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試験結果の信頼性と基準認証制度 - NITE 独立行政法人 製品評価技術

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試験結果の信頼性と基準認証制度 - NITE 独立行政法人 製品評価技術
試験結果の
試験結果の信頼性と
信頼性と基準認証制度
基調講演
@JNLA 15周年
15周年シンポジウム
周年シンポジウム
2013年
年3月
月11日
日
産業技術総合研究所
産業技術総合研究所 特別顧問
小野晃
1
目
次
1. 誰のために計測
のために計測するのか
計測するのか
-計測
計測の
内部性と
と外部性
の内部性
2. 試験結果の
試験結果の信頼性
-科学的根拠と
担保する
する制度
制度
科学的根拠と担保
する
3. 原発事故の
原発事故の事例
-放射線計測の
信頼性について
について
放射線計測の信頼性
2
1.
誰のために計測するのか
計測するのか
「試験」
試験」と「計測」
計測」
試試試試
=
計測(
計測(測定/
測定/分析)
分析) A1, A2, ・・・
試験項目 B
=
計測(
計測(測定/
測定/分析)
分析) B1, B2, ・・・
試験項目 C
=
計測(
計測(測定/
測定/分析)
分析) C1, C2, ・・・
験験験験
試験項目 A
Testing
・
・
・
・
・
・
・
・
特性や
要件を
特性
や要件
を
評価し
判定すること
評価
し判定
すること
性質を
量や性質
を
確定すること
確定
すること
Measurement
3
なぜ測
なぜ測るのか?
るのか?
• 測れないものは操
れないものは操れない
• 測れないものは
れないものは作
ものは作れない
操縦、
、運転
操縦
製造、
、加工
製造
• 測らない
ないものは
ものは売
ものは売れない買
れない買えない
取引、
取引
、通商
• 測らないところには住
らないところには住めない
測らないものは食
らないものは食べられない
放射能汚染
4
測れないものは操
れないものは操れない
原子力発電所
・自動車
・航空機
中央制御室
・中性子線量
・温度 ・圧力 ・水位 ・流量
校正で
国家標準にトレーサブル
にトレーサブル))
で国家標準
にトレーサブル
(JCSS校正
@開発、
開発、設計、
設計、検査、
検査、運転
5
測れないものは作
れないものは作れない
固体デバイス
固体デバイス
(ナノメートルオーダーの精度
ナノメートルオーダーの精度で
精度で微細な
微細な構造物を
構造物を精密に
精密に組み上げる)
げる)
測長走査電子顕微鏡
240 nm ピッチ
標準スケール
標準
スケール
・材料特性 ・幾何学特性
電気・・電子特性
・電気
・光学特性 ・磁気特性
@開発、
開発、設計、
設計、製造加工、
製造加工、検査、
検査、使用
6
測らないものは売
ないものは売れない買
れない買えない
機能と
機能と安全性(
安全性(製品)
製品)
欧州RoHS指令
指令:
欧州
電子・
電子・電気機器に
電気機器に含まれる特定有害物質
まれる特定有害物質の
特定有害物質の使用制限
成分分析
分析用標準物質
水銀、
・カドミウム、
・鉛、 ・水銀
、 ・カドミウム
、
六価クロム
クロム、
・六価
クロム
、
ポリ臭化
臭化ビフェニル
・ポリ
臭化
ビフェニル 、
ポリ臭化
臭化ジフェニルエーテル
・ポリ
臭化
ジフェニルエーテル
@原材料の
原材料の調達、
調達、製品の
製品の出荷・
出荷・受け入れ
NMIJ CRM 8103-a7
測らないところには住
らないところには住めない
測らないものは食
らないものは食べられない
安全性(
安全性(環境、
環境、食品)
食品)
--福島原発事故
--福島原発事故による
福島原発事故による放射能汚染
による放射能汚染--
放射能汚染--
・空間放射線量
・放射能
野菜類
魚貝類
米
8
計測結果を
計測結果を誰が使うのか?
うのか?
