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TAIKOH Report 2015
2015
目次
会社概要
ごあいさつ
理念
体制
・・・
・・・
・・・
・・・
1
2
3
4
1.経済
(1)拠点
(2)物流形態
(3)物流センター機能
(4)売上高推移
・・・
・・・
・・・
・・・
5
5
6
6
2.環境
(1)取り組み体制
(2)ISO 認証取得状況
(3)外部審査
(4)内部監査
(5)2014 年度目標と活動結果
(6)その他 地球温暖化防止への取り組み
(7)環境関連緊急事態への対応
(8)環境会計
(9)コミュニケーション
(10)グループ会社での取り組み
(11)CO2 排出量
(12)2015 年度の取り組み計画
・・・ 7
・・・ 7
・・・ 7
・・・ 8
・・・ 9
・・・12
・・・13
・・・13
・・・14
・・・15
・・・15
・・・15
3.社会
(1)豊田自動織機グループ 安全ビジョン
(2)安全・品質
(3)地域社会
(4)従業員
・・・16
・・・16
・・・17
・・・18
表紙デザイン
豊田支店 二村明良さん
対象期間:2014 年 4 月~2015 年 3 月
会社概要(2015 年 6 月現在)
社名
本社
設立
資本金
売上高
従業員数
営業用自動車台数
フォークリフト台数
主な事業内容
営業拠点
1
大興運輸株式会社
愛知県刈谷市新栄町二丁目38番地
1943年5月1日(昭和18年)
83,985千円
30,063百万円(2014年度)
1,187名
543台
499台
①一般貨物自動車運送事業
②特別積合せ貨物運送事業
③貨物軽自動車運送事業
④利用運送事業
⑤倉庫業
⑥加工、検査作業の請負事業
⑦荷役、梱包等の請負事業
⑧労働者派遣事業
⑨特定信書便事業
⑩物流コンサルティング業務
安城支店.田原支店.半田支店.大府物流センター.
半田物流センター.岡崎支店.桜井物流センター.高棚物流センター.
刈谷支店.豊田支店.三好物流センター.明知物流センター.
東富士支店.関東支店.東京物流センター.結城物流センター.
東北物流センター.羽村営業所.大阪支店
ごあいさつ
みなさまには、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
当社は、
『より豊かな社会とくらしに貢献するため、企業の永遠の繁栄をめざします』を企業
理念に掲げ、
「お客様の信頼に応え、よき企業市民として地域の発展に寄与」することを目指して、
事業活動を展開しております。社会的責任を果たすことは企業の基本的責務ととらえ、日頃より
さまざまな活動に取り組んでおります。
2014 年度につきましては、円安・株価上昇といった景気の上向きはあったものの、消費増税に
伴う駆け込み需要の反動に加え、増税後の消費マインドの冷え込みにより、当社の主力顧客であ
る自動車産業におきましては国内販売が前年度を下回る状況となりました。
このような環境の中、営業努力や拠点の拡充などが寄与し、当社の売上高は増収となりました
が、高速道路ETC割引減の影響などにより、減益となりました。
環境面の活動では、天然資源である石油を有効に活用するために、デジタルタコグラフの活用に
よる経済運転指導やエコタイヤの利用及びDPF装着車の導入に継続的に取り組んでおります。
また、電力不足に対応するため、クールビズ・ウォームビズの徹底など更なる節電やデマンド監
視装置を使用した電力使用時間帯の調整に力を入れております。
CSR活動では、交通安全活動への積極的な参加をはじめとして、地域に根差した取り組みを
行っております。また、輸送に携わる会社として、ドライブレコーダーや運転適性検査器を使
い、乗務員の安全意識を高めたり、教育訓練センターにて運転技術の向上のための教育・訓練
を実施しております。
社会規範の遵守に向けては、「会社と従業員の行動の手引き」の周知、「企業倫理相談窓口」の
活用による適切な対応に取り組むとともに、現地・現物での監査により、企業統治の強化を図っ
ております。
ここに、当社の活動を、「TAIKOH Report 2015」として発行いたします。
今後の自動車業界は、引き続き生産台数の低迷及び国内生産の空洞化が懸念されるなか、第二
の事業創生に向け、事業領域を拡げるべく、邁進してまいります。そのためにも安全・品質の向
上により足元を固め、みなさまに信頼される企業となるべく活動してまいります。
みなさまの一層のご支援をお願い申し上げます。
2015 年 6 月
大興運輸株式会社
取締役社長 脇田
隆
(CSRに関する活動は、当社ホームページ http://www.taikoh.co.jp/ でもご覧いただけます。
)
2
理念
企業理念のもと、
