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2 日常生活における環境配慮指針

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2 日常生活における環境配慮指針
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日常生活における環境配慮指針
1 買い物をするときに
行
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● ごみの排出を少なくするような買い物に努めましょう。
・本当に必要な物か考えて、不要な物は買わないよう心がけましょう。
・マイバッグやマイバスケット、ふろしきなどを買い物に持参し、レジ袋の使用を減
らしましょう。
・紙コップや紙皿、ペーパータオル、割りばしなどの使い捨て製品は、なるべく購入
しないようにしましょう。
・トレイやパックを使っていない簡易包装の商品を優先して購入しましょう。
・修理体制が充実していて長く使える製品を優先して購入しましょう。
・シャンプーや洗剤、調味料などは、詰め替え可能な製品を優先して購入しましょう。
・再使用または再生利用のルートが確立している製品を優先して購入しましょう。
● リサイクル製品や省エネ製品など、環境にやさしい製品を優先した購入に努めましょう。
・エコマークやグリーンマークなど、環境ラベルのある製品を優先して購入しましょ
う。
・ティッシュやトイレットペーパーなどの紙製品は、再生紙を使用した製品を優先し
て購入しましょう。
・電化製品を購入する際は、省エネルギー効果の高い製品を優先して購入しましょう。
● 自然にも健康にもやさしい食生活に努めましょう。
・生産するためのエネルギー負荷が少ない、旬の食材を食べるようにしましょう。
・輸送のためのエネルギー負荷が少ない、地産地消の食材を食べるようにしましょう。
行動編!113
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2 電気・水・ガスなどを使うときに
● 日常生活における電気の節約に努めましょう。
・不要な照明や、電化製品やOA機器などのスイッチはこまめに切りましょう。
・電化製品の待機時電力の使用を控えるため、主電源を切る、コンセントを抜く、省
エネタップを使用するなどしましょう。
・電気ポットや炊飯器を長時間使用しないときは、保温状態にせず、コンセントを抜
きましょう。
・長時間パソコンを使用しないときは、本体の電源を切りましょう。また、少しの時
間、席を外すときは、ディスプレイの電源を切るようにしましょう。
・ストーブやエアコンなどは、使わない季節にはコンセントを抜きましょう。
・エアコンのフィルターをこまめに掃除し、冷暖房の効率を上げましょう。
・掃除機の集じん袋やフィルターはこまめに掃除し、集塵力を高めましょう。
・電球やかさをこまめに掃除し、照明の効果を高めましょう。
・白熱灯を省エネ型蛍光灯に切り替えましょう。
・冷房は28℃、暖房は20℃を目安として設定し、過度の冷暖房を止めましょう。
・夏はクールビズなど涼しい格好で、冬はウォームビズなど1枚多く着ることで、冷
暖房の使用を節約しましょう。
・冷蔵庫には物を詰めすぎず適量を入れ、ドアの開閉回数は少なくしましょう。
・熱い食品などを冷蔵庫に入れるときには、冷ましてから入れましょう。
● 日常生活における水の節約に努めましょう。
・歯磨きや洗顔、シャワー、洗車の際には、水を流し放しにしないようにしましょう。
・蛇口には、節水コマをつけましょう。
・食器洗いは、流しに水を溜めて、まとめて洗いましょう。
・洗濯は、まとめ洗いで回数を減らすとともに、できるだけ溜めすすぎで行いましょ
う。
・水漏れの点検をこまめに行いましょう。
● 日常生活における水の有効利用に努めましょう。
・お風呂の残り湯は、洗濯水や真夏の打ち水などに利用しましょう。
・家庭用の雨水貯留施設などで雨水を溜め、植木への水まきや洗車などに有効利用し
ましょう。
114!秋田市環境基本計画
2 日常生活における環境配慮指針
● 家庭からの雑排水の抑制に努めましょう。
・食用油は使い切るようにし、廃油は流さないようにしましょう。
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・食器や鍋などは、汚れを拭き取ってから洗いましょう。
・米のとぎ汁は、植木などにまきましょう。
・三角コーナーに水切りネットなどを付け、調理屑を流さないようにしましょう。
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● 日常生活におけるガスや灯油などの節約に努めましょう。
・石油ストーブの反射板やガスコンロのバーナーは、こまめに掃除しましょう。
・灯油などの流出事故がないよう、灯油タンクを定期的に点検しましょう。
・やかんや鍋の底から、ガスコンロの火が外へ大きくはみださないように、火力を調
整して使用しましょう。
・やかんや鍋は、水滴をよくふき取ってからコンロにかけましょう。
