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簡単なロボット製作法
������ 簡単なロボット製作法 ��機械工学� ��� � レーザー加工機を用いた木製ロボットの製作 【要約】 レーザー加工機は、金属から非金属まで様々な板材を高速か つ高精度に切り抜くことができる。今回、ベニヤ板から部品を 切り抜き、プラモデルなどの模型を組み立てる要領で、簡単か つ安価にロボットなどの複雑な機構の製作を行う。 【きっかけ】 ロボット研究部では学生教育のため、扱いが容易な木材を 使ったロボット製作を行ってきた。歯車を製作するなど、短期 間でより高度なロボット製作を行うため考案した。 ①CADソフトで設計 【方法】 ①CADソフトを用いて部品の形状データを作成する。 ②CAMソフトを用いてレーザー加工機で切り出すための NCプログラムを作成する。 ③材料をセットしてNCプログラムを実行し、部品を切り 抜く。 ④部品を組み立て、動かして不具合があれば、修正する。 【成果】 軸受けや歯車など、比較的複雑な機械要素も自由な寸 法・形状で設計できる。外形の切り抜きだけでなく、穴 あけも行え、後加工も特に必要ないため、工程が少なく て済む。安全、安価、短時間に製作できる。 CAD/CAM実習、機構(メカニズム)の検証などもの づくり教育、機械の試作、教材作りに有効。 ②CAMでNCプログラム作成 ③部品を切り抜く 切り抜いた部品 ④部品を組み立てて製作 44 教育効果 抜いた後の板