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「黒い水」の原因のマンガンについて。
「黒い水」の原因のマンガンについて。 黒い水の原因 マンガンは自然水中では鉄と共存し,その 1/10 程度が含まれます。水道水中では 0.01∼0.05[mg/L]程度の含有量が多く,水源別では,地下水に多いとされています。 水道水には、極く微量ですがマンガンが含まれています。このマンガンは消毒の残留 塩素で酸化されると黒色の二酸化マンガンになります。この二酸化マンガンが、給・ 配水管内に徐々に付着していき、断水や水道工事等で水の流れが急激に変化する と剥離され排出されます。 対応のお願い この現象が一時的な場合は、水道水が透明になるまで捨水し、その後の水をご使 用ください。長時間にわたる場合は、市の上下水道課までご連絡ください。 また、洗濯は衣類の黒ずみの原因となりますので、ご使用をお控えください。 毒性について マンガンは人体にとって必須元素であります。成人の1日の必要量は概ね4mgと されています。 マンガンの毒性は低く、また人体への吸収も低いため、健康障害については、極め て多量に摂取したときを除き問題ありません。 水質基準は、0.05mg/L 以下に設定されていますが、これは黒水障害の発生防止 の観点から定められています。