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平成27年度障害者福祉会館事業報告
2015(平成27)年度 事業報告 中野区障害者福祉会館 社会福祉法人東京都知的障害者育成会 統一ミッション 「私たちは、すべての人一人ひとりの人権と意思を尊重し、障害のある 人もない人も共に社会・経済・文化ほかあらゆる分野に参加する機会を得 て、主体性を持ちながら豊かな市民生活を送ることができる社会の実現を 目指します。」 中野区障害者福祉会館 サブミッション 「 さ ま ざ ま な ニ ー ズに 対 応 で き る よ う 、関 係 機 関 と 連 携 を とり 、 利 用 者・近隣住民に信頼される施設を目指す。」 1.全体状況 平成25年6月の成立・公布から約3年の期間を経て、平成28年4 月1日より施行される障害者差別解消法、障害者虐待防止法を中心に権 利擁護に対する研修に参加し、職員全体で制度についての理解を深めた。 中野区主催である権利擁護セミナーにも参加し、区内の情勢も把握し ながら取り組み、近隣警察署、区担当者と商店街の使い易さを考えた街 歩きでは、障害者差別解消法の主旨である合理的配慮の視点も念頭に置 き、バリアの解消についての提案を行った。 自立訓練(機能訓練)事業においては、言語聴覚療法に対して訓練日 を週二日から週三日に増やし、介護保険では対応しきれない課題に取り 組んだ。介護保険からの移行利用者も多く、利用率についても年間を通 して高い水準を保つことができた。 生活介護事業においては、障害の重度化・多様化、現利用者の高齢化 の課題に対して、活 動室の配置変更と、 大幅な物品配置の変更を行い、 環境整備に取り組んだ。 また、障害特性理解や支援技術向上のために内部研修、外部研修へ積 極的に参加した。フィードバックに加え、日常的にグループ間職員交換 研修を行い、個々の支援に対する意識・技術の向上を図ることができた。 1 2.本年度重点目標に対する結果 (1)会館運営 ① アルモニーの有効活用 区内法人、障害者団体の他、区民活動センターや商店街の企画展 の場として、障害者の芸術活動の場の提供とともに地域に向けて年間 を通した展示活動を行った。新規利用としては、2法人と1団体が新 たに加わり、全部で8団体となった。 ② 権利擁護を意識した取り組み 第三者委員による相談会を年2回実施した。相談がし易いように生 活介護事業の家族連絡会の開催日に合わせて設定した。 また、中野区障害者福祉会館における運営協議会や行事への参加も 依頼し、日常の施設や利用者の様子も確認してもらうことができた。 職員に対しては障害者虐待防止法、障害者差別解消法の研修を行い、 権利擁護について学びの機会をもった。 (2)自立訓練(機能訓練)事業 ① 高次脳機能障害者への取り組み 東京高次脳機能障害協議会の主催する講習会に出席することで、中 野区障害者福祉会館で高次脳機能障害への支援を行っている事が、協 議会の中でも認識され、連絡の取り合える体制が整った。 東京西部地 区圏域 医 療機関であ る慶應 義 塾大学病院 で行わ れ た事 例検討では、高次脳機能障害と視覚障害を併せ持つ困難事例のケース 報告を行い、関係機関とサービス、地域生活についての検討を行った。 利用者に対しては、高次脳機能障害の症状がある方に対して、適切 な助言や治療を行える表参道にあるクリニックを紹介した。医療機関 の紹介によって、症状に特化した治療やアドバイス、薬の処方がして もらえ、つながる支援が行えるようになった。 ② ネットワーク体制の確立 その方に関わる沢山の人的・物的資源を増やすため、区の障害者相 談支援担当や障害者相談支援事業所、介護保険事業所、医療機関等、 その方に関わる 全て の機関に呼びか けて の会館主導によ るケ ース会 議の実施が定着した。 利用者に対しては、東京都心身障害者福祉センター通所者に対して 密に連携を図り、通所状況の把握、今後の生活について共有した。必 要に応じ、区の生活援護分野やヘルパー事業所とも連絡を取り合った。 2 ③ 共生社会を意識した地域との関わり 電車やバス 等公共 の 交通機関を 利用し て の外出や公 共施設 へ の訪 問等、障害者が充実した地域生活を送ることを意識して、積極的に資 源を活用することができた。 利用者に対しては、交通機関のスムーズな利用のための情報提供や 電子マネーを使用した生活のしやすさの提案を行い、利用につなげた。 公共の交通機関を利用し職員と外出することで、車椅子トイレやス ロープ、エレベーターの場所の確認と利用経験ができ、利用者自身の 自立した外出活動範囲の拡大及びQOLの向上につながった。 自立訓練については、月1回以上の外出機会、地域活動支援センタ ーについては、月に平均3回の外出機会が確保できた。 ④ 利用者支援の充実 支援の基本姿勢、基本技術を再確認するために、法人の企画する研 修に加え、各自の学びとして年間27回研修に参加した。職員個々の 能力の向上を図るため、各職員が課題に対して、研修講師として9回 内部研修を実施した。支援員については、それぞれ1回、看護師・訓 練士については1回以上研修の講師を行った。それにより、まとめる 力や発表する力等、各自の能力や課題について整理することができ、 次の研修と日々の取り組みに生かすことができた。内部での学びの機 会に加え、外部の研修に参加する機会をチーム単位で実施できた。 (3)生活介護事業 ① 環境の変化に伴う安全面の配慮と活動の見直し 障害特性に応じた活動室を設定したことにより、利用者個々に過ご しやすい場所が設定でき、安心と安全面の確保に繋げることができた。 また環境を整えたことで障害特性に応じた活動が提供できた。 活動の見直しでは、朝や帰宅前の空き時間の有効活用に取り組み、 個別作業を提供した。そのことが 利用者の安定にもつながった。 