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導入と計画

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導入と計画
Ricoh ProcessDirector Express
for Windows
導入と計画
概説
1
インストールの計画を立てる
2
アップグレード
3
インストールする
4
インストール後の作業を完了する
5
始動、停止、およびアンインストール
6
データをバックアップする
7
インストール計画チェックリスト
8
アクセシビリティー
9
本書に記載されていない情報については、製品のヘ
ルプ・システムを参照してください。
本書をよくお読みになり、いつでも参照できるようにお手元に保管してくだ
さい。
注:
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、「特記事項」に記載されている情報
をお読みください。
第 2 版 (2013 年 5 ⽉)
本書は、Ricoh ProcessDirector Express for Windows® バージョン 1 リリース 1 モディフィ
ケーション 1 (プログラム番号 5765-H29)、および新しい版で明記されていない限り、以降
のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
本書は G550-20244-00 の改訂版です。
インターネット
ホーム・ページを参照してください:http://www.infoprint.com
ご意見は、E メール (p
pr i n t p u b @ i n f o p r i n t . c o m ) で、あるいは以下の宛先にご送付くださ
い。
Ricoh Company, Ltd.
6300 Diagonal Hwy 004
Boulder, CO 80301-9270
U.S.A.
この製品は、公費を使用することなく開発された商業用コンピューター・ソフトウェアも
しくは商業用コンピューター・ソフトウェア・ドキュメンテーションであり、または、それ
らを含んでいます。民間機関の場合は Federal Acquisition Regulation 12.212 で、軍機関の
場合は Defense Federal Acquisition Regulation Supplement 227.7202 で規定されているとお
り、米国政府機関による使用、複製、および公開は、ソフトウェア製品の場合は添付の
International Program License Agreement に、ハードウェア製品の場合は製品の資料で規定
されたライセンス条項にのみ従うものとします。
1
2
⽬次
特記事項
注: .............................................................................................................................1
第 2 版 (2013 年 5 月) ..................................................................................................1
本書について
1 概説
コンポーネント .............................................................................................................7
フィーチャー .............................................................................................................8
拡張機能 .................................................................................................................. 10
互換製品 ..................................................................................................................... 10
Ricoh ProcessDirector Express の資料............................................................................ 10
Windows® で資料 CD にアクセスする ........................................................................ 11
2 インストールの計画を立てる
作業チェックリスト .................................................................................................... 13
ハードウェア要件........................................................................................................ 14
1 次コンピューター .................................................................................................. 14
その他のハードウェア要件 ....................................................................................... 15
必須ソフトウェアをインストールする.......................................................................... 15
Windows® オペレーティング・システムをインストールする ...................................... 16
SUA を Windows Server 2008 64-bit コンピューターにインストールする ...................... 17
Web ブラウザーをインストールする ......................................................................... 18
オプション・ソフトウェアについて計画する................................................................ 21
ジョブ実行依頼 ........................................................................................................ 22
PDF バナー・ページを書式設定する............................................................................. 23
3 アップグレード
バージョン 1.1 にアップグレードする .......................................................................... 25
4 インストールする
作業チェックリスト .................................................................................................... 27
ISO イメージをダウンロードする ................................................................................. 28
1 次コンピューターのインストール準備をする ............................................................. 29
リモート・ディレクトリーからのインストール ............................................................ 29
基本製品をインストールする ....................................................................................... 31
インストール・エラーのトラブルシューティングを行う ............................................... 33
3
5 インストール後の作業を完了する
作業チェックリスト .................................................................................................... 35
初めてログインする .................................................................................................... 36
インストール済み環境を検査する ................................................................................ 37
インストール用一時ファイルを削除する ...................................................................... 38
フィーチャーをインストールする ................................................................................ 38
Feature Manager を使用してフィーチャーをインストールする ................................... 39
インポート・パッケージを使用してフィーチャーを追加またはアップグレードす
る......................................................................................................................... 40
Ricoh ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてインストールす
る ........................................................................................................................ 40
Ricoh ProcessDirector Express を構成する ..................................................................... 42
Secure Sockets Layer を使用可能にする ........................................................................ 43
自動保守をスケジュールする ....................................................................................... 45
制御ファイルをサンプル・ファイルに置き換える ......................................................... 45
他のシステムからオブジェクトをコピーする................................................................ 47
pdpr スクリプトをインストールおよび構成する ........................................................... 48
6 始動、停止、およびアンインストール
Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動および停止する ....................................... 51
Ricoh ProcessDirector Express をアンインストールする ................................................. 51
7 データをバックアップする
Ricoh ProcessDirector Express データをバックアップおよび復元する ............................. 53
データをバックアップする ....................................................................................... 53
データを復元する .................................................................................................... 54
8 インストール計画チェックリスト
9 アクセシビリティー
特記事項
商標............................................................................................................................ 63
用語集
索引
4
本書について
本書は、Ricoh ProcessDirector Express の計画およびインストールを行う必要のあるシス
テム管理者を対象としています。
本書には、Ricoh ProcessDirector Express for Windows® バージョン 1 リリース 1 ライセン
ス・プログラム (プログラム番号 5765-H29) の計画とインストールに関する情報が記載さ
れています。Ricoh ProcessDirector Express は Microsoft® Windows® サーバーで稼働し、こ
のプログラムへのアクセスには Web ブラウザーベースのユーザー・インターフェースが
使用されます。
本書では、ディレクトリー・パスの参照は、デフォルト・パスのみを示しています。異な
るドライブも含め、Ricoh ProcessDirector Express を別の場所にインストールする場合
は、パスを適宜調整する必要があります。
例えば、Ricoh ProcessDirector Express を D:ドライブにインストールする場合は、ディレ
クトリー・パスの C: をD: に置き換えます。
省略語
DNS
ドメイン・ネーム・システム
LPD
ライン・プリンター・デーモン
PDF
Portable Document Format
S UA
UNIX® ベース・アプリケーションのサブシステム
関連情報
Ricoh 実動印刷ソリューション 製品については、次の情報を参照してください。
• Ricoh Production Print Solutions Web サイト (http://www.infoprint.com)
• InfoPrint® インフォメーション・センター (http://www.infoprint.com/infocenter)
Ricoh ProcessDirector Express の使用方法については、インフォメーション・センターま
たはオンライン・ヘルプを参照してください。どちらにも、Web ブラウザーベースのユー
ザー・インターフェースからアクセスできます。
5
6
1. 概説
•コンポーネント
•互換製品
•Ricoh ProcessDirector Express の資料
1
Ricoh ProcessDirector Express では、印刷処理のあらゆる面の管理を Web ブラウザーベー
スのユーザー・インターフェースから実行できます。Ricoh ProcessDirector Express で
は、他のシステムからのジョブ実行依頼はファイル・コピー方式を使用してサポートされ
ます。ジョブを指定のディレクトリー (ホット・フォルダー) にコピーまたは移動し、その
ディレクトリーが継続的にモニターされ、ジョブが到着後に自動的に処理されるように
Ricoh ProcessDirector Express を構成することができます。また、ファイル伝送にライ
ン・プリンター・デーモン (LPD) プロトコルを使用するシステムからジョブを実行依頼す
ることもできます。
Ricoh ProcessDirector Express でのデータベース管理には、IBM DB2® テクノロジーが採用
されています®。Ricoh ProcessDirector Express が使用する広範囲のデータベースから印刷
ワークロードおよびタスクに関する詳細な監査情報が提供されます。
Ricoh ProcessDirector Express には、ネットワークに接続されているワークステーション
から、サポートされている Web ブラウザーでアクセスできます。ユーザー・インター
フェースにアクセスするときに使用するワークステーションに Ricoh ProcessDirector
Express をインストールする必要はありません。ワークフローを管理するコンピューター
にのみ Ricoh ProcessDirector Express をインストールすれば十分です。
コンポーネント
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品は、次のコンポーネントで構成されています。
Ricoh Process Director E xpres s 1 次 サー バー
Ricoh ProcessDirector Express 1 次サーバーは、ジョブを作成する入力装置やジョブを
印刷するプリンターなど、すべてのジョブの活動を管理します。さらにサーバーは
ワークフロー (他のプログラムが組み込まれている場合もあります) によってジョブを
処理します。このサーバーは、ジョブのフローと、システム情報を保管するデータ
ベース表を制御します。
Ricoh ProcessDirector Express 1 次サーバーは、Windows® オペレーティング・システム
のコンピューターにインストールされます。
アクティブ・コンピューターとバックアップ・コンピューターの両方のライセ
ンス・キーを購入する必要があります。
Ricoh ProcessDirector Express 1 次サーバーには、次のプログラムが用意されていま
す。
DB2®
Ricoh ProcessDirector Express のプロパティーおよび対応する値は IBM® DB2® デー
タベースに保管されます。Ricoh ProcessDirector Express インストール・プログラ
ムは、DB2® を自動的にインストールします。その他の目的で、Ricoh
ProcessDirector Express バージョンの DB2® を使用することはできません。
7
1 概説
Ricoh Process Director E xpres s ユ ーザ ー・ イン タ ーフ ェー ス
Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インターフェースは、印刷処理を管理できる
ようにする Web ブラウザーベースのインターフェースです。Ricoh ProcessDirector
Express ユーザー ID を持つユーザーは、Windows® または Linux® ワークステーション
で、サポート対象の Web ブラウザーを使用してユーザー・インターフェースにアクセ
スできます。ワークステーションには、以下の Web ブラウザーのいずれかがインス
トールされている必要があります。
1
• Windows® の場合:
– Microsoft® Internet Explorer 9
– Mozilla Firefox 6
• Linux® の場合:
– Mozilla Firefox 6
ユーザー・インターフェースには、再印刷するページを選択できるように、Adobe®
Acrobat Reader を使用して PDF ファイルを表示する Web ベースのファイル・ビュー
アーも用意されています。
Ricoh Process Director E xpres s イ ンフ ォメ ーシ ョ ン・ セン ター
このインフォメーション・センターには、Ricoh ProcessDirector Express についての学
習および使用に役立つトピックがあります。
このインフォメーション・センターを開くには、ユーザー・インターフェースの上部
にあるタスクバーの[
[「 ヘ ル プ 」 ] をクリックします。また、ブラウザーでインフォ
メーション・センターの位置にブックマークを付け、Ricoh ProcessDirector Express 外
部から開くこともできます。
フィーチャー
Ricoh ProcessDirector Express フィーチャーには追加機能が用意されており、これにより
装置をインサーターのようにシステムに追加できます。Ricoh ProcessDirector Express の
モジュラー設計は、業務でのニーズの変化に応じて、基本製品にフィーチャーを追加する
ことができます。多くのフィーチャーは、ユーザー・インターフェースにシームレスに統
合されます。
多くのフィーチャーは、基本製品をインストールすると使用可能になる Features Manager
インターフェースを使用してインストールできます。Feature Manager インターフェース
を使用すると、1 次コンピューターを再起動しなくても、いつでもフィーチャーをインス
トールできます。
フィーチャーは、基本製品をインストールするとシステムにコピーされますが、Feature
Manager を使用してインストールするまでは完全にインストールされません。
すべてのフィーチャーは、最初は試用モードでインストールされます。試用期間の後も
フィーチャーの使用を続けるには、フィーチャーを購入してライセンス・キーをインス
トールする必要があります。ライセンス・キーをインストールしない場合、試用期間が終
わるとフィーチャーが動作を停止します。
8
フィーチャー
表 1. Ricoh ProcessDirector Express フィーチャー
説明
Advanced Transform フィーチャー
CD 番号
1
LCD2-20004
Advanced Transform フィーチャーを使用すると、印刷ジョブ
をこれらのファイル・フォーマットに変換したり、これらの
ファイルから変換することができます。
• AFP™
• PCL
• PDF
• PostScript®
これらの変換オプションは、自由に組み合わせて購入および
インストールできます。
Feature Manager を使用して Advanced Transform
フィーチャーをインストールします。購入する入力
および出力変換のそれぞれに個別のライセンス・
キーが必要です。例えば、入力 PostScript と出力
AFP を購入する場合、2 つのライセンス・キーが必
要になります。
PDF メーリング業務インテグリティ
LCD2-20027
PDF メーリング業務インテグリティは、PDF ファイルへの
バー・コードやその他の拡張機能の追加、および文書レベル
での印刷ジョブの管理と編成に使用する複数のツールが統合
されたものです。このフィーチャーにより、本格的な
Automated Document Factory (自動文書ファクトリー) 機能が
有効になり、PDF 印刷ジョブの印刷およびメール・プロセス
を管理および制御できます。
PitStop Connect
LCD2-20013
PitStop Connect を使用すると、Enfocus PitStop Server 10 を
使用するプリフライト操作を、PDF 印刷ジョブの印刷ワーク
フローに統合できます。
Enfocus Pitstop Server はこの機能には含まれません。この製
品は個別に購入する必要があります。
レポート
LCD4-5682
Reports により、ジョブ・イベント、ユーザー・アクショ
ン、およびプリンター・アクティビティーに関するデータを
9
1 概説
説明
CD 番号
Ricoh ProcessDirector Express で収集することができます。
また、そのデータを基にレポートを生成することが可能で
す。このレポートは、キャパシティー・プランニング、生産
効率の測定と最適化、問題判別に利用できます。
1
サービス・レベル・アグリーメント (SLA)
LCD4-5681
サービス・レベル・アグリーメントにより、パフォーマンス
目標の達成に向けて進行を管理することができます。カスタ
マーとの間でサービス・レベル・アグリーメントが取り交わ
されているとき、このフィーチャーは、印刷ジョブが所定の
時間内に完了できるように予定通り進行しているかどうかを
確認するために役立ちます。
Ultimate Impostrip Connect
LCD2-20026
Ultimate Impostrip Connect を使用すると、Ultimate Impostrip
の面付け機能を Ricoh ProcessDirector Express ワークフロー
に統合できます。
Ultimate Impostrip はこの機能には含まれません。この製品は
個別に購入する必要があります。
拡張機能
Ricoh ProcessDirector Express 拡張機能は、Ricoh® お客様サポート・スペシャリストから
購入できる、カスタマイズ可能なソフトウェア・コンポーネントです。お客様サポート・
スペシャリストにより、拡張機能は既存の Ricoh ProcessDirector Express 1 次コンピュー
ター上にインストールされます。
互換製品
オプションとして、これらの製品を Ricoh ProcessDirector Express と共に使用できます。
Inf oPr int ® Manag er for W indo w s®
InfoPrint® Manager for Windows® (プログラム番号 5639-N49) は、印刷ジョブとその関連
リソース・ファイルをスケジュールし、アーカイブし、検索し、組み立てるプリン
ト・サーバーです。
Ricoh ProcessDirector Express の資料
Ricoh ProcessDirector Express 資料 CD には、いくつかの言語で Ricoh ProcessDirector
Express 資料が収められています。
10
Windows® で資料 CD にアクセスする
以下の資料があります。
• 『Ricoh® ProcessDirector Express for Windows®:計画および導入」』(この資料) (PDF
フォーマット)。
1
• 『Ricoh® ProcessDirector Express:Integrating with Other Applications』(G550-20222) (PDF
フォーマット)。
• Ricoh ProcessDirector Express インフォメーション・センター。インフォメーション・
センターは、Ricoh ProcessDirector Express のインストール時にオンライン・ヘルプと
してインストールされます。インストールの前に、CD にあるコピーを読むことができ
ます。
• Ricoh ProcessDirector Express README ファイル (readme.txt)。他の資料へのアクセス
方法が示されています。
• Ricoh ProcessDirector Express リリース・ノート (PDF フォーマット)。リリース・ノー
トは英語版のみです。
これらの資料 (PDF フォーマット) は、InfoPrint® Information Center (http://www.infoprint.
