...

システム設計手順

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

システム設計手順
設計手順編
■システム設計手順と用途別システム設計例の紹介
P.00
システム設計手順
印は記載ページを表します。
手順 1
照明器具配置図を用意
フル2線式リモコンで制御する負荷を決める
システム設計手順(平面図と分電盤リストの作成手順です。)
玄関
湯沸室
管理室
●平面図作成の手順
階段
男子トイレ
女子トイレ
P.96
手順 2
照明制御ニーズの決定
P.96
手順 3
最小点滅回路・調光回路・
システム数(伝送ユニット数)決定
P.96
手順 4
使用リレー・調光ユニットの決定
P.97
手順 5
リレー設置場所の決定
P.97
手順 6
平面図に分電盤位置・リレー番号・
電灯配線・調光信号配線を記入
P.97
手順 7
手元スイッチ・熱線センサスイッチの決定
P.99
手順 8
セレクタスイッチの決定
P.99
概 要 編
照明器具配置図を用意
休憩室
打合せコーナー
事務室
会議室
商 品 編
1F
制 御 編
平面図に各種スイッチ・T/U付リレーへの配線
(フル2線信号線)と熱線センサ子器専用信号線を記入
●分電盤リスト作成手順
P.100
P.100
手順 2
●オフィス2
P.103
●戸建住宅
P.104
手順 3
P.105
●体育館
P.105
●店舗
P.105
●病院
P.106
●駅舎
P.106
システム数
(伝送ユニットの台数)
の確認
・1システム
(1伝送ユニット)
当り、
<256回路>以内。
・制御可能回路数
(256回路)
を超える場合は、
システム
(伝送ユニット)
数を複数に分けてください。
(複数の伝送ユニット間は接続できません。)
ワンショットリモコン
フル2線式リモコン基本仕様
最小点滅回路・調光回路・システム数
(伝送ユニット数)
決定
LACSLリモコン
●文化施設
付 録
照明制御設備図設計例
施 工 編
P.101
設計手順編
●オフィス
照明制御ニーズの決定
部位別に制御内容を確認
・管理室にセレクタスイッチを設置し、
集中監視制御を行う。
・1F管理室よりフロア毎に<共用部:全点灯・全消灯><事務室:全点灯・全消灯>の
パターン制御を行う。
・事務室はグループスイッチで一括ON/OFFを行う。
・事務室・会議室は天井用T/U付6Aリレーを分散設置する。
・共用部は機械室に設置した分電盤に20Aリモコンリレーを組込み制御する。
・会議室照明は壁面スイッチにて調光制御する。
・
トイレ照明は熱線センサにより自動点灯・消灯を行なう。
用途別システム設計例
95
V
廊下
手順 1
手順 9
E
フル2線式リモコン
機械室
手順 4 以降は次頁に続きます。
●基本仕様
P.107
●フル2線式リモコン図記号
P.120
96
多重伝送 フル2線式リモコン
多重伝送 フル2線式リモコン
手順 4
使用リレー・調光ユニットの決定
②電灯分電盤にリレーを組込の場合
①負荷の容量を考慮し使用リレーを選択。
1
リレー制御用T/Uと 20Aリモコンリレーと リモコントランス の使用により
HID負荷などの高容量負荷 および 1回路当り多負荷 の制御が可能です。
R1
R2
2
玄関
R3
湯沸室
R7
R6
E
管理室
R7
男子トイレ
R6
6
R4
T/U付6Aリレーユニット
(HID負荷には使用できません)
使用により、分電盤の省スペース化、機器代のコストダウンがはかれます。
3
R5
R4
6
R5
廊下
R4
R5
4
R20
R16 R18
概 要 編
概 要 編
R22
R10
R20
R16 R18
R12 R14
R26
R24
事務室
LC2
会議室
R23
商 品 編
R11
R13 R15
R17 R19
R21
R11
R13 R15
R17 R19
R21
R25
R27
R25
R27
商 品 編
インバータ蛍光灯連続(段)調光T/U
(負荷電源のON/OFFは、