ま た環境改善により、 集団で取り組むことのできる活動の 幅が広がっ た。 ② アルモニーの作品制作の充実 10 月に 展示 ギャラ リー『アルモ ニー』で生活介護展を1ヶ月行 った 。作品制作を行うグループ活動では、ペットボトルを スタンプ とし て代用する等、利用者が 制作活動に 参加しやすい よう道具の工 夫をして取り組んだ。 職員の学びとしては、 区内の芸術活動に力を入れている施設の 見 3 学や作品制作に関する研修に参加し、充実した作品制作につなげた。 ③ 多様化・重度化する障害に対して知識・介護技術の向上を目指す 継続した作 業療法 士 と のケース 検討会 と 理学療法士 による ボ ディ メカニクスに関連する研修を行った。情報交換と専門的な助言をもら うことができたことで、適切な介護技術を学ぶことができた。 支援員のグループ間交換研修では、全支援員が対象となり、日頃気 が付くことのできない利用者の状態や支援に目を向けることができ、 個々の学びとなった。 (4)特定相談支援事業 生活介護利用者の充実した地域生活に向けて、サービス等利用計 画の作成を行った。 3.事業概要 (1)設置の目的 障害者の日常生活及び社会生活を支援し、共生社会の実現に向けて、 区内の障害者が地域住民との連携の中で、交流と相互理解を深めるこ とによって、障害者の福祉向上を図ることを目的とする。 (2)名称及び所在地 中野区障害者福祉会館 東京都中野区沼袋2-40-18 電 話 03-3389-2171 FAX 03-3389-2175 Eメールアドレス na_shoukan @ikuseikai-tky .or.jp (3)設立 ① ② 設立年月日 昭和54年10月1日 中野区立心身障害者福祉会館として開設 昭和57年 7月1日 名称を『中野区障害者福祉会館』に変更 平成21年 1月1日 移行準備室運営開始 平成21年 4月1日 指定管理者として運営開始 平成26年 4月1日 指定管理者として第2期運営開始 施設種別 ア.公益事業 会館運営(バス運行管理・施設貸出・タクシー券等) 4 イ.障害福祉サービス(自立訓練(機能訓練)) 事業所番号 1311400905 ウ.障害福祉サービス(生活介護) 事業所番号 1311400897 エ.障害福祉サービス(特定相談) 事業所番号 1331401545 (4)施設の規模 敷地面積 延床面積 2,035.425㎡ 障害者福祉会館 2,650.790㎡ 沼袋区民活動センター 1,135.770㎡ 防災備蓄倉庫 構 造 188.010㎡ 鉄筋コンクリート造 地上3階・地下1階建て (5)職員構成 ① 職員構成 ア.会館運営 常 勤 施設長(兼務) 1名 事務主任(兼務) 1名 事務(兼務) 1名 合 計 合 計 非 常 勤 3名 事務(兼務) 2名 管理員 4名 計 6名 合 9 名 イ.自立訓練(機能訓練)・地域活動支援センター ※管理者(施設長)サービス管理責任者(主任支援員) 常 施設長(兼務) 1名 事務(兼務) 2名 事務主任(兼務) 1名 支援員 2名 事務(兼務) 1名 看護師 1名 主任支援員 1名 理学療法士 1名 支援員 4名 作業療法士 1名 理学療法士 1名 言語聴覚士 1名 作業療法士 1名 嘱託医(整形外科) 1名 看護師 1名 嘱託医(内科) 1名 合 計 11 名 合 計 勤 非 常 勤 合 21 5 計 名 10 名 ウ.生活介護 ※管理者(施設長)サービス管理責任者(主任支援員) 施設長(兼務) 1名 事務(兼務) 2名 事務主任(兼務) 1名 生活支援員 5名 事務(兼務) 1名 看護師 1名 主任支援員 1名 理学療法士 2名 支援員 9名 作業療法士 1名 看護師 2名 嘱託医(整形外科) 1名 嘱託医(内科) 1名 嘱託医(精神科) 1名 嘱託医(歯科) 1名 常 勤 合 計 合 計 非 常 勤 15 名 合 計 15 名 30 名 (6)利用者状況 ① 自立訓練(機能訓練)事業 ア.利用対象者 障害者総合支援法に基づくサービス支給決定を受けている方。常 時医学的な介護を必要とせず、通所により事業を利用することが可 能な方で、年齢は契約時満65歳未満とする。但し言語訓練は除く。 介護保険制 度および 医療機関に おける同 種サービス の併用不 可。 イ.利用時間・定員 利用時間 定 員 9:30~12:00 10 名 13:00~15:30 10 名 合 計 20 名 ウ.性別・年齢構成(平成27年度内) 20 歳 20~ 30~ 40~ 50~ 未満 29 歳 39 歳 49 歳 59 歳 60~ 65 歳 65 歳 以上 合計 男性 0名 1名 1名 7名 12 名 3名 0名 24 名 女性 0名 0名 2名 2名 3名 0名 0名 7名 合計 0名 1名 3名 9名 15 名 0名 31 名 3名 エ.障害程度(平成27年度内) 身障手帳 1種 1級 11 名 2級 9名 3級 4級 2名 6 0名 5級 0名 6級 0名 合計 22 名 2種 合 計 0名 4名 2名 2名 1名 0名 9名 11 名 13 名 4名 2名 1名 0名 31 名 オ.利用者の利用前の状況(平成27年度内) 状況 在宅 入院 通院 他機関 その他 人数 16 名 3名 4名 3名 5名 ② 合計 31 名 地域活動支援センター ア.利用対象者 中野区内に住所を有する満65歳未満の身体障害者、または高次 脳機能障害の診断を受けた方であり、常時 医学的な介護を必要とせ ず通所により事業を利用できる方。 イ.利用時間・定員 利用時間 定 員 9:30~12:00 7名 13:00~15:30 8名 ウ.性別・年齢構成 20 歳 20~ 30~ 40~ 未満 29 歳 39 歳 49 歳 合 計 15 名 50~ 59 歳 60~ 65 歳 合計 男性 0名 0名 1名 5名 10 名 9名 25 名 女性 0名 0名 1名 0名 1名 1名 3名 0名 0名 2名 5名 11 名 10 名 28 名 合 計 エ.