外部性
放射能汚染
RoHS指令
RoHS
指令
固体デバイス
固体
デバイス
自分の
自分の国、世界中
自分の
自分の会社、
会社、業界
業界標準
業界
標準
社内標準
社内
標準
原子力発電所
航空機
自動車・・腕時計
自動車
国際標準
国際
標準
国家標準
自分のグループ
自分のグループ
自分
内部性
計測の
計測の内部性と
内部性と外部性
(ステークホルダーの範囲
ステークホルダーの範囲)
範囲)
9
通商が
通商が計測の
計測の外部性を
外部性を拡大
18世紀
18
世紀
産業革命 ---
---西
西ヨーロッパにおける通商
ヨーロッパにおける通商の
通商の拡大
1790年
1790年 フランス革命
フランス革命 国民議会で
国民議会で近代計量法が成立
19世紀
19
世紀
ヨーロッパ世界
ヨーロッパ世界の
世界の拡大
1875年
メートル条約
条約締結 (当初17カ
1875年 メートル
当初 カ国)
1885年
1885年 日本がメートル
日本がメートル条約
がメートル条約に
条約に加盟
20世紀
20
世紀
IEC設立
電気の
IEC設立(
設立(国際標準化)
電気の普及
ISO設立
戦後経済の
ISO設立
戦後経済の復興
ヨーロッパの経済統合
ヨーロッパの経済統合--基準認証制度
--基準認証制度の
基準認証制度の発展
市場の
市場の全世界(
全世界(グローバル)
グローバル)化---冷戦
---冷戦の
冷戦の終了
基準認証制度の世界的な
世界的な展開
TBT協定
1995年
協定---国際標準
---国際標準の
国際標準の重視、
重視、相互承認
1995年 WTO/TBT
1906年
1906年
1947年
1947年
1960年代
1960年代
1990年
1990年
21世紀
21
世紀
自由貿易圏の
自由貿易圏の拡大
基準認証制度の
基準認証制度
の深化
10
目
次
1. 誰のために計測
のために計測するのか
計測するのか
-計測
計測の
内部性と
と外部性
の内部性
2. 試験結果の
試験結果の信頼性
-科学的根拠と
担保する
する制度
制度
科学的根拠と担保
する
3. 原発事故の
原発事故の事例
-放射線計測の
信頼性について
について
放射線計測の信頼性
11
計測結果の
計測結果の信頼性を
信頼性を支える三要件
える三要件
(1)正確な
正確な測定器
目的に
目的に合った測定器
った測定器
トレーサビリティの確保
トレーサビリティの確保
(2)適切な
適切な測定方法
測定者の
測定者
の高い技能
対象物に
対象物に適した測定方法
した測定方法
規格に
規格に基づいた測定方法
づいた測定方法
(3)測定者の
測定者の高い技能
測定器の
測定器の適切な
適切な取り扱い
測定値の
測定値の適切な
適切な評価
正確な
正確
な測定器
適切な
適切
な測定方法
↑
・
・
・
・
・
測定器の
測定器の定期的な
定期的な校正と
校正と保守
作業マニュアル
手順書 ・作業
マニュアル
教育、
教育、訓練
測定規格
測定能力の
測定能力
の認定
12
試験結果の
試験結果の信頼性--科学的根拠
--科学的根拠
ワイン中
ワイン中の鉛の濃度測定(
濃度測定(民間試験所
民間試験所)
試験所)
認定試験所
認定試験所でも
試験所でも
測定結果はバラバラ
測定結果はバラバラ!