リモコンリレーが必要です)
負荷
(安定器)
を50台までの調光制御が可能です。
R26
R24
休憩室
打合せコーナー
T/U付調光ユニット
(500W・800W・1500W)
連続
(段)
調光T/U(1台当り)
により、
インバータ蛍光灯連続調光式
R5
R22
②調光を行なう場合、負荷の種類・容量を考慮し、使用調光ユニットを選択。
インバータ蛍光灯連続調光式負荷 の場合、インバータ蛍光灯
R8
7
LC1
6
5
R12 R14
R10
最大1500Wまでの白熱灯負荷の調光制御が可能です。
女子トイレ
R4
6
負荷の接続可能数は39、40頁をご参照ください。
白熱灯負荷
(AC100V)の場合、T/U付調光ユニット(1台当り)
により
R8
R7
R3
低容量負荷
(6A以下)の場合、T/U付6Aリレーユニット の
R8
階段
V
フル2線式リモコン
フル2線式リモコン
20Aフルパワーリモコンリレー
機械室
R23
接続可能負荷・制御方式は59∼64頁をご参照ください。
制 御 編
制 御 編
手順 5
1F
リレー設置場所の決定
③照明器具内にリレーを組込の場合
使用リレーを考慮して、
リレー設置場所を選択
20Aフルパワーリモコンリレー
分電盤内組込が基本となります。
1
機械室
T/U付6Aリレーユニット
R2
2
R7
R6
E
管理室
R7
男子トイレ
R6
R5
R4
6
R5
廊下
R4
R5
R8
R4
6
3
4
R8
女子トイレ
R7
R3
6
R4
R8
階段
V
R5
7
LC1
6
5
設計手順編
設計手順編
R1
・分電盤内組込。
・リレーの分散設置(天井内・照明器具内蔵等)
(分電盤を小さくしたい、分電盤からの配線を減らしたい場合に
ご検討ください)
玄関
R3
湯沸室
R33
R9
R26
R18 R25
R10 R17
R41
施 工 編
施 工 編
R37
休憩室
打合せコーナー
R34
手順 6
R11
平面図に分電盤位置・リレー番号・電灯配線・調光信号配線を記入
R28
R20 R27
R12 R19
事務室
(リレーの分散設置の場合は、
リレー位置も記入してください)
●図記号は120頁をご参照ください。
R42
R38
LC2
会議室
R35
R14 R21
R22 R29
R30
R15
R16 R23
R24 R31
R32
R39
R43
1
R1
R2
2
玄関
R3
湯沸室
機械室
R7
R6
管理室
E
男子トイレ
R6
R40
R44
R5
R4
R5
廊下
R4
R5
1F
R8
R4
R5
●凡例
6
3
4
5
6
LC1
7
EM-EEF 2.0-2C
EM-EEF 2.0-3C
R33
R9
R26
R18 R25
R10 R17
休憩室
打合せコーナー
4
4
R38
R37
4
EM-EEF 2.0-2C×2
4
EM-EEF 2.0-2C+3C
R34
R28
R20 R27
R12 R19
事務室
LC2
EM-CPEE φ1.2-2P
(調光信号線)
インバータ蛍光灯
連続調光式
(弊社製)
電灯分電盤
4
R□
LC□
天井用T/U付6Aリレー
ユニッ
ト
(4回路用)
リレー番号
調光番号
照明器具内蔵T/U付
6Aリレーユニッ
ト
R40
R39
4
EM-EEF 2.0-3C×2
ワンショットリモコン
ワンショットリモコン
R11
6
LACSLリモコン
LACSLリモコン
6
R36
R8
女子トイレ
R7
R3
6
R4
R8
R7
階段
V
付 録
付 録
R13
①天井にリレーを分散設置の場合
会議室
R35
4
R30
R22 R29
R14 R21
R13
4
R42
R41
4
4
R36
R15
R16 R23
R24 R31
R32
R43
R44
1F
97
手順 7 以降は次頁に続きます。
98
多重伝送 フル2線式リモコン
多重伝送 フル2線式リモコン
手順 7
手順 9
手元スイッチ・熱線センサスイッチの決定
1
機械室
R1
R6
R3
MR
MR
6
R4
階段
V
S
R
R6
MR
R5
