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特集:原発事故の介護職の人材流出「福島だけの問題ではない」

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特集:原発事故の介護職の人材流出「福島だけの問題ではない」
特集
東日本大震災から2年
May Vol.24 No.2
原発事故の介護職の人材流出
「福島だけの問題ではない」
エレベーター停止で人海戦術
職員は単身赴任や他県に移動
発災後は、余震が頻繁に続きました。そうなる
と、うちの老健施設は 2 階と 3 階にそれぞれ 50
全老健常務理事
床ずつありますが、食事の時間に配膳車で運べま
本間 達也
せん。エレベーターが余震でしょっちゅう止まっ
てしまいます。そのため、食事は人海戦術によっ
てワンプレート式で職員が運びます。当然メ
ニューの制限も出てくるため、家族に連絡をとる
た。特徴的だと思ったことは、発災直後に通所
と、自分たちのことで精一杯なこともあって、
サービスを利用していた人で、自宅と連絡がとれ
「お願いします」という感じでした。その間に、
ずに家族もどうなっているかわからない人たちを
避難してきた人のうち 1 名が誤嚥性肺炎で亡くな
私が理事長を務める医療法人生愛会は、福島市
急遽ショートステイという形で預かったことです。
られました。寒い時期だったことから、インフル
にあります。
こうした状況が 2 ~ 3 週間続きました。
エンザが流行っており、そうした対応も必要でし
ちょうど 2 年前の震災の状況は、とにかく水や
さらに、市医師会から要請がありました。市内
た。
食料が足りなかったのが印象的です。うちの老健
の高等学校の体育館の避難所に、福島第一原発か
発災から 2 ~ 3 週間は、無我夢中でスタッフ
施設がある県北地域や郡山市のある県中地域では、
ら 30 キロ圏内の浪江町出身の人たちが自衛隊の
も頑張ってきました。水道などのインフラが復旧
1 週間ほど断水が続きました。
トラックで移送されてきて、要介護の人たちが床
してきましたが、建物はかなりダメージを受けて
3.11 の翌 12 日には、東京電力福島第一原子力
の上に寝ているということです。医師会だけでは
いました。福島市や郡山市のある福島県の内陸部
発電所で水素爆発が起きました。津波による甚大
とても手に負えないため、老健協会のほうで何と
にあたる中通り地区は津波による被害はありませ
いう異常な通勤は無理だということから退職と
な被害に加え、福島県の場合は水素爆発があった
かお願いできないかということでした。
んが、建物はみんな倒壊している状態でした。う
なってしまいました。
ため、全てを破壊されてゼロからつくりあげてい
福島県支部として、5 施設に連絡をとって送迎
ちの施設も国庫補助の災害申請を行う時期でした
また、退職して近県に家族ごと移るケースもみ
くこととは別に、この先本当にどうなるのだろう
車を持ち寄って体育館まで行ったところ、明らか
が、そうした時期に今度は放射能の問題がテレビ
られました。
かという思いがありました。
に誤嚥性肺炎が蔓延している状況でした。
や新聞などで次々報道されてきました。
また食料不足などに加え、実際に近隣の畑でつ
また、要介護の高齢者とともに一緒に来たケア
4 月というのは入学シーズンです。当施設の職
くられている野菜や果物が放射能に汚染されてい
スタッフも疲弊しており、その人たちが次々に救
員でも、小学校に入学する子どもを宮城県仙台市
るといった報道がされ、余計にパニックになって
急車で運ばれている状態でした。私も、脱水状態
の学校に行かせるというケースがあり、その男性
そこで震災から約 1 年半経った平成 24 年 7 月、
しまいました。
でふらふらと倒れていく感じで救急車に乗せられ
スタッフは単身赴任という形になりました。
県内の老健施設においてどのような声があるのか
