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1 - 農林水産省

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1 - 農林水産省
大学・IT企業と連携したスマート農業
導入の取組
佐賀県農業試験研究センター 横尾浩明
まずは、
の農産物紹介から
スマート農業推進フォーラム
農業を取り巻く課題
高齢化と担い手不足、技術伝承の難しさ、TPP問題
農業を発展させていくために重
要なこと
・生産性の向上
・次世代への技術伝承
・ブランド化・差別化・コスト削減
年齢階層別の基幹的農業従事者数
TPPによる農業への影響
・関税撤廃による輸入の増大と国内農業
の縮小
・輸入品と競合する国産農産物の価格
低下 など
TPP参加による農林水産物の
国内生産減少額
米
4.9
10.1
1.1
1.5 約3兆円の減少
2.9
3.6
4.6
豚肉
牛肉
牛乳・乳製品
砂糖
鶏・卵
※農産物19品目、林水産物14品目で算出
農林水産省「農業構造動態調査」
(組替集計)
スマート農業推進フォーラム
(内閣官房の資料より)
スマート農業推進フォーラム
三者連携コンセプト
スマート農業推進フォーラム
IT農業における三者連携協定
スマート農業推進フォーラム
IT農業における三者連携協定
楽しく、かっこよく、
稼げる農業の実現を
・農業に関する実用的な知見、ノウ
ハウ
・IT農業に関する農業からの新たな
佐賀から
知見・研究
・IT農業に関する新たな活用検討
・IT農業を担う人材育成
・実証実験およびフィールド提供
・実証実験フィールドの提供
・IT農業、特にITテクノロジーの
提供
・知財戦略 ノウハウ提供
・IT農業人材育成支援
スマート農業推進フォーラム
◆三者連携 活動状況
• 2015/8 佐賀県、佐賀大学、オプティムでIT農業に関する三者連携協定締
結を発表
• 2015/8 ビックデータ収集チーム、ドローンによる圃場撮影開始
• 2015/8 病害虫検出技術 共同特許出願
• 2015/9 佐賀県、佐賀大学、オプティムの三者での月次検討会 開始
• 2015/9 ドローンによる撮影開始、画像解析 実証実験開始
• 2015/9 スマートグラスによる農業活動のロギング研究開発を開始
• 2015/10 ドローン画像解析により大豆の害虫(ハスモンヨトウ)検出に成功
• 2016/1 画像分析による課題解決を目的として、AI・画像解析チーム発足
• 2016/3 施設園芸への映像解析技術導入
スマート農業推進フォーラム
研究ロードマップ
2015 :佐賀大学、佐賀県、オプティムによる研究チームの編成
(ドローン、ウェアラブル、データ解析、(畜産・鳥獣害))
佐賀大学農場、県試験場等を使った基礎試験開始
2016 :課題毎の研究スタート(ふやせる指標、減らせる指標)
2017 :現地圃場での実用化試験スタート
2018 :新技術(アグリドローン、画像解析、Cloud IoT OSなどを含む)の県内への普及
※スマート野菜®を含めた農産物マーケティングに当たっては、基礎研究の成果をみなが
ら、必要なチーム編成を行い販売企画の作成、参画経営者・産地への提案を進める
スマート農業推進フォーラム
佐賀県の土地利用型作物生産に係る課題
・担い手への農地の集積の進行、法人経営体の増加に
伴い、作業の効率化・低コスト化、作業の標準化、有効
な最新技術の導入等の一層の推進が求められている。
・法人経営体などにおいては、熟練農業者の経験や技
術の移転がスムーズに行えないため、生産が不安定に
なるなどの問題が発生している。また、新規就農者の技
術習得においても同様の問題がある。
対策にICT、ロボット技術を活用する
スマート農業推進フォーラム
佐賀県農業試験研究センター・茶業試験場における取組


ICT等の利用による土地利用型作物の省力化技術の開発と実証
土地利用型作物の生産において、省力型大規模経営を支援するため、ICTやロ
ボット技術を活用し、作業の効率化のための技術や熟練農業者の経験や知識の
スムーズな移転のための技術を開発する。
1.
2.
3.
4.
5.
固定センサーやネットワークカメラによるほ場モニタリング
水稲における水管理作業の短縮
茶園の生育状況・環境状況の把握
作業等の遠隔指示による技術伝達の効率化と作業の記録
圃場管理や作業等の効率的な指示
技術の確実な伝達の支援
作業記録
マルチコプターを用いたほ場のモニタリング
ほ場管理の省力化と生育状況や病害虫発生のモニタリング
アシストスーツ等を利用した重量作物の収穫作業の軽労化、効率化
タマネギ収穫作業における作業負荷の軽減と作業能率の向上
1・2・3で得られるビッグデータを管理、解析するためのプラットフォームの構築
スマート農業推進フォーラム
ICT等の利用による土地利用型作物の省力化技術の開発と実証
①ICTによる省力技術の開発と実証
佐賀農試・茶試
②ロボット等による省力技術の開発と実証
1)固定センサーやネットワークカメラ
によるほ場モニタリング
水位センサー
3)マルチコプターを用いたほ場の
モニタリング
フィールドサーバー
水位監視
水位自動制御
水田
茶園
生産環境と
生育状況把握
クラウド
5)プラットフォーム
構築
遠隔指示
作業の記録
スマートフォン
ウェアラブル
端末
ほ場管理の省力化
生育状況の把握
病害虫発生の
モニタリング
ビッグデータの管理・解析
遠隔指示アプリ
OPTiM社HPより
2)作業等の遠隔指示による技術伝達の
効率化と作業の記録
4)アシストスーツ等を利用した
重量作物の収穫作業の軽労化、
効率化 (タマネギ)
スマート農業推進フォーラム
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