com/infocenter) からダウンロードできます。
一部の Ricoh ProcessDirector Express フィーチャーの CD には、追加の資料が含まれてい
ます。
Windows® で資料 CD にアクセスする
Windows® で Ricoh ProcessDirector Express 資料 CD にアクセスするには、以下のようにし
ます。
1. CD を CD ドライブに入れます。
Windows® システムが CD を自動実行するように構成されている場合は、Windows®
Explorer が自動的に開き、CD の内容が表示されます。
2. Windows® Explorer が自動的に開始されない場合は、これを開いて、CD ドライブにナ
ビゲートします。
3. Ricoh ProcessDirector Express インフォメーション・センターを起動する方法を含め、
CD の内容情報については、readme.txt を開いてお読みください。
11
1
12
2. インストールの計画を⽴てる
•作業チェックリスト
•ハードウェア要件
•必須ソフトウェアをインストールする
•オプション・ソフトウェアについて計画する
•PDF バナー・ページを書式設定する
Ricoh ProcessDirector Express をインストールまたはアップグレードするには、まず以下
の計画作業を行う必要があります。
2
• 必須ハードウェアを入手する。
• 必須ソフトウェアをインストールする。
• オプション・ソフトウェアをインストールする。
インストール計画チェックリスト (ページ 57) のチェックリストと、各章の最初にあるタ
スク・チェックリストを使用して、完了した計画作業の状況を把握することができます。
ソフトウェアが試用版としてインストールされています。 試用ライセンスは 60
日で期限切れになります。 ライセンス・キーの取得とインストールの詳細につい
ては、「Ricoh ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてイ
ンストールする (ページ 40)」を参照してください。
作業チェックリスト
この章で完了したことを確認する必要がある作業を以下に示します。項目を確認したら、
それぞれの項目にチェック・マークを付けます。
表 2. 計画完了確認⽤チェックリスト
タスク
インストール計画チェックリストが完了した。
「インストール計画チェックリスト (ページ 57)」を参照してください。
必要なハードウェアを入手した。
「ハードウェア要件 (ページ 14)」を参照してください。
必要なソフトウェアをインストールした。
「必須ソフトウェアをインストールする (ページ 15)」を参照してください。
使用するオプション・ソフトウェアをインストールした。
「オプション・ソフトウェアについて計画する (ページ 21)」を参照してくださ
い。
13
2 インストールの計画を立てる
ハードウェア要件
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品をインストールするコンピューターは、次の最小
必要要件を満たしている必要があります。Ricoh ProcessDirector Express フィーチャーを
同じコンピューターにインストールする場合、メモリーまたはストレージ・スペースがさ
らに必要になることがあります。
2
RAM またはフリー・ディスク・スペースの容量の参照は、非常に正確です。計算
で一般的に許容される予測値を使用すると、システムが必要要件を満たさない場
合があります。
例えば、4 GB のフリー・ディスク・スペースは、4,000 MB または 4,000,000,000
バイトと同じではありません。4 GB は、4,096 MB または 4,294,967,296 バイトと
同じです。必要要件が 4 GB の場合、4,000 MB では不足です。
1 次コンピューター
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品 (およびほとんどのフィーチャー) をインストール
するコンピューターのシステム・ハードウェア要件は次のとおりです。
• Windows Server 2008、R1、またはそれ以降の 64 ビット・オペレーティング・システ
ムを実行可能なコンピューター。
• Ricoh ProcessDirector Express がインストールされる同じドライブ上の 200 GB のフ
リー・ハード・ディスク・スペース。
• 最小 4 GB が使用可能な RAM。
4 GB とは、4,294,967,296 バイトです。4,000,000,000 バイトでは不十分です。
基本製品と同じコンピューターにインストールされるフィーチャーにも、独自のハード
ウェア要件がある場合があります。
これらの要件は、1 次コンピューターにリストされた要件に追加されます。要件
が置き換わることはありません。
次のフィーチャーには、追加のハードウェア要件があります。
• PDF メーリング業務インテグリティ
14
–
8 GB 以上の追加 RAM。
–
処理する文書の数に応じた、追加のハードドライブ空き容量。
その他のハードウェア要件
『Ricoh ProcessDirector Express:Installing, Configuring, and Using the PDF メーリング業
務インテグリティ Feature』 (G550-20226) を参照してください。
• Advanced Transform フィーチャー
–
がインストールされるのと同じドライブ上の 1.5 GB 以上の追加の開きハード・
ディスク容量。Ricoh ProcessDirector Express
2
その他のハードウェア要件
• DVD ドライブまたは同様のデバイス。
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品のインストール・プログラムは、DVD に ISO イ
メージとして収録されています。フィーチャーは、基本製品と共に収録されています
が、更新されたフィーチャーが DVD、CD、または ISO イメージとして提供される場合
があります。製品をインストールするには、次のいずれかを実行する必要がありま
す。
–
1 次コンピューターにインストールされている DVD ドライブを使用します。この場
合、DVD または CD からインストール・プログラムを実行します。
–
ネットワーク内の別の Windows® システムで DVD ドライブを使用します。
• リモートから、またはネットワーク上の位置からインストールする場合、インストー
ラーを保存するディレクトリーには、最低 5 GB のフリー・スペースが必要です。
• PDF メーリング業務インテグリティ フィーチャーをインストールする場合、Adobe
Acrobat 用 Ricoh ProcessDirector プラグイン は Windows® コンピューターで実行する必
要があります。『Ricoh ProcessDirector Express:Installing, Configuring, and Using the
PDF メーリング業務インテグリティ Feature』(G550-20226) を参照してください。
必須ソフトウェアをインストールする
Ricoh ProcessDirector Express を使用するには、1 次コンピューターに次のソフトウェアが
必要です。
• サポートされる Windows オペレーティング・システム
• Utilities and SDK for SUA および GNU Utilities を含む Windows® Subsystems for UNIXbased Applications (SUA)
以下のフィーチャーには、追加のソフトウェアが必要です。
• PitStop Connect
1 次サーバーに、Enfocus PitStop Server 10 が必要です。
• Impostrip Connect
1 次サーバーに、Ultimate Impostrip OnDemand Digital Automation が必要です。
15
2 インストールの計画を立てる
Windows® コンピューターが英語以外の言語で実行している場合は、デフォル
トのインストール・ディレクトリーに OnDemand Digital Automation をインス
トールしないでください。英語以外のデフォルトのインストール・パスでは、
正しく動作しません。英語以外の Windows コンピューターでは、OnDemand
Digital Automation を C:\ImpostripOnDemand® にインストールすることをお勧
めします。
2
他の必須ソフトウェア
• サポートされる Web ブラウザー
ユーザー・インターフェースへのアクセスに使用されるシステムに Web ブラウザーが
インストールされている必要があります (Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・イ
ンターフェースを開くのに Web ブラウザーが必要なため)。
• Adobe® Reader
Adobe® Reader は、Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インターフェース内で、
印刷ジョブの内容を表示するために使用されます。ユーザー・インターフェースへの
アクセスに使用されるシステムにインストールされている必要がありますが、必須で
はありません。Adobe® Reader がインストールされていないコンピューターからユー
ザー・インターフェースを開くと、ジョブを表示しようとしたときにエラー・メッ
セージが表示されます。
Windows® オペレーティング・システムをインス トールする
Windows® オペレーティング・システムのインストール時に、適切な実行モードを選択
し、ファイアウォールで適切なポートを開く必要があります。
Windows® Subsystems for UNIX-based Applications (SUA) もインストールする必要がありま
す。
Windows® オペレーティング・システムをインストールするには、以下のようにします。
• Windows® の資料を参照して、Windows Server 2008 64-bit をインストールします。
Windows® オペレーティング・システムをインストールするときは、64 ビット・モー
ドを選択してください。Ricoh ProcessDirector Express には、32 ビット・モードとの互
換性がありません。Ricoh ProcessDirector Express をインストールするときに、ユー
ザー・アカウント制御 (UAC) が[
[「 オ フ 」 ] になっていることを確認してください。
インストールが完了した後に、オンに戻すことができます。
• ファイアウォールで、Ricoh ProcessDirector Express が使用するポートをすべてオープ
ンします。次のポートを開く必要があります。
–
Ricoh ProcessDirector Express がインストールされているコンピューター上で、イ
ンバウンド接続のための 15080。他のコンピューターでは、このポートを使用して
Ricoh ProcessDirector Express サービスに接続します。
構成に応じて、以下のポートも必要です。
16
SUA を Windows Server 2008 64-bit コンピューターにインストールする
表 3. ポート番号
ポート番号
使⽤元
515
LPD プロトコル
15443
SSL が有効な場合の Ricoh ProcessDirector Express 基本製品
2
•
ドメインに接続されているコンピューターに Ricoh ProcessDirector Express を
インストールする場合は、Ricoh お客様サポート・スペシャリストにお問い合
わせください。
SUA を Windows Server 2008 64-bit コンピューターにインストールする
Windows® オペレーティング・システムをインストールしたら、Windows® システムに
UNIX ベース・アプリケーションの Windows® サブシステム (SUA) をインストールする必要
があります。また、SUA GNU ユーティリティーをインストールする必要もあります。
UNIX ベース・アプリケーションの Windows® サブシステムを Windows Server 2008 64-bit
コンピューターにインストールするには、以下のようにします。
1. 「コントロール パネル」→「プログラムと機能」をクリックします。
2. [ 「 W i n d o w s の 機 能 の 有 効 化 ま た は 無 効 化 」 ] をクリックします。
3. 「機能」→「機能の追加」を選択します。
4. [ 「 S u b s y s t e m f o r U N I X- b a s e d A p p l i c a t i o n s 」 ] を選択し、[
[「 N e x t 」 ] をクリック
します。
5. [ 「 I n s t a l l 」 ] をクリックします。
6. [ 「 閉 じ る 」 ] をクリックします。
SUA ⽤のユーティリティと SDK を Windows Server 2008 64-bit コンピューターに
インストールする
Windows® Server 2008 64 ビット・システムに UNIX ベース・アプリケーションの
Windows® サブシステム (SUA) をインストールしたら、SUA 用のユーティリティ (GNU
ユーティリティを含む) をインストールする必要があります。
SUA 用のユーティリティと SDK をインストールするには、以下の手順に従います。
1. 「スタート」→「すべてのプログラム」→「UNIX ベース・アプリケーションのサブシ
ステム」→「UNIX ベース・アプリケーションのサブシステム用のユーティリティをダ
ウンロード」をクリックします。
2. Microsoft® ダウンロード・センターが Web ブラウザーに開きます。[
[「 続 行 」 ] をク
リックします。
17
2 インストールの計画を立てる
3. SDK を登録するかどうかを選択します。登録はオプションです。
4. [ 「 次 へ 」 ] をクリックします。
5. ダウンロードする[
[「 U N I X ベ ー ス ・ ア プ リ ケ ー シ ョ ン の ユ ー テ ィ リ テ ィ と
S D K 」 ] を選択します。
• ほとんどのユーザーは、[
[「 U N I X ベ ー ス ・ ア プ リ ケ ー シ ョ ン の ユ ー テ ィ リ テ ィ
と S D K ( A M D 6 4 ) 」 ] を選択してください。これは、AMD 以外のプロセッサーを含
む、ほとんどのプロセッサーで機能します。
2
• [ 「 U N I X ベ ー ス ・ ア プ リ ケ ー シ ョ ン の ユ ー テ ィ リ テ ィ と S D K ( A M D 6 4 ) 」 ] が機
能しない場合、または使用しているプロセッサーに Intel® 64 ビット命令セットが実
装されていることがわかっている場合、[
[「 U N I X ベ ー ス ・ ア プ リ ケ ー シ ョ ン の
ユ ー テ ィ リ テ ィ と S D K ( I A 6 4 ) 」 ] を選択します。
6. ファイルを保存または実行します。
コンピューターからのネットワーク接続がない場合、[
[U N I X ベ ー ス ・ ア プ リ
ケ ー シ ョ ン の ユ ー テ ィ リ テ ィ と S D K ] ファイルを別のコンピューターにダウ
ンロードし、インストール先のコンピューターに転送します。
7. ファイルをダウンロードした場合、以下のようにします。
1. ファイルを抽出します。
2. 抽出したファイルから s e t u p . e x e を実行します。
8. インストーラーのプロンプトに従います。
9. 「インストール オプション」ウィンドウで、デフォルトの[
[「 標 準 イ ン ス ト ー ル 」 ]
の代わりに[
[「 カ ス タ ム イ ン ス ト ー ル 」 ] を選択します。
10. インストールするオプションのリストで、(選択済みのデフォルトに加え) [ 「 G N U
ユ ー テ ィ リ テ ィ 」 ] が選択されていることを確認します。
11. 「セキュリティーの設定」ウィンドウで、デフォルト値を残したままにします。
12. [ 「 I n s t a l l 」 ] をクリックします。
Web ブラウザーをインストールする
Ricoh ProcessDirector Express には、ユーザー・インターフェースにアクセスし、その
ユーザー・インターフェースを表示する Web ブラウザーが必要です。ユーザー・イン
ターフェースには、1 次コンピューターまたは別のコンピューターからアクセスできま
す。以下のブラウザーのいずれかが、ユーザー・インターフェースにアクセスするときに
使用するコンピューターにインストールされ、構成されている必要があります。
18
Mozilla Firefox の構成
表 4. ユーザー・インターフェー スの Web ブラウザー要件
システム :
インストール・ブラウザー:
取得元:
Windows®
以下のいずれか:
以下のいずれか:
• Microsoft® Internet
Explorer 9
• Internet ExplorerWindows® オペレーティ
ング・システムまたは Microsoft® Web
サイト (http://www.microsoft.com)
• Mozilla Firefox 6
2
• Mozilla Firefox:Mozilla Web サイト
(http://www.mozilla.org)
ユーザー・インターフェースには、再印刷するページを選択できるように、 ファイルまた
は ®PDF ファイルの表示に Adobe™ Reader を必要とする Web ベースのファイル・ビュー
アーが用意されています。印刷ファイルを表示するには、Adobe® Reader のサポート・
バージョンを、ユーザー・インターフェースにアクセスする際に使用するコンピューター
にインストールしておく必要があります。
表 5. ファイル・ビューアーに対 する Adobe® Reader の要件
システム :
必要なソフトウェア:
Windows®
Adobe® Reader 9.0 または X
取得元:
Adobe® Web サイト。ご希望の言語の
Adobe® Reader を入手するには、メイン
ページで[
[「 G e t A d o b e R e a d e r 」 ] を選
択し、次に[
[「 言 語 ま た は オ ペ レ ー テ ィ
ン グ ・ シ ス テ ム の 変 更 」 ] をクリックし
ます。
2 バイト・フォントを使用するジョブを Ricoh ProcessDirector Express で表示するには、
Adobe® Reader の日本語サポート・パッケージがシステムにインストールされていること
を確認してください。このパッケージは、Adobe® Web サイト (http://www.adobe.com/
products/acrobat/acrrasianfontpack.html) から入手できます。
Mozilla Firefox の構成
Windows コンピューターから、Mozilla Firefox Web ブラウザーで Ricoh ProcessDirector
Express ユーザー・インターフェースにアクセスするには、以下の設定でブラウザーを構
成します。
1. 「ツール」→「オプション」をクリックします。
2. [ 「 コ ン テ ン ツ 」 ] をクリックします。[
[「 J a v a S c r i p t を 有 効 に す る 」 ] オプショ
ンが選択されていることを確認します。
3. [ 「 プ ラ イ バ シ ー 」 ] をクリックします。[
[「 履 歴 」 ] で、[
[「 履 歴 に カ ス タ ム 設
定 を 使 用 す る 」 ] を選択して Cookie をカスタマイズします。[
[「 C o o k i e s 」 ] 領域
で、サイトから Cookie を受け入れることを選択します。
19
2 インストールの計画を立てる
4. [ 「 O K 」 ] をクリックします。