「安全・品質方針」
「環境方針」を掲げ、理念の実現に向けた活動を行っています。
企業理念
より豊かな社会とくらしに貢献するため、企業の永遠の繁栄をめざします。
1.お客様の信頼に応え、よき企業市民として地域の発展に寄与します。
2.会社の発展と個人の幸福の一致をはかり、夢に挑戦します。
3.自然を大切にします。
安全・品質方針
安全(職場安全・輸送安全)と品質は経営の基盤であり、最重要課題である。物流企業として
の社会的責任を果たすと共に、お客様との信頼のきずなである安全と品質の更なる向上をめざ
します。
1.職場安全方針
・ 不安全行動を排除して、災害のない職場づくりをします。
2.輸送安全方針
(1)輸送安全の確保が最も重要であるという意識を全従業員が持ち、日々の管理を
徹底して交通事故防止に努めます。
(2)輸送安全マネジメントを全従業員が一丸となって確実に実施することにより、
継続的に輸送安全の向上に努めます。
3.品質方針
・ お客様の大切な製品を安全・確実・丁寧に扱い、納期を守りお届けします。
環境方針
私たちは企業理念に基づき、全員参加で地球環境の保全・改善に取り組みます。
1.環境負荷を低減して地球環境にやさしい物流サービスを提供します。
1)エコドライブの実践、適正な車両及び設備の管理、IT 機器の有効利用により、
大気汚染低減・地球温暖化防止に取り組みます。
2)省資源・省エネルギー活動に取り組み、改善を図ります。
3)効率輸送を展開し、環境にやさしい物流サービスを提供します。
2.法令・協定など環境への要求事項を遵守します。
3.環境にかかわる社会貢献活動に積極的に参加します。
4.マネジメントシステムを有効に活用し、目的・目標を具体的に定め、定期的な見直しを
行い、継続的な改善に努めます。
5.この環境方針を全社員に周知し、社外に公開します。
2015 年度 会社方針
キーワードは「今の大興を強くする、今の大興を超える」
1.【安全・品質】心に響く相互啓発の安全活動の取り組みにより、安全文化を再構築する。
2.【CSR】 グループ一丸となった企業の社会的責任(CSR)への取り組みを強化する。
3.【人財育成】 先人に学ぶとともに、自らの変革に取り組み、成長をめざす人財を育成する。
4.【営業戦略】 強みを更に伸ばし、提案営業力を更に向上させる。
5.【事業開発】 第二の事業創生に向け、事業領域を拡げる。
6.【生産性】 限量経営の中、地道な改善活動を積み重ねる。
3
体制
株主総会
選任・解任
選任・解任
取締役会
監査役
監査・報告
取締役社長
業務執行会議体
執行状況報告
監査
指示
経営企画室
監査
報告
指示
取締役
報告
報告
報告
監査
監査役
指示
親会社(監査部、会計監査人)
選任・監督
指示
各部、支店・物流センター
*業務執行会議体 経済:経営会議.営業会議.経費節減委員会
環境:ISO 品質環境委員会
社会:CSR 委員会.中央安全衛生委員会.労使定例会.安全・品質会議
私たちは常に安全と繁栄を願い感謝の気持ちで輸送します。
トラックの 3 本のラインは「安全」
「繁栄」「感謝」をあらわしています。
安全
繁栄
感謝
4
1.経済
(1)拠点
関東支店
東京物流センター
羽村営業所
大阪支店
東北物流センター
結城物流センター
安城支店
東富士支店
田原支店
半田支店
大府物流センター
半田物流センター
大興ネットワーク
大興運輸では、自動車産業の一大集積地であ
る東海地方を中心に東北地方から関西圏に拠
点を設けています。2014 年度には茨城県結城
市に新たに物流センターを開設しました。
また、各地域の物流パートナーとの連携によ
り、広範な物流ネットワークを構築していま
す。
岡崎支店
桜井物流センター
高棚物流センター
刈谷支店
豊田支店
三好物流センター
明知物流センター
(2)物流形態
集荷
パターン 1
パターン A
納入
集荷
納入
集荷
パターン 2
パターン B
集荷
納入
納入
集約混載
基地
集荷
集荷
納入
集荷
・
納入
パターン 3
納入
集荷
貸切
・
常傭
5
パターン 4
納入
納入
満載
物流
(3)物流センター機能
(3)物流センター機能
①分割進度納入
○○分割進度吸収レーン
分割進度吸収レーンとは納入先の工程管
理に合わせた分割多頻度納入の為の吸収
レーン
②順立
②順立
③流通加工
製品の組付けを行います。
ボディーメーカーの組立ラインで流れる順
に部品をピッキング、セットします。
④検査・検品
製品の目視検査、感応検査などの検査・検品
を行います。
⑤詰替え・梱包
輸入コンテナ品・大箱ダンボールの開梱、通
箱への詰替えや指定ダンボール箱への梱包
を行います。
(4)売上高推移
(4)売上高推移
(億円)
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