障害程度 身障手帳 1級 2級 3級 4級 5級 6級 合計 1種 15 名 7名 1名 0名 0名 0名 23 名 2種 0名 2名 0名 2名 0名 1名 5名 15 名 9名 1名 2名 0名 1名 28 名 合 計 ③ 入浴事業 ア.利用対象者 区内に在住する障害者で、一般の浴槽での入浴が難しい方に対 して清潔を保つことを目的に入浴の機会を提供する。年齢は満6 5歳未満とする。 イ.定員 a.機械入浴 b.介助入浴 1人週1回、1日最大4名まで利用可。 1人週2回、家族、ボランティア等の付添で利用可。 ※介助の状況により1日に10名程度利用可。 7 ウ.性別・年齢構成 (年間実績) a.機械入浴 20 歳 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 65 歳 未満 29 歳 39 歳 49 歳 59 歳 65 歳 以上 合計 男性 0名 0名 0名 0名 1名 0名 0名 1名 女性 0名 0名 0名 0名 0名 0名 0名 0名 合計 0名 0名 0名 0名 1名 0名 0名 1名 b.介助入浴(11月で男性1名介護保険移行に伴い終了) 20 歳 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 65 歳 合計 未満 29 歳 39 歳 49 歳 59 歳 65 歳 以上 男性 0名 0名 0名 0名 0名 1名 0名 1名 女性 0名 0名 0名 0名 0名 0名 1名 1名 合計 0名 0名 0名 0名 0名 1名 1名 2名 エ.障害程度 a.機械入浴 身障手帳 1級 2級 3級 4級 5級 6級 合計 1種 1名 0名 0名 0名 0名 0名 1名 2種 0名 0名 0名 0名 0名 0名 0名 1名 0名 0名 0名 0名 0名 1名 合 計 b.介助入浴(11月で男性1名介護保険移行に伴い終了) 身障手帳 1級 2級 3級 4級 5級 6級 合計 1種 1名 1名 0名 0名 0名 0名 2名 2種 0名 0名 0名 0名 0名 0名 0名 1名 1名 0名 0名 0名 0名 2名 合 計 ④ 講座・講習会 ア.利用対象者 利用の対象は中野区内在住、在勤の方。 イ.定員(講座により変動あり) ⑤ 生活介護事業 ア.利用対象者 障害者総合支援法に基づくサービス支給決定を受けている方。 障害支援区分3以上(50歳以上は区分2以上)の方。 イ.定員 32名(現員27名) 8 ウ.性別・年齢構成 20 歳 20~ 未満 29 歳 30~ 39 歳 40~ 49 歳 50 歳 以上 合計 男性 2名 6名 3名 3名 3名 17 名 女性 1名 3名 1名 5名 0名 10 名 合計 3名 9名 4名 8名 3名 27 名 *平均 男性 33.5歳 女性 32.9歳 全体 33.2歳 エ.障害程度 身障手帳 愛 の 手帳 無し 1級 2級 3級 4級 5級 合計 1度 2名 1名 0名 0名 0名 0名 3名 2度 11 名 3名 1名 0名 0名 0名 15 名 無し 0名 9名 0名 0名 0名 0名 9名 13 名 13 名 1名 0名 0名 0名 27 名 合 計 オ.障害支援区分 障害支援区分 1・2 3 4 5 6 合計 人数 0名 0名 4名 8名 15 名 27 名 カ.利用者の利用前の状況 特別支援 在宅 区立卒業 卒業 状況 人数 2名 23 名 他通所 施設 1名 入所施設 1名 0名 合計 27 名 ケ.保護者状況 状況 両親 父親 母親 兄弟 姉妹 叔父 叔母 従兄 弟 後見 人 その 他 合計 男性 11 名 0名 5名 1名 0名 0名 0名 0名 17 名 女性 7名 0名 2名 0名 0名 0名 0名 1名 10 名 合計 18 名 0名 7名 1名 0名 0名 0名 1名 27 名 4.事業実績 (1)会館運営 ① 送迎バスの運行管理 ア.運行台数 マイクロバス(リフト付き)4台 ワゴン車(リフト付き)4台 9 イ.運行時間 午前7時25分~午後6時00分 ウ.コース 区内8コース エ.利用状況 運行回数 利用人数 赤バス 591 回 4,992 名 紫バス 659 回 5,258 名 青バス 674 回 6,676 名 緑バス 664 回 6,599 名 れもんバス 645 回 1,292 名 りんごバス 630 回 2,125 名 いちごバス 496 回 1,281 名 すいかバス 669 回 1,211 名 5,028 回 29,434 名 合 計 ② 施設提供 ア.個人利用 a.利用時間 午前9時から午後10時 b.利用状況 施設 利用人数 備 福祉図書室 考 0名 イ.グループ利用 a.利用時間 利 用 時 間 1 9:00~12:00 2 13:00~17:00 3 18:00~22:00 b.利用状況 障害者 施設 件 数 人 数 多目的室 91 件 722 名 調理室 85 件 1,420 名 音楽室 57 件 1,022 名 スポーツ訓練室 341 件 3,522 名 574 件 6,686 名 合 計 10 一般 施設 件 数 人 数 調理室 70 件 1,662 名 音楽室 114 件 1,576 名 スポーツ訓練室 140 件 1,544 名 324 件 4,782 名 合 ③ 計 タクシー券交付 52 件 車椅子券 福祉タクシー券 17 件 合計 69 件 (2)自立訓練事業(機能訓練)事業 月 在 籍 新 規 終 了 ① 入退所状況 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 23 22 22 22 20 20 19 19 17 18 19 20 241 1 0 1 1 0 1 0 2 0 1 1 1 9 1 1 1 2 1 1 2 2 0 0 0 0 11 ② 通所方法 自主通所及び送迎バスを利用。 ③ 月 P T O T S T 利用状況(理学療法、作業療法、言語療法) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 148 114 164 149 126 128 142 119 117 111 141 169 1628 118 87 129 123 103 107 114 103 100 103 124 139 1350 46 46 55 54 41 44 54 51 53 57 64 64 629 ④ 9:30 日課・週間プログラム (午前の部) 会館到着(午前の部) バイタルチェック(血圧・脈拍・体温等) 10:00 障害の状況や社会環境に合わせて、機能訓練、日常生活動作訓 練、言語訓練、就労状況に合わせた訓練を個別グループで実施。 11:30 帰宅準備 12:00 帰宅 11 (午後の部) 12:50 会館到着(午後の部) バイタルチェック(血圧・脈拍・体温等) 13:00 障害の状況や社会環境に合わせて、機能訓練、日常生活動作訓練、 言語訓練、就労状況に合わせた訓練を個別グループで実施。 15:15 帰宅準備 15:30 帰宅 (3)地域活動支援センター ① 入退所状況 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 在 籍 25 26 26 27 28 28 27 27 28 28 28 28 326 新 規 0 1 0 1 1 0 1 0 1 0 0 0 5 終 了 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 3 ② 通所方法 自主通所及び送迎バスを利用。 ③ 利用状況 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 延 数 132 129 170 169 167 132 156 121 146 135 155 169 1781 ④ 9:30 日課・週間プログラム (午前の部) 会館到着・バイタルチェック(血圧・脈拍・体温等) 10:00 準備体操・活動開始(それぞれのグループに特色あり) 体操・創作・外出・調理・自主トレーニング等 11:30 帰宅準備 12:00 12:50 13:00 15:15 15:30 帰宅 (午後の部) 会館到着・バイタルチェック(血圧・脈拍・体温等) 準備体操・活動開始(それぞれのグループに特色あり) 体操・創作・外出・調理・自主トレーニング等 帰宅準備 帰宅 12 ⑤ 活動グループ グループ名 人数 活動内容 ヘルシーライフ 4名 調理、栄養価の勉強、陶芸、園芸、外出等 影絵工房 4名 ワーク・ワーク 3名 IT 5名 パソコンを使った創作活動 いきレク 7名 レクリエーション、調理、DVD鑑賞、外出 フィットネス 5名 DVD体操、個別体操、レクリエーション おしゃべり工房 6名 絵画制作(障害者総合美術展に出展)等 影絵作成、外出、近隣保育園・生活介護利用 者に向けた公演会 福祉売店、会館まつりでの販売、ステンシル 作品の展示 ピアノ、アコーディオン演奏に合わせた合唱 ミニコンサートの開催等 自立訓練終了後の高次脳機能障害者対象、創 2名 作活動、外出・イベント企画等 火 4 名 理学療法士と相談して立てたプログラムに沿 金 6 名 った自主的な運動等 ミュージック 3名 SHIP 自主トレーニング (4)その他 ① 入浴事業 ア.機械入浴(一人週1回まで) 利用状況(利用回数) 月 回 数 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 4 3 4 5 4 4 4 4 3 5 4 5 49 イ.介助入浴(一人週2回まで) 利用状況(利用回数) (11月で男性1名介護保険移行に伴い終了) 月 4 5 6 回 16 16 18 数 ※3月31日現在 ② 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 16 16 16 16 8 7 8 7 9 153 利用者1名 講座・講習 ア.講習会 点字ボランティア育成の為、初級・中級講習(各10回)を開催。 点字講習 第 1 月曜 全 20 回 13 利用人数 131 名 イ.定期講座 障害者の自立や社会参加、趣味の拡大等の為に開催。 講座名 曜日 実施回数 利用人数 料理講座 第 1 火曜 全 5回 52 名 (視覚障害者対象) 編み物講座 第 1・3 月曜 全 11 回 55 名 合唱講座 書道講座 体操講座 第 2 火曜 全 10 回 60 名 第 2・4 水曜 全 17 回 160 名 第 1 金曜 全 11 回 67 名 2月 全1回 7名 3月 全1回 22 名 3月 全1回 8名 3月 全1回 8名 3月 全2回 12 名 入門講座 (体操) 入門講座 (合唱) 入門講座 ( ベトナム料理 ) 入門講座 (塗り絵) 入門講座 (減塩料理) (5)生活介護事業 ① 車椅子利用者 14名 ② 入退所状況 月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 在 籍 28 28 28 28 28 27 27 27 27 27 27 27 329 入 所 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 退 所 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 14 ③ 保護者状況 状況 両親 父親 母親 兄弟 姉妹 叔父 叔母 従兄 弟 後見 人 その 他 男性 11 名 0名 5名 1名 0名 0名 0名 0名 17 名 女性 7名 0名 2名 0名 0名 0名 0名 1名 10 名 合計 18 名 0名 7名 1名 0名 0名 