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東北技術事務所体験型土木構造物実習施設利用要領

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東北技術事務所体験型土木構造物実習施設利用要領
東北技術事務所体験型土木構造物実習施設利用要領
(目的)
第1条 この要領は、東北技術事務所長(以下、「施設管理者」という。)が管理する体験
型土木構造物実習施設(以下、「実習施設」という。)の利用について必要な事項を
定めることにより、土木技術者の技術力向上を図ることを目的とします。
(利用対象者)
第2条 東北技術事務所体験型土木構造物実習施設利用要領(以下、
「利用要領」という。)
に基づき所要の利用等手続きを確実に実行し、利用要領の定めを遵守いただける方
であれば、どなたにでもご利用いただけます。
(利用の要件)
第3条 施設管理者は、次の要件を満たす場合に限り、利用対象者に対し体験コ-スを利
用させることができます。
1.東北技術事務所の業務の遂行に支障をきたすおそれがない場合。
(利用可能なコース)
第4条 利用可能なコースは以下の5コースとし、内容は別紙1のとおりです。
なお、所要時間は講師がテキストを使用して説明を行った場合であり、講師不要
の場合(非破壊試験の説明を除く)は、各コースとも2時間以内で利用者が時間を
決定することができます。
①体験型基礎コース
所要時間:約2時間
②品質確保コース(施工者向け)
所要時間:約1.5時間
③監督・検査コース(発注者向け)
所要時間:約2時間
④保全点検コース
所要時間:約2時間
⑤オーダーメイドコース
所要時間:約3時間
(利用の申し込み)
第5条 1.実習施設の利用を希望する方(以下、「利用者」という。)は、体験型土木構
造物実習施設利用申込書(以下、「申込書」という。)に必要事項を記入し、
利用日の14日前までに施設管理者に申し込むものとします。
なお、利用希望者の応募状況により、利用希望日を調整させていただく場
合があります。
2.施設の利用申込みは1回あたり5名以上とし最大で20名程度とします。
3.申込書用紙の入手方法は、次から選択してください。
① 東北技所術事務所ホ-ムペ-ジからダウンロ-ドしていただく方法
(http://www.thr.mlit.go.jp/tougi/jimutopi/kengaku/)
② 東北技術事務所施工調査・技術活用課宛に、ファックスで請求していただ
く方法。
(FAX:022-365-8152)
③ 東北技術事務所施工調査・技術活用課にお越しいただき入手いただく方法。
4.申込書提出の窓口は、東北技術事務所施工調査・技術活用課とし、メール、
ファックス又は持参により申込書を提出してください。
(E-mail:[email protected] FAX:022-365-8152)
- 1 -
(利用の受付)
第6条 施設管理者は、申込書の提出を受けた場合、審査のうえ、体験型土木構造物実習
施設利用受付書(以下、「受付書」という。)を交付するものとします。
受付書の交付は、メール又はファックスで行います。
(利用日・利用時間)
第7条 1.原則として、毎週水曜日とします。
なお、施設管理者の都合により、施設の利用が出来ないことがあります。
2.実習施設等の利用可能時間は、午前10時から12時まで又は午後1時30
分から午後3時30分までのどちらか2時間とします。
※オーダーメイドコースの場合は、午前9時30分から12時まで、又は
午後1時30分から4時までとなります
3.受付書交付後であっても、大雨・強風・地震発生等荒天の場合は施設の利用
を中止するものとし、前日までに利用者に対して、中止の連絡を行います。
この場合、代替日として利用予定日の次の日(原則木曜日)に利用日を変更
することができますので、利用日の変更を希望する場合は予め申込書にその
旨記載してください。
(受付の条件)
第8条 利用者は、利用にあたって、次の条件に従ってご利用ください。
1.実習施設利用中は、東北技術事務所職員の指示に従ってください。
2.実習施設を、申込書に記載の目的以外の用に供してはいけません。
3.実習施設若しくは備え付け物品を亡失あるいは破損したときは、その事実及
び事由を速やかに東北技術事務所職員に報告し、その指示を受けてください。
4.利用者の責に帰すべき事由により、体験コ-スを亡失又は破損したときは、
利用者において補填し、修理し又はその損害額を弁償してください。
5.利用者の責によらない故障等により、利用に支障を来したときは、その扱い