はバラバラ
±10%
部分公開
IMEP-16(
(欧州共同研究所IRMMに
により行
年)には40ヵ
欧州共同研究所
より行われた技能試験
われた技能試験プログラム
技能試験 プログラム、
プログラム、2000年
には ヵ国160
の試験機関が
以内に
の機関であった
試験機関が参加した
参加した。
した。参照値に
参照値に対して±
して±10%以内
以内に収まったのはわずか1/3の
まったのはわずか
機関であった。
であった。
13
計量トレーサビリティの
計量トレーサビリティの国際相互承認
トレーサビリティの国際相互承認
A国
B国
国際比較・
国際比較・国際相互承認
国立計量機関
国立計量機関
メートル条約
メートル条約
認定校正事業者
認定校正事業者
計測器の
計測器のユーザ
ILAC/APLAC
国立計量機関
国立計量機関
MRA,
,BIPM
MRA
認定校正事業者
認定校正事業者
計測器の
計測器のユーザ
世界の
世界の消費者、
消費者、世界展開する
世界展開する企業
する企業
14
試験結果の
試験結果の信頼性--科学的根拠
--科学的根拠
ワイン中
ワイン中の鉛の濃度測定(
濃度測定(国立計量
国立計量機関
計量機関)
機関)
CCQM-K30
±10%
参照値 = 2.99 ng/g
不確かさ
不確かさ 0.06 ng/g
(k=2.3)
完全公開
ルーマニア
EC
南ア
ブラジル
英
韓
中
仏
日
豪
独
Results published on 18 January 2008
Degrees of equivalence Di and expanded uncertainty Ui (k = 2) expressed in ng/g
15
計量トレーサビリティの
計量トレーサビリティの国際相互承認
トレーサビリティの国際相互承認
A国
B国
国際比較・
国際比較・国際相互承認
国立計量機関
国立計量機関
メートル条約
メートル条約
認定校正事業者
認定校正事業者
計測器の
計測器のユーザ
ILAC/APLAC
国立計量機関
国立計量機関
MRA,
,BIPM
MRA
認定校正事業者
認定校正事業者
計測器の
計測器のユーザ
世界の
世界の消費者、
消費者、世界展開する
世界展開する企業
する企業
16
試験結果の
試験結果の信頼性--科学的根拠
--科学的根拠
抵抗温度計
℃校正
抵抗温度計の
温度計の100℃
(APLAC認定校正事業者技能試験
認定校正事業者技能試験 APM005 1998)
)
参照値と
参照値と
不確かさ
不確かさ
参加国(
参加国(機関数)
機関数)
日(3)、米(4)、豪(2)、
インドネシア(1)
非公開
17
基準認証5
準認証5分野--体系
--体系
工工工工 業業業業 標標標標 準準準準 化化化化 法法法法
計
国際標準化機関
ISO, IEC
メートル条約
メートル条約
CIPM
③
法
国際法定計量条約
OIML
②
①
国家計量標準
正確な
正確
な測定器
製品規格
適切な
適切
な測定法
試験規格
認定機関
計量法 計量器規制
試験検査規則
認定校正事業者
ISO/IEC
17025
17011
量
④
高い技能
製品・サービス
製品
・サービス
認証機関
ISO 9000
QS 9000
JIS
認定試験所
認定試験所
検定機関
法定計量器
一般ユーザ
一般ユーザ,
ユーザ 産業界
⑤
国内外
規制当局
各 種 規 制 法
18
基準認証5
準認証5分野--組織
--組織
19
認定と
認定と相互承認における
相互承認における信頼性確保
における信頼性確保
1. 認定では
認定では計測
では計測と
計測と試験の
試験の能力を
能力を実体的に
実体的に検証する
検証する
・ 国際比較、
国際比較、技能試験による
技能試験による科学的根拠
による科学的根拠に
科学的根拠に基づく検証
づく検証
・ 過度の
過度の文書主義、
文書主義、文書オンリー
文書オンリー主義
オンリー主義に
主義に陥らない
2. 高い透明性のもとで
透明性のもとで相互承認
のもとで相互承認する
相互承認する
・ 国際ラボ
国際ラボ間比較
ラボ間比較にもとづく
間比較にもとづく相互信頼感
にもとづく相互信頼感の
相互信頼感の醸成
・ 相互承認の
相互承認の科学的根拠の
科学的根拠の開示
3. 相互承認の
相互承認の重みを考
みを考える
・ 相手国
相手国を
を承認する
承認する立場
する立場からものを
立場からものを見
からものを見る
・ 自国民に
自国民に対する説明責任
する説明責任
・ 国益の
国益の考慮
20
目
次
1. 誰のために計測
のために計測するのか
計測するのか
-計測
計測の
内部性と
と外部性
の内部性
2. 試験結果の
試験結果の信頼性
-科学的根拠と
担保する
する制度
制度
科学的根拠と担保
する
3. 原発事故の
原発事故の事例
-放射線計測の
信頼性について
について
放射線計測の信頼性