400
300
200
100
0
'05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14
■運送収入
■倉庫収入
▲倉庫収入比率
6
2.環境
(1)取り組み体制
内部監査
チーム
経営者
品質管理責任者 環境管理責任者
ISO 品質環境委員会
品質主管部門 環境主管部門
安全推進部
経営企画室
ISO ミーティング
各部門
(2)ISO 認証取得状況
ISO9001・ISO14001 を認証取得しています。
また、ISO9001 を全社共通のシステムとし、一層の品質向上・環
境保全を達成するため、
「ISO9001 社内認証」を実施しています。
部門名
本社
安城支店
田原支店
半田支店
半田物流センター(2007 年半田支店より分離)
岡崎支店
刈谷支店
豊田支店(2006 年 4 月開設)
三好物流センター
明知物流センター(2007 年 7 月開設)
東富士支店
関東支店
東京物流センター
東北物流センター
大阪支店
ISO9001 外部認証
1998 年 11 月
―
―
―
―
1998 年 11 月
―
2012 年 1 月
―
―
―
―
―
―
―
認証取得時期
ISO9001 社内認証
―
2007 年 14 月
2007 年 14 月
2007 年 14 月
2008 年 14 月
2006 年 10 月
2006 年 10 月
2007 年 14 月
2006 年 10 月
2008 年 10 月
2006 年 10 月
2007 年 14 月
2006 年 10 月
2013 年 10 月
2007 年 14 月
ISO14001 外部認証
2002 年 11 月
2004 年 11 月
2003 年 11 月
2002 年 11 月
2007 年 10 月
2002 年 11 月
2002 年 11 月
2006 年 10 月
2003 年 11 月
2008 年 11 月
2004 年 11 月
2003 年 11 月
―
―
2004 年 11 月
(3)外部審査
2014 年 8 月に更新審査を受審し、認証が更新されました。指摘
された事項に対して 2014 年度下期に見直しを実施し、2015 年度
は改善されたシステムで運用を行っています。
判定
定義
件数
ストロング
強調して取り上げたい良い
0件
ポイント
事象
グッド
良い事象
3件
ポイント
改善の余地があると見受け
改善の機会
8件
られた事象
7
更新審査現場確認
(4)内部監査
①監査員の養成
①監査員の養成
監査員を務めることは、ISO9001・ISO14001 の範囲にとどまら
ず、他部門の業務を見る絶好の機会です。人材育成の一環として、
各部門の監査員割合の目標を「事務職・職長格の 50%」と設定し、
社内研修により監査員を養成しています。
2015 年 3 月末現在、品質監査員 171 名
(事務職・職長格の 78%)
、
環境監査員 165 名(事務職・職長格の 75%)が監査員として認定
されており、品質・環境、さらには業務の監査が行える監査員の
監査員養成研修
養成を目指しています。
また、この研修にはグループ会社の人員も参加しています。内部監査では大興グループで相互に
監査員を派遣し、他社の活動・業務を見ることで、よりよい活動ができるよう刺激を与え合ってい
ます。
②監査員のレベル維持
②監査員のレベル維持
監査員資格取得者のレベル維持を目的に、定期研修を行い、最新の情報の伝達、監査報告書作成
の演習を行っています。
③監査員のレベルアップ
監査員の能力向上・監査の質向上を目的に、監査実施前に当該監査員を対象に「内部監査員レベ
ルアップ研修」を実施しています。
監査チームのメンバーは、ベテラン・若手混合とし、監査を経験するなかで、若手監査員がベテ
ラン監査員から監査要領を学び、核となる監査員になれるよう配慮しています。
実のある監査となるよう、監査チームでは、事前準備に力を入れ、監査に当たっています。
内部監査員レベルアップ研修 カリキュラム
1.監査実施要領・ポイントの説明
2.監査チームでの「監査計画」「監査チェックリスト」の作成
3.事務局による「監査計画」
「監査チェックリスト」の事前チェック
④内部監査結果
2014 年度は 2 回の定期監査を実施しました。品質・環境監査の
なかで、安全についても、あわせて監査を行っています。
内部監査は「改善のチャンス」と捉え、被監査部門にできるだ
け多くのチャンスを与えられるよう、監査員がシステムをチェッ
クします。
指摘事項については是正を行い、次の監査にて是正内容を確認
しています。
内部監査
判定
定義
ストロング
ポイント
強調して取り上げた い良
い事象
要求事項を満たして いな
いような事象