について施設管理者と協議してください。
6.実習施設を利用するときは、利用者において破損・事故のないよう細心の注
意を払って利用してください。
7.万一事故が発生した場合は、直ちに施設管理者に報告し、その指示に従って
ください。
8.利用者は、実習施設の利用に伴う事故の責務を負うことになります。
(その他)
第9条 利用者は、利用にあたって、次の項目に協力をお願いします。
1.洋服が汚れる可能性がありますので作業服を用意できる方はご準備ください。
2.ヘルメット持参が可能な方は持参してください。
数に限りがありますが、準備出来ない方にはお貸しします。
3.雨天(小雨程度)の場合には、雨具(傘)を持参してください。
附則
本要領は、平成20年4月1日から適用する。
平成25年5月16日 一部改正
平成26年5月20日 一部改正
平成26年6月30日 一部改正
平成27年6月10日 一部改正
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別紙-1
体験型土木構造物実習施設のコース概要
体験型土木実習施設のコース内容は以下の4コースで実施します。
体験内容の一部を表1.1~4に記載します。
なお、下記4コースの他、利用者のニーズに合わせて、利用モデルから体験内容
を選択できる、オーダーメイドコースもあります。
表1.1体験型基礎コースの内容
コース名
主な体験内容
体 験 型 基 礎 コース ● 不 具 合 事 例 を 見 な が ら 、 不 具 合 の
(2時間)
発生原因や品質への影響、不具合
の防止方法について学びます。
●土木工事で使用される構成部材を
見ながら名称や標準的な適用方法
(箇所)などを学びます。
●実例を見ながら施工手順を学びま
す。
習得する技術
●コンクリート打設にお
いて必要な品質管理の基
礎を習得します。
●各施設構築の施工手順、
施工上の留意点等を習得
します。
利用モデル
●橋梁下部工モデル●函渠工モデル
●杭基礎工モデル ●法面工モデル
●補強土壁工モデル
●防護柵工モデル
体
験
試
験
●鉄筋探査
● コンクリート強 度 推 定
表1.2品質確保コース(施工者向け)の内容
コース名
主な体験内容
習得する技術
品 質 確 保 コース
●体験型基礎コースの内容に加え、 ●工事現場における品質
( 1 .5 時 間 )
工事現場における施工管理や品質
向上のための技術を習
管理上留意すべき事項について学
得します。
びます。
利用モデル
●橋梁下部工モデル●函渠工モデル
●杭基礎工モデル ●擁壁工モデル
●補強土壁工モデル●足場工モデル
●防護柵工モデル
体
験
試
験
● コンクリート強 度 推 定
表1.3監督・検査コース(発注者向け)の内容
コース名
主な体験内容
習得する技術
監 督 ・ 検 査 コース ● 体 験 型 基 礎 コ ー ス の 内 容 に 加 え 、 ● 工 事 監 督 検 査 に お け る
(2時間)
監督又は検査において留意すべき
対応技術の向上と品質
点について学びます。
の良否を判定する技術
●不具合箇所が発生した場合の対処
等を習得します。
方法について学びます。
利用モデル
●橋梁下部工、上部工モデル
●函渠工モデル
●擁壁工モデル
●杭基礎工モデル ●仮設工モデル
●補強土壁工モデル●法面工モデル
●防護柵工モデル ●足場工モデル
●護岸工モデル
-1-
体
験
試
●鉄筋探査
● コンクリート強 度 推 定
●打音検査
験
表1.4保全点検コースの内容
コース名
保 全 点 検 コース
(2時間)
主な体験内容
習得する技術
●コンクリート構造物の施工時不良 ●既設構造物の点検技術
状況について学びます。
の向上と品質の良否を
●構造物の点検に必要な知識、留意
判定する技術等を習得
点について学びます。
します。
利用モデル
●橋梁下部工、上部工モデル
●函渠工モデル
体
験
試
験
●鋼材板厚測定
●塩分量測定
●打音検査
●オーダーメイドコースは、利用モデル一覧表から体験したいモデルを受講者が
選択し実施するものです。
例 え ば 、 コ ン ク リ ー ト 構 造 物 に 絞 っ て 受 講 し た い 場 合 は 、「 橋 梁 下 部 工 」 や 「 函
渠 工 」、「 擁 壁 工 」 等 を 選 択 す る と か 、 下 水 道 事 業 に 関 連 し て 受 講 し た い 場 合 は 、
「函渠工」や「仮設工」等を選択する等、申込時に受講者の要望を確認したう
えで、コースや時間割を決定します。
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