21
原発事故と
原発事故と放射性物質の
放射性物質の放出
2011年
年
3月
月11日
日(金)
東北地方太平洋沖地震発生
3月
月12日
日(土)
福島第一原発1号機水素爆発
福島第一原発 号機水素爆発
福島第一原子力発電所の
正門において測定した3月
12日から3月19日までの
放射線量 (単位:mSv/h)
3月15日にピーク
22
つくばにおける放射線計測
つくばにおける放射線計測
2011年3月15日以降産総研つくばセンター構内で測定し、結果をHPで公開。
以後放射性物質の新たな大量放出がないことを、測定結果で示した。
放射線量率 (µSv/h)
(1)空間放射線量測定
空間放射線量測定
1.5
(2)降下物の
降下物の放射能測定
3階ベランダ
駐車場
1.0
0.5
0.0
4
2
0
3月15日
雨量(mm)
3月23日
3月31日
23
23
放射線計測
緊急対応の
緊急対応の必要性
事故現場の
事故現場の放射能汚染
環境の
環境の放射能汚染
飲料水・
飲料水・農産物・
農産物・工業製品の
工業製品の放射能汚染
24
放射線計測におけるクリティカルな
放射線計測におけるクリティカルな問題点
におけるクリティカルな問題点
・ 福島第一原発事故現場における
福島第一原発事故現場における計測
における計測
・高放射線量の
高放射線量の場
核燃料の
核燃料の冷却、
冷却、電源の
電源の復旧、
復旧、汚染水の
汚染水の処理作業
・関係者--
関係者--
--日本
日本だけでなく
だけでなく国際機関
国際機関、
、外国機関も
外国機関も計測
日本
だけでなく
国際機関
日(東電、
東電、メーカ、
メーカ、自衛隊、
自衛隊、消防)--
消防)--産総研
)--産総研トレーサブル
産総研トレーサブル
国際原子力機関(
)--独自標準
国際原子力機関(IAEA)--
)--独自標準
米(海兵隊放射線防護特殊部隊)--
トレーサブル
海兵隊放射線防護特殊部隊)--NISTトレーサブル
)--
仏(アレバ社
トレーサブル
アレバ社)--LNEトレーサブル
)--
・トレーサビリティ先
なる多数
多数の
放射線計測器が
・トレーサビリティ
先が異なる
多数
の放射線計測器
が混在
現場の
現場の測定結果が
測定結果が合わない!
わない!
・ 環境の
環境の放射線計測
福島を
中心とした
とした広域
広域の
長期にわたる
にわたる外部被爆
避難・・帰還
帰還の
・福島
を中心
とした
広域
の計測 、長期
にわたる
外部被爆 、避難
の要件
・ 農水産物・
農水産物・飲料水・
飲料水・工業製品の
工業製品の放射能計測
体内からの
からの内部被爆
・体内
からの
内部被爆
・極低レベルの
極低レベルの放射能計測
レベルの放射能計測
外国の
・外国
の輸入規制
・場合によっては
場合によっては生産物
によっては生産物の
生産物の全数検査
25
計測結果の
計測結果の信頼性を
信頼性を支える三要件
える三要件
(1)正確な
正確な測定器
目的に
目的に合った測定器
った測定器
トレーサビリティの確保
トレーサビリティの確保
(2)適切な
適切な測定方法
測定者の
測定者
の高い技能
対象物に
対象物に適した測定方法
した測定方法
規格に
規格に基づいた測定方法
づいた測定方法
(3)測定者の
測定者の高い技能
測定器の
測定器の適切な
適切な取り扱い
測定値の
測定値の適切な
適切な評価
正確な
正確
な測定器
適切な
適切
な測定方法
↑
・
・
・
・
・
測定器の
定期的な
校正と
測定器
の定期的
な校正
と保守
作業マニュアル
手順書 ・作業
マニュアル
教育、
教育
、訓練
測定規格
測定能力の
測定能力
の認定
26
放射線計測の
放射線計測の緊急対応
1.情報の
情報の発信---日本の放射線計測の信頼性を明示
放射線・放射能測定に関する日本の国際同等性を説明
正しい情報の提供による混乱の未然防止
正しい測定を行うための要件の提示
2.汚染の
汚染の測定---測定結果の信頼性と国際整合性を確保
環境、食料、飲料水、工業製品
作業手順書、作業記録、測定報告書、県職員の教育・訓練、測定実施
3.測定者の
測定者の技能と
技能と計測結果の
計測結果の信頼性向上
・講習と測定能力の証明
基礎講習、機器講習と組み合わせた教育・訓練の一環として技能試験を実施
・極低レベル放射能標準物質の開発
国家標準にトレーサブルな極低レベル放射能の玄米標準物質 ~80 Bq/kg
測定者の技能確認、測定法の検証、試験所・検査機関で活用
・認定基準の作成
放射能測定に多くの試験機関が参入、試験所・検査機関の認定技術指針
認定による試験結果の信頼性の確保
27
情報の
情報の発信
-放射線計測
放射線計測の
放射線計測の信頼性について
信頼性についてについて
・ 測定
測定のトレ
のトレ-
、
のトレ-サビリティ、
サビリティ、国際相互承認制度、
国際相互承認制度、JCSS、