老健施設に関しては、ガソリンがないために職
ている彼らの姿を目にしました。放射能の危険区
あるいは女性看護師の場合、旦那さんと子ども
を調べたのが「福島県における震災(放射能事
員は車で来られなかったということもありました。
域を強制的に追い出され、いろいろなところを
が栃木県宇都宮市に避難し、福島市に自宅を建て
故)後の老健職員の人材流出と避難状況と現状」
一方、自転車を利用している 20 代の若い人たち
転々として、かなり疲弊していたのだと思います。
たばかりだったこともあって、本人は福島で働き
のアンケート調査です。もともと介護・看護の職
は、放射線の汚染があるのではないかという心配
そちらは医師会が対応し、残された要介護の高
たいという事例もありました。最初のうちは、高
員は人手不足の状態であり、そこに来てこの原発
があったことから、施設のバスによる送迎もしま
齢者については私たち県の老健協会が診ることに
速道路が無料だったこともあって、夜勤と明けの
事故です。少なくとも 100 名は県外に流出して
した。施設に近い私鉄の駅に集合し、利用者とと
なりました。こうしたオーバーベッドの状況で、
公休を使って福島と宇都宮の間を通っていました。
いることがわかりました。
もに職員も送り迎えしていました。
ライフラインが復旧するまでの対応に追われまし
しかし、それから何か月か経って、高速道路の無
この調査結果を踏まえて、県に対してもいろい
通所サービスは、約 2 週間営業できませんでし
た。
料化もなくなり、やはり通勤時間が片道 5 時間と
ろと要望しました。福島県の第 6 次高齢者福祉計
通所利用者にショートステイ
避難所で要介護者への対応
12 ●老健 2013.5
平成 24 年7月にアンケート実施
県外に 100 人の流出が判明
老健 2013.5 ● 13
特集
東日本大震災から2年
May Vol.24 No.2
画・第5次介護保険事業計画は、平成 23 年度と
て、平成 24 年 7 月の調査結果に対する追跡アン
ない。震災以前からの人手不足の問題を凝縮した
今回の追跡調査結果概要
比較して平成 26 年までに老健施設を 510 床増設
ケート調査を今年 3 月 6 日~ 12 日に実施しまし
構造的な問題だといえるのではないでしょうか。
することを盛り込んでいます。こうした計画に対
た(次頁参照)
。
し、
「震災以降、実際に県内の老健施設 67 施設で
県内 68 の老健施設に対して行った調査の結果
は、104 名も職員が流出している。どのように人
は、
「要するに人材の流出の状況は変わっていな
1.発災から前回調査時の平成 24 年 7 月 31 日までの間に
避難目的で 104 名の退職者が出ていた。その後、平成
25 年 3 月の追跡調査において、その 8 か月の間に避難
目的での退職者が更に 14 施設(約 21%)で計 17 名
が退職しており、人材流出が増え続けている。
を確保するのか」と訴えました。
い」ということが書かれています。震災から 2 年
これはどこに原因があるのか。この原因をさぐ
当時、福島県では介護職に限らず地元の専門学
が経過しても、根本的なことは何も変わっていな
る一つの切り口として、当施設で働いていた 50
校や大学で多くの学生たちが県外に一時的に離れ
いのではないでしょうか。
代の男性で、浪江町から避難してきて 3 人の子ど
ていました。戻ってこない学生もいます。それが
福島に限らず、岩手、宮城、福島の被災 3 県で
もを抱える方のケースがあります。
どんどんボディブローのように効いて、人材の流
非常に問題になっていることがあります。復旧・
その男性は浪江町では設備関係の仕事をしてお
出が深刻な問題になってきています。原発から
復興の担い手不足という話をよく聞くと思います
り、福島市に来てからヘルパーの資格をとったそ
30 キロ圏内という問題ではなく、県内全域に対
が、例えば海岸線に防潮堤を建てるなど、その地
