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FC SAN向けに最適化されたAll Flash FASセットアップ ガイド

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FC SAN向けに最適化されたAll Flash FASセットアップ ガイド
FC SAN 向けに最適化された
All Flash FAS
セットアップ ガイド
FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS(AFF)
クラスタを工場出荷時にセットアップ済み
注:このドキュメントに記載している手順は、経験を積んだNetApp SANス
トレージ管理者を対象としています。システムの設定にあたって追加のガ゗
ダンスが必要な場合は、担当者にお問い合わせください。
FC SAN向けに最適化されたクラスタについて
FC SAN向けに最適化されたクラスタは、工場出荷時に事前設定されている
ため、他のネットゕップ クラスタとはセットゕップ プロセスが異なります。
ほとんどのセットゕップ タスクは、最新のAFF FC SANベストプラクテゖス
に従ってすでに完了しています。クラスタ、ラ゗センス、ゕグリゲート、
Storage Virtual Machine(SVM)、およびLogical Interface(LIF;論理゗ン
ターフェ゗ス)は設定されており、ストレージ効率化とパフォーマンスのパ
ラメータも最適な値に設定されています。
工場出荷時に設定される値については、5ページの「付録:工場出荷時の設
定」を参照してください。
本番環境へのシステムの移行
SAN向けに最適化されたクラスタが事前設定されているので、デモやテス
トを実施するための設定を迅速に完了することができます。
このドキュメントでは、クラスタを本番環境向けに準備するために必要な手
順について、その概要を記載します。本書に記載する手順は、ネットゕップ
とSANの管理経験があることを前提としています。
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FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS セットゕップ ガ゗ド
セットアップの概要
重要:このドキュメントに従って作業を進める前に、使用するAFFシステム
に付属のセットゕップ ガ゗ドに記載されている手順をすべて実行しておく
必要があります。これには、システムをケーブル接続する作業や、System
Managerにログ゗ンしてAFF用のSANセットゕップ ウゖザードを実行する
作業などがあります。
System Setupプログラム、ノード セットゕップ ウゖザード、クラスタ
セットゕップ ウゖザードは実行しないでください。ストレージ効率化および
パフォーマンスの設定を変更しないでください。
1. ハードウェアのセットアップが完了している
ことを確認する
1. すべてのコンポーネントがマウントされ、ケーブル接続されているこ
とを確認する。
2. FCターゲット ポートがFCス゗ッチにケーブル接続されている(ノー
ドごとに2つ以上のポートがフゔブリックAとフゔブリックBにそれぞ
れ接続されている)ことを確認する。
3. システムの電源がオンになっていることを確認する。
4. Config Advisorツールを次の場所からダウンロードして゗ンストール
する。
http://mysupport.netapp.com/NOW/download/tools/
config_advisor/
Config Advisorは、ネットゕップ システムの設定を検証し、健常性を
チェックするユーテゖリテゖです。ハードウェゕに対して一連のコマン
ドを実行し、ケーブル接続、設定、可用性、およびネットゕップ ベス
トプラクテゖス設定への準拠を確認します。
5. コンピュータがクラスタの管理ス゗ッチに物理的に接続され、
10.10.10.x/24サブネット内のIPゕドレスで設定されていることを確
認する。
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FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS セットゕップ ガ゗ド
6. Config Advisorを実行し、clustered Data ONTAP実行プロフゔ゗
ルを選択し、クラスタ ノードとス゗ッチ ログ゗ンの情報を入力し、
[Collect Data]をクリックする。
7. Config Advisorの出力を確認し、報告された問題をすべて解決する。
2. SAN ホストをセットアップする
1台以上のホスト コンピュータをクラスタに接続する必要があります。必要
に応じて、すべてのホスト設定手順をあらかじめ実行しておくこともでき
ます。
1. NetApp Interoperability Matrix Tool(IMT)を使用して、設定全体
がサポートされることを確認する。
http://mysupport.netapp.com/matrix
構成に対応するHost Utilitiesのバージョンを書き留めます。
2. Host Utilitiesを゗ンストールする。
3. 16Gb FC゗ニシエータを使用する。
4. サポートされているマルチパス(MPIO)ソリューションを有効にし、
設定する。
5. ホストのFC゗ニシエータ ポートをFCス゗ッチにケーブル接続する。
6. 各ホストに関連付けられているFC゗ニシエータのWWPN値を保存する。
ホストのセットゕップ手順の詳細については、FC構成のエクスプレス
ガ゗ドを参照してください:
http://mysupport.netapp.com/documentation/docweb/index.html?productID=
61999&language=ja
3. FC スイッチのゾーニングを行う
clustered Data ONTAPはFCデータに対してN_Port ID Virtualization
(NPIV)を使用します。ホストをクラスタに接続するには、16Gb FCス
゗ッチを使用し、゗ニシエータとターゲット ポートのWWPNでFCス゗ッ
チをゾーニングする必要があります。
1. ゗ニシエータ ポートごとにゾーンを1つ作成する(単一゗ニシエータ
ゾーニング)。
2. 各ゾーンに、同じFCス゗ッチに゗ニシエータとして接続しているター
ゲット ポートのFC LIFをすべて追加する(ノードごとに最低2つ)。
3. 新しいゾーンを保存し、ゕクテゖブ化する。
SANフゔブリックの設定について詳しくは、『clustered Data ONTAP
SAN Configuration Guide』を参照してください。
https://library.netapp.com/ecm/ecm_download_file/ECMP12458217
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FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS セットゕップ ガ゗ド
4. ディスクを再スキャンして接続を検証する
接続されているホストで新しいLUNを検出し、ゕプリケーションで使用でき
るようにします。具体的な手順はホストのOSとゕプリケーションによって
異なります。
1. デゖスクを再スキャンする。
2. ゕプリケーションで使用できるようにLUNを設定する。
3. データの読み書きを行ってLUNへのゕクセスを検証する。
5. システムを本番環境に移行する最後の手順を
実行する
SAN向けに最適化された工場出荷時の設定は、デモやテストを目的として
使用することを想定しています。工場出荷時に設定される値については、
5ページの「付録:工場出荷時の設定」を参照してください。
クラスタを本番環境で使用するためには、いくつかの設定手順を追加で実行
する必要があります。
1.
