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平成27年度小型家電リサイクル啓発イベント~親子で宝探し(実験体験
平成27年度小型家電リサイクル啓発イベント~親子で宝探し(実験体験)の開催報告 一般家庭に眠る貴金属、レアメタル、鉄・非鉄などの有用資源「都市鉱山」を掘り起こすことで、子供たちにゴミの減量化や小型家電リサイク ルの重要性を楽しく学んでもらうとともに、この活動を契機に、違法な不用品回収業者、不法投棄や不適正処理業者などの撲滅を図ることを目 的として昨年度から関係機関、リサイクル事業者のご協力を頂き親子実験体験イベントを開催しています。 今年度は8月1日に独立行政法人富山高等専門学校で同校、公益財団法人とやま環境財団、富山県、富山市との共催により開催しました (参加者数:16組39名、廃基板提供:豊富産業株式会社)。また、8月22日には、独立行政法人豊田工業高等専門学校にて同校、豊田市と の共催により開催致しました(参加者数:9組19名、廃基板提供:トヨキン株式会社)。 ◎ 当イベントの開催風景 富山高等専門学校での開催の様子です。このような流れで金を取り出しています。 小型家電の廃基板から金が含 まれていそうな基板を探します。 切断した基板は、試験管の中に 入れます。試薬を投入し、金を剥 離します。反応が終了するまでし ばらく待ちます。 小型家電の中には貴重な貴金属等有 用金属やプラスチックが含まれていま す。 反応を待つ間、当イベントの実験指導 をして頂いた富山高等専門学校の河 合孝恵教授から金についての講義を 聞きました。 探してきた基板から、親子で協力して金の使用されている部位を切断します。 これが廃家電から取り出された 金です。最後に乾燥し、秤量しま す。 最後に秤量結果と共に河合先 生の鑑定書が渡されました。自 分で取った金は記念に持ち帰っ て頂きます。 ◎ 参加した方の感想(アンケートより抜粋) 親御様 ・リサイクルの大切さを改めて感じました。資源の少ない日本に住んでいるのでこれからもリサイクルに努めたいと思う。 ・思ったより金がとれてびっくりしました。基盤には基調な金属が金以外にもあることが分かり勉強になりました。小型家電のリサイクルの重要性を再確認しました。 ・日本が隠れた資源王国ということを改めて知りました。限られた資源を大切に、今ある資源を有効に。 お子様 ・とても貴重な金をかんたんにとれてよかったです。物を大切につかっていきたいです。(中学1年生) ・小がたのきかいには金がたくさん入っていてすごかった。(小学4年生) ・いつもつかっている物の中に金があることをはじめて知れて楽しかった。(小学6年生) ・捨てられる家電にも金などのきちょうな物が入ってもったいないので、捨てるんじゃなくてきちんとリサイクルしようと思いました。(小学4年生)