・お湯を沸かすときは、必要な分のみを沸かすようにしましょう。
・湯沸かし器の種火は、こまめに消しましょう。
・食器を洗うときは、湯沸かし器の温度を上げすぎないようにしましょう。
・お風呂には、家族が続けて入るようにし、追い炊きの回数を減らしましょう。
・浴槽にはフタをし、お湯が冷めにくいようにしましょう。
3 ごみを処理するときに
● 日常生活におけるごみの減量化に努めましょう。
・暮らしの中から生じる廃棄物を、ごみとしてではなく、資源としてとらえ、再利用
を図る意識を持ちましょう。
・紙コップや紙皿、ペ−パータオル、割りばしなどの使い捨て製品は、なるべく購入
しないようにしましょう。
・不用になったものは、知人にゆずったり、フリーマーケットやオークションなどで、
交換し、活用しあいましょう。
・使い切る、食べ切る、ごみの水気を切るなどで、料理からの生ごみを減量しましょう。
・生ごみは、コンポスト容器などを活用し、堆肥として利用しましょう。
・衣料品は、ほころびを繕ったり、リフォームするなどして、長く使いましょう。
・シャンプーや洗剤、調味料などは、詰め替え可能な製品を優先して購入しましょう。
・電化製品は、修理に出すなどして、長く使いましょう。
行動編!115
● リサイクルに協力しましょう。
・ビールビンなどのリターナブルビンは、販売店に返却しましょう。
・空き缶やビン類、ペットボトル、古新聞、段ボール、牛乳パックなどは、資源回収
に出しましょう。
・町内会や子ども会などが実施している、地域における集団回収や不用品交換会など
のリサイクル活動に参加や協力しましょう。
・小売店が行うトレイやペットボトルなどの分別回収に積極的に協力しましょう。
● ごみの分別など、日常生活におけるごみ処理の適正化に努めましょう。
・ごみの分別方法や収集日など、決められたルールを守りましょう。
・古紙類は、ビニールひもを使わず、紙ひもで結んで出しましょう。
・包装紙、紙箱、雑誌、本などの雑多な紙も分別しましょう。
・ダイレクトメールなどの中身やセロハンを除いた封筒、たたんだ包装紙などは、雑
誌にはさむなどして、古紙として一緒に出しましょう。
・レシートや名刺、メモ書きなどの細かな紙類は、大きめの封筒に保管後、雑誌と一
緒に出しましょう。
・小型の紙箱は開いてビニール類を取り除き、紙ひもでまとめて出しましょう。
4 外出するときに
● 環境に配慮した運転(エコドライブ)などの実践に努めましょう。
・アイドリングストップに努めましょう。
・急発進、急加速、空ぶかし、スピード運転はやめましょう。
・トランクなどを整理し、不必要な荷物は載せないようにしましょう。
・自動車の整備や点検はこまめに行い、燃費を良くしましょう。
● 自動車の使用をできるだけ控えるように努めましょう。
・自動車利用を控え、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。
・近距離に出かけるときは、徒歩や自転車を利用しましょう。
・ムダな距離を走らないように、計画的な走行に努めましょう。
・同じ方向に行く場合には、車の相乗りに努めましょう。
116!秋田市環境基本計画
2 日常生活における環境配慮指針
● 低公害車などの環境に負荷の少ない車の利用に努めましょう。
・ハイブリッド自動車などの低公害車や、環境負荷の少ない自動車を使用しましょう。
● マナーを守り、街の美化に努めましょう。
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・ペットの糞は、飼い主がきちんと始末しましょう。
・たばこや空き缶などのポイ捨てはやめましょう。
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5 家の新・改築や管理をするときに
● 周辺の自然環境や景観などに配慮しましょう。
・周辺の自然環境を壊さないように十分配慮しましょう。
・街の景観などを損なわないようにしましょう。
・隣家への日照などに配慮しましょう。
・除雪や屋根からの落雪などに配慮しましょう。
・庭など、家の敷地における土の面を確保し、雨水の地下浸透に配慮しましょう。
● 省エネルギー型や自然エネルギー型の住宅づくりに努めましょう。
・断熱・通風性などに配慮し、省エネルギー型の住宅設計をしましょう。
・自然の光を屋内にうまく取り込み、省エネルギーに努めましょう。
・網戸やすだれを利用するなど、通風性を良くしましょう。
・ソーラーシステムなどの太陽熱利用機器や太陽光発電の導入を進めましょう。
・雨水を利用するなど、水資源を有効に使いましょう。
● 汚水排水処理施設などの整備と適正管理に努めましょう。
・下水道や農業集落排水施設が整備された地域では、速やかに接続しましょう。
・下水道未整備地域では、生活雑排水とし尿を処理できる浄化槽を設置しましょう。
・下水道の汚水桝や浄化槽は定期的に点検・清掃しましょう。
● 家の周りの緑化に努めましょう。
・生垣の設置や庭木の植栽、鉢植えなどの緑化に努めましょう。
・落ち葉、生ごみなどを堆肥化し、身近な緑を育てましょう。
・庭先の緑は隣家や通行人などの迷惑にならないようにしましょう。
