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南海トラフ地震による津波に備えて

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南海トラフ地震による津波に備えて
南海トラフ地震による津波に備えて
国の中央防災会議では、
平成16年3月31日に東南海・南海地震防災対
策推進基本計画を決定し、
「東南海・南海地震防災対策計画を作成して津
波に関する防災対策を講ずべき者に係る区域」を定めて対策の推進を
図ってきましたが、
平成25年12月27日、
東南海・南海地震に係る地震防災
対策の推進に関する特別措置法が改正され、
「東南海・南海地震」
の表記
が
「南海トラフ」
にあらためられたほか、
東日本大震災以降の最新の科学
的根拠に基づく国の被害想定のもと、
適切な防災・減災対策を講じること
になりました。
平成26年3月28日には、
南海トラフ地震防災対策推進基本計画が公表
され、
同日、
松山市が南海トラフ地震防災対策推進地域に指定
(愛媛県下
全域)
されたことにより、
津波に関する防災対策を講ずべき者に係る区域
も見直しを行いました。
この区域は、
津波による被害を受ける可能性が特に高いため、
区域内に
おける以下のような施設又は事業を管理し、
又は運営することとなる者は、
南海トラフ地震に伴い発生する津波からの円滑な避難や安全の確保に関
する事項などを定めた計画を作成し、
防災対策を講じる必要があります。
<対策計画を作成して防災対策を講ずべき施設又は事業>
劇場、
百貨店、
旅館その他不特定かつ多数の者が出入りする施設
○病院、
○石油類、
火薬類、
高圧ガスその他政令で定めるものの製造、
貯蔵、
処理
又は取扱いを行う施設
○鉄道事業その他一般旅客運送に関する事業
○上記のほか、地震防災上の措置を講ずる必要があると認められる重
要な施設又は事業
〈留意事項〉
上記施設の管理者・運営者は、
対策計画を作成して愛媛県知事に届け出るとともに、
そ
の写しを松山市長に送付する必要がありますが、
旧法により既に提出されている場合や、
消防法等の関係法令に基づく計画を作成している場合の措置などがありますので、
詳しく
は下記までご連絡ください。
松山市総合政策部 危機管理担当部長付 (089)
948-6793
■ 松山市標高マップシステムの公開
松山市では、平成25年1月1日から、自分の住んでいる地域や避難場所などの標
高が簡単にわかる「松山市標高マップシステム」を、松山市
のホームページで公開しています。このシステムでは、標高
を知りたい市内の任意の地点を画面上でダブルクリックす
ると、その地点の正確な標高が表示されます。地図上には、
指定避難所・指定緊急避難場所の情報も掲載していますの
で、
適切な避難場所・避難経路などの検討にも役立ちます。
ホームページアドレス:
http://matsuyama.takasamap.jp/Matsuyama/
標高表示板の設置
津波避難対策の一環として、
主に市内沿岸部 の地 域を対 象
に、自主防災組織や民間企業な
どと協働して、標高マップシステ
ムを活用した「標高表示板」の設
置を進めています。
【主な設置場所】
(小中学校、
公園、
支所、
保育園、
・公共施設
消防署、
公民館本館・分館、
集会所など)
・民間企業の施設
(伊予鉄道、
JR四国、
郵
便局など)
・主に沿岸部の地域一円(自主防災組織
の貼付要望箇所)
この図の着色部分は
「南海トラフ地震防災対策計画を作成して津波に関する防災対策を講ずべき者に係る区域」
として、
主に町丁目単位で指定されている範囲を示したものです。
南海トラフ地震防災対策計画を作成して津波に関する
防災対策を講ずべき者に係る区域
別府町
山西町
清住1丁目
清住2丁目
大可賀3丁目
海岸通
北吉田町
南吉田町
西垣生町
東山町
会津町
高山町
辰巳町
中須賀1丁目
中須賀2丁目
中須賀3丁目
春美町
祓川1丁目
祓川2丁目
ひばりヶ丘
三杉町
内浜町
古三津1丁目
古三津2丁目
古三津3丁目
古三津5丁目
古三津6丁目
桜ヶ丘
梅田町
神田町
住吉1丁目
住吉2丁目
三津1丁目
三津2丁目
三津3丁目
元町
須賀町
若葉町
三津ふ頭
石風呂町
新浜町
高浜町1丁目
高浜町2丁目
高浜町3丁目
高浜町4丁目
高浜町5丁目
高浜町6丁目
梅津寺町
松ノ木1丁目
松ノ木2丁目
港山町
安城寺町
馬木町
勝岡町
太山寺町
和気町1丁目
和気町2丁目
堀江町
由良町
門田町
泊町
浅海本谷
浅海原
下難波
大浦
北条
北条辻
安居島
土手内
府中
柳原
片山
河野中須賀
小川
磯河内
和田
久保
粟井河原
苞木
鹿峰
睦月
野忽那
中島大浦
小浜
長師
宮野
神浦
宇和間
熊田
吉木
饒
畑里
中島粟井
上怒和
元怒和
津和地
二神
この図の着色部分は
「南海トラフ地震防災対策計画を作成して津波に関する防災対策を講ずべき者に係る区域」
として、
主に町丁目単位で指定されている範囲を示したものです。
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