改善の余地があると 見受
けられた事象
改善指摘
改善の機会
第1回
(7 月)
第2回
(2 月)
6 部門(品質 5・環境 1)
4 部門(品質 2・環境 2)
0件
0件
22 件(品質 15・環境 14)
19 件(品質 15・環境 9)
件数は環境と品質で重複してカウントするものもあるため、内数の計と一致しない
8
(5)201
2014 年度目標と活動結果
環境方針1:環境負荷を低減して地球環境にやさしい物流サービスを提供します
環境方針1:環境負荷を低減して地球環境にやさしい物流サービスを提供します。
環境負荷を低減して地球環境にやさしい物流サービスを提供します。
資源を有効に利用することで、大気汚染物質や地球温暖化物質を削減し、環境に対する影響・負
荷を軽減していきます。
目的
2014 年度
目標
(1)CO2 排出量の削減
①経費節減委員会との連携により省燃費活動を強力に進め、燃料使用量を削減する。
トラック燃料使用量削減率(トンキロ当り)
:2013 年度対比 1.0%削減
■トラック燃料使用量削減率(トンキロ当り):2013 年度対比 0.2%削減
(CO2 排出係数:環境省)
2013 年度
2014 年度
軽油使用量
7,817KL
7,770KL
トンキロ係数
46.50t・km/L
46.61t・km/L
―
0.2%
20,169tCO2
20,047tCO2
トンキロ係数向上率
(2013 年度対比)
CO2(二酸化炭素)の
排出量
トンキロ係数向上による CO2
の削減量(2013 年度対比)
―
48tCO2
トンキロ係数=(各車両積載 t 数×各車両走行 km)の全車両合計÷全車両合計燃料使用量
→1L の軽油で 1t の製品を運べる距離
軽油使用量の推移
千 KL
活動結果
15
14
13
12
11
10
9
8
7
2014 年度軽油使用量 1990 年度対比 41%減
軽油使用量/売上高
軽油使用量
'90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14
ⅰ.輸送能力の高い車両の使用(効率輸送)
輸送能力の高い車両(大型化・低床車化・
トレーラー化)を使用することで、輸送回
数の低減を図っています。
積載時は、混載(荷主毎に車両を分けるの
ではなく、複数の荷主の荷物を合わせて積
載する)をすることにより車両を満載にし、
車両の積載能力を最大限に活用します。
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
L/売上高
(千円)
2009 年度
2014 年度
23%
33%
64%
56%
4t
10%
8%
小型
他
3%
3%
15~
13t
11~
8t
ⅱ.車両の点検・整備
タイヤの空気圧を乗務員が毎月点検し、適正な空気圧を維持しています。
急減速回数の推移
ⅲ.省エネ運転指導
デジタル式タコグラフの結果を利用し、3 急(急発進・急
加速・急減速)回数の削減を個別指導しています。また、
愛知県トラック協会主催の省エネ走行競技会に参加して
います。
9
回(月)
1,200
1,000
800
600
400
200
0
45%減
'12
'13
'14
活動結果
ⅳ.省エネ機器の導入
燃費率を向上させるため、省エネ機器・省エネ運転補助機器を積極的に活用して
います。
時期
機器
導入状況
2002 年~ a.デジタル式タコグラフ
全車装着
2004 年~ b.FSスピードリミッター(最高速度抑制) 新車標準装備
c.エコランボタン(急加速抑制)
新車標準装備
2006 年~ d.エコドライブナビゲーションシステム
11 台導入
2008 年~ e.エコタイヤ
全車装着
f.アイドリングストップ装置
新車オプション装着
g.低燃費オイル:走行テスト
導入見合わせ
h.プロシフト 12 段:走行テスト
導入見合わせ
i.エアロパーツ:走行テスト
導入見合わせ
2009 年~ j.スーパーエコタイヤ:走行テスト
導入見合わせ
2010 年~ k.デジタル式タコグラフバージョンアップ 全車装着
l.燃料改善装置:導入検討
導入見合わせ
2011 年~ m.ハイブリッドトラック
2 台導入
2012 年~ n.デジタル式タコグラフ データ一元化
全社導入
d.エコドライブナビゲーションシステム
k.デジタル式タコグラフバージョンアップ
n.デジタル式タコグラフ データ一元化
i.エアロパーツ
b.FS スピードリミッター
c.エコランボタン
f.アイドリングストップ装置
g.低燃費オイル
h.プロシフト 12 段
l.燃料改善装置
m.ハイブリッド車
目的
2014 年度
目標
e.エコタイヤ
j.スーパーエコタイヤ
(1)CO2 排出量の削減
②経費節減委員会との連携により省エネ照明の導入、きめ細かな節電を進め、電力
