日(土)、8日(日)と2日間にわたり佐治町公民館まつり実行委員 会主催の佐治町公民館まつりが行われました。 佐治地区公民館も参加し、作品展示の部で、染物(講師:西尾正道さ ん)、和紙手芸(講師:かみんぐさじ)、書初め(講師:森田きくのさん)のほ か、26年度の23事業全て、写真で紹介しました。 芸能発表の部では、ヒップホップダンス教室からさじっ子EXILEのグループ名で小学生、中学生、保護者 の15名が元気なダンスを披露しました。ヒップホップダンス教室は、中原啓子さんを講師とし、新しい受講 生を迎えながら3年にわたり行っている公民館事業のなかでも人気の高い教室です。この教室から卒業 し、中学生になった受講生も、自分たちでダンスを考え公民館まつりで発表してくれました。(裏面) 佐治地区公民館の集大成 ■ 場所 植物公園 (海洋センターB&G横) ※道具をお持ちでない方は貸出ます。 申し込み: 辰巳峠周辺の国道482号線の清 掃活動を実施します。協力して いただける清掃ボランティアを募 集します。詳細等については、 定時放送でお知らせします。 日にち 佐治地区公民館:鳥取市佐治町加瀬木2542-1 TEL:0858-88-0228 FAX:0858-88-0219 ■ 締切 4月8日(日) 辰巳峠清掃(予定) お問い合わせ:佐治地区公民館 tel 88-0228 2015.4.1 April Vol.83 Saji Community Center 作った横断幕、のぼり旗なども掲げまちづく りの存在をアピールしました。 そして、さじ民話会さんを講師に小学校5年生が、総合 学習の時間にさじ谷話の学習を重ねてきました。この成果 を公民館まつりの芸能発表の部で、4人の児童が代表して 観客の前で堂々と語りました。当日は、講師を代表して岡 村絹江さんと長谷淑子さんに来ていただき、発表する子ど もたちを見守っていただきました。 「あげどうふはない」 佐治地区公民館だより 4月18日(土) 午前中(2時間程度) まちづくり活動常設展示 開始 まちづくり事業の紹介・報告など を地区公民館事務室前(中央公 民館ロビー)に常設展示します。 まちづくりからのお知らせも掲示 しますので、お気軽にお立ち寄 りください。 地区公民館(まち協事務局) Tel 88-0228 さじっ子EXILE、元気に踊りきってみんな満足! 退職のあいさつ 3月末で佐治地区公民館を退職する ことになりました。これまで、たくさ んの方々に出会い支えられ、自分自身 成長することができ大きな財産となり ました。とても感謝しています。みな さまのご協力ありがとうございました。 茂上千恵美 地区公民館から ひとことふたこと 【一言】4月は始まりの月です。人間社 会だけではなく、雪がようやくとけて自 然のなかにも新しい息吹があちこちに感 じられます。そんな風景を目の前にする と、「さあ!やるぞー!」という気持ち になります。新しいスタートを新たな気 持ちでむかえ、多少の失敗を重ねながら 躍動の1年にしていきたいと考えていま す。みなさん、よろしくお願いします! 1年間の公民館事業を写真で振り返りました 4 月の行事・会議案内 佐治地区公民館 敬老会実行委員会 ※事業に参加希望の方は地区公民館までご連絡ください。 会議については、対象となる方には随時通知でお知らせします。 佐治町まちづくり協議会 4月23日(木) 総 会 4月16日(木) 役員会 グラウンドゴルフ大会 4月18日(土) 総 会 あいさつ運動 4月 9日(木) 1 広報紙 佐治地区公民館だより 2015.4.1 公 民 館 事業のお申し込みは 地区公民館まで。 88-0228 佐治町敬老会ボランティア募集 敬老会の準備をお手伝いしていただけ るボランティアのみなさんを募集します。 会 場 B&G佐治海洋センター 5月 9日(土)午前9:00~ 会場設営:机、椅子、パネルの設置等 5月10日(日)午前9:00~ 当日準備 お弁当などの配膳、片付け等 前日準備 どちらかご都合のよい日でもよろしいで す。ご協力をお待ちしています。 