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(子宮頸がん予防ワクチン)の接種について(説明文)(PDF)
HPV ワクチン接種説明書 子宮頸がん予防 子宮頸がん予防( 予防(HPV) HPV) ワクチンの接種について ワクチンの接種について 今治市では、 今治市では、当市 では、当市に住民票があり、 当市に住民票があり、以下 に住民票があり、以下に 以下に該当する方に対し 該当する方に対し子宮頸がん に対し子宮頸がん予防 子宮頸がん予防ワクチン 予防ワクチン (HPVワクチン) HPVワクチン)の接種を全額 の接種を全額公費 全額公費で 公費で実施して 実施しています。 います。 小学6年生 小学6年生相当年齢 年生相当年齢~高校1年生相当年齢 相当年齢~高校1年生相当年齢 対 象 者 ※標準接種年齢(中学1年生相当年齢) 「子宮頸がん」ってどんな病気 子宮頸がん」ってどんな病気? 」ってどんな病気? 子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が一因とされている子宮の入り口付近にでき るがんで、日本では年間約15,000人が発症し、約3,500人が死亡するという統計があります。また最 近では、20歳代後半から30歳代で発症する人が急増 20歳代後半から30歳代で発症する人が急増しています。 20歳代後半から30歳代で発症する人が急増 HPVは多くの場合、性交渉により感染すると考えられており、女性の約80%が一度は感染するとい う、ごくありふれたウイルスです。感染しても大部分は自然に排除されますが、まれにウイルスが残るこ とがあり、数年~十数年の経過を経て、子宮頸がんを発症することがあるといわれています。感染した 人が1,000人とすると、このうちがんになる人は 1~2人程度とされています。 子宮頸がん 子宮頸がん 子宮体がん 子宮体がん HPVワクチン HPVワクチンとは? ワクチンとは? 2価ワクチン( 4価ワクチン 2価ワクチン(サーバリックス) サーバリックス)は平成21年12月22日から、4価ワクチ 4価ワクチン(ガーダシル) ガーダシル)は平成23年8月 26日から日本で承認販売されるようになった輸入ワクチンです。 100種類以上あるHPVの中で、約15種類が子宮頸がんを引き起こす可能性があるとされています。このうち16型、 18型は子宮頸がんの原因の65%を占めるといわれています。2価ワクチンは16型と18型の計2種、4価ワクチンは16型 と18型に加え尖圭コンジローマの原因であるといわれている6型と11型の計4種に対応しています。 尖圭コンジローマ・・・直径 1~3mm 前後の良性のイボが性器や肛門のまわりにできる病気。痛みやかゆみがほとんどなく、さまざまな形状のイボができる。 この HPV ワクチンは、接種 ワクチンは、接種から 接種から後のウイルス感染を防ぐためのワクチンで、 から後のウイルス感染を防ぐためのワクチンで、すでに 後のウイルス感染を防ぐためのワクチンで、すでに感染しているウイルスを排除 すでに感染しているウイルスを排除 する効果はありません。 する効果はありません。 また、ワクチンの また、ワクチンの効果の ワクチンの効果の持続期間は 効果の持続期間は確立されておらず 持続期間は確立されておらず、 確立されておらず、すべての子宮頸がんを予防できるわけで すべての子宮頸がんを予防できるわけでも 子宮頸がんを予防できるわけでもありません。 初期の子宮頸がんには自覚症状がないので 初期の子宮頸がんには自覚症状がないので早期発見のため いので早期発見のため、 早期発見のため、20歳になったら定期的にがん検診を受けることが 20歳になったら定期的にがん検診を受けることが 必要です。 20 歳に <子宮頸がん検診 子宮頸がん検診について 検診について> について> 子宮頸がん予防ワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。 子宮頸がん予防ワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。 なったら、 今治市では20歳以上の女性を対象に、子宮頸がん検診を行っています。 親子で検診! 早期発見のためにも、20歳になったら、年に 1 回子宮頸がん検診を受けましょう。 検診の日程・会場等については、今治市広報(各年4月1日号)折り込みの健診カレンダーをご覧ください。 ※がん検診に関するお問い合わせは、今治市健康推進課(℡:0898-36-1533)まで <接種回数・間隔について> 2価または4価ワクチンのいずれか1種類のワクチンを下記のとおり3回 3回接種します。 3回 2価ワクチン(サーバリックス)の場合 1回目 2回目 3回目 1回目から5か月以上 かつ 2回目から 1か月以上 2か月半以上の間隔をおく 4価ワクチン(ガーダシル)の場合 1回目 2回目 3回目 1か月以上 3か月以上 ※ワクチンによって多少 <副反応について> 接種間隔が違います。 子宮頸がん予防ワクチンの副反応は以下のとおりとなっています。 体調に変化がみられた場合は、医師にご相談ください。 頻度10%以上 頻度1~10%未満 頻度0.1~1%未満 頻度不明 かゆみ、注射部位の痛み・赤み・腫れ、胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛 など)、筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、疲労 発疹、じんましん、注射部位のしこり、めまい、発熱、上気道感染 注射部位のピリピリ感・ムズムズ感 失神、血管迷走神経発作(息苦しい、息切れ、動悸、気を失うなど)、その他 重い副反応として、まれに過敏症反応(アナフィラキシー様反応、気管支痙攣、じんましんなど)、ギラン・バレー 症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎があらわれることがあります。 接種にあ 接種にあたって 接種を受けることができない人 ① 明らかに発熱(通常37.5℃以上)している人 ② 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人 ③ 子宮頸がん予防ワクチンに含まれる成分で過敏症(通常接種 後約30分以内に起こる呼吸困難 や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応を含む)を起こしたことのある人 ④ その他、医師が不適当な状態と判断した場合 接種を受ける際に注意が必要な人 ① 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などの基礎疾患のある人 ② 予防接種で、接種後2日以内に発熱のみられた人 ③ 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことのある人 ④ 過去に免疫不全の診断がなされている人及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる人 ⑤ 血小板が少ない人や出血しやすい人 ⑥ 妊娠又は妊娠している可能性がある人 ※妊娠中の接種に関する有効性・安全性及び授乳中の接種に関する安全性は確立していません。 接種後の注意点 ① 予防接種を受けた後30分程度は、急な副反応が起こることがあります。体調の変化に注意し、症状が 予防接種を受けた後30分程度は、急な副反応が起こることがあります。体調の変化に注意し、症状があらわ あらわ れたときには、医師にご相談ください。 ※恐怖等を感じることにより、接種後、血管迷走神経反射として失神があらわれることがあります。 ② 接種後、1 週間は副反応の出現に注意しましょう。 ③ 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこするのはやめましょう。 ④ 当日は、激しい運動は避けましょう。 健康被害救済制度について 万が一当ワクチン接種によって健康被害が生じた場合には、障害の程度によって予防接種健康被害救済制度 による補償が受けられます。 <ワクチン接種に関するお問い合わせ> 今治市健康推進課(℡:0898-36-1533)