・ 実際の
実際の測定上の
測定上の注意等、
注意等、放射線
放射線・放射能測定の
放射能測定の信頼性確保に
信頼性確保について
・ 産総研の
総研のHP (和文・
和文・英文)、
英文)、講習会
)、講習会、
講習会、研究会等で
研究会等で紹介
産総研HP
産総研
(和文・
英文)
和文・英文)
日本国民向け
日本国民向
け
+ 外国向
外国向け
け
28
情報の
情報の発信ーー放射線計測
ーー放射線計測のトレーサビリティ
放射線計測のトレーサビリティ
(産総研HPに
産総研 に掲載)
掲載)
29
情報の
情報の発信--メートル
--メートル条約
メートル条約の
条約の国際比較
(産総研HPに
産総研 に転載)
転載)
セシウム137
セシウム137の
137の放射能計測 (国立計量標準機関が
国立計量標準機関が参加)
参加)
国際同等性
の証明
30
情報の
情報の発信--国際
--国際・
国際・国内のラボ
国内のラボ間比較測定
のラボ間比較測定
すでに実施済
実施済みのラボ
みのラボ間比較測定
すでに
実施済
みのラボ
間比較測定
(産総研HPで
産総研 で言及)
言及)
(国立計量機関の
国立計量機関の測定能力の
測定能力の証明)
証明)
1. メートル条約
メートル条約のもとでの
条約のもとでの国際基幹比較
のもとでの国際基幹比較
など国立計量機関
国立計量機関が
参加、
国際相互承認の
産総研NMIJなど
国立計量機関
が参加
、国際相互承認
の要件
(日本の
日本の試験所の
試験所の測定能力の
測定能力の証明)
証明)
2. 国際原子力機関(
)主催の
国際原子力機関(IAEA)
主催の国際技能試験
日本アイソトープ
アイソトープ協会
協会、
日本分析センター
センター等
日本
アイソトープ
協会
、日本分析
センター
等が参加
3. NITE主催
主催の
主催の国内技能試験
JCSS制度登録校正事業者
制度登録校正事業者が
参加、
認定・・国際相互承認
国際相互承認の
が参加
、認定
の要件
4. 日本分析センター
日本分析センター主催
センター主催の
主催の国内技能試験
日本の
主要な
試験・・検査機関
検査機関が
日本
の主要
な試験
が参加
31
汚染の
汚染の測定
-工業製品
工業製品の
工業製品の汚染汚染
(1) いわき市及
いわき市及び
市及び南相馬市に
南相馬市に開設された
開設された測定所
された測定所を
測定所を支援
いわき市
南相馬市
産総研からの派遣職員数 4ヶ月間で 延べ296人
福島県ハイテクプラザいわき技術支援センターで
工業製品の汚染測定に従事
工業製品の放射能汚染測定所の立ち上げ
作業要領書作成(組織、手順、記録、機器管理、不具合)
産総研職員が出張し継続的な技術支援
(2) 講習会開催
講習会開催や
開催や作業者への
作業者への教育
への教育・
教育・訓練に
訓練により測定技能
より測定技能を
測定技能を向上
32
汚染検査の技術支援の様子
汚染の
汚染の測定
-測定結果
測定結果の
測定結果の国際整合化
国際整合化整合化
1.関連する
関連する規格
する規格に
規格に準拠すること
準拠することで
することで現場測定における
現場測定における国際整合性
における国際整合性を
国際整合性を維持した
維持した
(1)機器
JIS Z 4329:2004 ”放射性表面汚染サーベイメータ”
IEC 60325 “Radiation protection instrumentation - Alpha, beta and
alpha/beta (beta energy >60 keV) contamination meters and monitors”
(2)作業
JIS Z 4504:1993 “放射性表面汚染の測定方法”
ISO 7503-1 “Evaluation of surface contamination - Part 1: Beta-emitters
(maximum beta energy greater than 0.15 MeV) and alpha-emitters”
(3)トレーサビリティ
JIS Z 4334:2005 “放射性表面汚染モニタ校正用線源β線放出核種(最大エネルギー0.15 MeV以上)及びα線放出核種”
ISO 8769 “Reference sources - Calibration of surface contamination
monitors - Alpha-, beta- and photon-emitters”
2.品質マニュアルを
品質マニュアルを作成
マニュアルを作成し
作成し現場測定の
現場測定の作業品質を
作業品質を確保
・作業目標の提示による測定ラインの早期立ち上げ
・作業手順と記録事項の共有による一体感
・施設及び設備の維持管理による測定品質の向上
33
汚染の
汚染の測定
-測定結果
測定結果の
測定結果の国際整合化
国際整合化整合化