佐治町敬老会 75才以上の方のご長寿を祝福し、これか らのご健勝を祈念して敬老会を開催します。 対象となるみなさまには、各集落教養部長 さんよりご案内いたします。多くの方のご出 席を心よりお待ちしております。 各集落には、言い伝えられている「伝説」 があります。この伝説について、中島嘉吉 氏著の「伝説・漫歩」をもとに公民館事業 でも2年にわたり学習しました。昔話と違 い、話にでてくる場所、物が今なお残って 【その②】 いるところが興味深いところです。この中 から十話を紹介します。 さじ谷 伝説 やまんどうさん 古 市 古市の村の中ほどからなあ、 山のほうむきにはいると公民 館があるがよう。昔は、たん ぼう中だったけえど、そこに 五輪さんが15~6体と、いち だんとよう目立つ大けな「ほうきょういんとう」や 石灯篭が並んどらあが、ここだがなあ、昔から古市 の人が「やまんどうさん」ちっていや、よう「たた る」っていいもっても、おかげがあるだけえ、掃除 をしたり、水祭りをしたりして、とっても大事にし てきたむんだ。 そげえして、そこから西向きに、ちいと上がると 堂坂の口になるだが、こっちにも五輪さんや山名さ んの小さい「ほこら」がまってあるだ、これがどっ ちも「やまんどうさん」だけえ、気のある人らあが 「たたらんやあに」丁寧に、祭っておるだがなあ。 これはなあ、今から450年余り昔、但馬・山陰を (200年余り)治めたうえで、江戸時代には但馬(村岡) 2 桃の節句 さじのお宝案内人養成講座~最終回~ 受講生が語る雑学万歳! 10月から行ってきた“さじのお宝案内人養成講 座”が3月18日(水)を最後の講座とし無事終了しま した。最終回は受講生の得意な分野の発表ということ で受講生が知っている雑学について自由に語り合いま した。佐治に飛行機が落ちてきた話、昔盛んだった娯 楽には“むら芝居”があったこと。さらに、大水に あった映画館、そして、伝統芸能など。これらは、テ レビの普及とともに姿を消していったことなど。受講 生が知っている色々な分野の雑学について大いに盛り 上がりました。 最後に、出席者全員に第1号~11号まで修了証を 交付して終了しました。そして、平成26年度のお宝 案内人養成講座は今回で終了しましたが、来年度以降 の実践などに向けて話し合いました。 平成27年度の取り組み(予定) 案内人のためのガイドブック を作成 町外のボランティアガイド活 動の視察研修など。 新しく受講生を募集して講座 を継続する。 修了証明書 受講生に配られた修了証明書 の殿様になられた山名さんのことだちゅうだがなあ。 その殿様があるとき、戦に敗れて古市に逃げ込まれ たが、ここで一族郎党が憤死せられたといい、その 墓や供養の五輪さんだちって、いわれとるだ。 これともう一つ、その山名の殿さんが金の盃を 持っていることを村人が知って、それが欲しくなっ てからに、奪い取ってしまったっちゅう話もあるが、 そんな話も聞いとるだがよう。 とにかく、昔からこの「堂坂」から滑って転ん んだ者は、すぐに着物の片袖をもぎ取って酒一 升を添えてお供えをせんちゅうと、「たたり」 があるちって、子どもの頃みんながよう恐れて 転ばんやあに、用心をしたむんだで。 ※「ほうきょういんとう」宝篋印塔:本来は宝篋印柁羅尼の咒文をお さめた塔であるが、後には供養塔、墓碑塔として建てられた。(広 辞苑 稲村出編より) 【場所】古市の村から北西に向かって、山に登る狭く て急な坂道がある。古市のひとたちは通称を「堂坂」 といって農作業道として利用しているが、この道を登 りつめたあたりに「堂の上」という字名の土地がある。 【特徴】多くの武士が古市周辺で亡くなったことを裏 付けるかのように、集会所の裏側に多くの五輪塔や宝 篋印塔などが立っている。これらの供養塔がここにあ るのは、「やまんどうさんのたたり」を恐れたために、 堂坂辺りにあった五輪塔を今の場所にうつしたもので はないかと言われている。 寄稿していただいた方におともだちを紹介していただくペン リレー。佐治のみなさんに参加していただくコーナーです。 