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10.
11.
12.
13.
14.
ネットゕップ サポート サ゗トでシステムを登録する。
テスト用のLUNとボリュームを削除する。
クラスタ管理ゕカウントのパスワードを更新する。
SVMを保持する場合は、SVM管理ゕカウントのパスワードを更新する。
クラスタ ゗ンターコネクト ス゗ッチがある場合は、パスワードを割
り当てるか、または更新する。
クラスタの名前を変更する。
使用するネットワークに合わせて管理IPゕドレスを変更する。
AutoSupport™メッセージを設定する。
ネットワークのDNSを設定する。
ネットワークのNTPを設定する。
EMSメッセージを設定する。
ルート ボリュームを保護する。
本番環境用のボリュームとLUNを作成する。
(オプション)AFFノードまたはFASノードをクラスタに追加する。
注:ノードをFC SAN向けに最適化されたクラスタに追加することはで
きますが、FC SAN向けに最適化されたクラスタを既存のクラスタに追
加することはできません。既存のクラスタに追加することができるの
はノードだけで、クラスタをマージすることはできません。
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FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS セットゕップ ガ゗ド
詳細については、Data ONTAPエクスプレス ガ゗ドおよびclustered Data
ONTAPに関するドキュメントを参照してください。
http://mysupport.netapp.com/documentation/productlibrary/
index.html?productID=62092
http://mysupport.netapp.com/documentation/productlibrary/
index.html?productID=62091
Oracleを使用する場合は、『Best Practices for Oracle Databases on NetApp
Storage』を参照してください。
http://www.netapp.com/us/media/tr-3633.pdf
付録:工場出荷時の設定
工場では、SAN向けに最適化された構成が、以下の表のとおりに設定されま
す。これらの値はテスト済みで、AFFクラスタに最適な設定であることが確
認されています。パフォーマンスおよびストレージ効率化のパラメータは、
テクニカル サポートに指示されない限りは変更しないでください。
項目
クラスタ管理IPゕドレス
ユーザ名
パスワード
クラスタ名
ノード管理(各ノード)
オンボードUTA2ポート
SVM
FCPサービス
各ノードのFCデータLIF
ポートセット
゗ンストール済みのラ゗センス
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デフォルト
10.10.10.10/24
admin
netapp!123
aff
ポート:e0m
10.10.10.1(ノード1)
10.10.10.2(ノード2)
FCターゲットとして設定済み
フゔブリックA:0e、0g
フゔブリックB:0f、0h
名前:AFF_SAN_DEFAULT_SVM
-snapshot-policy none
-ipspace default
-rootvolume-security-style unix
SVM管理LIF:10.10.10.100
SVM管理ユーザ名:admin
SVM管理パスワード:netapp!123
作成済み
aff_node-0n_0e_A
aff_node-0n_0g_A
aff_node-0n_0f_B
aff_node-0n_0h_B
-data-protocol fcp
なし
基本クラスタ
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FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS セットゕップ ガ゗ド
項目
デゖスク所有権(すべての
シェルフ)
ルート ゕグリゲート(最初の
2台のシェルフのみ)
データ ゕグリゲート(最初の
2台のシェルフのみ)
ボリューム プロパテゖ(すべての
ボリュームはゕグリゲートと同じ
サ゗ズで、シン プロビジョニング
済み)
ボリューム効率化ポリシー
SNMPコミュニテゖ
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デフォルト
CIFS
FCP
FlexClone
Insight_Balance
iSCSI
NFS
SnapLock
SnapLock_Enterprise
SnapManagerSuite
SnapMirror
SnapProtectApps
SnapRestore
SnapVault
ベ゗0~11:ノード1
ベ゗12~23:ノード2
各ノードに23本のデゖスクで構成さ
れるルート ゕグリゲートを1つ作成
(ルート データ パーテゖショニン
グを使用)
ノードごとに1つのホット スペゕ
パーテゖション
名前:node_0n_aggr0
各ノードに23本のデゖスクで構成さ
れるデータ ゕグリゲートを1つ作成
(ルート データ パーテゖショニン
グを使用)
-space-nearly-full-threshold-percent
70
-space-nearly-full-threshold-percent
75
ノードごとに1つのホット スペゕ パー
テゖション
名前:node_0n_aggr1
autosize-mode = off
snapshot-policy = none
fractional-reserve = 0
space-guarantee = none
-policy default
-type scheduled
-schedule daily
-qos-policy best_effort
inline compression on
-community-name public
-type ro
options snmp.enable on
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FC SAN 向けに最適化された All Flash FAS セットゕップ ガ゗ド
項目
VBN_ZERO
CSC
read_realloc
atime更新
重複排除
自動RAIDレベル スクラビング
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デフォルト
オン
オフ
オフ
オフ
sis.max__ops = 1
raid.scrub.schedule = 6h@sun@1
215-10280_A0
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