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これまでの歩みとワイナリー設立について(PDF:734KB)
Northern Alps Vineyards これまでの歩みとワイナリー設立について 農業生産法人 株式会社ノーザンアルプスヴィンヤード 代表取締役 若林 政起 自己紹介 • • • • 若林 政起(わかばやし まさき) 1973年生まれ 42歳 出 身 長野県大町市 経 歴 学生時代は競泳選手で県強化選手。 25歳までスイミングインストラクター。 25〜35歳 東京にてシステムエンジニア、プログラマー。 • 農家の4代目 家はリンゴ栽培と水稲をやっていた。 2008年にワインブドウ栽培開始 Uターン起業ワイナリーとして紹介されました。 ワインとの出会い • 叔父の小林守雄が、昭和58年頃から醸造 用ワインブドウ栽培していて、「大町ワイ ン」のブドウ生産を行っていた。 大町ワインぶどう生産組合 前組合長 • 身近に従兄弟で若林英司がおり、 銀座エスキスのシェフソムリエ (恵比寿タイユバンロブション、タテルヨシノ) 大町市のワインブドウ栽培 長野県大町市 (長野県北西部) 標高780m 年間降水量 1200-1400mm 夏は北アルプス山脈を越えた冷涼な風が平地に吹き、暑い夏でも空気が冷やされ、 ブドウ栽培に適した自然環境を形成している。 大町のワインブドウ栽培のあゆみ 昭和55年 北海道池田町長自らワイン用ブドウ18品種を持参。 旧営林署の苗圃場を試験圃場として栽培技術の指導を仰ぐ。 昭和58年 試験結果から立地条件に適した5品種を選定。 県食品工業試験場で試験醸造。 昭和59年 地元の醸造メーカーで本格醸造開始。 昭和60年 「大町ワイン」として販売開始。 昭和63年 ブドウ品種を寒冷に強い赤品種「セイベル13053」、白品種「セイベル9110」 の2品種に決定。栽培農家を募り本格的に栽培に着手する。 平成4年 「大町ワインぶどう生産組合」設立。 平成17年 長野県原産地呼称管理委員会認定「大町セイベル・白」。 シャルドネ・メルローに改植開始。 これまでのあゆみ • • • • • • • • • • • 1998年、ワインブドウ栽培、ワイナリー設立を試みようと思ったが、周囲の反 対、ワイナリー設立にかかる費用見積もりをみて、断念。 1998−2004年、東京にてプログラマー、システムエンジニア 2004−2007年、大町に戻る。フリーランスWEBエンジニア 2008年、父に畑を借りてワインブドウを定植、60アールのブドウ園を運営開始。 2009−2011年 某ワイナリーにてセラーワーカーとして働く。 平行して自園の運営、フリーランスWEBエンジニア、その他、仕事の掛け持ち。 (ワインブドウは植えてから3年経たないと収穫ができない。) 2011年 ヴィラデストワイナリーへ初出荷。0.6トン 2012年 ヴィラデストワイナリーへ5.6トン出荷 叔父のブドウ園を引き継ぐ。 2013年 酒類通販免許取得。委託醸造ワイン販売開始。 6次産業化のアプローチを開始。 2013年2月 ノーザンアルプスヴィンヤード設立 2014年3月 6次産業化 認定 2015年3月 ワイナリー完成 企業プロフィール • • • • 農業生産法人 株式会社 ノーザンアルプスヴィンヤード 長野県大町市 2013年2月設立 醸造用ワインぶどう リンゴ メルロー シャルドネ ピノノワール ピノグリ カベルネフラン ヤマソービニオン 生産規模 ワイン2万本 15000L コンセプト • • • • • 農家が造るワイン → 農業生産法人 北アルプスの情景が浮かぶワイン → ノーザンアルプス クリエイティブな農業 → 芸術性を付加する 地域農業をリメイクし継承する ビジョン ワイナリー設立 地域初のワイナリーを建設し、自社産ブドウを自社ワイナリーで加工、 製品化し、販売することでより高いブランド化、高付加価値化を目指す。 ネットワーク構築 特徴を持ったワインを中心に取り扱う酒販店、飲食店、ホテルや、市 町村等とネットーワークを構築し、イベントの開催、販売を強化する。 特徴あるワイン作り • 東京銀座のレストラン「エスキス」 のソムリエ若林英司氏にブドウ栽培 から製品化まで監修をしていただき、 高級レストランで提供できるプレミ アムワインを開発し、販売する。 • 白馬地区のホテル「ラ・ネージュ東 館」のソムリエ吉田浩之氏をアドバ イザーに迎え、白馬を表現するワイ ンを共同企画して開発し、販売する。 • ワイン仕込み期間外での空きタンク を活用し、りんごのシードル生産を おこなう。シードルは、空きタンク が発生する時期を活用し、原料は大 町、北安曇野地区のりんご等を使用 する。 6次産業化で苦労したこと • • • • • • • • • • 2012年11月 2012年12月 2013年1月 2013年2月 2013年3月 2013年8月 2013年10月 2013年12月 2014年1月 2014年3月 • ワイナリー建設が真冬になってしまうこと。 6次産業化説明会に参加 準備不足のため申込み出来ず 青年就農給付金 断念 株式会社設立 農業生産法人 フォーマット変更 追加資料を準備出来ず断念 提出資料はできたが、資金繰りができずに提出出来ず 相談窓口変更 追加作成資料あり 資料提出 資金繰りの目処が立つ ネットワーク交付金 申込 6次産業化 認定 資金調達 • 6次産業化事業認定 ネットワーク交付金 2300万 円 • 日本政策金融公庫 スーパーL資金 3300万円 • クラウドファンディング 800万円 • 自己資金 1000万円 • その他 細かい運転資金 八十二銀行 プランB 検討事項 もしも6次産業化認定がもらえなかったら • ワイン特区 • 生産規模の縮小 • 生食用ぶどう リンゴ等と組み合わせた経営 • ワイナリー建物を借りる。 • 中古の設備 • 3000万円以下くらいの規模で。 • シードルの積極的な生産。 スケジュール • • • • • • • • 2013年12月 2014年1月 2014年3月 2014年6月 2014年11月 2015年3月 2015年9月 2016年6月 6次産業化事業申込 ネットワーク交付金申込 6次産業化事業 認定 ネットワーク交付金 決定 ワイナリー着工 ワイナリー完成 醸造開始 自社ワイン販売開始 ショップオープン