うです。それが震災から半年後のことですが、結
する人間津波のように人材の流出が波及していっ
域の計画ができて予算がついても、そこで働く建
論からいいますと、彼は今から半年前に退職しま
たということでしょう。
設・土木関係者が足りない状況が起きています。
した。理由は、復興バブルによって、設備・配管
国も一生懸命に対策を考えてくれてはいます。
鉄筋工や左官といった専門職の労働者が足りな
工の給料が介護職の給料に比べて数倍も高くなっ
人材流出にかかわる補填措置は、警戒区域により
い。こうした労働者は全国から集まってきてはい
たからです。
近い相双地区(南相馬市、相馬市、浪江町、大熊
ますが、それでも追いつかない。建設・土木業界
建設業界は市場原理で動くため、その時々の状
町、楢葉町)に限られています。私たちのように
の人にいわせると、専門職、いわゆる職人は「明
況で給料が 2 倍にも 3 倍にも高騰します。心情的
放射能の危険圏域から外れた地域への対応が不十
日、すぐに一人前にはなれない。10 年はかかる」
にみて、3 人の子どもを抱える父親にとっては、
分ではないかというのが、1 年半経ってアンケー
ということです。
3 倍も 4 倍も高い報酬で評価されるというのであ
ト調査をした実態です。
これは小泉政権のときから、公共事業の圧縮が
れば、以前の職種に戻るのは当然でしょう。
福島の現状については、3.11 から 2 週間後の 3
続いてきたため、建設業界の体力そのものが脆弱
こうしたケースが大なり小なり、いろいろな地
月 25 日に開かれた全老健の「介護老人保健施設
になってきていることがあり、他の業種に人材が
域で起こっています。これは福島だけでのケース
のあり方に関してのマスコミ・専門誌懇談会」で、
移ってしまっている状況です。しかし、新たに災
ではなく、被災 3 県もしくは全国で起こっている
水やガソリンが不足しているという窮状を訴えま
害復興予算並びに全国的な防災・減災の大規模な
ことを示唆したものだと考えられます。
した。
予算がついたため、被災地以外の地域でも公共事
そうなるとやはり根本的に、介護業界や介護職
また、昨年 9 月 26 日のマスコミ・専門誌懇談
業を行うことになります。そのために被災地で働
に対する評価があまりにも低すぎるということが
会では、このアンケート調査の結果を発表しまし
いていた人も自分の住んでいたところに戻ってし
問題であると考えられます。今後、2025 年の地
た。調査結果からは、福島県は 100 名もの介護
まいます。災害復興予算等の配分では建設・土木
域包括ケアシステムの構築を見据えて取り組んで
人材が不足していることが判明したにもかかわら
関係が重視されていることから、現にそうした現
いくとき、何が一番深刻な問題かといいますと、
ず、県の事業計画ではこれだけ多くの老健施設を
象が起こっています。
増え続ける高齢者を支える介護のスタッフの評価
整備する方針を打ち出しているのは一体どういう
こうした現象は、介護も同じことです。いくら
ではないでしょうか。
なくとも 20 年間は続きます。そうなると、これ
ことなのだといいたいと思います。
専門職種についてマッチングをしたり、各地域か
これはもう厚生労働省老健局だけの問題ではな
は国民的なコンセンサスを形成していかないと、
ら応援を募ったとしても、全国的に介護職の担い
く、介護保険制度そのものの問題でもありません。
小手先の見直しだけでは対応できません。
手がいないのです。要するに、福島県の放射能事
少子高齢社会であることから、支えていく人たち
私たちは県支部として、
「介護の奨学金を復興
故による老健施設の人材流出の問題は福島だけの
が非常に足りなくなっている一方、介護が必要な
予算のなかから出してほしい」といった具体的・
問題ではなくて、原発事故の影響ということでも
高齢者はどんどん増えていくという現象が今後少
現実的な要望書を提出する準備をしています。し
放射能汚染という人災津波!