5. オ プ シ ョ ン : Firefox 19 以降を実行していて Ricoh ProcessDirector Express のビュー
アー・コンポーネントを使用する場合、デフォルトの PDF ビューアーをブラウザー組
み込みの PDF ビューアーから Adobe Acrobat に変更してください。
1. 「ツール」→「オプション」をクリックします。
2. ダイアログ上部の[
[「 ア プ リ ケ ー シ ョ ン 」 ] ボタンをクリックします。
2
3. [ 「 コ ン テ ン ツ ・ タ イ プ 」 ] リストから[
[「 P o r t a b l e D o c u m e n t F o r m a t
( P D F ) 」 ] を見つけて、選択します。
4. リストから、[
[「 Po r t a b l e D o c u m e n t Fo r m a t ( P D F ) 」 ] の横の[
[「 A d o b e
A c r o b a t を 使 用 ( F i r e f o x ) 」 ] を選択します。
5. [ 「 O K 」 ] をクリックします。
6. オ プ シ ョ ン : 一般に、同じワークステーションから Ricoh ProcessDirector Express に複
数のユーザーがログインすることは推奨されていません。そうする場合、各ユーザー
は別のブラウザー・セッションにログインする必要があります。これを可能にするに
は、追加のユーザー ID ごとにブラウザー・プロファイルを作成し、Firefox が一度に複
数のプロファイルを使用できるようにする必要があります。
1. 次のコマンドを入力します。
firefox.exe -ProfileManager
2. プロファイル・マネージャーの指示に従って、新規のプロファイルを作成します。
3. Windows® の『「コントロール パネル」』で、「システム」→「詳細設定」→「環
境変数」をクリックします。
4. 『「システム環境変数」』領域で、[
[「 新 規 」 ] をクリックします。
5. [ 「 変 数 名 」 ] フィールドに MOZ_NO_REMOTE と入力します。
6. [ 「 変 数 値 」 ] フィールドに 1 と入力します。
7. [ 「 O K 」 ] をクリックして、『「新しいシステム変数」』ウィンドウを閉じま
す。
8. [ 「 O K 」 ] をクリックして、『「環境変数」』ウィンドウを閉じます。
9. [ 「 O K 」 ] をクリックして、『「システムのプロパティ」』ウィンドウを閉じま
す。
これで、Firefox を開始するときには、使用中でないプロファイルを選択することがで
きます。
Internet Explorer を構成する
Internet Explorer Web ブラウザーで Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インター
フェースにアクセスするには、以下の設定でブラウザーを構成します。
1. 「ツール」→「インターネット オプション」をクリックします。
20
オプション・ソフトウェアについて計画する
2. [ 「 全 般 」 ] タブで、[
[「 ヒ ス ト リ ー の 参 照 」 ] セクションの[
[「 設 定 」 ] をク
リックします。
3. [ 「 保 存 し て い る ペ ー ジ の 新 し い バ ー ジ ョ ン の 確 認 」 ] の下で、[
[「 ペ ー ジ を 表 示
す る ご と に 確 認 す る 」 ] を選択してから[
[「 O K 」 ] をクリックします。
4. [ 「 セ キ ュ リ テ ィ 」 ] タブをクリックします。
5. 「インターネット」ゾーンが選択されている状態で、[
[「 レ ベ ル の カ ス タ マ イ ズ 」 ]
をクリックします。
2
6. [ 「 ペ ー ジ の 自 動 読 み 込 み 」 ] で[
[「 有 効 に す る 」 ] が選択されていることを確認
します。
7. [ 「 ス ク リ プ ト 」 ] セクションの[
[「 ア ク テ ィ ブ ス ク リ プ ト 」 ] で[
[「 有 効 に す
る 」 ] が選択されていることを確認します。
8. [ 「 ダ ウ ン ロ ー ド 」 ] セクションの[
[「 フ ァ イ ル ・ ] [ ダ ウ ン ロ ー ド を 自 動 的 に プ
ロ モ ー ト す る 」 お よ び ] 「ファイル・ダウンロード」で[
[「 有 効 に す る 」 ] が選択さ
れていることを確認します。
9. [ 「 O K 」 ] をクリックします。
10. Internet Explorer 9 の場合、「ツール」→「互換表示設定」をクリックします。次の点
を確認します。
• すべての Web サイトを互換表示で表示する設定がオフになっています。
• Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インターフェースの URL は、互換表示で
表示する Web サイトのリストにない。
終わったら、[
[「 閉 じ る 」 ] をクリックします。
場合によっては、変更を適用するため、Internet Explorer を閉じて開き直す必要がありま
す。
Ricoh ProcessDirector Express の実行中にアドレス・バーの横に[
[「 互 換 表 示 」 ]
ボタンが表示された場合、クリックしないでください。Internet Explorer がすでに
互換表示の場合、[
[「 互 換 表 示 」 ] ボタンをクリックしてオフにします。
オプション・ソフトウェアについて計画する
Ricoh ProcessDirector Express で使用するオプション・ソフトウェアをインストールでき
ます。オプション・ソフトウェアには、以下のカテゴリーがあります。
• ジョブ実行依頼
• データ変換
• InfoPrint® Manager for Windows®
• PDF バナー・ページのフォーマットの変更
21
2 インストールの計画を立てる
ジョブ実⾏依頼
Ricoh ProcessDirector Express は、ホット・フォルダーにジョブを送信できる任意のシス
テムから、または LPD プロトコルまたは p d p r コマンドを使用できる任意のシステムか
ら、ジョブを受け取ることができます。ジョブは、Ricoh ProcessDirector Express で定義
されている入力装置に実行依頼されます。入力装置はジョブを受信すると、ジョブの処理
を開始します。
2
サポートされているジョブ実行依頼の方法は、以下のとおりです。
ホット・フォルダー
これは、ファイル転送プロトコル (FTP) または優先ファイル・コピー方式から印刷ファ
イルを受信します。印刷ファイルをホット・フォルダー・ディレクトリーにコピーま
たは移動すると、ホット・フォルダーに関連付けられている入力装置が自動的にその
ジョブを受け取り、ジョブ処理を開始します。
LPD
ライン・プリンター・デーモン (LPD) プロトコルを使用して、実行依頼されるジョブ
を受け取ります。ユーザーは、llp r コマンドまたは LPD プロトコルを使用する別のコ
マンドを使用して、ジョブを Ricoh ProcessDirector Express LPD 入力装置に実行依頼で
きます。入力装置は自動的にジョブを受け取り、ジョブ処理を開始します。
InfoPrint® Manager ライン・プリンター・デーモン (LPD) サービスと Ricoh
ProcessDirector Express LPD 入力デバイスは、同時に機能しません。
• InfoPrint® Manager LPD サービスを使用するには、Ricoh ProcessDirector
Express LPD 入力デバイスを無効にしてください。
• Ricoh ProcessDirector Express LPD 入力デバイスを使用するには、InfoPrint®
Manager LPD サービスを停止してください。
pdpr
InfoPrint® Manager からマイグレーションしており、p
pd p r コマンドを使用してジョブ
を実行依頼する場合は、p
pd p r コマンドから実行依頼されたジョブを受け入れるように
Ricoh ProcessDirector Express を構成できます。Ricoh ProcessDirector Express p d p r ス
クリプトを実行すると、ジョブを実行依頼する l p r a f p コマンドが作成され、サポート
されているジョブ・プロパティー値を 1 次サーバーに送信するためのフラグが追加さ
れます。
使用するジョブ実行依頼方式を決定するだけでなく、入力ファイルを置く 1 次コンピュー
ター上のジョブ実行依頼ディレクトリーの命名規則も決定する必要があります。以下の
ディレクトリーは、入力装置を作成するときに指定してください。
フォルダー位置ディレクトリー
入力装置が着信ジョブについてモニターするディレクトリーの名前。例えば、ホッ
ト・フォルダー・ジョブの場合は C:\aiw\aiw1\System\hf または LPD ジョブの場合は
C:\aiw\aiw1\System\LPD です。
22
PDF バナー・ページを書式設定する
ステージング位置ディレクトリー
ジョブ実行依頼方式で入力ファイルが配置されるディレクトリーの名前。フォルダー
位置ディレクトリーのサブディレクトリーを作成することを検討してください。例え
ば、ホット・フォルダー・ジョブの場合は C:\aiw\aiw1\System\hf\Staged、LPD ジョブ
の場合は C:\aiw\aiw1\System\LPD\Staged です。
2
これらのディレクトリーは、Ricoh ProcessDirector Express が入力デバイスを作成
する際に、正しい所有権で自動的に作成されます。ディレクトリーは手動で作成
しないでください。
以下の情報についての参照個所:
• ファイルをホット・フォルダーにコピーする方法、または LPD プロトコルを使用して
送信する方法については、ユーザー・インターフェースで Ricoh ProcessDirector
Express インフォメーション・センターを参照してください。
• Ricoh ProcessDirector Express p d p r スクリプトのインストールおよび構成は、「pdpr
スクリプトをインストールおよび構成する (ページ 48)」およびユーザー・インター
フェースの Ricoh ProcessDirector Express 情報センターを参照してください。
PDF バナー・ページを書式設定する
Ricoh ProcessDirector Express が生成してパススルーまたは Ricoh PDF プリンターに送信
する PDF バナー・ページのフォーマットを変更できます。
PDF バナー・ページは、.jrxml 形式の構成ファイルを使用します。Ricoh ProcessDirector
Express にはサンプルの .jrxml ファイルがありますが、代わりにカスタマイズされたファ
イルを使用することもできます。iReport アプリケーションは、.jrxml ファイルの作成を支
援するオープン・ソース・ソフトウェアです。iReport を http://jasperforge.org/projects/
ireport からダウンロードして、サポートされているすべてのワークステーションにインス
トールできます。
.jrxml ファイルを作成したら、それを 1 次コンピューターの C:\aiw\aiw1\control_files
\banner_pages\ ディレクトリーにコピーし、パススルーまたは Ricoh PDF プリンターに送
信されるジョブで新しいファイルを使用するように、それらの[
[「 ヘ ッ ダ ー ・ ペ ー ジ 構
成 フ ァ イ ル 」 ] プロパティーと[
[「 ト レ ー ラ ー ・ ペ ー ジ 構 成 フ ァ イ ル 」 ] プロパティー
を更新します。
23
2
24
3. アップグレード
•バージョン 1.1 にアップグレードする
バージョン 1.1 にアップグレードする
Infoprint ProcessDirector Express が既にインストールされている場合、既存のソフトウェ
アをアンインストールすることなくバージョン 1.1 にアップグレードできます。
ご使用のシステムがすべての前提条件を満たし、現在サポートされているレベルで、
Infoprint ProcessDirector Express のバージョンの場合、インストール・プログラムを実行
するとシステムを Ricoh ProcessDirector Express バージョン 1.1 にアップグレードできま
す。システムが前提条件を満たすことを確認してから、インストールの指示に従ってくだ
さい。インストール・プロセスは、基本製品と現在インストールされているすべての
フィーチャーをアップグレードます。詳しくは、インストールする (ページ 27) を参照し
てください。
3
Ricoh ProcessDirector Express バージョン 1.1 とすべてのフィーチャーは、試用モードでイ
ンストールされます。バージョン 1.1 にインストールした後で、ライセンス・キーをダウ
ンロードしてインストールする必要があります。ライセンス・キーのインストール前に試
用期間が終了した場合、ソフトウェアは動作を停止します。詳しくは、Ricoh
ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてインストールする (ページ
40) を参照してください。
• システムをアップグレードする前に、データをバックアップしてください。詳
しくは、データをバックアップする (ページ 53)を参照してください。
• システムをアップグレードしたら、コンピューターを再起動する必要がありま
す。
25
3
26
4. インストールする
•作業チェックリスト
•ISO イメージをダウンロードする
•1 次コンピューターのインストール準備をする
•リモート・ディレクトリーからのインストール
•基本製品をインストールする
•インストール・エラーのトラブルシューティングを行う
Ricoh ProcessDirector Express を注文したときには、基本製品とすべてのフィーチャーの
試用版のインストーラーが収録された DVD を受け取ります。
ディスクが到着する前にソフトウェアをインストールする必要がある場合は、次の Ricoh
実動印刷ソリューション Web サイトから ISO イメージをダウンロードすることができま
す。http://www.infoprint.com.ISO イメージをダウンロードしたら、DVD/CD 書き込みソフト
ウェアを使用して、DVD または CD を作成します。ソフトウェアをダウンロードするに
は、ISO イメージをダウンロードする (ページ 28)の手順に従ってください。
4
1. Ricoh ProcessDirector Express は試用版でインストールされます。インストー
ルの後に、購入したコンポーネントのライセンス・キーをダウンロードしてイ
ンストールすることができます。詳しくは、Ricoh ProcessDirector Express の
ライセンス・キーをダウンロードしてインストールする (ページ 40) を参照し
てください。
2. インストール中に、プログラムの実行またはキャンセルを求めるセキュリ
ティー・ウィンドウが Windows® から表示されることがあります。[
[「 実
行 」 ] をクリックします。
3. あるオペレーティング・システムで実行されている 1 次サーバーから、別のオ
ペレーティング・システムで実行されている 1 次サーバーにオブジェクトをマ
イグレーションする場合は、他のシステムからオブジェクトをコピーする
(ページ 47) のインストール後に「Ricoh ProcessDirector Express」の説明に
従ってください。
作業チェックリスト
この章で完了する必要がある作業を以下に示します。作業を完了したら、それぞれの項目
にチェック・マークを付けます。
表 6. インストール作業の完了確認⽤チェックリスト
タスク
ISO イメ ージを ダウ ンロード する (ペ ージ 28)
インストール・ディスクがない場合は、次の手順を使用して ISO イメージをダ
ウンロードします。
1 次コンピューターのインストール準備をする (ページ 29)
27
4 インストールする
タスク
この手順に従って、インストール・プログラムを実行する準備が整っているこ
とを確認します。
オプション: リモート・ディレクトリーからのインストール (ページ 29)
DVD を使用せずに、リモート・ディレクトリーを使用して Ricoh
ProcessDirector Express をインストールすることができます。別のコンピュー
ターの DVD ドライブを使用して、ネットワーク上のリモート・ディレクトリー
にインストール・プログラムをコピーすることができます。リモート・ディレ
クトリーはインストーラーを保持し、Ricoh ProcessDirector Express をインス
トールするコンピューターからアクセスできます。リモート・ディレクトリー
は、Ricoh ProcessDirector Express をインストールするコンピューターで見つけ
ることができます。
4
基本製品をインストールする (ページ 31)
この手順に従って、Ricoh ProcessDirector Express をインストールします。
インストール・エラーのトラブルシューティングを行う (ページ 33)
Ricoh ProcessDirector Express のインストールで問題が発生した場合は、インス
トール・ログで情報を確認します。
ISO イメージをダウンロードする
インストール・ディスクがない場合は、次の手順を使用して ISO イメージをダウンロード
します。
ISO イメージをダウンロードするには、以下の手順に従います。
1. Ricoh 実動印刷ソリューション Web サイト (http://www.infoprint.com) にアクセスしま
す。
2. 「Products」→「Software」→「Prepare and Produce」を選択します。
3. 「R
Ri c o h P r o c e s s D i r e c t o r E x p r e s s 」をクリックします。
4. Web ページの右側にある[
[「 R e q u e s t t r i a l s o f t w a r e 」 ] をクリックします。
5. フォームに必要事項を入力して[
[「 S u b m i t 」 ] をクリックします。
フォームに入力した E メール・アドレスにダウンロード・リクエスト E メールが送信
されます。
6. E メールを開いて、メッセージ・テキスト[
[「 d o w n l o a d a r e a 」 ] をクリックします。
7. R i c o h P r o c e s s D i r e c t o r E x p r e s s [ D o w n l o a d s ] Web ページで、目的のオペレーティ
ング・システム用の基本製品をクリックします。
基本製品が ISO ファイルとしてダウンロードされます。
28
1 次コンピューターのインストール準備をする
ISO ファイルを使用してソフトウェアをインストールする方法については、
Web ページの右側にある[
[「 Wo r k i n g w i t h I S O f i l e s 」 ] を参照してくださ
い。
8. ISO ファイルをコンピューターに保存します。
9. DVD/CD 書き込みプログラムを使用して、基本製品の ISO ファイルを空の DVD に書き
込みます。
CD/DVD 書き込みプログラムは、データ、ビデオ、オーディオなどのさまざま
な形式のファイルを書き込むことができます。ISO イメージを書き込むための
オプションを選択してください。データを書き込むためのオプションでは、ソ
フトウェアをインストールするための DVD または CD は作成できません。
4
インストールを開始する前に、「1 次コンピューターのインストール準備をする (ページ
29)」の手順を実行してください。
1 次コンピューターのインストール準備をす
る
インストール中、Ricoh ProcessDirector Express ライセンス・ファイルが C:\Program Files
