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TotalPatent – 新旧検索エンジンの相違について

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TotalPatent – 新旧検索エンジンの相違について
2011 年 9 月 22 日
お客様各位
レクシスネクシス・ジャパン株式会社
IP 事業部
TotalPatent – 新旧検索エンジンの相違について
拝啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は TotalPatent をご利用下さいましてありが
とうございます。
米国時間の 2011 年 9 月 3 日(日本時間 9 月 4 日)
、TotalPatent が新しい検索エンジンに移行致
しました。旧検索エンジンに比べ拡張、変更した点がございますので本文書にてお知らせします。
敬具
記
1. 検索処理速度の向上
検索の処理速度が旧エンジンと比較して 70%早くなりました。
2. 複雑な検索式の処理に対応
旧検索エンジンでは、回答集合の大きさや検索条件の複雑さによって検索の処理自体が中止され
ることがありましたが、新検索エンジンではそれらによることなく検索結果を得ることができる
ようになりました。
3. ストップワード(検索することができない語)設定の解除
新検索エンジンでは、ストップワード設定を解除し、全ての語を検索することができるようにな
りました。AND、OR といった演算子については“”
(ダブルクオーテーション)で囲んで入力す
ることにより検索することが可能です。旧検索エンジンにおいてストップワードとして設定され
ていたものについては、
「TotalPatent™ 徹底活用ガイド[第 2 版]」p.88 をご参照ください。
※「TotalPatent™ 徹底活用ガイド[第 2 版]」をお持ちでないお客様は担当営業又はカスタマーサポートまで御連絡下さい。
4. トランケーション機能の向上
旧検索エンジンでは、前方/中間/後方一致の検索条件を作製することができましたが、新検索エン
ジンでは、それらに加え、語中のトランケーション(複数文字マスク)として使用することがで
きるようになりました。
例)
auto!(前方一致)、!mobile(後方一致)、 !mobile!(中間一致)
auto!ile(語中の複数文字マスク)
5. 検索語緩衝機能の拡張
旧検索エンジンでは、名詞が規則変化するものであれば、自動的に単数形・複数形・所有格を含
めて検索しましたが、新検索エンジンでは名詞の規則変化に加え、動詞・形容詞の活用形を含め
て検索します。また、child や ox のように複数形が不規則変化する名詞も本緩衝機能の対象とな
りました。但し、後方一致を指定した場合はこの緩衝が無効になります。
例 1)
検索語 display の場合:display, displays, displayed, displaying を検索
例 2)
検索語 tell の場合: tell, tells, told, telling を検索
例 3)
検索語 easy の場合: easy, easier, easiest を検索
なお、検索語に“”ダブルクオーテーションを使用した場合は、完全一致検索を行います。
例 4)
検索語”display”の場合: display のみ検索 displays などは検索されない
例 5)
検索語”fuel cell”の場合: fuel cell のみ検索 fuel cells などは検索されない
6. 恒常的に機械翻訳英文を検索対象に含め Seachable Fields を使用した検索に対応
旧検索エンジンでは、収録された機械翻訳英文を対象に検索する場合は Advanced Search 画面の
Search Options、Also search for terms in English machine translations を有効にする必要があ
りましたが、新検索エンジンでは Search Options の設定に関わらず恒常的に検索対象とします。
また、旧検索エンジンでは機械翻訳英文を対象に Seachable Fields を使用することができません
でしたが、新検索エンジンでは Searchable Fields を使用して検索することが可能です。
ご不明点等ございましたら弊社カスタマーサポートまたは担当営業にお問い合わせ下さいますよ
うお願い致します。
[本件に関する問合せ先]
レクシスネクシス・ジャパン株式会社
カスタマーサポート
Tel 03-5787-3514
Mail [email protected]
以上
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