3
E
R4
6
R5
廊下
S S
男子トイ
レ
MR2
S
R
R7
R8
1
MR2
R1
R8
R5
R4
R5
4
5
RG6
RP2
6
RG6
R7
R6
R3
MR
E
S
R
MR
R5
3
RG2
階段
V
R6
6
7
LC1
玄関
R186
管理室
R2
2
R4
6
R3
湯沸室
機械室
S S
女子
トイレ
MR
MR3
R4
R8
R7
6
R4
6
R5
廊下
4
MR3
R4
5
S S
男子トイ
レ
MR2
R5
R33
RP2
R10 R17
R9
R26
R18 R25
6
4
4
R28
R20 R27
R12 R19
4
R11
4
LC2
R28
事務室
会議室
R35
R30
R22 R29
R14 R21
R42
R41
4
4
R36
R32
R24 R31
R16 R23
R15
LC2
4
R42
4
R40
R39
制 御 編
制 御 編
4
R38
MR2
R13
4
RP4
4
R20 R27
R12 R19
会議室
R41
RG2
4
R35
R30
R22 R29
R14 R21
R13
R5
R34
MR2
事務室
4
R40
R39
R8
R37
休憩室
打合せコーナー
4
R34
R11
R26
R18 R25
S S
女子
トイレ
MR2
7
LC1
R33
RP2
R10 R17
MR2
R9
R8
商 品 編
商 品 編
4
R38
R37
休憩室
打合せコーナー
RP3
S
R
R7
R4
RG6
RP2
RG6
MR2
R8
R7
概 要 編
概 要 編
2
R7
管理室
R2
①フル2線信号線は全て送り配線です。
②フル2線信号線は通信用ケーブル
(EM-CPEE1.2-2Pr※)
をご使用ください。
③熱線センサ親器から子器への熱線センサ子器専用信号線は送り配線です。
④熱線センサ子器専用信号線は通信用ケーブル
(EM-CPEE1.0-2Pr※)
をご使用ください。
※1PRは予備線です。
玄関
R3
湯沸室
個別スイッチ
グループスイッチ
パターンスイッチ
グループ調光スイッチ
熱線センサ
フル2線式リモコン
フル2線式リモコン
・1回路毎の点滅を行う場合
・複数回路をまとめて点滅を行う場合
・複数回路をまとめてシーン制御を行う場合
・グループ調光制御を行う場合
・
トイレ、廊下、打合せ室等で自動制御を行う場合
平面図にセレクタスイッチ、
スイッチ・熱線センサ・T/U付リレーへの
配線
(フル2線信号線)
と熱線センサ子器専用信号線を記入
4
4
4
R36
R44
R43
R32
R24 R31
R16 R23
R15
1F
R44
R43
1F
●凡例
(手順 7・手順 9)
EM-EEF 2.0-3C
EM-EEF 2.0-2C×2
EM-EEF 2.0-2C+3C
6
天井用T/U付6Aリレー
ユニッ
ト
(4回路用)
MR□
個別スイッチ
(□コ用)
R□
リレー番号
RP□
パターンスイッチ
(□コ用)
LC□
調光番号
RG□
グループスイッチ
(□コ用)
RG□
グループ調光スイッチ(□コ用)
R186
セレクタスイッチ
(MR138.RG24.RP24.SR)
4
EM-CPEE φ1.2-2Pr
(調光信号線)
EM-CPEE φ1.0-2Pr
(センサ子器信号線)
インバータ蛍光灯
連続調光式
(弊社製)
電灯分電盤
S
R
S
熱線センサ付
自動スイッチ
熱線センサ付
自動スイッチ
(子器)
セレクタスイッチの決定
分電盤リスト作成手順
手順 1
照明制御配線図
(平面図)
を用意
手順 2
分電盤リスト内付属機器欄にブレーカ回路毎に、使用するリモコンリレー・調光T/U数を
図記号で記入
(備考欄にリレー番号も記入をおすすめします)
手順 3
リレー制御用T/U・調光T/U・リモコントランス・伝送ユニット
(機能拡張形)
・増幅器(機能拡張形)等を記入
①全フロアより、個別制御
(リレー)
数・グループ制御数・パターン制御数を確認する。
(2F・3Fの各フロアは1Fフロア同様のスイッチ数とする。)