「何も変わっていない」
今回新たに、震災から 2 年目を迎えるにあたっ
14 ●老健 2013.5
介護への評価が低すぎる
構造的な見直しが必要
2.発災直後と比較し、退職者数は減っているが、避難の
ために退職する職員が今も尚いるという状況は続いてお
り、本県全域に広がっている。
3.発災前から介護職員等の人材不足はあったが、発災後
から現在にかけて人材確保は極めて困難な状況にあり今
回の調査においては男性の割合が 38%と増加し、職種で
は、介護職が 52%と多いが全体的に職員確保困難との
回答が 66%に上っている。
4.本県の看護・介護職の養成施設で定員割れしている施
設もあり、学生不足に伴い求人に対しての応募にも限界
がでてきている。そのため学費補助等の制度策を講じる
ことは県内で学ぶ人を増やし県内施設への就職に繋げる
ことに効果があると考えられる。
5.相双地域等への人材応援事業が国をあげて行われてい
るがアンケート調査の結果からも分かる通り、本県の人
材不足は発災後から現在に至るまでの間、方部を問わず
して避難による人材の流出や風評被害等により人材確保
困難な状況に追い込まれている。
6.仕事量の変化では、
「増加した」と回答した施設が
64%に上る。これは「職員の確保が困難」と回答した施
設 66%と連動している。
7.職員がストレスを抱えていると回答した施設が全体の
80%に上り、
「業務量が増加した」と回答した 66%の
施設と連動している。
このことから「職員確保困難で人材不足のために業務
量は増え、職員のストレスがたまっている」ということ
がいえるが、このことを理由に退職した職員は僅か 26%
であり、残った職員はストレスを感じながらも利用者へ
のケアに頑張っていることがいえる。
これは、
「人材確保が更に困難になった」と回答した施
設 85%とも相関している。
8.利用者の重度化割合では重度化していると回答した施
設が 63%を占めており人材の流出・確保問題は更に深刻
化しており喫緊の課題である。
一般社団法人 福島県老人保健施設協会
老健 2013.5 ● 15
特集
東日本大震災から2年
May Vol.24 No.2
かし、本当に問題なのは目先の対応ではなく、構
介護福祉士養成施設協会副会長の田中愽一氏にも
です。高校や大学の就職担当者が対応することも
造的な問題に対して深刻に考えないといけません。
出席いただき、第一回目の部会が開催され、意見
大事ですが、先を考えると違う仕掛けが必要なの
建設業の話を例にあげると、首都高速道路は
交換を行いました。
ではないでしょうか。そうでないと本当に高齢者
60 年経っていますが、それを修理する専門の職
平川副会長のご尽力で、介護人材問題のスペ
を支えられなくなります。現に人材が流出してい
人が不足しています。建設土木関係に携わってい
シャリストの方たちに集まっていただいたので、
る事実があり、福島だけでなく、どこの都道府県
るのは、ほとんどが 60 歳以上の高齢の人たちで、
現状を踏まえていろいろと今後の対策を考えてい
でも特に地方では同じような問題を抱えていると
60 歳以下の若い人たちはどんどん少なくなって
く大切な場として発展させていければと思ってい
思います。
きています。こうしたことで、この国のインフラ
ます。
を支えられるのでしょうか。敷衍して、この国の
介護福祉士国家試験に義務づけられる実務者研
お年寄りのケアを支えるスタッフが全国的に揃っ
修 450 時間の問題もありますが、大事なことは
ているのでしょうか。
介護の学校に限ったことではなく、少子化のため
3.11 のいろいろな見方はありますが、この放射
私の結論を申し上げると、福島の 3.11 の原発
に大学や専門学校の存在も、あちこちで危ぶまれ
能の事故によって人材流出したことを踏み台とし、
事故で、これだけの人材流出をしていることは福
ているということです。
ぜひプラスに変えて、福島から全国のみなさんに
島だけの問題ではなく、一つの人災として凝縮さ
かなり時間がかかりますが、高齢者の介護を
メッセージを発信したい。福島の事故があったこ
れたなかで、今後あちこちの地方で起こってくる
小・中・高の学校教育のシステムのなかに組み込
とによって、我が国では介護に対する評価が低く、
本当に深刻な介護の人材不足というところにつな