量を削減する。
事業場内エネルギー使用量削減率(収入当り):2013 年度対比 1.0%削減
■事業場内エネルギー使用量削減率(収入当り)
:2013 年度対比 0.8%削減
ⅰ.省エネ機器導入
省エネ照明やエアコン室外機への日除けの設置により、ハード面からの節電を行
っています。
ⅱ.節電管理
デマンド監視装置により、30 分毎の使用電力を把握し、削減できるものの検討や、
ピークカット(電力需要のピークを低く抑えること)を行っています。
活動結果
ⅲ.太陽光発電設備設置
太陽光発電設備を物流センターの屋根
に設置し、CO2 を発生させない発電に貢
献しています。
ⅳ.LED 照明採用
新設する物流センターには LED 照明を採
用し、電力使用量を低減しています。
太陽光発電設備
LED 照明
10
目的
2014 年度
目標
活動結果
(1)CO2 排出量の削減
③経費節減委員会との連携により、印刷資料のきめ細かな管理を行い、用紙使用量
を削減する。
用紙使用量:2013 年度対比 3.0%削減
■用紙使用量:2013 年度対比 1.4%削減
ペーパーレス・レイアウト変更・用紙サイズ
見直し等により用紙使用量の削減を行ってい
ます。社内で使用される全社標準文書は電子
掲示板で閲覧する方式をとっています。
文書閲覧画面
目的
(2)NOx・PM 排出量の削減
2014 年度
目標
④DPF(日野自動車は DPR)装置装着車両を積極的に導入し、環境負荷を低減する。
更新大型車両 DPF 装着率:100%
活動結果
■更新大型車両 DPF 装着率:100%
計画的に車両の更新を行い、排ガス規制に適合した車両を導入しています。
目的
2014 年度
目標
活動結果
(3)環境にプラスとなる改善活動の推進
⑤運行の改善やレイアウトの改善を積極的に行う。
改善実施件数:160 件
■改善実施件数:167 件
各部門の取り組みとして、毎月 1 件を目標に改善活動
に取り組んでいます。
また、
「改善報告制度」では従業員個人からの改善を吸
い上げ、成果発表会を実施しています。
改善成果発表会
環境方針2
環境方針2:法令・協定など環境への要求事項を遵守します。
法的要求事項、公的機関・地域・近隣との協定、業界団体などからの要求事項を遵守し、汚染の
予防に努めています。また、必要に応じて、さらに高いレベルの基準を自ら設定し、その達成に
努めます。その遵守状況を年 2 回チェックしています。
目的
11
(4)法律・条例の遵守
2014 年度
目標
⑥法律・条例を守る。
遵守率:100%
活動結果
■遵守率:100%
改正省エネ法に基づき「中長期計画書」
「定期報告書」の届出を行っています。
自家給油スタンド・浄化槽・自動車洗車機の日常管理を徹底しています。廃棄物
の適切な処理により、埋立・焼却廃棄物の削減に努めています。
環境方針3
環境方針3:環境にかかわる社会貢献活動に積極的に参加します。
環境にかかわる社会貢献活動に積極的に参加します。
環境方針4:マネジメントシステムを有効に活用し、目的・目標を具体的に定め、定期
的な見直しを行い、継続的な改善に努めます。
環境マネジメントシステムにより、当社の経営のしくみをさらにレベルアップさせています。
また、社会貢献活動を実施しています。
目的
(5)教育及び現場点検によるシステムの定着
2014 年度
目標
⑦教育・現場点検を積極的に推進し、マネジメントシステムを定着させる。
定着度評価 評価点:4.2
活動結果
■定着度評価 評価点:4.1
ⅰ.教育の実施・定期的な話し合い:計画実施率 100%
ⅱ.内部監査員の養成・レベルアップ:計画実施率 100%
ⅲ.地域美化活動:各部門 月 1 回 延べ 2,541 名参加
ⅳ.得意先・物流パートナー会社・仕入先への働きかけ:計画実施率 100%
ⅴ.部門相互サポーター制による現場点検:5 グループ×3 回
(6)その他 地球温暖化防止への取り組み
①クールビズ・ウォームビズ
①クールビズ・ウォームビズ
冷暖房のみに頼らず快適に過ごせるようクールビズ・ウ
ォームビズを実施しています。
クールビズ・ウォームビズポスター
②資源の再利用
トラックには、再生タイヤ(リトレッドタイヤ)やリビルト部品(分解・洗浄・部品交換・組立
調整した再生部品)を利用し、資源の再利用に努めています。
③資源のリサイクル
③資源のリサイクル
運搬時の荷崩れを防ぐために使用しているストレッチフィルム等の廃プラスチックは、再生業者
に引き渡し、廃棄物ではなく、有価物としてリサイクルされるよう努めています。
ストレッチフィルムの利用→回収→再生
④はんだエコ事業所への登録
愛知県半田市が実施している「はんだエコ事業所」に半田支店・半田物流
センターが登録されています。これは環境に配慮した取り組みを自主的かつ