様式 7
第○○○-○ 号
Report No. ○○○-○
平成23年 5月 ○日
DATE:May ○,2011
放射性表面汚染測定結果報告書
1.関連する
関連する規格
する規格に
規格に準拠すること
準拠することで
することで現場測定における
現場測定における国際整合性
における国際整合性を
国際整合性
維持した
SURVEY REPORT を維持した
(1)機器
○○株式会社 様
++++++++○○○区○○○○
TO:
COMPANY NAME ○○ CO, LTD
ADDRESS XXXX, YYYYY, ZZZ-ku
******市長
++ 県******市++++++++++++番地
JIS Z 4329:2004 ”放射性表面汚染サーベイメータ”
IEC 60325 “Radiation protection instrumentation - Alpha, beta and
alpha/beta (beta energy >60 keV) contamination meters and monitors”
品 名 ○○○○○
PRODUCT △△△△△
依頼事項 放射性表面汚染測定
REQUEST The measurement of surface cotamination
(2)作業
依頼のあった製品の測定結果は次の通りである。
The result of the measurement of the product with the request is as follows.
測定日
2011年 5月 ○日(May ○,2011)
DATE
測定場所
LOCATION
GMサーベイメータ(ALOKA製 形式 TGS-146B) 製造番号:
GM Survey Meter "ALOKA CO,LTD MODEL TGS-146B" S/N:
測定器
JIS Z 4504:1993 “放射性表面汚染の測定方法”
ISO 7503-1 “Evaluation of surface contamination - Part 1: Beta-emitters
(maximum beta energy greater than 0.15 MeV) and alpha-emitters”
INSTRUMENT
(3)トレーサビリティ
校 正 年 月 日 : 2011年 3月 27日 機器効率 有効窓面積 19.6cm 2
Calibration : March 27,2011 Instrument efficiency
Sensitive window area 19.6cm 2
・製品表面における放射性表面汚染として、GMサーベイメータで計数率(min-1)を測定。この際,プ
ローブ先端を製品に近接させて測定した。JIS Z4504:2008(ISO 7503-1:1988)の直接測定法に準拠し
ている。
The probe of the GM Survey Meter is pointed at the product’s surface to measure the radiation
count rate at the surface of the product. The
JIS Z 4334:2005 “放射性表面汚染モニタ校正用線源β線放出核種(最大エネルギー0.15 MeV以上)及びα線放出核種”
ISO 8769 “Reference sources - Calibration of surface contamination
monitors - Alpha-, beta- and photon-emitters”
1.測定値(Measurement Value)
測定方法*1
METHOD
・下記の写真に示した状況で、測定を行った。
Situation of the measurement is shown in the photograph below.
・時定数(Time constant):10 s
*2
平均値(Average) ○○min-1
最大値(Maximum) ○○min-1
最小値(Minimum) ○○min-1
2.品質マニュアルを
品質マニュアルを作成
マニュアルを作成し
作成し現場測定の
現場測定の作業品質を
作業品質を確保
測定結果
RESULT
写真
*3
2.バックグラウンド(BG)
平均値(Average) ○○min-1
・作業目標の提示による測定ラインの早期立ち上げ
・作業手順と記録事項の共有による一体感
・施設及び設備の維持管理による測定品質の向上
備 考
NOTES
測定状況 (Situation of the measurement)
*1 測定方法に関して 独立行政法人産業技術総合研究所の指導を受けた
The procedure of the measurement was established under the guidance of the AIST.