\Ricoh\ProcessDirector Express\base\license ディレクトリーにコピーされます。
1 次コンピューターを準備するには、以下の手順に従います。
1. 計画チェックリストが完成しており、必須ハードウェアと必須ソフトウェアが使用可
能になっていてインストールされていることを確認します。「インストールの計画を
立てる (ページ 13)」を参照してください。
2. 許可ユーザーとしてログインします。
3. Ricoh ProcessDirector Express をインストールするコンピューターと同じコンピュー
ターに DB2® がインストール済みであることを確認します。Ricoh ProcessDirector
Express では、独自のバージョンの DB2® がインストールされます。
これで、インストール・プログラムを使用して Ricoh ProcessDirector Express をインス
トールすることができます。DVD ドライブから 1 次コンピューターにインストールする場
合、「基本製品をインストールする (ページ 31)」を続行してください。インストーラーを
このコンピューターのステージング位置またはネットワーク上の別の位置にコピーする場
合、「リモート・ディレクトリーからのインストール (ページ 29)」を続行してください。
リモート・ディレクトリーからのインストー
ル
DVD を使用せずに、リモート・ディレクトリーを使用して Ricoh ProcessDirector Express
をインストールすることができます。別のコンピューターの DVD ドライブを使用して、
ネットワーク上のリモート・ディレクトリーにインストール・プログラムをコピーするこ
29
4 インストールする
とができます。リモート・ディレクトリーはインストーラーを保持し、Ricoh
ProcessDirector Express をインストールするコンピューターからアクセスできます。リ
モート・ディレクトリーは、Ricoh ProcessDirector Express をインストールするコン
ピューターで見つけることができます。
リモート・ディレクトリーには、格納するインストーラーを保持するのに十分な空き容量
がなければなりません。リモート・ディレクトリーには少なくとも 5 GB の空き容量があ
ることをお勧めします。同じステージング領域に複数のオペレーティング・システムがあ
る場合は、リモート・ディレクトリーに少なくとも 10 ~ 12 GB の空き容量を確保するこ
とをお勧めします。
この手順で使用するすべてのコンピューターは、Windows® システムである必要がありま
す。さらに次の点に注意する必要があります。
• UNIX ベースのコンピューター上のリモート・ディレクトリーにインストーラーを格納
してから、Ricoh ProcessDirector Express を Windows® コンピューターにインストール
することはできません。
4
• リモート・ディレクトリーにマップされた 3 台目のコンピューターに DVD ドライブが
ある場合は、そのコンピューターも Windows® コンピューターでなければなりませ
ん。
リモート・ディレクトリーからインストールするには:
1. リモート・ディレクトリーと同じコンピューター上の DVD ドライブからインストー
ル・プログラムをコピーする場合は、次のステップに進みます。リモート・ディレク
トリーが保持されているのとは異なるコンピューター上の DVD ドライブからインス
トール・プログラムをコピーする場合は、リモート・ディレクトリーから DVD ドライ
ブがあるコンピューターへのネットワーク・ドライブをマップします。
2. 次の手順に従って、インストーラーをリモート・ディレクトリーにコピーします。
1. リモート・ディレクトリーを作成するコンピューターにログインします。
2. 基本製品の DVD をドライブに挿入します。
Windows® の自動実行機能が有効になっている場合は、インストーラーが自動的に
始動します。インストーラーを閉じるには、[
[「 キ ャ ン セ ル 」 ] をクリックしま
す。
3. Windows® Explorer を開き、DVD ドライブにナビゲートして、CD または DVD のコ
ンテンツを確認します。
4. mk_remote.exe をダブルクリックします。
インストーラーが始動します。
5. インストーラーで、製品インストーラーを格納するディレクトリーを選択します。
これでリモート・ディレクトリーが作成されました。デフォルト・ディレクトリー
は C:\ricoh です。
6. インストーラーが終了したら、CD または DVD を取り出します。
7. すべてのインストーラーを移動し終えたら、リモート・ディレクトリーに移動し、
インストーラーが正しくコピーされたことを確認します。
30
基本製品をインストールする
2 つのアプリケーション・ファイル (mk_remote.exe と setup.exe) と w i n d o w s とい
う名前のディレクトリーがあるはずです。
3. 他のコンピューターからインストーラーにアクセスできるようにするため、作成した
ディレクトリーを共有します。
4. Ricoh ProcessDirector Express をインストールするコンピューターからインストーラー
にアクセスします。
1. 基本製品をインストールするコンピューターにログインします。
2. リモート・ディレクトリーが別のコンピューター上にある場合は、リモート・ディ
レクトリーへのネットワーク・ドライブをマップします。
3. リモート・ディレクトリーに移動します。
Windows® の自動実行機能が有効になっている場合は、インストーラーが自動的に
始動します。自動実行が使用可能でない場合は、setup.exe をダブルクリックしま
す。
4
4. インストールするソフトウェアを選択し、[
[「 I n s t a l l 」 ] をクリックします。
5. 基本製品をインストールする (ページ 31) と フィーチャーをインストールする (ページ
38) の指示に従って、インストーラーを完了します。
6. コンピューターを再始動するオプションを選択して、インストール・プロセスを完了
します。
基本製品をインストールする
始める前に、インストールの計画を立てる (ページ 13) および 1 次コンピューターのイン
ストール準備をする (ページ 29) にリストされているご使用の構成の前提条件をすべて検
証していることを確認してください。
基本製品をインストールするには、以下の手順に従います。
1. 許可ユーザー としてログインします。
2. 基本製品の DVD をドライブに挿入します。
3. Windows® の自動実行機能が有効になっている場合は、インストーラーが自動的に始動
します。インストーラーが始動しない場合は、Windows® Explorer を開いて、DVD ドラ
イブにナビゲートします。
4. setup.exe をダブルクリックします。インストーラーが始動します。
5. 使用するインストーラーに適切な言語を選択し、[
[「 O K 」 ] をクリックします。
6. インストールする製品を選択します。基本製品に加えて、任意の 4 つの変換を選択し
てインストールできます。AFP から PDF への変換、PCL から AFP への変換、PS/PDF
から AFP への変換、または SAP から AFP への変換を選択できます。
7. 基本製品と任意の変換をインストールした後で、別のインストーラーが起動し、「概
要」ウィンドウが表示されます。インストーラーの指示に従ってください。
8. Ricoh ProcessDirector Express をインストールするディレクトリーを選択します。デ
フォルトのインストール・ディレクトリーは C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express です。
31
4 インストールする
C: ドライブにある別のディレクトリーか、別のドライブのディレクトリーを選
択できます。ただし、ディレクトリーのパスに国際文字 (á、É、î、ñ、ô、ß な
ど) や 2 バイト文字が使われているディレクトリーを選択することはできませ
ん。
Ricoh ProcessDirector Express の資料では、製品をデフォルト・ディレクトリーにイン
ストールすることを前提としています。異なるインストール・ディレクトリーを選択
する場合、資料に記載されている多くのディレクトリーは正しくありません。選択す
るインストール・ディレクトリーと一致するように、ディレクトリーの最初の部分を
変更する必要があります。
9. インストーラーにより、システムの多数の前提条件が検証されます。問題が見つかっ
たら、リスト表示されます。[
[「 キ ャ ン セ ル 」 ] をクリックしてインストーラーを閉
じ、問題を修正してから、インストーラーを再始動します。
4
10. 使用許諾契約書を確認し、同意します。
11. プリインストール要約を確認し、[
[「 イ ン ス ト ー ル 」 ] をクリックして、インストー
ルを開始します。
12. ファイルのセキュリティーに関する警告のウィンドウが表示される場合は、[
[「 実
行 」 ] をクリックしてインストールを続行する必要があります。
13. [ 「 完 了 」 ] をクリックしてインストールを完了します。
14. コンピューターを再始動するオプションを選択して、インストール・プロセスを完了
します。
15. DVD を排出します。
16. エラー・メッセージが表示されたら、C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\logs ディレクトリーのインストール・ログを確認します。
17. フランス語、ブラジル・ポルトガル語、またはロシア語で実行されている Windows®
システムにインストールする場合は、次のステップを行います。
Ricoh ProcessDirector Express では、多くのデータベース機能に対してシ
シス テ ム ・ユー
ザー ID が使用されます。フランス語、ブラジル・ポルトガル語、またはロシア語で実
行されている Windows® システムにインストールする場合、Windows® システム・ユー
ザー ID には国際文字が含まれています。DB2® では、国際文字が含まれるユーザー ID
がサポートされないため、Ricoh ProcessDirector Express サービスを開始できません。
Ricoh ProcessDirector Express は、DB2® に別のユーザー ID を使用する必要がありま
す。
DB2® に別のユーザー ID を使用するように Ricoh ProcessDirector Express を構成するに
は、以下のようにします。
1. Ricoh ProcessDirector Express System.database.config ファイルをテキスト・エディ
ターで開きます。
デフォルトでは、このファイルは C:\aiw\aiw1\config にインストールされます。
Ricoh ProcessDirector Express を異なるドライブにインストールした場合は、パス
内のドライブの文字を置き換えてください。
2. 行の先頭から # 記号を削除することで、ファイルの最後の 2 行をコメント解除しま
す。
32
インストール・エラーのトラブルシューティングを行う
コメント解除すると、これらの行は次のようになります。
userid=db2admin
password=QaA1MT2Uv0pyv2CocU8JBA\=\=
3. ファイルを保管します。
4. Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動します。
18. インストールするフィーチャーがある場合は、「
「フ ィ ー チ ャ ー を イ ン ス ト ー ル す る 」
の手順を実行します。
19. 初めてログインする (ページ 36) に進みます。
4
ソフトウェアが試用版としてインストールされています。 試用ライセンスは 60
日で期限切れになります。 ライセンス・キーの取得とインストールの詳細につい
ては、「Ricoh ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてイ
ンストールする (ページ 40)」を参照してください。
インストール・エラーのトラブルシューティ
ングを⾏う
Ricoh ProcessDirector Express のインストールで問題が発生した場合は、インストール・
ログで情報を確認します。
インストーラー・ログ情報は次のディレクトリーにあります。
• C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\logs
• C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\logs\installer
• C:\tmp
33
4
34
5. インストール後の作業を完了する
•作業チェックリスト
•初めてログインする
•インストール済み環境を検査する
•インストール用一時ファイルを削除する
•フィーチャーをインストールする
•Ricoh ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてインストールする
•Ricoh ProcessDirector Express を構成する
•Secure Sockets Layer を使用可能にする
•自動保守をスケジュールする
•制御ファイルをサンプル・ファイルに置き換える
•他のシステムからオブジェクトをコピーする
•pdpr スクリプトをインストールおよび構成する
Ricoh ProcessDirector Express のインストールを完了したら、インストール後の作業を行
います。
作業チェックリスト
5
この章で完了する必要がある作業を以下に示します。作業を完了したら、それぞれの項目
にチェック・マークを付けます。
表 7. インストール後の作業の完了確認⽤チェックリスト
タスク
インストール済み環境を検査する (ページ 37)
Ricoh ProcessDirector Express のインストール完了後にインストール済み環境を
検査するには、次の手順を使用してサンプル・プリンターを使用可能にし、テ
スト・ジョブを HotFolderPDF 入力装置を実行依頼し、ジョブを処理します。
インストール用一時ファイルを削除する (ページ 38)
Ricoh ProcessDirector Express インストーラーによるインストールを完了した後
に、C:\aiwtmp という名前のフォルダーがシステムに残っている場合は、この
フォルダーおよびそのすべてのコンテンツを削除できます。
Fe a t u r e M a n a g e r を 使 用 し て フ ィ ー チ ャ ー を イ ン ス ト ー ル す る ( ペ ー ジ 3 9 )
基本製品をインストールした後で、Feature Manager を使用してフィーチャーを
インストールすることができます。
R ic oh Proc es sDirect or E xpres s の ラ イセ ンス ・キ ーを ダウ ンロ ー ドし てイ ン
ストールする (ページ 40)
Ricoh ProcessDirector Express またはフィーチャーを購入した場合、この手順を
使用してライセンス・キーをダウンロードし、インストールします。
Ricoh Proces sDirect or E xpres s を 構 成す る ( ペー ジ 4 2 )
ユーザー・インターフェースを使用して、Ricoh ProcessDirector Express の構成
作業を完了します。構成作業では、ジョブの処理をセットアップしたり、ジョ
35
5 インストール後の作業を完了する
タスク
ブ実行依頼用の入力装置を定義したり、Ricoh ProcessDirector Express にプリン
ター・ハードウェアを定義したり、ユーザーを追加したりします。Ricoh
ProcessDirector Express のインフォメーション・センターには、これらの構成
作業についての説明があります。
オプ ショ ン: S ec ure S ocket s Layer を 使用 可能 にす る ( ペ ージ 4 3 )
Ricoh ProcessDirector Express の Web サーバー・コンポーネントの Secure
Sockets Layer (SSL) をアクティブにし、既存のデジタル証明書にリンクできま
す。
自動保守をスケジュールする (ページ 45)
Ricoh ProcessDirector Express には、パフォーマンスを改善するために 1 次コン
ピューターで定期的に実行する必要のある保守スクリプトが用意されていま
す。デフォルトでは、Ricoh ProcessDirector Express は毎日午前 0 時にこのスク
リプトを実行します。時刻や頻度を変更したり、同時に独自の保守スクリプト
を実行したりできます。
5
オプション: 制御ファイルをサンプル・ファイルに置き換える (ページ 45)
Ricoh ProcessDirector Express の最新バージョンをインストールすると、インス
トーラーは C:\aiw\aiw1\samples\ ディレクトリーに新しいサンプル制御ファイル
を自動追加してから、制御ファイル・ディレクトリー C:\aiw\aiw1\control_files\
にコピーします。C:\aiw\aiw1\control_files\ 内にあるどのカスタマイズされた制
御ファイルも上書きされません。copyConfigurationFiles スクリプトを使用し
て、デフォルトの制御ファイルをインストールするか、またはカスタマイズさ
れた制御ファイルを上書きできます。
オプション: 他のシステムからオブジェクトをコピーする (ページ 47)
他の Ricoh ProcessDirector Express システムからオブジェクトを複写するには、
それらを手動で再作成するのではなく、他のシステムからオブジェクトをエク
スポートして、こちらのシステムにインポートすることができます。
オプ ショ ン: pdpr スク リ プト をイ ンス トー ルお よび 構成 す る (ペー ジ 48)
InfoPrint® Manager から移行し、[
[p d p r ] コマンドを使用してジョブを実行依
頼する場合、ジョブを実行依頼するコンピューターに Ricoh ProcessDirector
Express [ p d p r ] スクリプトをインストールし、同じコマンドを使用してジョ
ブを Ricoh ProcessDirector Express に送信できます。
初めてログインする
アクティブ化の後でシステムが再始動したら、ネットワーク内の 1 次コンピューターまた
はワークステーションで Web ブラウザーを使用して Ricoh ProcessDirector Express にログ
インします。
Web ブラウザーを始動し、次の URL を入力します。hostname は 1 次コンピューターのホ
スト名に置き換えます。
36
インストール済み環境を検査する
http://hostname:15080/aiw
1. ログイン・ページで、デフォルト管理者ユーザー ID aiw とデフォルト・パスワード aiw
を入力し、[
[「 ロ グ イ ン 」 ] をクリックします。ユーザー・インターフェースにログ
インできるようになる前に、パスワードを変更するよう要求されます。新しいパス
ワードを インストール計画チェックリスト (ページ 57) にメモしておいてください。
2. 1 分経過してもブラウザー・ページが空白の場合は、まず、ブラウザーを更新してくだ
さい。それでもログイン・ページが表示されない場合は、Ricoh ProcessDirector
Express サービスを停止し、再始動しなければならないことがあります。
3. ブラウザーで 1 次サーバーに接続できない旨のメッセージが表示された場合は、以下
を行います。
1. Ricoh ProcessDirector Express サービスを停止および再始動します。「Ricoh
ProcessDirector Express サービスを始動および停止する (ページ 51)」を参照してく
ださい。