積極的に実施している事業所が登録できるもので、半田市と「はんだエコ協
定」を結び、市と協力して環境保全に努めています。
12
(7)環境関連緊急事態への対応
)環境関連緊急事態への対応
車両からの油漏れを未然に防ぐため、車両
の管理・給油等の手順の遵守を徹底していま
す。
また、緊急事態への備えとして、全車両に
油の受け皿・粘土・ウエスを携行しています。
毎年 9 月には、油漏れを想定した緊急事態
対応訓練を実施しています。
日常点検にて油漏れ確認実施
緊急事態対応訓練
(8)環境会計
2014 年度は、板スキッド購入量の削減により、省資源効果が大きく出ました。拠点では紛失防止
のために枚数管理を行っています。また、破損した物は補修をし、利用しています。
2015 年度は、さらなる、廃プラスチックの有価物としてのリサイクルや、デマンド管理等による
電気使用量削減に努めてまいります。
①環境保全コスト
環境保全コスト分類
2014 年度
集計結果
2002~2014
年度 累計
内容
418 万円
4,735 万円
620 万円
16,901 万円
・給油スタンド管理費用
・浄化槽管理費用 等
・デジタル式タコグラフ・エコナビ費用
・省エネ照明機器切り替え費用
3,632 万円
34,087 万円
・廃棄物処理費用
管理活動コスト
86 万円
1,409 万円
社会活動コスト
7 万円
89 万円
環境損傷対応コスト
0 万円
141 万円
4,763 万円
57,362 万円
公害防止
事業
エリア内 地球温暖化防止
コスト
資源循環
合計
・環境教育、コミュニケーション費用
・ISO14001 維持費用 等
・環境方針カード費用
・焼却灰処理費用(現在はなし)
②環境保全対策に伴う経済効果
②環境保全対策に伴う経済効果 “もうける ISO”
ISO”
経済効果分類
省エネルギー効果
2002~2014
年度 累計
618 万円
13,129 万円
1,322 万円
5,703 万円
コスト削減効果
0 万円
1,996 万円
改善による効果
549 万円
20,918 万円
2,489 万円
41,746 万円
省資源効果
合計
13
2014 年度
集計結果
内容
・燃料使用量節減の効果
・電気使用量節減の効果
・板スキッド購入量削減による効果
・紙購入量削減による効果
・廃棄物処理量削減による費用節減の
効果
・プラスとなる改善活動による効果
(9)コミュニケーション
①環境レポート・
①環境レポート・TAIKOH Report
2003 年度より「環境レポート」の発行を始め、2010 年度より「TAIKOH Report」として活動のま
とめを行っています。2015 年度版で通算 13 回目の発行となります。
地域・行政・顧客・株主に対して、当社の取り組みを PR するために配布を行っています。また、
当社の従業員に対して、前年度の活動結果が今後の活動に活かせるよう、周知をしています。
環境レポート・TAIKOH Report
②啓発ポスター
月ごとに啓発ポスターを全社へ配布しています。
No.
テーマ
4 月 No.166 設備点検・活動計画
5 月 No.167 定着度評価
5 月 臨 時 クールビズ
6 月 No.168 TAIKOH Report 2014 発行・環境月間
7 月 No.169 内部監査実施のお知らせ
8 月 No.170 ISO14001 更新審査のお知らせ
9 月 No.171 ISO14001 更新審査の結果・わが家の省エネ
10 月 No.172 内部監査員研修のお知らせ・緊急事態への備え
11 月 No.173 ISO9001 更新審査のお知らせ・定着度評価
11 月 臨 時 ウォームビズ
12 月 No.174 ISO9001 更新審査の結果・冬の節電
1 月 No.175 ウォームビズ 番外編
2 月 No.176 内部監査実施のお知らせ
3 月 No.177 内部監査ストロングポイント紹介
啓発ポスター No.175
③看板
各拠点に環境への取り組みについ
て宣言した看板を設置しています。
看板
14
(10)グループ会社
グループ会社
①株式会社豊田自動織機
開発機器のモニター評価に当社拠点が協力をしています。
ⅰ.リチウムイオン電池搭載リーチフォークリフト
ⅱ.e-Porter(EV 専用プラットフォームを採用した次世代物流
車のコンセプトカー)
e-Porter
②大興タクシー株式会社(タクシー事業)
2005 年 2 月に交通エコロジー・モビリティ財団によるグリーン経営を認証取得しています。
③株式会社東海興運(運送事業)
株式会社東海興運(運送事業)
2004 年 11 月に ISO14001 を認証取得しています。
省エネ運転を推進し、資源の有効利用と CO2 排出量の削減に取り組んでいます。