個別/調光数
46
46
46
138
グループ数
8
8
8
24
パターン数
8
8
8
24
集中監視・制御したい数だけ設置
(別途、
パターン・グループの制御内容
設定ができる機器が必要)
20Aリモコンリレー4コに1コ設置
調光回路毎に設置
20Aリモコンリレー使用時、各分電盤毎に1台、
インバータ蛍光灯連続調光T/U4台に1台設置
リレー制御用T/U(4回路用)
およびT/U付6Aリレー
(4回路用)
の合計で64コまで、
伝送ユニット1台で可能。ただし、調光T/Uを使用する場合は接続可能台数が減少します。
・信号線雷サージ防護ユニット
付 録
付 録
フロア
1F
2F
3F
合計
・リレー制御用T/U(4回路用)
・調光T/U
・リモコントランス
・伝送ユニット
施 工 編
施 工 編
手順 8
EM-EEF 2.0-3C×2
EM-CPEE φ1.2-2Pr
(フル2線信号線)
設計手順編
設計手順編
EM-EEF 2.0-2C
<ご注意>伝送ユニット・リモコントランス・増幅器の電源回路は専用回路を設けてください。
分電盤リスト完成
個別
(調光ON/OFF)
スイッチ
内容設定を行う場合は、
全回路の 個別スイッチ
に加え パターン、
グループ制御数分のグループ
スイッチ、
パターンスイッチ および パターン・グル
グループスイッチ
パターンスイッチ
パターン・グループ
設定スイッチ
99
MR138(8T)
RG24(8T)
R186
(8T)
RP24(8T)
RS
個別(調光ON/OFF)
スイッチ138コ
グループスイッチ24コ
パターンスイッチ24コ
パターン・グループ設定
スイッチ1コ
盤名称
電源種別
L-1
露 出
壁掛型
AC
1φ3W
200V/
100V
主開閉器
3P
リレー制御用
T/U×2
インバータ蛍光灯
連続調光T/U×2
手順3 リレー制御用T/U・
調光T/U・
インバータ蛍光灯
連続調光T/U数記入
負荷内容
容量
(VA) 名 称
回路
番号
分岐開閉器
(AF/AT)
1
2P50/20
1
2P50/20
×3
電 灯
R1 ∼R3
2
〃
×5
〃
R4 ∼R8
〃
R9 ∼R16
〃
R17∼R24
〃
R25∼R32
〃
R33∼R36
〃
R37∼R44
3
〃
4
〃
5
〃
6
〃
7
〃
10
2P50/20
付属機器
備 考
誘導灯
天井用リレー
( )
×2
天井用リレー
( )
×2
天井用リレー
( )
×2
天井用リレー
( )
×1
天井用リレー
( )
×2
4
4
4
4
4
手順2 リレー数
記入
51
リモコントランス
手順3 リモコントランス
記入
伝送ユニット
(機能拡張形)
増幅器
(機能拡張形)
手順3 伝送ユニット
(増幅器)記入
手順2
リレー番号
記入
1.
他システム連動の場合、接点入力T/U使用
・プログラムタイマ使用時、
リモコントラ
ンスが別途必要
・自動点滅器等、有電圧信号はHCリレ
ー等で無電圧信号に変換が必要
2.
50回路を超える時は増幅器の設置を
検討ください。
・リレー制御用T/U
(1.2mA×2×3フロ
ア)
+調光T/U(8mA×2×3フロア)
+天井用リレー
(1.2mA×9×3フロア
)
+手元スイッチ
(1コ用6mA×3×3フ
ロア+2コ用8mA×4×3フロア+3コ
用10mA×1×3フロア+4コ用12mA
×5×3フロア+調光用10mA×2×3
フロア)
+熱線センサ20mA×2×3フ
ロア+セレクタスイッチ
(4コ用12mA
×46+2コ用8mA×1+設定スイッチ
5mA)
=1193mA>500mA×2のた
め増幅器2台必要。
100
ワンショットリモコン
ワンショットリモコン
ープ設定スイッチ
(1コ)が必要
ご注意
凡例: リモコンリレー リモコンリ
レー両切 4 天井用リレー(6A、4回路用) 天井用リ
レー両切(6A、4回路用)
D
D4
LACSLリモコン
LACSLリモコン
分電盤リスト
セレクタスイッチ部でパターン・グループの制御
Fly UP