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サーバリックス(ヒトパピローマウイルスワクチン) パピローマウイルス
サーバリックス(ヒト サーバリックス(ヒトパピローマウイルスワクチン) ヒトパピローマウイルスワクチン) パピローマウイルスは、100種類以上あり、そのうち主に16・18型が 子宮頸がんを起こします。 (この二種類が頸がんの70~80%に関与していま す。) この2価(16.18型)ワクチンは、16・18型が関与するガンの発症 をほぼ100%予防し、抗体価は少なくとも20年間は維持されます。 日本では、子宮頸がんに年間15,000人が罹患し3,500人が亡くな っています。罹患率は20~30代で急増します。 性交により感染しますので、10歳以上の小児を接種対象としています。 対 象:10歳以上の女性 接種スケジュール:0・1・6ヶ月目に3回の接種 接種スケジュール:0・1・6ヶ月目に3回の接種 費 用:1回につき 15, 15,000円 下関市では、20歳から年に1回500円で子宮頸がん検診が出来ます。 (市 内の婦人科で検診できます。) 20歳以上で接種希望の方は、検診で異常がないかを確認してからの接種を おすすめします。 *頸がん発症後のワクチンの効果はありません。 *16・18型以外のパピローマウイルスも頸がんをおこしますので、全て の頸がん発生を予防することはできません。ワクチン接種後も引き続き頸 がん検診は受けましょう。 *肩への筋肉内注射のため、痛みや発赤が1~2日強く出る方もあります。 か ね は ら 小 児 科