④株式会社オートサービス大興(自動車整備業)
株式会社オートサービス大興(自動車整備業)
2005 年 11 月に ISO14001 を認証取得しています。
工場の省エネ・効率的な業務への改善活動を推進しています。
千 tCO2 30
(11)CO2 排出量
25
20
軽油
電気
計
2013 年度
20.2 千 tCO2
6.6 千 tCO2
26.7 千 tCO2
2014 年度
20.0 千 tCO2
6.5 千 tCO2
26.6 千 tCO2
軽油
15
10
5
電気
0
2013年度
2014年度
(12)201
2015 年度の
年度の取り組み計画
物流サービスを提供する会社として引き続き、CO2 排出量の削減に積極的に取り組んでいきます。
また、その活動が品質活動とともに現場に根付いたものになるよう、現場点検を実施し、全社的な
活動として真のシステムの定着を図っていきます。
目的
1.CO2 排出量の削減
2.環境にプラスとなる改善
活動の推進
3.法律・条例の遵守
4.教育及び現場点検による
システムの定着
15
目標
トラック燃料使用量削減:2014 年度対比 1%削減
事業場内エネルギー使用量削減:2014 年度対比 1%削減
用紙使用量の管理
運行・レイアウトの改善
改善報告の増加
廃棄物の有価物への切り替え
環境設備・車両・廃棄物・騒音防止管理・省エネ法・条例対応
法律・条例改正状況の定期チェック実施、改正内容展開
定期的な環境及び ISO の教育や話し合い実施
内部監査員の養成・レベルアップ
地域美化活動実施
得意先・物流パートナー会社・仕入先への働きかけ
部門相互サポーター制で品質と環境の現場点検実施
3.社会
(1)豊田自動織機グループ 安全ビジョン
豊田自動織機グループが目指す安全の姿を安全活動の拠りどころとし
て明文化した安全ビジョンを全従業員で共有しています。安全衛生委員
会では安全ビジョンを掲揚し、各種会議冒頭にて安全宣言を行っていま
す。また、歩行安全行動「ポケテナシ活動」ののぼりを各部門に掲示し
安全文化の構築活動を行っています。
安全ビジョン掲揚
(2)安全・品質
お客様の製品をお届けすることは、お客様の心を届けること。
私たちは、安全、確実、丁寧な輸送・保管を心がけ、お客様に満足し
ていただける物流サービスを提供するために、
「お客様第一」を基本とし
た活動を行い、安全と品質の向上に努めています。
また、運輸安全マネジメントを全員参加で実施することにより、トッ
プクラスの安全・品質水準を実現します。2014 年度には、中部運輸局に
よる第 3 回の運輸安全マネジメント評価を受けています。
安全性優良事業所として、全日本トラック協会より、安城支店、田原
支店、半田物流センター、岡崎支店、刈谷支店、豊田支店、東富士支店、
関東支店、東京物流センター、大阪支店が認定されています。
事故・輸送トラブル・労働者災害を未然に防止するため、安全・品質
方針に基づき、3Q向上活動(事故、輸送トラブル・労働者災害の発生を予
防するための品質向上活動)を実施しています。
安全性優良事業所認定
①トラック・フォークリフト運転技能競技大会
トラック・フォークリフト運転技能競技大会
毎年 1 回、当社従業員・物流パートナー従業員が、日頃培ったトラ
ック・フォークリフトの実力を競い合う運転技能競技大会を実施して
います。2014 年度は当社従業員・物流パートナー従業員を合わせて、
430 名が参加しています。
また、愛知県陸災防主催のフォークリフト運転競技大会では準優勝
を果たし、全国大会に出場しています。
トラック・フォークリフト運転技能競技大会
②安全品質大会
毎年 7 月、安全意識の高揚と輸送品質のさらなる向上を図るため、
安全品質大会を実施しています。
2014 年度は、第一部では、安全品質の取り組み報告、永年無事故表
彰、続いて指差唱和が行われ、全員で「みんなでつなぎ 高まる意識 達
成しようゼロ災害」
「労災・事故・輸送トラブル根絶!」を唱和しまし
た。
第二部では、愛知県刈谷警察署より「交通情勢について」の演題で
ご講演を頂き、交通情勢や交通事故の事例をもとに安全運転について
学びました。
当社従業員・物流パートナー従業員を合わせて、484 名が参加して
います。
安全品質大会
16
③トラック・セーフティ・ラリー
愛知県トラック協会が主催するトラック・セーフティ・ラリーに参加をし
ています。これは、1 チーム 5 名で一定期間の無事故・無違反を競い、交通安
全意識を高め、事故・違反の減少を目的とした交通安全運動です。
2014 年度は 1,291 名 244 チームが参加し、無事故・無違反に取り組みまし
た。無事故・無違反達成チームには社内表彰として、2013 年度と色違いの、