岡村絹江さん・長谷淑子さん 谷口富美子さん・青柳節子さん(佐治民話会) 3月3日(火)、佐治歴史民俗資料館民話の館で、小 学校1・2年生を対象に、桃の節句行事を行いました。 講師のさじ民話会さんから桃の節句について昔の体 験話などをしていただいたり、米麹で作った手作りの 甘酒をいただきました。 この日は5人のおうちの方の参加もあり、出された 甘酒が苦手で飲めない子どもたちが、お祖母ちゃんに 飲んでもらうほほえましい 姿も見られました。 そして、智頭から“ポン 菓子のミワ”さんに来てい ただき、子どもたちの前で 迫力あるドンの実演を行い ました。「ドン!!」とい う音とともに白煙が上がり 鼻をつまんだら甘酒飲めるかな 膨れたお米をたらいの中に 入れ、そこにお湯で溶かし た砂糖を入れ素早くかき混 ぜる手さばきは見事なもの で、できあがった甘いポン 菓子をほおばる子どもたち 甘くておいしいポン菓子 を笑顔にさせました。 コーラスてるてる GDK(中学校1年生) 450g 生クリーム 200ml いちご 10~15個 ビスケット 適量 砂糖 適量 コンデンスミルク 適量 大水 スポーツとビールのある生活 「つながり」で何か書いてと下田さんから依頼された。 下田さんとは30年来の付き合いなので断り切れなくて近 況を記す。 4月、自転車に乗り始める。6月と7月のトライアスロ ン大会に向けて水泳練習も開始。練習を兼ねて遠泳大会な どにも参加。9月、10月は自転車のイベントに参加。11 月はマラソンを走る。少し休養をとり、雪が積もり次第ク ロスカントリスキー練習開始。2月に北海道で85㎞の大 会に参加。少し休養をとり、また4月から自転車練習が始 まる。こんな生活を35年間くらい続けている。その多く の場面に付き合ってくれたのが下田さんだ。仲間で山梨県 何で走るのと時々聞かれる。勿論「おいしいビールのため 各々の生涯学習としていくことが理想です。この2組の存在は、 理想の形といえます。 プレーンヨーグルト おさむ 船越 修さん(64) 「飲んでていいよ」といってくれる「つながり」に乾杯! 中央公民館まつりで美声を披 露した“コーラスてるてる”と 躍動的なダンスをみせてくれた コーラスてるてる(会員11名) 中学1年生6人の“GDK”。 会員募集中♪ 地区公民館事業をきっかけに サークル化となり独立し活動を 続けているコーラスグループと、 公民館まつりのために結成して くれたダンスユニットです。 公民館は、「学び」のきっか けを作るお手伝いをし、そこか GDK(中学校1年生) ら先は、それぞれの力で成長し 材料 下田智明さんからの紹介 ふなこし のマラソンに出かけるとき、車で快適に運んでくれて、 の 活躍 Spring Sweet ●トライアスロンつながりで… 作り方 ❶ ヨーグルト、生クリーム を混ぜる。いちご、ビスケッ トを入れて混ぜる。 ❷ お好みで砂糖を加える。 ❸ 空の牛乳パックに入れて 冷凍庫で固める。 ❹ 切り分けてコンデンスミ ルクをかけてできあがり。 ※牛乳パックごと切れます。 に」。 3月20日(金) 小学校3年生の女の子ふたりが、学校の総合学習で作ったとい う手作りのポスターを持ってきてくれました。その名も“佐治の五し が 四 しに なっ ても いいの か !! ” です。タイ トル を見 た だ けで 「 ド キッ!」とさせられます。 佐治町にある5つもの地域資源があることは、他に誇れるほど 価値のあるものです。しかし、今は梨に限らず、五しの中にある和 紙も厳しい現状にあります。それを、 佐治地区公民 子どもたちは鋭く訴え、佐治の誇れる宝を守ろ 館前に貼って ます。見てね。 うと啓発ポスターを作成してくれました。 ポスターの中のことば 『なしがなくなる』 今まで選果場があったのに佐治の選果場 がなくなります。梨農家の人の仕事が今よ り大変になります。だから佐治の五しが四 しになってしまうかとわたしは心配になりま す。わたしたちは、五しを守りたいと思って います。みんなで佐治の梨を作って受け継 いでいきましょう。 3