*2 バックグラウンド値を差し引いていない値
BG(Background value) is not deducted.
*3 測定室における放射線による計数率
Measured radiation count rate at the testing
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測定者の
測定者の技能向上ーー技能
ーー技能試験
技能試験 の実施
講習会と
講習会と組み合わせた測定能力
わせた測定能力の
測定能力の証明
(1)主催・
主催・対象
主催:産業技術連携推進会議 知的基盤部会及び東北地域部会
対象:公設試職員
技能試験には全国の公設試のうち
ゲルマニウム半導体検出器を用い
て放射能測定を行っている10機関
が参加した。
(2)
)形態
基礎講習、機器講習と組み合わせた講習の一環としての技能確認。
測定結果により、装置の設定等が正しく行われているかが分かる。
(3)
)手順
標準線源をラウンドロビン式に回付する。
参加者は線源の放射能、及びヨウ素131の
検出限界について報告する。
35
測定者の
測定者の技能向上ーー標準物質
ーー標準物質の
標準物質の供給
放射性セシウムを
放射性セシウムを含
セシウムを含む玄米標準物質
玄米標準物質の
準物質の開発
認証標
認証標準物質を
準物質を頒布開始
放射能濃度
拡張不確かさ
拡張不確かさ(
かさ(k=2))
Bq / kg
Bq / kg
134Cs
33.6
2.6
137Cs
51.8
4.6
134Cs+137Cs
85.4
5.3
認証値
認証値
福島県産米の
福島県産米の
全数検査
・外観
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測定者の
測定者の技能向上ーー基準文書
ーー基準文書の
基準文書の作成
-国際
国際整合化
国際整合化へ
整合化への仕組作り
仕組作り1.試験所・
試験所・検査機関の
検査機関の認定指針作成
認定指針作成
放射能・
放射能・放射線測定
JAB RL363-2012 (放射性表面汚染・空間線量率測定)
JAB RL364-2011 (γ線スペクトロメトリ-による食品等の放射能濃度測定)
2. 工業標準化
(1)日本工業規格(
)
日本工業規格(JIS)
放射線防護装置の分野では、IEC規格への整合を一層推進。
平成24年度は下記規格を審議
シンチレーション式放射能測定器-食品中のγ線放出核種
・新規制定JIS
・JIS Z 4333改訂 X線及びγ線用線量当量率サーベイメータ
(2)国際電気標準会議(
)規格
国際電気標準会議(IEC)
原子力計測専門委員会の放射線防護計測分科会(IEC/TC45/SC45B)で汚染計
測装置を審議する新たな作業グループ(WG16)を立ち上げ
食品中γ線放出核種の放射能測定装置や体内放射能測定装置等のIEC規格をま
37
とめていく
おわりに
原発事故への
原発事故への対応
への対応を
対応を振り返って
• 日本の
日本の基準認証体制に
基準認証体制に対する試練
する試練
• 放射線計測の
放射線計測の国際同等性と
国際同等性と信頼性の
信頼性の表明
ラボ間比較
間比較の
結果を
明示して
して国際同等性
国際同等性をアピール
ラボ
間比較
の結果
を明示
して
国際同等性
をアピール
• 試験結果の
試験結果の信頼性の
信頼性の向上
測定手順の
測定手順
の国際整合化
測定者・・試験所
試験所の
能力の
確実な
測定者
の能力
の確実
な証明
• 基準認証インフラの
基準認証インフラの意義
インフラの意義を
意義を再認識
• 外国、
外国、農業生産者、
農業生産者、消費者からの
消費者からの信頼
からの信頼を
信頼を獲得
• 引き続き国民の
国民の信頼に
信頼に応える
農水産物、
食品、
飲料水を
中心とした
とした極低
極低レベル
レベル放射能
放射能の
農水産物
、食品
、飲料水
を中心
とした
極低
レベル
放射能
の試験結果
する信頼性
信頼性の
38
に対する
信頼性
の確保
ご清聴ありがとうございました
清聴ありがとうございました
39
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