んでいくことが大切だと考えています。
それもあって人材が不足しているということが露
がっていくのではないかと懸念を抱いています。
高齢者に対する介護は、決して小手先ではなく、
うか。ある程度義務化していかないと。
呈したのではないかと強く感じます。
これは財源論ではなく、人材不足によって介護
きちんと理論に基づいたもので、多職種協働のな
介護の人材を外国から入れるのか、自分の国で
震災によって失ったものはたくさんあります。
保険はもしかすると存続が危うくなるのではない
かで一つひとつ取り組まなければならない大変重
教育制度として育んでいくのかは、議論を積み重
先ほどから述べている人材もそうですが、土地を
か。感情論で「大変だ」とか、
「原発は反対・賛
要な仕事だということです。この国の教育のなか
ねていかないといけない。介護報酬の充実はもち
失ったという意識も強いですね。除染によって剥
成」という問題ではなく、今後の介護保険制度そ
で、例えば小学校で家庭科の時間があるように、
ろん必要ですが、もっと長期的なビジョンが大切
ぎ取られたといわれていますが、福島県の大地が
のものにボディブローが効いて、制度自体が破綻
これを進化させて、小・中学校、高等学校の間に
になります。国として高齢者をケアすることの重
放射能によって奪われた感覚です。人と土地の両
しなければいいなと思っています。
きちんと高齢者の介護学を教育カリキュラムに加
要性について、あるいはその義務の明確化、制度
方を奪われてしまいました。
えていくことができればいいと思います。高校を
化等を私たちがメディアに訴え、世論を形成して
震災体験から得たものは、普通に暮らせること
卒業した時には、一定期間、介護施設などで働い
いくべきだと考えています。
が幸福なことだという感覚です。賛成・反対はあ
てもらわなければならないという一つのチャンネ
例えば、全老健のリスクマネジャー養成講座を
ると思いますが、やはり原発というのは怖い。こ
こうした問題の解決策としてはいくつか考えら
ルを制度としてつくっていくべきではないでしょ
開催して思うのは、モンスター・ペイシェントの
の事故がなければ当たり前のように毎日を過ごし
れると思います。現在、全老健ではいろいろな研
うか。
問題は幼少からの経験が少ないために不必要に施
ていましたが、真の恐怖を抱きながら生活をして
修を行っています。私が委員長を務める管理運営
ボランティアという形ではなく、18 歳になっ
設側を訴えてしまうということです。そうした経
います。
委員会でも人材問題対策部会を立ち上げました。
たと同時に、1 年間だけは介護施設などに行って
験を小さい頃から教育のなかに位置づけておけば
また、施設のスタッフの団結力をあげたいと思
この部会は人材問題のエキスパートである平川博
もらいます。ほとんどの高校生が卒業と同時に自
そのリスクはかなり低くなると思います。長い道
います。3.11 を経験したスタッフは非常に団結が
之副会長を担当副会長に、聖隷クリストファー大
動車免許を取得するように、ヘルパー資格を高校
のりですが、さまざまな介護体験をさせていくこ
強い。これは皮肉にも震災・原発事故で得た大き
学社会福祉学部・大学院特任教授である太田貞司
卒業時に取得し、自分の住んでいる地域で介護へ
とが人材対策の解決なのではないでしょうか。こ
なものですね。
氏を部会長、労働政策研究・研修機構の堀田聰子
貢献してもらうこととします。そうなると介護の
れは厚生労働省だけでなく、政府全体で取り組む
氏や、老健施設の現場から大島扶美全老健山形県
大変さや魅力がわかります。自由にボランティア
重要な問題だと思います。
支部長をはじめとする方々で部会員を構成してい
ということにすると、今後、この国の高齢者を支
例えば、介護職の魅力についてキッザニアのよ
ます。またオブザーバーの形で教育現場から日本
える介護は成り立っていかないのではないでしょ
うに小さい頃からアピールをしていくことも大切
ふ えん
全老健の人材問題対策部会で検討
高齢者介護を教育システムに
16 ●老健 2013.5
放射能の事故を踏み台に
福島からメッセージ発信
老健 2013.5 ● 17
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