豊田自動織機製の織機で織られた今治タオルを贈呈しています。
今治タオル
④運行途中総点検
2014 年度は、新名神高速道路 土山サービスエリアに
て、一般利用者向けの交通安全啓蒙活動、自社・物流パ
ートナー車両の点検、点呼を実施しました。
交通安全啓蒙活動では、
「思いやり運転 待ってあげよ
う ゆずってあげよう」の文字入りのオリジナルウェット
ティッシュを一般の方に配布しています。
交通安全啓蒙配布物
運行途中総点検
⑤安全運行・安全作業確保に向けた設備投資
安全運行・安全作業確保に向けた設備投資
支店・センターには構内カメラを設置しています。また、安全運行を把握するため、ドライブレ
コーダーをすべての営業用車両に設置し、運行状況を確認しております。
⑥教育・指導
教育・指導
計画にそった教育を実施しています。低経験者を対象とした教育訓練センターでのリフト教育、
現場パトロールを通じた指導が行われています。毎年 2 回、3Q 向上運動強化月間を設定し、社内を
あげての活動を行っています。また、ドライブレコーダーの映像を活用し、個別指導を行ったり、
危険予知訓練を実施しています。社内で発生した事故・輸送トラブル・労働者災害は、全社で共有
し、同様の事例を発生させないよう展開しています。
⑦乗務前点呼(アルコール検査)
乗務前点呼(アルコール検査)・乗務後点呼
・乗務後点呼
法律に基づき、点呼を実施しています。特に乗務前点呼時のアルコール
検査は法規制前より導入しており、安全な運行を確保しています。乗務後
点呼ではデジタル式タコグラフのデータをもとに、安全面・環境面の指導
を行っています。
点呼
(3)地域社会
私たちは豊かで健全な社会を目指し、よき企業市民として地域の発展に寄与します。
①交通安全
ゼロの日の交通安全の立哨、愛知県トラック協会西三支部刈谷部会協力
の「児童交通安全教室」への参加など輸送会社の一員として、交通安全活
動を積極的に推進しています。
②地域美化
各部門毎月 1 回、地域の美化活動として、ゴミ拾いを実施しています。
17
児童交通安全教室
③ボランティア活動
開発途上国の子供たちにワクチンを送ることを目的に、ペットボ
トルのキャップを回収しています。また、募金・書き損じハガキ回
収・バザー提供品回収等を行っています。
刈谷商工会議所の「安心・安全ネットワーク事業」として本社及
び刈谷支店の全社用車とトラックの車体に「街頭犯罪監視中ステッ
カー」を貼付し、街頭犯罪抑止に向けた社会貢献活動に協力してい
ます。
バザー提供品回収
④寄付
社会貢献活動として、各種団体の趣旨に賛同しさまざまな寄付を行っています。
(4)従業員
私たちは、物流サービスを提供する会社の一員としての社会的責任を自覚し、仕事に誠実に取り
組むとともに、働きやすい職場づくりをします。
①職場づくり
①職場づくり
労使一体となりコミュニケーション活動を行っており、各職場で
あいさつ運動等が実施されています。また、安全標語・ポスターを
従業員・従業員家族・物流パートナーから募集し、安全への意識を
高めています。
企業倫理に関する相談については、
「企業倫理相談窓口(法律事務
所)
」が設けられ、従業員からの相談に対するフォローを行っていま
す。
あいさつ運動
②コンプライアンス
CSR 委員会を設置し、企業行動・法令等の遵守・リスク管理に関する審議
を行っています。
従業員には、一人ひとりが法令や社会のルール・マナー、就業規則を守っ
て行動するための指針として「会社と従業員の行動の手引き」を配布し、理
解活動を行っています。
また、研修にてコンプライアンスに関する教育を実施し、意識の向上を図
っています。
会社と従業員の行動の手引き
③リスクマネジメント
企業経営に重大な影響を及ぼすさまざまなリスクに対し、未然防
止に努めるとともに、万一の場合に最小限の被害に抑えられるよう
リスクマネジメントに取り組んでいます。
2014 年度は震災訓練として避難救護訓練、消火訓練、MCA無線
での交信、また、AEDの使用方法の確認を実施しています。
災害発生時の従業員の安否確認には、各人の携帯電話に自動的に
安否確認メールが配信される「安否確認サービス」を利用し、安否
の把握を迅速かつ確実に行えるよう体制を整えています。震災訓練
時には安否確認の訓練も合わせて行っています。
各拠点には災害備蓄品を配備し、災害時への備えを行っています。
MCA 無線訓練
18
発
行:2015年6月
発 行 部 署:〒448-0843
愛知県刈谷市新栄町二丁目38番地
大興運輸株式会社 経営企画室
TEL 0566-21-3416
FAX 0566-21-4837
http://www.taikoh.co.jp/
環境ロゴマーク
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