題材名 楽しいチャットに潜む危険（小学4年生） 1 本時のねらい チャット

題材名
楽しいチャットに潜む危険（小学４年生）
１ 本時のねらい
チャットの特徴を知り、安全に使うためのスキルを身に付ける
２ 本時に関わる教材
情報モラル研修教材（http://www.japet.jp/moral/taiken/chat/chat.htm）
３ 本時の展開
児童の学習活動
教師の支援（・）と評価（○）
・実際のチャットが行われている場面を見
１
実際のチャットの場面を見て、チャッ
せながら、チャットの意味（＝インター
トの楽しさについて発表する。
ネット上でいろんな人と文字だけで会話
・ いろんな人とお話ができて、とても楽
すること）仕組みを伝える。
しそうだな。
・ いろんなかわいいキャラクターがあ
るな。
・ いろんな色の文字やマークがあって
楽しそうだな。私もやってみたいな。
・チャットの魅力（無料、パソコンさえあ
ればいつでも、どこでもできる、いろん
な人と出会える、ほかの自分になりきる
ことができる、相手から短時間で反応が
返ってくる）を示す。
・仮想のチャットの場面を提示する。
（場面設定）
小学生が集まるチャットに参加し、今度
みんなでどこかに遊びに行こうということ
になった。その計画を立てるため、電話番
（アドレス：http://www.saychat.jp/）
号やメールアドレス、住所を教えてほしい
とメッセージが出た。
２
この場面で自分ならどうするか（教え ・自分の立場を明らかにするためにワーク
るか教えないか）考える。
＜教える派＞
・知らない人と友達になれるチャンスだ
から、ぼくは自分のメールアドレスな
どを教えるな。
・ みんな同じ小学生だから、そんな危険
な事も起きないはずだから、私は自分
のメールアドレスなどを教えるな。
シートを配る。
＜教えない派＞
・チャットでは、小学生といっているけ
ど、中には知らない人がいるかも知れ
ないから、ぼくは教えないよ。
・チャットに参加している人に、自分の
メールアドレスなどをいたずらされる
かもしれないから、私も教えないよ。
３
知らない人に住所などを知らせた時、 ・チャットで個人情報を公開した場合の危
どんな悪いことが起きるか予想する。
険性をネット教材で示す。
（①だけ。その
・何か悪いことに使われるかもしれない。
他は口頭）
・知らない人からいたずらの電話やメー ① いたずら電話や脅かしの電話がかかっ
ルが来たりするかもしれない。
てくる。
② 「品物を買って下さい」とか「∼に参加
して下さい」などの電話がかかってく
る。
③ 知らない所からたくさんのメールが送
られてくる
④ 買った覚えのない品物が送られてきて、
高いお金を請求させる。
⑤ 犯罪に利用される。