2. まだメッセージが表示される場合は、C:\Program Files\Ricoh
\ProcessDirector Express\logs ディレクトリーのインストール・ログを参照してくだ
さい。
5
インストール済み環境を検査する
Ricoh ProcessDirector Express のインストール完了後にインストール済み環境を検査する
には、次の手順を使用してサンプル・プリンターを使用可能にし、テスト・ジョブを
HotFolderPDF 入力装置を実行依頼し、ジョブを処理します。
インストール済み環境を検査するには以下のようにします。
1. Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インターフェースにログインしていない場合
は、許可ユーザーとしてログインします。
2. 「プリンター」ポートレットで、[
[サ ン プ ル ] ・プリンターを選択し、「アクショ
ン」→「使用可能」をクリックします。
3. Windows® コマンド行または Windows® Explorer で、HotFolderPDF 入力装置がモニター
するホット・フォルダーに Demo.pdf ファイルをコピーします。Demo.pdf は、C:\aiw
\aiw1\testfiles にあります。デフォルトでは、ホット・フォルダーは C:\aiw\aiw1\System
\hf\defaultPDF です。
4. Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インターフェースが最新表示されるまで数秒
待ちます。自動的に最新表示されない場合は、ブラウザーを最新表示してください。
メインページの「ジョブ」テーブルにジョブが表示されているはずです。ジョブの
フェーズは[
[「 完 了 」 ] になっていて、その状況は[
[「 保 存 」 ] になっているはずで
す。
ジョブが表示されない場合は、Ricoh ProcessDirector Express インフォメーション・セ
ンターのトラブルシューティング・トピック「「ジョブがジョブ・テーブルにな
い」」を参照してください。インフォメーション・センターを見るには、ユーザー・
インターフェースの上部タスクバーで「[
[ヘ ル プ ] 」をクリックしてください。Ricoh
ProcessDirector Express
37
5 インストール後の作業を完了する
5. ジョブを選択し、「アクション」→「ログの表示」をクリックします。ログには、
ジョブが印刷されたことが記録されています。たとえば、ジョブ ID が 10000000 の場
合、ログにはメッセージ AIWI0016I:10000000 printed が表示されます。ジョブは、実際
のプリンターで印刷されません。
これにより、Ricoh ProcessDirector Express が正しくインストールされていることが確認
されます。
PDF ワークフローは、HotFolderPDF 入力装置に実行依頼されたジョブを処理します。準
備フェーズ中、ワークフローは RunExternalProgram ステップを実行します。このステップ
は、他のプログラムをワークフローに統合する方法の例です。また、このステップでは
ジョブに関する情報が含まれる CSV ファイルが生成されます。ワークフロー内のステップ
でアクセス可能な情報のタイプを確認するには、CSV ファイルで出力を調べます。ファイ
ルは、C:\aiw\aiw1\samples ディレクトリーにあります。ファイル名は、ジョブ ID の後に
info.csv が付いたものです。たとえば、10000000.info.csv です。
ソフトウェアが試用版としてインストールされています。 試用ライセンスは 60
日で期限切れになります。 ライセンス・キーの取得とインストールの詳細につい
ては、「Ricoh ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてイ
ンストールする (ページ 40)」を参照してください。
5
インストール⽤⼀時ファイル を削除する
Ricoh ProcessDirector Express インストーラーによるインストールを完了した後に、C:\aiwtmp という名前のフォルダーがシステムに残っている場合は、このフォルダーおよびそ
のすべてのコンテンツを削除できます。
インストーラーによって C:\aiwtmp フォルダーが作成されていた場合は、それらも削除さ
れます。ただし、インストーラーを起動する前にユーザーが C:\aiwtmp を作成していた場
合、このフォルダーは削除されません。インストール中にエラーが発生した場合、ファイ
ルがそのフォルダーに残ることがありますが、これらを削除することは可能です。
インストール用一時ファイルを削除するには、以下のようにします。
1. 許可ユーザー として Windows® システムにログインします。
2. Windows® Explorer で、インストール・ディレクトリーに移動します。
3. C:\aiwtmp フォルダーが表示された場合は、このフォルダーとそのすべてのコンテンツ
を削除します。
フィーチャーをインストール する
Ricoh ProcessDirector Express をインストールした後は、フィーチャーをいつでも追加で
きます。
多くのフィーチャーは、ユーザー・インターフェースの[
[「 管 理 」 ] タブの Features
Manager を使用してインストールできます。
38
Feature Manager を使用してフィーチャーをインストールする
• すべてのフィーチャーは、試用モードでインストールされます。試用期間の後
もフィーチャーの使用を続けるには、フィーチャーを購入してライセンス・
キーをインストールする必要があります。詳しくは、Ricoh ProcessDirector
Express のライセンス・キーをダウンロードしてインストールする (ページ 40)
を参照してください。
あるフィーチャーが試用モードで実行しているかどうかを確認するには、
Feature Manager を開いて[
[「 使 用 権 」 ] 列を確認します。試用モードの各
フィーチャーの残り日数を確認するには、「システムの要約」ポートレットで
[ 「 ロ グ の 表 示 」 ] を選択してシステム・ログを開きます。
• PDF メーリング業務インテグリティ フィーチャーのインストール・プロセス
は、2 つの部分から構成されます。Ricoh ProcessDirector Express コンポーネン
トは、Feature Manager を使用して 1 次コンピューターにインストールしま
す。Adobe Acrobat 用 Ricoh ProcessDirector プラグイン は、Windows® オペ
レーティング・システムを実行しているコンピューターにインストールしま
す。『Ricoh ProcessDirector Express:Installing, Configuring, and Using the PDF
メーリング業務インテグリティ Feature』」(G550-20226) を参照してくださ
い。
5
Feature Manager を使⽤してフィーチャーをインストー ルする
基本製品をインストールした後で、Feature Manager を使用してフィーチャーをインス
トールすることができます。
Feature Manager を使用して 1 つ以上のフィーチャーをインストールするには、以下の手
順に従います。
1. 許可ユーザーとしてログインします。
2. メインページで[
[「 管 理 」 ] タブをクリックします。
3. 左のペインで、「システム」→「フィーチャー」を選択します。
4. インストールする各フィーチャーの横にあるチェック・ボックスを選択します。
5. 各フィーチャーの[
[「 ア ク シ ョ ン 」 ] 列で、インストールするフィーチャーのバー
ジョンを選択します。
6. [ 「 適 用 」 ] をクリックします。
7. 確認ウィンドウで情報を確認し、[
[「 O K 」 ] をクリックして続行します。
フィーチャーがインストールされ、インストール処理を完了するために Ricoh
ProcessDirector Express が再起動されます。
39
5 インストール後の作業を完了する
インポート・パッケージを使⽤してフィーチャーを追加 またはアップグ
レードする
Feature Manager を使用して、フィーチャー・パッケージ・ファイルを Ricoh Web サイト
からダウンロードするかフィーチャー DVD から取得し、[
[「 イ ン ポ ー ト ・ パ ッ ケ ー
ジ 」 ] アクションを使用して、新しいフィーチャーを追加するか既存のフィーチャーを
アップグレードすることができます。
1 次コンピューターを使用してアクセスできる場所にフィーチャー・パッケージ・ファイ
ルを保存する必要があります。
フィーチャー・パッケージ・ファイルを Ricoh Web サイトからダウンロードする場合は、
1 次コンピューターにダウンロードし、参照できるように保存場所を覚えておく必要があ
ります。
フィーチャー・パッケージ・ファイルを DVD から取得する場合は、DVD 上のファイルを
見つけて DVD から 1 次コンピューターにコピーし、参照できるように保存場所を覚えて
おく必要があります。
5
「インポート・パッケージ」を使用してフィーチャー・パッケージをインポートするに
は、以下の手順に従います。
1. 許可ユーザーとしてログインします。
2. メインページで[
[「 管 理 」 ] タブをクリックします。
3. 左のペインで、「システム」→「フィーチャー」を選択します。
4. [ 「 イ ン ポ ー ト ・ パ ッ ケ ー ジ 」 ] をクリックします。
パッケージの「インポート」ウィンドウが表示されます。
5. [ 「 参 照 」 ] をクリックして、インストールするフィーチャーのフィーチャー・パッ
ケージ・ファイルを選択します。
6. [ 「 開 く 」 ] をクリックします。
インポートが自動的に開始されます。
7. インポートが終了すると、インストールまたはアップグレードしたフィーチャーが
Feature Manager のメイン・ウィンドウに表示されます。「アクション」列のドロップ
ダウン・リストを使用して、インストールするフィーチャーのバージョンを選択する
ことができます。
Ricoh ProcessDirector Express のライセン
ス・キーをダウンロードしてインストールす
る
Ricoh ProcessDirector Express またはフィーチャーを購入した場合、この手順を使用して
ライセンス・キーをダウンロードし、インストールします。
40
Ricoh ProcessDirector Express のライセンス・キーをダウンロードしてインストールする
この手順を開始する前に
• Ricoh ProcessDirector Express を試用モードでインストールします。システム・フィン
ガープリントを生成するために、Ricoh ProcessDirector Express と同時にインストール
されるスクリプトが必要です。ライセンス・キーは、スクリプトを実行してシステ
ム・フィンガープリントが生成されたシステムでのみ使用できます。
• ソフトウェアをまだ購入していない場合は、お近くのサービス担当者または販売担当
者にお問い合わせください。
ソフトウェアを購入すると、Ricoh Production Print Solutions により、件名の「EMS Entitlement Certificate」と記載された E メールが、注文時に入力した E メール・アドレ
スに送信されます。この E メールには、権利 ID (EID) が記載されています。
• 購入した Ricoh ProcessDirector Express コンポーネントの権利 ID が記載された E メー
ルを受信するたびに、この手順のすべてのステップに従ってください。
ライセンス・キーをダウンロードしてインストールするには、以下のようにします。
5
1. 1 次コンピューターに 許可ユーザー としてログインします。
2. 次のコマンドを入力します。
C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\bin\collectKeyInfo.pl
スクリプトにより、システム・フィンガープリントが生成されてコマンド行に表示さ
れ、現在のディレクトリー内の uniqueID というファイルに保存されます。システム・
フィンガープリント (後で説明します) を使用して、ライセンス・キーを生成します。
3. 「EMS - Entitlement Certificate」という E メールを開き、権利管理システム Web サイト
へのリンクをクリックします。
4. Web サイトで、[
[「 使 用 す る ロ グ イ ン 」 ] ドロップダウン・リストから[
[「 E I D 」 ]
を選択します。
5. E メールの EID を見つけ、[
[「 E I D 」 ] フィールドに入力するか貼り付けます。
6. [ 「 ロ グ イ ン 」 ] をクリックします。
7. EID の権利情報を確認し、[
[「 活 動 化 」 ] をクリックします。
8. [ 「 ク ラ イ ア ン ト 1 の 情 報 」 ] フィールドにシステム・フィンガープリントを入力す
るか貼り付けます。システム・フィンガープリントの最初にアスタリスク (*) が含まれ
ていることを確認してください。
9. [ 「 生 成 」 ] をクリックします。
権利管理システムにより、ライセンス・キーが生成され、ライセンス・キーのファイ
ルが「連絡先」フィールドに表示された E メール・アドレスに送信されます。
チェックサム検査に失敗したためにライセンスを生成できなかったことを示す
エラー・メッセージが表示された場合、入力したシステム・フィンガープリン
トが間違っています。
10. 「連絡先」フィールドの E メール・アドレスを確認してください。E メールのコピー
(ライセンス・キー・ファイルが含まれている) を別の E メール・アドレスに送信する
41
5 インストール後の作業を完了する
必要がある場合は、[
[「 E メ ー ル 」 ] をクリックします。E メール・アドレスを入力
し、[
[「 送 信 」 ] をクリックします。
11. オ プ シ ョ ン : ライセンス・キー・ファイルをコンピューターに保存する場合は、
[ 「 フ ァ イ ル に 保 存 」 ] をクリックします。
12. Web サイトからログアウトします。
13. E メール (またはコンピューター) からライセンス・キー・ファイルを取得し、1 次コン
ピューターに転送します。
14. ライセンス・キー・ファイルに、1 次コンピューターを識別する名前を付けます。
15. ライセンス・キー・ファイルを便利な場所 (たとえば、C:\aiw\aiw1\config\license など)
に保存します。インストーラーによりライセンス・キーのパスが求められたらこの
ファイルを選択しますが、これについては後で説明します。
16. 1 次コンピューターに 許可ユーザー としてログインします。
17. C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\base ディレクトリーに移動します。
5
18. タイプ:setupLicenseKey.exe
Ricoh ProcessDirector Express ライセンス・キーのインストーラーが始動して、最初の
画面が表示されます。インストーラーの指示に従ってください。
19. 使用許諾契約書を確認し、同意します。
20. インストーラーによりライセンス・キーのパスが求められたら、[
[「 選 択 」 ] をク
リックします。先のステップで 1 次コンピューターに保存したライセンス・キー・
ファイルを選択し、[
[「 次 へ 」 ] をクリックします。
21. Ricoh ProcessDirector Express を再始動してインストールを完了します。
Ricoh ProcessDirector Express の再始動前に試用期間が終了した場合、Ricoh
ProcessDirector Express がシャットダウンします。
Ricoh ProcessDirector Express と購入したすべてのフィーチャーのライセンス・キーが 1
次コンピューターにインストールされます。ライセンス・キーのないフィーチャーは、試
用期間が終わるまで試用モードのままになります。
Ricoh ProcessDirector Express を構成する
ユーザー・インターフェースを使用して、Ricoh ProcessDirector Express の構成作業を完
了します。構成作業では、ジョブの処理をセットアップしたり、ジョブ実行依頼用の入力
装置を定義したり、Ricoh ProcessDirector Express にプリンター・ハードウェアを定義し
たり、ユーザーを追加したりします。Ricoh ProcessDirector Express のインフォメーショ
ン・センターには、これらの構成作業についての説明があります。
Ricoh ProcessDirector Express のインフォメーション・センターにアクセスし、構成作業
について詳しく知るには、以下のようにします。
1. ワークステーションの Web ブラウザーから http://hostname:15080/aiw と入力します。1
次コンピューターのホスト名は hostname です。
42
Secure Sockets Layer を使用可能にする
2. 上部にあるタスクバーから「
「ヘ ル プ 」 をクリックします。Ricoh ProcessDirector
Express のインフォメーション・センターが表示されます。
3. 左側の「目次」で、「
「構 成 」 をクリックします。右側に構成作業のリストが表示され
ます。
4. インストールに適用する構成作業を選択します。
Secure Sockets Layer を使⽤可能にする
Ricoh ProcessDirector Express の Web サーバー・コンポーネントの Secure Sockets Layer
(SSL) をアクティブにし、既存のデジタル証明書にリンクできます。
この作業を始める前に、デジタル証明書を取得し、その証明書を基本製品がインストール
されているコンピューターに保管する必要があります。認証局 (CA) によって示される、
証明書をインストールするための指示に従ってください。また、サーバー上の鍵ストアの
ロケーション、およびその鍵ストアのパスワードを知っておく必要があります。
5
加えて、後で復元する必要が生じた場合に簡単に見つけることができるように、これらの
ファイルのコピーを安全な場所に保存します。
• C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\ws\conf\server.xml
• C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\ws\webapps\aiw\WEB-INF\web.xml
サーバーでまだ SSL が使用されていない場合は、k
ke y t o o l コマンドで新しい鍵および鍵ス
トアを生成します。
注
• k e y t o o l は Java™ コマンドです。k
ke y t o o l の使用について詳しくは、CA に
問い合せるか、Java™ の資料を参照してください。
• プライベート・キーのパスワードとキーストアのパスワードは同一である必要
があります。同一でない場合は、java.io.IOException エラーを受け取ります。
SSL を使用可能にするには、以下のようにします。
1. 1 次コンピューターに 許可ユーザー としてログインします。
2. .keystore ファイルを C:\Users\Public ディレクトリーにコピーします。
3. C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\ws\conf ディレクトリーに移動します。
4. server.xml ファイルを開いて次の変更を行います。
1. 次のコードを見つけます。
<Connector port="15080"
protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="15443"