0名 1名 27 名 ④ 利用率 4月 5月 6月 7月 8月 72.5 72.4 70.6 70.7 67.8 69.5 ⑤ 9:30 合計 9月 11 月 12 月 1月 2月 3月 平均 79.5 74.8 73.6 67.6 72.9 72.2 72.0 10 月 日課・週間プログラム 月 火 水 木 送迎バスまたは家族送迎にて通所 9:50 更衣・水分補給・体調確認・その他 10:00 ミーティング 目的別 グループ 活動 目的別 グループ 活動 12:00 目的別 グループ 活動 目的別 グループ 活動 金 目的別 グループ 活動 昼食・歯磨き・自由時間 テーマ別 活動 13:30 テーマ別 活動 目的別 グループ 活動 テーマ別 活動 14:45 更衣・水分補給・ミーティング 15:30 送迎バスまたは家族送迎にて帰宅 ⑥ テーマ別 活動 目的別グループ 活動内容 グループ 人数 サンサン 健康や体力の維持増進・気分転 換を目的としたウォーキング、 15 名 館内歩行、ストレッチ等。集中 力や日中のメリハリを目的と した作業活動。 目 的 活 15 動 内 容 散歩・作業(クッキー作り、 缶回収・つぶし・仕分け並 べ、新聞回収、ビーズ作り、 紙すき等) ・軽運動・足浴・ 調理・音楽・買い物・お茶 会等 ポレポレ ⑦ 理学療法士・作業療法士に 身体機能の維持・発達を目的と よるストレッチ・買い物・ したストレッチや感覚活動。集 12 名 散歩・音楽・軽運動・足浴・ 団と個別を意識した創作やレ 本読み・創作・お弁当購入 ク活動。 (ランチ)・こよみ作り等 テーマ別活動 活 動 内 容 月 こよみ・音楽 こよみはステンシルや折り紙を折って、「かさ こ地蔵」「はなさか 爺さん」等の童話をモチー フに作成した。音楽は各グループや全体で行っ た。 火 室内活動等 各グループで足浴・手浴、DVD鑑賞、お菓子 作り、お茶会等をして過ごした。 地域で回収した缶を洗う・並べる・仕分ける・ 潰す等の工程に分けて取り組んだ。ビーズはサ ンサングループの取り組みとして行った。レク では主にポレポレグループが、ボーリング・野 球ゲーム・オセロ・ジェンガ等をして楽しんだ。 創作は季節感の感じる作品制作を行った。 午前中、クッキーを作り、午後はラッピングと 購入者への配達をした。 水 缶作業・ビーズ・レ ク・創作等 木 クッキー(月 2 回) 金 軽運動として、サンサングループでは回廊歩行 缶 作 業 ・ ビ ー ズ ・ 軽 や階段の上り下り、腹筋・背筋、マッサージを 運動等 行い、ポレポレグループは個々に応じたストレ ッチ・トレーニングを行った。 ⑧ その他の活動・サービス(全グループ共通) ア.利用者の自治会活動(ひまわり会) ひまわり会の話合いは月2回、全体で行った。8月のサマーパ ーティーと年度末の納め会を利用者が主となって企画し、進行の 役割を担当した。会費で行事の昼食やデザートを購入した。 成人式や入所式等では開会・閉会の挨拶も利用者代表が行った。 イ.調理実習 今年度は、前期5・6月と後期11・12月と調理実習を行った。 利用者の機能面や得意とする部分を考慮したグループ分け(4グ ループ)をし、メニューや買い物についても配慮した。 16 2月には女性の行事としてバレンタインデー企画のチョコレー ト菓子を作り、3月には男性の行事としてホワイトデー企画の焼 き菓子作りを行い、仕上がったものを華やかにラッピングしてそ れぞれへのプレゼントと、ご家庭のお土産として持ち帰り楽しん だ。 ウ.理学療法・作業療法 理学療法士、作業療 法士に相談し、利用者のニーズに合わせた ストレッチ・訓練や自助具・座位保持等の補装具の製作を行った。 また、車椅子の状態を確認し、家族へ使用時の様子を伝えた。 エ.プール活動 年8回鷺宮体育館のプールを利用してプール活動を行った。欠 席者が当日出た場合、他の希望者が参加できる工夫をし、多くの 方への機会をつくった。 オ.音楽活動 定期的に武蔵野音大 の学生ボランティア・音楽療法講師・ライ ヤー演奏者を迎 えて 、全体で音楽活 動を 行った。ライヤ ー活 動で は演奏者からの 要望 もあり、全体と 個別 の時間を取り入 れた 。練 馬 区役所で行っ てい るアトリウムコ ンサ ートへも散歩を 兼ね て参 加した。 また、普段の活動においても、職員が内容を考えて音楽の時間 を提供した。利用者の方々が好まれる曲を選曲し、職員がキーボ ードやギター等で伴奏をして行った。 カ.パーソナル外出 利用者・家族にアンケートを取り、買い物・食事・長距離の散 策・プール等、希望に沿った外出を小グループで行った。今後は 実施時期にも配慮しながら設定をしていく。 キ.クラブ活動 今年度は月 1回、3 つのクラブ (カフェ クラブ、写 真クラブ 、 本の読み聞かせ・演劇クラブ)を設定した。カフェクラブは「お もてなし」カフェをオープンした。写真クラブは活動紹介ポスタ ーや自身でデコレーションして手作りアルバムを作成した。読み 聞かせクラブは手作り台本の読み合わせをして即興演劇を行っ た。年度末には、3階活動室・廊下を活用してワークショップ形 式の3クラブ発表会を開催し、利用者全員で楽しんだ。 17 ⑨ 全体行事 実施日 行事名 実施場所 参加人数 利用者 ボラ 6.7 大レクリエーション 鷺宮体育会 19 名 11 名 8.7 サマーパーティー 中野区障害者福祉会館 20 名 0名 5.13~15 宿泊旅行 横浜(みなとみらい等) 5名 0名 9. 