・空き地などは、隣家の迷惑にならないように、きちんと管理しましょう。
行動編!117
6 近隣公害をなくすために
● 家庭における悪臭の発生防止に努めましょう。
・動物などを飼うときは、糞尿などをきちんと管理しましょう。
・庭先などでのごみの焼却はやめましょう。
・殺虫剤や除草剤などの使用にあたっては、必要最小限に抑えましょう。
● 自動車やオートバイからの騒音防止に努めましょう。
・自動車やオートバイの空ぶかしやアイドリングはやめましょう。
・暴走行為はやめましょう。
・日ごろからきちんと点検や整備をしましょう。
● 家庭における騒音や振動の防止に努めましょう。
・住宅機器(エアコン、電話、換気扇、洗濯機など)を使用するときは、近所に迷惑
がかからないように十分注意しましょう。
・ピアノなど楽器を弾くときやカラオケを使用するときには、防音や時間帯に十分注
意しましょう。
・テレビや音響機器などの音量は小さくし、深夜にはヘッドホンなどを使用しましょ
う。
・ペットの鳴き声などにより、近所迷惑にならないよう、適正な飼育やしつけに努め
ましょう。
・集合住宅では、足音や飛びはね音に注意しましょう。
● 周囲に配慮した除雪に努めましょう。
・集めた雪を隣家の敷地や道路に捨てないようにしましょう。
・地域の除雪活動への協力に努めましょう。
・効率的な除雪のため、路上駐車はやめましょう。
118!秋田市環境基本計画
2 日常生活における環境配慮指針
7 自然とふれあい、文化を育むために
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● 自然とふれあいましょう。
・自然にふれあい、感じることを大切にしましょう。
・自然観察会や自然環境調査などへ参加や協力しましょう。
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・休日などは、山や海に出かけ、自然に親しむようにしましょう。
・ウォーキングやサイクリングなどで、健康にも環境にも配慮しましょう。
● 自然の重要性を認識しましょう。
・家の周りの動植物について調べましょう。
・木や花、虫や鳥などの生き物の名前を覚えましょう。
・花の咲く時期、虫や鳥がいる時期や場所を知りましょう。
・身の回りの環境を「環境マップ」などを作って調べましょう。
・大気浄化機能や水源涵養機能など自然の持つ公益的機能の重要性を認識しましょう。
● 自然環境を守るためのマナーの徹底に努めましょう。
・自生する植物はむやみに持ち帰らないなど、野鳥や昆虫、植物などの生き物を大切
にしましょう。
・釣り糸の放置は野生生物を傷つける原因になるため、きちんと後始末をしましょう。
・生態系を守るため、外来生物(動物や鳥、魚、昆虫)などを放さないようにしまし
ょう。
・ごみはきちんと持ち帰り、自然に悪影響を及ぼさないようにしましょう。
● 里山などの保全に努めましょう。
・皆と協力しあい、身近な自然である里山の管理に積極的に取組みましょう。
・環境保全団体などが実施する緑化活動に協力しましょう。
・緑化基金や緑化募金に協力しましょう。
● 地域の歴史や文化遺産の保全と継承に努めましょう。
・地域の文化と自然を知り、慈しみましょう。
・地域に伝わる伝説や風習、文化財や名木などの歴史的・文化的遺産を調べましょう。
・地域の祭りや郷土芸能に参加し、文化を受け継ぎましょう。
・歴史や文化の香るまちづくりに参加や協力しましょう。
・地域で、だれもが企画や参画できるイベントを実施しましょう。
行動編!119
2 日常生活における環境配慮指針
8 一歩進んだ環境配慮を実践するために
● 環境について考え、理解し、行動しましょう。
・自ら環境について考え、足元から行動しましょう。
・環境に配慮した暮らし方をするために、自分たちができること、しなければいけな
いこと、自分たちではできないことを考えましょう。
・自分自身が、環境へどのような影響を与えているかを考えてみましょう。
● 環境に関する情報を収集し、自主学習に努めましょう。
・環境問題について家族や友人など身の回りの人と話し合いましょう。
・環境問題に関するニュースや新聞記事など、情報を調べましょう。
・地球環境問題と私たちの日常生活や事業活動の関わりについて調べましょう。
● 環境学習の場へ積極的に参加しましょう。
・市や環境関連団体などが主催する環境学習会などへ積極的に参加したり、自らのグ
ループでも環境学習会を開催するなどしましょう。
● 日常的にできる環境保全活動を実践しましょう。
・休日などに家族で家の周りの清掃などを行いましょう。
・e−市民認定システム
(環境家計簿)
を利用して、自分の家のエネルギー使用状況を
把握し、省エネルギーに努めましょう。
● 地域や国際的な環境保全活動へ参加や協力しましょう。
・市や環境関連団体などが主催する環境保全活動へ参加しましょう。
・グループで環境保全活動を企画して、開催しましょう。
・環境に関する国際協力活動へ積極的に参加しましょう。
・環境保全のための基金に協力しましょう。
120!秋田市環境基本計画
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