URIEncoding="UTF-8"
compression="on"
compressionMinSize="2048"
43
5 インストール後の作業を完了する
compressableMimeType="text/html,text/xml,text/plain,text/css,
text/javascript,application/json"/>
2. その下にこのコードを挿入します。
<Connector port="15443"
protocol="HTTP/1.1"
SSLEnabled="true"
enableLookups="true"
maxThreads="150"
scheme="https"
secure="true"
keystoreFile=".keystore へのパス"
keystorePass="keystore_password"
clientAuth="false"
sslProtocol="SSLv3"/>
3. .keystore へのパスを .keystore ファイルへのパスに置き換えます。引用符は残して
おきます。
5
4. keystore_password を、鍵ストアのパスワードと置き換えます。引用符は残してお
きます。
5. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
5. Ricoh ProcessDirector Express サービスを停止します。
6. Ricoh ProcessDirector Express の HTTP 要求をセキュア接続経由で転送します。
1. C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\base\security ディレクトリーにナビ
ゲートします。
2. [ f o r w a r d To H T T P S . p l ] コマンドを実行します。
7. Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動します。
8. Web ブラウザーを開いて次のアドレスを入力することで、要求がセキュア接続に転送
されていることを確認します。server_name は 1 次コンピューターのホスト名または IP
アドレスで置き換えます。
http://server-name:15080/aiw
ジョブがロードされると、アドレスが https://server-name:15443/aiw に変化します。
構成の変更が適用されるまで数分かかることがあります。場合によっては、ア
ドレスの変更を確認するため、ブラウザーを数回更新する必要があります。
ユーザーがシステムにアクセスすると、自分でアクションを実行しなくても、セキュア・
プロトコルにリダイレクトされます。しかし、自己署名証明書を使用する場合、または証
明書がサーバーに明確に結合されていない場合、Web ブラウザーは証明書が信頼されてい
ないという警告が出されます。
Ricoh ProcessDirector Express Web サービスを使用して印刷データをシステム内の他のア
プリケーションと交換する場合、Web サービスの呼び出しに使用するクライアント・ソフ
トウェアが SSL をサポートすることを確認してください。
44
自動保守をスケジュールする
サービス更新または Ricoh ProcessDirector Express の新規バージョンをインストールする
場合、インストール・プロセスは Web サーバー・コンポーネントの SSL 設定をクリアし
てしまうため、SSL を再度アクティブにする必要があります。
デジタル証明書を更新または置換する必要がある場合、新規の証明書を鍵ストアにインス
トールして、古い証明書を除去します。Ricoh ProcessDirector Express は鍵ストア内の新
規の証明書を検出できるため、この作業を再度実行する必要はありません。
⾃動保守をスケジュールする
Ricoh ProcessDirector Express には、パフォーマンスを改善するために 1 次コンピュー
ターで定期的に実行する必要のある保守スクリプトが用意されています。デフォルトで
は、Ricoh ProcessDirector Express は毎日午前 0 時にこのスクリプトを実行します。時刻
や頻度を変更したり、同時に独自の保守スクリプトを実行したりできます。
これらのスクリプトが実行されている間は、Ricoh ProcessDirector Express の動作速度が
数分間低下する場合があります。そのため、これらのスクリプトは、実動時間のピークに
は実行しないようにしてください。
5
Ricoh ProcessDirector Express インストールは、Windows® タスク・スケジューラーの保守
スケジュールに新しいスケジュール・タスクを 2 つ作成します。スケジュールされた各タ
スクは、C:\aiw\aiw1\maintenance\daily および C:\aiw\aiw1\maintenance\weekly ディレクト
リーにあるスクリプトをタスク・スケジューラーに設定されている間隔で実行します。
• 保守スクリプトを実行する時刻、曜日、または頻度を変更するには、Windows® タス
ク・スケジューラーでスケジュール・タスクを編集します。
1. 許可ユーザー として Windows® システムにログインします。
2. Windows® タスク・スケジューラーを実行します。
3. タスク・スケジューラーで Ricoh_daily_db2_maintenance および Ricoh_weekly_db2_
maintenance を探し、スケジュールに必要な変更を行います。
• Ricoh ProcessDirector Express 保守スクリプトと同時に独自のスクリプトを実行するに
は、そのスクリプトを C:\aiw\aiw1\maintenance\daily ディレクトリーまたは C:\aiw\aiw1
\maintenance\weekly ディレクトリーにコピーします。
Ricoh ProcessDirector Express で使用される Windows® アカウントにスクリプトを実行
するために使用する保守ディレクトリーへのアクセス許可があることを確認してくだ
さい。
制御ファイルをサンプル・フ ァイルに置き換
える
Ricoh ProcessDirector Express の最新バージョンをインストールすると、インストーラー
は C:\aiw\aiw1\samples\ ディレクトリーに新しいサンプル制御ファイルを自動追加してか
ら、制御ファイル・ディレクトリー C:\aiw\aiw1\control_files\ にコピーします。C:\aiw\aiw1
\control_files\ 内にあるどのカスタマイズされた制御ファイルも上書きされません。
copyConfigurationFiles スクリプトを使用して、デフォルトの制御ファイルをインストール
するか、またはカスタマイズされた制御ファイルを上書きできます。
45
5 インストール後の作業を完了する
制御ファイルをサンプル・ファイルに置き換えるには、以下を行います。
1. 許可ユーザー として Windows® システムにログインします。
2. コマンド行では、次のコマンドを入力します。
C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\bin\copyConfigurationFiles.pl
これらのオプション・パラメーターは、copyConfigurationFiles コマンドに追加できま
す。
[-r [-b]] [-w forceReplaceFile] [samplesDirectory configurationFilesDirectory]
[[-o differencesOutputFile] [-c]] [-v] [-help]
-r
スクリプトは C:\aiw\aiw1\control_files\ ディレクトリー内の既存ファイルを上書きし
ます。
-b
5
スクリプトは、置き換えるファイルをそれぞれバックアップします。バックアッ
プ・ファイル名は、replaced_file.bak です。そのファイルと異なるバージョンの
ファイルに置き換えられない限り、ファイルはバックアップされません。
- w forceReplaceFile
スクリプトは、特定のファイルのセットを上書きします。forceReplaceFile ファイル
で上書きするファイル・パスをリストします。
samplesDirectory
サンプル・ファイルがあるディレクトリー。デフォルトは C:\aiw\aiw1\samples\ で
す。
configurationFilesDirectory
制御ファイルがあるディレクトリー。デフォルトは C:\aiw\aiw1\control_files\ です。
- o differencesOutputFile
スクリプトは、サンプルおよび control_files ディレクトリーにあるファイルで異な
るバージョンのものすべてのファイル名を記述します。異なるバージョンのファイ
ル名は、differencesOutputFile ファイルに記述されます。
?-c
スクリプトは C:\aiw\aiw1\samples\ ディレクトリーおよび C:\aiw\aiw1\control_files\
ディレクトリー内のファイルを比較し、両方のディレクトリーに存在しながら異な
る内容を持つファイルのリストを記述します。このパラメーターでスクリプトを実
行しても、通常のコピーおよび置き換えは行われません。
-v
スクリプトは、ファイルをコピーしながら追加されたファイル情報を表示します。
-help
スクリプトはヘルプ情報および構文情報を表示します。
46
他のシステムからオブジェクトをコピーする
Ricoh ProcessDirector Express の新しいバージョンでは、更新された制御ファイルを必要
とする新規機能が追加されることがあります。カスタマイズしたコンテンツを古い制御
ファイルから新しい制御ファイルに移行するには、以下を行います。
1. 新バージョンのファイルのリストを生成します。次のコマンドを入力します。
copyConfigurationFiles.pl —o \tmp\differencesOutputFile
2. 新しい制御ファイルをコピーします。次のコマンドを入力します。
copyConfigurationFiles.pl —r —b —w \tmp\differencesOutputFile
-b オプションを指定すると、スクリプトはファイルを上書きする前にバックアップを
行います。
3. カスタマイズしたコンテンツを replaced_file.bak バックアップ・ファイルから対応する
制御ファイルにコピーします。
他のシステムからオブジェク トをコピーする
5
他の Ricoh ProcessDirector Express システムからオブジェクトを複写するには、それらを
手動で再作成するのではなく、他のシステムからオブジェクトをエクスポートして、こち
らのシステムにインポートすることができます。
エクスポートとインポートが可能な Ricoh ProcessDirector Express のオブジェクトには、
入力装置、ワークフロー、プリンター、メディア・オブジェクト、サーバー、ステップ・
テンプレート、ユーザー名、グループ、位置などがあります。フィーチャーまたは拡張機
能で追加されたオブジェクトをエクスポートまたはインポートできる場合もあります。
注
• 同タイプの既存オブジェクトと同じ名前のオブジェクトをインポートするに
は、事前に次の事項を確認する必要があります。
– 既存の入力装置が切断または使用不可であること。
– 既存のワークフローが使用不可であり、そのワークフローを使用するジョ
ブがシステム内に存在しないこと。
– 既存のプリンターが使用不可であること。
新しいオブジェクトをインポートすると、既存オブジェクトは新しいオブジェ
クトに一致するように更新されます。
• このシステムにインストールされていないフィーチャーまたは拡張機能で追加
されたオブジェクトをインポートすることはできません。
• あるオペレーティング・システムで実行されている 1 次サーバーからオブジェ
クトをエクスポートし、別のオペレーティング・システムで実行されている 1
次サーバーにインポートできます。
• [ R u n E x t e r n a l P r o g r a m ] ステップ・テンプレートに基づくステップ・テンプ
レートをインポートした場合、それらのテンプレートの[
[「 外 部 コ マ ン
ド 」 ] プロパティーと[
[「 外 部 制 御 フ ァ イ ル ・ テ ン プ レ ー ト 」 ] プロパ
ティーを更新する必要があります。
オブジェクトをインポートするには、以下のようにします。
47
5 インストール後の作業を完了する
1. 許可ユーザーとしてログインします。
2. メインページで[
[「 管 理 」 ] タブをクリックします。
3. 左のペインで「オブジェクト」→「インポート」をクリックします。
4. 以下のいずれかを行ってください。
• [ 「 イ ン ポ ー ト す る フ ァ イ ル 」 ] フィールドに、エクスポートされたオブジェク
トのプロパティーが入っている XML ファイルの名前を入力します。
• [ 「 参 照 」 ] をクリックして、エクスポートされたオブジェクトのプロパティーの
入った XML ファイルを選択します。
このファイルのデフォルト名は Ricoh_Export_timestamp.xml です。オブジェクトをエ
クスポートした管理者は、このファイルに別の名前を付けることができます。
5. インポートするオブジェクトを選択します。
6. オ プ シ ョ ン : 既存のオブジェクトが更新されることを防ぐには、[
[「 既 存 の オ ブ ジ ェ
ク ト の 選 択 解 除 」 ] をクリックします。
5
7. [ 「 イ ン ポ ー ト 」 ] をクリックします。
pdpr スクリプトをインストールおよび構成
する
InfoPrint® Manager から移行し、[
[p d p r ] コマンドを使用してジョブを実行依頼する場
合、ジョブを実行依頼するコンピューターに Ricoh ProcessDirector Express [ p d p r ] スク
リプトをインストールし、同じコマンドを使用してジョブを Ricoh ProcessDirector
Express に送信できます。
[ p d p r ] スクリプトのインストール・パッケージは、基本製品をインストールするとき
に 1 次サーバーにコピーされます。インストール・パッケージをコピーして、以下のオペ
レーティング・システムが実行されている、ジョブを実行依頼するコンピューターにイン
ストールできます。
• AIX® 5.3 移行
• Sun Solaris 9 および 10
• Windows® XP、2000、d 7
[ p d p r ] スクリプトを使用するには、Perl を実行する必要があります。[
[p d p r ] スクリ
プトをインストールする前に、Perl インタープリターがクライアント・システムにインス
トールされていることを確認してください。
[ p d p r ] スクリプトでは、pdpr.cfg という名前の制御ファイルを使用して、ジョブを
InfoPrint® Manager または Ricoh ProcessDirector Express に送信すべきかどうかを判断しま
す。制御ファイルは、[
[p d p r ] スクリプトと同じコンピューターに保存することも、中
央の場所に保存して [ p d p r ] スクリプトが FTP 経由でアクセスできるようにすることも
できます。[
[p d p r ] スクリプトは、匿名ログインを使用して FTP サーバーにログインす
るため、匿名ユーザーが制御ファイルの読み取り権限を持っている必要があります。
[ p d p r ] スクリプトをインストールして構成するには
48
pdpr スクリプトをインストールおよび構成する
1. 管理者特権を持つユーザーとして 1 次コンピューターにログインします。
2. pdpr インストーラー・ファイルにナビゲートします。C:\aiw\aiw1\samples\pdpr\pdpr_
installer
3. ファイルをコピーし、[
[p d p r ] コマンドを実行するコンピューターに移動します。
4. クライアント・コンピューターにログインします。
• AIX® または Sun Solaris クライアントで、root ユーザーとしてログインしてコマン
ド・プロンプトを開きます。
• Windows® クライアントで、管理者権限を持つユーザーとしてログインし、DOS プ
ロンプトを開きます。
5. pdpr_installer が存在するディレクトリに移動します。
6. タイプ:perl pdpr_installer
インストーラーのインターフェースがコマンド・プロンプト・ウィンドウで実行され
ます。
5
7. インストーラーにより、プログラムをインストール場所の確認が求められたら、pdpr_
installer がインストールされているディレクトリとは別のディレクトリを選択します。
8. 以下の定義に従って、インストーラーの質問に応答します。
R icoh Proces s Direc t or E xpress サ ー バ ー の ホ ス ト 名 ま た は IP ア ド レ ス
1 次サーバーがインストールされているコンピューターの完全修飾ホスト名または
IP アドレス。
p d p r. c f g フ ァ イ ル の 完 全 F T P パ ス
pdpr.cfg ファイルを中央の場所にインストールする場合は、pdpr.cfg ファイルの完
全パス。値の末尾は、pdpr.cfg にする必要があります。
pdpr.cfg ファイルを [ p d p r ] スクリプトと同じシステムに保存する予定の場合、
何も入力せずに、[
[E n t e r ] を押してインストーラーを続行してください。
9. インストール・プロセスを終了します。
• AIX® または Sun Solaris クライアントにインストールしている場合、ログアウトし
てログインし直すことで変更を適用します。
• Windows® クライアントにインストールしている場合、コンピューターを再起動す
ることで変更を適用します。
10. pdpr.cfg ファイルを編集し、pdpr コマンドを解析してジョブを Ricoh ProcessDirector
Express に実行依頼する規則を定義します。
ファイルには、定義した規則ごとに 1 行含まれている必要があります。ジョブは、一
致する最後の規則に基づいて入力装置に送信されます。ジョブがどの規則の条件にも
一致しない場合、InfoPrint® Manager に送信されます。
ファイルの各行は、次の構文に従います。
FileName | LDName,regular_expression, input_device_name, [BOTH]
49
5 インストール後の作業を完了する
F i l e N a m e は、入力ファイルのファイル名を解析して、ジョブの送信先を決定する場合
に使用します。LLD N a m e は、[
[p d p r ] コマンドの - d (論理的な宛先) オプションの値
を解析して、ジョブの送信先を決定する場合に使用します。
例えば、ファイルには以下の行を含めることができます。
LDName, .*\.[Pp][Ss], InputPS
FileName, .*\.[Aa][Ff][Pp], InputAFP
最初の行は、[
[p d p r ] コマンドの - d オプションを確認するようにスクリプトに命令
します。そのオプションに指定された値の末尾が . p s または . P S の場合、ジョブは
I n p u t P S という名前の入力装置に送信されます。2 行目は、入力ファイルのファイル名
を確認するようにスクリプトに命令します。ファイル名の末尾が . a f p または . A F P の
場合、ジョブは I n p u t A F P という名前の入力装置に送信されます。
どちらの条件にも一致しない場合、ジョブはシステムの PMHOST 環境変数に保存され
た値を使用して InfoPrint® Manager に送信されます。
[ B O T H ] パラメータをエントリの最後に追加して、条件を満たした場合に、ジョブ