9~11 宿泊旅行 横浜(新江ノ島水族館等) 8名 2名 11.11~13 宿泊旅行 山梨(サファリパーク等) 7名 1名 10.17 会館まつり 中野区障害者福祉会館 22 名 23 名 12.25 忘年会 中野区障害者福祉会館 23 名 2名 1.8 成人式 中野区障害者福祉会館 22 名 0名 3.25 納め会 中野区障害者福祉会館 22 名 0名 ⑩ 実施日 個別外出 実 施 場 所 デックス東京ビーチ 「東京トリックアート迷宮館」 5.1 参加人数 2名 7.3 伊勢丹立川店 1名 7.9 東京芸術劇場 1名 7.16 西東京市スポーツセンター 7.17 南長崎スポーツセンター プール プール 2名 3名 10.23 新宿都庁 5名 11.20 サンシャイン池袋 2名 12.18 深大寺 2名 ⑪ お楽しみデー グループ ポレポレ サンサン 合同 ⑫ 実 施 場 所 アイテラス落 合南長 崎、ホテルメ ッツ目 白「フィオレ ン ティーナ」、かごの屋鷺ノ宮店、新宿エルタワー「銀座ラ イオン」、サンシャイン池袋「ジョーズシャンハイ」 アイテラス落 合南長 崎、かごの屋 鷺ノ宮 店、カウボー イ 家族、施設内食事会 施設内食事会 回数 5回 4回 1回 家族との連携 家族連絡会 12 回 個別面談 18 3回 グループ懇談会 2 回 会館まつり 大レクリエーション大会 1回 1回 (6)特定相談支援事業 ① 利用対象者 会館生活介護利用者 ② 相談窓口の時間、開所日 毎週水曜日15:30~17:00 ③ 利用者数 ア.平成27年度新規計画作成 イ.更新 0件 ウ.モニタリング 0件 2件 5.権利擁護 虐待防止委員会の委員が中心となって、チエックリストの活用や施設内 研修を行い、職員に虐待防止法の情報提供と意識付けに取り組んだ。 (1)虐待防止委員会 ① 委員会・会議等 虐待防止委員会 ② 2回 研修等 施設内研修 2回 (2)苦情解決第三者委員 契約時における苦情解決担当者、苦情解決責任者の説明に加え、法人 窓口、区担当・オンブズマン、第三者委員等の紹介をし、事業の適正化 や信頼性の確保を図る取り組みを行った。今年度に関しては、第三者委 員との連携を強化し、相談会を2回開催し、同時に事業の活動を見学す る機会をつくった。 また、利用者の意見が施設の運営に反映され、より良い事業運営に繋 がるよう関係団体・家族会役員等に委員を委託し運営協議会も開催した。 運営協議会 2 回 第三者委員相談会 2回 (3)個人情報保護 中野区個人 情報保 護 条例及び中 野区情報公開制度に基づき、区によ 19 り定められた 取り扱 うことのできる個人情報の範囲、取扱い方法につ いて課せられた制限及び義務を遵守した。 ① 施設で扱う個人情報の範囲と管理について ア.施設で扱う個人情報は、利用者支援上、特に必要な情報のみに 限定し、職員の責任と権限を明確に定め、管理を徹底した。 イ.個人ファイルについては、全て事務所内の施錠できる保管庫に 管理し、職員による緊急時の個人情報の持ち出しは、管理者を通 して行った。 ウ.システムによる管理を徹底し電子媒体の個人保有を禁止した。 ② 情報提供について 緊急対応時を除き、他の指定事業者やその他第三者に対し、利用 者 または、その家族に関する情報を提供する場合は、あらかじめ文書に より利用者または家族から同意を得るようにした。 ③ 職員教育 個人情報の取り扱いに対して、全職員に説明し管理を徹底した。 6.医務 (1)健康管理 ① 自立訓練(機能訓練)事業 年24回、自立訓練及び地域活動支援センターの利用者を対象に嘱 託医による診察を実施した。利用者の健康状態を把握し、家族・主治 医・関連医療者との連携を図り健康で安全な生活が送れるように支援 した。 ア.利用者が安全に通所できるように、施設内の衛生管理、環境整 備を行い、感染症予防に努めた。 イ.利用者が日常において健康で安全な生活が送れるように、毎日 の健康チェックを実施し体調を把握した。 また、利用者が自らの健康状態に関心を持ち、管理ができるよ うに支援、助言を行った。 ウ.職員の健康管理を行った。年1回健康診断を受け、自らの健康 状態を把握し、必要に応じて嘱託医の助言を受けながら健康維持に 取り組んだ。 ② 生活介護事業 年1回、全利用者を対象として定期健診を行い、利用者の健康状態 20 を把握し、家族・主治医等と連携を図り健康で安全な生活が送れるよ う支援した。 ア.利用者、家族より健康情報を得て健康管理を行った。 イ.月1回、体重血圧測定及び必要に応じてバイタルチェックをす ることで、疾病等を早期発見に努めた。 ウ.各検診を実施し、必要と思われる医療情報等を各家庭へ提供す ることで健康や疾病に対する注意を喚起した。 エ.利用者が会館内で衛生的な生活が送れるように環境を整える。 オ.利用者の体調を観察・把握し、社会の感染情報も得ながら、施 設内の衛生管理を行った。 カ.職員の健康管理を行う。年1回健康診断を受け、自らの健康状 態を把握し、必要に応じて嘱託医の助言を受けながら健康維持に取 り組んだ。 (2)実施体制 関係医療機関・嘱託医 医療機関名 主な診療科目 西武沼袋医院 内科・外科・泌尿器科・皮膚科 石坂整形外科 整形外科・リハビリ科 銀河クリニック 精神科 神戸歯科医院 歯科 (3)嘱託医健診等 ① 自立訓練(機能訓練)事業 内科健診 24 回 体重測定 毎月 整形外科健診 24 回 健康チェック 毎日 精神科相談 適宜 ② 生活介護事業 内科健診 2 回 体重測定 12 回 整形外科健診 2 回 健康チェック 毎日 10 回 定期健康診断 1回 精神科健診 歯科検診 2回 (4)感染症予防・対応 ① 新任職員入職時や感染症流行前に医務が中心となって、感染予 21 防・対応(吐物処理等)の施設内研修を行い、職員の意識を高めた。 ② 感染症マニュアルを基に、予防・対応に取り組んだ。 ③ 週1回、利用者帰 宅後 に活動室内の物 品・トイレ・洗面等 の消毒 を行い衛生管理に取り組んだ。 また、トイレや活動室、食堂の洗面所には手指用消毒液を設置し、 こまめに手洗いと消毒を行い、感染症を予防した。 インフルエンザ 流行 時 には、特に環 境面 に配慮し、また 利用 者家 族に注意・喚起を行い、感染を最小限に防ぐことができた。 (5)理学療法士・作業療法士との連携 利用者の必要に応じて理学療法士・作業療法士と連携を図り、筋力 の維持、拘縮予防等について対応し、運動機能の改善、維持を行った。 また、必要に応じ研修やケース検討会等を企画し、支援員・看護師 は介護技術の助言を受け、支援に反映させた。 7.給食・調理 生活介護事業では利用者に対して食事サービスを提供し、食形態や栄養バ ランスに考慮した献立となっている。食形態については普通食以外に、嚥下 機能等に配慮をした、おかゆ、荒刻み食、ソフト食、ペースト食等の対応食 の提供を行った。今年度末より業者から新たな食形態の提案があり、次年度 からは新たな食形態としてムース食、極刻み食が加わる。 (1)給食会議 年間9回、業者との会議を行った。食形態や食材の固さ等の調整を図 り、日常的に電話やファックスで連絡を取って連携を図った。施設側は 新入所 者に 利用 者嗜 好調査と日々の検食簿の記入・残渣調査等を行い、 その状況を会議で業者へ伝え、改善に向けて取り組んだ。 (2)衛生管理(食中毒予防) 委託業者は、業者の衛生管理マニュアル(作業管理規定、作業標準書) に沿って作業環境や作業員・作業場の衛生管理に取り組み、調理作業を 行っている。 (3)委託業者 委託業者については応募のあった業者の中から、利用者の状況に合わ せた食 事を 提供 でき る業者を企画の提出・ヒアリング・試食会を行い、 22 選定している。 会社名:株式会社 マルコシ(豊島店) 所在地:東京都豊島区長崎3-14-7 電 話:03-3973-5321 事業本部:東京都江戸川区松江7-8-10 8.危機管理体制 (1)事故防止・報告・改善と感染症の予防対策 職員 会議 ・ミ ーテ ィ ングで定期的に「ヒヤリハット・インシデント」 報告を行い、職員間で危機管理意識を持った。感染症に対しては、流行 前に施設内研修にて知識を身に付け、発生を最小限に留めるようにした。 (2)緊急連絡網の整備 施設や家族と様々な状況を想定した緊急連絡網を整備し、緊急時に備 えた。 また、中野区障害者福祉会館を災害時の二次避難場所であることを利 用者・家族へ周知した。 (3)保険の加入 施設として施設賠償保険に加入するとともに、行事保険やボランティ ア保険にも加入した。 (4)特定個人情報管理 ① 職員について 平成28年 1月より 、個人番号 (マイナ ンバー)利 用開始に 伴い 、 法人の定めた特定個人情報取扱規程に基づき事業所における取扱者 を選任し、安全管理の再点検、個人番号運用方法を確認の上、従業員 等から適切な番号収集を行った。 職 名 担 取扱管理責任者(法人) 法人事務局長 取扱責任者 施設長(館長) 取扱担当者 会館運営主任 23 当 9.防災訓練関係 (1)自衛消防体制 障害者福祉会館館長を隊長として、館内にある区民活動センターと協 同で自衛消防組織を編成し、訓練を実施しながら有事に備えた。 (2)防災訓練 消防署の立会いのもと6月に地震、1月に火災を想定して、全館(1 階 区民活動センターを含む)にて総合避難訓練を実施した。 ① 自立訓練(機能訓練)事業 隔月に防災訓練実施 総合避難訓練(合同) 2 回 避難訓練 起震車体験 1回 ② 生活介護事業 4回 毎月防災訓練実施 総合避難訓練(合同) 2 回 避難訓練 7回 消火器設置場所確認・ 訓練机上訓練 2 回 起震車体験 1回 (3)大規模地震・災害対応 年2回、消防署と打合せを行い、区民活動センターと合同による総合 避難訓 練を 企画した 。大規模災害に備えての総合避難訓練を実施し て、 連携を強化した。 また、中野区と協力体制を整えながら、備蓄倉庫及び指定された二次 避難所の役割について確認を行った。 10.家族(保護者)との連携 (1)生活介護事業 日々の連絡帳を通して、家庭での様子、施設からの連絡や利用者の 活動時の様子、健康面の特記事項等、情報交換を行って連携を図った。 ① 毎月「月予定」を作成し、月の活動や行事の日程を伝えた。 ② 年4回生活介護広報誌「ひまわりだより」を作成し、行事報告を 行った。 ③ 年12回、毎月第3金曜日は家族連絡会を開催し、施設からの連 絡・行事や活動報告、家族との意見交換の場とした。 ④ 中間時は個別支援計画書の作成・見直し・報告の面談を行い、利 24 用者・家族の意向を踏まえた計画書を作成した。 ⑤ 年度初めには、グループ毎に家族との懇談会を行い、年度のグル ープ目標や活動の説明、支援の様子を見学する機会とした。 ⑥ 年1回、家族参加行事「大レクリエーション大会」を開催し、交 流を図った。 11.地域との連携 (1)地域交流 ① 地域交流の一つとして地域住民、町会と連携し会館まつりを行った。 ② 活動を通して近隣や障害者団体、保育園等と交流を行った。 ③ 実習生や行事・日中活動時のボランティア受け入れを行った。 ④ アルモニーを有効活用して、様々な方との交流の場とした。 (2)地域関係団体・事業所との連携 ① 障害者相談支援事業所との情報交換と連携を強化した。 ② 中野区障害者自立支援協議会の各部会へ参加した。 ア.施設系事業者連絡会 イ.相談支援部会 ウ.地域生活支援部会 ③ 中野区高次脳機能障害支援者連絡会へ参加した。 (3)実習・ボランティア等受け入れ状況 ① 自立訓練 ア.実習・体験・見学等 作業療法士評価実習 2 名 短大生インターンシップ 2名 介護等体験実習 3 名 高等学校生職場体験 1名 180 名 行事(会館まつり) 68 名 イ.ボランティア 日常(作業・活動・企画等) 講座(体操・編み物) ② 20 名 合計 生活介護 ア.実習 特別支援学校 5回 25 2681 名 イ.体験・研修 大学生体験 3 名 中学生体験 2名 専門学校実習 1 名 法務省研修 19 名 ウ.ボランティア 行事(会館まつり・外出・宿泊旅行・プール等) 76 名 12.