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≪百田尚樹氏≫ 2014.7 月

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≪百田尚樹氏≫ 2014.7 月
≪百田尚樹氏≫ 2014.7 月
NHK 経営委員で作家の百田尚樹氏が 18 日、静岡市葵区での講演後に行われた
参加者との質疑応答で「日教組は本当に日本のがん」「南京大虐殺はなく、従軍慰安
婦はうそ」などと発言した。
講演会は静岡青年会議所が主催した。百田氏は参加者から日本の教育に対する
考えを問われ「日教組は何十年間も、純粋無垢(むく)な子どもたちに贖罪(しょくざい)
意識を教え込んでいる。まず『日本は素晴らしい』ということを教えなければいけない」
と持論を展開した。
百田尚樹が正しい。我々の世代は、日教組と朝日新聞によって自虐史を教えられ、
従軍慰安婦、南京大虐殺等が捏造であることを知り得るまで無駄な時間を費やし、
「日本が嫌い」という愛国心を持てない国民となってしまった。愛国心を持たない人間
が日本ほど多い国を私は知らない。偏狭な愛国心ではあるが、自国を愛する韓国人
はその点では幸せかもしれない。反日をマスコミが煽る風潮は直ちに正すべきではな
いのか。 (静岡新聞 2014.6.19 配信)
私は百田尚樹氏原作の「永遠の0(ゼロ)」を6回読み、映画化された作品を3回見
ました。本を短期間に6回以上呼んだのは、学生時代に読んだ吉川栄治の「宮本武
蔵」の10回、池波正太郎の「真田太平記」7回、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の6回、
数年前に読んだ岩本徹三氏の「零戦撃墜王」の12回以来のことです。
百田尚樹氏の作品はこれだけしか読んでいませんが、当時の軍人の国を愛する心、
家族を愛する心、当時の時代背景や世界情勢や日本人の国民感情等が明確に描写
されていると感じました。500万部以上売れた理由がよく分かります。印象的であっ
たのは伊丹空港から羽田に向かうJALの中で隣の白人(恐らくアメリカ人)が日本語
の同書を熱心に読んでいて、600ページ近くある同書の後半のクライマックス部分を
読んでいるところで、横から見つめる私と目と目が合い、私が「良い本でしょう?」と声
をかけると、感慨深げに「YES!」と返してきたことです。
交戦国であった欧米人でも、この作品の良さが理解できるのです。 それほどの作
品であるということです。
また私は過去の戦争映画はほぼ全作品観ておりますが、元軍人の影響が色濃く残
る昭和20年代から30年代の作品、戦後の自虐史観の影響を受けつつあった昭和4
0年代後半から60年代、戦争が過去のこととなり、反戦映画主体の平成~現代にい
たるまでの作品とは一線を画した素晴らしい映画でした。 3回目は長女と観に行った
のですが、周囲でこれほど涙を流す人を見たのはこの映画が初めてでした。 この時
には日本人も捨てたものではないなと感じました。
しかし残念なことに日本のマスコミはこの百田氏の作品を批判的に報道し、90億
円以上の興業収入があったにもかかわらず、控えめな報道しかしませんでした。「ア
ナと雪の女王」の報道とは姿勢が全く違います。
日本のマスコミは、現代社会のネットによる影響力の大きさや、嘘の報道、偏向報
道等を行うことがブーメランのように自らに返ってきて、自分の首を絞めつけているこ
とに気づいていません。
今若者の間では密かに愛国心が芽生えつつあるように感じます。そして愛国心に
無関心な大人たちを批判し始めています。 日本の経済力が落ち始めた途端に態度
を豹変し始めた近隣諸国に対する不信感と共に、この若者たちに芽生えつつある愛
国心を、是非政治家や財界の方々は真摯に受け止め、良い方向へと導いていってい
ただきたいと思います。 学校教育においては自虐史観などを教えるのではなく、ま
ず科学的な歴史学に基づいた正しい歴史を学ばせていくべきです。そして、その歴史
の真実(事実)から、いろいろな考え方(思想)があることを学び、それについて自ら考
えていく力をつけることこそ教育でしょう。中国には中国側の立場に立った歴史、米英
には米英の立場に立った歴史、韓国や北朝鮮には韓国・北朝鮮の立場に立った歴史
があることを理解しつつ、我が国の国民に愛国心(ナショナリズムではなくパトリオティ
ズム(祖国愛))を教えていくことが求められます。 将来を担う若い方々のためにも、
イデオロギーに固まった偏った思想教育を行う輩は、早期に教育界から去っていただ
きたいと切に願います。
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