を InfoPrint® Manager および Ricoh ProcessDirector Express に送信するかどうかを指定
します。これは、最初に Ricoh ProcessDirector Express を構成して [ p d p r ] からジョ
ブを受信する場合に役立ちます。実稼働環境で Ricoh ProcessDirector Express を使用す
るように構成するときに、InfoPrint® Manager をテストできるためです。
5
すべてのクライアント・システムから [ p d p r ] スクリプトを使用して実行依頼された
ジョブを受信するように Ricoh ProcessDirector Express を構成できるようになりました。
詳細については、ユーザー・インターフェースにある Ricoh ProcessDirector Express イン
フォメーション・センターを参照してください。
50
6. 始動、停⽌、およびアンインストール
•Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動および停止する
•Ricoh ProcessDirector Express をアンインストールする
Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動および停止できます。また、Ricoh
ProcessDirector Express をアンインストールすることもできます。
Ricoh ProcessDirector Express サービスを始
動および停⽌する
デフォルトでは、システムが起動すると Ricoh ProcessDirector Express サービスは自動的
に始動します。エラーが発生またはネットワークに問題がある場合は、サービスを停止し
て手動で再始動する必要がある可能性があります。
Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動または停止するには、次の手順に従いま
す。
1. Windows の「コントロール パネル」を開きます。
2. 「管理ツール」→「サービス」をダブルクリックします。
6
3. Ricoh ProcessDirector Expressを選択します。[
[「 操 作 」 ] メニューで次のように実行
します。
• サービスが現在実行されている場合は、[
[「 停 止 」 ] をクリックします。
• サービスを始動するには、[
[「 開 始 」 ] をクリックします。
Ricoh ProcessDirector Express をアンインス
トールする
Ricoh ProcessDirector Express を (例えば、前のレベルに復元するときに) アンインストー
ルしなければならない場合があります。必要な場合は、担当の Ricoh カスタマー・サポー
ト・スペシャリストにお問い合わせください。
51
6
52
7. データをバックアップする
•Ricoh ProcessDirector Express データをバックアップおよび復元する
Ricoh ProcessDirector Express データをバッ
クアップおよび復元する
システム障害によるデータ脱落を防ぐため、またはデータをリカバリーする (たとえば、
すべての設定とオブジェクトを復元した、以前にインストールしたレベルにシステムを戻
す) ために、Ricoh ProcessDirector Express にはバックアップ・プログラムおよび復元プロ
グラムが用意されています。
バックアップ・プログラムは以下のデータを保存します。
• ワークフロー、ステップ・テンプレート、ユーザー、入力装置、プリンターなどの、
データベースに保存されているシステム・データ
• ヘッダー・シートなどに使用される制御ファイル
• スプール・ディレクトリー内のジョブ・ファイルなどのユーザー・データ
次に、Ricoh ProcessDirector Express を再インストールする必要がある場合は、復元プロ
グラムを実行してデータをリカバリーすることができます。システム・データおよび制御
ファイルは常にバックアップされ、復元されます。オプションとして、ユーザー・データ
をバックアップおよび復元することができます。
7
2 台のコンピューターに同じホスト名および同じ Ricoh ProcessDirector Express
サービス・レベルがある場合のみ、バックアップおよびリストア・プログラムを
使用して、Ricoh ProcessDirector Express をあるコンピューターから別のコン
ピューターにコピーまたは移動できます。あるコンピューターから別のホスト名
またはサービス・レベルを持つコンピューターにオブジェクトをコピーするに
は、オブジェクトを最初のコンピューターからエクスポートし、そのオブジェク
トを 2 番目のコンピューターにインポートします。
データをバックアップする
バックアップ・スクリプトを使用して、Ricoh ProcessDirector Express システム構成のコ
ピーをアーカイブすることができます。
Ricoh ProcessDirector Express データをバックアップするには、次のようにします。
1. 1 次コンピューターに 許可ユーザー としてログインします。
2. 以下のいずれかのオプションを指定して、C:\Program Files\Ricoh
\ProcessDirector Express\bin\aiwbackup.bat を入力します。
-r
デフォルトで、入力ファイルおよびジョブ・ファイル (スプール・ディレク
トリーにある、ジョブ情報が入ったファイルで、入力ファイルのコピーを含
む) が保存されます。-r オプションを指定したバックアップでは、入力ファ
53
7 データをバックアップする
イルまたはジョブ・ファイルは保存されませんが、ジョブは保存されます。
システム・データおよび制御ファイルは常に保存されます。
-r オプションは、a
ai w b a c k u p コマンドと a iw r e s t o r e とで若干異
なります。
• aiwbackup コマンドでは、-r オプションを指定すると、保存され
るシステムから入力ファイルおよびジョブ・ファイルだけが削
除されます。ジョブはシステムから削除されません。
• aiwrestore コマンドでは、-r オプションを指定すると、リストア
されるシステムからジョブ、入力ファイル、およびジョブ・
ファイルが削除されます。
をバックアップするときに -r オプションを使用した場合は、システ
ムをリストアするときにもこのオプションを指定する必要がありま
す。これは、保存されていないファイルを持つジョブをリストアす
ることを回避するためです。Ricoh ProcessDirector Express
たとえば、このコマンドは、データを に保存します。このとき、ジョブは含まれます
が、入力ファイルまたはジョブ・ファイルは含まれません。 C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\bin\aiwbackup.bat -r
すべてのサーバーが停止すること、ジョブと入力ファイルがバックアップされるかど
うか、およびバックアップされたファイルの位置を示すメッセージが表示されます。
7
3. Y を入力してバックアップを続行します。バックアップはバックグラウンドで実行さ
れ、バックアップするファイルの数とサイズによっては、完了するまで数分かかりま
す。コマンド・プロンプト・ウィンドウには状況の更新は表示されませんが、スクリ
プトは実行しています。完了すると、C:\aiw\aiw1\temp にバックアップ・ファイルが表
示されます。
4. このレベルの Ricoh ProcessDirector Express の使用を続けるには、「Ricoh
ProcessDirector Express サービスを始動および停止する (ページ 51)」を参照してくだ
さい。
データを復元する
Ricoh ProcessDirector Express 復元スクリプトを使用して、バックアップ・アーカイブに
保管した構成にシステムを戻すことができます。
サービス更新を含め、Ricoh ProcessDirector Express を前のレベルに復元するには、Ricoh
ProcessDirector Express の更新をインストールする前に、データのバックアップを行う必
要があります。
Ricoh ProcessDirector Express レベルを復元する際は、以下の考慮事項に留意してくださ
い。
• 現在の Ricoh ProcessDirector Express レベルの既存ジョブおよび入力ファイルはすべ
て、前のレベルに復元するときに除去されます。
54
データを復元する
• 新しいレベルの Ricoh ProcessDirector Express を使用していて前のレベルに復元した場
合、またはバックアップ・ファイルを復元する前に前のレベルをインストールして使
用した場合、システム・データ、制御ファイル、またはユーザー・データに対して
行った変更はすべて失われます。このため、バックアップ・ファイルを復元する必要
がある場合は、データ脱落量を少なくするために、可能な限り早めに復元を行ってく
ださい。
Ricoh ProcessDirector Express データを復元するには、以下のようにします。
1. すべてのコンピューター上の Ricoh ProcessDirector Express サービスを停止します (Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動および停止する (ページ 51) を参照)。
2. 以前に作成したバックアップと同じレベルの Ricoh ProcessDirector Express をインス
トールします (インストールする (ページ 27) を参照)。
3. 1 次コンピューターで、許可ユーザー としてログインします。
4. 以下のいずれかのオプションを指定して、C:\Program Files\Ricoh
\ProcessDirector Express\bin\aiwrestore.bat を入力します。
-r
ジョブ、入力ファイル、およびジョブ・ファイル (入力ファイルのコピーを
含む、スプール・ディレクトリー内のジョブ情報を含むファイル) がデフォ
ルトでリストアされます。-r オプションを指定してバックアップを実行する
と、ジョブ、入力ファイル、ジョブ・ファイルはリストアされません。シス
テム・データおよび制御ファイルは常にリストアされます。
7
-r オプションは、aiwbackup コマンドと aiwrestore とで若干異なり
ます。
• aiwbackup コマンドでは、-r オプションを指定すると、保存され
るシステムから入力ファイルおよびジョブ・ファイルだけが削
除されます。ジョブはシステムから削除されません。
• aiwrestore コマンドでは、-r オプションを指定すると、リストア
されるシステムからジョブ、入力ファイル、およびジョブ・
ファイルが削除されます。
をバックアップしたときに -r オプションを指定した場合は、システ
ムをリストアするときにもこのオプションを指定する必要がありま
す。これは、ファイルが保存されていないジョブがリストアされな
いようにするためです。Ricoh ProcessDirector Express
たとえば、このコマンドを次のように指定すると、ジョブを含まないデータ、入力
ファイル、またはジョブ・ファイルがリストアされます。 C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector Express\bin\aiwrestore.bat -r
すべてのサーバーが停止すること、およびファイル復元元の位置を示すメッセージが
表示されます。
5. Y を入力して復元を続行します。
6. データベース警告メッセージが表示されたら、Y を入力します。復元が完了すると、復
元が正常に行われたことを示すメッセージが表示されます。
55
7 データをバックアップする
7. Ricoh ProcessDirector Express サービスを始動して、復元されたレベルの Ricoh
ProcessDirector Express を使用します。「Ricoh ProcessDirector Express サービスを始
動および停止する (ページ 51)」を参照してください。
7
56
8. インストール計画チェックリスト
このチェックリストには、Ricoh ProcessDirector Express のインストールを計画する場合
に役立てることができる作業が示されています。
表 8. インストール計画チェックリスト
作業を完了したら、それぞれの項目にチェック・マークを付けます。
タスク
注
現在と将来のストレージ要求とバックアップ
要求を見積もります。実動ボリューム、印刷
リソース管理、および障害リカバリーについ
て検討します。
十分なネットワーク容量があることを確認し
ます。
プリンターを Ricoh ProcessDirector Express
に定義するとき、以下の情報が必要となりま
す。
• プリンター名
• TCP/IP アドレスまたはホスト名
8
• SNMP コミュニティー名 (SNMP を使用し
てプリンターをモニターする場合)
ストレージ要件とバックアップ要件を満た
す、構成に必要なハードウェアを入手します
(ハードウェア要件 (ページ 14) を参照)。
Ricoh ProcessDirector Express コンピュー
ター。Ricoh ProcessDirector Express では
IPv4 アドレスがサポートされます。
Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・イ
ンターフェースにユーザー名 aiw でログイン
するときに使用するパスワードを決定しま
す。デフォルトのユーザー名 aiw とデフォル
トのパスワード aiw を使用して Ricoh
ProcessDirector Express に初めてログインし
たときに、パスワードを変更するよう要求さ
れます。パスワードは 8 から 32 文字までの
英数字でなければなりません。
57
8 インストール計画チェックリスト
タスク
作成する Ricoh ProcessDirector Express ユー
ザー ID の数、および ID それぞれに与える権
限 (モニター、オペレーター、スーパーバイ
ザー、管理者など) を決定します。作成する
その他の権限グループ、およびそのグループ
が実行できるアクションを決定します。
ジョブを Ricoh ProcessDirector Express に送
信するために使用するジョブ実行依頼方式を
検討します。ホット・フォルダーにファイル
をコピーまたは ftp 送信したり、LPD プロト
コルを使用してファイルを送信したり、
p d p r コマンドを使用することができます。
使用する実行依頼方式は、ジョブの送信元と
なるシステムによって決定されます。詳しく
は、ジョブ実行依頼 (ページ 22)を参照して
ください。
Ricoh ProcessDirector Express で使用する
ポートを決定します。以下の共通ポートがあ
ります。
515
LPD プロトコル
15080
8
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品
15443
SSL が有効な場合の Ricoh
ProcessDirector Express 基本製品
1 次コンピューターのファイアウォール設定
で以上のポートを設定して、ネットワーク内
でインバウンド通信を可能にします。これに
より、他のコンピューターのユーザーが、
Web ブラウザーで Ricoh ProcessDirector
Express ユーザー・インターフェースにアク
セスできるようになります。
構成に必要なソフトウェアをインストールし
ます (「必須ソフトウェアをインストールす
る (ページ 15)」を参照)。
58
注
9 . アクセシビリティー
Ricoh Production Print Solutions は、年齢や能力に関係なく、誰もが使用できる製品を提供
することを目指しています。アクセシビリティーに対する InfoPrint Solutions Company の
これまでの取り組みについて詳しくは、http://www.infoprint.com/accessibility を参照してく
ださい。
アクセシビリティー機能
アクセシビリティー機能は、運動障害または視覚障害などの障害を持つユーザーが情報技
術製品を快適に使用できるようにサポートします。
この製品のアクセシビリティー機能は、主に次のことを目標としています。
• スクリーン・リーダーや画面拡大機能などの支援技術を使用できるようにする。
• マウスの代わりにキーボードを使用できるようにする。
• 音量、色、コントラスト、フォント・サイズなどの属性を変更できるようにする。
さらに、製品のインフォメーション・センターおよび資料は、アクセシビリティー対応の
フォーマットで作られています。
キーボード・ナビゲーション
本製品は、Microsoft® Windows® 標準のナビゲーション・キーを使用しています。
Ricoh ProcessDirector Express ユーザー・インターフェースのショート
カット・キー
メインページのテーブル内のオブジェクトにフォーカスがある場合、以下のショートカッ
ト・キーを使用できます。
表 1. ユーザー・インターフェースのショートカット・キー
9
説明
Ctrl キーと同時に押
すキー
テーブル内のすべてのオブジェクトを選択する
a
Ricoh ProcessDirector Express ビューアーのショートカット・キー
ファイル・ビューアーが表示されているとき、これらのショートカット・キーを使用でき
ます。
59
9 アクセシビリティー
表 2. ビューアー・ショートカット・キー
9
60
説明
Alt キーと同時に押す
キー
先頭のタグ値にジャンプ
1 (数字の 1)
前のタグ値にジャンプ
u
次のタグ値にジャンプ
s
最後のタグ値にジャンプ
l (小文字の L)
選択されたタグ値を持つ先頭ページを表示
j
ストリングの検索
i
オーバーレイおよびページ・セグメントの検索
o
次を検索
n
前を検索
p
キャンセル
x
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とのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができま
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お客様の責任で行っていただきます。
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61
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62
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商標
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Intel、Intel Inside (ロゴ)、MMX、および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他
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です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
Microsoft、Windows、および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他
の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
SafeNet コード:この使用権取得者アプリケーションのライセンス管理は、以下の 1 つ以上
の著作権に基づいています。
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63
Copyright 1989-2006 SafeNet, Inc.