会議・委員会 (1)法人関係 施設長会議 10 回 看護師会 4回 主任係長会 8 回 事務会計委員会 2回 事務マニュアル作成会議 4 回 人事考課制度委員会 3回 事務会議 3回 (2)施設関係 運営会議 9 回 医務会議 12 回 運営協議会 2 回 会館まつり全体会議 3回 虐待防止委員会 2 回 会館まつり担当者会議 9回 人事考課調整会議 2 回 総合防災訓練会議 4回 主任会議 2 回 防災担当者会議 5回 自立支援協議会(施設系) 3 回 自立支援協議会(地域生活) 9回 自立支援協議会(相談支援) 8 回 入所情報連絡会 2回 25 回 個別支援計画会議 14 回 12 回 クラブ会議 10 回 (3)区関係 (4)サービス事業別会議 ① 自立訓練(機能訓練) 職員会議 ② 生活介護 職員会議 個別支援計画全体会議 9 回 家族連絡会(生活介護) リーダー会議 12 回 給食会議 目的別会議 24 回 26 12 回 9回 13.研修計画・大会参加 (1)会館運営(研修等実施・参加状況) ① 法人関係 東京都大会 1 名 インクルージョンカップ 1名 全国大会 1 名 障害者スポーツ大会 1名 対話集会 1 名 事務担当者研修 1名 施設長研修 7 名 Bブロック研修全体会 1名 自立支援協議会合同セミナー 1 名 マイナンバー研修 3名 東社協会計研修 2 名 給与ソフト説明会研修 2名 産業廃棄物処理管理者研修 1 名 障害者差別解消法 1名 国保連請求事務研修 1 名 区内社福法人情報交換会 2名 東社協会計研修 2名 ② ③ その他 相談支援事業所 区内受託法人理事者懇談会 4名 見学 職業開発訓練校(飯田橋校・板橋校) 1名 (2)自立訓練(研修等実施・参加状況) ① 法人関係 新任支援員等研修 フォローアップ研修 Bブロック研修 「支援の質」 Bブロック研修 「チームワーク」 Bブロック研修 1名 「権利擁護」 Bブロック研修 8名 事例発表 新任研修施設見学会 2 回 1 名 東京都育成会大会 1名 関東甲信越大会 2 名 人事考課フォローアップ 3名 東京労働局交渉 1名 新任支援員等研修全 5 回 ② 1名 2名 1名 8名 その他 記録の書き方 1 名 高次脳機能障害者普及連絡会 6名 知的発達部会中堅職員研修 1 名 高次脳機能障害者研修 4名 てんかん連続講座 4 名 差別解消法 1名 サービス管理責任者研修 1 名 CCSの現状と課題 1名 個別支援計画の基本的考え方 1 名 臨床美術 2名 27 ピアカウンセリング入門講座 1 名 栄養指導を結果につなげる 1名 ファシリテーションの基本 1 名 アンガーマネジメント 1名 精神障害者の苦情対応 1 名 日常生活用具 1名 ライフサイクルに沿った支援 1 名 権利擁護 1名 普通救命講習 2 名 知的発達部会体験研修 1名 障害者虐待防止法 1 名 障害者差別解消法 1名 ③ 施設内研修・学習会 身体のしくみ 9 名 精神疾患 アクションラーニング 8 名 体操 9名 セルフプロデュース 7 名 知的障害 8名 レクリエーション 8 名 装具 8名 全盲体験 ④ 10 名 10 名 見学 コロニー中野 10 名 東京光の家 3名 (3)生活介護(研修等実施・参加状況) ① 法人関係 Bブロック研修 「チームワーク」 Bブロック研修 「権利擁護」 Bブロック研修「支援の質」 Bブロック研修 グループディスカッション 新任職員研修 ② 1 名 新任研修施設見学会Ⅱ 1名 新任支援員等研修 フォローアップ研修 8 名 人事考課フォローアップ研修 10 名 ベテラン研修 2名 2名 2名 1名 2名 その他 相談支援従事者初任者研修 1 名 障害者差別解消法 1名 福祉従事者研修 3 名 見て学ぶてんかん発作の対応 1名 感染症の基礎知識と予防 1 名 支援付き意思決定 1名 知的発達部会施設体験研修 1 名 てんかんの基礎知識 1名 強度行動支援学習会 1 名 障害者の合理的配慮とは 2名 中堅職員中核人材養成研修 1 名 強度行動支援学習会 1名 相談支援の充実を目指して 1 名 施設間職員交流研修 1名 普通救命講習 8名 28 ③ 施設内研修・学習会 権利擁護の取り組み体制 研修報告会 1 名 医療的ケア研修 6名 18 名 14.労務管理 (1)職員健康管理 職員は年1回、健康診断を実施した。健康診断の結果は看護師が集約 し、施設長が把握したうえで、医師からの所見のあった職員については、 施設長が対象職員と確認を行った。 所属 衛生推進者 自立訓練(機能訓練) 看護師 1名 生活介護 看護師 1名 (2)メンタルヘルス 法人事務局相談室に設置されている「職員悩み事相談室」と「無料相 談窓口メンタルサポートネット」の紹介を行った。 また、研修に参加しやすい環境整備、研修啓発を行った。メンタルヘ ルス、コミュニケーションの研修に合わせて5名が参加した。 (3)セクシャル・ハラスメント、パワー・ハラスメントの防止 相談窓口の設置 所属 運営 自立訓練(機能訓練) 生活介護 相談窓口 会館運営主任 他1名 自立訓練主任 他1名 生活介護主任 他1名 (4)次世代育成 今年度は職員の「子ども参観日」として、施設の祭りに子どもが参 加 す ることにより、 保護者の実際に働い ている場面を見る機 会となっ た。 また、職員が仕事と子育てを両立させることができる環境を作るた め に年次有給休暇の取得の把握を事業主任が行った。 29 15.指導・監査・調査等 (1)福祉サービス第三者評価 今年度は実施せず。区と協議の上、可能な範囲で継続実施し、事業 運営に反映させる。 (2)事業別満足度調査の実施 福祉サービス第三者評価を実施しない年度の為、生活介護・自立訓 練両事業とも、満足度調査を実施した。新年度、家族連絡会・掲示板 等で公表する。 16.指定管理 (1)第1期 平成21年4月1日から平成26年3月31日(5年間) (2)第2期 平成26年4月1日から平成31年3月31日(5年間) 30