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シニア・スーパーシニアバスケットボール九州大会帯同
帯同者:渡辺 橋浦 裕介リハビリテーション部副部長 理香理学療法士 会 場:熊本県熊本市 天明運動施設体育館 日 程:H26 年 7 月 12 日、13 日 今回、福岡スーパーシニア(スーパーシニア)を中心に、那珂川クラブ(シニア)、福岡 (女子シニア)の 3 チームの選手達のサポートを行いました。 本大会について シニアバスケットボール大会、スーパーシニアバスケットボール大会には、年齢制限があ ります。 シニアの部:平成26年4月 1 日現在満39歳以上の男子 スーパーシニアの部:平成26年4月 1 日現在満49歳以上の男子 シニア女子の部:平成26年4月 1 日現在39歳以上の女子 九州地方での特別ルールとして以下の項目が設定されていました。 シニアバスケットボール(男女ともに) ・満50歳以上の選手は赤色のリストバンドを必ず着用する。 ・満50歳以上の選手の得点は、それぞれ+1 点。 ・ショット動作中のファールに対してフリースローを+1ショットとする。 スーパーシニアバスケットボール ・満60歳以上の選手は赤色のリストバンドを必ず着用する。 ・満60歳以上の選手の得点は、それぞれ+1 点。 ・ショット動作中のファールに対してフリースローを+1ショットとする。 帯同内容 1 日目(7月12日) 試合前コンディショニング スーパーシニアの試合は 1 試合目でした。シニアの試合開場が 8 時 30 分に対して、9 時 から試合開始というキツキツのスケジュールのなか、持参していたマットとベッドを利用 して、選手達の身体の柔軟性のチェックを行い、ストレッチやテーピングを行いました。 シニアの試合は、2試合目でありスーパーシニアの試合のハーフタイムを利用してスト レッチングを行いました。続く第4試合のスーパーシニア準決勝、5試合目のシニア2回 戦にあわせ、試合開始時間にあわせてストレッチングを行いました。 試合結果 スーパーシニアの部 私たちが帯同した「福岡スーパーシニア」は 1 回戦、序盤こそ 1 桁差のゲームでしたが、 後半はリバウンドをほとんど支配し、見事に勝利! 2回戦も、外さないミドルシュートの連発で勝利となりました。 シニアの部 私たちが帯同した那珂川クラブは、2回戦で去年の全国 BEST4の強豪長崎との対戦と なりました。一度突き放される場面がありましたが、リバウンドからゲームをつくり、見 事に逆転勝利! 試合後コンディショニング ボルタレンゲルを使用しながら、ストレッチング、マッサージを実施。アイシングを徹底 して行いました。なお、選手の方たちは、個人個人でアイシングの用意などをする道具を 持ってきており、ケアを怠らずに行っていました。 2日目(7月13日) 試合前コンディショニング シニアバスケットボールの第1試合(準決勝、9時30分開始)に合わせ、開場の8時 30分より選手の柔軟性のチェックやストレッチングを実施しました。昨日の熱戦の翌日 ということもあり、やや疲れが残っている方もみられました。 2試合目は女子の決勝で、男子シニアチームの試合中に、女子選手のコンディショニン グを行いました。 3試合目はスーパーシニアバスケットボールの決勝戦であり、前試合のハーフタイムの 前後にストレッチングを行いました。 4試合目にはシニアチームの決勝戦が行われました。前試合であるスーパーシニアチー ムの決勝戦の前半の時間を利用して、シニアチームのストレッチやテーピングを行いまし た。 2日目試合結果 福岡スーパーシニアの決勝は、因縁のライバルチームとの戦いにシーソーゲームを展開。 最終的には、チームプレーの連携とリバウンドの支配率の高さ、エースの大活躍によって 勝利!優勝! シニアチームである那珂川クラブの決勝は、熊本のチームとの対戦でした。188 ㎝、190 ㎝、196 ㎝、200 ㎝のビックマンに高さを支配されて得点が出来ない場面が続き、中盤、 一度追いつきかけるも、最終的には突き放されて無念の敗北でした。 シニア女子の部で、福岡は、決勝、序盤は相手にリードを許すも中盤からリズムを作り 出し、見事に優勝! 試合後コンディショニング 全日程が終了した後に、スーパーシニアチームの選手のストレッチングやマッサージを行 いました。 スーパーシニアバスケットボール決勝ハーフタイム 作戦をたてる福岡スーパーシニアと、次のシニアチームの決勝戦に 備えてコンディショニングを整える選手と渡辺副部長 スーパーシニアバスケットボール決勝 4クォーター目、シュートを決め、ディフェンスに戻る コート内の選手と応援するベンチメンバー スーパーシニアバスケットボール決勝終了 お互いに握手を交わし、健闘をたたえ合う。 最終成績 福岡スーパーシニア 1 回戦 63対49 準決勝 93対24 決勝 63対48 優勝 那珂川クラブ 1 回戦 63対52 2回戦 68対58 準決勝 55対34 決勝 64対88 準優勝 女子シニアチーム・福岡 決勝 優勝 67対56 福岡スーパーシニア 優勝カップと賞状を持って記念撮影 感 想 渡辺 シニアのバスケットボールの試合を初めて観たのですが、レベルの高さに驚きました。年 齢を感じさせない身体能力の高さ、プレーの質の高さ、全身のコンディショニングの高さ に驚かされました。 全員、忙しい仕事の合間に、大好きなバスケットを続けるために、何をすべきかを非常 に良く理解されていました。また、中には観にバスケットボールのコーチを行っている方 も多くいらっしゃって、子ども達には、どうやったらケアの大切を指導したらいいのか、 ストレッチを自ら行うようになってくれるのかと話し合う事も出来ました。 高いレベルのプレーを故障なく続ける為には、身体のコンディショニングの大切さを改 めて感じました。この経験を、若い患者さん達に伝えていくのが楽しみです。 橋浦 今回、初めて帯同という形で院外活動に参加させていただきました。 コンディショニングにあたっては、どのようなコンディションの整え方をしたらその選 手にとっての最高のプレーを引き出すことができるのか、自分の現役時代を思い出しなが ら行いましたが大変難しいものでした。 また、今回シニアバスケットボールの試合を見学させていただきましたが、シニアとは 思えないほどのスピードやパワー、上手さに終始驚くばかりでした。特に感じたことは、 敵同士の激しい接触プレーがあるなかでも、試合前後にはお互いに握手を交わしたり、試 合中においてもときどき笑顔で会話をされていたりと、敵でありながらも、バスケットボ ールをする仲間としてたたえあうような姿から、スポーツの良さを感じました。 私自身、小学生の頃からバスケットボールを経験させてもらってきましたが、今まで一 緒にがんばってきた友人や、バスケットボールを通して出会うことができた友人、保護者 の方々、監督の方々がいます。そのような、スポーツを通じた輪の広がりをまた今回も感 じることができました。 今回、新人であるにも関わらず、帯同に参加させていただいたこと、本当に感謝してい ます。ありがとうございました。