All rights reserved.
Sentinel ® Caffe (TM)
Copyright 2008-2009 SafeNet, Inc.
All rights reserved.
Sentinel ® EMS
Copyright 2008-2009 SafeNet, Inc.
All rights reserved.
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
64
GLOSSARY
この用語集には、Ricoh ProcessDirector Express で使用されている技術用語および省略語
が定義されています。
アクセス制御 (access control)
コンピューター・セキュリティーでは、コンピューター・システ
ム、およびコンピューター・システムに保管されているデータ、
システム・ソフトウェア、アプリケーション・プログラムに、許
可されたユーザーのみが許可された方法でのみアクセスできるこ
とを保証するために使用される方式および機能のこと。
クライアント
分散ファイル・システム環境では、プログラムまたはプログラム
へのアクセスを提供するサーバーに依存するシステムのこと。
クライアント/サー
バー (client/server)
通信では、分散データ処理における対話のモデルのこと。この処
理で、あるサイトのプログラムは別のサイトのプログラムに要求
を送信し、応答を待ちます。要求する側のプログラムはクライア
ントといい、応答する側のプログラムはサーバーといいます。
コマンド
命令や特定プログラムを実行するための、端末装置からの要求、
またはバッチ処理印刷ファイル内に指定されたもの。
ファイル転送プロト
コル (FTP)
インターネット・プロトコルでは、TCP と Telnet のサービスを使
用してマシンやホストの間で大量データ・ファイルを転送するア
プリケーション層のプロトコルのこと。
GIF
Graphics interchange format の頭字語。イメージ・フォーマット
の一種。
ホスト名
プリント・サーバーのネットワーク名。ホスト名は、完全修飾ド
メイン名、または完全修飾ドメイン名の特定のサブネームです。
例えば、printserver1.boulder.ibm.com が完全修飾ドメイン名であ
る場合、printserver1.boulder.ibm.com または printserver1 がホスト
名となります。IP アドレス (IP address) (ページ 65) も参照してく
ださい。
ホット・フォルダー
Ricoh ProcessDirector Express に実行依頼された入力ファイルを
受信するディレクトリー。
IP アドレス
インターネット・プロトコルでは、プリント・サーバーの 32
ビット・アドレスのことで、小数点付き 10 進表記で表されま
す。例:9.99.9.143. ホスト名 (host name) (ページ 65) も参照してく
ださい。
ISO イメージ
国際標準化機構 (ISO) のファイル・システム規格に基づいた光
ディスクのイメージ。ISO イメージが含まれているファイルは、
CD または DVD に書き込んだり、オペレーティング・システム仮
想ディスクとしてマウントすることができます。
JPEG
Joint Photographic Experts Group の頭字語。イメージ・フォー
マットの一種。
Linux®
UNIX® システムのオープン・ソース・インプリメンテーション。
ライン・プリン
ター・デーモン
(LPD)
送信されたスプール・ファイルを受け取り、ローカル出力キュー
にファイルを配置する、ファイル転送の受信部分またはターゲッ
ト。
65
66
mount
ファイル・システムをアクセス可能にします。
OpenType フォント
True Type フォント書式を拡張したもの。PostScript® アウトライ
ンのサポートが追加され、さらに国際文字セットおよび拡張印刷
制御のサポートも追加されました。
アウトライン・フォ
ント (outline font)
図形文字の形状がラスター・パターンではなく方程式で定義され
たフォント。
PDF
Portable Document Format (ページ 66) を参照してください。
Portable Document
Format (PDF)
さまざまなプラットフォームで表示および印刷できるようにソー
ス文書のフォント、イメージ、グラフィックス、およびレイアウ
トを保持する汎用ファイル・フォーマット。
PostScript® (PS)
Adobe® Systems, Incorporated により開発された、グラフィック
ス機能を持つページ記述言語。
1 次コンピューター
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品がインストールされ、1 次
サーバーが実行されるコンピューター。
1 次サーバー
Ricoh ProcessDirector Express バージョンの DB2® が含まれる
Ricoh ProcessDirector Express 基本製品のコンポーネント。1 次
サーバーは、システム設定の制御、すべての 1 次サーバーおよび
アプリケーション・サーバー間の共用ファイル・システムの維
持、一連のステップにおける各ジョブの処理など、ジョブ処理の
すべての局面を管理します。また、一部の 1 次サーバーからは他
のプログラムを呼び出して特別な処理を実行します。
プリント・サーバー
1 つ以上のプリンターが接続されたコンピューター、またはその
プリンターを管理するプロセス。
PS
PostScript® (ページ 66) を参照してください。
ラスター・フォント
(raster font)
文字がラスター・ビットマップによって直接定義されるフォン
ト。
root
最高の権限を持つシステム・ユーザーのユーザー名。
2 次サーバー
追加の処理能力を提供し、1 次コンピューターで実行できる
Ricoh ProcessDirector Express サーバー。
サーバー
データがあるネットワーク上のコンピューター、またはネット
ワーク上の他のコンピューターによってアクセスされる機能を提
供するネットワーク上のコンピューター。
スプール (spool)
後で処理または印刷するためにファイルやジョブをディスク・ス
トレージに保管するシステム機能。
TIFF
Tagged image file format の頭字語。
TrueType フォント
拡張が容易なアウトライン・テクノロジーに基づくフォント書
式。このテクノロジーでは、図形文字の形状は 2 次曲線に基づき
ます。このフォントは、True Type フォント・ファイルに含まれる
テーブルのセットを使用して描画されます。
Web ブラウザー
(Web browser)
Web サーバーへの要求を開始し、サーバーが戻す情報を表示する
クライアント・プログラム。
Web サーバー
Web ブラウザーで表示するための HTTP 要求に対してサービスを
提供できるプログラム。
67
68
索引
1 次コンピューター ............................... 14
1 次サーバー
インストールする .............................. 31
ハードウェア要件 .............................. 14
アクセシビリティー .............................. 59
アップグレード ..................................... 25
アンインストールする
Ricoh ProcessDirector Express ............. 51
インストール
チェックリスト.................................. 57
ネットワーク ................................15, 30
リモート.......................................15, 30
リモート・ディレクトリー ................. 30
検査する
Ricoh ProcessDirector Express.......... 37
基本製品 ........................................ 36
計画 .................................................. 13
インストールする.............................31, 39
Adobe Reader .................................... 19
UNIX ベース・アプリケーションの
Windows サブシステム...................... 17
Windows オペレーティング・システム
....................................................... 16
オプション・ソフトウェア ................. 21
ジョブ実行依頼ソフトウェア.............. 22
フィーチャー ..................................... 38
前のレベル ........................................ 54
インストール前の作業 ........................... 13
インストール後の作業 ........................... 35
インフォメーション・センター、アクセス
する .................................................... 42
インポート
オブジェクト ..................................... 47
オプション・ソフトウェア .................... 21
オペレーティング・システム
Windows、インストール..................... 16
キー、ビューアー、ショートカット ....... 59
キー、ユーザー・インターフェースの
ショートカット ................................... 59
キーボード............................................ 59
グループ ID (GID)、デフォルト............... 57
サーバー
ソフトウェア要件 .............................. 15
ハードウェア要件 .............................. 14
システム障害からのデータのリカバリー
........................................................... 53
ショートカット・キー ........................... 59
ジョブ実行依頼の方法 ........................... 22
ステップ・テンプレート
インポート ........................................ 47
ソフトウェア
オプション ........................................ 21
ジョブ実行依頼者 (job submitter)......... 22
ダウンロード
フィーチャー ..................................... 28
基本製品............................................ 28
チェックリスト、インストール作業 ....... 27
チェックリスト、インストール後の作業
........................................................... 35
チェックリスト、インストール計画作業が
完了したことを確認する ...................... 13
チェックリスト、計画 ........................... 57
データをバックアップする .................... 53
テスト・ジョブ、実行依頼する.............. 37
ネットワーク・インストール ............15, 30
ハードウェア
要件 .................................................. 14
パフォーマンス
保守をスケジュールする .................... 45
ビューアーのショートカット・キー ....... 59
ファイル・システム
データをバックアップする ................. 53
データを復元する .............................. 54
フィーチャー .................................... 8, 39
インストールする .............................. 38
ダウンロード ..................................... 28
ブラウザー
Internet Explorer .................................. 20
Mozilla Firefox ..................................... 19
要件 .................................................. 18
プリンター
インポート ........................................ 47
69
ヘルプ、アクセスする ........................... 42
ホット・フォルダー .............................. 22
メディア
インポート ........................................ 47
ユーザー ID、デフォルト ....................... 57
ユーザー・インターフェース
アクセスする、ヘルプ........................ 42
基本製品のインストール済み環境の検査
....................................................... 36
必須 Web ブラウザー.......................... 18
説明 ....................................................7
ユーザー・インターフェースのショート
カット・キー....................................... 59
ユーザー・ログイン名
インポート ........................................ 47
ライセンス・キー
インストールする .............................. 40
リモート・インストール...................15, 30
リモート・ディレクトリー
インストールする .............................. 30
リリース
前に復元する ..................................... 54
ワークフロー
インポート ........................................ 47
一時ファイル、削除 .............................. 38
互換製品 ............................................... 10
保守、スケジュールする........................ 45
入力装置
インポート ........................................ 47
入力装置ディレクトリー........................ 22
入力装置のディレクトリー .................... 22
制御ファイル、デフォルト .................... 45
前のレベルに復元する ........................... 54
印刷ジョブ、セットアップする.............. 37
基本製品
アンインストールする........................ 51
ソフトウェア要件 .............................. 15
ダウンロード ..................................... 28
検査する、インストール済み環境 ....... 36
実行依頼する、テスト・ジョブ、検査.... 37
拡張機能 ............................................... 10
70
更新する
Ricoh ProcessDirector Express ............. 38
検査、インストール
Ricoh ProcessDirector Express ............. 37
基本製品............................................ 36
構成
タスク ............................................... 42
移行
InfoPrint Manager から ........................ 48
製品、互換............................................ 10
要件...................................................... 15
Web ブラウザー ................................. 18
ソフトウェア ..................................... 15
ハードウェア ..................................... 14
言語
入手する、Adobe Reader.................... 19
計画
インストール作業 .............................. 13
オプション・ソフトウェア ................. 21
チェックリスト.................................. 57
必須ソフトウェア .............................. 15
身体障害 ............................................... 59
障害リカバリー、データをバックアップす
る ....................................................... 53
A
Adobe Reader
インストールする .............................. 19
入手する、言語.................................. 19
D
DB2
説明 ....................................................7
F
Feature Manager .................................... 39
Firefox、セットアップ............................ 19
I
InfoPrint Manager ................................... 48
Ink Savvy
ハードウェア要件 .............................. 14
Internet Explorer、セットアップ .............. 20
J
JavaScript
使用可能にする、Internet Explorer ....... 20
使用可能にする、Mozilla Firefox .......... 19
Ricoh ProcessDirector Express のコンポーネ
ント ......................................................7
Ricoh ProcessDirector Express の概要........7
U
M
UID、デフォルト ................................... 57
Mozilla Firefox、セットアップ ................. 19
W
P
Web ブラウザー
要件 .................................................. 18
Windows
Adobe Reader .................................... 19
インストールする
SUA ............................................... 17
オペレーティング・システム、インス
トール ............................................. 16
pdpr スクリプト .................................... 48
ProcessDirector Express
データをバックアップする ................. 53
デフォルト・グループ ID.................... 57
デフォルト・ユーザー ID.................... 57
PSF
説明 ....................................................7
R
Ricoh ProcessDirector Express
README ファイル.............................. 10
Ricoh ProcessDirector Express
アンインストールする........................ 51
Ricoh ProcessDirector Express
インストールする .............................. 31
Ricoh ProcessDirector Express
インフォメーション・センター .......... 10
Ricoh ProcessDirector Express
コンポーネント....................................7
Ricoh ProcessDirector Express
ダウンロード ..................................... 28
Ricoh ProcessDirector Express
互換製品............................................ 10
Ricoh ProcessDirector Express
検査する、インストール済み環境 ....... 37
Ricoh ProcessDirector Express
概要 ....................................................7
Ricoh ProcessDirector Express
計画 .................................................. 13
Ricoh ProcessDirector Express
説明 ....................................................7
Ricoh ProcessDirector Express
資料 CD ............................................. 10
71
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